JP4756917B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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本発明は貯蔵物を冷却保存する冷却モードと貯蔵物を保温する保温モードとで切替が可能な温度切替室を有する冷蔵庫に関し、特に、温度切替室の室内温度の温度制御を行う冷蔵庫に関する。
例えば特許文献1の冷蔵庫は、冷蔵室及び冷凍室に加えて冷凍、冷蔵、パーシャルまたはチルドなどの低温に室内温度を切り替えることのできる切り替え室を備えている。
家族それぞれが異なる時間に食事を行う家庭では、食事を調理した後、食事を低温で保存して再び加熱するよりも、調理後の食事を保温すると手間が省ける。そのため、従来の低温において室内温度を切り替えることができる切り替え室を備えた冷蔵庫では、貯蔵物を低温で保存するのみであって、貯蔵物を保温することはできない。そのため、保温箱や保温用収納容器を用いて加熱食品を保温しなければならなかった。
特開平10−288440号公報
しかしながら、保温箱や保温用収納容器は貯蔵物を保温するのみであるため、使用しないときに収納する場所の確保が困難であるという問題があった。また、高温で長時間保温すると貯蔵物の水分が蒸発してしまい貯蔵物が乾燥などして劣化するという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、貯蔵物を保温することができ、しかも、貯蔵物の劣化を防止しながら保温する冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、冷蔵室、冷凍室、野菜室を有し、前記各室の貯蔵物を常温よりも低温で保存するための冷気発生手段を備えた家庭用の冷蔵庫において、
前記各室とは断熱隔離され、調理後の食事を食中毒菌の増殖が抑えられる50℃以上80℃以下の高温で保温する保温室として用いるための送風機と熱輻射式ヒータとからなる加熱手段を背面側に備えた温度切替室を設け、
前記加熱手段を駆動して前記温度切替室を前記高温とする保温モードと、前記冷気発生手段で発生する冷気を前記温度切替室に導き、当該温度切替室を常温よりも低温とする冷却モードとを切り替えるモード切替手段を設け、
前記保温モードへの切り替えにより、前記加熱手段による温度上昇率を1.3度/分以上にして前記常温よりも低温から前記高温になるまでの時間を40分以内とし、
前記保温モードの時間が、食事の保温を継続できる保温上限時間を経過したときは、前記冷却モードに切り替え、前記冷気による温度降下率を0.65度/分以上にして冷却することを特徴としている。
この構成の家庭用冷蔵庫において、前記保温上限時間は、少なくとも3.5時間以上である構成とすると良い。更に、前記保温モードから冷却モードに切り替えて、前記低温になるまでの時間を80分以内とすれば、より効果的である。
この家庭用の冷蔵庫によると、調理後の食事を保温モードの温度切替室で保温することにより、調理後の食事を温かいままで保温することが出来、調理後時間が経っても、食事を温め直すことなく食卓に提供することが可能となる。
また、前記保温中は食事に食中毒菌が殆ど増殖することなく食品衛生上の安全が保てるが、保温上限時間が経過すると、冷却モードになるので、前記保温による食事の乾燥等による劣化を防止することが出来る。
特に、送風機と熱輻射式ヒータとからなる加熱手段を背面側に備えたので、保温温度になるまで温度上昇率を1.3度/分以上を維持しながら40分以内で当該保温温度に到達できる。従って食中毒菌の発育温度帯である30℃〜45℃を短時間で通過するので、食中毒菌の増殖が抑えられ、食品衛生上の安全性を保つことが出来る。
また、調理後の食事の保温温度を50℃以上80℃以下にしたので、食中毒菌の増殖が殆ど抑えられて食事の安全性を保つばかりでなく、保温による食事の乾燥も抑えられる。
また、このような保温温度で食事を保温するので、3.5時間以上、食事を適切に保温することが可能となる。
更に、冷却モードに切り替えて保温した食事を冷却する場合、温度降下率を0.65度/分以上にすることにより80分以内で所定の低温にする。従って、食中毒菌の発育温度帯である30℃〜45℃を短時間で通過するので、食中毒菌の増殖が抑えられ、食品衛生上の安全性を保つことが出来る。
上記構成の冷蔵庫において、前記保温上限時間を設定する設定部を備える構成とするとよい。
使用者が保温上限時間を設定すると、保温モードに切り替えられてから設定された保温上限時間が経過すると、温度切替室の室内温度は冷却モードに切り替えられる。
