JP2012090108A - ハイサイドスイッチ回路、インターフェイス回路、および電子機器 - Google Patents

ハイサイドスイッチ回路、インターフェイス回路、および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】ハイサイドスイッチの過電流の検出精度を高めることが可能なハイサイドスイッチ回路、および、そのハイサイドスイッチ回路を含む装置を提供する。
【解決手段】ハイサイドスイッチ回路10は、入力端子11と出力端子12との間に電気的に接続されるスイッチ(MOSトランジスタ15)と、ゲート制御部16と、過電流検出部20とを備える。過電流検出部20は、抵抗素子21と、比較器22とを含む。比較器22は、抵抗素子21の電圧V1がしきい電圧を超える場合に、過電流を検出する。比較器22は、過電流時の検出電圧V1がしきい電圧を上回るように、予め調整される。抵抗素子21の抵抗値の精度が高くない場合にも、比較器22の調整によって、過電流の検出精度が高められる。
【選択図】図11

Description

本発明は、ハイサイドスイッチ回路、そのハイサイドスイッチ回路を備えるインターフェイス回路、およびそのインターフェイス回路を備える電子機器に関する。
電源と負荷との間に接続されるスイッチは、一般にハイサイドスイッチと呼ばれる。たとえば配線の短絡あるいは負荷の故障などによって、ハイサイドスイッチに流れる電流が過大になった場合には、ハイサイドスイッチが故障することがある。このため、ハイサイドスイッチと、ハイサイドスイッチを過電流から保護するための保護回路とを備えるハイサイドスイッチ回路が提案されている。
たとえば、実開平7−11031号公報(特許文献1)は、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)をハイサイドスイッチに利用した半導体ハイサイドスイッチ、およびそのハイサイドスイッチの過電流保護検出装置を開示する。具体的には、過電流保護検出装置は、MOSFETの一方の端子に接続されて基準電圧を発生させる基準電圧発生回路と、基準電圧発生回路の出力端子およびMOSFETの他方の端子に接続された比較器とを備える。比較器は、MOSFETのオン電圧と基準電圧とを比較することによって、MOSFETの過電流状態を検出する。
実開平7−11031号公報
特許文献1によれば、基準電圧発生回路は、直列接続された複数の抵抗素子によって電源電圧を分割することで基準電圧を生成する。基準電圧の精度は、それら抵抗素子の抵抗値の精度に依存する。
特許文献1では、半導体ハイサイドスイッチと過電流保護検出回路とを1つのIC(Integrated Circuit)に集積化することについて説明されている。この場合、上記の抵抗素子は半導体チップに形成される。しかし、一般に、半導体チップに形成された抵抗素子の抵抗値の精度を高くすることは難しい。
半導体集積回路に含まれる抵抗回路の抵抗値の精度を高めるための方法として、フューズ抵抗による抵抗値の調整が知られている。一般には、フューズ抵抗に大電流を流すことによって、フューズ抵抗が溶断される。これにより抵抗回路の抵抗値が調整される。しかしながら、フューズ抵抗が溶断する可能性があるので、フューズ抵抗は比較的大きな電流が流れる経路には配置できない。
本発明の目的は、ハイサイドスイッチの過電流の検出精度を高めることが可能なハイサイドスイッチ回路、および、そのハイサイドスイッチ回路を含む装置を提供することである。
本発明のある局面において、ハイサイドスイッチ回路は、電源から供給される電流を受けるための入力端子と、負荷に電流を供給するための出力端子と、第1のスイッチと、抵抗素子と、検出回路とを備える。第1のスイッチは、入力端子と出力端子との間に電気的に接続される。抵抗素子は、入力端子に電気的に接続される第1の端子と、出力端子に電気的に接続される第2の端子とを含む。検出回路は、入力端子と出力端子との間に電流が流れることによって抵抗素子に発生した検出電圧を受けて、電流が過電流レベルに達した場合に検出電圧がしきい電圧を上回ることによって、電流が過電流であることを検出する。検出回路は、調整回路を含む。調整回路は、電流が過電流レベルである場合に、検出電圧がしきい電圧を上回るように検出電圧を予め調整する。
好ましくは、検出回路は、検出電圧をしきい電圧と比較する比較器である。調整回路は、検出電圧を調整するために比較器の入力電圧のオフセットを調整するように構成される。
好ましくは、比較器は、差動部と、複数のトランジスタとを含む。差動部は、抵抗素子の第1の端子の電圧と抵抗素子の第2の端子の電圧との間の電圧差に応じて、その出力電圧を変化させる。複数のトランジスタは、差動部に並列接続されて、差動部に流れる電流を調整することにより電圧差と出力電圧との間の関係を変更する。調整回路は、複数のトランジスタのうちの対応するトランジスタに接続されるフューズ抵抗を含む。
