JP2012090384A - スイッチングレギュレータ - Google Patents

スイッチングレギュレータ Download PDF

Info

Publication number
JP2012090384A
JP2012090384A JP2010233213A JP2010233213A JP2012090384A JP 2012090384 A JP2012090384 A JP 2012090384A JP 2010233213 A JP2010233213 A JP 2010233213A JP 2010233213 A JP2010233213 A JP 2010233213A JP 2012090384 A JP2012090384 A JP 2012090384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switching
load
control signal
output voltage
comparator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010233213A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6000508B2 (ja
Inventor
Yasuhide Komiya
康秀 小宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Semiconductor Ltd
Original Assignee
Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Semiconductor Ltd filed Critical Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority to JP2010233213A priority Critical patent/JP6000508B2/ja
Priority to US13/187,013 priority patent/US8878504B2/en
Priority to CN201110240124.3A priority patent/CN102457183B/zh
Publication of JP2012090384A publication Critical patent/JP2012090384A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6000508B2 publication Critical patent/JP6000508B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/02Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac
    • H02M3/04Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/10Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M3/145Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/155Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/156Conversion of dc power input into dc power output without intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of output voltage or current, e.g. switching regulators
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/0003Details of control, feedback or regulation circuits
    • H02M1/0032Control circuits allowing low power mode operation, e.g. in standby mode
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Abstract

【課題】軽負荷時にスイッチング動作を休止するスイッチングレギュレータの出力電圧のリップルを小さくする。
【解決手段】スイッチングレギュレータは,高電源側に接続された第1のトランジスタPMOSと低電源側に接続された第2のトランジスタNMOSとの接続ノードLXを出力端子とし、インダクタLoとキャパシタCoとからなる平滑化回路を介して負荷10を接続している。スイッチング制御ユニット20は、出力電圧Voが上昇したときに第1,第2のスイッチングパルスPout、Noutの生成を休止し、出力電圧Voが低下したときに第1,第2のスイッチングパルスPout、Noutを生成させるパルス休止制御信号compoutを生成すると共に、負荷の増大に応じてパルス休止状態からスイッチング動作への切り替わりタイミングを早めるタイミング制御信号CTLを入力する第1のコンパレータCOMP1を有す。
【選択図】図7

