JP2007057155A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用者の負担を軽減するとともに設置場所の確保を容易にして利便性の高い冷蔵庫を提供する。また、温度切替室送風機が故障した際に高温側の温度切替室の過加熱による発火等を防止して安全性を向上する。
【解決手段】 冷却器14による冷却と加熱装置15による加熱とによって貯蔵物を冷却保存する低温側と加熱食品を保温する高温側とに室内温度を切り替えできる温度切替室3を備えた冷蔵庫1において、温度切替室送風機14の故障を検知する故障検知手段を設け、故障検知手段の検知により温度切替室送風機14が故障した際に加熱装置15の駆動を停止する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、ユーザにより所望の室内温度に切り替えることができる温度切替室を備えた冷蔵庫に関する。
生活環境の変化が著しい昨今においては、家族それぞれが食事を摂る時間が異なる家庭が増えている。このため、加熱食品を保温するために保温箱や保温用収納容器が用いられる。これにより、調理を何度も行う手間を省くことができる。
一方、冷凍室及び冷蔵室に加えて温度切替室を備えた冷蔵庫が特許文献1に開示されている。この冷蔵庫は、温度切替室に送出される冷気の通路を開閉するダンパ装置と、温度切替室を昇温するヒータとを備えている。これにより、温度切換室の室内温度を使用者の用途に応じて冷凍、冷蔵、パーシャル、チルド等の所望の低温の温度帯に切り替えることができる。
特開平10−288440号公報
しかしながら、加熱食品を保温するために保温箱や収納容器を用いると設置場所の確保が困難な問題や使用者の経済的負担が大きくなる問題がある。また、食品を移し替える煩雑な作業を必要とし、利便性が悪い問題があった。
本発明は、使用者の負担を軽減するとともに場所の確保を容易にして利便性の高い冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の冷蔵庫は、冷却器による冷却と加熱装置による加熱とによって貯蔵物を冷却保存する低温側と加熱食品を保温する高温側とに室内温度を切り替えできる温度切替室を備えた冷蔵庫において、前記温度切替室内の空気を循環する温度切替室送風機と、前記温度切替室送風機の故障を検知する故障検知手段とを設け、前記故障検知手段により前記温度切替室送風機の故障を検知した際に前記加熱装置の駆動を停止することを特徴としている。
この構成によると、温度切替室は低温側に切り替えられると冷却器から冷気が導入され、冷凍、パーシャル、チルド、冷蔵等の低温室となる。これにより、貯蔵物を冷蔵保存または冷凍保存できる。温度切替室は高温側に切り替えられると加熱装置が駆動され、温度切替室送風機により温度切替室内の空気が循環される。その結果、温度切替室内を昇温して温度切替室が高温室となる。これにより、加熱調理済み食品の一時的な保温や冬場の温調理等ができる。温度切替室送風機が故障すると、故障検知手段の検知によって加熱装置が停止される。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記故障検知手段は前記温度切替室送風機の通電電流により前記温度切替室送風機の故障を検知することを特徴としている。この構成によると、温度切替室送風機の通電電流が所定電流にならない場合に温度切替室送風機が故障と判断される。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記故障検知手段は前記温度切替室送風機の回転数により前記温度切替室送風機の故障を検知することを特徴としている。この構成によると、温度切替室送風機の回転数が所定の回転数にならない場合に温度切替室送風機が故障と判断される。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記加熱装置の近傍に配置されて前記温度切替室の温度を検知する温度センサを備え、前記故障検知手段は、前記加熱装置に通電した後の所定時間内の前記温度センサで検知した上昇温度により前記温度切替室送風機の故障を検知することを特徴としている。この構成によると、加熱装置に通電後、温度切替室内が所定時間内に所定の範囲を超えて急激に温度上昇した際に温度切替質送風機が故障と判断される。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記温度切替室送風機から前記加熱装置に向けて空気を送出したことを特徴としている。この構成によると、温度切替室送風機は加熱装置に向けて空気を送出し、加熱装置を冷却するとともに加熱装置と熱交換した空気が温度切替室を循環する。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記故障検知手段により前記温度切替室送風機の故障を検知した際に前記温度切替室を高温側から低温側に切り替えることを特徴としている。