JP2012071581A - 液体供給装置および液体噴射システム - Google Patents

液体供給装置および液体噴射システム Download PDF

Info

Publication number
JP2012071581A
JP2012071581A JP2011161966A JP2011161966A JP2012071581A JP 2012071581 A JP2012071581 A JP 2012071581A JP 2011161966 A JP2011161966 A JP 2011161966A JP 2011161966 A JP2011161966 A JP 2011161966A JP 2012071581 A JP2012071581 A JP 2012071581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
cam
liquid supply
supply device
handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011161966A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5861298B2 (ja
Inventor
Taku Ishizawa
卓 石澤
Yoshiaki Shimizu
芳明 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2011161966A priority Critical patent/JP5861298B2/ja
Priority to ARP110103179A priority patent/AR082823A1/es
Priority to CN201110265649.2A priority patent/CN102381044B/zh
Priority to CN2011203349105U priority patent/CN202283818U/zh
Priority to EP13186615.4A priority patent/EP2684699A3/en
Priority to PL11179715T priority patent/PL2425979T3/pl
Priority to KR1020110088660A priority patent/KR101432350B1/ko
Priority to ES11179715.5T priority patent/ES2480283T3/es
Priority to EP11179715.5A priority patent/EP2425979B1/en
Priority to RU2011136679/12A priority patent/RU2490139C2/ru
Priority to US13/225,248 priority patent/US8807717B2/en
Priority to TW100131804A priority patent/TWI476114B/zh
Priority to BRPI1105905-2A priority patent/BRPI1105905A2/pt
Publication of JP2012071581A publication Critical patent/JP2012071581A/ja
Priority to RU2013122629A priority patent/RU2630632C2/ru
Priority to US14/320,474 priority patent/US9365042B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP5861298B2 publication Critical patent/JP5861298B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/1752Mounting within the printer
    • B41J2/17523Ink connection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/17553Outer structure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17596Ink pumps, ink valves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J27/00Inking apparatus
    • B41J27/02Inking apparatus with ink applied by pads or rotary discs
    • B41J27/04Pads or discs; Ink supply arrangements therefor

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

【課題】液体供給装置を液体噴射装置に対して相対的に動かした場合に液体噴射装置において液体が漏れ出す可能性を低減する。
【解決手段】液体供給装置10は、液体収容室16と、液体収容室16内の液体を液体噴射装置20に送る輸送管15と、輸送管15を挟んで配される第1と第2の部材171,172と、第2の部材172に対する第1の部材171の相対位置を定めるカム173と、を備える。輸送管15は、弾性変形してつぶれる弾性部分151を備える。カム173は、第1の回転位置において、弾性部分151の内部を液体が流通できるだけの間隔が第2の部材172との間にある第1の相対位置に、第1の部材171を配する。カム173は、第2の回転位置において、第1の部材171と第2の部材172に挟まれて弾性部分151がつぶれ、内部を液体が流通できない第2の相対位置に、第1の部材171を配する。
【選択図】図7

