JP2007010260A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】 冷却モードと保温モードとで切り替え可能な温度切替室を備え、温度切替室における貯蔵物の冷却保存状態または保温状態を報知する冷蔵庫を提供する。
【解決手段】 冷蔵庫(1)は、冷却モードと保温モードとを切り替え可能な温度切替室(3)と、温度切替室(3)の室内温度を制御する制御部(100)とを含み、該制御部(100)は前記温度切替室(3)での貯蔵物の冷却保存状態または保温状態を報知部(110)に報知させる。【選択図】 図13

Description

本発明は、貯蔵物を冷却保存する冷却モードと貯蔵物を保温する保温モードとに切替が可能な温度切替室を有する冷蔵庫に関するものであり、特に、温度切替室での貯蔵物の冷却保存状況または保温状況の報知を行う冷蔵庫に関するものである。
例えば特許文献1の冷蔵庫は、冷蔵室及び冷凍室に加えて冷凍、冷蔵、パーシャルまたはチルドなどの低温の室内温度に切り替え可能な切替室を備えている。
家族それぞれが異なる時間に食事を行う家庭では、食事を調理した後、食事を低温で保存して再び加熱するよりも、調理後の食事を保温すると手間が省ける。そのため、従来の低温において室内温度を切り替えることができる切り替え室を備えた冷蔵庫では、貯蔵物を低温で保存するのみであって、貯蔵物を保温することはできない。そのため、冷蔵庫以外に別途保温箱や保温用収納容器を用いて加熱食品を保温しなければならなかった。
特開平10−288440号公報
しかしながら、保温箱や保温用収納容器は貯蔵物を保温するのみであるため、使用しないときに収納する場所の確保が困難であるという問題があった。また、使用者が貯蔵物を保温していることを忘れて、貯蔵物を高温で長時間保温し続けるという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、貯蔵物を保温することができ、しかも、貯蔵物の保存または保温状況を使用者に報知する冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の冷蔵庫は、貯蔵物を冷却保存する冷却モードと貯蔵物を保温する保温モードとに室内温度を切り替え可能な温度切替室と、前記温度切替室での貯蔵物の冷却保存状況または保温状況を報知する報知部とを備えたことを特徴とする。
温度切替室の室内温度が冷却モードに切り替えられると、室内温度が冷凍、パーシャル、チルド、冷蔵などの低温の温度帯となる。これにより、貯蔵物を冷蔵保存または冷凍保存することができる。また、温度切替室の室内温度が保温モードに切り替えると、室内温度が高温の温度帯となる。これにより、貯蔵物を保温または温調理をすることができる。そして、報知部が温度切替室での貯蔵物の冷却保存状況または保温状況を報知する。
上記構成の冷蔵庫において、温度切替室の室内温度が保温モードに切り替えられて保温上限時間が経過したとき、報知部は貯蔵物の保温状況を報知して、温度切替室の室内温度は冷却モードに切り替えられる構成にするとよい。
保温モードに切り替えられてから保温上限時間が経過すると、温度切替室の室内温度は冷却モードに切り替えられる。このとき、報知部が保温上限時間が経過したことを報知して使用者に認知させることができる。なお、保温上限時間とは貯蔵物を保温モードで保温できる最大の時間を意味する。
上記構成の冷蔵庫において、使用者が設定する設定部を備え、該設定部により前記報知部による報知が設定されたとき、前記報知部が前記温度切替室での貯蔵物の冷却保存状況または保温状況を報知する構成にするとよい。
使用者が設定部により温度切替室での貯蔵物の冷却保存状状況または保温状況の報知を設定すると、報知部が冷却保存状況または保温状況を報知する。
上記構成の冷蔵庫において、時間を計測するタイマーを備え、前記報知部は該タイマーの計測結果に基づく情報を報知する構成にするとよい。
温度切替室の室内温度が保温モードに切り替えられてからの時間または冷却モードに切り替えられてからの時間などをタイマーが計測し、報知部がタイマーの計測結果に基づく情報を報知する。
上記構成の冷蔵庫において、前記温度切替室には、貯蔵物の種類、水分量、表面積および質量のうち少なくとも一つを検知する貯蔵物センサが設けられており、前記報知部は該貯蔵物センサの検知結果に基づく情報を報知する構成にするとよい。
貯蔵物は温度切替室で冷却保存または保温されている貯蔵物の情報を検知し、この検知結果を報知部が使用者に報知する。
食品を保温するためだけの保温箱や保存容器を別途設ける必要がないためスペースを有効に活用することができるとともに、保温箱や保存容器を別途に購入するといった経済的負担を軽減することができる。