また、上記構成の冷蔵庫において、前記設定部は前記温度切替室にて保温する調理後の食事の種類を設定出来、この設定に基づいて保温上限時間を決定すると良い。
上記構成の冷蔵庫において、前記温度切替室には、保温する調理後の食事の少なくとも水分量を検知する貯蔵物センサが設けられており、該貯蔵物センサの検知結果に基づいて前記保温上限時間を決定する構成とすると良い。
貯蔵物センサが貯蔵物の水分量または種類を検知し、この検知結果に基づいて保温上限時間を決定する。そして、保温モードに切り替えられて決定された保温上限時間が経過すると、温度切替室の室内温度は冷却モードに切り替えられる。
本発明によれば、調理の材料である食材等を冷蔵する家庭用の冷蔵庫において、調理後の温かい食事等を保温することができ、調理後時間が経っても、食事を温め直すことなく食卓に提供することが可能となる。このため、食事を温め直す手間が省けると言う効果を齎すだけでなく、保温のためだけに使用する保温箱や保存容器を別途設けることなく、食事を温かいままに安全に保温できる保温室を家庭用の冷蔵庫で簡単に得ることが出来、スペースを有効に活用することが出来る。
温度切替室の室内温度が保温モードに切り替えられて保温上限時間が経過したとき、温度切り替え室の室内温度が冷却モードに切り替えられるため、貯蔵物を保温して取り出し忘れたとき、保温していた貯蔵物を低温で保存することができ、高温で長時間保存することによる食品の乾燥等の劣化を防止することができる。
使用者の生活リズムに合わせて保温モードから冷却モードへ切り替わるまでの保温上限時間を設定することができる。使用者が温度切替室3にて保温する貯蔵物である食事の種類を設定することで、食事の種類に応じた保温が可能となり、貯蔵物の劣化を防ぐことができる。
貯蔵物センサが設けられているため、使用者が貯蔵物についての情報を入力する手間を省くことができる。また、貯蔵物センサにより貯蔵物の水分量を検知しながら保温するので、長時間の保温による乾燥をさらに防止することができる。
液晶パネルまたはLEDから成る表示部を備えているため、使用者は冷蔵庫の動作状況や設定状況を確認することができ使いやすい。
本発明の冷蔵庫によれば貯蔵物の乾燥などの劣化を抑えながら貯蔵物を適切に保温することができる。
(第1の実施形態)
以下に本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1、図2は第1実施形態の冷蔵庫1の正面図、側面図である。冷蔵庫1は、上段に配設された冷蔵室2と、中段に配設された温度切替室3と製氷室4と、下段に配設された野菜室5と冷凍室6とを備えている。図示されていないが、冷蔵室2内にはチルド室23が設けられている。なお、野菜室5の野菜の貯蔵に適した温度は約8℃、チルド室23の適した温度は約0℃である。
冷蔵庫の側面断面図を図3に示す。冷凍室6の後方には圧縮機35と蒸発器17とが設けられている。図示しないが、圧縮機35と蒸発器17との間には冷媒の循環路が設けられており、冷蔵室2と温度切替室3と製氷室4と野菜室5と冷凍室6と蒸発器17との間には空気の循環路が設けられている。また、冷蔵室2と温度切替室3と冷凍室6の部屋の後方には冷蔵室送風機28と温度切替室送風機14と冷凍室送風機18とがそれぞれ設けられている。
圧縮機35は循環冷媒を圧縮して高温高圧の気体とし、凝縮器(図示せず)は外部との間で熱交換をさせることにより冷媒を液化し、蒸発器17は冷媒を蒸発させて循環空気との間で熱交換をさせて空気を冷却し、温度切替室送風機14と冷凍室送風機18と冷蔵室送風機28とは冷気を冷蔵室2と温度切替室3と製氷室4と野菜室5と冷凍室6とチルド室23に送り込む。これにより、冷蔵室2と温度切替室3と製氷室4と野菜室5と冷凍室6とチルド室23とが冷却される。
冷気の循環経路である冷気通路31、32について説明する。冷気通路31は、蒸発器17から温度切替室3と製氷室4とチルド室23とにそれぞれ連通している。冷気通路32は、蒸発器17から冷気通路31を介して冷蔵室2に連通している。蒸発器17で冷却された空気は、送風機18の駆動により冷気通路31を介して温度切替室3と製氷室4とチルド室23に送り込まれる。また、蒸発器17で冷却された空気は、冷蔵室送風機28の駆動により冷気通路32を介して冷蔵室2に送り込まれ、温度切替室3と製氷室4とチルド室23が冷却される。製氷室4を経た冷気が冷凍室6に送り込まれ、冷蔵室2とチルド室23を経た冷気が野菜室5に送り込まれ、冷凍室6と野菜室5とが冷却される。