Description

本発明は、液体噴射装置に液体を供給するための液体供給装置に関するものである。
従来、液体噴射装置に外部から液体を供給するための液体供給装置が設けられている(特許文献1)。液体噴射装置は、液体供給装置から液体の供給を受けて、その液体を、開口であるノズルから噴射する。そのような液体供給装置および液体噴射装置を使用する際には、液体噴射装置のノズルと液体供給装置との鉛直方向の位置関係が、ほぼ一定に保たれている。このため、ノズルと液体供給装置内の液体との水頭差は、あらかじめ想定された範囲内にある。その結果、液体の流路の一端であり開口であるノズルから、液体が漏れ出すことはない。
特開2005−219483号公報
しかし、液体供給装置を液体噴射装置に接続したまま、液体供給装置を液体噴射装置に対して相対的に動かすことができる液体供給装置および液体噴射装置においては、液体噴射装置および液体供給装置を移動させるときや、それらを修理するときに、ノズルと液体供給装置との鉛直方向の位置関係が、想定範囲から外れることがある。そのような場合において、液体供給装置がノズルよりもある程度以上高い位置に配置された場合には、ノズルから液体が漏れ出す可能性がある。従来の技術においては、そのような問題は、考慮されていなかった。このような問題は、液体供給装置を液体噴射装置に接続したまま、液体供給装置を液体噴射装置に対して相対的に動かすことができる液体供給装置および液体噴射装置について、広く存在する。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を取り扱うためになされたものであり、液体噴射装置に液体を供給する液体供給装置において、液体供給装置を液体噴射装置に対して相対的に動かした場合に液体噴射装置において液体が漏れ出す可能性を低減することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
液体噴射装置に接続されて前記液体噴射装置に液体を供給するための液体供給装置であって、
液体を収容するための液体収容室と、
前記液体収容室内の液体を液体噴射装置に送るための輸送管であって、弾性変形してつぶれることができる弾性部分を少なくとも一部に備える輸送管と、
前記輸送管の前記弾性部分を挟んで配される第1と第2の部材と、
を備え、
前記第1の部材は、
前記弾性部分の内部を前記液体が流通できるだけの間隔が前記第2の部材との間にある第1の相対位置と、
前記第1の相対位置よりも前記第2の部材に近く、前記第1と第2の部材に挟まれて前記弾性部分がつぶれ、前記弾性部分の内部を前記液体が流通できない第2の相対位置に、配置されることが可能な液体供給装置。
このような液体供給装置であれば、第1の部材が第1の相対位置に配置されることで液体供給装置から液体噴射装置へ液体を供給させることができる。そして、第1の部材が第2の相対位置に配置されることで液体供給装置から液体噴射装置から液体噴射装置へ液体を流通させないようにすることができる。このため、第1の部材が第2の相対位置に配することにより、液体供給装置を液体噴射装置よりも高い位置に動かした場合にも、液体噴射装置において液体噴射する部分から液体が漏れないようにすることができる。
[適用例2]
適用例1記載の液体供給装置であって、さらに、
前記液体供給装置の外部に露出している操作部であって、前記第1の部材を、少なくとも前記第1の相対位置と前記第2の相対位置とに選択的に配するための操作部を備え、
前記操作部は、前記液体噴射装置に液体を供給する際の前記液体供給装置の姿勢において、前記液体を噴射した対象物を前記液体噴射装置が送出する側と一致する側に、設けられている、液体供給装置。
このような液体供給装置であれば、操作部が、液体噴射装置を使用するユーザーの目に付きやすい。このため、ユーザーは、容易に操作部が適正な位置にセットされているか否かを確認することができる。また、ユーザーが、忘れずにあらかじめ操作部を操作する可能性が高い。なお、液体供給装置の外部とは、たとえば、液体供給装置の外殻の外側である。
[適用例3]
適用例1または適用例2記載の液体供給装置であって、
前記第2の部材に対する前記第1の部材の相対位置を定めるカムをさらに備え、
前記カムは、
第1の回転位置において、前記第1の相対位置に前記第1の部材を配し、
第2の回転位置において、前記第2の相対位置に前記第1の部材を配する、液体供給装置。
このような液体供給装置とすれば、カムを第1の回転位置とすることにより、液体供給装置から液体噴射装置へ液体を供給させることができる。そして、カムを第2の回転位置とすることにより、液体供給装置から液体噴射装置へ液体を流通させないようにすることができる。このため、カムを第2の回転位置とすることにより、液体供給装置を液体噴射装置よりも高い位置に動かした場合にも、液体噴射装置において液体を噴射する部分から液体が漏れないようにすることができる。
[適用例4]
適用例2を限定する適用例3の液体供給装置であって、前記操作部に対して行われる回転運動を前記カムに伝達できるように接続されている、液体供給装置。
このような態様においては、操作部によりカムを容易に回転させることができる。
なお、操作部は、操作部の回転の軸に対して垂直な方向に突出した部分を有することが好ましい。このような態様においては、回転軸から離れた操作部を操作することにより、操作部を有さない態様に比べて小さな力で、カムの第1の回転位置と第2の回転位置とを切り換えることができる。
[適用例5]
適用例4の液体供給装置であって、
前記液体供給装置の外殻は、前記操作部が設けられている側において、
平面状である第1の部分と、
前記第1の部分よりも、前記第1の部分に垂直な方向について、前記カムに近い位置に設けられた第2の部分と、を備え、
前記操作部は、
前記第2の部分に設けられた穴を介して前記カムと接続されており、
前記第1の部分に垂直な方向について、前記第1の部分よりも前記カムに近い位置にある、液体供給装置。
このような態様においては、操作部は、全体として第1の部分よりも奥まった部分に設けられている。このため、操作部が液体供給装置の外殻よりも外側に突出しない、もしくは突出量を小さくすることができる。液体供給装置と他の構造物とをぶつけた場合には、第1の部分が他の構造物と衝突する可能性が高く、操作部が他の構造物と衝突する可能性は低い。すなわち、操作部を介してカムが外部からの衝撃を受ける可能性は低い。よって、操作部およびカムが外部からの衝撃によって破壊される可能性が低い。
なお、「液体供給装置の外殻」は、液体供給装置の操作部が設けられている側を少なくとも覆っていればよく、液体供給装置の上下前後左右のすべてを覆っている必要はない。
[適用例6]
適用例4または5の液体供給装置であって、
前記操作部と、前記カムとは、別の部材として設けられている、液体供給装置。
このような態様においては、液体供給装置を製造する際、液体供給装置の外殻を挟んで、逆の側に操作部とカムとを配して、両者を接続することができる。このため、液体供給装置の内部に配されるカムと、外部に配される操作部と、を備える液体供給装置を、容易に製造することができる。
[適用例7]
適用例4の液体供給装置であって、
前記液体収容室と前記輸送管とを複数組、備え、
一組の前記第1と第2の部材が、前記複数の輸送管の前記各弾性部分を挟んで配されており、
前記第1の部材は、
前記カムが前記第1の回転位置にあるとき、前記第1の相対位置に配されて、前記複数の輸送管の前記各弾性部分の内部を前記液体が流通することを許容し、
前記カムが前記第2の回転位置にあるとき、前記第2の相対位置に配されて、前記第2の部材とともに前記弾性部分を挟んでつぶし、前記弾性部分の内部を前記液体が流通できない状態とする、液体供給装置。
このような態様とすれば、一つのカムを動かすことで、複数の輸送管について、液体の流通を止める、または許容することができる。すなわち、複数の輸送管の個々に前記第1の部材および第2の部材を設ける場合と比較して、部品点数を削減しコストダウンすることができる。
[適用例8]
適用例1ないし7のいずれかの液体供給装置と、
前記液体供給装置に接続される液体噴射装置であって、前記液体供給装置から供給された液体を対象物に噴射するヘッドを有する液体噴射装置と、を備える液体噴射システム。
なお、本発明は、以下に示すような種々の態様で実現することが可能である。(1)流体容器、液体供給装置、液体供給方法。(2)流量制御装置、流量制御方法。(3)インク収容器、インク供給装置。(4)液体消費装置、インクジェットプリンター。
本発明の実施例の印刷システム1を示す斜視図。 プリンタユニット20のケース21をはずした状態を示す斜視図。 インクタンクユニット10の内部構造を、X軸正かつY軸正かつZ軸負の方向から見た斜視図。 開閉部17の分解図。 カム173の回転位置が第1の回転位置にあるときの、ハンドル14の状態とホース15の状態を示す図。 カム173が遷移状態にあるときの、ハンドル14の状態とホース15の状態を示す図。 カム173の回転位置が第2の回転位置にあるときの、ハンドル14の状態とホース35の状態を示す図。 変形例の開閉部37の分解図。 変形例のスライダ371が第1の位置p31にあるときの、ハンドル34の位置を示す図。 変形例のスライダ371が第1の位置p31にあるときの、ハンドル34の状態とホース35の状態を示す図。 変形例のスライダ371が第2の位置p32にあるときの、ハンドル34の位置を示す図。 変形例のスライダ371が第2の位置p32にあるときの、ハンドル34の状態とホース35の状態を示す図。
A.第1実施例:
図1は、本発明の実施例の印刷システム1を示す斜視図である。なお、図1には方向を特定するために互いに直交するX軸、Y軸、Z軸が示されている。図2以降の図においてもX軸、Y軸、Z軸が図示される。各図に示されるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれ同じ向きを表す。本明細書においては、Z軸の正の向きを「上」と呼ぶ。Z軸の負の向きを「下」と呼ぶ。X軸の正の向きを「右」と呼ぶ。X軸の負の向きを「左」と呼ぶ。Y軸の正の向きを「前」と呼ぶ。X軸の負の向きを「後」と呼ぶ。
図1に示すように、印刷システム1は、インクタンクユニット10と、プリンタユニット20とを有している。インクタンクユニット10は、インクを収容している。インクタンクユニット10は、ホース15(図1において示されず)を介してプリンタユニット20に接続されて、プリンタユニット20にインクを供給する。プリンタユニット20は、そのインクを印刷媒体に噴射して、印刷を実行する。インクが噴射された印刷媒体は、送出口20oから送出される。なお、図1においては、プリンタユニット20に印刷媒体を投入するための投入口20iは閉じられている。
印刷を実行した際に印刷媒体が送出口20oから送出される側を、プリンタユニット20の「正面」と呼ぶ。インクタンクユニット10が、プリンタユニット20にインクを供給する際の姿勢で配置されているときに、プリンタユニット20の送出口20oがある側(正面)と一致する側を、インクタンクユニット10の「正面」と呼ぶ。本願の各図において、インクタンクユニット10およびプリンタユニット20は一貫した姿勢で置かれている。すなわち、インクタンクユニット10は、インクタンクユニット10からプリンタユニット20にインクを供給する際の姿勢で示されている。本願の各図において、インクタンクユニット10およびプリンタユニット20の「正面」は、Y軸の正の側である。
なお、本明細書においては、特に明示しない限り、上下左右やX軸Y軸Z軸などの向きについて記述する際には、インクタンクユニット10およびプリンタユニット20が、インクタンクユニット10からプリンタユニット20にインクを供給する際の姿勢で置かれていることを前提としている。
インクタンクユニット10は、その外側を覆っているケース10cを備えている。ケース10cは、より具体的には、インクタンクユニット10のX軸の正の側、Y軸の正の側および負の側、Z軸の正の側および負の側を覆っている。インクタンクユニット10のX軸の負の側(図1の左側)は、ケース10cによって覆われてはおらず、内部の構造が露出している。
ケース10cは、正面側(Y軸の正の側)に、第1の平面部分12を備えている。そして、ケース10cは、同じく正面側に、第2の平面部分13を備えている。第2の平面部分13は、正面から見て、ケース10cの右下側の部分である。第2の平面部分13は、第1の平面部分12よりも狭い平面である。ケース10cの正面側のうち、平面部分13以外の部分は、第1の平面部分12、ならびに第1の平面部分12の左右の端に接続された傾斜部11R,11Lで構成される。傾斜部11R,11Lは、ケース10cの正面側の部分と側面側の部分の境界に位置する。第1の平面部分12と第2の平面部分13とは、Z軸とX軸で張られる平面と平行である。ただし、第2の平面部分13は、第1の平面部分12よりもY軸の負の側に位置する。
