JP2012087513A - 中空壁の気密性ダクト構造 - Google Patents

中空壁の気密性ダクト構造 Download PDF

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Abstract

【課題】容易な施工でしかも室内での熱エネルギーの浪費が防止可能となる中空壁の気密性ダクト構造を提供する。
【解決手段】内壁材Dと外壁材Eに設けた貫通孔A、Bの径と等しい外径とした円筒部を有する大径リング3の内周面と、該大径リング3の中に嵌め込まれる円筒部を有する小径リング2の外周面にそれぞれ嵌合可能に対応した凹凸4、5を形成し、且つ周方向を切断する切り込み7、6を設けた一対の挟み込みリングと、中空壁の壁厚よりも長く且つ小径リング2の内径と略等しい外径の管材の基端に端部フランジ10を形成した連通管材1とを用い、貫通孔A、Bに、挟み込みリングの切り込み6、7を小径に絞って差し込み、その後復元して凹凸4、5を嵌合させるとともにフランジ8、9で内壁材Dと外壁材Eを挟み付け状態に装着し、貫通孔Aから連通管材1を端部フランジ10が突き当たるまで貫挿する。
【選択図】 図12

Description

本発明は、木造住宅等の中空壁にエアコン等の設備の配管や配線用に開口される貫通孔に対して、中空壁内の気密性を維持させるための中空壁用ダクト部材及びそのダクト部材を用いた中空壁の気密性ダクト構造に関する。
外壁材と内壁材とから成る中空壁の内面に気密シートを張設し、中空空間に断熱材を充填した木造住宅が、省エネルギー対策対象の高気密木造住宅として多く建設されている。
このような住宅にエアコンを設置する場合、通常外壁材と内壁材とを貫通した直径65mm程の貫通孔を開けて、該貫通孔に室内機と屋外機とを連結する排水管、冷媒管、電気コード等の配管や配線をしている。その配管、配線工事の際に、該貫通孔の両側は、室内と室外との気密性を保持するためにパテ等で塞がれている。
しかしながら、排水管、電気コード、冷媒管等の周囲のパテを施した部分には、パテの収縮や劣化等により亀裂、剥離、脱落等が発生し、生じた隙間によって気密性が損なわれ、壁面の断熱性が低下し、室内の冷暖房に熱エネルギーが大きく浪費されることとなる。
また外壁材側に施したパテに隙間が発生すると、その隙間から中空壁内に入り込んだシロアリ等の虫害で住宅の価値を損なってしまう場合もある。
一方、このような劣化し易いパテに、替えて劣化のし難いモルタルを使用した場合には、施工時において充填後の固化に時間がかかることと、壊れたエアコンを新しものと交換する際に固まったモルタルの除去が困難で施工し難くなる等の、上記の如きパテを用いた場合とは異なった問題が起こる。
このような問題を解決しようとして、下記引用文献1には、モルタルなどの充填材を使わずに、貫通孔に金属などの螺旋管を差し込んでその螺旋管と壁との隙間に弾性シール材を配し、この弾性シール材を螺旋管に螺合した固定リングで弾性シール材を壁に対して挟圧させることで隙間を塞ごうとする手法が提案されている。
しかし、この特許文献1の技術では、ダクト用の貫通孔が間柱や筋交等の耐力構造体を損傷するのを避けて外壁材側と内壁材側の中心位置をずらして設けられると、アルミニウムなどの金属やエンジニアプラスチック等の硬い素材で作られた螺旋管を殆ど曲げることができず、また無理に湾曲させると螺旋管が変形して固定リングが螺合できなくなり、取り付けることが不可能となる。
さらに、この方法では、専用の螺旋管及びその管に螺合する固定リング及び弾性シール材とを使用するものなので、資材のコストアップと固定リングの螺着等の施工に大変手間を要するという難点がある。
