JP2006069097A - インクジェット記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 メンテナンス性を向上のため、手動にてキャップoffを行えるキャップoff手動レバーを備えた装置において、手動キャップoffレバーを使って、キャップoffすると、キャリッジは任意に手動で移動可能となるため、印字ヘッドを自由に外すことが出来ることになる。そうすると、インク供給路内のインクはインク供給ユニットへ逆流(インク落ち)してしまい、インク供給ユニット内からあふれ、廃液となって、無駄にインクを消費してしまう。
【解決手段】 インク供給路を閉鎖/開放可能な弁手段を設け、キャップoff手動レバーの動作と連動して弁手段がインク供給路を閉鎖するよう構成し、これにより、不用意に印字ヘッドを外されてもインク落ちを防止でき、インクの無駄な消費をなくすことができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、記録紙などの記録媒体にインクを吐出して画像を形成するインクジェット記録装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機能を有する記録装置、あるいはコンピューターやワードプロセッサ等を含む複合型電子機器やワークステーションなどの出力機器として用いられる記録装置は、記録情報に基づいて記録用紙やプラスチック薄板等の記録媒体に画像(文字や記号等を含む)を記録していくように構成されている。前記記録装置は、記録方式により、インクジェット式、ワイヤドット式、サーマル式、レーザービーム式等に分けることができる。
記録媒体の搬送方向(紙送り方向、副走査方向)と交叉する方向に主走査しながら記録するシリアルタイプの記録装置においては、記録媒体に沿って移動する記録手段(記録ヘッド)によって画像を記録(主走査)し、1行分の記録を終了した後に所定量の紙送り(副走査としてのピッチ搬送)を行い、その後に再び停止した記録媒体に対して次の行の画像を記録(主走査)するという動作を繰り返すことにより、記録媒体の所望範囲に記録が行われる。一方、記録媒体の搬送方向の副走査のみで記録するラインタイプの記録装置においては、記録媒体を所定の記録位置にセットし、一括して1行分の記録を連続的に行いながら所定量の紙送り(ピッチ送り)を行い、記録媒体の所望範囲に画像が記録される。
そのうち、インクジェット式の記録装置(インクジェット記録装置)は、記録手段(記録ヘッド)から記録媒体へインクを吐出して記録を行うものであり、記録手段のコンパクト化が容易であり、高精細な画像を高速で記録することができ、普通紙に特別の処理を必要とせずに記録することができ、ランニングコストが安く、ノンインパクト方式であるため騒音が少なく、しかも、多種類のインク(例えばカラーインク)を使用してカラー画像を記録するのが容易であるなどの利点を有している。
特に、熱エネルギーを利用してインクを吐出するインクジェット式の記録手段(記録ヘッド)は、エッチング、蒸着、スパッタリング等の半導体製造プロセスを経て、基板上に製膜された電気熱変換体、電極、液路壁、天板などを形成することにより、高密度の液路配置(吐出口配置)を有するものを容易に製造することができ、一層のコンパクト化を図ることができる。また、IC技術やマイクロ加工技術の長所を活用することにより記録手段の長尺化や面状化(2次元化)が容易であり、記録手段のフルマルチ化及び高密度実装化も容易である。
また、記録媒体の材質に対する要求も様々なものがあり、近年では、これらの要求に対する開発が進み、通常の記録媒体である紙(薄紙や加工紙を含む)や樹脂薄板(OHP等)などの他に、布、皮革、不織布、さらには金属等を記録媒体として用いる記録装置も使用されるようになっている。
上記インクジェット記録装置においては、記録ヘッドの吐出面に形成された微細な吐出口からインクを吐出して記録することから、該吐出面に固着インク、紙粉、インク滴等の異物が付着すると吐出不良(不吐出を含む)の原因となることがあり、そのため、通常では、記録ヘッドの吐出面を定期的あるいは所定のタイミングでクリーニングするようになっている。従来のインクジェット記録装置における吐出面のクリーニングに関しては、例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3などに種々の構成のものが記載されている。
図9はインクジェット記録装置の外観斜視図であり、図10はインクジェット記録装置のアッパーカバー121を取り外した状態を示す斜視図である。