第2の平面部分13の略中央には、穴13hが設けられている。そして、インクタンクユニット10は、その穴13hを通って内部と接続されているハンドル14を備えている。ハンドル14は、Y軸方向の負の側の端部14e1において、インクタンクユニット10の内部に設けられたカム173(図1において示されず)と接続されている。ハンドル14が回転されると、その回転運動は、カム173に伝達される。
ハンドル14は、インクタンクユニット10からプリンタユニット20へのインクの供給を止めるための操作部として機能する。ハンドル14は、図1に示すように、インクタンクユニット10の正面側に設けられている。このため、ハンドル14は、ユーザーの目に付きやすい。よって、ユーザーはハンドル14が適正な位置にセットされているかどうかを容易に確認することができる。また、インクタンクユニット10およびプリンタユニット20の設置場所を変更する場合など、インクタンクユニット10からプリンタユニット20へのインクの供給をあらかじめ止める必要がある場合に、ユーザーがハンドル14の操作を失念する可能性が低い。
ハンドル14のY軸方向の正の側の端部14e2の、Y軸方向に沿った位置は、第1の平面部分12よりもY軸方向の負の側にある。すなわち、ハンドル14は、全体として、第1の平面部分12よりも奥まった位置に配される。本実施例ではこのような構成を採用するため、インクタンクユニットの最外寸を小さくすることができる。また、インクタンクユニット10を他の構造物にぶつけたり、インクタンクユニット10を輸送時に落としたりした場合にも、ハンドル14ではなく、第1の平面部分12が他の構造や床などとぶつかる可能性が高い。このため、ハンドル14を介してインクタンクユニット10の内部構造に、外部からの衝撃が伝わる可能性が低い。よって、他の部材との衝突によってインクタンクユニット10が故障する可能性が低い。
図2は、本発明の実施例の印刷システム1であって、プリンタユニット20のケース21をはずした状態を示す斜視図である。プリンタユニット20は、サブタンク24を搭載するためのキャリッジ22を備えている。キャリッジ22の下面(Z軸の負の側の面)には、複数のノズルを備えた印刷ヘッド23が設けられている。キャリッジ22は、無端ベルトによってキャリッジモータの駆動力を伝えられ、X軸方向に往復動する。図2は、キャリッジ22の往復動の行程のうち、正面から見て右端にキャリッジ22が位置している状態を示している。
キャリッジ22上のサブタンク24は、弾性変形可能なホース15によってインクタンクユニット10のインク収容部16と接続されている。印刷ヘッド23からインクが吐出されると、サブタンク24は、印刷ヘッドにインクを供給する。そして、サブタンク24は、インクタンクユニット10のインク収容部16から、ホース15を介してインクを供給される。なお、インクタンクユニット10のインク収容部16、ホース15、サブタンク24、印刷ヘッド23は、インク色ごとに独立に4系統、設けられている。すなわち、印刷システム1は、シアン、マゼンタ、イエロ、ブラックの4色のインクを使用する。
図3は、インクタンクユニット10の内部構造を、X軸正かつY軸正かつZ軸負の方向から見た斜視図である。インクタンクユニット10は、シアン、マゼンタ、イエロ、ブラックのインクをそれぞれ収容した4個のインク収容部16を備えている。また、インクタンクユニット10は、インクタンクユニット10からプリンタユニット20へのインクの供給を止めるための開閉部17を備えている。
各インク収容部16の下端には、インク収容部16内のインクを送出する送出部16oが設けられている。この送出部16oには、ホース15の一端が接続されている。4本のホース15は、インク収容部16からそれぞれシアン、マゼンタ、イエロ、ブラックのインクを受け取って、その内部に各インクを流通させる。ホース15の他端は、前述のキャリッジ22上のサブタンク24に接続されている(図2参照)。それぞれインク収容部16の送出部16oに接続されている4本のホース15は、図3に示すように、開閉部17を通った後、束ねられてプリンタユニット20に接続される。
開閉部17内のカム173(図3において示されず)には、ハンドル14のY軸方向の負の側の端部14e1が、接続されている。なお、インクタンクユニット10からケース10cをはずす際には、あらかじめハンドル14は、開閉部17から取り外される。しかし、図3では、技術の理解を容易にするため、ハンドル14が開閉部17に取付けられている状態を示している。
図4は、開閉部17の分解図である。図4は、開閉部17を構成する各部材を、X軸正かつY軸正かつZ軸正の方向から見た斜視図である。開閉部17は、スライダ171、支持部材172、カム173、部材174,175を備える。なお、ハンドル14も、開閉部17の一部である。
スライダ171は、両端および中央にリブ171rを有する略板状の部材である。スライダ171は、開閉部17の内部を通過する4本のホース15の上に、それらに対して垂直に移動可能なように配されている。支持部材172は、インクタンクユニット10のフレームに固定され、開閉部17の他の部材、ならびに開閉部17内を通過するホース15を支持する。スライダ171と、支持部材172とは、開閉部17の内部を通過するホース15を挟んで配置されている。
ホース15は、弾性変形して押しつぶされることができる弾性部分151を有している。ホース15は、開閉部17内において、スライダ171と支持部材172との間に弾性部分151が位置するように配される。ホース15の弾性部分151は、2層構造を有している。弾性部分151の内側の層は、EPDM(エチレンプロピレンゴム)で構成される。そして、弾性部分151の外側の層は、シリコンゴムで構成される。
カム173は、支持部材172と部材174に上下方向から挟まれて回転可能に支持される。カム173の回転軸の方向を、図において、Acとして示す。カム173の回転軸方向Acは、インクタンクユニット10からプリンタユニット20にインクを供給する際の姿勢において、Y軸方向と一致する。よって、カム173は、その回転位置によって、スライダ171のZ軸方向の位置を定める。なお、ハンドル14の回転軸方向は、カム173の回転軸方向Acと一致する。また、カム173の回転軸方向Acおよびハンドル14の回転軸方向は、第1の平面部分12に対して垂直である。
部材175は、部材174に取りつけられる。部材175は、支持部材172を通った4本のホース15を所定の位置に保持する(図3参照)。4本のホース15は、部材175を通過後、束ねられる。
ハンドル14は、カム173の回転軸方向Acに対して垂直な方向Dpに突出する部分14p1,14p2を有する。以下、部分14p1を「第1の部分14p1」と呼び、部分14p2を「第2の部分14p2」と呼ぶ。第1の部分14p1には、ユーザーがハンドル14の回転位置を把握する際の目印となる凹部14rが設けられている。
ハンドル14は、図4に示すように、カム173とは別の部材として設けられている。このため、インクタンクユニット10を製造する際には、ハンドル14が、インクタンクユニット10のケース10cの第2の平面部分13を挟んで、逆の側からカム173に対して接続される。なお、ハンドル14のうちカム173に接続される部分は、穴13hを通過できる大きさで設けられる。
ハンドル14とカム173とが一体で設けられている場合には、インクタンクユニット10を製造するためには、ケース10cの第2の平面部分13を、穴13hを通る線で分割された二つの部材として設ける必要がある。そして、それら二つの部材で、一体として設けられたハンドルおよびカムを挟んで保持する必要がある。その際、ケース10cの内側では、カムを中心に、他のスライダ171、支持部材172、カム173、部材174,175を組み立てる必要がある。また、第2の平面部分13を構成する二つの部材を互いに固定するための、凹部と凸部などの構造を設ける必要がある。
しかし、本実施例においては、ハンドル14とカム173とが別の部材として設けられている。このため、ケース10cの内側に配される支持部材172、カム173、部材174,175を下から順に組み立てて、その後、一体として設けられたケース10cの正面側の部分を組み付け、さらに、ケース10c(第2の平面部分13)の外側から穴13hを介してハンドル14を組み付けることができる。すなわち、インクタンクユニット10の組み立てが容易である。
また、本実施例においては、ハンドル14とカム173とが別の部材として設けられるため、それらが貫通するケース10cの第2の平面部分13を一体で設けることができる。このため、インクタンクユニット10の正面側の美観をよくすることができる。さらに、ケース10cを構成する部材の数を少なくすることができるため、外部からの衝撃を受けやすいケース10cを、より強固に設けることができる。
図5は、カム173の回転位置が第1の回転位置rp1にあるときの、ハンドル14の状態とホース15の状態を示す図である。図5の左側には、開閉部17の側面図が示されている。図5の右側には、左側の側面図におけるA−A断面図が示されている。カム173は、その表面に、回転軸Acを挟んで配される二つの平面173a,172cと、それら二つの平面173a,172cを結ぶ略半円状の断面を有する曲面173bとを備える。
カム173の平面173a,172cは、いずれも回転軸Acに平行であって、互いに平行である。曲面173bは、回転軸Acに平行であって、回転軸Acから外に向かって凸の曲面である。平面173aと曲面173bの境界には、回転軸Acに平行な稜線(角)が存在する。平面173cと曲面173bの境界にも、回転軸Acに平行な稜線(角)が存在する。なお、回転軸Acは、平面173a,173cに垂直な方向について、平面173aよりも平面173cに近い位置にある。
ハンドル14の第1の部分14p1が上(Z軸正の向き)を向いているとき、カム173の回転位置は、図5の右側に示す回転位置にある。この回転位置を「第1の回転位置rp1」と呼ぶ。このとき、スライダ171は、開閉部17の内部を通過する4本のホース15とカム173の間にあって、4本のホース15に支持されている。そして、4本のホース15は、ほとんど弾性変形していない。なお、このとき、カム173の平面173a,173cは、X軸およびY軸に平行である。そして、スライダ171は、カム173の平面173cと接している。このときのスライダ171の位置を「第1の位置p1」と呼ぶ。スライダ171が第1の位置p1にあるとき、インクは、開閉部17において4本のホース15の内部を流通することができる。
図6は、カム173が遷移状態rp12にあるときの、ハンドル14の状態とホース15の状態を示す図である。図6の左側には、開閉部17の側面図が示されている。図6の右側には、左側の側面図におけるB−B断面図が示されている。
図5の状態からハンドル14が反時計回りに90度回転され、ハンドル14の第1の部分14p1が左(X軸負の向き)を向いているとき、カム173の回転位置は、図6の右側に示す回転位置rp12にある。このとき、スライダ171は、カム173に押し出されて、開閉部17の内部を通過する4本のホース15にくい込んでいる。そして、4本のホース15は、その上部が一部、弾性変形している。スライダ171が図6の位置p12にあるとき、インクは、まだ開閉部17において4本のホース15の内部を流通することができる。なお、カム173が回転位置rp12にあるとき、スライダ171は、カム173の曲面173bと接している。図5に示されているように、このとき、スライダ171は、回転位置rp12にあるカム173の最も低い部分から少し右側の部分で、カム173と接している。
図7は、カム173の回転位置が第2の回転位置rp2にあるときの、ハンドル14の状態とホース15の状態を示す図である。図7の左側には、開閉部17の側面図が示されている。図7の右側には、左側の側面図におけるC−C断面図が示されている。
図5の状態からハンドル14が反時計回りに180度回転され、ハンドル14の第1の部分14p1が下(Z軸負の向き)を向いているとき、カム173の回転位置は、図7の右側に示す回転位置にある。図7の右側に示すカム173の回転位置は、図5の右側に示すカム173の回転位置とは180度異なっている。この回転位置を「第2の回転位置rp2」と呼ぶ。このとき、スライダ171は、カム173に押し出されて、開閉部17の内部を通過する4本のホース15を押しつぶしている。そして、4本のホース15は、所定区間においてその内面のうち上面と下面が接触している。このときのスライダ171の位置を「第2の位置p2」と呼ぶ。スライダ171が第2の位置p2にあるとき、インクは、開閉部17において4本のホース15の内部を流通することができない。なお、このとき、カム173の平面173a,173cは、X軸およびY軸に平行である。そして、スライダ171は、カム173の平面173aと接している。