Description

本発明は,スイッチングレギュレータに関する。
スイッチングレギュレータは,供給される電源電圧から負荷回路が使用する内部電源電圧を生成する。直流電源電圧から直流の内部電源電圧を生成するスイッチングレギュレータは,DCDCコンバータとも称される。
スイッチングレギュレータは,高い電源電圧側に接続される第1のトランジスタと,低い電源電圧(グランド)側に接続される第2のトランジスタとを有し,両トランジスタの接続ノードに接続したLC平滑化回路を介して出力電圧を負荷回路に供給する。両トランジスタのスイッチング動作を適宜制御することで,出力電圧を所望の電位に維持する。このLC平滑化回路は,スイッチングレギュレータが形成される集積回路チップの外側に設けられたり,集積回路チップ内に設けられたりする。
スイッチングレギュレータは,出力電圧をモニタし,出力電圧が所望の電位に維持されるように第1,第2のトランジスタを交互に導通させる。たとえば,負荷が重くなり出力電圧が低下すれば第1のトランジスタを導通する期間を長くして,出力電圧の低下を抑制する。または,スイッチングレギュレータは,出力電流をモニタし,出力負荷の大きさに応じて変化する出力電流の大きさに応じて,第1のトランジスタの導通期間を制御する。
特開平11−155281号公報 特開2009−148111号公報
スイッチングレギュレータの効率を高めるために,軽負荷時に両トランジスタのスイッチング回数を減らすことが行われる。例えば,軽負荷になるとスイッチング周波数を低くして,スイッチング回数を減らす。または,軽負荷になると両トランジスタのスイッチング動作を休止するようにして,一定期間内のスイッチング回数を減らす。これにより,軽負荷時において,スイッチング動作に伴って生じるスイッチングロスを減らして効率を高めることができる。
しかしながら,スイッチング回数を減らしたり,スイッチング動作を休止すると,出力に電流が供給されない期間が発生し,その間の出力電圧の垂下により出力電圧の変動(リップル)が大きくなるという問題が生じる。特に,軽負荷時でも徐々に負荷が重くなると,出力電圧の垂下の程度も大きくなり,出力電圧変動(リップル)も大きくなる。
そこで,本発明の目的は,出力電圧のリップルを抑制したスイッチングレギュレータを提供することにある。
スイッチングレギュレータの第1の側面は,高電源側に接続された第1のトランジスタと,低電源側に接続された第2のトランジスタとを有し,前記第1,第2のトランジスタの接続ノードを出力端子とする出力回路と,
前記出力端子に平滑化回路を介して接続される負荷回路の負荷に応じて,前記第1,第2のトランジスタを交互にスイッチングする第1,第2のスイッチングパルスを生成するスイッチング制御ユニットと,
前記平滑化回路により生成される出力電圧を監視し,前記出力電圧が上昇したときに前記第1,第2のスイッチングパルスの生成を休止させ低下したときに前記第1,第2のスイッチングパルスを生成させるパルス休止制御信号を生成する第1のコンパレータとを有し,
前記駆動制御ユニットは,前記パルス休止制御信号に応答して前記第1,第2のスイッチングパルスの生成を休止する休止動作と生成するスイッチング動作を行い,さらに,前記負荷回路の負荷の増大に応じて,休止動作からスイッチング動作への切り替わりタイミングを早めるタイミング制御信号を前記第1のコンパレータに出力する。
第1の側面によれば,出力電圧のリップルを抑制できる。
スイッチングレギュレータの動作を示す図である。 スイッチングレギュレータの負荷電流Ioと効率の関係を示す図である。 電流モード方式のスイッチングレギュレータの構成図である。 図3のスイッチングレギュレータの動作を示す図である。 コンパレータ方式のスイッチングレギュレータの構成図である。 図5のスイッチングレギュレータの動作を示す図である。 第1の実施の形態におけるスイッチングレギュレータの構成図である。 パルス生成回路21の構成図である。 PFMコンパレータCOMP1の回路図である。 第1の実施の形態のスイッチングレギュレータの動作を示す図である。 第2の実施の形態におけるスイッチングレギュレータの構成図である。 パルス生成回路の構成図である。 第2の実施の形態におけるスイッチングレギュレータの動作を示す図である。 第3の実施の形態におけるコンパレータ方式でのPFMコンパレータCOMP1の回路図である。 第3の実施の形態におけるコンパレータ方式のスイッチングレギュレータの動作を示す図である。 第4の実施の形態におけるコンパレータ方式でのPFMコンパレータCOMP1の回路図である。 第4の実施の形態におけるスイッチングレギュレータの動作図である。
本実施の形態にかかるスイッチングレギュレータは,高電源側に接続された第1のトランジスタと,低電源側に接続された第2のトランジスタとを有する出力回路と,第1,第2のトランジスタの接続ノードである出力端子に平滑化回路を介して接続される負荷回路の負荷に応じて,第1,第2のトランジスタを交互にスイッチングする第1,第2のスイッチングパルスを生成するスイッチング制御ユニットとを有する。スイッチングレギュレータの具体的な構成は,後で詳述する。
図1は,スイッチングレギュレータの動作を示す図である。負荷電流Ioが大きい重負荷では,スイッチング制御ユニットは,負荷回路の負荷に応じてパルス幅変調(Pulse Width Modulation :PWM)した第1,第2のスイッチングパルスを継続して生成する。図中,スイッチング波形のパルス幅は一定に示されているが,実際には負荷に応じてそのパルス幅が制御される。たとえば,負荷が重くなれば第1のトランジスタをオンにする時間を長くし,負荷が軽くなれば短くする。その結果,出力電圧はほぼ一定に保たれる。
一方,軽負荷では,スイッチング制御ユニットは,パルス幅変調などにより第1,第2のスイッチングパルスを生成するスイッチング動作期間(図中SW)と,第1,第2のスイッチングパルスの生成を休止する休止動作期間(図中ST)とを交互に繰り返す。その結果,出力電圧は,スイッチング期間SWに上昇し,休止期間STに下降し,リップル電圧を有する。
このように,重負荷モードでは,PWM変調により第1,第2のトランジスタがスイッチング動作し,一方,軽負荷モードでは,スイッチング期間SWと休止期間STとを交互に繰り返す。つまり,軽負荷モードではスイッチングパルスの密度が低下するので,一種のPFM変調である。
図2は,スイッチングレギュレータの負荷電流Ioと効率の関係を示す図である。効率は,入力電力に対する負荷回路に供給される電力の割合である。図2に示されるとおり,軽負荷ほど,負荷回路に供給される電力に対して,スイッチング動作での消費電力の割合が大きい為,効率が低下する。特に,軽負荷時の休止期間STでの消費電流を小さくすることが効率を高くするためには不可欠である。そのため,軽負荷時のスイッチング期間SWと休止期間STとを制御するコンパレータでは,休止期間中の電流消費量を最小限に抑えるため,そのバイアス電流は最小限に設定される。
図3は,電流モード方式のスイッチングレギュレータの構成図である。供給される電源電圧Vinから負荷回路10に供給する出力電圧Voが生成される。スイッチングレギュレータは,電源電圧Vin側に接続されるPチャネルMOSトランジスタPMOS(第1のトランジスタ)と,グランドVss側に接続されるNチャネルMOSトランジスタNMOS(第2のトランジスタ)とを有する出力回路を有する。2つのトランジスタの接続ノードLXには,インダクタLoとキャパシタCoとからなる平滑化回路が接続される。出力電圧Voは,平滑化回路を介して生成される。このインダクタLoとキャパシタCoからなる平滑化回路は,スイッチングレギュレータが形成される半導体チップ外に設けられる場合が多い。ただし,半導体チップ内に設けられることもある。
これらの第1,第2のトランジスタは,第1,第2のスイッチングパルスPout,Noutにより交互に導通,非導通する。第1のトランジスタPMOSが導通し,第2のトランジスタNMOSが非導通になると,接続ノードLXは電源電位になり,電流IpがインダクタLoに流れる。第1のトランジスタPMOSが導通した後,インダクタLoに流れる電流ILo(=Ip)は徐々に増大する。その後,第1のトランジスタPMOSが非導通,第2のトランジスタNMOSが導通すると,第2のトランジスタNMOSからの電流InがインダクタLoに流れる。インダクタLoに流れる電流ILoは,増大した電流値から徐々に減少する。やがて電流ILoはゼロになり,図3中の矢印とは逆方向に流れる場合がある。