図10において、インクジェット記録装置の前面に、前面へ開閉可能なロールホルダーユニット122が設けられており、記録紙等の記録媒体はロールホルダーユニット122から記録部へ供給される。インクジェット装置は、2個の脚部180に支持された装置本体100、排紙された記録紙等の記録媒体を積載するスタッカ123、内部が透視可能な透明で開閉可能なアッパーカバー121を備えている。装置本体100の図示右側には、後述する回復ユニット300、インクタンク130、インク供給ユニット320が配設されている。
図10において、インクジェット記録装置は、さらに、記録紙等の記録媒体を矢印A方向(副走査方向)に搬送するための搬送ローラ対110と、記録媒体の幅方向(矢印B方向、主走査方向)に往復移動可能に案内支持されたキャリッジ200と、キャリッジ200を矢印A方向に往復移動させるためのキャリッジモータ(不図示)及びベルト伝動手段270と、キャリッジ200に装着された記録手段としての印字ヘッド201と、印字ヘッド201のノズル口(不図示)のメニスカスを保持するために適正な負圧力(印字ヘッド201とインク供給ユニット320の液面の水頭差による負圧力)を与えるインク供給ユニット320を備え、そのインク供給ユニット320内に着脱可能でインクを保持するインクタンク130と、印字ヘッド201の吐出口の目詰まりなどによるインク吐出不良を解消させるための吸引式のヘッドクリーニングを行う回復ユニット300とを備えている。
図示のインクジェット記録装置の場合、キャリッジ200には、記録媒体にカラー記録を行うための複数の印字ヘッド201が装着されている。この複数の印字ヘッド201は、例えば、それぞれ異なった色のインクに対応した6つの印字ヘッド201{例えば、Y(イエロー)用ヘッド、M(マゼンタ)用ヘッド、C(シアン)用ヘッド、Bk(ブラック)用ヘッド、淡C(淡色シアン)用ヘッド、淡M(淡色マゼンタ)用ヘッド}で構成されている。そして、前記印字ヘッド201は、不図示のチューブ(各色別々)によりインク供給ユニット320内インクタンク130と接続されており、インクが印字ヘッド201に送られると印字可能となる。また、前記チューブはキャリッジ200の往復移動の際に暴れることのないように、キャタピラ260によってそれらの全てが束ねられている。
以上の構成で記録紙等の記録媒体に記録を行う場合、搬送ローラ対110によって記録媒体を所定の記録開始位置まで搬送した後、ここから印字ヘッド201による主走査及び搬送ローラ110による副走査を繰り返すことにより、記録媒体全体に対する記録が行われる。
すなわち、キャリッジベルト270およびキャリッジモータ(不図示)によってキャリッジ200が図10中の矢印B方向に移動することにより、記録媒体に記録が行われる。キャリッジ200が主走査される前の位置に戻されると、搬送ローラ対110によって記録媒体が副走査方向(図10中の矢印A方向)に搬送され、その後再び図10中の矢印B方向にキャリッジ200の主走査が行なわれることにより、記録媒体に対する画像や文字等の記録が行なわれる。上記の動作を繰り返し、記録媒体の1枚分の記録が終了すると、該記録媒体はスタッカ123内に排紙され、1枚分の記録が完了する。なお、以下の説明における「記録紙」は、プラスチック薄板や布等を含む記録媒体の一例を指すものである。
次にこのようなインクジェット記録装置におけるインク供給系について説明する。
図20は1色分のインク流路図を示す。図20において、201は印字ヘッドであり、供給チューブ335の先端に設けられたヘッド接続部が、挿入口201aに接続される。その挿入口201aは、後述する液室201fに接続されている。上記した液室201fは複数のノズル201gを有するノズル部につながっておりノズル201gにインクに直接供給している。それゆえ、挿入口201aからのインクはノズル201gに供給される。また、挿入口201aからノズル201gまでの間は大気に対して気密な状態に保たれていることは言うまでもない。
ノズル201gは、インクを吐出する先端(吐出口)を下向きにして配列されており、インクは吐出口にてメニスカスを形成した状態でノズル201g内を満たしている。そのため、印字ヘッド201の内部、特に液室201f内は大気圧に対して負圧の状態に保たれている。ただし、負圧が小さすぎると、ノズル201gの先端に異物やインクが付着した場合、インクの吐出口におけるメニスカスが破れてインクがノズル201gから漏れ出てしまうことがある。またこの逆に負圧が大きすぎると、吐出時にインクに与えられるエネルギーよりもノズル201g内(液室201f内)にインクを引き戻す力が強くなってしまい、吐出不良となってしまう。よって、液室201f内における負圧は、大気圧よりも若干低い一定の範囲に保たれる。この負圧の範囲は、ノズル201gの数、断面積、発熱抵抗素子の性能等により異なるが、一般的に−20mmAq〜−200mmAqの範囲が好ましいとされる。