この構成によると、温度切替室送風機の故障を検知すると、加熱装置が停止され、温度切替室内に冷気が導入される。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記故障検知手段により前記温度切替室送風機の故障を検知した際に前記温度切替室送風機の通電を停止したことを特徴としている。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記故障検知手段により前記温度切替室送風機の故障を検知した際に前記温度切替室送風機の通電を停止した後、所定回数繰り返して所定時間経過後に前記温度切替室送風機へ通電して前記故障検知手段による前記温度切替室送風機の故障検知を行い、故障でないと検知した場合に前記加熱装置及び前記温度切替室送風機に通電することを特徴としている。
この構成によると、温度切替室送風機の通電を停止すると、所定時間経過後に再度通電して故障検知を行い、故障と判断されると温度切替室送風機の通電を停止する。この動作を所定回数行って温度切替室送風機が故障でないと判断されると温度切替室送風機の通電を継続して加熱装置に通電される。
また本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記冷却器を冷却させる冷凍サイクルに封入する冷媒を可燃性冷媒にしたことを特徴としている。
本発明によると、貯蔵物を冷蔵保存または冷凍保存する低温側と加熱食品を保温する高温側とに室内温度を切り替えできる温度切替室を備えたので、加熱食品を保温するための使用者の経済的負担を軽減するとともに場所の確保を容易にして利便性の高い冷蔵庫を提供することができる。また、温度切替室送風機が故障した際に加熱装置の駆動を停止するので、温度切替室の局所的な過熱を防止し、使用者の火傷や加熱装置周辺の変形、発火、発煙等を防止して冷蔵庫の安全性を向上することができる。
また本発明によると、温度切替室送風機の通電電流によって温度切替室送風機の故障を容易に検知することができる。
また本発明によると、温度切替室送風機の回転数によって温度切替室送風機の故障を容易に検知することができる。
また本発明によると、加熱装置通電後の所定時間内の上昇温度によって温度切替室送風機の故障を容易に検知することができる。
また本発明によると、温度切替室送風機から加熱装置に向けて空気を送出するので、温度切替室送風機が故障した際の冷却不足による加熱装置の過熱を防止することができる。従って、冷蔵庫の安全性をより向上することができる。
また本発明によると、故障検知手段により温度切替室送風機の故障を検知した際に温度切替室を高温側から低温側に切り替えるので、室内温度が不均一になって貯蔵物の昇温不足により雑菌が繁殖することを防止することができる。また、温度切替室内に冷気が流入して加熱装置周辺の過熱をより確実に防止することができる。
また本発明によると、故障検知手段により温度切替室送風機の故障を検知した際に温度切替室送風機の通電を停止したので、温度切替室送風機の過負荷を防止するとともに省電力化を図ることができる。
また本発明によると、故障検知手段による故障検知を所定回数行うので、故障検知手段の誤検知を低減することができる。
また本発明によると、冷却器を冷却させる冷凍サイクルに封入する冷媒を可燃性冷媒にし、可燃性冷媒が漏出した場合であっても温度切替室送風機が故障した際の加熱装置の異常な温度上昇による爆発等の危険を防止することができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1、図2は第1実施形態の冷蔵庫を示す正面図及び右側面図である。冷蔵庫1は、上段に冷蔵室2が配され、中段に温度切替室3及び製氷室4が配される。冷蔵庫1の下段には野菜室5及び冷凍室6が配されている。
冷蔵室2は観音開きの扉を有し、貯蔵物を冷蔵保存する。温度切替室3は中段左側に設けられ、使用者により室温を切り替えられるようになっている。製氷室4は中段右側に設けられ、製氷を行う。野菜室5は下段左側に設けられ、野菜の貯蔵に適した温度(約8℃)に維持される。冷凍室6は下段右側に設けられ、製氷室4に連通して貯蔵物を冷凍保存する。
図3は冷蔵庫1の右側面断面図である。冷凍室6及び製氷室4には貯蔵物を収納する収納ケース11が設けられる。野菜室5及び温度切替室3にも同様の収納ケース11が設けられる。冷蔵室2には貯蔵物を載置する複数の収納棚41が設けられる。冷蔵室2の扉には収納ポケット42が設けられる。これらにより、冷蔵庫1の使い勝手が向上されている。また、冷蔵室2内の下部にはチルド温度帯(約0℃)に維持されたチルド室23が設けられている。
冷凍室6の背後には冷気通路31が設けられ、冷気通路31内には圧縮機35に接続された冷却器17が配される。冷蔵室2の背後には冷気通路31と連通する冷気通路32が設けられる。凝縮器、膨張器(いずれも不図示)が接続された圧縮機35の駆動によりイソブタン等の冷媒が循環して冷凍サイクルが運転される。これにより、冷凍サイクルの低温側となる冷却器17と冷気通路31を流通する空気とが熱交換して冷気が生成される。