インダクタLoを流れる電流のうち,AC成分はキャパシタCoに充電され,一方DC成分は負荷回路10に負荷電流Ioとして流れる。負荷が重くなると電流Ipは大きくなり,負荷が軽くなると電流Ipは小さくなる。
スイッチングレギュレータのスイッチング制御ユニット20は,出力電圧Voを抵抗Ra,Rbで分圧したフィードバック電圧FBと第1の基準電圧Vref1との差分を増幅するエラーアンプERRAMPと,第1のトランジスタPMOSと電源Vinとの間の抵抗R1を流れる電流Ipを電圧に変換するI/V変換回路22と,その変換された電圧VdrとエラーアンプERRAMPが出力する差分電圧Verrとを比較し,パルス幅変調(PWM)信号PWM_outを出力する第2のコンパレータ(PWMコンパレータ)COMP2とを有する。
エラーアンプERRAMPは,フィードバック電圧FBが第1の基準電圧Vref1に等しくなるように制御される。また,負荷の重さに依存する電流Ipとそれから変換された電圧Vdrは,第1のトランジスタPMOSのスイッチング動作に同期して間欠的に発生する。したがって,PWM信号PWM_outは,負荷の大きさに応じたデューティ比を有するパルス信号である。
エラーアンプERRAMPは,フィードバック容量C1を有し,負荷が重くなり出力電圧Voが下降しフィードバック電圧FBが下降すると,出力の差分電圧Verrが上昇する。逆に負荷が軽くなり出力電圧Voが上昇すると,差分電圧Verrは下降する。つまり,差分電圧Verrは出力電圧Voと逆相で変化する。
前述のとおり,負荷が重くなると電流Ipが大きくなるので電圧Vdrが大きくなる。その結果,PWMコンパレータCOMP2が生成するPWM信号PWM_outのパルス幅は広くなる。逆に,負荷が軽くなると電圧Vdrが小さくなりPWM信号PWM_outのパルス幅は狭くなる。
スイッチング制御ユニット20は,さらに,第1,第2のスイッチングパルスPout,Noutを生成するパルス生成回路21と,基準クロックOSC_REFを生成する発振器OSCとを有する。パルス生成回路21,基準クロックOSC_REFに同期して,PWM信号PWM_outに基づいてデューティ比制御された第1,第2のスイッチングパルスPout,Noutを生成する。
また,スイッチング制御ユニット20は,エラーアンプが生成する差分電圧Verr(マイナス入力)と第2の基準電圧(PFM閾値電圧)pfmvth(プラス入力)とを比較する第1のコンパレータ(PFMコンパレータ)COMP1を有する。PFMコンパレータCOMP1は,軽負荷状態のPFMモードでのスイッチング動作と休止動作のタイミングを決定する。すなわち,PFMコンパレータCOMP1は,出力電圧Voが上昇し差分電圧Verrが下降すると,出力信号compoutをHレベルにし,逆に出力電圧Voが下降し差分電圧Verrが上昇すると,出力電圧compoutをLレベルにする。
パルス生成回路21は,compoutがHレベルの時は,第1,第2のスイッチングパルスPout,Noutの生成を休止し,compoutがLレベルの時は,第1,第2のスイッチングパルスPout,Noutを生成する。つまり,PFMコンパレータCOMP1はPFM制御信号compoutを生成するコンパレータである。そして,PFM制御信号compoutはパルス休止制御信号であり,第2の基準電圧pfmvthは,PFMモードでの休止動作とスイッチング動作とを区別するPFM閾値電圧である。
したがって,重負荷では出力電圧Voは所望の電圧に維持され,PFM制御信号compoutはLレベルに維持され,パルス生成回路21は,第1,第2のスイッチングパルスPout,Noutの生成を継続する。逆に,軽負荷のPFM動作では出力電圧Voがリップルを有し,出力電圧Voが上昇すればPFM制御信号compoutはHレベルになり,パルス生成回路21はスイッチングパルスを生成しない休止動作になり,出力電圧Voが下降すればPFM制御信号compoutはLレベルになり,パルス生成回路21はスイッチングパルスを生成するスイッチング動作になる。
図4は,図3のスイッチングレギュレータの動作を示す図である。図中,軽負荷状態であって軽い状態から重い状態まで3つの状態と,さらに重負荷状態が示されている。出力電流Ioは,負荷が重くなるほど大きくなる。前述のとおり,重負荷状態では,パルス生成回路21がPWM制御された第1,第2のスイッチングパルスPout,Noutを継続して生成する。一方,軽負荷状態では,第1,第2のスイッチングパルスが生成されるスイッチング期間SWと,生成されない休止期間STとが交互に繰り返される。
出力電圧Voの変化に対応してエラーアンプの差分電圧Verrは,出力電圧Voと逆相で変化する。差分電圧VerrがPFM閾値電圧pfmvthより低くなると,PFM制御信号compoutはHレベルになり,スイッチング休止期間STになる。図中,t1,t3,t5とT1,T3,T5の通りである。逆に,差分電圧Verrがpfmvthより高くなると,PFM制御信号compoutはLレベルになり,スイッチング期間SWになる。図中t2,t4,t6とT2,T4,T6の通りである。
ただし,第1のコンパレータCOMP1の応答速度により,差分電圧Verrが閾値pfmvthを横切る時間t1〜t6に対して,PFM制御信号compoutが変化する時間T1〜T6は所定の遅延時間を要する。
休止期間STでは,第1,第2のトランジスタがスイッチング動作しないので,平滑化回路への電流供給はない。そのため,負荷回路の負荷電流により出力電圧Voは,休止期間ST中は垂下する。しかも,図示されるとおり,軽負荷状態でもその負荷の大きさに応じて出力電圧Voの垂下する電圧は異なる。最も負荷が小さい軽負荷1の状態よりも,最も負荷が大きい軽負荷3の状態のほうが,出力電圧Voの垂下レベルは大きい。
その結果,軽負荷状態でのスイッチング期間SWと休止期間STとを交互に繰り返すPFMモードでは,出力電圧Voの変動電圧,リップル電圧が,負荷が重いほど大きくなる。このようなリップル電圧の増加は,DCDCコンバータであるスイッチングレギュレータの出力電圧としては低品質であり,好ましくない。
図5は,コンパレータ方式のスイッチングレギュレータの構成図である。コンパレータ方式の場合,PFM制御信号compoutを生成するPFMコンパレータCOMP1は,出力電圧Voを抵抗Ra,Rbで分圧したフィードバック電圧FB(マイナス入力)と,基準電圧(PFM閾値電圧)Vref3(プラス入力)とを比較する。PFMコンパレータCOMP1の出力はインバータ24を介してPFM制御信号compoutになる。
また,PWM回路23は,出力電圧Voを監視し,Voに応じたパルス幅に変調されたPWMパルスPWM_outを生成する。そして,パルス生成回路21は,このPWMパルスPWM_outに基づいて図示しない基準クロックに同期した第1,第2のスイッチングパルスPout,Noutを生成する。
さらに,パルス生成回路21は,軽負荷状態のPFM制御では,PFM制御信号compoutに応じて第1,第2のスイッチングパルスを生成するスイッチング期間SWと,生成しない休止期間STとを繰り返し,重負荷状態ではPWM制御で第1,第2のスイッチングパルスを生成する。
図6は,図5のスイッチングレギュレータの動作を示す図である。図6中も,図4と同様に,軽負荷状態であって軽い状態から重い状態まで3つの状態と,さらに重負荷状態が示されている。出力電流Ioは,負荷が重くなるほど大きくなる。また,重負荷状態では,パルス生成回路21がPWM制御された第1,第2のスイッチングパルスPout,Noutを継続して生成する。一方,軽負荷状態では,第1,第2のスイッチングパルスが生成されるスイッチング期間SWと,生成されない休止期間STとが交互に繰り返されるPFM制御になる。
PFMコンパレータCOMP1は,出力電圧Voの分圧電圧FBを基準電圧Vref3と比較し,出力電圧Voが上昇して基準電圧Vref3を超えれば,PFM制御信号compoutをHレベルにする。時間t1,t3,t5とT1,T3,T5の通りである。逆にコンパレータCOMP1は,出力電圧Voが低下して基準電圧Vref3より低くなると,PFM制御信号compoutをLレベルにする。時間t2,t4,t6とT2,T4,T5のとおりである。時間T1,T3,T5で休止期間STになり,時間T2,T4,T6でスイッチング期間SWになる。