好ましくは、ハイサイドスイッチ回路は、測定器が抵抗素子の第2の端子の電圧を測定できるように、第2の端子に接続されるパッドと、抵抗素子の第2の端子と出力端子との間に配置される第2のスイッチと、スイッチ制御部とをさらに備える。スイッチ制御部は、電源から負荷への電流の供給時には第1および第2のスイッチをともにオン状態に設定する一方で、測定器が第2の端子の電圧を測定する時には、第1および第2のスイッチをともにオフ状態に設定する。
本発明の他の局面に係るインターフェイス回路は、電源から負荷に電流を供給するためのインターフェイス回路である。インターフェイス回路は、回路基板と、回路基板に実装されるハイサイドスイッチ回路とを備える。ハイサイドスイッチ回路は、電源から供給される電流を受けるための入力端子と、負荷に電流を供給するための出力端子と、第1のスイッチと、抵抗素子と、検出回路とを含む。第1のスイッチは、入力端子と出力端子との間に電気的に接続される。抵抗素子は、入力端子に電気的に接続される第1の端子と、出力端子に電気的に接続される第2の端子とを含む。検出回路は、入力端子と出力端子との間に電流が流れることによって抵抗素子に発生した検出電圧を受けて、電流が過電流レベルに達した場合に検出電圧がしきい電圧を上回ることによって、電流が過電流であることを検出する。検出回路は、調整回路を有する。調整回路は、電流が過電流レベルである場合に、検出電圧がしきい電圧を上回るように検出電圧を予め調整する。
本発明のさらに他の局面に係る電子機器は、負荷に電流を供給するための電源と、電源と負荷とを接続するためのインターフェイス回路とを備える。インターフェイス回路は、回路基板と、回路基板に実装されるハイサイドスイッチ回路とを含む。ハイサイドスイッチ回路は、電源から供給される電流を受けるための入力端子と、負荷に電流を供給するための出力端子と、第1のスイッチと、抵抗素子と、検出回路とを含む。第1のスイッチは、入力端子と出力端子との間に電気的に接続される。抵抗素子は、入力端子に電気的に接続される第1の端子と、出力端子に電気的に接続される第2の端子とを含む。検出回路は、入力端子と出力端子との間に電流が流れることによって抵抗素子に発生した検出電圧を受けて、電流が過電流レベルに達した場合に、検出電圧がしきい電圧を上回ることによって電流が過電流であることを検出する。検出回路は、調整回路を有する。調整回路は、電流が過電流レベルである場合に、検出電圧がしきい電圧を上回るように検出電圧を予め調整する。
本発明によれば、ハイサイドスイッチ回路のコストの上昇を抑制しながら、ハイサイドスイッチの過電流の検出精度を高めることができる。
本発明の実施の形態に係るハイサイドスイッチ回路を備える電子機器の概略ブロック図である。 図1に示したハイサイドスイッチ回路10が形成された半導体チップの平面レイアウトを示す模式図である。 図2に示したパワーMOSトランジスタ領域15Aに配置されるドレイン電極およびソース電極を概略的に示した平面図である。 本実施の形態に係るドレイン電極およびソース電極の第1の比較例を示した平面図である。 図4に示したドレイン電極およびソース電極の等価回路図である。 本実施の形態に係るドレイン電極およびソース電極の第1の比較例を示した平面図である。 図6に示したドレイン電極およびソース電極の等価回路図である。 本実施の形態に係るドレイン電極およびソース電極の等価回路図である。 MOSトランジスタ15を構成するトランジスタ素子の構造を説明するための半導体チップの模式断面図である。 図9に示された接地配線の平面レイアウトを示す模式図である。 本実施の形態に係る過電流検出回路の構成を示した図である。 外付け抵抗により過電流の検出値のばらつきを抑制するための構成例を示した図である。 フューズ抵抗によって検出抵抗の抵抗値を調整するための構成の一例を示した図である。 本発明の実施の形態に係る比較器の構成の一例を示した図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して、その説明を繰り返さない。
図1は、本発明の実施の形態に係るハイサイドスイッチ回路を備える電子機器の概略ブロック図である。
図1を参照して、電子機器100は、メイン電源1と、サブ電源2と、処理ブロック3と、インターフェイス回路4とを備える。メイン電源1は、サブ電源2および処理ブロック3に電源電圧を供給する。サブ電源2はメイン電源1から電源電圧を受けるとともに、その電圧から、インターフェイス回路4に供給される電源電圧(たとえばDC5V)を生成する。処理ブロック3は、電子機器100の本体部である。処理ブロック3はメイン電源1から供給される電源電圧によって、所定の処理を実行する。