冷蔵庫1の中段付近の正面断面図を図4に、冷蔵庫1の冷気の流れを図5に示す。冷蔵室2と温度切替室3と冷凍室6とはそれぞれ並列に配される。製氷機4と冷凍室6とは直列に配され、野菜室5はチルド室23と冷蔵室2と直列に配される。
製氷室4と冷凍室6の冷気の流れを図6に示す。図4と図5と図6とを参照して、製氷室4と冷凍室6での冷気の流れについて説明する。
冷蔵庫1の下方に蒸発器17が設けらている。製氷室4または冷凍室6の背面には、冷気を製氷室4へ送り込む冷凍室送風機18と、蒸発器17と製氷室4とを連通させる冷気通路31とが設けられている。製氷室4と冷凍室6とは連通している。冷凍室6と蒸発器17との間には、冷凍室6内の空気を蒸発器17へ送出する戻り通風路21(図3参照)と、冷凍室ダンパ22が設けられている。なお、冷凍室ダンパ22の配置は上記構成に限定されるものではなく、例えば冷凍室6に設けてもよい。
蒸発器17で冷気は、冷凍室送風機18の駆動により冷気通路31を介して製氷室4に送り込まれる(図4の矢印A参照)。製氷室4から冷凍室6へ流入した空気は、冷凍室ダンパ22と戻り通風路21を介して蒸発器17に送出されて、蒸発器17で再び冷却される。冷凍室ダンパ22の開閉量を調節することによって、冷凍室6から流出する空気の量を調節することができる。
冷蔵室2とチルド室23と野菜室5の冷気の流れを図7に示す。図4と図5と図7を参照して冷蔵室2と野菜室5とチルド室23での冷気の流れについて説明する。温度冷却室3での冷気の流れについては、後で詳述する。
冷気通路31は、冷蔵室ダンパ27と冷気通路32とを介して冷蔵室2に、チルド室ダンパ25を介してチルド室23に連通する。冷蔵室2の背面下部には冷蔵室流出口(不図示)が設けられ、野菜室5には野菜室流入口(不図示)が設けられており、冷蔵室2と野菜室5とは冷蔵室流出口と野菜室流入口とをつなぐ通路により連通している。また、チルド室23と野菜室5とも連通している。
まず、冷蔵室2と野菜室5とでの冷気の流れについて説明する。蒸発器17で冷却された空気は冷気通路31を通って、冷蔵室ダンパ27と冷気通路32とを介して冷蔵室2に流入する(図4の矢印B参照)。冷蔵室2内の冷気は冷蔵室流出口から野菜室流入口を介して野菜室5へ流入する。野菜室5の背面には野菜室流出口(不図示)が設けられており、野菜室流出口から流出した野菜室5内の冷気は戻り通路21に連通する戻り通風路19を介して蒸発器17の送出され、蒸発器17で再び冷却される。そして、冷蔵室2と野菜室5と冷却されて設定温度になると、制御部100は冷蔵室ダンパ27を閉鎖する。
次に、チルド室23と野菜室5とでの冷気の流れについて説明する。蒸発器17で冷却された空気は冷気通路31とチルド室ダンパ25を介してチルド室に流入する(図4の矢印C参照)。チルド室内の冷気は野菜室5を経て、戻り通路19、20を介して蒸発器17に送出され、蒸発器17で再び冷却される。そして、チルド室23が設定温度になると、制御部100はチルド室ダンパ25を閉鎖する。
温度切替室3の側面断面図を図8に示す。温度切替室3は、背面に背面板33を設け、上下に設けられた断熱壁7、8によって冷蔵室2と野菜室5から断熱隔離され、左右側面に設けられた図示しない断熱壁によって製氷室4と冷凍室6から断熱隔離されている。また、温度切替室3の前面には開閉可能な回動式の扉9が設けられている。
温度切替室3は、蒸発器17で冷却された空気が送り込まれることによって冷蔵、冷凍、半冷凍、パーシャルまたはチルドなどの低温の温度帯となる。これらの低温の温度帯を冷却モードとする。また、温度切替室3にはヒータ15が設けられており、温度切替室3はヒータ15によって貯蔵物を保温する高温の温度帯となる。この高温の高温の温度帯を保温モードとする。つまり、温度切替室3は、低温と高温の温度帯に切り替えることができる。例えば、冷却モードの低温の温度帯には、ワイン(8℃)、冷蔵(3℃)、チルド(0℃)、ソフト冷凍(―8℃)、冷凍(−15℃)等のがある。なお、温度切替室3の冷却モードや保温モードへの切替は使用者が行っても、制御部100が行ってもよい。
保温モードでの温度切替室3の室内温度を50℃以上にするとよい。発育または繁殖温度が30℃〜40℃である主たる食中毒菌の増殖または繁殖を防止することができるとともに、加熱手段の容量や温度切替室3内の室内温度の分布にも適しているからである。また、一般的に用いられる冷蔵庫の樹脂製部品の耐熱温度は80℃である。また、例えば腸管出血性大腸菌(病原性大腸菌O157)は75℃での1分間の加熱により殺菌または滅菌される。これらのことを考慮すると、保温モードでの温度切替室3の室内温度を75℃〜80℃にすると、特別な樹脂製部品を用いる必要がないためコストを抑えることができ、食中毒菌を殺菌または滅菌することができてより望ましい。