このような外壁材と内壁材との両貫通孔の中心位置が合わなくともその貫通孔に取り付け可能な構造を実現するため、本発明者は先に下記特許文献2の蛇腹状で管の長さを伸縮できる壁連通管材とその壁構造を提案し、また壁面の板材を気密シートとともに挟み着け、容易に気密性を図ることが可能となる特許文献3の挟み込みリングを提案している。
特開2000−179750号公報 特許第3848968号公報 特開2006−225847号公報
上記特許文献2では、イ)外壁材側と内壁材側の貫通孔の中心位置が上下左右にずれている場合であっても壁連通管材を貫通孔に装着でき、ロ)壁内の空間を外部の空間から長期間有効に遮断して中空壁内の気密性を維持して壁全体の断熱性の機能低下や虫等の侵入防止が可能となり、ハ)さらにエアコン等の装置の取付工事や交換工事などの施工も容易に行うことが可能となった。
しかしながら、上記特許文献2の技術を実施しようとしたとき、外壁材と内壁材の両貫通孔に壁連通管材を小さく潰して変形させて差し込む作業と、差し込んだ後で膨らまして形を復元させフランジを両貫通孔に密着させる作業とが面倒であるという難点があった。
また、実際の現場では外壁材又は内壁材の壁厚が大小様々であって、それに合わせて壁材に開けられている貫通孔の長さや径の状態は、実際には真円ではなく形が変形したり崩れていたり、また孔のサイズが大小各種あって、その状態によっては密閉性が充分には得られず、その結果、隙間が発生して中空壁内の気密性が損なわれてしまう虞があった。
一方特許文献3の挟み込みリングは、両貫通孔での外壁材と内壁材の壁材自体の気密性は図ることができても、中空壁全体の気密性を維持させることができるものではなかった。
そこで本発明は、中空壁の貫通孔での壁材自体の気密性を高めるとともに室内と室外と及び中空壁内の気密性が得られるように、外壁材と内壁材に形成された貫通孔に容易に装着できる中空壁用ダクト部材を使用して、施工が容易で、しかも室内での熱エネルギーの浪費が防止可能となる中空壁の気密性ダクト構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に記載の中空壁の気密性ダクト構造は、 弾力性を有する大径リングと小径リングで一対を成して中空壁の内壁材と外壁材に設けた貫通孔の開口縁に装着する挟み込みリングと、該挟み込みリングに挿通して前記貫通孔に貫装する連通管材と、から成るダクト部材を用いた中空壁の気密性ダクト構造である。
前記ダクト部材の挟み込みリングは、基端にフランジを形成するとともに前記中空壁の内壁材と外壁材に設けた貫通孔の径と等しいか又は僅か小さい外径とした円筒部を有する弾力性の大径リングの内周面と、基端にフランジを形成した円筒部を有する弾力性の小径リングの外周面と、にそれぞれ自由位置で嵌合可能な凹凸を形成し、且つ該大径リングと小径リングの周方向を切断する切り込みを設けて成る。
また、前記連通管材は、前記中空壁の壁厚よりも長く且つ前記小径リングの内径と略等しい外径の管材の基端に前記貫通孔の径より大径の端部フランジを形成して成る。
そして、上記ダクト部材を用いた中空壁の気密性ダクト構造は、前記中空壁の内壁材及び/又は外壁材の貫通孔に、前記挟み込みリングの切り込みをずらして小径に絞って差し込み、その後前記挟み込みリングを復元して、前記大径リングの内周面と小径リングの外周面に形成した凹凸を嵌合させるとともにフランジで前記内壁材又は外壁材を挟み付け状態に装着し、前記貫通孔の一方側から前記連通管材を挟み込みリングに該連通管材の端部フランジが突き当たるまで貫挿して成ることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記発明において、前記中空壁の外側へ突出した連通管材の先端側部分を切除したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記各発明において、筒部の基端に押えフランジを備え、先端部に切欠