報知部が貯蔵物の冷却保存状況または保温状況を使用者に報知するため、使用者が温度切替室で冷却保存または保温している貯蔵物のことを忘れることを防止することができる。さらに、使用者は冷却保存または保温の状況を知ることができるため便利である。
使用者が温度切替室での貯蔵物の冷却保存状況または保温状況の報知を設定する設定部を設けたことにより、使用者は希望するときはいつでも温度切替室での貯蔵物の冷却保存状況または保温状況を知ることができる。
報知部がタイマーの計測結果またはタイマーの計測結果に基づく情報を報知するため、使用者は温度切替室で冷却保存または保温されている貯蔵物の時間に関する情報を知ることができる。
また、報知部が貯蔵物センサの検知結果または貯蔵物センサの検知結果に基づく情報を報知するため、使用者は貯蔵物の情報を詳しく知ることができる。
(第1の実施形態)
以下に本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1、図2は第1実施形態の冷蔵庫1の正面図、側面図である。冷蔵庫1は、上段に配設された冷蔵室2と、中段に配設された温度切替室3と製氷室4と、下段に配設された野菜室5と冷凍室6とを備えている。また、冷蔵室2内には、チルド室23(図3参照)が設けられている。なお、野菜室5の野菜の貯蔵に適した温度は約8℃、チルド室23の適した温度は約0℃になっている。
冷蔵庫の側面断面図を図3に示す。冷凍室6の背面には圧縮機35と凝縮機(不図示)と蒸発器17とが設けられている。そして、図示しないが、圧縮機35と蒸発器17との間には冷媒の循環路が設けられており、冷蔵室2と温度切替室3と製氷室4と野菜室5と冷凍室6と蒸発器17との間には空気の循環路が設けられている。また、冷蔵室2と温度切替室3と冷凍室6の後方には冷蔵室送風機28と温度切替室送風機14と冷凍室送風機18とがそれぞれ設けられている。
圧縮機35は循環冷媒を圧縮して高温高圧の気体とし、凝縮器(図示せず)は外部との間で熱交換をさせることにより冷媒を液化し、蒸発器17は冷媒を蒸発させて循環空気との間で熱交換をさせて空気を冷却し、温度切替室送風機14と冷凍室送風機18と冷蔵室送風機28とは冷気を冷蔵室2と温度切替室3と製氷室4と野菜室5と冷凍室6とチルド室23に送り込む。これにより、冷蔵室2と温度切替室3と製氷室4と野菜室5と冷凍室6とチルド室23とが冷却される。
冷気の循環経路である冷気通路31、32について説明する。冷気通路31は、蒸発器17から温度切替室3と製氷室4とチルド室23とにそれぞれ連通している。冷気通路32は、蒸発器17から冷気通路31を介して冷蔵室2に連通している。
冷蔵庫1の中段付近の正面断面図を図4に、冷蔵庫1の冷気の流れを図5に示す。蒸発器17で冷却された空気は、冷蔵室2とチルド室23と温度切替室3と製氷室4とに直接送り込まれる。そして、製氷室4内の冷気が冷凍室6へ送り込まれ、冷蔵室2とチルド室23内の冷気が野菜室5へ送り込まれる。
製氷室4と冷凍室6の冷気の流れを図6に示す。図4と図5と図6とを参照して、製氷室4と冷凍室6での冷気の流れについて説明する。
まず、製氷室4と冷凍室6との構成について説明する。冷蔵庫1の下方に蒸発器17が設けらている。製氷室4または冷凍室6の背面には、冷気を製氷室4へ送り込む冷凍室送風機18と、蒸発器17および製氷室4を連通させる冷気通路31とが設けられている。製氷室4と冷凍室6とは連通している。冷凍室6と蒸発器17との間には、冷凍室6内の空気を蒸発器17へ送出する戻り通風路21(図3参照)と、冷凍室ダンパ22が設けられている。なお、冷凍室ダンパ22の配置は上記構成に限定されるものではなく、例えば冷凍室6に設けてもよい。
蒸発器17で冷却された空気は、冷凍室送風機18の駆動により冷気通路31を介して製氷室4に送り込まれる(図4の矢印A参照)。製氷室4から冷凍室6へ流入した冷気は、冷凍室ダンパ22と戻り通風路21とを介して蒸発器17へ送出されて、蒸発器17で再び冷却される。制御部100が冷凍室ダンパ22の開閉量を調節することによって、冷凍室6から流出する空気の量を調節する。
冷蔵室2と野菜室5およびチルド室23と野菜室5との冷気の流れを図7に示す。図4と図5と図7とを参照して冷蔵室2と野菜室5およびチルド室23と野菜室5の冷気の流れについて説明する。温度冷却室3での冷気の流れについては、後で詳述する。
まず、冷蔵室2と野菜室5とチルド室23との構成について説明する。冷気通路31は、冷蔵室ダンパ27と冷気通路32とを介して冷蔵室2に、チルド室ダンパ25を介してチルド室23に連通する。冷蔵室2の背面下部には冷蔵室流出口(不図示)が設けられ、野菜室5には野菜室流入口(不図示)が設けられている。そして、冷蔵室2と野菜室5とは冷蔵室流出口と野菜室流入口とをつなぐ通路により連通している。また、チルド室23と野菜室5とも連通している。