ただし,PFMコンパレータCOMP1の応答時間により,出力電圧Voが基準電圧Vref3を横切る時間t1〜t6に対して,PFM制御信号compoutが変化する時間T1〜T6は所定の遅延時間後である。
コンパレータ方式の場合も,休止期間STでは,第1,第2のトランジスタがスイッチング動作しないので,平滑化回路への電流供給はなく,負荷回路の負荷電流により出力電圧Voは休止期間ST中に低下する。しかも,軽負荷状態でもその負荷の大きさに応じて出力電圧Voの垂下する電圧は異なる。最も負荷が小さい軽負荷1の状態よりも,最も負荷が大きい軽負荷3の状態のほうが,出力電圧Voの垂下レベルは大きい。
その結果,軽負荷状態でのスイッチング期間SWと休止期間STとを交互に繰り返すPFMモードでは,出力電圧Voの変動電圧,つまりリップル電圧が,負荷が重いほど大きくなる。
[第1の実施の形態]
図7は,第1の実施の形態におけるスイッチングレギュレータの構成図である。これは電流モード方式のスイッチングレギュレータであり,図3と同じ構成要素には同じ引用番号が与えられている。
図7において,図3と異なるところは,パルス生成回路21が,軽負荷状態のPFMモードにおいて,スイッチング期間SWでのスイッチング回数に対応する制御信号CTLを出力し,第1のコンパレータCOMP1の応答速度がこの制御信号CNTに応じて制御されることである。スイッチング回数が多いほど応答速度がより速く制御され,PFM制御信号compoutの切り替わりタイミングがより速く制御される。つまり,制御信号CNTは,PFMコンパレータCOMP1の切り替わりタイミングを速く制御するタイミング制御信号である。そして,応答速度の制御は,後述する例では,第1のコンパレータCOMP1のバイアス電流値を制御することで行われる。すなわち,バイアス電流を大きくすることで応答速度が速くなる。
図8は,パルス生成回路21の構成図である。パルス生成回路21では,アンチシュート回路30が,基準クロックOSC_REFに同期し,PWM信号PWM_outに対応するデューティ比を有する第1,第2のスイッチングパルスPout,Noutを生成する。さらに,アンチシュート回路30は,第1,第2のトランジスタが同時にオン状態にならないように第1,第2のスイッチングパルスPout,Noutを生成する。このアンチシュート回路30は,PFM制御信号compoutに応じて,スイッチング期間SW(compout=L)では第1,第2のスイッチングパルスPout,Noutを生成し,休止期間ST(compout=H)では生成を休止する。
さらに,パルス生成回路21では,カウンタ32が,スイッチング期間SWでのスイッチング回数SWCをカウントするカウンタ32を有し,カウンタ32のカウント信号A〜Dは,制御信号CTLとして出力される。カウント信号A〜Dは,スイッチング回数が増えるほど「1」になるA〜Dの数が増える。そして,PFM制御信号compoutがLレベルからHレベルに立ち上がるときに,カウント値がPFMコンパレータCOMP1にロードされ,その直後にリセットされる。
図9は,PFMコンパレータCOMP1の回路図である。図9には,PFMコンパレータのバイアス電流回路35と差動トランジスタ回路34とが示されている。バイアス電流回路35は,カレントミラー回路33と,制御信号CTLのカウント信号A〜Dでオンオフ制御されるスイッチSW1〜SW4とからなる。
カレントミラー回路33では,基準電流Irefのトランジスタサイズ(正確にはゲート幅)比に応じた電流が,トランジスタP1,P2,P3,P4に流れる。そこで,カウント信号A〜Dが「1」になるとスイッチSW1,SW2,SW3,SW4がそれぞれ導通し,差動トランジスタ回路34に流れるバイアス電流Ibiasが増加する。バイアス電流Ibiasが増加すれば,差動トランジスタ回路34の応答特性が速くなり,差分電圧Verrが閾値pfmvthを超えてからPFM制御信号cmpoutが反転するまでの時間が短くなる。
図10は,第1の実施の形態のスイッチングレギュレータの動作を示す図である。図10には,図4と同様の出力電流Ioと,出力電圧Voと,差分電圧Verrと,接続ノードLXの電圧と,PFM制御信号compoutに加えて,カウンタ32のカウント値,PFMコンパレータCOMP1のバイアス電流Ibiasと,第1,第2のスイッチングパルスPout,Noutとが示されている。
図10においても,軽負荷モードのPFMモードと,重負荷モードのPWMモードとが示され,軽負荷モードでは,最も負荷が軽い軽負荷1と,次に負荷が軽い軽負荷2と,最も負荷が重い軽負荷3とに順番に変化している。出力電圧Voと差分電圧Verrとは逆相の関係である。また,軽負荷のPFMモードでは,PFMコンパレータCOMP1は,差分電圧Verrが閾値pfmvthより低くなるとPFM制御信号compoutがHレベルになり,パルス生成回路を休止動作STにし,逆になるとPFM制御信号compoutがLレベルになり,パルス生成回路をスイッチング動作SWにする。
さらに,重負荷モードのPWMモードでは,電流Ipが大きくなるにしたがいスイッチングパルスPout,Noutのデューティ比を可変制御して,トランジスタPMOSによる駆動時間を長くする。ただし,図10では簡単のためにパルス幅は一定になっている。
図示されるとおり,時間t1〜t6での差分電圧Verrの変化に対応して,PFMコンパレータCOMP1は所定時間遅延してPFM制御信号compoutをHレベルまたはLレベルに反転する。
図4において,軽負荷のPFMモードでの休止動作期間STでの出力電圧Voの垂下の幅が大きくリップル電圧が大きくなるのを抑制するために,このスイッチングレギュレータでは以下の動作を行う。
まず,カウンタ32が,軽負荷のPFMモードにおいて,スイッチング動作期間SWでのスイッチング回数をカウントする。スイッチング動作期間SWでは,第1,第2のスイッチングパルスPout,Noutが生成され,第1のスイッチングパルスPoutがLレベルのときの第1のトランジスタPMOSの駆動動作により,出力電圧Voが上昇する。そして,出力電圧Voがある電圧まで上昇すると,差分電圧Verrが閾値pfmvthより低くなり(時間t1,t3,t5),PFMコンパレータCOMP1がその状態に応答してPFM制御信号compoutをHレベルに反転する(時間T1,T3,T5)。compout=Hになると,PFMコンパレータは休止動作期間STになる。
さらに,休止動作期間STでは,第1,第2のトランジスタが動作しないので,負荷電流により,出力電圧Voは垂下する。そして,出力電圧がある電圧まで低下すると,差分電圧Verrが閾値pfmvthより高くなり(t2,t4,t6),PFMコンパレータCOMP1がその状態に応答してPFM制御信号compoutをLレベルに反転する(時間T2,T4,T6)。この時間t2,t4,t6から時間T2,T4,T6までのそれぞれの遅延時間が,PFMコンパレータCOMP2の応答速度に対応する。
スイッチング動作期間SWでは,負荷が軽いときは少ないスイッチング回数で出力電圧Voは所望のレベルまで上昇するのでカウンタのカウント値が小さく,逆に,重いときはカウント値が大きくなる。そこで,そのカウント値が増大することに対応して,PFMコンパレータのバイアス電流Ibiasを増大させてPFMコンパレータの応答速度を速め,時間t2,t4,t6から時間T2,T4,T6までのそれぞれの遅延時間を短くしている。時間T2-T3でのカウント値が「2」であるので,時間T3-T4でのバイアス電流Ibiasが大きくなり,時間T4-T5でのカウント値が「3」であるので,時間T5-T6でのバイアス電流Ibiasが更に大きくなっている。
その結果,時間t4からT4までの遅延時間,時間t6からT6までの遅延時間がこの順番で短くなり,負荷が重くなる軽負荷2,軽負荷3では休止動作STの終了タイミングが早められ,休止動作期間STでの出力電圧Voの垂下レベルを小さくしている。これにより,出力電圧Voのリップル電圧を抑制することができる。
一方,重負荷のPWMモードでは,PFM制御信号compoutがLレベルからHレベルになることはないので,カウンタのカウント値の制御信号CTLがPFMコンパレータのバイアス回路35にロードされて反映されることはない。
