JP2012088043A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】貯蔵物の粗熱取りを行うとともに乾燥を防止できる冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷蔵室2、冷凍室6、チルド室及び野菜室5とは断熱隔離され、冷気回路が並列に構成される温度切替室3を有し、温度切替室3の流入側を開閉する温度切替室吐出ダンパ13と、温度切替室3の流出側を開閉する温度切替室戻りダンパ20と、温度切替室吐出ダンパ13及び温度切替室戻りダンパ20を開いた際に温度切替室3に冷気を取り込んで排出する送風機14とを備え、圧縮機の駆動に拘わらず温度切替室吐出ダンパ13及び温度切替室戻りダンパ20を開いて送風機14の駆動することにより温度切替室3を冷却する冷却運転を行うとともに、前記冷却運転によって温度切替室3が所定温度よりも低下した際に送風機14を停止して温度切替室吐出ダンパ13及び温度切替室戻りダンパ20を閉じる粗熱取りモードを設けた。
【選択図】図5

Description

本発明は、断熱隔離されるとともに冷気の経路が並列な第1、第2貯蔵室を有した冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は特許文献1に開示される。この冷蔵庫は、使用者の用途に応じて冷凍、冷蔵、パーシャル、チルド等の所望の温度帯に室内温度を切り替える温度切替室を有している。温度切替室は冷凍室と断熱隔離され、冷気を生成する冷却器に接続された冷気経路が冷凍室と並列になっている。圧縮機の駆動により冷却器で生成された冷気は送風機の運転によって温度切替室及び冷凍室に送出される。これにより、温度切替室及び冷凍室内が冷却される。
温度切替室に高温の貯蔵物を貯蔵した際には、粗熱取りモードを選択することができる。粗熱取りモードは風量及び圧縮機の回転数を大きくして冷気を温度切替室内に送出し、温度切替室内を急速に冷却することができる。これにより、プリン、ゼリー、ハンバーグのタネ等を急速冷却して調理時間を短縮することができる。
特開2002−22335号公報(第4頁−第9頁、第1図)
しかしながら、上記特許文献に開示された冷蔵庫によると、粗熱取りモード終了後に冷蔵運転によって冷気が送り続けられるため貯蔵物が乾燥する問題があった。特に、生野菜や温野菜の粗熱取りを行うと乾燥して味が落ちる問題がある。
本発明は、貯蔵物の粗熱取りを行うとともに乾燥を防止できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の冷蔵庫は、断熱隔離された第1、第2貯蔵室と、第1貯蔵室の温度に応じて駆動される圧縮機と、前記圧縮機の駆動によって低温に維持される冷却器とを有するとともに、前記冷却器で生成した冷気が並列に配された第1、第2貯蔵室に分岐して流入し、第1、第2貯蔵室から流出した冷気が合流して前記冷却器に戻る冷蔵庫において、前記冷却器と第2貯蔵室の流入側とを連結する経路を開閉する第1ダンパと、前記冷却器と第2貯蔵室の流出側とを連結する経路を開閉する第2ダンパと、第1、第2ダンパを開いた際に第2貯蔵室に冷気を取り込んで排出する送風機とを備え、前記圧縮機の駆動に拘わらず第1、第2ダンパを開いて前記送風機の駆動することにより第2貯蔵室を冷却する冷却運転を行うとともに、前記冷却運転によって第2貯蔵室が所定温度よりも低下した際に前記送風機を停止して第1、第2ダンパを閉じる粗熱取りモードを設けたことを特徴としている。