また、冷気通路31、32内には冷凍室送風機18及び冷蔵室送風機28がそれぞれ配される。詳細を後述するように、冷却器17で生成された冷気は冷凍室送風機18の駆動により冷気通路31を介して冷凍室6、製氷室4、チルド室23及び温度切替室3に供給される。また、該冷気は、冷蔵室送風機28の駆動により冷気通路32を介して冷蔵室2及び野菜室5に供給される。
図4は温度切替室3を示す右側面断面図である。温度切替室3の上下面は断熱壁7、8により冷蔵室2及び野菜室5と断熱隔離されている。また、温度切替室3の側面は図示しない断熱壁により製氷室4及び冷凍室6と断熱隔離されている。温度切替室3の前面は回動式の扉9により開閉可能になっている。温度切替室3の背面は背面板33により覆われている。
背面板33の上部には温度切替室3に空気が流入する流入口33aが設けられ、下部には温度切替室3から空気が流出する流出口33bが設けられる。また、流入口33a及び流出口33b近傍には温度切替室3内の温度を検知する温度センサ24、16が設けられる。
背面板33の後方には、外壁を形成する断熱壁10との間に導入通風路12が設けられている。導入通風路12には温度切替室吐出ダンパ13(図5参照)が設けられ、冷気通路31に連通して冷却器17(図3参照)で発生した冷気を温度切替室3に導く。また、温度切替室吐出ダンパ13の開閉により冷却器17と温度切替室3の流入側との間の冷気経路が開閉され、開閉量によって導入通風路12から温度切替室3に流入する風量が調整される。
導入通風路12内には、温度切替室吐出ダンパ13と流入口33aとの間に温度切替室送風機14が設けられている。温度切替室送風機14の駆動によって冷気通路31の冷気が容易に温度切替室3に導かれる。
流出口33bの後方には温度切替室戻りダンパ20が設けられる。温度切替室戻りダンパ20は開口部20a、20bを有し、回動により一方を開いて他方を閉じるバッフル20cを有している。開口部20bを開くと温度切替室3から流出する空気は戻り通風路19(図5参照)を介して冷却器17に導かれる。
開口部20aを開くと温度切替室3から流出する空気は温度切替室送風機14の吸気側に導かれるとともに、温度切替室3の流出側と冷却器17との冷気経路が閉じられる。従って、温度切替室送風機14を駆動し、開口部20bを閉じて温度切替室戻りダンパ20を閉じることにより、矢印Fに示すように温度切替室3の空気を循環させることができる。尚、温度切替室送風機14を温度切替室3内に設けてもよい。
温度切替室3の流入口33aの背後にはヒータ15(加熱装置)が設けられる。ヒータ15は熱輻射式のガラス管ヒータから成り、背面板33を介して放出される輻射熱により温度切替室3を昇温する。温度切替室送風機14はヒータ15の表面に向けて送風するように配置されている。これにより、ヒータ15の表面温度を下げて安全性を向上させることができる。また、流出口33bには、所定の温度まで高温になるとヒータ15の通電を遮断する温度ヒューズ30が設けられる。
温度切替室3内には貯蔵物を載置する引出し式の収納ケース11が配されている。収納ケース11の底面には温度センサ34が設けられる。これにより、収納ケース11上に載置される貯蔵物の温度を正確に検知することができる。
図5は冷蔵庫1の中段付近の正面断面図を示している。冷凍室6の背後の冷気通路31は冷凍室送風機18の前面上部を開口し、冷凍室送風機18によって製氷室4に空気が送出される。製氷室4に連通する冷凍室6の下部には冷凍室ダンパ22が設けられる。冷凍室6の後方下部には、冷凍室ダンパ22を介して冷却器17に空気を導いて冷気通路31に戻る戻り通風路21(図3参照)が設けられている。冷凍室ダンパ22の開閉により冷凍室6から流出する空気の風量が調整される。
冷気通路31の上部は冷蔵室ダンパ27を介して冷気通路32に連通する。また、冷気通路31は分岐され、チルド室ダンパ25を介してチルド室23と連通するとともに、前述のように導入通風路12(図4参照)に連通する。
冷蔵室2の背面下部には冷蔵室流出口(不図示)が開口し、野菜室5には野菜室流入口(不図示)が設けられる。冷蔵室流出口と野菜室流入口とは温度切替室3の背面を通る通路(不図示)により連結され、冷蔵室2と野菜室5が連通している。
温度切替室戻りダンパ20は温度切替室3の左方下部に設けられる。温度切替室3及び野菜室5の背後には、温度切替室戻りダンパ20から下方に延びて戻り通風路21(図3参照)に連通する戻り通風路19が設けられている。前述したように、温度切替室3内の空気は温度切替室戻りダンパ20の開口部20b(図4参照)を開くことにより戻り通風路19、21を介して冷却器17に導かれる。尚、野菜室5の背面には戻り通風路19に連通する野菜室流出口(不図示)が設けられる。