本実施の形態では,最も負荷が軽い軽負荷1で必要最小限のPFMコンパレータのバイアス電流を設定しておくのが好ましい。そして,カウンタとPFMコンパレータCOMP1のバイアス電流回路により,負荷の大きさをPFM制御信号compout=Lのスイッチング動作SW中に検出し,次のcompout=Hの休止動作期間STでのバイアス電流Ibiasをその負荷の大きさに応じて増加するようにしている。これにより,負荷が重くなる時だけPFMコンパレータのバイアス電流を大きくして,効率の向上を図っている。
[第2の実施の形態]
図11は,第2の実施の形態におけるスイッチングレギュレータの構成図である。このスイッチングレギュレータは,コンパレータ方式のものであり,図5と同じである。ただし,図5と異なるところは,パルス生成回路21が,軽負荷状態のPFMモードにおいて,スイッチング期間SWでのスイッチング回数に対応する制御信号CTLを出力し,第1のコンパレータCOMP1の応答速度がこの制御信号CNTに応じて制御されることである。その動作は,第1の実施の形態とほぼ同等である。
図12は,パルス生成回路の構成図である。パルス生成回路21は,PWM信号PWM_outに基づいて,第1,第2のスイッチングパルスPout,Noutを同時オンしないように生成するアンチシュート回路30と,軽負荷のPFMモードでのスイッチング動作期間SWでのスイッチ回数をカウントするカウンタ32とを有する。カウンタ32の動作は,第1の実施の形態と同じである。
第2の実施の形態においても,PFMコンパレータCOMP1のバイアス電流が,カウンタ値に応じて可変制御される。PFMコンパレータの構成は,図9と同じである。したがって,スイッチング動作期間SWでのスイッチ回数が多いほど負荷が重くなることを意味するので,PFMコンパレータのバイアス電流を増加するように制御される。これにより,軽負荷モードにおいて負荷が重くなるほどPFMコンパレータの応答速度が速くなり,休止期間STを短くし,出力電圧Voの垂下レベルを抑制することができる。
図13は,第2の実施の形態におけるスイッチングレギュレータの動作を示す図である。この動作図では,第1の実施の形態の動作図である図10とは,PFMコンパレータCOMP1が出力電圧Voと基準電圧Vref3との比較で,PFM制御信号compoutを生成していることが異なる。それ以外の軽負荷でのPFM制御信号compout,カウント値counter,PFMコンパレータのバイアス電流Ibiasの制御は,図10と同じである。
すなわち,図10と同様に,カウンタ32は,スイッチング動作期間SWでのスイッチング回数をカウントし,負荷が軽いときはそのカウント値が小さく,重いときはカウント値が大きくなる。そこで,そのカウント値が増加することに対応して,PFMコンパレータのバイアス電流Ibiasを増加させてPFMコンパレータの応答速度を速め,時間t2,t4,t6から時間T2,T4,T6までのそれぞれの遅延時間を短くしている。時間T2-T3でのカウント値が「2」であるので,時間T3-T4でのバイアス電流Ibiasが大きくなり,時間T4-T5でのカウント値が「3」であるので,時間T5-T6でのバイアス電流Ibiasが更に大きくなっている。
その結果,時間t4からT4までの遅延時間,時間t6からT6までの遅延時間がこの順番で短くなり,負荷が重くなる軽負荷2,軽負荷3では休止動作期間STの終了タイミングが早められ,休止動作期間STでの出力電圧Voの垂下レベルを小さくしている。これにより負荷が重い場合の出力電圧Voのリップルが抑制される。図13に示されるとおり,出力電圧Voのリップル電圧は小さくなり,その結果,軽負荷時の出力電圧Voの平均電圧は,重負荷時の理想的な出力電圧Voの平均値とほぼ等しくなっている。
[第3の実施の形態]
第1,第2の実施の形態では,軽負荷でのPFMモードにおいて,負荷を測定し負荷が重くなるにしたがいPFMコンパレータのバイアス電流を増加させてその応答速度を速め,休止動作STからスイッチング動作SWへの切り替わりタイミングを早めている。
それに対して,第3の実施の形態では,コンパレータ方式において,負荷が重くなるにしたがいPFMコンパレータのオフセット電圧を大きくし,PFMコンパレータCOMP1に基準電圧Vref3よりも高いレベルと比較動作を行わせる。
図14は,第3の実施の形態におけるコンパレータ方式でのPFMコンパレータCOMP1の回路図である。このPFMコンパレータは,バイアス電流回路35は一定のバイアス電流Ibiasを生成する。それに対して,差動トランジスタ回路34は,ゲートにマイナス入力のフィードバック電圧FBが印加されるPチャネルトランジスタP10と,ゲートにプラス入力の基準電圧Vref3が印加されるPチャネルトランジスタ群P11〜P14と,Nチャネルの負荷トランジスタN10,N11と,抵抗R12と,NチャネルトランジスタN12とを有する。さらに,差動トランジスタ回路34は,トランジスタ群P11〜P14に対応してスイッチSW11〜SW14をそれぞれ有する。
まず,全てのスイッチSW11〜SW14が導通した状態で,トランジスタ群P11〜P14の合計トランジスタサイズ(ゲート幅)が,トランジスタP10と等しく,かつトランジスタP10とトランジスタ群P11〜P14の合計オフセット電圧が0となるよう設計される。そして,スイッチSW11〜SW14がカウンタ信号A〜Dによりそれぞれ制御されて,プラス入力側のトランジスタサイズ(ゲート幅)が可変制御される。
負荷回路の負荷が重くなると「1」になるカウント信号A〜Dが増えて,差動トランジスタを構成するトランジスタ群P11〜P14の個数を減らす。その結果,トランジスタ群P11〜P14の合計トランジスタサイズ(ゲート幅)が小さくなる。それにより,差動トランジスタ回路34のオフセット電圧が変化し,フィードバック電圧FBが低下する場合,基準電圧Vref3より高いレベルでトランジスタP10側が導通し,トランジスタN12がオフになり,PFM制御信号compoutをLレベルにする。
このように,カウント信号A〜DによりPFMコンパレータCOMP1のオフセット電圧を変更することで,負荷が軽いときよりも負荷が重いときのほうがPFMコンパレータの切り替わりタイミングが早くなる。
図15は,第3の実施の形態におけるコンパレータ方式のスイッチングレギュレータの動作を示す図である。図6と比較すると分かるとおり,カウンタ値が「2」「3」になる時間T2-T3とT4-T5の後の休止期間STでは,PFMコンパレータCOMP1のオフセット電圧offsetがより高くなっている。それにより,出力電圧Voが基準電圧Vref3より高いレベルまで低下すると(時間t4,t6),PFMコンパレータCOMP1が切り替わり動作を開始し,応答時間後にPFM制御信号compoutをHレベルからLレベルにする。
つまり,オフセット電圧を制御することで,休止動作STからスイッチング動作SWへの切り替わりタイミングを早めることができ,休止期間中の出力電圧Voの垂下レベルを抑制する。その結果,出力電圧Voのリップル電圧を小さく抑えることができる。図15では,軽負荷時の出力電圧Voの平均値は,重負荷時の平均値と一致している。
第3の実施の形態では,PFMコンパレータCOMP1のバイアス電流Ibiasをその最低必要な動作速度に合わせて最小値に設定し,そのバイアス電流Ibiasを増やすことなく,オフセット電圧を可変制御することが好ましい。したがって,軽負荷モードでのPFMコンパレータの消費電流をより抑えることができ,効率を上げることができる。
[第4の実施の形態]
第4の実施の形態におけるスイッチングレギュレータは,電流モード方式であり,第3の実施の形態の図14に示したPFMコンパレータCOMP1を適用したスイッチングレギュレータである。
図16は,第4の実施の形態における電流モード方式でのPFMコンパレータCOMP1の回路図である。図14と異なり,マイナス入力側にエラーアンプの出力Verrが,プラス入力側にPFM閾値電圧pfmvthがそれぞれ入力されている。そして,1つのスイッチSW11が導通した状態で,トランジスタP11のトランジスタサイズ(ゲート幅)が,トランジスタP10と等しく,かつトランジスタP11とトランジスタ群P11-P14のオフセット電圧が0となるよう設計される。
スイッチSW11〜SW14がカウンタ信号A〜Dによりそれぞれ制御されて,プラス入力側のトランジスタサイズ(ゲート幅)が可変制御され,コンパレータのオフセット電圧が可変制御されることは図14と同じである。