この構成によると、第1貯蔵室の温度に応じて圧縮機を駆動して冷却器が冷却され、冷却器により生成された冷気によって第1貯蔵室内が冷却される。また、第1、第2ダンパを開いて送風機を駆動することによって第1、第2貯蔵室を同時に冷却できる。使用者により粗熱取りモードを選択すると、圧縮機の停止、駆動に拘わらず第1、第2ダンパが開かれて送風機が駆動され、第2貯蔵室の冷却運転が行われる。第2貯蔵室が所定温度まで低下すると送風機を停止して第1、第2ダンパが閉じられ、冷却運転が停止される。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、第2貯蔵室は所望の室内温度に切り替えできる温度切替室から成ることを特徴としている。この構成によると、使用者の選択により冷凍、冷蔵、パーシャル、チルド等の所望の温度帯に第2貯蔵室の室内温度を切り替えることができる。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記粗熱取りモードは前記所定温度を異なる複数の温度に設定できることを特徴としている。この構成によると、例えば、サラダバー設定にすると0℃まで冷却して冷却運転が停止され、温野菜冷蔵設定にすると8℃まで冷却して冷却運転が停止される。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記冷却運転時に第1貯蔵室と前記冷却器との間の冷気経路を閉じることを特徴としている。この構成によると、粗熱取りモードが選択されると第1貯蔵室への冷気の供給が停止され、冷却運転の停止によって第1貯蔵室への冷気の供給が再開される。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記粗熱取りモードは前記送風機の停止時に第2貯蔵室の扉の開成を監視し、前記扉の開成によって第2貯蔵室が所定温度よりも上昇した際に前記冷却運転を再開することを特徴としている。この構成によると、第2貯蔵室の扉が開いて温度が上昇すると冷却運転を再開して第2貯蔵室が冷却される。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記粗熱取りモードは前記送風機の停止時に第2貯蔵室の扉を開成した際または第2貯蔵室が所定温度よりも上昇した際に警告を報知し、前記警告報知後使用者による所定の操作によって前記冷却運転を再開することを特徴としている。この構成によると、第2貯蔵室の扉が開いて温度が上昇すると警告が報知される。使用者は警告を認知して所定の操作を行うと冷却運転を再開して第2貯蔵室が冷却される。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記警告後所定期間操作がない時に前記粗熱取りモードを中止し、第2貯蔵室の温度に応じて前記圧縮機を駆動して第2貯蔵室を冷却する冷蔵モードを行うことを特徴としている。この構成によると、第2貯蔵室の扉が開いて温度が上昇すると警告が報知される。報知後所定期間が経過すると第2貯蔵室は冷蔵モードに切り替えられる。冷蔵モードでは第2貯蔵室の温度を監視して該温度に応じて圧縮機が駆動され、第2貯蔵室が冷却されると圧縮機が停止される。
本発明によると、粗熱取りモードを選択すると第2貯蔵室は第1、第2ダンパを開いて送風機を駆動する冷却運転が行われ、第2貯蔵室が所定温度よりも低下した際に送風機を停止して第1、第2ダンパを閉じるので、冷却後の貯蔵物に冷気が当たり続けないため貯蔵物の乾燥を防止することができる。従って、生野菜や温野菜等の粗熱取りを行っても味が落ちない。また、圧縮機の駆動に拘わらず冷却運転が行われるので、第1貯蔵室の温度が低く圧縮機が停止中でも迅速に第2貯蔵室を降温することができる。更に、第2貯蔵室を冷蔵モード等にする場合に比して室内温度の上昇を検知するまで待機する必要がなく、迅速に冷却運転を開始することができる。
また本発明によると、第2貯蔵室が温度切替室から成るので、貯蔵物を冷凍保存や冷蔵保存等の所望の温度で保存することができる。
また本発明によると、粗熱取りモードは上記所定温度を異なる複数の温度に設定できるので、例えば、サラダバー設定や温野菜冷蔵設定によって所望の温度で保存することができる。
また本発明によると、冷却運転時に第1貯蔵室と冷却器との間の冷気経路を閉じるので、冷却器で生成される冷気を第2貯蔵室に導いて迅速に第2貯蔵室を冷却することができる。