図7の状態からハンドル14が時計回りに180度回転され、図5に示すように、ハンドル14の第1の部分14p1が上(Z軸正の向き)を向いたとき、スライダ171を第2の位置p2から第1の位置p1に押し戻すのは、4本のホース15の弾性部分151の弾性力である。
カム173が第2の回転位置rp2(図7参照)にあるとき、スライダ171はカム173に設けられた平面173aにて押圧されている。カム173を第2の回転位置rp2から第1の回転位置rp1(図5参照)に移動させる場合、カム173とスライダ171の接触点は平面173a上から曲面173b上に移動する(図6参照)。
スライダ171が最も下方向に位置するのは、カム173とスライダ171の接触点が平面173aと曲面173bの境界上(平面173aの端)に位置したときである。カム173を第2の回転位置rp2(図7参照)から第1の回転位置rp1(図5参照)に移動させる場合、スライダ171はカム173の平面173aの端部に押圧され一旦下方向に移動した後、ホース15の復元力により上方向に移動する。すなわち、カム173を第2の回転位置rp2(図7参照)から第1の回転位置rp1(図5参照)に移動させるためには、一旦スライダ171をホース15の弾性力に抗して下げる必要がある。このため、カム173に規定値以上の回転力が付与される必要がある。よって、カム173が第2の回転位置rp2にあるとき、輸送時の振動や落下などの衝撃により、第1の回転位置rp1に意図せず移動してしまうことを防止できる。
一方、ユーザーがハンドル14を操作し、カム173を第1の回転位置rp1(図5参照)から第2の回転位置rp2(図7参照)に変える際には、回転方向の操作力は、カム173とスライダ171の接触点が、曲面173b上から平面173a上に移行する際、曲面173bと平面173aの境界において変化する。このため、ユーザーはカム173が第2の回転位置rp2(図7参照)となる直前にクリック感を感じることができ、ハンドル14が正規の位置となったことを直感的に感じることができる。
本実施例のインクタンクユニット10においては、プリンタユニット20で印刷を行うときには、ハンドル14を図5の状態に操作して、カム173を第1の回転位置rp1とし、インクタンクユニット10からプリンタユニット20に各インクを供給させることができる。
そして、プリンタユニット20とインクタンクユニット10とを移動させるときなど、インクタンクユニット10が、プリンタユニット20の印刷ヘッド23のノズルよりも上に位置する可能性がある場合には、あらかじめハンドル14を図7の状態に操作して、カム173を第2の回転位置rp2とすることができる。その状態においては、インクタンクユニット10からプリンタユニット20にすべてのインクが供給されない。このため、インクタンクユニット10が、プリンタユニット20の印刷ヘッド23のノズルよりも上に位置しても、印刷ヘッド23のノズルからインクが漏出することがない。
また、本実施例においては、ホース15に弾性部分151を設け、弾性部分151に対してスライダ171をカム173で押し出すことにより、上記の機能を達成している。すなわち、本実施例によれば、簡易な構造で、安価に上記の機能を達成できる。
さらに、本実施例においては、弾性部分151の内側の層は、EPDMで構成される。そして、弾性部分151の外側の層は、シリコンゴムで構成される。EPDMは、ガス遮断性に優れているため、インク中の水分がホース15を透過し蒸発することを抑制できる。また、押しつぶされた際に互いによく密着するため、スライダ171と支持部材172によって弾性部分151が押しつぶされた際に(図7参照)、インクを流出させにくい。一方、シリコンゴムは、EPDMほどにガス遮断性に優れていない。しかし、シリコンゴムは、EPDMに比べて、押しつぶされた後の復元性がよい(図5参照)。
このため、本実施例においては、上記のような異なる特性を有する二つの素材を使用して2層構造を採用することにより、ホース15の弾性部分151について、以下のような効果を達成しうる。すなわち、弾性部分151におけるインク中の水分蒸発の抑制と、インクの供給を停止する際のインクの漏出の防止と(図7参照)、インクの供給を再開する際のインクの供給性能の確保と(図5参照)を、いずれも高度に達成することができる。
図5〜図7において、ケース10cの第1の平面部分12と第2の平面部分13の位置を一点鎖線で示す。図5〜図7に示されるように、ハンドル14のY軸方向正の側の端部14e2の、Y軸方向に沿った位置は、第1の平面部分12よりもY軸方向の負の側、すなわち、カム173(部材174に覆われているため図5〜図7において示されず)に近い位置にある。このため、前述のように、インクタンクユニット10を他の構造物にぶつけたり、インクタンクユニット10を輸送時に落としたりした場合に、ハンドル14を介してインクタンクユニット10の内部構造に外部からの衝撃が伝わる可能性が低い。
なお、本実施例におけるインクタンクユニット10が、[課題を解決するための手段]における「液体供給装置」に相当する。本実施例におけるプリンタユニット20が、「液体噴射装置」に相当する。本実施例におけるインク収容部16が、「液体収容室」に相当する。本実施例におけるホース15が、「輸送管」に相当する。本実施例におけるスライダ171が、「第1の部材」に相当する。本実施例における支持部材172が、「第2の部材」に相当する。本実施例におけるカム173が、「カム」に相当する。
本実施例におけるハンドル14のうち第2の平面部分13の外側に露出している部分14ex(図5〜図7参照)が、[課題を解決するための手段]における「操作部」に相当する。本実施例における「正面」が、「液体を噴射した対象物を液体噴射装置が送出する側」に相当する。本実施例における第1の平面部分12が、「第1の部分」に相当する。本実施例における第2の平面部分13が、「第2の部分」に相当する。本実施例における印刷システム1が、「液体噴射システム」に相当する。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
B1.変形例1:
上記実施例においては、支持部材172とともにホース15の弾性部分151を押しつぶすスライダ171は、板状の部材である。しかし、輸送管としてのホースを押しつぶす部材は、他の態様とすることもできる。たとえば、輸送管と向かい合う部分が平面である態様とすることもできる。また、輸送管と向かい合う部分が二股に分かれている態様とすることもできる。すなわち、輸送管を押しつぶす第1の部材は、第2の部材に相対的に接近して、輸送管の弾性部分をつぶし、輸送管の弾性部分の内部において液体が流通できないようにすることができるものであれば、任意の態様を採用することができる。ただし、第1の部材と第2の部材は、輸送管の弾性部分に比べてヤング率の高い素材で構成されることが好ましい。
また、上記実施例では、一組のスライダ171と支持部材172とが、すべてのホース15の弾性部分151を押しつぶし、すべてのホース15について、インクの流通を止めている。しかし、第1の部材としてのスライダ171と、第2の部材としての支持部材172とを複数組、備え、それらで分担して、複数の輸送管について、液体の流通を止めてもよい。また、一つの第1の部材と複数の第2の部材の組み合わせにより、輸送管内の液体の流通を止めてもよい。さらに、複数の第1の部材と一つの第2の部材の組み合わせにより、輸送管内の液体の流通を止めてもよい。
B2.変形例2:
上記実施例においては、カム173は、スライダ171のみをホース15の弾性部分151に向けて押し出している。しかし、輸送管を押しつぶす第1の部材としてのスライダ171の位置を定めるカムは、第1の部材に加えて、輸送管を挟んで第1の部材の逆の側に配される第2の部材をも動かす態様とすることができる。
また、上記実施例においては、輸送管を押しつぶす第1の部材としてのスライダ171の位置を定めるカムは、直接、第1の部材を押している。しかし、カムは、リンクやベルト、バネ、歯車や他のカムなど、変位や力を伝達することができる他の部材を介して、第1の部材や第2の部材を動かす態様とすることもできる。
すなわち、カムは、特定の回転位置において、第1の部材と第2の部材を特定の相対位置に配して、その結果、輸送管を押しつぶして液体を流通できなくすることができる態様であれば、様々な態様とすることができる。
B3.変形例3:
上記実施例においては、ホース15の弾性部分はシリコンゴムとEPDMの2層構造を有している。しかし、第1と第2の部材に押しつぶされる輸送管の部分は、他の構造を採用することもできる。また、第1と第2の部材に押しつぶされる輸送管の部分は、輸送管の他の部分と同じ構造を採用することもでき、輸送管の他の部分とは異なる構造を採用することもできる。
ただし、第1と第2の部材に押しつぶされる輸送管の部分は、他の部分に比べて、押しつぶされて内面が密着しやすく、その結果、液体の流通を止めやすい素材を採用することが好ましい。また、当該部分を押しつぶしている外力が除かれた場合に、他の部分に比べて、より元の形状に戻りやすい素材を採用することが好ましい。そして、第1の素材で設けられる部分と、第2の素材で設けられる部分とを有し、第1の素材は、第2の素材よりも押しつぶされて内面が密着しやすい素材であり、第2の素材は、第1の素材よりも当該部分を押しつぶしている外力が除かれた場合に、より元の形状に戻りやすい素材であることが好ましい。
B4.変形例4:
上記実施例においては、操作部とカムとは、直接、接続されている。そして、上記実施例においては、ハンドル14は、その回転軸がカム173の回転軸Acと一致するようにカム173に接続されている。しかし、操作部としてのハンドル14の回転軸と、カムの回転軸とは一致していなくともよい。また、操作部とカムとは、直接、接続されていなくてもよい。たとえば、操作部とカムとは、リンクやベルト、バネ、歯車や他のカムなど、変位や力を伝達することができる他の部材を介して、接続されていてもよい。たとえば、操作部は、変位を回転運動に変換して伝達できるように、カムに接続されている態様とすることもできる。ただし、操作部とカムは、回転運動を操作部からカムに伝達できるように、接続されることが好ましい。
さらに、カムがモータに接続され、操作部は、モータを制御するために電気的にモータに接続されている態様など、操作部がカムに機械的に接続されていない態様とすることもできる。
B5.変形例5:
上記実施例では、インクタンクユニット10からプリンタユニット20にインクを供給する際の姿勢において、操作部としてのハンドル14が、プリンタユニット20の送出口20oと同じ側、すなわち、正面に設けられている。しかし、操作部は、液体供給装置において、正面以外の側に設けることもできる。
また、上記実施例においては、ハンドル14は、カム173の回転軸方向Acに対して垂直な方向Dpに沿って突出する二つの部分14p1,14p2を有している。しかし、操作部としてのハンドル14は、他の態様とすることもできる。たとえば、回転軸方向に対して垂直な3方向またはそれ以上の数の方向に突出する部分を有していてもよい。また、全方向について均等に、すなわち円形に突出する部分を有していてもよい。すなわち、操作部は、液体供給装置の外部に露出しており、その回転軸に垂直な方向に突出する部分を備えていればよい。
B6.変形例6:
上記実施例においては、第1の平面部分12は、カム173の回転軸方向Acに垂直である。しかし、第1の平面部分の法線方向と、カムの回転軸方向とは、一致していなくてもよい。
また、上記実施例においては、第1の部分としての第1の平面部分12は、平面である。しかし、第1の部分は、少なくとも一部に局面を含んでもよい。「平面状」である第1の部分は、左右方向の寸法の1/5以下、かつ上下方向の寸法の1/5以下の変位を、厚み方向について有していてもよい。そのような態様においては、最小二乗法により第1の部分の表面形状と最もよく一致する平面を定め、その平面と垂直な方向を、第1の部分に垂直な方向とする。
B7.変形例7:
上記実施例においては、カムと操作部とが接続される穴13hが設けられる部分は、第2の平面部分13である。しかし、カムと操作部とが接続される穴が設けられる部分は、球面状にへこんでいるなど、平面でない態様とすることもできる。