図6は冷蔵庫1の冷気の流れを示す冷気回路図である。冷凍室6、冷蔵室2及び温度切替室3はそれぞれ並列に配される。また、製氷室4は冷凍室6と直列に配され、野菜室5は冷蔵室2と直列に配される。冷却器17で生成された冷気は、冷凍室送風機18の駆動により矢印A(図5参照)に示すように冷気通路31を上昇して製氷室4に送出される。製氷室4に送出された冷気は製氷室4及び冷凍室6を流通し、冷凍室ダンパ22から流出する。そして、戻り通風路21を介して冷却器17に戻る。これにより、製氷室4及び冷凍室6内が冷却される。
冷蔵室送風機28の駆動により、冷凍室送風機18の排気側となる冷気通路31の上部で分岐した冷気は冷蔵室ダンパ27を介して矢印B(図5参照)に示すように冷気通路32を流通し、冷蔵室2に送出される。また、矢印C(図5参照)に示すようにチルド室23に送出される。これらの冷気は冷蔵室2及びチルド室23を流通した後、野菜室5に流入する。野菜室5に流入した冷気は野菜室5内を流通して戻り通風路19、21を介して冷却器17に戻る。これにより、冷蔵室2及び野菜室5内が冷却され、設定温度になると冷蔵室ダンパ27及びチルド室ダンパ23が閉じられる。
また、温度切替室送風機14の駆動により、冷凍室送風機18の排気側となる冷気通路31の上部で分岐した冷気は矢印D(図5参照)に示すように導入通風路12を流通し、温度切替室吐出ダンパ13を介して温度切替室3に流入する。温度切替室3に流入した冷気は温度切替室3内を流通し、温度切替室戻りダンパ20から流出する。そして、矢印E(図5参照)に示すように、戻り通風路19、21を介して冷却器17に戻る。これにより、温度切替室3内が冷却される。
前述のように、温度切替室3は使用者の操作により室内温度を切り替えることができるようになっている。温度切替室3の動作モードは温度帯に応じてワイン(8℃)、冷蔵(3℃)、チルド(0℃)、ソフト冷凍(−8℃)、冷凍(−15℃)の各冷却モードが設けられる。
これにより、使用者は所望の温度で貯蔵物を冷凍または冷蔵して冷却保存できる。室内温度の切り替えは温度切替室吐出ダンパ13を開く量を可変して行うことができる。尚、例えば冷凍の室内温度から冷蔵の室内温度に切り替える際にヒータ15に通電して昇温してもよい。これにより、迅速に所望の室内温度に切り替えることができる。
また、ヒータ15に通電することにより、温度切替室3の室内温度を貯蔵物を冷却保存する低温側から調理済み加熱食品の一時的な保温や温調理等を行う高温側に切り替えることができる。高温側の室内温度は、主な食中毒菌の発育温度が30℃〜45℃であるため、ヒータ容量の公差や温度切替室3内の温度分布等を考慮して50℃以上にするとよい。これにより、食中毒菌の繁殖を防止できる。
また、冷蔵庫に用いられる一般的な樹脂製部品の耐熱温度が80℃であるため、高温側の室内温度を80℃以下にすると安価に実現することができる。加えて、食中毒菌を滅菌するためには、例えば腸管出血性大腸菌(病原性大腸菌O157)の場合では75℃で1分間の加熱が必要である。従って、高温側の室内温度を75℃〜80℃にするとより望ましい。
以下は55℃での食中毒菌の減菌に関する試験結果である。試験サンプルは初期状態で大腸菌2.4×103CFU/mL、黄色ブドウ球菌2.0×103CFU/mL、サルモネラ2.1×103CFU/mL、腸炎ビブリオ1.5×103CFU/mL、セレウス4.0×103CFU/mLを含んでいる。この試験サンプルを40分間で3℃から55℃に加温し、55℃で3.5時間保温後、80分間で55℃から3℃に戻して再度各菌の量を調べた。その結果、いずれの菌も10CFU/mL以下(検出せず)のレベルまで減少していた。従って、温度切替室3の高温側の設定温度を55℃としても充分減菌効果がある。
前述したように、ヒータ15は熱輻射式のガラス管ヒータから成っている。ヒータ15を安価なシート状のアルミ蒸着ヒータ等の熱伝導式ヒータにしてもよいが、加温スピードが遅くなる。このため、温度切替室3を高温側に設定した場合に、食中毒菌の発育温度帯である30〜45℃を通過するのに長時間を要し、食品衛生上安全性が低下する。加温スピードを上げるためにヒータの容量を大きくすればよいが、ヒータを貼り付ける周辺部品の耐熱温度(通常約80℃)の制約がある。また、放熱面が広範囲となって温度切替室3の手前付近まで及ぶため、使用者が火傷する危険が生じる。
これに対して熱輻射式のガラス管ヒータは加温スピードが速く、食品衛生上安全である。また、容量を大きくしても占有スペースが小さいため、前述の図4に示すように、温度切替室3の奥部に配置することにより使用者が火傷する危険も少なくなる。従って、ヒータ15を熱輻射式のガラス管ヒータにするとより望ましい。尚、ガラス管ヒータや熱伝導式ヒータ以外の加熱装置を用いてもよい。
ヒータ15は加熱食品を保温する高温側の室内温度を維持するのに必要な容量よりも大きな容量で駆動可能になっている。これにより、温度切替室3を低温側から高温側に切り替えて昇温する際に大きな容量で駆動することにより迅速に高温側に切り替えて利便性の高い冷蔵庫1を得ることができる。また、高温側の室内温度に到達するとヒータ15の容量を下げて駆動することにより所定の温度に維持することができる。