インターフェイス回路4は、負荷200に接続されるとともに、サブ電源2から出力された電源電圧を負荷200に供給する。インターフェイス回路4は、回路基板5と、制御回路6と、ハイサイドスイッチ回路10とを含む。制御回路6およびハイサイドスイッチ回路10は回路基板5に実装される。
ハイサイドスイッチ回路10はサブ電源2と負荷200との間に接続される。制御回路6は、ハイサイドスイッチ回路10から出力される信号に基づいてハイサイドスイッチ回路10を制御する。これによりインターフェイス回路4の電源管理が実現される。
インターフェイス回路4は、たとえばUSB(Universal Serial Bus)規格に準じたインターフェイス回路である。しかしながらインターフェイス回路4の規格は特に限定されるものではない。同じく、電子機器100は、たとえばPC(personal computer)、プリンタ、テレビ、オーディオ機器等であるが、これらに特に限定されるものではない。
この実施の形態では、ハイサイドスイッチ回路10は、半導体集積回路(IC)によって実現される。ハイサイドスイッチ回路10は、入力端子(IN)11と、出力端子(OUT)12と、過電流モニタ端子(OC)13と、イネーブル端子(EN)14と、MOSトランジスタ15と、ゲート制御部16と、過電流検出部20とを備える。
入力端子11は、サブ電源2から出力される電流を受けるための端子である。出力端子12は、負荷200に電流を供給するための端子である。
MOSトランジスタ15は、入力端子11と出力端子12との間に接続されるハイサイドスイッチである。MOSトランジスタ15は、具体的にはNチャネルMOSFETである。MOSトランジスタ15のドレインは入力端子11に接続される。MOSトランジスタ15のソースは出力端子12に接続される。
ゲート制御部16は、MOSトランジスタ15のゲート電圧を制御することによって、MOSトランジスタ15をオンおよびオフする。MOSトランジスタ15のオン時において、サブ電源2から出力される電流は、MOSトランジスタ15を経由して負荷200に供給される。
MOSトランジスタ15に流れる電流が過大となった場合に、過電流検出部20は、MOSトランジスタ15の過電流を検出する。過電流検出部20は、過電流検出部20の検出結果を示す信号をゲート制御部16に出力する。ゲート制御部16は、過電流検出部20の検出結果により、MOSトランジスタ15に流れる電流を制限し、あるいはMOSトランジスタ15をオフする。
過電流検出部20は、さらに、過電流検出部20の検出結果を示す信号を、過電流モニタ端子13を介して外部に出力する。制御回路6は、過電流モニタ端子13から出力された信号を受ける。この場合、制御回路6は、ハイサイドスイッチ回路10を停止するためのディスイネーブル信号を出力する。ディスイネーブル信号はイネーブル端子14を通じてゲート制御部16に入力される。ゲート制御部16はディスイネーブル信号に応答してMOSトランジスタ15をオフする。一方、制御回路6が過電流検出部20からの信号を受けていない場合には、制御回路6は、ハイサイドスイッチ回路10を動作可能な状態に設定するためのイネーブル信号を出力する。イネーブル信号はイネーブル端子14を通じてゲート制御部16に入力される。ゲート制御部16はイネーブル信号に応答してMOSトランジスタ15をオンする。
なお、ハイサイドスイッチ回路10は、過電流検出部20だけでなく各種の保護機能を実現する他の機能ブロックを備えていてもよい。
図2は、図1に示したハイサイドスイッチ回路10が形成された半導体チップの平面レイアウトを示す模式図である。図2を参照して、半導体チップ10Aは、パワーMOSトランジスタ領域15Aと、回路領域17Aとを有する。パワーMOSトランジスタ領域15Aは、互いに並列接続された多数のトランジスタ素子を含む。パワーMOSトランジスタ領域15Aに形成された多数のトランジスタ素子が、全体として図1に示したMOSトランジスタ15を構成する。回路領域17Aは、図1に示したゲート制御部16および過電流検出部20が形成される領域である。
半導体チップ10Aの横方向(X方向)の長さおよび半導体チップ10Aの縦方向(Y方向)の長さは、半導体チップ10Aが搭載されるパッケージの形状に依存する。この実施の形態では半導体チップ10Aの形状は長方形であり、半導体チップ10AのX方向の長さが半導体チップ10AのY方向の長さよりも長い。
図3は、図2に示したパワーMOSトランジスタ領域15Aに配置されるドレイン電極およびソース電極を概略的に示した平面図である。図3を参照して、X方向およびY方向は図2に示されたX方向およびY方向にそれぞれ対応する。なお、以後説明する図に示されるX方向およびY方向も図2に示されたX方向およびY方向にそれぞれ対応するので、X方向およびY方向に関する説明は以後繰り返さない。