印字ヘッド201内を上記した負圧にする方法としては、印字ヘッド201を供給ユニット320よりも高い位置に配置するとともに両者を供給チューブ335で接続し、その水頭差により負圧を発生させている。
次に、上記供給ユニット320およびメインタンク130について説明する。メインタンク130は、供給ユニット320に対して着脱可能な構成であり、その底部に、ゴム栓130bで密封されたインク供給口と、ゴム栓130cで密封された空気導入口とを有する。
一方、供給ユニット320は、メインタンク130からインクを取り出すためのインク供給針321と、メインタンク130内へ空気を導入させるための空気導入針322とを有する。インク供給針321および空気導入針322はともに中空の針であり、メインタンク130のインク供給口および空気導入口の位置に対応させて針先を上方に向けて配置されており、メインタンク130が供給ユニット320に装着されることで、インク供給針321および空気導入針322がそれぞれゴム栓130b,130cを貫通し、メインタンク130の内部に侵入する構成となっている。
インク供給針321は、液路323、インク供給路を閉鎖/開放可能な弁手段である供給弁325、および液路327という経路を経て、供給チューブ335と接続される。空気導入針322は、液路328、バッファ室330、大気連通口329を経て大気と連通する。
供給弁325は、ゴム材からなるダイアフラム325aを有し、このダイアフラム325aを変位させることにより2つの液路327,323間の遮蔽、開放を行う。ダイアフラム325aの近傍には、後述するレバー325d、カム325fが配置されており、そのレバー325dを動かすことで、ダイアフラム325aを押し潰し、液路327,323間が遮蔽される。
その供給弁325の作動は、モータ325eの駆動力を不図示のギヤトレインを介して、カム325fに伝達(回転)することで行う。そのカム325fの回転によりレバー325dを動作させて、ダイアフラム325aを持ち上げることで、液路327,323間が連通する(図20の実線が連通状態、二点鎖線が遮蔽状態を示す)。また、バネ325bにより、レバー325dはカム325fに押し付けられており、カム325fの動きに追従するようになっている。また、供給弁325は、印字ヘッド201がインクを吐出している状態では開放されるように制御され、印字ヘッド201の交換の場合は、遮蔽されるよう制御されるため、印字ヘッド201を外してもインク落ちすることはない。それから、上述した供給ユニット320の構成は、インクの色ごとに設けられている。
以上の構成により、印字ヘッド201内のインクが消費されると、その負圧により、インクが随時メインタンク130から供給ユニット320および供給チューブ335を介して印字ヘッド201へ供給される。その際、メインタンク130から供給されたインクと同量の空気が、大気連通口329からバッファ室330、空気導入針322を経て、メインタンク130内に導入される(特許文献4参照)。
次に、このようなインクジェット記録装置における回復ユニット300について説明する。
回復ユニット300の役割としては、次の(1)、(2)がある。
(1)吸引回復処理:印字ヘッド201の吐出口の目詰まりによる記録品位が低下することを防止するために行う。
(2)ワイピング処理:印字中や吸引回復処理後には、吐出口の周縁にインク滴が付着して濡れ状態になり、吐出口から吐出されるインクが吐出口面上の付着インクに引かれることにより、インク吐出方向が不安定になって印字不良(ヨレ)が発生することがある。このような印字不良を解消するために、吐出口の周縁を確実に拭き取り清掃をすることにより、吐出口周縁の付着インクを除去する。
次にこれら(1)、(2)の処理について説明する。
図11は回復ユニット300の模式図を示し、図12は要部断面図を表す。
図11,13において、301Aはキャップであり、上記した印字ヘッド201と対向した位置に配置されており、ゴム等の弾性部材で形成されている。このキャップ301Aは、上記した印字ヘッド201を覆ってキャッピングし、キャッピング状態で、後述する負圧発生手段であるチューブポンプ302を作動させてキャップ301A内を負圧にすることにより、印字ヘッド201の吐出口からインクを吸引するとともにその吐出口内に新しいインクを導入する吸引回復処理を行う。また、キャップ301A内に吸引された廃インクは廃インクタンク(不図示)へ送られる。