冷蔵室2と野菜室5とでの冷気の流れについて説明する。蒸発器17で冷却された空気は、冷気通路31、32を通って、冷蔵室ダンパ27を介して冷蔵室2に流入する(図4の矢印B参照)。冷蔵室2内の冷気は冷蔵室流出口から野菜室流入口を介して野菜室5へ流入する。野菜室5の背面には野菜室流出口(不図示)が設けられており、野菜室流出口から流出した野菜室5内の冷気は戻り通路21に連通する戻り通風路19を介して蒸発器17に送出され、再び冷却される。そして、冷蔵室2と野菜室5とが冷却されて設定温度になると、制御部100は冷蔵室ダンパ27を閉鎖する。
チルド室23と野菜室5とでの冷気の流れについて説明する。蒸発器17で冷却された空気は、冷気通路31とチルド室ダンパ25とを介してチルド室23に流入する(図4の矢印C参照)。チルド室23内の冷気は野菜室5を経て、戻り通路19、20を介して蒸発器17に送出され、再び冷却される。そして、チルド室23が設定温度になると、制御部100はチルド室ダンパ25を閉鎖する。
温度切替室3の側面断面図を図8に示す。温度切替室3は、背面に背面板33を設け、上下に設けられた断熱壁7、8によって冷蔵室2と野菜室5から断熱隔離され、左右側面に設けられた図示しない断熱壁によって製氷室4と冷凍室6から断熱隔離されている。また、温度切替室3の前面には開閉可能な回動式の扉9が設けられている。
温度切替室3は、蒸発器17で冷却された空気が送り込まれることによって冷蔵、冷凍、半冷凍、パーシャルまたはチルドなどの冷却モードとなる。冷却モードのなかの冷蔵、冷凍、チルド、パーシャル、半冷凍などの温度帯を冷却モードの温度帯とし、冷却モードの温度帯は使用者が設定部103により設定することができる。例えば、冷却モードの温度帯には、ワイン(8℃)、冷蔵(3℃)、チルド(0℃)、ソフト冷凍(−8℃)、冷凍(−15℃)等がある。
温度切替室3にはヒータ15が設けられており、温度切替室3はヒータ15によって貯蔵物を保温する高温の保温モードとなる。保温モードでの温度切替室3の室内温度を50℃以上にするとよい。発育または繁殖温度が30℃〜40℃である主たる食中毒菌の増殖または繁殖を防止することができるとともに、加熱手段の容量や温度切替室3内の室内温度の分布にも適しているからである。
また、保温モードでの温度切替室3の室内温度を75℃以上にするとよい。例えば、腸管出血性大腸菌(病原性大腸菌O157)は75℃での約1分間の加熱により殺菌または滅菌されるため、75℃以上とすれば食中毒菌を殺菌または滅菌することができるためである。
さらに、保温モードでの温度切替室3の室内温度を80℃以下にするとよい。一般的に用いられる冷蔵庫の樹脂製部品の耐熱温度は80℃であるため、80℃以下とすれば特別な樹脂製部品を用いる必要がないためコストを抑えることができるからである。
したがって、保温モードでの温度切替室3の室内温度を50℃〜80℃とすれば、発育または繁殖温度が30℃〜40℃の主たる食中毒菌の増殖または繁殖防止することができるとともに、特別な樹脂製部品を用いる必要がなくコストを抑えることができる。また、保温モードでの温度切替室3の室内温度を75℃〜80℃とすれば、食中毒菌を殺菌または滅菌することができるとともに、特別な樹脂製部品を用いる必要がなくコストを抑えることができる。
55℃での食中毒菌の殺菌または滅菌の試験結果を以下に示す。試験サンプルは初期状態で大腸菌2.4×103CFU/mL、黄色ブドウ球菌2.0×103CFU/mL、サルモネラ2.1×103CFU/mL、腸炎ビブリオ1.5×103CFU/mL、セレウス4.0×103CFU/mLを含んでいる。この試験サンプルを40分間で3℃から55℃に加温し、55℃で3.5時間保温後、80分間で55℃から3℃に戻して再度各菌の量を調べた。その結果、いずれの菌も10CFU/mL以下(検出せず)のレベルまで減少していた。従って、温度切替室3の高温側の設定温度を55℃としても充分に殺菌または減菌効果がある。
つまり、温度切替室3は、低温の冷却モードと高温の保温モードとに切り替えることができる。温度切替室3の冷却モードや保温モードへの切替は、使用者が行っても制御部100が行ってもよい。
温度切替室3の構成について図8を参照しながら説明する。
背面板33と冷蔵庫1の背面の外壁である断熱壁10との間には導入通風路12が設けられてる。導入通風路12には、温度切替室3へ流入する冷気の流路を開閉して開閉量により温度切替室3へ流入する冷気の量を調整し、温度切替室3の室内温度を変化させる温度切替室吐出ダンパ13が設けられている。流入口33aと温度切替室吐出ダンパ13との間に温度切替室3に空気を送り込む温度切替室送風機14が設けられている。温度切替室送風機14の駆動によって冷気通路31から流れてきた冷気を温度切替室3に容易に送り込むことができる。なお、温度切替室吐出ダンパ13と温度切替室送風機14の配置は上記に限定されるものではなく、例えば温度切替室3に設けてもよい。