図3に示されるように、ドレイン(D)電極15Dは、X方向に延在する第1のドレイン電極部15D1と、第1のドレイン電極部15D1から各々Y方向に引き出された複数の第2のドレイン電極部15D2とを有する。第1のドレイン電極部15D1には、ドレインパッドを各々形成する複数のドレインパッド領域DPが形成される。
第1のドレイン電極部15D1の長さはLd1であり、第1のドレイン電極部15D1の幅はWd1である。第2のドレイン電極部15D2の長さはLd2であり、第2のドレイン電極部15D2の幅はWd2である。なお、Ld1>Ld2であり、Wd1>Wd2である。
同様に、ソース(S)電極15Sは、X方向に延在する第1のソース電極部15S1と、第1のソース電極部15S1から各々Y方向に引き出された複数の第2のソース電極部15S2とを有する。第1のソース電極部15S1には、ソースパッドを各々形成する複数のソースパッド領域SPが形成される。ドレインパッドおよびソースパッドには、図示しないワイヤが接続される。
第1のソース電極部15S1の長さはLs1であり、第1のソース電極部15S1の幅はWs1である。第2のソース電極部15S2の長さはLs2であり、第2のソース電極部15S2の幅はWs2である。なお、Ls1>Ls2であり、Ws1>Ws2である。
図3に示されるように、第2のドレイン電極部15D2および第2のソース電極部15S2は、X方向に沿って交互に配置される。
ハイサイドスイッチ回路10が形成された半導体装置が多層配線構造を有するのであれば、ドレイン電極15Dおよびソース電極15Sが形成される配線層と、ドレイン電極15Dおよびソース電極15Sをドレイン拡散領域およびソース拡散領域にそれぞれ接続するための配線層とが設けられてもよい。あるいは、ドレイン電極およびソース電極は、半導体基板に形成されたドレイン拡散領域およびソース拡散領域(いずれも図示せず)にそれぞれ直接的に接続されてもよい。
MOSトランジスタ15がオンしたときの抵抗値は、MOSトランジスタ15のオン抵抗の値とドレイン電極15Dの抵抗値とソース電極15Sの抵抗値との合計であると見積もられる。ドレイン電極15Dおよびソース電極15Sの抵抗値が小さいほど、ハイサイドスイッチのオン時におけるハイサイドスイッチの抵抗値を小さくすることができる。したがってハイサイドスイッチの損失を低減できる。
ドレイン電極15Dの抵抗値は、第1のドレイン電極部15D1の抵抗値および第2のドレイン電極部15D2の抵抗値に依存する。この実施の形態では、第1のドレイン電極部15D1に複数のパッドが分散的に配置される。第2のドレイン電極部15D2は、パワーMOSトランジスタ領域に形成された複数のMOSトランジスタ素子(図3では1個のトランジスタ素子Trを示す)のドレイン電極を並列に接続する。この第2のドレイン電極部15D2は、パワーMOSトランジスタ領域の短手方向(Y方向)に沿って延在する。これによって、ドレイン電極15Dの抵抗値を低減できる。
ソース電極15Sは、ドレイン電極15Dと同様の構成を有する。すなわち、第1のソース電極部15S1に複数のパッドが分散的に配置される。第2のソース電極部15S2は、パワーMOSトランジスタ領域に形成された複数のMOSトランジスタ素子のソース電極を並列に接続する。これによってソース電極15Sの抵抗値を低減できる。
次に、上記ドレイン電極15Dおよびソース電極15Sの構成によって、各々の抵抗値を低減できる理由について比較例と本実施形態との対比により説明する。
図4は、本実施の形態に係るドレイン電極およびソース電極の第1の比較例を示した平面図である。図5は、図4に示したドレイン電極およびソース電極の等価回路図である。図4および図5を参照して、複数のドレインパッド領域DPは第1のドレイン電極部15D1に集中的に配置される。第1のドレイン電極部15D1および第2のドレイン電極部15D2は、ドレインパッド領域DPに接続された抵抗Rとして表わされる。第2のドレイン電極部15D2はX方向に延在するので、その長さが大きくなる。このため、第2のドレイン電極部15D2の抵抗値が大きくなる。したがって、ドレイン電極15Dの全体の抵抗値が大きくなる。同じ理由によって、ソース電極15Sの全体の抵抗値も大きくなる。
図6は、本実施の形態に係るドレイン電極およびソース電極の第1の比較例を示した平面図である。図7は、図6に示したドレイン電極およびソース電極の等価回路図である。図6および図7を参照して、複数のドレインパッド領域DPは第1のドレイン電極部15D1に集中的に配置される。第2のドレイン電極部15D2はY方向に延在するので、第1の比較例に比べて第2のドレイン電極部15D2の抵抗値は小さくなる。しかしながら、第1のドレイン電極部15D1のうち、ドレインパッド領域DPからX方向に延在する部分の長さが大きいので第1のドレイン電極部15D1の抵抗値が大きくなる。したがって、ドレイン電極15Dの抵抗値は大きい。同じ理由によって、ソース電極15Sの全体の抵抗値も大きい。