また本発明によると、第2貯蔵室の扉の開成によって第2貯蔵室が所定温度よりも上昇した際に冷却運転を再開するので、粗熱取り後の貯蔵物を所望の温度に維持することができる。また、扉が開いた場合のみ冷却するため貯蔵物の乾燥を抑制することができる。
また本発明によると、第2貯蔵室の扉を開成した際または第2貯蔵室が所定温度よりも上昇した際に報知される警告後の使用者の操作によって冷却運転を再開するので、乾燥が進行することを使用者が承知して再度冷却運転が行われる。従って、冷蔵庫の利便性が向上する。
また本発明によると、警告後所定期間操作がない時に粗熱取りモードを中止し、第2貯蔵室の温度に応じて圧縮機を駆動して第2貯蔵室を冷却する冷蔵モードを行うので、第2貯蔵室が所定の冷却温度に維持される。従って、貯蔵物を第2貯蔵室に収納したことを使用者が忘れても貯蔵物の損傷を防止することができる。
本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す正面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す右側面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す右側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の温度切替室を示す右側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の中段部を示す正面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の冷気の流れを示す冷気回路図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の温度切替室のドアパネルを示す正面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の粗熱取りモードの動作を示すフローチャー ト 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の粗熱取りモードの動作を示すフローチャー ト
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1、図2は第1実施形態の冷蔵庫を示す正面図及び右側面図である。冷蔵庫1は、上段に冷蔵室2が配され、中段に温度切替室3及び製氷室4が配される。冷蔵庫1の下段には野菜室5及び冷凍室6が配されている。
冷蔵室2は観音開きの扉を有し、貯蔵物を冷蔵保存する。温度切替室3は中段左側に設けられ、使用者により室温を切り替えられるようになっている。製氷室4は中段右側に設けられ、製氷を行う。野菜室5は下段左側に設けられ、野菜の貯蔵に適した温度(約8℃)に維持される。冷凍室6は下段右側に設けられ、製氷室4に連通して貯蔵物を冷凍保存する。
図3は冷蔵庫1の右側面断面図である。冷凍室6及び製氷室4には貯蔵物を収納する収納ケース11が設けられる。野菜室5及び温度切替室3にも同様の収納ケース11が設けられる。冷蔵室2には貯蔵物を載置する複数の収納棚41が設けられる。冷蔵室2の扉には収納ポケット42が設けられる。これらにより、冷蔵庫1の使い勝手が向上されている。また、冷蔵室2内の下部にはチルド温度帯(約0℃)に維持されたチルド室23が設けられている。
冷凍室6の背後には冷気通路31が設けられ、冷気通路31内には圧縮機35に接続された冷却器17が配される。冷蔵室2の背後には冷気通路31と連通する冷気通路32が設けられる。凝縮器、膨張器(いずれも不図示)が接続された圧縮機35の駆動によりイソブタン等の冷媒が循環して冷凍サイクルが運転される。これにより、冷凍サイクルの低温側となる冷却器17との熱交換により冷気が生成される。圧縮機35は冷蔵室2または冷凍室6の室内温度が設定温度に対して高温の上限温度よりも上昇すると駆動され、設定温度に対して低温の下限温度になると停止される。