ヒータ15の容量は通電率により可変することができる。図7は通電率を可変したヒータ15の制御例を示している。図7(a)の縦軸はヒータ15のオンオフによる印加電圧を示しており、横軸は時間を示している。図7(b)の縦軸は温度切替室3の室内温度を示しており、横軸は時間を示している。
これらの図によると、室内温度を低温側から高温側に切り替えて温度切替室3内が昇温される昇温期間T1ではヒータ15は通電率が100%で駆動される。温度センサ16の検知により高温側の設定温度に到達すると貯蔵物を保温する保温期間T2に移行する。保温期間T2では温度センサ16の検知により所定の上限温度t1に到達するとヒータ15をオフにし、所定の下限温度t2に到達するとヒータ15をオンにする。これにより、ヒータ15はオンオフを繰り返して100%よりも低い通電率で駆動され、容量を下げて高温側の温度が維持される。
例えば、消費電力が約190Wで表面積が約10,990mm2のヒータ15を用い、ヒータ15の通電率を100%にして内容積が約0.023m3の温度切替室3を3℃から昇温すると約30分で80℃に到達する。そして、通電率を約15%で間欠運転して温度切替室3を約80℃に保持することができる。尚、温度切替室送風機14は軸流ファン付モータを用い、送風量が約0.4m3/分で運転している。
この時、保温状態でヒータ15の表面温度は最高でも約250℃となり、可燃性冷媒であるイソブタンの発火点温度(494℃)よりも低い温度に維持される。このため、環境への配慮から冷凍サイクルに封入する冷媒として可燃性冷媒であるイソブタンを用いた場合に、冷却器17等からイソブタンが漏れてもヒータ15の発熱による爆発等の危険性を防止することができる。
図8は温度切替室3を低温側から高温側に切り替えた際の高温側切替え処理の動作を示すフローチャートである。高温側に切り替えると、ステップ#11で温度切替室吐出ダンパ13が閉じられ、温度切替室戻りダンパ20のバッフル20cにより開口部20bが閉じられる。ステップ#12では温度切替室送風機14がONされる。これにより、温度切替室送風機14から送出される空気は流出口33bを介して流出し、矢印F(図4参照)に示すように温度切替室送風機14に導かれる。
これにより、図6の破線Sに示すように温度切替室3内の空気は温度切替室戻りダンパ20を介して温度切替室送風機14に導かれて循環する。従って、温度切替室3を密閉して暖気の流出を防止するとともに温度切替室送風機14を駆動して高温側の温度切替室3の温度分布を均一にすることができ、ヒータ15及びヒータ15周辺の変形、発火、発煙等を防止することができる。ステップ#13ではヒータ15が通電率を100%にして最大容量でONされる。
ステップ#14では、温度切替室送風機14が故障か正常かを検知する送風機故障検知処理が呼び出される。図10は送風機故障検知処理の動作を示すフローチャートである。ステップ#41では温度切替室送風機14の通電電流が検知される。ステップ#42では温度切替室送風機14の通電電流が所定の電流値(例えば、10mA)になっているか否かを判別する。
温度切替室送風機14の通電電流が所定の電流値(例えば、10mA)よりも低い場合は、ステップ#43で温度切替室送風機14が故障と記憶して図8のフローチャートに戻る。温度切替室送風機14の通電電流が所定の電流値(例えば、10mA)以上の場合は、ステップ#44で温度切替室送風機14が正常と記憶して図8のフローチャートに戻る。従って、温度切替室送風機14の通電電流により温度切替室送風機14が故障か否かを容易に検知することができる。
図8のステップ#15では温度切替室送風機14が故障の場合はステップ#25に移行する。ステップ#25では温度切替室送風機14が故障であることを表示や音声等により報知してステップ#29に移行する。ステップ#29では温度切替室3が低温側に切り替えられる。
温度切替室送風機14が正常の場合はステップ#16に移行する。ステップ#16では温度センサ16により温度切替室3の室内温度が所定の上限温度t1まで上昇したか否かが検知される。温度切替室3が上限温度t1まで昇温されていない場合はステップ#18に移行する。温度切替室3が上限温度t1まで昇温された場合はステップ#17でヒータ15が停止される。
ステップ#18では温度センサ16により温度切替室3の室内温度が所定の下限温度t2まで降下したか否かが検知される。温度切替室3が下限温度t2まで降温されていない場合はステップ#20に移行する。温度切替室3が下限温度t2まで降温された場合はステップ#19でヒータ15がONされる。これにより、ヒータ15のON、OFFを繰り返して温度切替室3が所定の温度に維持される。尚、温度切替室3が上限温度t1になるとヒータ15の容量を低下し、下限温度t2になるとヒータ15の容量を増加して温度切替室3の温度を維持してもよい。