図8は、本実施の形態に係るドレイン電極およびソース電極の等価回路図である。図3および図8を参照して、第1のドレイン電極部15D1において、複数のドレインパッド領域DPは分散的に配置される。このため、第1のドレイン電極部15D1がX方向に延在することで第1のドレイン電極部15D1が長くなっても、で第1のドレイン電極部15D1の抵抗値を低減することができる。一方、第2のドレイン電極部15D2はY方向に延在しているので、第2のドレイン電極部15D2は短い。したがって、第2のドレイン電極部15D2の抵抗値を小さくできる。
このように本実施の形態によれば第1のドレイン電極部15D1および第2のドレイン電極部15D2の抵抗値を低減することでドレイン電極15Dの抵抗値を低減できる。同じ理由によって、ソース電極15Sの抵抗値も低減できる。したがって、MOSトランジスタ15のオン時における電力損失を低減することができる。
図9は、MOSトランジスタ15を構成するトランジスタ素子の構造を説明するための半導体チップの模式断面図である。図9を参照して、半導体チップ10Aは、P型半導体基板151と、P型半導体基板151に形成されたN型エピタキシャル層152と、N型エピタキシャル層152に形成されたP型ウェル153とを有する。P型半導体基板151には、P型拡散領域154が形成される。N型エピタキシャル層152にはN型拡散領域155が形成される。N型エピタキシャル層152の島を形成するために、一般に、半導体チップの表面からP型半導体基板151に達する高濃度のP型の拡散領域(分離領域)が形成される。図9ではこの分離領域もP型半導体基板151の一部として示されている。
P型ウェル153の上にはゲート酸化膜(図示せず)を介してゲート電極159が形成される。P型ウェル153には、N型拡散領域157,158およびP型拡散領域156がさらに形成される。N型拡散領域157,158およびゲート電極159により、トランジスタ素子Trが構成される。N型拡散領域157は、入力端子(IN)に接続されることによりドレイン領域となる。N型拡散領域158は、出力端子(OUT)に接続されることによりソース領域となる。P型ウェル153はトランジスタ素子Trのボディ(バックゲート)として機能する。
P型拡散領域154,156は接地配線160に接続されることによって接地される。これによりP型半導体基板151およびP型ウェル153が接地される。一方、N型拡散領域155の電位がオープンとされることで、N型エピタキシャル層152の電位もオープンとなる。
図9に示された構成の場合、一般的には、N型エピタキシャル層152の電位を最も高く設定し、かつ、P型半導体基板151の電位を最も低くする。これによりN型エピタキシャル層152がP型半導体基板151から電気的に分離される。また、P型ウェル153の電位は、N型エピタキシャル層152の電位よりも低い電位、たとえばP型半導体基板151の電位と共通の電位に設定される。
一方、N型拡散領域157、P型ウェル153およびN型拡散領域158によって寄生NPNトランジスタQ1が形成される。さらに、N型エピタキシャル層152、P型ウェル153およびN型拡散領域158によって寄生NPNトランジスタQ2が形成される。さらに、P型ウェル153、N型エピタキシャル層152およびN型拡散領域158によって、寄生PNPトランジスタQ3が形成される。
トランジスタ素子Trのオン時には、P型ウェル153の表面のチャネル領域を通じてドレイン領域(N型拡散領域157)からソース領域(N型拡散領域158)に電流が流れる。N型エピタキシャル層152が高電位に設定されている場合、P型ウェル153を流れる電流によって、寄生NPNトランジスタQ2がオンすることが起こりうる。
本実施の形態によれば、N型エピタキシャル層152の電位がオープンとされる。さらに、P型ウェル153が接地されることにより、P型ウェル153の電位とP型半導体基板151の電位とが等しくなる。これにより、寄生NPNトランジスタQ2が動作することを回避することができる。さらに、本実施の形態によれば、MOSトランジスタ15を細分化するようにP型拡散領域156が配置される。これによりP型ウェル153に流れる電流が分散されて、P型ウェル153の電位が浮遊する可能性を低減できるので、より確実に、寄生NPNトランジスタQ2が動作することを回避することができる。