部を有するとともに該先端部に連通管材の内径より大径に開いた爪部を備えた端部押え部材を用い、切除した前記連通管材の先端部部分から該端部押え部材を前記押えフランジが連通管材の切除部分に当たるまで差し込み、前記爪部を連通管材の内周面に食い込ませて固定したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記各発明において、前記貫通孔の径より大径リングの外径が小さい場合であって、前記貫通孔の内部と大径リングの外周との間に納まるサイズの環状の充填材を用い、前記貫通孔の内部と大径リングの外周との間に該充填材を配着したことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記各発明において、前記中空壁が内壁材又は外壁材のいずれか一方の内側に気密シートを張設した中空壁であって、前記貫通孔が該気密シートとともに内壁材又は外壁材を貫通したものであることを特徴とする。
本発明の中空壁用ダクト部材は、挟み込みリングの大径リングと小径リングを内壁材及び外壁材の貫通孔へ装着する際に、フランジ部分も含めて切り込みをずらして小径に絞ることで貫通孔の中に簡単に差し入れることが可能となる。
そして、貫通孔内に差し入れた前記挟み込みリングを復元させて、大径リングの内周面とネジ付き小径リングの外周面に対応して形成した凹凸を嵌合させることで貫通孔周囲の内壁材と外壁材部分を各フランジで両側から挟み付け状態に装着可能となる。
その際、前記挟み込みリングは、どの嵌合位置においても自由に凹凸部分で嵌合可能なので、前記内壁材又は外壁材が厚さに大きな違いがあっても短時間で壁材を両側からフランジで隙間なく挟み付けて確実に固定することが可能となる。
また、外壁材側と内壁材側の貫通孔の中心位置が上下左右にずれている場合であっても柔軟に対応して前記連通管材が内壁材及び外壁材を架橋した状態に装着できる。そしてその際、前記挟み込みリングと連通管材とは少なくとも一方の壁面では小径リングと挟み込みリングとは密着して室内と室外が遮断される。また、内壁材及び外壁材の両方の貫通孔に挟み込みリングを使用した場合では中空壁の中空空間を外部から遮蔽して中空空間の気密性を確実に保持することが可能となる。
請求項2に記載の発明においては、中空壁のいずれか一方の外側へ突出した連通管材の先端側部分を切除することで、壁面がスッキリし、端部の突出部分で壁面の外観を損ねることなくなる。
請求項3に記載の発明においては、中空壁の外側へ突出した連通管材の先端側部分を切除した連通管材の切断部分から端部押え部材を前記押えフランジが連通管材の切除部分に当たるまで差し込むと、連通管材の内周面に爪部が食い込んで該連通管材に端部押え部材を確実に固定することができる。
このため、前記連通管材の先端側部分の切除面の剥き出し部分が該端部押え部材のフランジ面で隠れて壁面の外観を損ねることが防止できて見映えが良くなり、また同時に切除部分における気密性をより高めることが可能となる。
請求項4に記載の発明においては、前記貫通孔の内部と大径リングの外周との間に充填材を挟むように充填することで、貫通孔の径より大径リングの外径が小さい場合など、貫通孔と挟み込みリングとの間に大きな隙間があったとしても、その隙間が充填され貫通孔の中心に前記挟み込みリングの中心を重ね合わせるように中央寄せされて、貫通孔から挟み込みリングが外れることなく確実に装着可能となる。
そして、切り込みで割れている挟み込みリングが外に開くのを、前記大径リングの外周から中央に向って押さ付け、前記挟み込みリングの小径リング内周面と前記連通管材の外周面との気密性を確保し、中空壁面の気密性を維持させることが可能となる。