55℃での食中毒菌の殺菌または滅菌の試験結果を以下に示す。試験サンプルは初期状態で大腸菌2.4×103CFU/mL、黄色ブドウ球菌2.0×103CFU/mL、サルモネラ2.1×103CFU/mL、腸炎ビブリオ1.5×103CFU/mL、セレウス4.0×103CFU/mLを含んでいる。この試験サンプルを40分間で3℃から55℃に加温し、55℃で3.5時間保温後、80分間で55℃から3℃に戻して再度各菌の量を調べた。その結果、いずれの菌も10CFU/mL以下(検出せず)のレベルまで減少していた。従って、温度切替室3の高温側の設定温度を55℃としても充分に殺菌または減菌効果がある。
しかしながら、貯蔵物を高温(50℃以上)で長時間保温すると、貯蔵物の水分を蒸発させて貯蔵物の乾燥などの劣化を引き起こす。また、高温の保温モードでのヒータ15の長時間の駆動は冷蔵庫全体に負担をかけるとともに電力を消費する。そこで、保温モードを継続することができる最大の時間である保温モード上限時間を設定する。温度切替室3が保温モードに切り替えられてからの経過時間をタイマー101で計測し、この経過時間が保温モード上限時間に到達すると低温の冷却モードに切り替えて保温モードを終了させる。
保温モード上限時間は、使用者により設定部103により設定してもよい。例えば、使用者が1時間経過後に、保温されている貯蔵物を取り出す予定のない場合には、使用者は保温上限時間を1時間と設定する。使用者の生活リズムに合わせた保温モード上限時間を設定することができる。
また、温度切替室3で保温する貯蔵物の種類を使用者が設定部103により設定して、設定された情報に基づいて制御部100が保温モード上限時間または保温モードでの設定温度を決定してもよい。貯蔵物の種類によって乾燥などの劣化を引き起こす保温可能な上限時間が異なるため、貯蔵物の種類に応じて保温モード上限時間を決定すれば、乾燥などの劣化を防ぎながら貯蔵物を適切に保温することができる。
また、冷却モードの温度帯を使用者が設定部103により設定して、設定された情報に基づいて制御部100が保温モード上限時間または保温モードでの設定温度を決定してもよい。ここで冷却モードの温度帯とは、冷却モードのなかの冷蔵、冷凍、チルド、パーシャル、半冷凍などの温度帯である。
さらに、温度切替室3内に貯蔵物の水分量、温度、質量、貯蔵物の表面積などを検知する貯蔵物センサー109を設け、この貯蔵物センサー109の検知結果に基づいて制御部100が保温モード上限時間または設定温度を決定してもよい。これにより、使用者が貯蔵物の種類を入力する必要がなくなる。
温度切替室3の構成について説明する。
背面板33と冷蔵庫1の背面の外壁である断熱壁10との間には導入通風路12が設けられてる。導入通風路12には、温度切替室3へ流入する空気の流路を開閉して開閉量により温度切替室3へ流入する空気の量を調整して、温度切替室3の室内温度を変化させる温度切替室吐出ダンパ13と、流入口33aと温度切替室吐出ダンパ13との間に温度切替室3に空気を送り込む温度切替室送風機14が設けられている。温度切替室送風機14の駆動によって冷気通路31から流れてきた冷気を温度切替室3に容易に送り込むことができる。なお、温度切替室吐出ダンパ13と温度切替室送風機14の配置は上記に限定されるものではなく、例えば温度切替室3に設けてもよい。
流出口33bの近傍には、開口部20aと20b、回動により開口部20aと20bとのうち一方を開いて他方を閉じるバッフル20cを備えた温度切替室戻りダンパ20が設けられている。バッフル20cは、開口部20bを開放して開口部20aを閉鎖して、温度切替室3から流出した空気を戻り通風路19と戻り通風路19に連通する戻り通風路21を介して蒸発器17へ送出する(図4の矢印E参照)。また、バッフル20cは、開口部20aを開放して開口部20bを閉鎖して、温度切替室3から流出した空気を温度切替室送風機14の吸気側に送出して、温度切替室3の流出側の蒸発器17との冷気通路を閉鎖する。
温度切替室3の流入口33aと温度切替室送風機14との間には加熱装置たるヒータ15が設けられている。ヒータ15を熱輻射式のガラス管ヒータとするとよい。熱輻射式のガラス管ヒータは加温スピードが速く、食品衛生上安全である。また、容量を大きくしても占有スペースが小さいため、温度切替室3の奥部に配置することにより使用者が火傷する危険も少なくなる。