また、冷気通路31、32内には送風機18、28がそれぞれ配される。詳細を後述するように、冷却器17で生成された冷気は送風機18の駆動により冷気通路31を介して冷凍室6、製氷室4、チルド室23及び温度切替室3に供給される。また、送風機28の駆動により冷気通路32を介して冷蔵室2及び野菜室5に供給される。
図4は温度切替室3を示す右側面断面図である。温度切替室3の上下面は断熱壁7、8により冷蔵室2及び野菜室5と断熱隔離されている。また、温度切替室3の側面は図示しない断熱壁により製氷室4及び冷凍室6と断熱隔離されている。温度切替室3の前面は回動式の扉9により開閉可能になっている。温度切替室3の背面は背面板33により覆われている。
背面板33の上部には温度切替室3に空気が流入する流入口33aが設けられ、下部には温度切替室3から空気が流出する流出口33bが設けられる。また、流入口33a及び流出口33b近傍には空気の温度を検知する温度センサ24、16が設けられる。
背面板33の後方には、外壁を形成する断熱壁10との間に導入通風路12が設けられている。導入通風路12には温度切替室吐出ダンパ13(第1ダンパ、図5参照)が設けられ、冷気通路31に連通して冷却器17(図3参照)で発生した冷気を温度切替室3に導く。また、温度切替室吐出ダンパ13の開閉により冷却器17と温度切替室3の流入側との冷気経路が開閉され、開閉量によって導入通風路12から温度切替室3に流入する風量が調整される。
導入通風路12内には、温度切替室吐出ダンパ13と流入口33aとの間に送風機14が設けられている。送風機14の駆動によって冷気通路31の冷気が容易に温度切替室3に導かれる。
流出口33bの後方には温度切替室戻りダンパ20(第2ダンパ)が設けられる。温度切替室戻りダンパ20は開口部20a、20bを有し、回動により一方を開いて他方を閉じる回動板20cを有している。開口部20bを開くと温度切替室3から流出する空気は戻り通風路19(図5参照)を介して冷却器17に導かれる。
開口部20aを開くと温度切替室3から流出する空気は送風機14の吸気側に導かれるとともに、温度切替室3の流出側と冷却器17との冷気経路が閉じられる。従って、送風機14を駆動し、開口部20bを閉じて温度切替室戻りダンパ20を閉じることにより、矢印Fに示すように温度切替室3の空気を循環させることができる。尚、送風機14を温度切替室3内に設けてもよい。
温度切替室3の流入口33aの背後にはヒータ15が設けられる。ヒータ15は熱輻射式のガラス管ヒータから成り、背面板33を介して放出される輻射熱により温度切替室3を昇温する。送風機14はヒータ15の表面に向けて送風するように配置されている。これにより、ヒータ15の表面温度を下げて安全性を向上させることができる。また、流出口33bには、所定の温度まで高温になるとヒータ15の通電を遮断する温度ヒューズ30が設けられる。
温度切替室3内には貯蔵物を載置する引出し式の収納ケース11が配されている。収納ケース11の底面には温度センサ34が設けられる。これにより、収納ケース11上に載置される貯蔵物の温度を正確に検知することができる。
図5は冷蔵庫1の中段付近の正面断面図を示している。冷凍室6の背後の冷気通路31は送風機18の前面上部を開口し、送風機18によって製氷室4に空気が送出される。製氷室4に連通する冷凍室6の下部には冷凍室ダンパ22が設けられる。冷凍室6の後方下部には、冷凍室ダンパ22を介して冷却器17に空気を導いて冷気通路31に戻る戻り通風路21(図3参照)が設けられている。冷凍室ダンパ22の開閉により冷凍室6から流出する空気の風量が調整される。
冷気通路31の上部は冷蔵室ダンパ27を介して冷気通路32に連通する。また、冷気通路31は分岐され、チルド室ダンパ25を介してチルド室23と連通するとともに、前述のように導入通風路12(図4参照)に連通する。
冷蔵室2の背面下部には冷蔵室流出口(不図示)が開口し、野菜室5には野菜室流入口(不図示)が設けられる。冷蔵室流出口と野菜室流入口とは温度切替室3の背面を通る通路(不図示)により連結され、冷蔵室2と野菜室5が連通している。
