JP4756917B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
前記各室とは断熱隔離され、調理後の食事を食中毒菌の増殖が抑えられる50℃以上80℃以下の高温で保温する保温室として用いるための送風機と熱輻射式ヒータとからなる加熱手段を背面側に備えた温度切替室を設け、
前記加熱手段を駆動して前記温度切替室を前記高温とする保温モードと、前記冷気発生手段で発生する冷気を前記温度切替室に導き、当該温度切替室を常温よりも低温とする冷却モードとを切り替えるモード切替手段を設け、
前記保温モードへの切り替えにより、前記加熱手段による温度上昇率を1.3度/分以上にして前記常温よりも低温から前記高温になるまでの時間を40分以内とし、
前記保温モードの時間が、食事の保温を継続できる保温上限時間を経過したときは、前記冷却モードに切り替え、前記冷気による温度降下率を0.65度/分以上にして冷却することを特徴としている。
この構成の家庭用冷蔵庫において、前記保温上限時間は、少なくとも3.5時間以上である構成とすると良い。更に、前記保温モードから冷却モードに切り替えて、前記低温になるまでの時間を80分以内とすれば、より効果的である。
また、前記保温中は食事に食中毒菌が殆ど増殖することなく食品衛生上の安全が保てるが、保温上限時間が経過すると、冷却モードになるので、前記保温による食事の乾燥等による劣化を防止することが出来る。
特に、送風機と熱輻射式ヒータとからなる加熱手段を背面側に備えたので、保温温度になるまで温度上昇率を1.3度/分以上を維持しながら40分以内で当該保温温度に到達できる。従って食中毒菌の発育温度帯である30℃〜45℃を短時間で通過するので、食中毒菌の増殖が抑えられて、食品衛生上の安全性を保つことが出来る。
また、調理後の食事の保温温度を50℃以上80℃以下にしたので、食中毒菌の増殖が殆ど抑えられて食事の安全性を保つばかりでなく、保温による食事の乾燥も抑えられる。
また、このような保温温度で食事を保温するので、3.5時間以上、食事を適切に保温することが可能となる。
更に、冷却モードに切り替えて保温した食事を冷却する場合、温度降下率を0.65度/分以上にすることにより80分以内で所定の低温にする。従って、食中毒菌の発育温度帯である30℃〜45℃を短時間で通過するので、食中毒菌の増殖が抑えられ、食品衛生上の安全性を保つことが出来る。
以下に本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1、図2は第1実施形態の冷蔵庫1の正面図、側面図である。冷蔵庫1は、上段に配設された冷蔵室2と、中段に配設された温度切替室3と製氷室4と、下段に配設された野菜室5と冷凍室6とを備えている。図示されていないが、冷蔵室2内にはチルド室23が設けられている。なお、野菜室5の野菜の貯蔵に適した温度は約8℃、チルド室23の適した温度は約0℃である。
本実施形態では、使用者が設定部103により、温度切替室3において保温する貯蔵物の保温設定時間を設定することができるようにしたものである。この保温設定時間は貯蔵物を温度切替室3に入れてから取り出すまでの時間である。使用者が貯蔵物を取り出すまでの時間がおおよそわかっている場合などは、所望の時間に温かい貯蔵物を取り出すことができて便利である。
本実施形態では、使用者が設定部103により、保温設定時間と保温継続時間を設定することができるようにしたものである。保温継続時間とは、温度切替室3に貯蔵物が入れられて必ず保温する時間である。保温設定間が保温上限時間よりも長い場合でも、いきなり冷却モードに移行せず、保温継続時間は保温モードに切り替え、保温継続時間経過後に冷却モードに切り替える。そして、冷却モードに切り替えてから(保温設定時間―保温上限時間)が経過した後に、冷却モードから保温モードに切り替える。この構成によれば、温度切替室3から貯蔵物を取り出すことが2度あったとしても、それぞれ温かい貯蔵物を取り出すことができる。なお、制御部100は(保温継続時間+保温上限時間)を計算して、この時間が貯蔵物の種類、水分量、表面積、質量などに応じた保温できる最大の時間を越えないように、保温上限時間と保温継続時間を変化させてもよい。これにより、貯蔵物の保温をより適切に行うことができ、貯蔵物の乾燥などの劣化を防止することができる。
本実施形態では、温度切替室3には、冷却保存または保温される貯蔵物の種類、質量、水分量、表面積などの貯蔵物情報を検知する貯蔵物センサ109が設けられている。この貯蔵物センサ109の検知結果に基づいて、制御部100は温度切替室3の室内温度を制御する。貯蔵物センサ109は温度切替室3内の貯蔵物の貯蔵物情報を常に検知し、この検知結果に基づいて温度切替室3内の室内温度を制御し、保温モードから冷却モードへ切り替えるタイミングを決定する。
2 冷蔵室
3 温度切替室
4 製氷室
5 野菜室
6 冷凍室
9 扉
10 断熱壁
11 収納ケース
12 導入通風路
13 温度切替室吐出ダンパ
14 温度切替室送風機
15 ヒータ
16、24、34 温度センサ
17 蒸発器
18 冷凍室送風機
19、21 戻り通風路
20 温度切替室戻りダンパ
20a、20b 開口部
20c バッフル
22 冷凍室ダンパ
23 チルド室
25 チルド室ダンパ
28 冷蔵室送風機
30 ヒューズ
31、32 冷気通路
33 背面板
33a 流入口
33b 流出口
35 圧縮機
100 制御部(CPU)
101 タイマー
102 表示部
103 設定部
104〜108 温度センサ
109 貯蔵物センサ
Claims (6)
- 冷蔵室、冷凍室、野菜室を有し、前記各室の貯蔵物を常温よりも低温で保存するための冷気発生手段を備えた家庭用の冷蔵庫において、
前記各室とは断熱隔離され、調理後の食事を食中毒菌の増殖が抑えられる50℃以上80℃以下の高温で保温する保温室として用いるための送風機と熱輻射式ヒータとからなる加熱手段を背面側に備えた温度切替室を設け、
前記加熱手段を駆動して前記温度切替室を前記高温とする保温モードと、前記冷気発生手段で発生する冷気を前記温度切替室に導き、当該温度切替室を常温よりも低温とする冷却モードとを切り替えるモード切替手段を設け、
前記保温モードへの切り替えにより、前記加熱手段による温度上昇率を1.3度/分以上にして前記常温よりも低温から前記高温になるまでの時間を40分以内とし、
前記保温モードの時間が、食事の保温を継続できる保温上限時間を経過したときは、前記冷却モードに切り替え、前記冷気による温度降下率を0.65度/分以上にして冷却することを特徴とする家庭用の冷蔵庫。 - 前記保温上限時間は、少なくとも3.5時間以上であることを特徴とする請求項1に記載の家庭用の冷蔵庫。
- 前記保温モードから前記冷却モードへの切り替えにより、前記低温になるまでの時間を80分以内としたことを特徴とする請求項2に記載の家庭用の冷蔵庫
- 前記保温上限時間を設定する設定部を備えたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の家庭用の冷蔵庫。
- 前記設定部は前記温度切替室にて保温する調理後の食事の種類を設定出来、この設定に基づいて保温上限時間を決定することを特徴とする請求項4に記載の家庭用の冷蔵庫。
- 前記温度切替室には、保温する調理後の食事の少なくとも水分量を検知する貯蔵物センサが設けられており、
該貯蔵物センサの検知結果に基づいて前記保温上限時間を決定することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の家庭用の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
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