請求項5に記載の発明においては、内壁材と外壁材の少なくとも一方の内面に気密シートを張設することで、該気密シートによって壁内の空気及び水蒸気の通過を防止し、中空空間の気密性を高めることが可能となり、室内温度を一定に維持するための冷暖房費の大幅な節約を実現し、熱エネルギーの消費を抑えることが可能となる。
以上のように本発明は、中空壁の外壁材と内壁材の厚さがや貫通孔の形状が種々異なっていたとしても、挟み込みリングが自由に対応して外壁材と内壁材の貫通孔開口縁の機密性が確保でき、且つ該挟み込みリングに連通管材を装着することで貫通孔の開口縁で確実に外部との遮断が可能となる。そして、この結果、室内と中空空間の気密性の確保が可能となる。
この結果、中空壁の中空空間への貫通孔からの外気の侵入や湿気の侵入を防いで、壁面への結露の発生を防止するとともに室内温度を快適に維持するための冷暖房費の大幅な節約が可能となる。
また、中空壁の一方側から装着作業が可能となり、また、その際連通管材は一気に差し込んで装着できるので施工時間の大幅な短縮が実現できる。
本発明に用いる挟み込みリングの(イ)は大径リング、(ロ)は小径リングを示す各斜視図である。 本発明に用いる大径リングと小径リングが結合した状態の挟み込みリングを示す斜視図である。 本発明に用いる大径リングを押して径を小さ絞った状態を示す斜視図である。 本発明に用いる充填材を示す斜視図である。 本発明に用いる連通管材の先端部が(イ)が円筒形である態様を示し、(ロ)がテーパー管である態様を示す各斜視図である。 本発明に用いる端部押え部材を示す(イ)は縦断側面図、(ロ)は斜視面である。 本発明に用いる挟み込みリングの(イ)は側面図、(ロ)は縦断側面図である。 本発明に用いる挟み込みリングと連通管材を嵌合した状態を示す斜視図である。 気密性ダクト構造のダクト部材の施工工程を示し、(イ)が小径リングを装着しようとしている状態、(ロ)が大径リングと小径リングを嵌合する前の状態、(ハ)が挟み込みリングを装着している状態を示す各縦断側面図である。 気密性ダクト構造のダクト部材の施工工程を示し、(イ)が装着完了した挟み込みリングに連通管材を装着中の状態、(ロ)が挟み込みリングに連通管材を装着完了した状態を示す各縦断側面図である。 別の形態の気密性ダクト構造にダクト部材の施工工程を示し、(イ)が挟み込みリングに連通管材を装着中の状態、(ロ)が挟み込みリングに連通管材を装着完了した状態を示す各縦断側面図である。 本発明の気密性ダクト構造を示す縦断側面図である。 別の形態の気密性ダクト構造を示す縦断側面図である。 また別の形態の気密性ダクト構造を示す縦断側面図である。
本発明を実施するための形態を以下説明する。
本発明は、図9の(イ)に示すように、内部に中空空間Cを有する内壁材Dと外壁材Eとから成る中空壁に、エアコン等の設備の配管や配線を貫通させるために設けた貫通孔A、Bに対して、室内の気密性及び中空空間C内の気密性を維持させるために使用するダクト部材とそのダクト部材を用いた中空壁の気密性ダクト構造である。
このダクトには、後で室内のエアコンと外の室外機とを繋ぐ冷媒管や配水管等のパイプ及び電気コード等が貫通孔A、Bに設けられ、最後にパテ等の充填材で冷媒管や配水管等のパイプ及び電気コード等の周囲の隙間を埋めて、エアコン等の設備工事が終了する。
本発明は、このようなエアコン等の取り付け工事をする前の貫通孔A、Bに対して施す技術である。
本発明において対象となる中空壁は、図9に示すように、室内側には石膏ボード等の内壁材Dを張り、間柱等により一定の間隔をおいて中空空間Cを形成し、その外側にセメント系外壁材等の外壁材Eを張った構造の中空壁である。
なお、該外壁材Eは、さらに各種板材を複数重ね合わせた構造としたものも多い。
このような内壁材Dと外壁材Eに設ける二つの貫通孔A、Bは、図9の(イ)に示すように、通常同じ径の孔が同じ高さの位置に貫通していることが多いが、両者が異なる径の孔となっている場合や、図12に示すように、中心位置が上下や左右に異なった場合など、実際の施工現場によって様々異なることもある。