負荷回路の負荷が重くなると「1」になるカウント信号A〜Dが増えて,差動トランジスタを構成するトランジスタ群P11〜P14の個数が増える。その結果,トランジスタ群P11〜P14の合計トランジスタサイズ(ゲート幅)が大きくなる。それにより,差動トランジスタ回路34のオフセット電圧が変化し,差分電圧Verrが上昇する場合,閾値電圧pfmvthより低いレベルでトランジスタP10側が非導通になり,トランジスタN12がオンになり,PFM制御信号compoutをLレベルにする。
このように,カウント信号A〜DによりPFMコンパレータCOMP1のオフセット電圧を変更することで,負荷が軽いときよりも負荷が重いときのほうがPFMコンパレータの切り替わりタイミングが早くなる。
このように,電流モード方式では,PFMコンパレータCOMP1は,出力電圧Voと逆相のエラーアンプの出力Verrを閾値電圧pfmvthと比較する。軽負荷モードにおいて,負荷が重くなるにしたがい「1」になるカウント信号A〜Dが増えて,それに伴って接続されるトランジスタ群P11〜P14の個数が増え,合計トランジスタサイズ(ゲート幅)が大きくなる。そのためオフセット電圧が変化し,差分電圧Verrが上昇するとき,閾値電圧pfmvthより低いレベルでトランジスタP10側が非導通状態に切り替わり,PFM制御信号compoutをLレベルにする。
このように,カウント信号A〜DによりPFMコンパレータCOMP1のオフセット電圧を変更することで,PFMコンパレータの切り替わりタイミングを早めることができ,出力電圧Voの垂下レベルを小さくできる。
図17は,第4の実施の形態におけるスイッチングレギュレータの動作図である。負荷回路の負荷が重くなる軽負荷2,軽負荷3では,PFMコンパレータCOMP1は,差分電圧Verrが上昇するとき,閾値電圧pfmvthより低いレベルで切り替わり動作が発生する(時間t4,t6)。その結果,休止動作STからスイッチング動作PWMへの切り替わり時間T4,T6が早くなっている。この場合も,軽負荷時の出力電圧Voの平均値は,重負荷時の平均値と一致している。
以上の実施の形態をまとめると,次の付記のとおりである。
(付記1)
高電源側に接続された第1のトランジスタと,低電源側に接続された第2のトランジスタとを有し,前記第1,第2のトランジスタの接続ノードを出力端子とする出力回路と,
前記出力端子に平滑化回路を介して接続される負荷回路の負荷に応じて,前記第1,第2のトランジスタを交互にスイッチングする第1,第2のスイッチングパルスを生成するスイッチング制御ユニットと,
前記平滑化回路により生成される出力電圧を監視し,前記出力電圧が上昇したときに前記第1,第2のスイッチングパルスの生成を休止させ,低下したときに前記第1,第2のスイッチングパルスを生成させるパルス休止制御信号を生成する第1のコンパレータとを有し,
前記駆動制御ユニットは,前記パルス休止制御信号に応答して前記第1,第2のスイッチングパルスの生成を休止する休止動作と生成するスイッチング動作を行い,さらに,前記負荷回路の負荷の増大に応じて,休止動作からスイッチング動作への切り替わりタイミングを早めるタイミング制御信号を前記第1のコンパレータに出力するスイッチングレギュレータ。
(付記2)
付記1において,
前記タイミング制御信号に応じて,前記第1のコンパレータは応答速度を速めるスイッチングレギュレータ。
(付記3)
付記2において,
前記第1のコンパレータは,バイアス電流源と当該バイアス電流源の電流が供給される差動トランジスタ対とを有し,前記差動トランジスタ対は,前記出力電圧と第1の基準電圧との差分電圧または前記出力電圧と,第1の基準電圧とを比較して,前記パルス休止制御信号を出力し,
前記タイミング制御信号に応じて,前記バイアス電流源の電流値が増加し,前記パルス休止制御信号の休止状態からスイッチング状態への切り替わりタイミングが早くなるスイッチングレギュレータ。
(付記4)
付記2において,
前記第1のコンパレータは,バイアス電流源と当該バイアス電流源の電流が供給される差動トランジスタ対とを有し,前記差動トランジスタ対は,前記出力電圧と第1の基準電圧との差分電圧または前記出力電圧と,第1の基準電圧とを比較して,前記パルス休止制御信号を出力し,
前記タイミング制御信号に応じて,前記差動トランジスタ対のオフセットが大きくなり,前記パルス休止制御信号の休止状態からスイッチング状態への切り替わりタイミングが早くなるスイッチングレギュレータ。
(付記5)
付記4において,
前記第1のコンパレータでは,前記タイミング制御信号に応じて,前記差動トランジスタ対の一方のトランジスタゲート幅が変化して,前記差動トランジスタ対のオフセットが大きくなるスイッチングレギュレータ。
(付記6)
付記1または2において,
前記スイッチング制御ユニットは,前記休止期間に挟まれたスイッチング期間における前記第1,第2のスイッチングパルスのスイッチング回数をカウントし,当該カウント値に基づいて前記タイミング制御信号を生成するスイッチングレギュレータ。
(付記7)
付記1〜6のいずれかにおいて,
前記スイッチング制御ユニットは,前記負荷回路の負荷に応じて,前記第1,第2のスイッチングパルスの生成を継続する重負荷モードと,前記第1,第2のスイッチングパルスを生成するスイッチング動作と前記第1,第2のスイッチングパルスの生成を休止する休止動作とを繰り返す軽負荷モードとを有するスイッチングレギュレータ。
(付記8)
付記7において,
さらに,前記出力電圧と第1の基準電圧との差分を生成するエラーアンプと,
前記エラーアンプの差分出力と前記第1のトランジスタを流れる駆動電流値とを比較して,前記第1,第2のスイッチングパルスのパルス幅を制御するパルス幅制御信号を生成する第2のコンパレータとを有し,
前記第1のコンパレータは,前記エラーアンプの差分出力と第1の基準電圧とを比較して,前記軽負荷モードでのスイッチング動作と休止動作とを示す前記パルス休止制御信号を生成するスイッチングレギュレータ。
(付記9)
付記7において,
前記第1のコンパレータは,前記出力電圧と基準電圧とを比較して,前記軽負荷モードでのスイッチング動作と休止動作とを示す前記パルス休止制御信号を生成するスイッチングレギュレータ。
(付記10)
高電源側に接続された第1のトランジスタと,低電源側に接続された第2のトランジスタとを有し,前記第1,第2のトランジスタの接続ノードを出力端子とする出力回路と,
前記出力端子に平滑化回路を介して接続される負荷回路の負荷に応じて,前記第1,第2のトランジスタを交互にスイッチングする第1,第2のスイッチングパルスを生成するスイッチング制御ユニットと,
前記平滑化回路により生成される出力電圧を監視し,前記出力電圧が上昇したときに前記第1,第2のスイッチングパルスの生成を休止させ低下したときに前記第1,第2のスイッチングパルスを生成させるパルス休止制御信号を生成する第1のコンパレータとを有し,
前記駆動制御ユニットは,前記負荷回路の負荷に応じて,前記第1,第2のスイッチングパルスの生成を継続する重負荷モードと,前記第1,第2のスイッチングパルスを生成するスイッチング動作と前記第1,第2のスイッチングパルスの生成を休止する休止動作とを繰り返す軽負荷モードとを有し,
前記駆動制御ユニットは,前記軽負荷モードにおいて,前記パルス休止制御信号に応答して前記第1,第2のスイッチングパルスの生成を休止し,さらに,前記負荷回路の負荷の増大に応じて,前記休止動作からスイッチング動作への切り替わりタイミングを早めるタイミング制御信号を前記第1のコンパレータに出力するスイッチングレギュレータ。
(付記11)
付記10において,
前記スイッチング制御ユニットは,前記スイッチング動作の期間における前記第1,第2のスイッチングパルスのスイッチング回数をカウントして前記負荷回路の負荷を検出し,当該カウント値に基づいて前記タイミング制御信号を生成するスイッチングレギュレータ。
(付記12)
付記11において,
前記タイミング制御信号に応じて,前記第1のコンパレータの電流値が増大するスイッチングレギュレータ。
(付記13)
付記11において,
前記タイミング制御信号に応じて,前記第1のコンパレータのオフセット値が増大するスイッチングレギュレータ。
PMOS,NMOS:第1,第2のトランジスタ Pon,Non:第1,第2のスイッチングパルス
Lo,Co:平滑化回路 Vo:出力電圧
10:負荷回路 COMP1:PFMコンパレータ
ERRAMP:エラーアンプ COMP2:PWMコンパレータ
Compout:パルス休止制御信号,PFM制御信号
PWM_out:PWM制御信号