流出口33bの近傍には、開口部20aと20b、回動により開口部20aと20bとのうち一方を開いて他方を閉じるバッフル20cを備えた温度切替室戻りダンパ20が設けられている。バッフル20cは、開口部20bを開放して開口部20aを閉鎖して、温度切替室3から流出した空気を戻り通風路19と戻り通風路19に連通する戻り通風路21を介して蒸発器17へ送出する(図4の矢印E参照)。また、バッフル20cは、開口部20aを開放して開口部20bを閉鎖して、温度切替室3から流出した空気を温度切替室送風機14の吸気側に送出して、温度切替室3の流出側の蒸発器17との冷気通路を閉鎖する。
温度切替室3の流入口33aと温度切替室送風機14との間には加熱装置たるヒータ15が設けられている。ヒータ15は熱輻射式のガラス管ヒータとするとよい。熱輻射式のガラス管ヒータは加温スピードが速く、食品衛生上安全である。また、容量を大きくしても占有スペースが小さいため、温度切替室3の奥部に配置することにより使用者が火傷する危険も少なくなる。
ヒータ15を加温スピードが遅い安価なシート状のアルミ蒸着ヒータ等の熱伝導式ヒータとすると、温度切替室3を高温の保温モードに切り替えたとき、食中毒菌の発育温度帯である30〜45℃を通過するのに長時間を要することとなり、食中毒菌が発育または繁殖して食品衛生上の安全性が低下する。また、ヒータを貼り付ける周辺部品の耐熱温度(通常約80℃)の制約があるため、ヒータの容量を大きくして加熱スピードを速めることも困難である。また、広範囲にヒータを貼り付けると、放熱面が広範囲となり、温度切替室3の手前付近まで放熱面が及ぶと使用者が火傷する危険が生じる。
背面板33の背部下方には、温度切替室3の室内温度を検知する温度センサ16が設けられている。また、ヒータ15近傍には温度センサ24が設けられており、温度センサ24は、ヒータ15の輻射熱を受けた空気が上昇することによって加熱されやすいヒータ15の上方近傍の温度を検知する。
温度切替室3内には貯蔵物を載置する引き出し式の収納ケース11と、収納ケース11の底面には貯蔵物の温度を検知する温度センサ34を設けられている。この温度センサ34により、収納ケース11に載置された貯蔵物の温度を正確に検知することができ、貯蔵物の低温での保存および貯蔵物の高温での保温をより適切に行うことができる。
なお、温度センサ16、24、34の配置は上記に限定されるものではない。
温度切替室送風機14をヒータ15の表面へ向けて送風する構成とするとよい。これにより、ヒータ15の表面温度を下げて安全性を向上させる。流出口33bには、ヒータ15が所定温度たる高温となるとヒータ15への通電を遮断するヒューズ30が設けられている。なお、ヒータ15およびヒューズ30の配置は上記構成には限定されるものではない。
ヒータ15は、温度切替室3を高温の保温モードのみに用いるものではなく、例えば冷却モードの冷凍の室内温度から冷蔵の室内温度に切り替えるときに用いてもよい。これにより、室内温度を迅速に切り替えることができる。
温度センサ16、24および34は温度を検知して検出信号を制御部100に送る。この検出信号を受けた制御部100は、検出信号に基づいてヒータ15、温度切替吐出ダンパ13、送風機14を制御して温度切替室の室内温度を設定温度に維持する。
使用者が設定する設定部103を設けてもよい。制御部100は設定部103により設定された内容に基づいて、温度切替室3の動作を制御する。また、設定部103により設定された内容または制御部100が制御する動作を表示する表示部102を設けてもよい。表示部102には例えば液晶パネルやLEDを用いることができる。
温度切替室3での冷気の流れを図9に示す。以下、図8と図9を参照しながら温度切替室3が冷却モードに切り替えられたときの冷気の流れについて説明する。冷却モードに切り替えられたとき、温度切替室吐出ダンパ13は開放され、温度切替室戻りダンパ20は開口部20bを開放して開口部20aを閉鎖する。
蒸発器17で冷却された空気は、冷気通路31と開放された温度切替室吐出ダンパ13と導入通風路12とを介して背面板33の上部に設けられた流入口33aから温度切替室3に流入する(図4の矢印D参照)。そして、温度切替室3に流入した冷気は、背面板33の下部に設けられた流出口33bから導入通風路12へ流出する。導入通風路12に流入した冷気は開口部20bを経て、戻り通風路19と21とを介して蒸発器17に送出され、蒸発器17で再び冷却される。