上記したキャッピング動作及びキャップoff動作について説明する。
構成する要素としては、キャップ301A、キャップベース301D、キャップバネ301E、キャップレバー301C、回復カム301B、回復モータ301Fである。
回復モータ301Fの駆動力はギアを介して、回復カム301B→キャップレバー301Cと伝わり、そのキャップレバー301Cと連結されているキャップベース301Dを上下方向(図12のG方向)に動かすよう構成されている。また、そのキャップベース301Dはキャップ301Aを上下方向移動可能に軸支するとともに、両者の間には、圧縮バネであるキャップバネ301Eがありキャップ301Aを上方向に付勢している。
この様な構成で、回復モータ301Fを回転させると、キャップベース301Dが上がりキャップ301Aが印字ヘッド(不図示)に当接すれば、キャップバネ301Eの作用でキャッピングされる。また、キャップoffも同様に、回復モータ301Fを回転させ、キャップベース301Dを下げ、キャップ301Aと印字ヘッドとの当接が解除させる。
また、回復カム301Bは各々の作動状態(例えば、キャッピング状態、キャップOFF状態など)により回転位置があらかじめ決められており、回復カム301Bをその回転位置にすることにより各々の作動状態になるよう制御している。その制御は、不図示のセンサーとセンサーフラグにより決められた回復カムH.P.からの回転角度を制御することで行われる。
302は負圧発生手段であるチューブポンプ部を示し、可撓性チューブであるポンプチューブ302Aをコロ302Bが矢印(図12)方向に回転することでしごき、それにより、ポンプチューブ302A内の容積を変化させ、これを利用して負圧を発生させている。
303はワイパー部であり、通常ゴム等の弾性材料の板状部材であるワイパーブレード303Aを備えており、このワイパーブレード303AがA方向(図11,13)に移動することにより印字ヘッド吐出面とワイパーブレードが接触し、ヘッド吐出面に付着した付着インクを拭き取ることができる。
このようなワイパー動作において、ワイパーブレードと印字ヘッド201の相対位置は、図13(a)に示すように先端部で当接する場合に最も優れたワイピング効果(拭き取り効果)を発揮するものであり、このことは実験によっても確認されている。一方、図13(b)に示すようにワイパーブレードの腹の部分で印字ヘッド201の吐出面と摺接する場合は、充分なワイピング効果を得ることは出来ない。また、図13(b)に示すようにワイパーブレードの腹の部分が吐出面と摺接する状態では、ワイパーブレードを吐出面に強く押し付けることになるので、吐出面を傷めやすく、耐久性を確保するためにはその吐出面の強度を向上させる必要があり、大幅なコストアップになるという課題が生じる。したがって、ワイパーブレードの印字ヘッド201に対する侵入量は、ワイピング性能を決める重要な要素であり、これを高精度に位置出しする必要がある。
また、記録媒体101の厚みの差によるOH間距離(記録媒体101と印字ヘッドとの隙間、紙間距離)の変化を吸収するために、キャリッジ200の高さ切換機構を設けることが行われている。図14は前記高さ切換機構の構成を示す模式的斜視図である。図14において、キャリッジ200に対して矢印方向に位置(高さ)調節可能なキャリッジコロ200aを取り付け、該キャリッジコロ200aをキャリッジ軸45に対して矢印方向に位置調節することにより、キャリッジ200をキャリッジ軸45を中心に矢印方向(図14の中間部の矢印)に揺動させ、OH間距離を切換えるように構成されている。
しかしながら、図11及び図12に示すような回復ユニット300のワイピング機構(ワイパーユニット)構成では、このキャリッジ200の高さ切換により、その分だけワイパーブレードの侵入量が適正値から外れてしまい、前述したようにワイパーブレードのワイピング性能が悪化するという問題がある。
その解決策として、図15(回復ユニット及びキャリッジの正面模式図)のように、キャリッジ200に案内ガイド200b、回復ユニット300に当接面300b、回復ユニット300を下方向から押し上げるバネ300cを設け、キャリッジ200が回復ポジションに来ると、図13(b)のごとく、当接面300bと案内ガイド200bが当接し、キャリッジ200−回復ユニット300の高さ方向の位置出しを実施したものがある。
この構成によると、キャリッジ200の高さ切換えを行っても、回復ユニット300は常に、キャリッジ200の案内ガイド200bと接しているため、高さ方向に高精度の位置出しが可能となり、前記ワイパー侵入量も適正に保たれる。