温度切替室戻りダンパ20は温度切替室3の左方下部に設けられる。温度切替室3及び野菜室5の背後には、温度切替室戻りダンパ20から下方に延びて戻り通風路21(図3参照)に連通する戻り通風路19が設けられている。前述したように、温度切替室3内の空気は温度切替室戻りダンパ20の開口部20b(図4参照)を開くことにより戻り通風路19、21を介して冷却器17に導かれる。尚、野菜室5の背面には戻り通風路19に連通する野菜室流出口(不図示)が設けられる。
図6は冷蔵庫1の冷気の流れを示す冷気回路図である。冷凍室6、冷蔵室2及び温度切替室3はそれぞれ並列に配される。また、製氷室4は冷凍室6と直列に配され、野菜室5は冷蔵室2と直列に配される。冷却器17で生成された冷気は、送風機18の駆動により矢印A(図5参照)に示すように冷気通路31を上昇して製氷室4に送出される。製氷室4に送出された冷気は製氷室4及び冷凍室6を流通し、冷凍室ダンパ22から流出する。そして、戻り通風路21を介して冷却器17に戻る。これにより、製氷室4及び冷凍室6内が冷却される。
送風機28の駆動により冷気通路31の上部で分岐した冷気は冷蔵室ダンパ27を介して矢印B(図5参照)に示すように冷気通路32を流通し、冷蔵室2に送出される。また、矢印C(図5参照)に示すようにチルド室23に送出される。これらの冷気は冷蔵室2及びチルド室23を流通した後、野菜室5に流入する。野菜室5に流入した冷気は野菜室5内を流通して戻り通路19、21を介して冷却器17に戻る。これにより、冷蔵室2及び野菜室5内が冷却され、設定温度になると冷蔵室ダンパ27及びチルド室ダンパ23が閉じられる。
また、送風機14の駆動により冷気通路31の上部で分岐した冷気は矢印D(図5参照)に示すように導入通風路12を流通し、温度切替室吐出ダンパ13を介して温度切替室3に流入する。温度切替室3に流入した冷気は温度切替室3内を流通し、温度切替室戻りダンパ20から流出する。そして、矢印E(図5参照)に示すように、戻り通風路19、21を介して冷却器17に戻る。これにより、温度切替室3内が冷却される。
前述のように、温度切替室3は使用者の操作により室内温度を切り替えることができるようになっている。図7は温度切替室3の前面に設けられるドアパネルを示す正面図である。ドアパネル40には操作スイッチ41及び複数の表示器42a〜42hから成る表示部42が設けられる。これにより、使用者は各動作モードを容易に視認して判別することができる。
操作スイッチ41は使用者の操作により温度切替室3の各動作モードを切り替える。各表示器42a〜42hは点灯して温度切替室3の各動作モードを報知する。温度切替室3の動作モードは温度帯に応じてワイン(8℃)、冷蔵(3℃)、チルド(0℃)、ソフト冷凍(−8℃)、冷凍(−15℃)の各冷却モードが設けられ、表示器42a〜42hにより報知される。これにより、使用者は所望の温度で貯蔵物を冷凍保存または冷蔵保存できる。
各冷却モードが指示されると、温度センサ16、24、34のいずれかにより温度切替室3の室内温度が検知される。この室内温度が各設定温度に基づく上限温度を超えると温度切替室吐出ダンパ13及び温度切替室戻りダンパ20が開かれて圧縮機35及び送風機14が駆動される。これにより、温度切替室3が冷却され、所定温度になると圧縮機35及び送風機14が停止される。この時、温度切替室吐出ダンパ13及び温度切替室戻りダンパ20を閉じてもよく、開いたままでもよい。
尚、例えば冷凍の室内温度から冷蔵の室内温度に切り替える際にヒータ15に通電して昇温してもよい。これにより、迅速に所望の室内温度に切り替えることができる。
また、ヒータ15に通電することにより、温度切替室3の室内温度を貯蔵物を冷凍保存または冷蔵保存する低温側から調理済み加熱食品の一時的な保温や温調理等を行う高温側に切り替えることができる。高温側では8時間保温や4時間保温の加熱モードが設けられ、それぞれ表示器42a、42bにより報知される。