ヒータ15を加温スピードが遅い安価なシート状のアルミ蒸着ヒータ等の熱伝導式ヒータとすると、温度切替室3を高温の保温モードに切り替えたとき、食中毒菌の発育温度帯である30〜45℃を通過するのに長時間を要することとなり、食中毒菌が発育または繁殖して食品衛生上の安全性が低下する。また、ヒータを貼り付ける周辺部品の耐熱温度(通常約80℃)の制約があるため、ヒータの容量を大きくして加熱スピードを速めることも困難である。また、広範囲にヒータを貼り付けると、放熱面が広範囲となり、温度切替室3の手前付近まで放熱面が及ぶと使用者が火傷する危険が生じる。
温度切替室送風機14をヒータ15の表面へ向けて送風する構成とするとよい。これにより、ヒータ15の表面温度を下げて安全性を向上させる。流出口33bには、ヒータ15が所定温度たる高温となるとヒータ15への通電を遮断するヒューズ30が設けられている。なお、ヒータ15およびヒューズ30の配置は上記構成には限定されるものではない。
ヒータ15は、温度切替室3を高温の保温モードのみに用いるものではなく、例えば冷却モードの冷凍の室内温度から冷蔵の室内温度に切り替えるときに用いてもよい。これにより、室内温度を迅速に切り替えることができる。
背面板33の背部の下方には温度センサ16が設けれている。温度センサ16の上方にはヒューズ30が設けられている。温度センサ16は温度切替室3の室内温度を検知して検出信号を制御部100に送る。この検出信号を受けた制御部100は、検出信号に基づいてヒータ15、温度切替吐出ダンパ13、送風機14を制御して温度切替室の室内温度を設定温度に維持する。ヒューズ30は、高温の所定の温度となるとヒータ15への通電を遮断する。
ヒータ15近傍には温度センサ24が設けられている。温度センサ24は、ヒータ15の輻射熱を受けた空気が上昇することによって加熱されやすいヒータ15の上方近傍の温度を検知する。
温度切替室3内には貯蔵物を載置する引き出し式の収納ケース11と、収納ケース11の底面には貯蔵物の温度を検知する温度センサ34を設ける。この温度センサ34により、収納ケース11に載置された貯蔵物の温度を正確に検知することができ、貯蔵物の低温での保存および貯蔵物の高温での保温をより適切に行うことができる。
なお、温度センサ15、24、34の配置は上記に限定されるものではない。
設定部103により設定された内容または制御部100により決定された保温上限時間または制御状況などを表示する表示部を設けてもよい。使用者は表示部に表示された情報を確認することができるため便利である。
温度切替室3での冷気の流れを図9に示す。以下、図8と図9を参照しながら温度切替室3が冷却モードに切り替えられたときの冷気の流れについて説明する。冷却モードに切り替えられたとき、温度切替室吐出ダンパ13は開放され、温度切替室戻りダンパ20は開口部20bを開放して開口部20aを閉鎖する。
蒸発器17で冷却された空気は、冷気通路31と開放された温度切替室吐出ダンパ13と導入通風路12とを介して背面板33の上部に設けられた流入口33aから温度切替室3に流入する(図4の矢印D参照)。そして、温度切替室3に流入した冷気は、背面板33の下部に設けられた流出口33bから導入通風路12へ流出する。導入通風路12に流入した冷気は開口部20bを経て、戻り通風路19と21とを介して蒸発器17に送出され、蒸発器17で再び冷却される。
以下、温度切替室3を高温とする構成について説明する。
温度切切替室3の室内温度が高温の保温モードに切り替えられたとき、制御部100は温度切替室吐出ダンパ13を閉鎖し、バッフル20cにより開口部20aを開放して開口部20bを閉鎖する。これにより、温度切替室3に冷気か送り込まれることはなくなり、温度切替室送風機14の駆動により温度切替室3内で空気を循環させることができる。
制御部100はヒータ15を駆動させ、輻射熱により背面板33を介して温度切替室3の室内温度を昇温させる。そして、室内温度が設定温度に到達すると、ヒータ15の容量を下げて駆動することにより、温度切替室3内の室内温度を設定温度に維持する。
ヒータ15により保温する制御について説明する。ヒータ15の容量は通電率により変化させることができる。通電率を変化させてヒータ15を制御した例を図10に示す。図10(a)の縦軸はヒータ15のオンオフによる印加電圧を示しており、横軸は時間を示している。図10(b)の縦軸は温度切替室3の室内温度を示しており、横軸は時間を示している。