ヒータ15により保温する第1の制御を図10に、ヒータ15により保温する第2の制御を図11に、本発明の制御のブロック図を図12に示す。以下、温度切替室3を高温の保温モードとする構成を図9および図12を参照しながら説明する。
温度切切替室3の室内温度が高温の保温モードに切り替えられたとき、制御部100は温度切替室吐出ダンパ13を閉鎖し、バッフル20cにより開口部20aを開放して開口部20bを閉鎖する。これにより、温度切替室3に冷気か送り込まれることはなくなり、温度切替室送風機14の駆動により温度切替室3内で空気を循環させることができる。
また、制御部100はヒータ15を駆動させ、輻射熱により背面板33を介して温度切替室3の室内温度を昇温させる。そして、室内温度が設定温度に到達すると、ヒータ15の容量を下げて駆動することにより、温度切替室3内の室内温度を設定温度に維持する。
ヒータ15により保温する第1の制御について図10を参照しながら説明する。ヒータ15の容量は通電率により変化させることができる。図10(a)の縦軸はヒータ15のオンオフによる印加電圧を示しており、横軸は時間を示している。図10(b)の縦軸は温度切替室3の室内温度を示しており、横軸は時間を示している。
温度切替室3が低温の冷却モードから高温の保温モードに切り替えられて、室内温度が保温モードの設定温度まで昇温されるまでの昇温期間をT1とし、保温モードの設定温度で貯蔵物を保温する保温期間をT2とする。昇温期間T1では、通電率を100%としてヒータ15を駆動する。保温期間T2では、ヒータ15を繰り返してオンオフさせて、通電率を100%よりも低くしてヒータ15を駆動する。温度センサ16が所定の上限温度t1を検知するとヒータ15をオフに、温度センサ16が所定の下限温度t2を検知するとヒータ15をオンにする。昇温期間T1から保温期間T2への移行は温度センサ16と24と34のうちの少なくとも一つの検知により行われる。
例えば、ヒータ15として消費電力が約190Wで表面積が約10,990mm2を用いると、通電率が100%で内容積が約0.023m3の温度切替室3を約30分の時間で3℃から80℃まで昇温させる。そして、通電率を約15%で間欠運転して温度切替室3を約80℃に保持することができる。
温度切替室送風機14として軸流ファン付モータを用い、送風量が約0.4m3/分で運転する。この時、保温モードでヒータ15の表面温度は、可燃性冷媒であるイソブタンの発火点温度(494℃)よりも低い最高でも約250℃に維持される。このため、冷凍サイクルに封入する冷媒に可燃性冷媒であるイソブタンを用いても、蒸発器17等から漏れたイソブタンがヒータ15の発熱によって爆発等する危険性がない。そのため、使用者にとってより安全な冷蔵庫1を提供できる。
ヒータ15は貯蔵物を保温する保温モードの室内温度を維持するのに必要な容量よりも大きな容量で駆動可能とするとよい。これにより、温度切替室3を低温の冷却モードから高温の保温モードに切り替えて昇温するときに大きな容量で駆動して、迅速に高温の保温モードに切り替えることができる。
ヒータ15により保温する第2の制御について図11を参照しながら説明する。図11(a)の縦軸はヒータ15のオンオフによる印加電圧を、横軸は時間を示している。図11(b)の縦軸は温度切替室3の室内温度を、横軸は時間を示している。
温度切替室3が低温の冷却モードから高温の保温モードに切り替えられて、室内温度が保温モードの設定温度まで昇温されるまでの昇温期間をT1とし、保温モードの設定温度で貯蔵物を保温する保温期間をT2とする。昇温期間T1では、通電率を100%としてヒータ15を駆動する。保温期間T2では、通電率を100%よりも低くしてヒータ15を駆動して温度切替室3の室内温度を設定温度に保つ。昇温時間では温度センサ16が設定温度を検知するまでヒータ15をオンとして駆動させる。保温期間ではヒータ15をオンオフして、ヒータ15の単位時間あたりの容量を所定の容量に保つことにより設定温度を維持する。
保温モードで貯蔵物を長時間保温すると、貯蔵物に乾燥などの劣化を引き起こす。また、例えば室温に置かれた缶ビールを冷却モードの冷凍の温度帯で冷やすとき、ビールを冷やしていることを忘れて長時間放置した結果、ビールが凍って缶が破裂してしまうなど、冷却モードで所定時間だけ貯蔵物を冷却保存したい場合もある。そこで、貯蔵物の乾燥などの劣化を未然に防止したり、冷却モードでの所定時間の冷却保存を確実にするため、保温モードでの保温状態または冷却モードでの冷却保存状態を報知する報知部110を設ける。