図10は、図9に示された接地配線の平面レイアウトを示す模式図である。図10を参照して、接地配線160はパッド161に接続される。接地配線160は、P型ウェル153上に格子状に配置される。これにより、図1に示すMOSトランジスタ15(図1参照)は、各々が複数のトランジスタ素子Trを含む複数のグループに分割される。複数のトランジスタ素子Tr(図10では1つのトランジスタ素子Trを示す)を含む各グループは、接地配線160によって取り囲まれる。
図11は、本実施の形態に係る過電流検出回路の構成を示した図である。図11を参照して、過電流検出部20は、検出抵抗21と、比較器22とを備える。検出抵抗21およびMOSトランジスタ25は、直列に接続される。検出抵抗21およびMOSトランジスタ25は、MOSトランジスタ15と並列に入力端子11と出力端子12との間に接続される。
ハイサイドスイッチ回路の動作時において、ゲート制御部16はMOSトランジスタ15,25をともにオンする。このときに、MOSトランジスタ15には電流Iが流れるとともに、MOSトランジスタ25には電流Iが流れる。これにより検出抵抗21の第1の端子N1および検出抵抗21の第2の端子N2との間には、検出抵抗21の抵抗値および電流Iの積によって決定される電圧V1が発生する。比較器22は、この電圧V1がしきい電圧より大きいかどうかを検出する。電圧V1がしきい電圧よりも高い場合、比較器22は、過電流の検出を示す検出信号を出力する。ゲート制御部16は、検出信号を受けて、過電流保護のためのMOSトランジスタ15,25の制御を行なう。たとえばゲート制御部16は、MOSトランジスタ15,25に流れる電流を制限する、あるいはMOSトランジスタ15,25をオフするための信号をMOSトランジスタ15,25のゲートに出力する。
検出抵抗21の第2端にはテストパッド24が接続される。テストパッド24には、半導体テスタ26が接続される。半導体テスタ26は過電流検出部20の機能をテストする。具体的には、半導体テスタ26は、検出抵抗21の第1端から第2端に向けて流れる電流(たとえば電流I)を発生させる。この電流の値は、当該電流値と検出抵抗21の抵抗値(設計値)との積で決定される電圧が、上記基準電圧より高くなるように予め定められている。検出抵抗21の抵抗値が正常(規格範囲内)であれば、半導体テスタ26が上記の電流を発生させることにより、過電流検出部20が過電流を検出する。
しかしながら、検出抵抗21は、半導体集積回路に内蔵された抵抗である。一般に、製造時のばらつきのため、半導体チップに形成された抵抗素子の抵抗値の精度を高くすることは難しい。抵抗値がばらつくことによって、検出抵抗21に発生する電圧V1が基準電圧を上回るときの電流Iの値が製品間でばらつく可能性がある。すなわち、過電流が検出されたときの電流値が製品間でばらつく可能性がある。過電流の検出値のばらつきを抑制するための種々の方法が考えられる。
図12は、外付け抵抗により過電流の検出値のばらつきを抑制するための構成例を示した図である。図12を参照して、外付けの検出抵抗21Aが入力端子11と、過電流検出端子27との間に接続される。この構成では、半導体集積回路の内部には検出抵抗が形成されていない。高い精度の抵抗値を有する外付抵抗を用いることで過電流の検出精度が高まることが期待される。しかし、半導体集積回路だけでなく検出抵抗もインターフェイス回路に実装する必要があるため、部品のコストおよび実装のコストが上昇する。
一方、半導体集積回路に含まれる抵抗回路の抵抗値の精度を高めるための方法として、フューズ抵抗による抵抗値の調整が知られている。図13は、フューズ抵抗によって検出抵抗の抵抗値を調整するための構成の一例を示した図である。
図13を参照して、検出抵抗21Bは、互いに直列接続された抵抗素子R1,R2,R3を含む。フューズ抵抗F1は、抵抗素子R3に並列接続される。抵抗素子R1は、スイッチとして機能するNチャンネルMOSトランジスタTr1と並列接続される。抵抗素子R4およびフューズ抵抗F2は、高電圧ノード28と接地ノードとの間に直列接続される。MOSトランジスタTr1のゲートは、抵抗素子R4およびフューズ抵抗F2の接続点に接続される。フューズ抵抗F1が溶断することにより、抵抗素子R3が選択される。一方、フューズ抵抗F2が溶断することでMOSトランジスタTr1がオンするので、抵抗素子R1は非選択とされる。
多くの場合、フューズ抵抗には、大きな電流が流れることにより切断される素子が用いられる。しかし図13に示した構成では、MOSトランジスタ25に流れる電流の経路にはフューズ抵抗F1が配置される。ハイサイドスイッチ回路の動作時にはMOSトランジスタ15,25がともにオンするので、MOSトランジスタ25にも比較的大きな電流が流れると考えられる。したがって通常時に比較的大きな電流が流れる経路にフューズ抵抗を配置することは難しいと考えられる。