高温側の室内温度は、主な食中毒菌の発育温度が30℃〜45℃であるため、ヒータ容量の公差や温度切替室3内の温度分布等を考慮して50℃以上にするとよい。これにより、雑菌の繁殖を防止できる。また、冷蔵庫に用いられる一般的な樹脂製部品の耐熱温度が80℃であるため、高温側の室内温度を80℃以下にすると安価に実現することができる。
また、食中毒菌を滅菌するためには、例えば腸管出血性大腸菌(病原性大腸菌O157)の場合では75℃で1分間の加熱が必要である。従って、ヒータ容量の公差と温度切替室3内の温度分布とを考慮して高温側の室内温度を75℃〜80℃にするとより望ましい。
以下は55℃での食中毒菌の減菌に関する試験結果である。試験サンプルは初期状態で大腸菌2.4×103CFU/mL、黄色ブドウ球菌2.0×103CFU/mL、サルモネラ2.1×103CFU/mL、腸炎ビブリオ1.5×103CFU/mL、セレウス4.0×103CFU/mLを含んでいる。この試験サンプルを40分間で3℃から55℃に加温し、55℃で3.5時間保温後、80分間で55℃から3℃に戻して再度各菌の量を調べた。その結果、いずれの菌も10CFU/mL以下(検出せず)のレベルまで減少していた。従って、温度切替室3の高温側の設定温度を55℃としても充分減菌効果がある。
また、操作スイッチ41の操作によって温度切替室3に収納した高温の貯蔵物の粗熱取りを行う粗熱取りモードが設けられる。粗熱取りモードは表示器42cで報知される。粗熱取りモードでは貯蔵物の粗熱取りのために冷却運転が行われ、所定の温度になると冷却運転が停止される。
この時、冷却運転を停止する温度を設定可能になっている。例えば、サラダバー設定にすると冷却運転の停止温度は0℃に設定され、生野菜等をサラダに適した温度まで降温する。また、温野菜冷蔵設定にすると冷却運転の停止温度は8℃に設定され、温野菜等を実食に適した温度まで降温する。サラダバー設定や温野菜冷蔵設定等によって貯蔵物を所望の温度で保存することができる。
図8は粗熱取りモードの動作を示すフローチャートである。粗熱取りモードを選択すると、ステップ#11で温度切替室3のヒータ15が停止される。ステップ#12では温度切替室吐出ダンパ13及び温度切替室戻りダンパ20の開口部20bが開かれる。ステップ#13では冷蔵室ダンパ27及びチルド室ダンパ25が閉じられ、ステップ#14で送風機14が駆動される。
これにより、冷却器17と温度切替室3との間の冷気経路が開かれ、冷却器17と冷蔵室3及びチルド室23との間の冷気経路が閉じられる。従って、大量の冷気が温度切替室3を通過して冷却運転が行われる。冷却運転は圧縮機35が駆動中、停止中に拘わらず行われる。これにより、冷蔵室2や冷凍室6が低温で圧縮機35が停止中でも迅速に温度切替室3を降温することができる。また、温度切替室3を冷蔵モード等にする場合に比して室内温度の上昇を検知するまで待機する必要がなく、迅速に冷却運転を開始することができる。
ステップ#15では温度センサ16、24、34のいずれかの検知による室内温度が設定された温度まで降温されるまで待機し、降温されるとステップ#16に移行する。ステップ#16では冷蔵室ダンパ27及びチルド室ダンパ25が開かれる。ステップ#17では送風機14が停止される。ステップ#18では温度切替室吐出ダンパ13及び温度切替室戻りダンパ20の開口部20bが閉じられる。これにより、冷却運転が停止される。
ステップ#19は温度切替室3の扉9が開いたか否かが検知される。扉9が開いていない場合はステップ#21に移行する。扉9が開いた場合はステップ#20で温度切替室3の室内温度が設定による上限温度よりも高温になったか否かが判断される。温度切替室3が上限温度よりも高温になっていない場合はステップ#21に移行する。
ステップ#21では各動作モードの切り替え操作が行われたか否かが判断される。動作モードの切り替え操作が行われていない場合はステップ#19に移行し、ステップ#19〜#21が繰り返し行われる。動作モードの切り替え操作が行われた場合はステップ#22で各動作モードの運転が行われる。