さらに、上記実施例では、に操作部としてのハンドル14が設けられている第2の平面部分13は、第1の平面部分12に垂直な方向について、第1の平面部分12よりもカム173等のインクタンクユニット10の内部構造の側に位置している。また、第1の平面部分12に垂直な方向について、ハンドル14の端部14e2(頭頂部)の位置は、第1の平面部分12よりもインクタンクユニット10の内部構造の側にある。
しかし、液体供給装置としてのインクタンクユニット10の外殻のうち、操作部が設けられる部分は、第1の平面部分12に垂直な方向について、第1の平面部分12よりもインクタンクユニット10の内部構造の側に位置していなくてもよい。また、第1の平面部分12に垂直な方向について、ハンドル14の端部14e2の位置も、第1の平面部分12よりもインクタンクユニット10の内部構造の側になくてもよい。たとえば、第1の平面部分12に操作部を配してもよい。
B8.変形例8:
図8ないし図12は変形例8にかかる液体供給装置の開閉部37およびハンドル34を示している。第1実施例においては、ユーザーがハンドル14を操作してカム173を回転させることにより、スライダ171をZ軸方向に移動させる(図5〜図7参照)。これに対して、本変形例では、カムを介さず、ハンドル34をZ軸方向に移動させることにより、スライダ371をZ軸方向に移動させる。
変形例8の開閉部37は、カム173、およびカム173に接続されたハンドル14を備えない。変形例8の開閉部37は、それらの構成に代えて、スライダ371の一端に設けられた係止ピン371e、連結軸371pを介してスライダ371の他端に接続されたハンドル34、ならびに支持部材372、部材374にそれぞれ設けられ係止ピン371eを支持する軸受部372e,374eを備える。変形例8の他の点は、実施例と同じである。
図8は変形例8の開閉部37の分解図である。開閉部37の各構成要素のうち、実施例の開閉部17の各構成要素中に対応する構成要素を有しているものについては、実施例の各構成要素に付された符号に対応する符号が付されている。具体的には、実施例の対応する各構成要素に付された符号の1桁目を「1」から「3」に置き換えた符号が、開閉部37の各構成要素に付されている。開閉部37の構成要素のうち、実施例の開閉部17の対応する構成要素と同様の構成および機能を奏するものについては、技術の理解を容易にするため、説明を省略する。
スライダ371の一端には、係止ピン371eが設けられている。支持部材372には係止ピン371eを受け入れて支持する軸受部372eが設けられている。支持部材372と組み合わされる部材374には、係止ピン371eを受け入れる軸受部374eが設けられている。
係止ピン371eは、支持部材372軸受部372eと部材374の軸受部374eに上下方向から挟まれて回転可能に支持される(矢印CL1参照)。係止ピン371eの回転CLの回転軸の方向を、図において、ALとして示す。係止ピン371eの回転軸方向ALは、インクタンクユニット10からプリンタユニット20にインクを供給する際の姿勢において、X軸方向と一致する。回転軸ALを中心とする回転の回転位置によって、スライダ371のZ軸方向の位置が定まる。なお、ホース35は、実施例と同様、スライダ371と支持部材372との間に弾性部分351が位置するように配されている。
また、係止ピン371eは、Z軸方向についても回転可能なように、軸受部372eと軸受部374eに支持される(矢印CL2参照)。係止ピン371eがZ軸方向について回転可能な角度範囲は、係止ピン371eがX軸方向について回転可能な角度範囲よりも小さい。
スライダ371の他端には、連結軸371pを介してハンドル34が接続されている。ハンドル34は、実施例のハンドル14と同様、インクタンクユニット10のケース10cの外部の正面側に配される(図1および図2参照)。連結軸371pは、インクタンクユニット10のケース10cの第2の平面部分33に設けられたガイド穴33hを通るように、配される。第2の平面部分33は、実施例の第2の平面部分13に対応する構成であり、第1の平面部分32よりもY軸の負の側に位置する。連結軸371pは、ケース10cの外部に位置するハンドル34と、内部に位置するスライダ371と接続している。ハンドル34は、インクタンクユニット10からプリンタユニット20へのインクの供給を止めるための操作部として機能する。
図9は、変形例8におけるケース10cの正面図である。連結軸371pが通るガイド穴33hは、X軸方向に比べてZ軸方向に長い形状に設けられている。そして、ガイド穴33hは、その下端において、X軸正の方向に伸びる係止部分33sを有する。ユーザーがハンドル34を上下(Z軸方向)に操作することにより、連結軸371pはガイド穴33h内で上下に移動する(矢印CL1参照)。その結果、ケース10c内部では、連結軸371pに接続されたスライダ371が、係止ピン371eを中心として上下に回動する(図8参照)。図8および図9の矢印CL1は、係止ピン371eを中心とするハンドル34、連結軸371p、およびスライダ371の回転の方向を表す。
図10は、図9に図示された位置にあるときのハンドル34の開閉部37に対する姿勢とホース35の状態を示す図である。図10の左側には、開閉部37の側面図が示されている。図10の右側には、左側の側面図におけるD−D断面図が示されている。ハンドル34が図9の位置にあるとき、スライダ371は、図10の右側に示すように、4本のホース35に支持されている。そして、4本のホース35は、ほとんど弾性変形していない。なお、スライダ171が図10の位置(「第1の位置p31」と呼ぶ)にあるとき、インクは、開閉部37において4本のホース35の内部を流通することができる。すなわち、スライダ371は全てのホース35のいずれも流路を閉塞しないような姿勢で開閉部37に格納されている。なお、このとき、スライダ371および連結軸371pは、Y軸あるいはZ軸に対して傾いた状態となっている。
図11は、変形例8において、インクタンクユニット10からプリンタユニット20へのインクの供給を止めている状態におけるケース10cの正面図である。このとき、連結軸371pは、第2の平面部分33に設けられたガイド穴33hのうちの係止部分33s内に位置する。前述のように、スライダ371の係止ピン371eは、Z軸方向についても回転可能なように、軸受部372eと軸受部374eに支持されている(図8の矢印CL2参照)。このため、スライダ371に接続された連結軸371pは、ガイド穴33hのうちの係止部分33sに位置することができる。図8、図9における矢印CL2は、係止部分33s内に連結軸371pがあるときの、係止ピン371eを中心とするハンドル34、連結軸371p、およびスライダ371の回転の方向を、示している。
図12は、図11に図示された位置にあるときのハンドル34の開閉部37に対する姿勢とホース35の状態を示す図である。図12の左側には、開閉部37の側面図が示されている。図12の右側には、左側の側面図におけるE−E断面図が示されている。図12の状態にあるとき、スライダ371は、開閉部37の内部を通過する4本のホース35を押しつぶしている。そして、4本のホース35は、所定区間においてその内面のうち上面と下面が接触している。このときのスライダ371の位置を「第2の位置p32」と呼ぶ。
スライダ371が第2の位置p32にあるとき、インクは、開閉部17において4本のホース35の内部を流通することができない。この状態においては、スライダ371および連結軸371pは、Y軸とほぼ平行な状態となっている。そして、この状態において、4本のホース35を押圧するスライダ371の下端部が、ほぼ水平となるように、スライダ371は構成されている(図8および図12参照)。このような態様とすることで、水平方向に並んで配されるすべてのホース35について、同等の信頼性をもって、インクの流通を止めることができる。
ユーザーは、図9および図10の状態から、ハンドル34をZ軸負の方向に押し下げた後、X軸正の方向へ動かすことによって、インクタンクユニット10からプリンタユニット20へのインクの供給を止めることができる。
なお、図11および図12の状態にあるとき、スライダ371は、4本のホース35の弾性部分351の弾性力によって、Z軸正の向きに力を受けている。その結果、スライダ371に接続された連結軸371pは、係止部分33s内において、係止部分33sの上端に押しつけられている。このため、係止部分33sの上端を構成する部材と連結軸371pとの摩擦力によって、ユーザーが意図しない状況下で、連結軸371pが係止部分33s内を移動する事態を防止することができる。また、係止部分33sは、ホース35から受ける反力の方向(Z軸正の向き)とは垂直な方向(Z軸方句)に伸びている。よって、ホース35から受ける反力によって、ユーザーが意図しない状況下で、連結軸371pが係止部分33s内を移動するという事態を防止することができる。
図11および図12の状態からハンドル34が左向き(X軸負の向き)に操作され、係止部分33sを連結軸371pが出た際、スライダ371は、4本のホース35の弾性部分351の弾性力によって、第2の位置p32から第1の位置p31(図9および図10参照)に押し戻される。すなわち、ユーザーは、図11および図12の状態からハンドル34をX軸負の方向に動かすことによって、インクタンクユニット10からプリンタユニット20へのインクの供給を再開することができる。なお、いずれの状態においても、ハンドル34のY軸方向正の側の端部の、Y軸方向に沿った位置は、ケース10cの第1の平面部分32よりもスライダ371の側、すなわちY軸方向の負の側に位置する(図10および図12参照)。
変形例8によれば、実施例で用いられているカム173を省略することができる。そして、第1実施例より簡単な構成で、ホース35の流路の開閉を行うことができる。
B9.変形例9:
上記実施例および変形例では、インクジェットプリンターとしてのプリンタユニット20とインクタンクユニット10について説明したが、本発明は、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置に用いても良く、また、そのような液体を収容した液体供給装置にも適用可能である。本発明の液体供給装置は、微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体噴射装置に流用可能である。なお、「液滴」とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう「液体」とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であれ良い。例えば、物質が液相であるときの状態のものであれば良く、粘性の高い又は低い液状態、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施例の形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用しても良い。そして、これらのうちいずれか一種の噴射装置および液体供給装置に本発明を適用することができる。
B10.変形例10:
以上では、本願発明をその好ましい例示的な実施例を参照して詳細に説明した。しかし、本願発明は、以上で説明した実施例や構成に限定されるものではない。そして、本願発明は、様々な変形や均等な構成を含むものである。さらに、開示された発明の様々な要素は、様々な組み合わせおよび構成で開示されたが、それらは例示的な物であり、各要素はより多くてもよく、また少なくてもよい。そして、要素は一つであってもよい。それらの態様は本願発明の範囲に含まれるものである。
1…印刷システム
10…インクタンクユニット
10c…ケース
11R,11L…傾斜部
12…第1の平面部分
13…第2の平面部分
13h…穴
14…ハンドル
14e1,14e2…ハンドル14の回転軸方向の端部
14p1…ハンドル14の第1の部分
14p2…ハンドル14の第2の部分
14r…凹部
15…ホース
16…インク収容部
16o…送出部
17…開閉部
20…プリンタユニット
20i…投入口
20o…送出口
21…ケース
22…キャリッジ
23…印刷ヘッド
24…サブタンク
151…弾性部分
171…スライダ
172…支持部材
173…カム
174,175…部材
32…第1の平面部分
33…第2の平面部分
33h…ガイド穴
33s…係止穴
34…ハンドル
35…ホース
37…開閉部
371…スライダ
371e…係止ピン
371p…連結軸
372…支持部材
372e…軸受部
374…部材
374e…軸受部
Ac…回転軸方向
AL…回転軸方向
CL1…スライダの動きを示す矢印
CL2…スライダの動きを示す矢印
Dp…カムの回転軸方向に対して垂直な方向
p1…第1の位置
p2…第2の位置
p31…第1の位置
p32…第2の位置
rp1…第1の回転位置
rp12…遷移状態の回転位置
rp2…第2の回転位置