そして、外壁材Eの内側には、通常気密シートFが張られるが、内壁材Dの内側や両面に張る場合もある。このような気密シートFは、壁内の空気と水蒸気の移動を遮断し、中空空間Cに充填したグラスウールなどの断熱材が結露水で機能低下を起こすのを防止し、また室内と温度差のある湿気を含んだ空気が室内や中空空間に侵入するのを防ぐものである。
上記の如き中空壁における本発明の気密性ダクト構造を、以下図を示して詳述する。
本発明は、図12に示すように、弾力性を有する大径リング3と小径リング2で一対を成し、中空壁の内壁材Dと外壁材Eに設けた貫通孔A、Bの開口縁に装着する挟み込みリング及び該挟み込みリングに挿通して前記貫通孔A、Bに貫装する連通管材1とを組み合わせたダクト部材を用いて施工した中空壁の気密性ダクト構造である。
前記貫通孔A、Bに前記挟み込みリングと連通管材1とを装着して構成された気密性ダクト構造に対して、エアコン等の設備をした後、前記貫通孔A、Bをパテ等で塞いで室外と室内とを遮断することとなる。
そこで先ず本発明の中空壁の貫通孔に使用するダクト部材ついて説明する。
前記挟み込みリングは、図1の(イ)に示す円筒部の基端に前記貫通孔A、Bの径より大径のフランジ9を形成した大径リング3と図1の(ロ)に示す円筒部の基端に前記貫通孔A、Bの径より大径のフランジ8を形成した小径リング2とを組み合わせ一対とし、これを図2に示すように、結合して使用する。
前記大径リング3と小径リング2にはそれぞれの周方向を切断する切り込み7、6を設ける。
前記大径リング3と小径リング2のフランジ9、8のサイズは、いずれも過度に大きいと切り込み6、7を絞っても貫通孔A、Bを通過できなくなる場合があるので、その絞りを前記貫通孔A、Bを通過可能とするために、できるだけ小径に形成すると良く、少なくとも貫通孔A、Bから容易に外れない程度の大きさの径に形成しなければならない。
また、前記大径リング3と小径リング2の材質は、図3に示すように、前記切り込み7、6をずらして変形させて貫通孔に嵌め込むため、いずれも中空壁の貫通孔A、Bの中に入れることができる程度の変形が可能な弾力性が必要であり、このため弾力性を有するポリエチレン等の合成樹脂の使用が好ましい。
そして、前記大径リング3の円筒部のサイズは、貫通孔A、Bの開口縁に装着するため、前記中空壁の内壁材Dと外壁材Eに設けた貫通孔A、Bの径と等しいか又は僅か小さい外径とする。
また、図7の(イ)の側面図及び(ロ)の従断側面図に示すように、前記大径リング3の円筒部の内周面と前記小径リング2の円筒部の外周面とに対応する凹凸5、4を設ける。該凹凸5、4は大径リング3の中に嵌め込まれたとき、図12に示すように、それぞれ自由位置で嵌合可能に対応した凹凸5、4に形成する。
例えば、前記凹凸5、4を、ネジ状の凹凸5、4とすると回転で嵌合幅がどの位置においても確実に嵌合させることが可能となる。
なお、螺旋の凹凸ではなくとも、細かいピッチの円周溝とすればほぼ自由位置で凹凸嵌合が可能となるので使用可能となる。
また、前記連通管材1は、上記貫通孔A、Bに装着された挟み込みリングの中に、図8に示すように、外周面が略密着状態となるように差し込まれるもので、図5の(イ)に示すように、前記中空壁の壁厚よりも長く且つ前記小径リング2の内径と略等しい外径の管材の基端に、前記大径リング3及び小径リング2のフランジ9、8の径より大径の端部フランジ10を形成する。
該フランジ10は、機能的には図9の(ハ)に示すように、挟み込みリングのフランジ8、9に当たればそれ以上内部に進まないので小さくとも問題はない。しかし前記挟み込みリングのフランジ8、9より大きい径に形成した方が、挟み込みリングのフランジ8、9部分が外から見えなくなるので見映えが良くなる利点がある。