温度切替室3が低温の冷却モードから高温の保温モードに切り替えられて、室内温度が保温モードの設定温度まで昇温されるまでの昇温期間をT1とし、保温モードの設定温度で貯蔵物を保温する保温期間をT2とする。昇温期間T1では、通電率を100%としてヒータ15を駆動する。保温期間T2では、ヒータ15を繰り返してオンオフさせて、通電率を100%よりも低くしてヒータ15を駆動する。温度センサ16が所定の上限温度t1を検知するとヒータ15をオフに、温度センサ16が所定の下限温度t2を検知するとヒータ15をオンにする。昇温期間T1から保温期間T2への移行は温度センサ16と24と34のうちの少なくとも一つの検知により行われる。
例えば、ヒータ15として消費電力が約190Wで表面積が約10,990mm2を用いると、通電率が100%で内容積が約0.023m3の温度切替室3を約30分の時間で3℃から80℃まで昇温させる。そして、通電率を約15%で間欠運転して温度切替室3を約80℃に保持することができる。
温度切替室送風機14として軸流ファン付モータを用い、送風量が約0.4m3/分で運転する。この時、保温モードでヒータ15の表面温度は、可燃性冷媒であるイソブタンの発火点温度(494℃)よりも低い最高でも約250℃に維持される。このため、冷凍サイクルに封入する冷媒に可燃性冷媒であるイソブタンを用いても、蒸発器17等から漏れたイソブタンがヒータ15の発熱によって爆発等する危険性がない。そのため、使用者にとってより安全な冷蔵庫1を提供できる。
ヒータ15は貯蔵物を保温する保温モードの室内温度を維持するのに必要な容量よりも大きな容量で駆動可能とするとよい。これにより、温度切替室3を低温の冷却モードから高温の保温モードに切り替えて昇温するときに大きな容量で駆動して、迅速に高温の保温モードに切り替えることができる。
通電率を変化させてヒータ15を制御した別の例を図11に示す。図11(a)の縦軸はヒータ15のオンオフによる印加電圧を、横軸は時間を示している。図11(b)の縦軸は温度切替室3の室内温度を、横軸は時間を示している。
温度切替室3が低温の冷却モードから高温の保温モードに切り替えられて、室内温度が保温モードの設定温度まで昇温されるまでの昇温期間をT1とし、保温モードの設定温度で貯蔵物を保温する保温期間をT2とする。昇温期間T1では、通電率を100%としてヒータ15を駆動する。保温期間T2では、通電率を100%よりも低くしてヒータ15を駆動して温度切替室3の室内温度を設定温度に保つ。昇温時間では温度センサ16が設定温度を検知するまでヒータ15をオンとして駆動させる。保温期間ではヒータ15をオンオフして、ヒータ15の単位時間あたりの容量を所定の容量に保つことにより設定温度を維持する。
温度切替室3の室内温度を低温の冷却モードから高温の保温モードに切り替えたときの動作を図12に示す。ステップ#11では温度切替室吐出ダンパ13が閉鎖され、温度切替室戻りダンパ20のバッフル20cにより開口部20bが閉鎖される。ステップ#12では、温度切替室送風機14を駆動し、温度切替室送風機14の駆動により導入通風路12内の空気を温度切替室3に送り込む。温度切替室3内の空気は、流出口33bから導入通風路12へ流出する(図4の矢印D参照)。導入通風路12へ流入した空気は、温度切替室送風機14の駆動により再び温度切替室3に送り込まれる。このようにして、温度切替室3を密閉して暖気の流出を防止するとともに、温度切替室3内の空気を循環させて温度切替室3の室内温度の分布を均一にすることができる。室内温度の分布を均一にすることによりヒータ15やヒータ15周辺の変形、発火、発煙などを防止することができる。
ステップ#13では通電率100%でヒータ15を駆動する。ステップ#14ではタイマー101をスタートさせて、保温モードに切り替えられてからの時間を計測する。
ステップ#15では、温度センサ16により温度切替室3の室内温度を検知し、検知した室内温度が所定の上限温度t1まで上昇したか否かを判断する。温度切替室3の室内温度が上限温度t1まで昇温している場合には、ステップ#16に移行して、ヒータ15の駆動を停止する。一方、温度切替室3の室内温度が上限温度t1まで昇温していない場合には、ステップ#19に移行する。
ステップ#17では、温度センサ16により温度切替室3の室内温度を検知し、検知した室内温度が所定の下限温度t2まで降温したか否かを判断する。温度切替室3の室内温度が下限温度t2まで降温している場合には、ステップ#18に移行して、ヒータ15を駆動させて、温度切替室3の室内温度を昇温させる。一方、温度切替室3の室内温度が下限温度t2まで下降していない場合には、ステップ#19に移行する。
ステップ#19では、保温モードに切り替えられてから保温上限時間が経過したか否かを判断する。保温上限時間が経過している場合には、ステップ#21へ移行して保温モードから冷却モードに切り替える。一方、保温上限時間がまだ経過していない場合には、ステップ#20へ移行する。