報知部110はブザーや音楽や音声(例えば「保温モードが終了しました」)などの音により保温状態または冷却保存状態を聴覚的に報知する。例えば、設定部103により使用者が貯蔵物を保温または冷却保存する時間を設定して、タイマー101が計測した時間が使用者に設定された時間になったとき、報知部110は音を発生して使用者に報知する。なお、報知部110は音により報知するものに限られず、液晶パネルまたはLEDから成る表示部102に報知する内容を表示して視覚的に報知するものであってもよい。
報知部110により報知される冷却保存状況または保温状況は、タイマー101の計測結果に基づく情報であってもよい。例えば、タイマー101は温度切替室3の室内温度が保温モードまたは冷却モードに切り替えられてからの時間を計測し、この計測時間が使用者の設定した設定時間となったとき、制御部100は報知部110に報知させ、保温モードまたは冷却モードを終了させる。また、使用者がタイマー101による計測開始および保温または冷却保存する設定時間を設定部103から設定し、制御部100は計測開始の設定を契機にタイマー101が時間の計測を開始させ、計測時間が設定時間となったとき、制御部100は報知部110に報知させてもよい。なお、計測時間が設定時間を経過したとき、冷却モードまたは保温モードを終了させてもまたは継続させてもよく、これらは使用者が設定部103から設定することができる。
計測時間が設定時間となる所定時間前に、設定時間までの所定の残時間を報知部110が報知してもよい。例えば、保温モードまたは冷却モードを終了させる10分前に報知部110が残り時間が10分であることを報知するる。なお、計測時間が設定時間となる所定時間前とは、タイマー101が(設定時間―所定の残時間)を計測したときを意味する。また、所定の残時間は使用者が設定部103により設定してもよく、制御部100が決定してもよい。
使用者が設定部103から報知部110による報知を設定してもよい。使用者が設定部103から報知を設定すると、制御部100が報知部110に温度切替室3での貯蔵物の保温状況または冷却保存状況を報知する。これにより、使用者は保温状況または冷却保存状況を知りたいときに知ることができるため便利である。
以下、本発明の他の実施形態について説明する。これらの実施形態は、温度切替室3の保温状態または冷却保存状態を報知する報知部110または報知部110の制御を変更したものであり、全体構成は図1〜図12に示した第1の実施形態の冷蔵庫1のものと同様である。
(第2の実施形態)
本実施形態では、保温モードを継続することができる最大の時間である保温モード上限時間を設けている。タイマー101は、温度切替室3が保温モードに切り替えられてからの経過時間を計測し、この経過時間が保温モード上限時間に到達すると、制御部100は保温モードから冷却モードに切り替えて保温モードを終了させる。そして、制御部100は、保温上限時間が終了した旨を報知する。
第2の実施形態における冷却モードから保温モードに切り替えられたときの動作を表すフローチャートを図13に示す。以下、第2の実施形態の動作を図12と図13を参照しながら説明する。
ステップ#11では制御部100が温度切替室吐出ダンパ13を閉鎖し、温度切替室戻りダンパ20のバッフル20cにより開口部20bを閉鎖する。ステップ#12では、制御部100が温度切替室送風機14を駆動し、導入通風路12内の空気が温度切替室3に送り込まれる。温度切替室3内の空気は、流出口33bから導入通風路12へ流出し(図4の矢印D参照)、導入通風路12内の空気は、温度切替室送風機14の駆動により再び温度切替室3に送り込まれる。このようにして、温度切替室3を密閉して暖気の流出を防止するとともに、温度切替室3内の空気を循環させて温度切替室3の室内温度の分布を均一にすることができる。室内温度の分布を均一にすることによりヒータ15やヒータ15周辺の変形、発火、発煙などを防止することができる。
ステップ#13では制御部100が通電率100%でヒータ15を駆動させる。ステップ#14では制御部100がタイマー101をスタートさせて、保温モードに切り替えられてからの時間を計測する。
ステップ#15では、温度センサ16が温度切替室3の室内温度を検知し、制御部100は検知した室内温度が所定の上限温度t1まで上昇したか否かを判断する。温度切替室3の室内温度が上限温度t1まで昇温している場合には、ステップ#16に移行して、制御部100はヒータ15の駆動を停止させる。一方、温度切替室3の室内温度が上限温度t1まで昇温していない場合には、ステップ#19に移行する。
ステップ#17では、温度センサ16が温度切替室3の室内温度を検知し、制御部100が検知した室内温度が所定の下限温度t2まで降温したか否かを判断する。温度切替室3の室内温度が下限温度t2まで降温している場合には、ステップ#18に移行して、制御部100はヒータ15を駆動させて、温度切替室3の室内温度を昇温させる。一方、温度切替室3の室内温度が下限温度t2まで下降していない場合には、ステップ#19に移行する。