Claims (10)

  1. 高電源側に接続された第1のトランジスタと,低電源側に接続された第2のトランジスタとを有し,前記第1,第2のトランジスタの接続ノードを出力端子とする出力回路と,
    前記出力端子に平滑化回路を介して接続される負荷回路の負荷に応じて,前記第1,第2のトランジスタを交互にスイッチングする第1,第2のスイッチングパルスを生成するスイッチング制御ユニットと,
    前記平滑化回路により生成される出力電圧を監視し,前記出力電圧が上昇したときに前記第1,第2のスイッチングパルスの生成を休止させ,低下したときに前記第1,第2のスイッチングパルスを生成させるパルス休止制御信号を生成する第1のコンパレータとを有し,
    前記駆動制御ユニットは,前記パルス休止制御信号に応答して前記第1,第2のスイッチングパルスの生成を休止する休止動作と生成するスイッチング動作を行い,さらに,前記負荷回路の負荷の増大に応じて,休止動作からスイッチング動作への切り替わりタイミングを早めるタイミング制御信号を前記第1のコンパレータに出力するスイッチングレギュレータ。
  2. 請求項1において,
    前記タイミング制御信号に応じて,前記第1のコンパレータは応答速度を速めるスイッチングレギュレータ。
  3. 請求項2において,
    前記第1のコンパレータは,バイアス電流源と当該バイアス電流源の電流が供給される差動トランジスタ対とを有し,前記差動トランジスタ対は,前記出力電圧と第1の基準電圧との差分電圧または前記出力電圧と,第1の基準電圧とを比較して,前記パルス休止制御信号を出力し,
    前記タイミング制御信号に応じて,前記バイアス電流源の電流値が増加し,前記パルス休止制御信号の休止状態からスイッチング状態への切り替わりタイミングが早くなるスイッチングレギュレータ。
  4. 請求項2において,
    前記第1のコンパレータは,バイアス電流源と当該バイアス電流源の電流が供給される差動トランジスタ対とを有し,前記差動トランジスタ対は,前記出力電圧と第1の基準電圧との差分電圧または前記出力電圧と,第1の基準電圧とを比較して,前記パルス休止制御信号を出力し,
    前記タイミング制御信号に応じて,前記差動トランジスタ対のオフセットが大きくなり,前記パルス休止制御信号の休止状態からスイッチング状態への切り替わりタイミングが早くなるスイッチングレギュレータ。
  5. 請求項4において,
    前記第1のコンパレータでは,前記タイミング制御信号に応じて,前記差動トランジスタ対の一方のトランジスタのゲート幅が変化して,前記差動トランジスタ対のオフセットが大きくなるスイッチングレギュレータ。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて,
    前記スイッチング制御ユニットは,前記負荷回路の負荷に応じて,前記第1,第2のスイッチングパルスの生成を継続する重負荷モードと,前記第1,第2のスイッチングパルスを生成するスイッチング動作と前記第1,第2のスイッチングパルスの生成を休止する休止動作とを繰り返す軽負荷モードとを有するスイッチングレギュレータ。
  7. 請求項6において,
    さらに,前記出力電圧と第1の基準電圧との差分を生成するエラーアンプと,
    前記エラーアンプの差分出力と前記第1のトランジスタを流れる駆動電流値とを比較して,前記第1,第2のスイッチングパルスのパルス幅を制御するパルス幅制御信号を生成する第2のコンパレータとを有し,
    前記第1のコンパレータは,前記エラーアンプの差分出力と第1の基準電圧とを比較して,前記軽負荷モードでのスイッチング動作と休止動作とを示す前記パルス休止制御信号を生成するスイッチングレギュレータ。
  8. 請求項6において,
    前記第1のコンパレータは,前記出力電圧と基準電圧とを比較して,前記軽負荷モードでのスイッチング動作と休止動作とを示す前記パルス休止制御信号を生成するスイッチングレギュレータ。
  9. 高電源側に接続された第1のトランジスタと,低電源側に接続された第2のトランジスタとを有し,前記第1,第2のトランジスタの接続ノードを出力端子とする出力回路と,
    前記出力端子に平滑化回路を介して接続される負荷回路の負荷に応じて,前記第1,第2のトランジスタを交互にスイッチングする第1,第2のスイッチングパルスを生成するスイッチング制御ユニットと,
    前記平滑化回路により生成される出力電圧を監視し,前記出力電圧が上昇したときに前記第1,第2のスイッチングパルスの生成を休止させ低下したときに前記第1,第2のスイッチングパルスを生成させるパルス休止制御信号を生成する第1のコンパレータとを有し,
    前記駆動制御ユニットは,前記負荷回路の負荷に応じて,前記第1,第2のスイッチングパルスの生成を継続する重負荷モードと,前記第1,第2のスイッチングパルスを生成するスイッチング動作と前記第1,第2のスイッチングパルスの生成を休止する休止動作とを繰り返す軽負荷モードとを有し,
    前記駆動制御ユニットは,前記軽負荷モードにおいて,前記パルス休止制御信号に応答して前記第1,第2のスイッチングパルスの生成を休止し,さらに,前記負荷回路の負荷の増大に応じて,前記休止動作からスイッチング動作への切り替わりタイミングを早めるタイミング制御信号を前記第1のコンパレータに出力するスイッチングレギュレータ。
  10. 請求項9において,
    前記スイッチング制御ユニットは,前記スイッチング動作の期間における前記第1,第2のスイッチングパルスのスイッチング回数をカウントして前記負荷回路の負荷を検出し,当該カウント値に基づいて前記タイミング制御信号を生成するスイッチングレギュレータ。
JP2010233213A 2010-10-18 2010-10-18 スイッチングレギュレータ Active JP6000508B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010233213A JP6000508B2 (ja) 2010-10-18 2010-10-18 スイッチングレギュレータ
US13/187,013 US8878504B2 (en) 2010-10-18 2011-07-20 Switching regulator
CN201110240124.3A CN102457183B (zh) 2010-10-18 2011-08-10 开关稳压器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010233213A JP6000508B2 (ja) 2010-10-18 2010-10-18 スイッチングレギュレータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012090384A true JP2012090384A (ja) 2012-05-10
JP6000508B2 JP6000508B2 (ja) 2016-09-28