このようなインクジェット記録装置において、例えば、回復ユニット300の交換といったメンテナンス(修理)の際、キャリッジ200を回復ユニット300から待避させる必要が生ずる。通常、インクジェット記録装置では、待機状態は印字ヘッド保護のため、回復ユニット300内キャップ部材により印字ヘッドはキャッピングされている。したがって、そうした場合、キャップoff動作を行う必要が生じる。
このキャップoff動作を手動で簡単に行えるよう構成した装置がある。
その構成を図16〜20を使って説明する。
図16〜20内の400はベース部材、401は押圧部材、402は押圧バネを示す。ベース部材400は、本体に固定されており、そのベース部材400に備わっている軸400a、400bが回復ユニット300を上下方向(図17,19)摺動自在に保持している。また、ベース部材400は、押圧部材401とのカン合軸受部400cを有しており、そのカン合軸受部400cにより、押圧部材401は上下方向(図17,19)摺動自在に保持されている。押圧部材401は、上部が回復ユニット300の下部と接しており、これにより、押圧バネ402の付勢力が回復ユニット300を上方向に働くことになるので、回復ユニット300は常に上方向(図17,19)に付勢されていることになり、図15で説明したように、キャリッジ200が回復ポジションに来ると、当接面300b(回復ユニット300)と案内ガイド200b(キャリッジ200)が当接し、キャリッジ200−回復ユニット300の高さ方向の位置出しが可能となる。この状態で、ワイピングを行えば、ワイピング性能が発揮できることになる。
次に手動キャップoff動作について説明する。図16〜20の403は手動回復ユニット高さ切換え手段であるキャップoff手動レバーを示す。また、図19は下斜め方向から見た模式図を示し、説明の都合上、本体部品などを省略している。図19の矢印方向にキャップoff手動レバー403を引くと、傾斜部403aと押圧部材401が接し、押圧バネ402の付勢力に反して、押圧部材401を押し下げる。これにより、押圧部材401と接している回復ユニット300も下がることになり、キャップoff状態になる。つまり、手動回復ユニット高さ切換え手段であるキャップoff手動レバー403を使って、回復ユニット300全体を下げることにより、キャップoffを行うものである。
特開平6−340082号公報 特開平7−9674号公報 特開平7−52396号公報 特開2002−248779号公報
すなわち、手動キャップoffレバー403を使って、キャップoffすると、キャリッジ200は任意に手動で移動可能となるため、印字ヘッド201を自由に外すことが出来ることになる。
印字ヘッド201の吐出ノズルは、インクを吐出する先端(吐出口)を下向きにして配列されており、インクは吐出口にてメニスカスを形成した状態でノズル内を満たしている。そのため、印字ヘッド201の内部は大気圧に対して負圧の状態に保たれている。ただし、負圧が小さすぎると、ノズルの先端に異物やインクが付着した場合、インクの吐出口におけるメニスカスが破れてインクがノズルから漏れ出てしまうことがある。またこの逆に負圧が大きすぎると、吐出時にインクに与えられるエネルギーよりもノズル内にインクを引き戻す力が強くなってしまい、吐出不良となってしまう。よって、ノズル内における負圧は、大気圧よりも若干低い一定の範囲に保たれる。この負圧の範囲は、ノズルの数、断面積、発熱抵抗素子の性能等により異なるが、一般的に−20mmAq〜−200mmAqの範囲が好ましいとされる。
印字ヘッド201内を上記した負圧にする方法としては、印字ヘッド201をインク供給ユニット320よりも高い位置に配置するとともに両者を供給チューブ(不図示)で接続し、その水頭差により負圧を発生させている。
このようなインク供給系構成において、上記したごとく、印字ヘッド201を不用意に外されてしまうと、上記供給チューブ(不図示)内のインクは、負圧により、インク供給ユニット320へ逆流(インク落ち)してしまう。そうすると、その逆流したインクは、インク供給ユニット320からあふれ、廃液となって、無駄にインクを消費してしまうことになる。
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたものであり、本発明の第一の目的は、印字ヘッド201を不用意に外された場合でも、インク落ちを確実に防止できることである。
また、手動キャップoffレバー403を使って、メンテナンス(修理)を行った後に、装置を復元させた際、手動キャップoffレバー403を正規に戻さないまま、復元してしまうとキャップoffされたままとなるので、回復動作が不可能となる。そうすると、印字不良となるばかりか装置の故障につながる。