ステップ#20では温度切替室3が高温側で所定時間(例えば2時間〜8時間)維持されたか否かが判断される。使用者の出し忘れ等によって高温側で加熱食品が長時間保持されると、加熱食品が乾燥して飲食できなくなる。このため、温度切替室3が高温側で所定時間維持されると、ステップ#29に移行して低温側に切り替えられる。これにより、加熱食品が飲食できなくなることを防止できる。
温度切替室3を高温側に切り替えた後、所定時間が経過していない場合はステップ#21に移行する。ステップ#21では温度切替室3が低温側に切り替えられたか否かが判断される。温度切替室3が低温側に切り替えられていない場合はステップ#14に移行し、ステップ#14〜#21が繰り返し行われる。温度切替室3が低温側に切り替えられた場合はステップ#29で低温側切替え時の処理に移行する。
図9は温度切替室3を低温側に切り替えたときの低温側切替え処理の動作を示すフローチャートである。ステップ#31ではヒータ15がオフされる。ステップ#32では温度切替室吐出ダンパ13が開かれ、温度切替室戻りダンパ20の開口部20bが開かれる。これにより、温度切替室3には冷却器17からの冷気が導入される。
この時、温度切替室送風機14がON状態に維持されるため冷気を容易に温度切替室3に供給することができる。ステップ#33では温度切替室3が高温側に切り替えられたか否かが監視され、高温側に切り替えられると、ステップ#34で前述の図8の高温側切替え処理が呼び出される。
本実施形態によると、貯蔵物を冷却保存する低温側と加熱食品を保温する高温側とに室内温度を切り替えできる温度切替室3を備えたので、別途保温庫等を必要とせず使用者の経済的な負担を軽減するとともに保温庫等の設置場所の確保を不要にして加熱食品を保温できる利便性の高い冷蔵庫1を提供することができる。
また、温度切替室送風機14が故障した際にヒータ15(加熱装置)の駆動を停止するので、温度切替室3の局所的な過熱を防止し、使用者の火傷やヒータ15周辺の変形、発火、発煙等を防止して冷蔵庫1の安全性を向上することができる。また、温度切替室送風機14からヒータ15に向けて空気を送出するので、温度切替室送風機14が故障した際の冷却不足によるヒータ15の過熱を防止することができる。従って、冷蔵庫1の安全性をより向上することができる。
加えて、温度切替室送風機14の故障を検知した際に温度切替室3を高温側から低温側に切り替えるので、室内温度が不均一になって貯蔵物の昇温不足により雑菌が繁殖することを防止することができる。また、温度切替室3内に冷気が流入してヒータ15周辺の過熱をより確実に防止することができる。
更に、イソブタン等の可燃性冷媒が漏出した場合であっても温度切替室送風機14が故障した際にヒータ15が停止されるため、ヒータ15の異常な温度上昇による爆発等の危険を防止することができる。
次に、第2実施形態について説明する。本実施形態の冷蔵庫は前述の図1〜図7に示す第1実施形態と同様に構成され、送風機故障検知処理の動作が異なっている。図11は本実施形態の送風機故障検知処理の動作を示すフローチャートである。ステップ#51では温度切替室送風機14の回転数が検知される。ステップ#52では温度切替室送風機14の回転数がロータリーエンコーダ等の回転数測定器により検知され、所定の回転数(例えば、100rpm)になっているか否かを判別する。
温度切替室送風機14の回転数が所定の回転数(例えば、100rpm)よりも低い場合は、ステップ#53で温度切替室送風機14が故障と記憶して図8のフローチャートに戻る。温度切替室送風機14の回転数が所定の回転数(例えば、100rpm)以上の場合は、ステップ#54で温度切替室送風機14が正常と記憶して図8のフローチャートに戻る。従って、温度切替室送風機14の回転数により温度切替室送風機14が故障か否かを容易に検知することができ、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
次に、第3実施形態について説明する。本実施形態の冷蔵庫は前述の図1〜図7に示す第1実施形態と同様に構成され、送風機故障検知処理の動作が異なっている。図12は本実施形態の送風機故障検知処理の動作を示すフローチャートである。ステップ#61では温度センサ24により温度切替室3の室内温度が検知される。
ステップ#62ではヒータ15の通電後、所定時間(例えば、10sec)が経過するまで待機する。ステップ#63では温度センサ24によって温度切替室3の室内温度が検知される。ステップ#64ではステップ#61、#63での検知温度の差が導出され、温度切替室3の上昇温度が所定温度(例えば、100deg)以上か否かを判別する。
温度センサ24の検知温度差が所定温度(例えば、100deg)以上の場合は、温度切替室送風機14の故障によりヒータ15が冷却不足により過熱していると判断される。このため、ステップ#63で温度切替室送風機14が故障と記憶して図8のフローチャートに戻る。