また、前記連通管材1の管材部分は、柔軟又は硬質の直状管(図5の(イ)、(ロ)に示す)に形成するか、又は柔軟な蛇腹状管1d(図11に示す)に形成することも可能である。
さらに、前記連通管材1の先端部には、円筒状の先端に先細りテーパー筒状(図5の(ロ)に示す)の差込ガイド部1cを延設することもでき、該差込ガイド部1cがあると先端1aが奥の貫通孔に直接入るので、該連通管材1の装着作業が容易となる。
そして、該連通管材1の材質は、ポリエチレン等の合成樹脂製とし、厚く硬い管や薄く柔い管等の使用が可能である。
本発明で使用するダクト部材は、上記挟み込みリング及び前記連通管材1のほかにも図4に示す環状の充填材16と、図6の(イ)、(ロ)に示す端部押え部材11と等が前記貫通孔A、Bや前記挟み込みリング及び前記連通管材1との装着状態に応じて使用することが可能である。
前記端部押え部材11は、図6に示すように、筒部11の基端に押えフランジ13を備え、先端に切欠15を有するとともにその先端部に連通管材1の内径より大径に開いた爪部14を有する態様のものが使用できる。
また、前記充填材16は、弾力性を備えた発泡樹脂製で前記大径リング3の外径と等しい内径の環状を成すもので、前記貫通孔A、Bの径より大径リングの外径が小さい場合で使用するときには、前記貫通孔A、Bの径が多少不規則状態であっても柔軟に対応して図14に示すように、前記貫通孔A、Bの開口面と前記大径リング3の外周面と間に生じた隙間に充填することができる。
次に、上記の如きダクト部材を前記中空壁の貫通孔A、Bに使用した気密性ダクト構造ついて以下説明する。
その構造は、図9の(イ)に示すように、中空壁の内壁材Dと外壁材Eに設けた貫通孔A、Bに、図9の(ロ)に示すように、それぞれの基端にフランジ8、9を備え且つ切り込み6、7を有する大径のリング3と小径リング2からなる挟み込みリングを使用して両リング3、2を押し潰すように前記切り込み7、6をずらして小径に絞って差し込み、その後、前記挟み込みリングを復元して図9の(ハ)に示すように、内壁材Dと外壁材Eの貫通孔A、Bにそれぞれフランジ9、8で両側から挟み付けた状態にして前記凹凸5、4を嵌合させて固定する。
そして、図10の(イ)に示すように、前記貫通孔A、Bのうちの一方側の貫通孔Aから、図10の(ロ)に示すように、連通管材1を小径リング2の内周面に滑らせつつ、図10の(ハ)に示すように、連通管材1の端部フランジ10が小径リング2のフランジ8に当接するまで差し込む。
その後、図12に示すように、前記挟み込みリングの外側へ突出した連通管材1の先端1a側部分や差込ガイド部1cを切除する。
このように構成した中空壁の気密性ダクト構造は、図12に示すように、前記挟み込みリングを前記内壁材D又は外壁材Eの貫通孔A、Bにそれぞれ装着して前記中空空間Cの密閉性を得ることが可能となる。
なお、図11の(イ)に示すように、連通管材1の管材の中間を蛇腹状とすると、図11の(ロ)に示すように、この蛇腹状部分が湾曲変形して内壁材D及び外壁材Eの両貫通孔A、Bの中心がそれぞれ上下や左右に多少ずれていても連通管材1の中間を屈曲させて両貫通孔A、Bに確実に装着することが可能となる。
また、連通管材1の管材の中間を薄く柔軟な直状管とすれば、この部分が湾曲変形し易くなるので、蛇腹状とした場合と同様に両貫通孔A、Bの中心がずれていても連通管材1の中間を屈曲させて両貫通孔A、Bに装着することが可能となる。
そして、その挟み込みリングに前記連通管材1を貫装して内壁材Dと外壁材Eの両貫通孔A、Bに架橋した状態で、小径リング2と連通管材1とを密着状態で連結すると中空空間Cの気密性は確実に保持可能となる。
本発明では連通管材1の先端1a側部分を切除した後に、さらにその切除部分を図6に示す端部押え部材11で覆う形態が可能である。