したがって、本発明の第二の目的は、手動キャップoffレバー403を正規に戻さない状態では、装置の動作を禁止させ、装置故障への誘発を防止することである。
上記第一の目的を達成するため、本発明では、インクが吐出する複数のインク吐出口が形成された印字ヘッドを所定の主走査方向に走査させながら、記録媒体のうち前記複数のインク吐出口の前方に位置する画像形成部分に前記複数のインク吐出口からインクを吐出して画像を形成するインクジェット記録装置で、記録媒体と印字ヘッドとの隙間の切換え機能を印字ヘッドを主走査方向に走査させるキャリッジに備え、キャリッジには回復ユニットとの高さ方向の位置出しを行うべく、回復ユニットに当接する案内ガイドが設けられたインクジェット記録装置で、回復ユニットのキャリッジに対する高さ方向の切換えを手動で行う手動回復ユニット高さ切換え手段を備えたインクジェット記録装置において、インク供給路を閉鎖/開放可能な弁手段を設け、手動回復ユニット高さ切換え手段(手動キャップoffレバー)の動作と連動して弁手段がインク供給路を閉鎖するよう構成したものである。
上記第二の目的を達成するため、本発明では、手動回復ユニット高さ切換え手段(手動キャップoffレバー)の状態を検知する検知手段を設け、キャップoff状態を検知した場合は、すべての動作を禁止させるよう制御するよう構成したものである。
以上の説明から明らかなごとく、記録媒体と印字ヘッドとの隙間の切換え機能を印字ヘッドを主走査方向に走査させるキャリッジに備え、キャリッジには回復ユニットとの高さ方向の位置出しを行うべく、回復ユニットに当接する案内ガイドが設けられたインクジェット記録装置で、回復ユニットのキャリッジに対する高さ方向の切換えを手動で行う手動回復ユニット高さ切換え手段を備えたインクジェット記録装置において、インク供給路を閉鎖/開放可能な弁手段を設け、手動回復ユニット高さ切換え手段(手動キャップoffレバー)の動作と連動して弁手段がインク供給路を閉鎖するよう構成する。
これにより、不用意に印字ヘッドを外されてもインク落ちを防止でき、インクの無駄な消費をなくすことができる。
手動回復ユニット高さ切換え手段(手動キャップoffレバー)の状態を検知する検知手段を設け、キャップoff状態を検知した場合は、すべての動作を禁止させるよう制御する。
これにより、キャップoff状態の場合は装置が可動しないため、装置故障への誘発を防止することができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
図面を参照して、本発明のインクジェット記録装置の一実施形態を説明する。なお、従来例と同様部分は、番号を同じくし、説明を割愛する。
図を参照して、本発明のインクジェット記録装置について説明する。
図1は、インクジェット記録装置を示す斜視図、図2は、回復ユニット50の模式的斜視図、図3は回復ユニット50の側面図でキャリッジ14が回復ポジションにいる時の状態を表す。
図1において、インクジェット記録装置1は、内部に種々の部品や部材が収納されている筐体4を有する。この筺体4は、互いに向き合って配置された2つの架台2A,2Bそれぞれの上端部に跨がるように固定されている。筺体4の内部には、所定間隔離れて向き合う2枚の支持板(側板)が固定されている。それぞれの支持板同志の間には、記録媒体が搬送される搬送方向(矢印A方向であり副走査方向)に直交する主走査方向(矢印B方向)に延びる円柱状のキャリッジレール16を備える上筐体15が配置されている。その上筐体15の長手方向両端部はそれぞれ支持板に固定されている。
キャリッジ14には、図3に示すように、キャリッジレール16が嵌め込まれる摺動溝14a、その摺動溝14aと印字ヘッド201を挟んで反対側の端面の中央部には矢印A方向に延びる支持軸26A、その支持軸26Aに回転自在に固定されたローラ26が配置されている。そして、ローラ26は、横断面がコ字状でキャリッジレール16に平行に延びるローラガイドレール22の内側部分に嵌め込まれている。このローラガイドレール22の上壁とローラ26の間には隙間が形成されている。また、ローラ26は、ローラガイドレール22の下壁に接触しながら転がる。したがって、ローラガイドレール22の下壁によってキャリッジ14の一端部が支えられており、キャリッジ14が下方に回動することがこの下壁によって禁止されていることとなる。なお、ローラガイドレール22は、支持板に固定されているレール支持部材24に締結されている。