ステップ#20では、使用者が設定部103により冷却モードへの切り替え設定があったか否かを判断する。冷却モードへの切り替え設定がされた場合には、制御部100は保温モードを終了させて冷却モードに切り替える。一方、冷却モードへの切り替え設定がされていない場合にはステップ#15へ移行して、再び温度切替室3の室内温度を監視する。
以下、本発明の他の実施形態について説明する。これらの実施形態は、温度切替室3の制御を変更したものであり、全体構成は図1〜図11、図13に示した第1の実施形態の冷蔵庫1のものと同様である。
(第2の実施形態)
本実施形態では、使用者が設定部103により、温度切替室3において保温する貯蔵物の保温設定時間を設定することができるようにしたものである。この保温設定時間は貯蔵物を温度切替室3に入れてから取り出すまでの時間である。使用者が貯蔵物を取り出すまでの時間がおおよそわかっている場合などは、所望の時間に温かい貯蔵物を取り出すことができて便利である。
制御部100は保温設定時間が保温上限時間よりも短い場合には、温度切替室3の室内温度を高温の保温モードに切り替えて、図12に示した第1の実施形態の制御を行う。一方、制御部100は保温設定時間が保温上限時間よりも長い場合には、温度切替室3の室内温度を冷却モードに切り替えて、(保温設定時間−保温上限時間)の時間が経過したとき、冷却モードから保温モードに切り替えて、図12に示した第1の実施形態の制御を行う。
保温設定時間が保温上限時間よりも長い場合において、冷却モードから保温モードへ切り替えるタイミングは上記に限定されるものではない。例えば、貯蔵物の種類、質量、貯蔵物の表面積または水分量に応じて、制御部100が冷却モードから保温モードへ切り替えるタイミングを決定してもよい。
また、制御部100は、使用者の冷蔵庫の開閉するタイミングや温度切替室3から貯蔵物を取り出す時間間隔などを基本情報として記憶しておき、この基本情報に基づいて冷却モードから保温モードへ切り替えるタイミングを決定してもよい。なお、貯蔵物の種類、質量、貯蔵物の表面積または水分量は、温度切替室3内に設けた貯蔵物センサー109により検知してもよいし、使用者が設定部103により設定してもよい。
保温モード上限時間は、使用者により設定部103により設定することができる。また、温度切替室3で保温する貯蔵物の種類を使用者が設定部103により設定して、設定された情報を元に制御部100が保温モード上限時間を決定してもよい。さらに、温度切替室3内に貯蔵物の水分量や温度などを検知する貯蔵物センサー109を設け、この貯蔵物センサー109の検知結果に基づいて制御部100が保温モード上限時間を決定してもよい。
保温設定時間は使用者が設定部103により設定するのに限られるものではない。たとえば、制御部100は、使用者が温度切替室3にて貯蔵物を保温する場合に、温度切替室3へ貯蔵物を入れて取り出すまでの時間などを基本情報として蓄積し、蓄積された基本情報に基づいて決定してもよい。また、使用者が設定部103により設定する場合であっても、制御部100が基本情報に基づいて決定した保温設定時間を表示部102に表示してもよい。この構成によれば、制御部100が決定した保温設定時間を参考として、使用者はより正確な保温設定時間を設定することができる。
(第3の実施形態)
本実施形態では、使用者が設定部103により、保温設定時間と保温継続時間を設定することができるようにしたものである。保温継続時間とは、温度切替室3に貯蔵物が入れられて必ず保温する時間である。保温設定間が保温上限時間よりも長い場合でも、いきなり冷却モードに移行せず、保温継続時間は保温モードに切り替え、保温継続時間経過後に冷却モードに切り替える。そして、冷却モードに切り替えてから(保温設定時間―保温上限時間)が経過した後に、冷却モードから保温モードに切り替える。この構成によれば、温度切替室3から貯蔵物を取り出すことが2度あったとしても、それぞれ温かい貯蔵物を取り出すことができる。なお、制御部100は(保温継続時間+保温上限時間)を計算して、この時間が貯蔵物の種類、水分量、表面積、質量などに応じた保温できる最大の時間を越えないように、保温上限時間と保温継続時間を変化させてもよい。これにより、貯蔵物の保温をより適切に行うことができ、貯蔵物の乾燥などの劣化を防止することができる。
(第4の実施形態)