Claims (8)

  1. 液体噴射装置に接続されて前記液体噴射装置に液体を供給するための液体供給装置であって、
    液体を収容するための液体収容室と、
    前記液体収容室内の液体を液体噴射装置に送るための輸送管であって、弾性変形してつぶれることができる弾性部分を少なくとも一部に備える輸送管と、
    前記輸送管の前記弾性部分を挟んで配される第1と第2の部材と、を備え、
    前記第1の部材は、
    前記弾性部分の内部を前記液体が流通できるだけの間隔が前記第2の部材との間にある第1の相対位置と、
    前記第1の相対位置よりも前記第2の部材に近く、前記第1と第2の部材に挟まれて前記弾性部分がつぶれ、前記弾性部分の内部を前記液体が流通できない第2の相対位置と、に配されることが可能な、液体供給装置。
  2. 請求項1記載の液体供給装置であって、さらに、
    前記液体供給装置の外部に露出している操作部であって、前記第1の部材を、少なくとも前記第1の相対位置と前記第2の相対位置とに選択的に配するための操作部を備え、
    前記操作部は、前記液体噴射装置に液体を供給する際の前記液体供給装置の姿勢において、前記液体を噴射した対象物を前記液体噴射装置が送出する側と一致する側に、設けられている、液体供給装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の液体供給装置であって、さらに、
    前記第2の部材に対する前記第1の部材の相対位置を定めるカムを備え、
    前記カムは、
    第1の回転位置において、前記第1の相対位置に前記第1の部材を配し、
    第2の回転位置において、前記第2の相対位置に前記第1の部材を配する、液体供給装置。
  4. 請求項2を引用する請求項3記載の液体供給装置であって、
    前記操作部に対して行われる回転運動を前記カムに伝達できるように接続されている、液体供給装置。
  5. 請求項4記載の液体供給装置であって、
    前記液体供給装置の外殻は、前記操作部が設けられている側において、
    平面状である第1の部分と、
    前記第1の部分よりも、前記第1の部分に垂直な方向について、前記カムに近い位置に設けられた第2の部分と、を備え、
    前記操作部は、
    前記第2の部分に設けられた穴を介して前記カムと接続されており、
    前記第1の部分に垂直な方向について、前記第1の部分よりも前記カムに近い位置にある、液体供給装置。
  6. 請求項4または5に記載の液体供給装置であって、
    前記操作部と、前記カムとは、別の部材として設けられている、液体供給装置。
  7. 請求項4に記載の液体供給装置であって、
    前記液体収容室と前記輸送管とを複数組、備え、
    一組の前記第1と第2の部材が、前記複数の輸送管の前記各弾性部分を挟んで配されており、
    前記第1の部材は、
    前記カムが前記第1の回転位置にあるとき、前記第1の相対位置に配されて、前記複数の輸送管の前記各弾性部分の内部を前記液体が流通することを許容し、
    前記カムが前記第2の回転位置にあるとき、前記第2の相対位置に配されて、前記第2の部材とともに前記弾性部分を挟んでつぶし、前記弾性部分の内部を前記液体が流通できない状態とする、液体供給装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の液体供給装置と、
    前記液体供給装置に接続される液体噴射装置であって、前記液体供給装置から供給された液体を対象物に噴射するヘッドを有する液体噴射装置と、を備える液体噴射システム。
JP2011161966A 2010-09-03 2011-07-25 液体供給装置および液体噴射システム Active JP5861298B2 (ja)