本発明の実施の形態では、入力端子11および出力端子12の間に流れる電流の値が、所定の過電流レベルに達した場合に、検出抵抗21に発生した電圧V1が、その過電流レベルに対応するしきい電圧を上回るように、電圧V1を調整できる。具体的には、比較器22は、その入力オフセット電圧を調整可能に構成される。これにより、検出抵抗21により検出される電流値(言い換えれば電圧V1)のずれを補正することができるので、過電流を精度よく検出することができる。
図14は、本発明の実施の形態に係る比較器の構成の一例を示した図である。図14を参照して、比較器22は、トランジスタM1,M2を含む差動部31と、トランジスタ32とを含む。トランジスタ32は、電源ノード29とノードN3との間に接続されて、バイアス電源33からの電圧により駆動される。トランジスタM1は、ノードN3とノードN4との間に配置されて、検出抵抗21の第1の端子N1の電圧を受けることにより動作する。トランジスタM2は、ノードN3とノードN5との間に配置されて、検出抵抗21の第2の端子N2の電圧を受けることにより動作する。
比較器22は、さらに、ノードN4に並列接続されるn個のトランジスタM11,M12,・・・,M1nと、ノードN5に並列接続されるm個のトランジスタM21,M22,・・・,M2mとを含む。トランジスタM11,M12,・・・,M1nおよびM21,M22,・・・,M2mは、カレントミラー回路を構成する。ミラー比、すなわちトランジスタM11,M12,・・・,M1nに流れる電流の合計と、トランジスタM21,M22,・・・,M2mに流れる電流の合計との比を適切に定めることによって、電圧V1が補正されるので、電圧V1がしきい電圧を上回るときにノードN4から検出信号が出力されるように電圧V1を調整できる。すなわち比較器22の入力オフセット電圧が補正される。
トランジスタM11はフューズ抵抗F3を介して接地ノードに接続される。同じくトランジスタM21はフューズ抵抗F4を介して接地ノードに接続される。フューズ抵抗F3(F4)を溶断することによって、トランジスタM11(M21)が非選択とされる。これによりノードN3(N4)から接地ノードに向けて流れる電流を調整できるので、電圧V1を調整できる。フューズ抵抗F3,F4は、調整回路36を構成する。
なお、フューズ抵抗の個数は上記のように限定されるものではない。また、ノードN3に接続されるトランジスタの個数およびそのサイズは限定されるものではない。ノードN4に接続されるトランジスタについても同様である。
フューズ抵抗F3,F4は、入力端子11と出力端子12との間の電流経路には配置されていない。したがって、フューズ抵抗F3,F4に大きな電流が常時流れることが回避される。これにより、電圧V1の調整をフューズ抵抗によって調整できる。したがって本発明の実施の形態によれば過電流検出の精度を高めることができる。フューズ抵抗を溶断する方法は特に限定されず、たとえばレーザトリミングを用いてもよい。
以上のように、本発明の実施の形態によれば、外付けの抵抗を用いなくとも、ハイサイドスイッチ回路の過電流の検出精度を高めることができる。これにより、ハイサイドスイッチ回路を含むインターフェイス回路のコストを低減することができる。
さらに本発明の実施の形態によれば、検出抵抗の抵抗値のばらつきによって、検出電圧(電圧V1)がばらつく場合であっても、フューズ抵抗によって、検出電圧のばらつきを補正することができる。具体的には、半導体テスタ26による過電流検出回路の検査時に検出値のばらつきを補正することができる。これにより、ハイサイドスイッチ回路が形成された半導体集積回路の歩留まりを向上させることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 メイン電源、2 サブ電源、3 処理ブロック、4 インターフェイス回路、5 回路基板、6 制御回路、10 ハイサイドスイッチ回路、10A 半導体チップ、11 入力端子、12 出力端子、13 過電流モニタ端子、14 イネーブル端子、15,25,32,M1,M2,M11〜M1n,M21〜M2n、Tr1 トランジスタ、15A パワーMOSトランジスタ領域、15D ドレイン電極、15D1 第1のドレイン電極部、15D2 第2のドレイン電極部、15S ソース電極、15S1 第1のソース電極部、15S2 第2のソース電極部、16 ゲート制御部、17A 回路領域、20 過電流検出部、21,21A,21B 検出抵抗、22 比較器、24 テストパッド、26 半導体テスタ、27 過電流検出端子、28 高電圧ノード、29 電源ノード、31 差動部、33 バイアス電源、36 調整回路、100 電子機器、151 P型半導体基板、152 N型エピタキシャル層、153 P型ウェル、154,156 P型拡散領域、155,157,158 N型拡散領域、159 ゲート電極、160 接地配線、161 パッド、200 負荷、DP ドレインパッド領域、F1〜F4 フューズ抵抗、N1 第1の端子、N2 第2の端子、N3〜N5 ノード、R1〜R4 抵抗素子、SP ソースパッド領域、Tr トランジスタ素子。