温度センサ24の検知温度が所定温度(例えば、100deg)よりも低い場合は、ステップ#64で温度切替室送風機14が正常と記憶して図8のフローチャートに戻る。従って、温度センサ24によりヒータ15通電後の所定時間内の温度切替室3の上昇温度を検知して確実に温度切替室送風機14が故障か否かを容易に検知することができる。これにより、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
次に、図13、図14は第4実施形態の高温側切替処理及び送風機故障検知処理の動作を示すフローチャートである。本実施形態は前述の図8〜図10に示す第1実施形態と同様に動作し、温度切替室送風機14の故障を検知した際の動作が異なっている。図8〜図10と同様の部分については説明を省略する。
高温側切替処理のステップ#14では図14に示す送風機故障検知処理が呼び出される。ステップ#71ではリトライの回数を示すカウンタiが3以上か否かが判断される。カウンタiは初期状態でリセットされている。カウンタiが2以下の場合はステップ#72で第1実施形態と同様に、温度切替室送風機14の通電電流が所定の電流値(例えば、10mA)になっているか否かを判別する。
温度切替室送風機14の通電電流が所定の電流値(例えば、10mA)よりも低い場合は、ステップ#74に移行する。ステップ#74ではヒータ15が停止され、ステップ#75で温度切替室送風機14が停止される。ステップ#76では所定時間が経過するまで待機する。ステップ#77ではカウンタiがインクリメントされ、ステップ#71に戻る。これにより、温度切替室送風機14の通電電流の検知がリトライされる。
カウンタiが3になり、温度切替室送風機14の通電電流の検知が3回行われると、ステップ#71の判断によりステップ#89に移行し、温度切替室送風機14が故障と記憶して図13のフローチャートに戻る。
ステップ#73で温度切替室送風機14の通電電流が所定の電流値(例えば、10mA)以上の場合は、ステップ#81に移行する。ステップ#81ではカウンタiがリセットされる。ステップ#82では温度切替室送風機14が停止されている場合はONされる。ステップ#83ではヒータ15が停止されている場合はONされる。ステップ#84では温度切替室送風機14が正常と記憶して図13のフローチャートに戻る。
図13のステップ#15では温度切替室送風機14が故障の場合はステップ#25に移行する。ステップ#25では温度切替室送風機14が故障であることを表示や音声等により報知してステップ#26に移行する。ステップ#26では温度切替室3が低温側に切り替えられるまで待機し、温度切替室3が低温側に切り替えられるとステップ#29に移行する。ステップ#29では低温側切替え時の処理に移行する。
本実施形態によると、温度切替室送風機14の故障を検知した際に温度切替室送風機14の通電を停止したので、温度切替室送風機14の過負荷を防止するとともに省電力化を図ることができる。また、温度切替室送風機14の通電電流により故障を検知する故障検知手段によって、故障検知を所定回数(上記例では3回)行うので、故障検知手段の誤検知を低減することができる。
尚、第2、第3実施形態においても同様に温度切替室送風機14の故障を検知した際に温度切替室送風機14の通電を停止してもよい。また、故障検知手段によって故障検知を所定回数行ってもよい。
第1〜第4実施形態において、温度切替室送風機14の故障状態には温度切替室送風機14が停止している場合だけでなく、回転数が異常に低下する場合も含まれる。これにより、風量が低下してヒータ15の表面温度が異常上昇する。
また、第1〜第4実施形態において、野菜室5の流出口にダンパを設けてもよい。これにより、温度切替室3を高温側から低温側に切り替えた際に、該ダンパを閉じて温度切替室3からの熱風が野菜室5に逆流することを防止できる。また、温度切替室3を高温側から低温側へ切り替える際に冷凍室送風機18が停止されている場合には、冷凍室ダンパ22が閉じられるようになっている。これにより、温度切替室送風機14の駆動によって冷凍室ダンパ22から冷凍室6内へ熱風が逆流することを防止できる。
また、冷却器17によって冷凍室6及び冷蔵室2を冷却しているが、冷蔵室2及び野菜室5専用の冷却器を別途設けてもよい。この時、冷却器17によって冷凍室6及び温度切替室3を冷却することができる。
本発明によると、温度切替室を有した冷蔵庫に利用することができる。
本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す正面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す右側面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫を示す右側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の温度切替室を示す右側面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の中段部を示す正面断面図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の冷気の流れを示す冷気回路図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫のヒータの制御例を示す図 