ステップ#19では、制御部100は設定部103から報知設定されたか否かを判断する。使用者が報知を設定した場合には、ステップ#20に移行して、制御部100は報知部110に報知させる。一方、使用者が報知を設定していない場合には、ステップ#21に移行する。
ステップ#21では、制御部100が保温モードに切り替えられてから保温上限時間が経過したか否かを判断する。保温上限時間が経過している場合には、ステップ#22へ移行して制御部100は報知部110に報知させ、ステップ#24に移行して制御部100は温度切替室3の室内温度を冷却モードに切り替える。一方、保温上限時間が経過していない場合には、ステップ#23に移行する。
ステップ#23では、制御部100は設定部103から冷却モードへの切り替え設定がされたか否かを判断する。冷却モードへの切り替え設定がされた場合には、ステップ#23に移行して、制御部100が保温モードを終了させて冷却モードに切り替える。一方、冷却モードへの切り替え設定がされていない場合にはステップ#15へ移行して、再び温度切替室3の室内温度を監視する。
(第3の実施形態)
本実施形態では、タイマー101が計測した計測時間が保温上限時間となる所定時間前に、保温上限時間までの所定の残時間を報知部110が報知する。その他の構成および制御は第2の実施形態と同じである。第3の実施形態における冷却モードから保温モードに切り替えられたときの動作を表すフローチャートを図14に示す。なお、(保温上限時間−計測時間)を計測残時間とする。
ステップ#31〜ステップ#40は第2の実施形態のステップ#11〜ステップ#20に、ステップ#43〜ステップ#46は第2の実施形態のステップ#21〜ステップ#24に対応する。そこで、ステップ#41〜ステップ#42について説明する。
ステップ#41では、制御部100は計測残時間が所定の残時間となっているか否かを判断する。計測残時間が所定の残時間となっている場合には、ステップ#42に移行して、制御部100は報知部110に報知させる。一方、計測残時間が所定の残時間となっていない場合には、ステップ#43に移行する。
なお、所定の残時間は、使用者が設定部103より設定してもよく、制御部100が決定してもよい。また、保温モード上限時間は、使用者により設定部103により設定してもよい。例えば、使用者が1時間経過後に、保温されている貯蔵物を取り出す予定のない場合には、使用者は保温上限時間を1時間と設定する。これにより、使用者の生活リズムに合わせた貯蔵物の保温が可能となる。
また、温度切替室3で保温する貯蔵物の種類を使用者が設定部103により設定して、設定された情報に基づいて制御部100が保温モード上限時間を決定してもよい。貯蔵物の種類によって乾燥などの劣化を引き起こす保温可能な上限時間が異なるため、貯蔵物の種類に応じた保温モード上限時間を決定すれば、乾燥などの劣化を防ぎながら貯蔵物を適切に保温することができる。
また、保温モードでの温度切替室3の室内温度または設定温度に基づいて、制御部100が保温モード上限時間を決定してもよい。室内温度または設定温度により、乾燥などの劣化を引き起こす保温上限時間が異なるため、室内温度に応じて保温モード上限時間を決定すれば、乾燥などの劣化を防ぎながら貯蔵物を適切に保温することができる。なお、保温モードでの室内温度は使用者が設定部103から設定してもよいし、制御部100が決定してもよい。
さらに、温度切替室3内に貯蔵物の水分量、温度、質量、貯蔵物の表面積などを検知する貯蔵物センサ109を設け、この貯蔵物センサ109の検知結果に基づいて制御部100が保温モード上限時間または室内温度を決定してもよい。これにより、使用者が貯蔵物の種類などを入力する必要がなくなる。
(第4の実施形態)
本実施形態では、貯蔵物の種類、水分量、表面積および質量のうち少なくとも一つを検知する貯蔵物センサ109を備えている。報知部110はこの貯蔵物センサ109の検知結果に基づく情報を報知する。例えば、貯蔵物センサ109が貯蔵物の水分量を検知する場合、報知部110は「水分量が70パーセントになりました」などと報知する。
制御部100は、貯蔵物センサ109の検知結果に基づいて温度切替室3の室内温度や冷却モードでの冷蔵、冷凍、パーシャル、半冷凍などの温度帯を決定してもよい。例えば、野菜の煮物を保温モードで保温した後に冷却モードに切り替えるとき、制御部100は冷却モードにおける冷蔵の温度帯域に切り替える。このとき、温度切替室3の室内温度が保温モードから冷却モードに切り替えられると、報知部110は「冷却モードの冷蔵に切り替えます」などと報知する。