この端部押え部材11は、図13に示すように、切除した連通管材1の先端部部分から前記押えフランジ13が連通管材1の切除部分に当たるまで差し込む。
このように差し込まれた端部押え部材11は、前記連通管材1の内周面1bに前記爪部14が押圧状態で接触し、その爪部14先端の摩擦抵抗で容易に抜けないように食い込み固定される。
この端部押え部材11を用いると、剥き出しなっていた連通管材1の切除部分が押えフランジ13で隠れるので、壁面の見映えを良くするこが可能となり、同時に切除部分を塞いで気密性をより高めることが可能となる。
そして、上記本発明の中空壁の気密性ダクト構造が完成後には、エアコン等の設置工事をするに際し、前記連通管材1の中に室内機と室外機とを繋ぐ冷媒管や配水管等のパイプ及び電気コード等を通して該連通管材1の内周面1b内の室内側と室外側の開口隙間にパテなどを充填して貫通孔の開口部を塞ぐため、室内側と室外側とが確実に遮断され、室内と温度差のある外気が室内に侵入するのを防ぐことが可能となる。
このように貫通孔の開口部を塞いだ後における本発明の中空壁の気密性ダクト構造では、前記内壁材Dと外壁材Eの少なくとも一方の壁面にでは、挟み込みリングにより貫通孔A、Bに対する密閉性が得られる。そしてさらにその挟み込みリングに差し込んだ前記連通管材1で前記内壁材Dと外壁材E間を架橋し、中空空間Cと壁の外部とを遮断するので、中空空間Cの気密性が確実に保持可能となる。
本発明では前記挟み込みリングを装着する貫通孔が前記内壁材Dの貫通孔Aであるか又は外壁材Eの貫通孔Bであるか又は両方であるかによって密閉箇所が異なるので、気密シートFが外壁材Eの内側か、内壁材Dの内側か、又は外壁材Eと内壁材Dの両方の内側に張られた場合か、の各場合に応じて前記挟み込みリングを用いる。
なお、上記各図ではいずれも外壁材Eの内側に気密シートFが張られた場合を示している。このように外壁材Eの内側に気密シートFが張られた場合には、図12に示すように、前記内壁材Dと外壁材Eの両貫通孔A、Bに挟み込みリングを装着し、これに前記連通管材1を用いると、中空空間Cが外気から確実に遮断される。この結果、該中空空間Cに充填したグラスウールなどの断熱材が結露水で機能低下を起こすのを防止することができ、壁面の断熱性能がより高められ、冷暖房費の大幅な節約が可能となる。
また、前記外壁材Eの貫通孔Bにのみ挟み込みリングを装着して、これに前記連通管材1を用いた場合には、室外の空気が中空空間Cに侵入できず、壁内全体が外気から確実に遮断される。
また、内壁材Dの内側に気密シートFが張られた場合には、前記内壁材Dの貫通孔Bにのみ挟み込みリングを装着した場合、これに前記連通管材1を用いると、中空空間Cに外気が侵入する虞があるが、室内は外気から遮断されるので、中空空間Cに外気が入る虞がある点で前記外壁材Eの貫通孔Bにのみ挟み込みリングを装着した場合より、壁全体での断熱効果は低下することが考えられる。
なお、内壁材Dの内側にのみ気密シートFが張られ、且つ前記外壁材Eの貫通孔Bにのみ挟み込みリングを装着した場合や、外壁材Eの内側にのみ気密シートFが張られ、且つ前記内壁材Dの貫通孔Bにのみ挟み込みリングを装着した場合には、気密シートFを張った壁材の貫通孔での遮断とはならないので湿気に対する遮断の性能が十分には得られなくなる虞がある。
従って、少なくとも気密シートFを張った壁材の貫通孔に挟み込みリングを装着することが好ましい。
上記の如く貫通孔A、Bの開口部を塞いだ後においては、図12に示す形態のように、内壁材D及び外壁材Eの両方の貫通孔A、Bに挟み込みリングを装着して連通管材1を貫装することが、中空空間Cを密閉し室外側と室内側の両方を確実に遮蔽するこができるので断熱性及び防湿性とも最も優れた性能を得ることが可能となる。