また、キャリッジ14を図1の矢印B方向に往復動させるために、インクジェット記録装置1には駆動モータ19が配置されている。また、キャリッジレール16の長手方向両端部にはそれぞれプーリ19Aが配置されており、これら2つのプーリには無端ベルト17が掛け渡されている。この無端ベルト17の一部分にキャリッジ14が固定されている。
駆動モータ19は、キャリッジ搬送駆動制御部(図示せず)から送信されてきた駆動制御パルス信号に基づいて制御される。したがって、駆動モータ19が所定のタイミングで駆動してプーリ19Aが回転すると無端ベルト17と共にキャリッジ14が図1の矢印B方向に往復動する。この往復動の際、キャリッジ14は、キャリッジレール16とローラガイドレール22に案内される。
キャリッジ14には、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック、淡シアン、淡マゼンタなどの各色ごとの印字ヘッド201が搭載され、従来例と同様に、不図示のチューブ(各色別々)によりインク供給ユニット320内インクタンク130と接続されており、インクが印字ヘッド201に送られると印字可能となる。また、前記チューブはキャリッジ14の往復移動の際に暴れることのないように、キャタピラ260によってそれらの全てが束ねられている。
印字ヘッド201には、印字ヘッド201を制御する印字ヘッド制御部(図示せず)から駆動パルス信号が送られてくる。この駆動パルス信号は画像データに基づいて形成されたものであり、印字ヘッド201は、この駆動パルス信号に基づいて所定のタイミングでインクを吐出するように制御される。
それから、従来例と同様に、キャリッジ14が往復動する領域のうち右支持板3の外側の領域には、図2に示されるように、キャリッジ14が待機するキャリッジ待機領域部8が形成されている。キャリッジ待機領域部8における所定の基準位置(ホームポジション)には、印字ヘッド201からのインク吐出状態が初期の吐出状態になるように印字ヘッド201を回復(ヘッドクリーニング)させる回復ユニット50が設けられている。
次に、本発明の上記回復ユニット50について、説明する。
図4は、図2のP−P断面図である。
図2〜4において、52は回復ユニット50の筐体である回復筐体であり、内部にキャップ部50A、ワイパー部50B、負圧発生手段であるチューブポンプ部50Cを配置している。そのキャップ部50A、ワイパー部50B、チューブポンプ部50Cは従来からある周知の構造であり、説明を割愛する。
上記キャップ部50Aのキャップ50A−1の上下動作、及びワイパー部50Bのワイパー動作は、回復筐体52内に配置された回復カム51とカムレバー(不図示)の運動により行われ、その駆動源は回復ユニット50に取り付けられた回復モータ53である。また、回復カム51は各々の作動状態(例えば、キャッピング状態、キャップOFF状態など)により回転位置があらかじめ決められており、回復カム51をその回転位置にすることにより各々の作動状態になるよう制御している。その制御は、不図示のセンサーとセンサーフラグにより決められた回復カムH.P.からの回転角度を制御することで行われる。
例えば、キャッピング状態は回復カムH.P.から30°の位置で設定されているとするならば、そのキャッピング動作は、回復モータ53により回復カム51を回転させ、センサーにより回復カムH.P.を検知してから30°の位置で止めるよう制御すれば良いことになる。
また、上記した回復筐体52は、ベース部材400に備わる軸400a、400bによりC方向(上下方向)に摺動可能に軸支されおり、押圧部材401と押圧バネ402の作用により上方向に付勢されている。
図3(キャリッジ14が回復位置にいる時の側面図)において、キャリッジ14には、回復案内ガイド14bが備わっており、その回復案内ガイド14bと回復筐体52のキャリッジ当接面52bが当接すると、回復筐体52は、図F方向に押し下げられる。
キャリッジ当接面52bとワイパーブレード及び回復案内ガイド14bと印字ヘッド201の吐出面は、高さ方向において、あらかじめ適正な精度が出ているため、この両者(回復案内ガイド14bとキャリッジ当接面52b)を当接させることにより、従来例で説明したワイパーブレード侵入量は適正になる。
また、従来例で説明したキャリッジの高さ方向の切換えを行っても、回復案内ガイド14bとキャリッジ当接面52bが当接している限り、ワイパーブレード侵入量は適正になる。
次に、本発明の特徴である手動キャップoff動作及びそれと連動して弁手段(供給弁325)がインク供給路を閉鎖する構成について、図5〜8を用いて説明する。
図5は、インク供給ユニット320の概略模式図を示し、説明の都合上、後述する手動キャップoffレバー62、リンクレバー65も図示する。図6は、1色分のインク流路図を示し、本実施形態においては、インク流路は従来からあるものを基本とし、さらに別の構成を追加したものである。