Claims (6)

  1. 電源から供給される電流を受けるための入力端子と、
    負荷に前記電流を供給するための出力端子と、
    前記入力端子と前記出力端子との間に電気的に接続される第1のスイッチと、
    前記入力端子に電気的に接続される第1の端子と、前記出力端子に電気的に接続される第2の端子とを含む抵抗素子と、
    前記入力端子と前記出力端子との間に前記電流が流れることによって前記抵抗素子に発生した検出電圧を受けて、前記電流が過電流レベルに達した場合に前記検出電圧がしきい電圧を上回ることによって、前記電流が過電流であることを検出する検出回路とを備え、
    前記検出回路は、
    前記電流が過電流レベルである場合に、前記検出電圧が前記しきい電圧を上回るように前記検出電圧を予め調整するための調整回路を含む、ハイサイドスイッチ回路。
  2. 前記検出回路は、前記検出電圧を前記しきい電圧と比較する比較器であり、
    前記調整回路は、前記検出電圧を調整するために前記比較器の入力電圧のオフセットを調整するように構成される、請求項1に記載のハイサイドスイッチ回路。
  3. 前記比較器は、
    前記抵抗素子の前記第1の端子の電圧と前記抵抗素子の前記第2の端子の電圧との間の電圧差に応じて、その出力電圧を変化させる差動部と、
    前記差動部に並列接続されて、前記差動部に流れる電流を調整することにより前記電圧差と前記出力電圧との間の関係を変更するための複数のトランジスタとを含み、
    前記調整回路は、
    前記複数のトランジスタのうちの対応するトランジスタに接続されるフューズ抵抗を含む、請求項2に記載のハイサイドスイッチ回路。
  4. 前記ハイサイドスイッチ回路は、
    測定器が前記抵抗素子の前記第2の端子の電圧を測定できるように、前記第2の端子に接続されるパッドと、
    前記抵抗素子の前記第2の端子と前記出力端子との間に配置される第2のスイッチと、
    前記電源から前記負荷への前記電流の供給時には前記第1および第2のスイッチをともにオン状態に設定する一方で、前記測定器が前記第2の端子の電圧を測定する時には、前記第1および第2のスイッチをともにオフ状態に設定するスイッチ制御部とをさらに備える、請求項1に記載のハイサイドスイッチ回路。
  5. 電源から負荷に電流を供給するためのインターフェイス回路であって、
    回路基板と、
    前記回路基板に実装されるハイサイドスイッチ回路とを備え、
    前記ハイサイドスイッチ回路は、
    前記電源から供給される電流を受けるための入力端子と、
    前記負荷に前記電流を供給するための出力端子と、
    前記入力端子と前記出力端子との間に電気的に接続される第1のスイッチと、
    前記入力端子に電気的に接続される第1の端子と、前記出力端子に電気的に接続される第2の端子とを含む抵抗素子と、
    前記入力端子と前記出力端子との間に前記電流が流れることによって前記抵抗素子に発生した検出電圧を受けて、前記電流が過電流レベルに達した場合に前記検出電圧がしきい電圧を上回ることによって、前記電流が過電流であることを検出する検出回路とを含み、
    前記検出回路は、
    前記電流が過電流レベルである場合に、前記検出電圧が前記しきい電圧を上回るように前記検出電圧を予め調整するための調整回路を有する、インターフェイス回路。
  6. 負荷に電流を供給するための電源と、
    前記電源と前記負荷とを接続するためのインターフェイス回路とを備え、
    前記インターフェイス回路は、
    回路基板と、
    前記回路基板に実装されるハイサイドスイッチ回路とを含み、
    前記ハイサイドスイッチ回路は、
    前記電源から供給される電流を受けるための入力端子と、
    前記負荷に前記電流を供給するための出力端子と、
    前記入力端子と前記出力端子との間に電気的に接続される第1のスイッチと、
    前記入力端子に電気的に接続される第1の端子と、前記出力端子に電気的に接続される第2の端子とを含む抵抗素子と、
    前記入力端子と前記出力端子との間に前記電流が流れることによって前記抵抗素子に発生した検出電圧を受けて、前記電流が過電流レベルに達した場合に、前記検出電圧がしきい電圧を上回ることによって前記電流が過電流であることを検出する検出回路とを含み、
    前記検出回路は、
    前記電流が過電流レベルである場合に、前記検出電圧が前記しきい電圧を上回るように前記検出電圧を予め調整するための調整回路を有する、電子機器。
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