ステップ#20で温度切替室3が上限温度よりも高温になった場合はステップ#12に戻り、ステップ#12〜#21が再度行われる。
本実施形態によると、冷蔵室2、冷凍室6、チルド室3、野菜室5(いずれも第1貯蔵室)と、温度切替室3(第2貯蔵室)とは断熱隔離され、冷気回路が並列に構成されるので、他の貯蔵室の冷却を行いながら温度切替室3内の空気を循環させることができる。
粗熱取りモードを選択すると温度切替室3は温度切替室吐出ダンパ13及び温度切替室戻りダンパ20(第1、第2ダンパ)を開いて送風機14を駆動する冷却運転が行われ、温度切替室3が所定温度よりも低下した際に送風機14を停止して温度切替室吐出ダンパ13及び温度切替室戻りダンパ20を閉じるので、冷却後の貯蔵物に冷気が当たり続けないため貯蔵物の乾燥を防止することができる。従って、生野菜や温野菜等の粗熱取りを行っても味が落ちない。
また、圧縮機35の駆動に拘わらず冷却運転が行われるので、冷蔵室2等の温度が低く圧縮機35が停止中でも迅速に温度切替室3を降温することができる。更に、温度切替室3を冷蔵モード等にする場合に比して室内温度の上昇を検知するまで待機する必要がなく、迅速に冷却運転を開始することができる。
また、冷却運転時に冷蔵室2及びチルド室23と冷却器17との間の冷気経路を閉じるので、冷却器17で生成される冷気を温度切替室3に導いて迅速に温度切替室3を冷却することができる。
また、温度切替室3の扉9の開成によって温度切替室3が所定温度よりも上昇した際に冷却運転を再開するので、粗熱取り後の貯蔵物を所望の温度に維持することができる。また、扉9が開いた場合のみ冷却するため貯蔵物の乾燥を抑制することができる。
次に第2実施形態について説明する。本実施形態は第1実施形態と同様に構成され、粗熱取りモードの動作が第1実施形態と異なっている。図9は本実施形態の粗熱取りモードの動作を示すフローチャートである。同図において、ステップ#11〜#18は第1実施形態と同一であるので説明を省略する。
ステップ#19では温度切替室3の扉9が開いたか否かが検知される。扉9が開いた場合はステップ#31に移行する。扉9が開いていない場合はステップ#20で温度切替室3の室内温度が設定による上限温度よりも高温になったか否かが判断される。温度切替室3が上限温度よりも高温になった場合はステップ#31に移行する。温度切替室3が上限温度よりも高温になっていない場合はステップ#21に移行する。
ステップ#21では各動作モードの切り替え操作が行われたか否かが判断される。動作モードの切り替え操作が行われていない場合はステップ#19に移行し、ステップ#19〜#21が繰り返し行われる。動作モードの切り替え操作が行われた場合はステップ#22で各動作モードの運転が行われる。
ステップ#19で扉9が開いた場合及びステップ#20で温度切替室3が上限温度よりも高温になった場合は、ステップ#31で警報が報知される。警告の報知は操作パネル40による表示や音声等によって行われる。ステップ#32では操作スイッチ41等によって冷却運転を再開する操作が行われたか否かが判断される。
冷却運転を再開する操作が行われていない場合はステップ#33で所定時間が経過したか否かが判断される。ステップ#32、#33が繰り返され、冷却運転を再開する操作を待機する。冷却運転を再開する操作が行われると、ステップ#12に戻り、ステップ#12〜#33が再度行われる。
また、所定時間内に冷却運転を再開する操作が行われない場合はステップ#34に移行し、温度切替室3が冷蔵モードで動作する。冷蔵モードは温度切替室3の温度センサ16、24、34のいずれかにより検知し、温度切替室3が所定の温度よりも高温になると圧縮機35を駆動して温度切替室3に冷気が供給される。これにより、温度切替室3を長期間低温に維持することができる。
本実施形態によると、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。更に、温度切替室3の扉9を開成した際または温度切替室3が所定温度よりも上昇した際に警告が報知される。警告後の使用者の操作によって冷却運転を再開するので、貯蔵物の乾燥が進行することを使用者が承知して再度冷却運転が行われる。従って、冷蔵庫1の利便性が向上する。