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の温度切替室を高温側に切り替えたときの動作を示すフローチャート 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の温度切替室を低温側に切り替えたときの動作を示すフローチャート 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の送風機故障検知処理の動作を示すフローチャート 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の送風機故障検知処理の動作を示すフローチャート 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の送風機故障検知処理の動作を示すフローチャート 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の温度切替室を高温側に切り替えたときの動作を示すフローチャート 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の送風機故障検知処理の動作を示すフローチャート
符号の説明
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
3 温度切替室
4 製氷室
5 野菜室
6 冷凍室
9 扉
12 導入通風路
13 温度切替室吐出ダンパ
14 温度切替室送風機
15 ヒータ
17 冷却器
16、24、34 温度センサ
18 冷凍室送風機
19、21 戻り通風路
20 温度切替室戻りダンパ
22 冷凍室ダンパ
25 チルド室ダンパ
28 冷蔵室送風機
30 温度ヒューズ
31、32 冷気通路
33 背面板
35 圧縮機

Claims (9)

  1. 冷却器による冷却と加熱装置による加熱とによって貯蔵物を冷却保存する低温側と加熱食品を保温する高温側とに室内温度を切り替えできる温度切替室を備えた冷蔵庫において、前記温度切替室内の空気を循環する温度切替室送風機と、前記温度切替室送風機の故障を検知する故障検知手段とを設け、前記故障検知手段により前記温度切替室送風機の故障を検知した際に前記加熱装置の駆動を停止することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記故障検知手段は前記温度切替室送風機の通電電流により前記温度切替室送風機の故障を検知することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記故障検知手段は前記温度切替室送風機の回転数により前記温度切替室送風機の故障を検知することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  4. 前記加熱装置の近傍に配置されて前記温度切替室の温度を検知する温度センサを備え、前記故障検知手段は、前記加熱装置に通電した後の所定時間内の前記温度センサで検知した上昇温度により前記温度切替室送風機の故障を検知することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  5. 前記温度切替室送風機から前記加熱装置に向けて空気を送出したことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 前記故障検知手段により前記温度切替室送風機の故障を検知した際に前記温度切替室を高温側から低温側に切り替えることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の冷蔵庫。
  7. 前記故障検知手段により前記温度切替室送風機の故障を検知した際に前記温度切替室送風機の通電を停止したことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の冷蔵庫。
  8. 前記故障検知手段により前記温度切替室送風機の故障を検知した際に前記温度切替室送風機の通電を停止した後、所定回数繰り返して所定時間経過後に前記温度切替室送風機へ通電して前記故障検知手段による前記温度切替室送風機の故障検知を行い、故障でないと検知した場合に前記加熱装置及び前記温度切替室送風機に通電することを特徴とする請求項7に記載の冷蔵庫。
  9. 前記冷却器を冷却させる冷凍サイクルに封入する冷媒を可燃性冷媒にしたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の冷蔵庫。
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