Priority Applications (15)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011161966A JP5861298B2 (ja) 2010-09-03 2011-07-25 液体供給装置および液体噴射システム
ARP110103179A AR082823A1 (es) 2010-09-03 2011-08-31 Dispositivo para suministro de liquido y sistema dosificador a chorro para liquidos
CN2011203349105U CN202283818U (zh) 2010-09-03 2011-09-01 液体供应装置及液体喷射系统
EP13186615.4A EP2684699A3 (en) 2010-09-03 2011-09-01 Liquid supply device and liquid jetting system
PL11179715T PL2425979T3 (pl) 2010-09-03 2011-09-01 Urządzenie doprowadzające płyn oraz system natryskujący płyn
KR1020110088660A KR101432350B1 (ko) 2010-09-03 2011-09-01 액체 공급 장치 및 액체 분사 시스템
ES11179715.5T ES2480283T3 (es) 2010-09-03 2011-09-01 Dispositivo de suministro de líquido y sistema de proyección de líquido
EP11179715.5A EP2425979B1 (en) 2010-09-03 2011-09-01 Liquid supply device and liquid jetting system
CN201110265649.2A CN102381044B (zh) 2010-09-03 2011-09-01 液体供应装置及液体喷射系统
US13/225,248 US8807717B2 (en) 2010-09-03 2011-09-02 Liquid supply device and liquid jetting system
RU2011136679/12A RU2490139C2 (ru) 2010-09-03 2011-09-02 Устройство подачи жидкости и система выпрыскивания жидкости
TW100131804A TWI476114B (zh) 2010-09-03 2011-09-02 液體供給裝置及液體噴射系統
BRPI1105905-2A BRPI1105905A2 (pt) 2010-09-03 2011-09-02 dispositivo de suprimento de lÍquido e sistema de jateamento de lÍquido
RU2013122629A RU2630632C2 (ru) 2010-09-03 2013-05-16 Устройство подачи жидкости и система выпрыскивания жидкости
US14/320,474 US9365042B2 (en) 2010-09-03 2014-06-30 Liquid supply device and liquid jetting system

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010197311 2010-09-03
JP2010197311 2010-09-03
JP2011161966A JP5861298B2 (ja) 2010-09-03 2011-07-25 液体供給装置および液体噴射システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012071581A true JP2012071581A (ja) 2012-04-12
JP5861298B2 JP5861298B2 (ja) 2016-02-16

Family

ID=44534105

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011161966A Active JP5861298B2 (ja) 2010-09-03 2011-07-25 液体供給装置および液体噴射システム

Country Status (11)

Country Link
US (2) US8807717B2 (ja)
EP (2) EP2425979B1 (ja)
JP (1) JP5861298B2 (ja)
KR (1) KR101432350B1 (ja)
CN (2) CN102381044B (ja)
AR (1) AR082823A1 (ja)
BR (1) BRPI1105905A2 (ja)
ES (1) ES2480283T3 (ja)
PL (1) PL2425979T3 (ja)
RU (2) RU2490139C2 (ja)
TW (1) TWI476114B (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014079910A (ja) * 2012-10-15 2014-05-08 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2015134484A (ja) * 2014-01-20 2015-07-27 セイコーエプソン株式会社 液体供給装置
US9421779B2 (en) 2014-01-20 2016-08-23 Seiko Epson Corporation Liquid storing container
US9421781B2 (en) 2012-10-15 2016-08-23 Seiko Epson Corporation Recording apparatus