本発明は中空壁の内壁材と外壁材に設けた貫通孔に装着するダクト部材を用いた中空壁の気密性ダクト構造であるが、本発明の気密性ダクト構造は壁面以外にも、床面、天井面などで間隔を開けて二重構造を成した部分に貫通孔を設ける場合に、その内部の気密性の保持を目的として使用することが可能である。
1 連通管材
1a 連通管材の先端部
1b 連通管材の内周面
1c 差込ガイド部
1d 蛇腹状部
2 小径リング
3 大径リング
4 小径リングの凹凸
5 大径リングの凹凸
6 小径リングの切り込み
7 大径リングの切り込み
8 小径リングのフランジ
9 大径リングのフランジ
10 連通管材の端部フランジ
11 端部押え部材
12 端部押え部材の環状基部
13 端部押え部材の押えフランジ
14 端部押え部材の爪部
15 端部押え部材の切り込み
16 充填材
A 貫通孔
B 貫通孔
C 中空空間
D 内壁材
E 外壁材
F 気密シート

Claims (5)

  1. 弾力性を有する大径リングと小径リングで一対を成して中空壁の内壁材と外壁材に設けた貫通孔の開口縁に装着する挟み込みリングと、該挟み込みリングに挿通して前記貫通孔に貫装する連通管材と、から成るダクト部材を用いた中空壁の気密性ダクト構造であって、
    前記挟み込みリングは、基端にフランジを形成するとともに前記中空壁の内壁材と外壁材に設けた貫通孔の径と等しいか又は僅か小さい外径とした円筒部を有する弾力性の大径リングの内周面と、基端にフランジを形成した円筒部を有する弾力性の小径リングの外周面と、にそれぞれ自由位置で嵌合可能な凹凸を形成し、且つ該大径リングと小径リングの周方向を切断する切り込みを設けて成り、
    前記連通管材は、前記中空壁の壁厚よりも長く且つ前記小径リングの内径と略等しい外径の管材の基端に前記貫通孔の径より大径の端部フランジを形成して成り、
    前記中空壁の内壁材及び/又は外壁材の貫通孔に、前記挟み込みリングの切り込みをずらして小径に絞って差し込み、その後前記挟み込みリングを復元して、前記大径リングの内周面と小径リングの外周面に形成した凹凸を嵌合させるとともにフランジで前記内壁材又は外壁材を挟み付け状態に装着し、前記貫通孔の一方側から前記連通管材を挟み込みリングに該連通管材の端部フランジが突き当たるまで貫挿して成る中空壁の気密性ダクト構造。
  2. 請求項1に記載の中空壁の気密性ダクト構造において、
    中空壁の外側へ突出した連通管材の先端側部分を切除したことを特徴とする中空壁の気密性ダクト構造。
  3. 請求項2に記載の中空壁の気密性ダクト構造において、
    筒部の基端に押えフランジを備え、先端部に切欠部を有するとともに該先端部に連通管材の内径より大径に開いた爪部を備えた端部押え部材を用い、
    切除した前記連通管材の先端部部分から該端部押え部材を前記押えフランジが前記連通管材の切除部分に当たるまで差し込み、前記爪部を前記連通管材の内周面に食い込ませて固定したことを特徴とする中空壁の気密性ダクト構造。
  4. 請求項1から3のうちいずれかに記載の中空壁の気密性ダクト構造において、
    貫通孔の径より大径リングの外径が小さい場合であって、前記貫通孔の内部と大径リングの外周面との間に納まるサイズの環状の充填材を用い、
    前記貫通孔の内部と大径リングの外周との間に該充填材を配着したことを特徴とする中空壁の気密性ダクト構造。
  5. 請求項1から4のうちいずれかに記載の中空壁の気密性ダクト構造において、
    中空壁が内壁材又は外壁材のいずれか一方の内側に気密シートを張設した中空壁であって、貫通孔が該気密シートとともに内壁材又は外壁材を貫通したものであることを特徴とする中空壁の気密性ダクト構造。
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