また、警告後所定期間操作がない時に粗熱取りモードを中止し、温度切替室3の温度に応じて圧縮機35を駆動して温度切替室3を冷却する冷蔵モードを行うので、温度切替室3が所定の冷却温度に維持される。従って、貯蔵物を温度切替室3に収納したことを使用者が忘れても貯蔵物の損傷を防止することができる。
第1、第2実施形態において、野菜室5の流出口にダンパを設けてもよい。これにより、温度切替室3を高温側から低温側に切り替えた際に、該ダンパを閉じて温度切替室3からの熱風が野菜室5に逆流することを防止できる。また、温度切替室3を高温側から低温側へ切り替える際に送風機18が停止されている場合には、冷凍室ダンパ22が閉じられるようになっている。これにより、送風機14の駆動によって冷凍室ダンパ22から冷凍室6内へ熱風が逆流することを防止できる。
尚、粗熱取りモードを実行できる貯蔵室は温度を切り替えできなくてもよい。即ち、冷気回路が冷蔵室2等と並列で断熱隔離された貯蔵室であれば、冷蔵温度や冷凍温度等に一定に維持される貯蔵室でもよい。尚、粗熱取りモードを実行できる貯蔵室を温度切替室3にすることで、粗熱取りモード終了後に貯蔵物を冷凍保存や冷蔵保存等の所望の温度で保存することができる。
本発明によると、冷気回路が並列に配される第1、第2貯蔵室を有し、貯蔵物の粗熱取りを行う冷蔵庫に利用することができる。
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
3 温度切替室
4 製氷室
5 野菜室
6 冷凍室
9 扉
12 導入通風路
13 温度切替室吐出ダンパ
14、18、28 送風機
15 ヒータ
17 冷却器
16、24、34 温度センサ
19、21 戻り通風路
20 温度切替室戻りダンパ
22 冷凍室ダンパ
25 チルド室ダンパ
30 温度ヒューズ
31、32 冷気通路
33 背面板
35 圧縮機
40 ドアパネル
41 操作スイッチ
42 表示部

Claims (4)

  1. 断熱隔離された第1、第2貯蔵室と、第1貯蔵室の温度に応じて駆動される圧縮機と、前記圧縮機の駆動によって低温になる冷却器とを有するとともに、前記冷却器で生成した冷気が第1、第2貯蔵室に流入し、第1、第2貯蔵室から流出した冷気が前記冷却器に戻る冷蔵庫において、
    前記冷却器と第1貯蔵室の流入側とを連結する経路を開閉する第1貯蔵室吐出ダンパと、
    前記冷却器と第2貯蔵室の流入側とを連結する経路を開閉する第2貯蔵室吐出ダンパと、
    第2貯蔵室内の温度を検知する温度センサと、
    を備え、第2貯蔵室内の温度が所定温度よりも低下した際に第2貯蔵室吐出ダンパを閉じるとともに第1貯蔵室吐出ダンパを開いて前記圧縮機の駆動に拘わらず第2貯蔵室内の温度を調整できるモードを設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 第2貯蔵室は、貯蔵物を冷凍保存または冷蔵保存する低温側と加熱食品の保温を行う高温側とに切り替えることができることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記冷却器と第2貯蔵室の流出側とを連結する経路を開閉する第2貯蔵室戻りダンパを備え、前記モード時には第2貯蔵室戻りダンパを閉じることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 第2貯蔵室内の空気を循環させる送風機を備え、第2貯蔵室吐出ダンパ及び第2貯蔵室戻りダンパを閉じた際に前記送風機を駆動させることを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
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