本実施形態では、温度切替室3には、冷却保存または保温される貯蔵物の種類、質量、水分量、表面積などの貯蔵物情報を検知する貯蔵物センサ109が設けられている。この貯蔵物センサ109の検知結果に基づいて、制御部100は温度切替室3の室内温度を制御する。貯蔵物センサ109は温度切替室3内の貯蔵物の貯蔵物情報を常に検知し、この検知結果に基づいて温度切替室3内の室内温度を制御し、保温モードから冷却モードへ切り替えるタイミングを決定する。
制御部100のブロック図を図13に示す。なお、図13に記載された構成は必須の構成ではなく、必要に応じて図13に記載された構成を適宜選択すればよい。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではない。
第1の実施形態の冷蔵庫の正面図。 第1の実施形態の冷蔵庫の側面図。 第1の実施形態の冷蔵庫の側面断面図。 第1の実施形態の冷蔵庫の中段部の側面断面図。 第1の実施形態の冷蔵庫の冷気の流れを示す冷気回路図。 第1の実施形態の冷蔵庫の製氷室と冷凍室での冷気の流れを模式的に示す図。 第1の実施形態の冷蔵庫の冷蔵室とチルド室での冷気の流れを模式的に示す図。 第1の実施形態の冷蔵庫の温度切替室の側面断面図。 第1の実施形態の冷蔵庫の温度切替室での冷気の流れを模式的に示す図。 第1の実施形態の冷蔵庫のヒータの制御例を示す図。 第1の実施形態の冷蔵庫のヒータの制御例を示す図。 第1の実施形態の冷蔵庫の温度切替室を保温モードに切り替えたときの動作を示すフローチャート。 第1の実施形態の冷蔵庫の制御部のブロック図。
符号の説明
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
3 温度切替室
4 製氷室
5 野菜室
6 冷凍室
9 扉
10 断熱壁
11 収納ケース
12 導入通風路
13 温度切替室吐出ダンパ
14 温度切替室送風機
15 ヒータ
16、24、34 温度センサ
17 蒸発器
18 冷凍室送風機
19、21 戻り通風路
20 温度切替室戻りダンパ
20a、20b 開口部
20c バッフル
22 冷凍室ダンパ
23 チルド室
25 チルド室ダンパ
28 冷蔵室送風機
30 ヒューズ
31、32 冷気通路
33 背面板
33a 流入口
33b 流出口
35 圧縮機
100 制御部(CPU)
101 タイマー
102 表示部
103 設定部
104〜108 温度センサ
109 貯蔵物センサ

Claims (6)

  1. 冷蔵室、冷凍室、野菜室を有し、前記各室の貯蔵物を常温よりも低温で保存するための冷気発生手段を備えた家庭用の冷蔵庫において、
    前記各室とは断熱隔離され、調理後の食事を食中毒菌の増殖が抑えられる50℃以上80℃以下の高温で保温する保温室として用いるための送風機と熱輻射式ヒータとからなる加熱手段を背面側に備えた温度切替室を設け、
    前記加熱手段を駆動して前記温度切替室を前記高温とする保温モードと、前記冷気発生手段で発生する冷気を前記温度切替室に導き、当該温度切替室を常温よりも低温とする冷却モードとを切り替えるモード切替手段を設け、
    前記保温モードへの切り替えにより、前記加熱手段による温度上昇率を1.3度/分以上にして前記常温よりも低温から前記高温になるまでの時間を40分以内とし、
    前記保温モードの時間が、食事の保温を継続できる保温上限時間を経過したときは、前記冷却モードに切り替え、前記冷気による温度降下率を0.65度/分以上にして冷却することを特徴とする家庭用の冷蔵庫。
  2. 前記保温上限時間は、少なくとも3.5時間以上であることを特徴とする請求項1に記載の家庭用の冷蔵庫。
  3. 前記保温モードから前記冷却モードへの切り替えにより、前記低温になるまでの時間を80分以内としたことを特徴とする請求項2に記載の家庭用の冷蔵庫
  4. 前記保温上限時間を設定する設定部を備えたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の家庭用の冷蔵庫。
  5. 前記設定部は前記温度切替室にて保温する調理後の食事の種類を設定出来、この設定に基づいて保温上限時間を決定することを特徴とする請求項4に記載の家庭用の冷蔵庫。
  6. 前記温度切替室には、保温する調理後の食事の少なくとも水分量を検知する貯蔵物センサが設けられており、
    該貯蔵物センサの検知結果に基づいて前記保温上限時間を決定することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の家庭用の冷蔵庫。
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