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5861298B2 (ja) * 2010-09-03 2016-02-16 セイコーエプソン株式会社 液体供給装置および液体噴射システム
FR3032134B1 (fr) * 2015-02-03 2017-05-19 Exel Ind Dispositif de distribution pour un pulverisateur agricole
JP2016168724A (ja) * 2015-03-12 2016-09-23 セイコーエプソン株式会社 液体噴射システム、及び、タンクユニット
CN104807680B (zh) * 2015-04-23 2017-06-20 哈尔滨工程大学 烟气多点取样装置
JP6766188B2 (ja) * 2016-09-19 2020-10-07 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー.Hewlett‐Packard Development Company, L.P. ギャップ付き金属層を備える終端リング
US10864731B2 (en) 2017-02-10 2020-12-15 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Mechanical locking mechanism for fluid ejection
WO2020013844A1 (en) * 2018-07-13 2020-01-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Fluid supplies
JP7251207B2 (ja) * 2019-02-25 2023-04-04 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036174A (ja) * 1983-08-09 1985-02-25 Canon Inc インクジェット記録装置
JPH10264369A (ja) * 1997-03-27 1998-10-06 Canon Inc インクジェット記録装置
JPH1168329A (ja) * 1997-08-25 1999-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 操作部カバーパネル装置
JP2000298527A (ja) * 1999-04-13 2000-10-24 Kenwood Corp 回転つまみの負荷トルク設定機構
JP2004330471A (ja) * 2003-05-01 2004-11-25 Seiko Epson Corp 液体供給装置及び記録装置
JP2005064019A (ja) * 2003-08-12 2005-03-10 Kenwood Corp 回転操作軸の変形防止機構
US20070097188A1 (en) * 2005-10-28 2007-05-03 Lewey William E Printing fluid control in printing device
JP2008513253A (ja) * 2004-09-17 2008-05-01 フジフイルム ディマティックス インコーポレイテッド 液滴付着装置における流体の取扱い
JP2009292010A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットヘッドのインク充填装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2545372C3 (de) * 1975-10-10 1980-03-20 Olympia Werke Ag, 2940 Wilhelmshaven Vorrichtung zum Abquetschen eines Schlauches
EP0729836B1 (en) * 1989-08-05 2002-11-13 Canon Kabushiki Kaisha Ink cartridge
JPH0546460U (ja) * 1991-11-28 1993-06-22 東京電気株式会社 サーマルプリンタ
US5917513A (en) * 1994-04-20 1999-06-29 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet recording apparatus with recovery pump operated by movement of carrier
JPH08267787A (ja) * 1995-03-31 1996-10-15 Citizen Watch Co Ltd インクジェットプリンタ
DE19919135A1 (de) * 1999-04-27 2000-11-02 Basf Ag Verfahren und Vorrichtung zum Aufbringen kleiner Flüssigkeitsmengen
JP3674036B2 (ja) 2000-01-18 2005-07-20 セイコーエプソン株式会社 インクカートリッジおよびこれを用いたインクジェット式記録装置並びに同装置における記録ヘッドのクリーニング制御方法
JP4552703B2 (ja) 2000-01-18 2010-09-29 セイコーエプソン株式会社 インクカートリッジおよびこれを用いたインクジェット式記録装置並びに同装置における記録ヘッドのクリーニング制御方法
BR0102376A (pt) 2000-06-16 2002-02-19 Xerox Corp Mecanismo de tubo de pinçar
JP2003080724A (ja) * 2001-09-11 2003-03-19 Brother Ind Ltd インクジェット記録装置用インク供給チューブ
US6886926B2 (en) * 2001-09-11 2005-05-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink-jet printer with ink path and method of forming the ink path
JP4003728B2 (ja) * 2003-09-29 2007-11-07 ブラザー工業株式会社 チューブ固定部材及びチューブ固定構造
CN2691854Y (zh) 2004-02-06 2005-04-13 珠海天威飞马打印耗材有限公司 恒压连续供墨器
JP2006069097A (ja) 2004-09-03 2006-03-16 Canon Inc インクジェット記録装置
JP4285554B2 (ja) * 2007-03-23 2009-06-24 セイコーエプソン株式会社 チューブポンプ、流体噴射装置、及びチューブポンプの駆動方法
JP2009126116A (ja) 2007-11-27 2009-06-11 Ricoh Co Ltd 液吸引装置と維持回復装置及び画像形成装置
JP2010125638A (ja) * 2008-11-26 2010-06-10 Brother Ind Ltd 液体吐出装置
JP5861298B2 (ja) * 2010-09-03 2016-02-16 セイコーエプソン株式会社 液体供給装置および液体噴射システム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036174A (ja) * 1983-08-09 1985-02-25 Canon Inc インクジェット記録装置
JPH10264369A (ja) * 1997-03-27 1998-10-06 Canon Inc インクジェット記録装置
JPH1168329A (ja) * 1997-08-25 1999-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 操作部カバーパネル装置
JP2000298527A (ja) * 1999-04-13 2000-10-24 Kenwood Corp 回転つまみの負荷トルク設定機構
JP2004330471A (ja) * 2003-05-01 2004-11-25 Seiko Epson Corp 液体供給装置及び記録装置
JP2005064019A (ja) * 2003-08-12 2005-03-10 Kenwood Corp 回転操作軸の変形防止機構
JP2008513253A (ja) * 2004-09-17 2008-05-01 フジフイルム ディマティックス インコーポレイテッド 液滴付着装置における流体の取扱い
US20070097188A1 (en) * 2005-10-28 2007-05-03 Lewey William E Printing fluid control in printing device
JP2009292010A (ja) * 2008-06-04 2009-12-17 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットヘッドのインク充填装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014079910A (ja) * 2012-10-15 2014-05-08 Seiko Epson Corp 記録装置
US9421781B2 (en) 2012-10-15 2016-08-23 Seiko Epson Corporation Recording apparatus
US9427972B2 (en) 2012-10-15 2016-08-30 Seiko Epson Corporation Recording apparatus
US9505224B2 (en) 2012-10-15 2016-11-29 Seiko Epson Corporation Recording apparatus
US9511591B2 (en) 2012-10-15 2016-12-06 Seiko Epson Corporation Recording apparatus
USD836113S1 (en) 2012-10-15 2018-12-18 Seiko Epson Corporation Recording apparatus
USD962941S1 (en) 2012-10-15 2022-09-06 Seiko Epson Corporation Recording apparatus
JP2015134484A (ja) * 2014-01-20 2015-07-27 セイコーエプソン株式会社 液体供給装置
US9421779B2 (en) 2014-01-20 2016-08-23 Seiko Epson Corporation Liquid storing container
US9840081B2 (en) 2014-01-20 2017-12-12 Seiko Epson Corporation Liquid supply device and ink-jet printer

Also Published As

Publication number Publication date
RU2013122629A (ru) 2014-11-27
EP2684699A3 (en) 2018-03-28
TWI476114B (zh) 2015-03-11
KR101432350B1 (ko) 2014-08-20
KR20120025420A (ko) 2012-03-15
RU2490139C2 (ru) 2013-08-20
CN102381044A (zh) 2012-03-21
RU2630632C2 (ru) 2017-09-11
AR082823A1 (es) 2013-01-09
RU2011136679A (ru) 2013-03-10
BRPI1105905A2 (pt) 2013-01-15
CN202283818U (zh) 2012-06-27
EP2684699A2 (en) 2014-01-15
US9365042B2 (en) 2016-06-14
JP5861298B2 (ja) 2016-02-16
CN102381044B (zh) 2016-05-25
EP2425979B1 (en) 2014-04-23
US20120056949A1 (en) 2012-03-08
EP2425979A2 (en) 2012-03-07
TW201219232A (en) 2012-05-16
PL2425979T3 (pl) 2014-09-30
US20140313266A1 (en) 2014-10-23
EP2425979A3 (en) 2012-08-01
ES2480283T3 (es) 2014-07-25
US8807717B2 (en) 2014-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5861298B2 (ja) 液体供給装置および液体噴射システム
JP6443480B2 (ja) カートリッジ
US9039153B2 (en) Printing apparatus and printing material supply system
WO2013105143A1 (en) Cartridge and printing material supply system
KR101913890B1 (ko) 카트리지 및 인쇄재 공급 시스템
US10434786B2 (en) Liquid supply unit
US9701127B2 (en) Liquid container
JP5880054B2 (ja) 印刷装置、及び、印刷材供給システム
JP5888362B2 (ja) 印刷装置、及び、印刷材供給システム
JP7388002B2 (ja) 液体容器、装着体、及び、液体噴射装置
JP5532155B2 (ja) カートリッジ、及び、印刷材供給システム
JP6870481B2 (ja) 保護部材およびカートリッジ
US9650202B2 (en) Fluid container and fluid consuming device
JP6880588B2 (ja) ボトルセット
JP2014046525A (ja) カバー及び液体収容容器
JP2016147448A (ja) 液体収容容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140723

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151124

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5861298

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350