また、貯蔵物センサ109の検知結果に基づいて、報知部110が報知するタイミングを決定してもよい。例えば、報知部110が報知する契機となる値を予め記憶部111に記憶値として記憶させておく。そして、貯蔵物センサ109が記憶値と一致した値を検知したとき、報知部110は報知する。報知する内容は、使用者が認知することができれば良く、貯蔵物センサ109に基づく値であっても予め規定された内容であってもよい。
例えば、貯蔵物センサ109が水分量を検知し、記憶部111に記憶値として水分量70パーセントが記憶されている場合、貯蔵物センサ109が水分量70パーセントを検知したとき、制御部100は報知部110に「水分量が70パーセントとなりました」などと報知する。これにより、貯蔵物の状態に応じた報知が可能となり、貯蔵物を適切に保温することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、適宜設計変更可能である。また、図12に示した構成は必須のものではなく、適宜選択可能である。
第1の実施形態の冷蔵庫の正面図。 第1の実施形態の冷蔵庫の側面図。 第1の実施形態の冷蔵庫の側面断面図。 第1の実施形態の冷蔵庫の中段部の正面断面図。 第1の実施形態の冷蔵庫の冷気の流れを示す冷気回路図。 第1の実施形態の冷蔵庫の製氷室と冷凍室での冷気の流れを模式的に示す図。 第1の実施形態の冷蔵庫の冷蔵室とチルド室と野菜室での冷気の流れを模式的に示す図。 第1の実施形態の冷蔵庫の温度切替室の右側面断面図。 第1の実施形態の冷蔵庫の温度切替室での冷気の流れを模式的に示す図。 第1の実施形態の冷蔵庫のヒータの第1の制御例を示す図。 第1の実施形態の冷蔵庫のヒータの第2の制御例を示す図。 第1の実施形態の冷蔵庫の制御部のブロック図。 第2の実施形態の冷蔵庫の温度切替室を保温モードに切り替えたときの動作を示すフローチャート。 第3の実施形態の冷蔵庫の温度切替室を保温モードに切り替えたときの動作を示すフローチャート。
符号の説明
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
3 温度切替室
4 製氷室
5 野菜室
6 冷凍室
9 扉
10 断熱壁
11 収納ケース
12 導入通風路
13 温度切替室吐出ダンパ
14 温度切替室送風機
15 ヒータ
16、24、34 温度センサ
17 蒸発器
18 冷凍室送風機
19、21 戻り通風路
20 温度切替室戻りダンパ
20a、20b 開口部
20c バッフル
22 冷凍室ダンパ
23 チルド室
25 チルド室ダンパ
28 冷蔵室送風機
30 ヒューズ
31、32 冷気通路
33 背面板
33a 流入口
33b 流出口
35 圧縮機
100 制御部(CPU)
101 タイマー
102 表示部
103 設定部
104〜108 温度センサ
109 貯蔵物センサ
110 報知部
111 記憶部

Claims (5)

  1. 貯蔵物を冷却保存する冷却モードと貯蔵物を保温する保温モードとに室内温度を切り替え可能な温度切替室と、
    前記温度切替室での貯蔵物の冷却保存状況または保温状況を報知する報知部とを備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記温度切替室の室内温度が前記保温モードに切り替えられて保温上限時間が経過したとき、
    前記報知部は貯蔵物の保温状況を報知して、
    前記温度切替室の室内温度は前記冷却モードに切り替えられることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 使用者が設定する設定部を備え、
    該設定部により前記報知部による報知が設定されたとき、
    前記報知部は前記温度切替室での貯蔵物の冷却保存状況または保温状況を報知することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 時間を計測するタイマーを備え、
    前記報知部は該タイマーの計測結果に基づく情報を報知することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
  5. 前記温度切替室には、貯蔵物の種類、水分量、表面積および質量のうち少なくとも一つを検知する貯蔵物センサが設けられており、
    前記報知部は該貯蔵物センサの検知結果に基づく情報を報知することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。
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