Family

ID=45933585

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010233213A Active JP6000508B2 (ja) 2010-10-18 2010-10-18 スイッチングレギュレータ

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8878504B2 (ja)
JP (1) JP6000508B2 (ja)
CN (1) CN102457183B (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015012394A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 東芝情報システム株式会社 コンパレータ装置及びこれを用いたスイッチング電源装置
WO2016098425A1 (ja) * 2014-12-19 2016-06-23 ソニー株式会社 電圧変換回路、電子装置、および、電圧変換回路の制御方法
JP2017063604A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 株式会社デンソー 電力変換回路の制御装置
JP2019022295A (ja) * 2017-07-14 2019-02-07 エイブリック株式会社 スイッチングレギュレータ
JP2020089043A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 ローム株式会社 スイッチング電源用回路

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5703671B2 (ja) * 2010-10-05 2015-04-22 富士通セミコンダクター株式会社 電源コントローラ、および電子機器
JP2013165570A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Toshiba Corp 半導体集積回路装置、dc−dcコンバータおよび電圧変換方法
TWI465023B (zh) * 2012-09-18 2014-12-11 Upi Semiconductor Corp 電源轉換器及其操作方法
US9077242B2 (en) * 2012-09-27 2015-07-07 Semiconductor Components Industries, Llc Converter and method which remains biased for operation in the pulse frequency modulation mode and pulse width modulation mode
CN104782037B (zh) 2012-11-13 2017-05-03 丰田自动车株式会社 升压转换器的控制装置
US9899916B2 (en) 2012-11-13 2018-02-20 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Boost converter control apparatus
JP6007804B2 (ja) * 2013-01-28 2016-10-12 株式会社ソシオネクスト 電源の制御回路、電源装置、電子機器及び電源の制御方法
US8947125B2 (en) 2013-02-21 2015-02-03 Qualcomm Incorporated Fast, low power comparator with dynamic bias background
US20140327421A1 (en) * 2013-05-01 2014-11-06 Ricoh Company, Ltd. Switching regulator and method for controlling the switching regulator
CN103683908B (zh) * 2013-12-19 2015-11-25 矽力杰半导体技术(杭州)有限公司 开关电源控制电路、开关电源及其控制方法
JP6262082B2 (ja) * 2014-06-09 2018-01-17 株式会社東芝 Dc−dc変換器
US9577527B2 (en) * 2015-03-20 2017-02-21 Active-Semi, Inc. Current metering for transitioning between operating modes in switching regulators
JP6665573B2 (ja) * 2016-02-17 2020-03-13 富士電機株式会社 スイッチング電源装置
US9991784B2 (en) 2016-09-02 2018-06-05 Dialog Semiconductor (Uk) Limited Dynamic current limit circuit
CN108768146B (zh) * 2018-06-22 2020-03-06 矽力杰半导体技术(杭州)有限公司 功率变换器及其控制电路和控制方法
US10644591B1 (en) * 2018-10-16 2020-05-05 Linear Technology Holding Llc Regulator light load control techniques
US11108321B2 (en) * 2019-06-24 2021-08-31 Dialog Semiconductor (Uk) Limited High-efficiency pulse width modulation for switching power converters
CN114460994B (zh) * 2020-11-09 2024-09-27 扬智科技股份有限公司 电压调整器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11155281A (ja) * 1997-09-22 1999-06-08 Seiko Instruments Inc スイッチングレギュレータ
JP2003143836A (ja) * 2001-07-16 2003-05-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電源装置
JP2008125223A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Fujitsu Ltd Dc−dcコンバータ及びdc−dcコンバータの制御回路

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004015621A1 (de) * 2004-03-30 2005-10-27 Texas Instruments Deutschland Gmbh Schaltstromrichter
JP4836624B2 (ja) * 2006-03-23 2011-12-14 株式会社リコー スイッチングレギュレータ
JP4907275B2 (ja) * 2006-09-01 2012-03-28 株式会社リコー 電源装置及びその動作制御方法
US7952337B2 (en) * 2006-12-18 2011-05-31 Decicon, Inc. Hybrid DC-DC switching regulator circuit
JP2008228514A (ja) 2007-03-15 2008-09-25 Ricoh Co Ltd スイッチングレギュレータ及びその動作制御方法
KR101366683B1 (ko) * 2007-08-28 2014-02-25 삼성전자주식회사 전력 변환기, 이를 포함하는 전력관리 회로 및 전력 변환방법
JP2009148111A (ja) 2007-12-17 2009-07-02 Panasonic Corp Dc−dcコンバータ
CN101499713A (zh) 2008-01-31 2009-08-05 珠海全志科技有限公司 混合式开关电源转换器及自动切换控制电路
US7800351B2 (en) * 2008-03-24 2010-09-21 Active-Semi, Inc. High efficiency voltage regulator with auto power-save mode
EP2189870A1 (en) * 2008-11-25 2010-05-26 St Microelectronics S.A. A switch-mode voltage regulator
US8299764B2 (en) * 2009-04-24 2012-10-30 Intersil Americas Inc. System and method for determining output voltage level information from phase voltage for switched mode regulator controllers
JP5586211B2 (ja) * 2009-11-17 2014-09-10 株式会社東芝 Dc−dcコンバータおよび半導体集積回路
JP5730520B2 (ja) * 2010-09-03 2015-06-10 スパンション エルエルシー スイッチングレギュレータ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11155281A (ja) * 1997-09-22 1999-06-08 Seiko Instruments Inc スイッチングレギュレータ
JP2003143836A (ja) * 2001-07-16 2003-05-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電源装置
JP2008125223A (ja) * 2006-11-10 2008-05-29 Fujitsu Ltd Dc−dcコンバータ及びdc−dcコンバータの制御回路

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015012394A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 東芝情報システム株式会社 コンパレータ装置及びこれを用いたスイッチング電源装置
WO2016098425A1 (ja) * 2014-12-19 2016-06-23 ソニー株式会社 電圧変換回路、電子装置、および、電圧変換回路の制御方法
JPWO2016098425A1 (ja) * 2014-12-19 2017-09-28 ソニー株式会社 電圧変換回路、電子装置、および、電圧変換回路の制御方法
US10033280B2 (en) 2014-12-19 2018-07-24 Sony Corporation Voltage conversion circuit, electronic device, and method of controlling voltage conversion circuit
JP2017063604A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 株式会社デンソー 電力変換回路の制御装置
JP2019022295A (ja) * 2017-07-14 2019-02-07 エイブリック株式会社 スイッチングレギュレータ
TWI766061B (zh) * 2017-07-14 2022-06-01 日商艾普凌科有限公司 開關調節器
JP2020089043A (ja) * 2018-11-22 2020-06-04 ローム株式会社 スイッチング電源用回路
JP7300263B2 (ja) 2018-11-22 2023-06-29 ローム株式会社 スイッチング電源用回路

Also Published As

Publication number Publication date
CN102457183B (zh) 2015-09-02
CN102457183A (zh) 2012-05-16
JP6000508B2 (ja) 2016-09-28
US8878504B2 (en) 2014-11-04
US20120091981A1 (en) 2012-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6000508B2 (ja) スイッチングレギュレータ
US7538526B2 (en) Switching regulator, and a circuit and method for controlling the switching regulator
US9595869B2 (en) Multi-level switching regulator circuits and methods with finite state machine control
US8242764B2 (en) DC-DC converter having VFM mode in which inductor current increases and switching frequency decreases
US7116085B2 (en) DC-DC converter
US8319487B2 (en) Non-isolated current-mode-controlled switching voltage regulator
JP5852380B2 (ja) Dc/dcコンバータ
US10554127B2 (en) Control circuit and control method for multi-output DC-DC converter
JP5625369B2 (ja) 昇降圧dc−dcコンバータおよびスイッチング制御回路
US8587265B2 (en) Control circuit for DC-DC converter, DC-DC converter, and method for controlling DC-DC converter
US20160204704A1 (en) Switching regulator and control method thereof
JP4674661B2 (ja) Dc/dcコンバータ
US8760139B2 (en) DC-DC converter control circuit and DC-DC converter including same
KR20090028498A (ko) 스위칭 레귤레이터 및 그 제어 방법
US12027974B2 (en) Control circuit and switching converter
US8638082B2 (en) Control circuit for step-down and boost type switching supply circuit and method for switching supply circuit
KR101919625B1 (ko) 전류제어 모드 dc-dc 컨버터
JP2020065402A (ja) スイッチングレギュレータ
JP2010104207A (ja) 電源電圧制御回路、電源電圧制御方法及びdc−dcコンバータ
JP2005261011A (ja) スイッチングレギュレータ及びスイッチングレギュレータの制御方法
TWI766061B (zh) 開關調節器
US20220407421A1 (en) Control circuit for dc/dc converter
CN115242089A (zh) 开关变换器及其控制电路和控制方法
JP6794240B2 (ja) 昇降圧dc/dcコンバータ
JP2009177911A (ja) 可変容量回路、誤差増幅回路、およびスイッチング電源

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130627

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140728

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150729

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20150806

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20150911

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20160118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6000508

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250