図7,8は、回復ユニット50及びインク供給ユニット320を下方から見た概略模式図であり、説明の都合上本体部品などを省略している。
図5〜8において、62は手動キャップoffレバーであり、本体に固定されたベース部材400にスライド可能なよう取り付けられており、従来と同様に図7,8の矢印方向に引くと傾斜部62aと押圧部材401が接し、押圧バネ402の付勢力に反して、押圧部材401を押し下げ、これにより、押圧部材401と接する回復ユニット50も下がり、キャップoffされる。これで、キャリッジ14を手動にて自由に動かすことができるようになる。そして、この際、インク供給路を閉鎖/開放可能な弁手段325を同時に閉鎖するよう構成されている。その構成について説明する。
手動キャップoffレバー62は軸62bを有しており、後述するリンクレバー65のカン合溝65bとカン合している。上述したリンクレバー65は、ベース部材400の軸(不図示)とカン合するカン合穴65aを有しており、そのカン合穴65aを回動中心として回動自在に取り付けられている。そして、手動キャップoffレバー62が手前に引かれると、図7矢印方向に回動する。また、リンクレバー65の先端には、図5に示すように傾斜部65cが設けられており、回動することで、その傾斜部65cが供給弁325のレバー325dの先端と接触し、レバー325dを押し上げる。そうすると、図6に示すように、ダイアフラム325aが押しつぶされ、供給弁325の液路327,323間が遮蔽される。これで、供給弁325は遮蔽されるので、印字ヘッド201を外しても、供給チューブ(325)内のインクが、インク供給ユニット320へ逆流(インク落ち)してしまうことはない。
また、ベース部材400には、フォトセンサー66が備えられており、手動キャップoffレバー62にはフラグ形状62cが形成され、その両者により手動キャップoffレバー62の状態を検知するよう構成されている。上記フォトセンサー66は、LEDとフォトダイオードの組み合わせで構成され、LEDの光がフォトダイオードにより検出することで、検知する。つまり、手動キャップoffレバー62が引っ張られ、手動キャップoff状態になると、上記フラグ形状62cによりフォトセンサー66が遮蔽(off)され、その信号を受けて、装置CPU(不図示)は手動キャップoff状態であると判断する。そうすると、CPUは装置のすべての動作を禁止し、警告を出すよう制御する。それにより、装置故障への誘発<例えば吸引動作が出来ないことにより→印字ヘッド201の空吐出→印字ヘッド201の故障などを防止する。
本発明のインクジェット記録装置の模式図である。 本発明の回復ユニットの模式図である。 本発明の回復ユニットの側面図である。 本発明の回復ユニットの主断面図である。 本発明のインク供給ユニットの模式図である。 本発明の1色分のインク流路図である。 本発明の回復/インク供給ユニットの下面模式図である。 本発明の回復/インク供給ユニットの下面模式図である。 従来のインクジェット記録装置の模式図である。 従来のインクジェット記録装置の模式図である。 従来の回復ユニットの模式図である。 従来の回復ユニットの断面図である。 ワイパー状態を表す模式図である。 キャリッジの印字ヘッド高さ切換えを表す模式図である。 従来のキャリッジ−回復ユニットの位置を表す正面図である。 従来の回復ユニットの模式図である。 従来の回復ユニットの側面図である。 従来の回復ユニットの主断面図である。 従来の回復ユニットの下面模式図である。 従来の1色分のインク流路図である。
符号の説明
1 インクジェット記録装置
13 印字ヘッド
14 キャリッジ
14b 回復案内ガイド
50 回復ユニット
52 回復筐体
52b キャリッジ当接面
54 回復ベース
62 手動キャップoffレバー
65 リンクレバー

Claims (3)

  1. インクが吐出する複数のインク吐出口が形成された印字ヘッドを所定の主走査方向に走査させながら、記録媒体のうち前記複数のインク吐出口の前方に位置する画像形成部分に前記複数のインク吐出口からインクを吐出して画像を形成するインクジェット記録装置で、記録媒体と前記印字ヘッドとの隙間の切換え機能を、前記印字ヘッドを主走査方向に走査させるキャリッジに備え、前記キャリッジには回復ユニットとの高さ方向の位置出しを行うべく、前記回復ユニットに当接する案内ガイドが設けられたインクジェット記録装置で、前記回復ユニットの前記キャリッジに対する高さ方向の切換えを手動で行う手動回復ユニット高さ切換え手段を備えたインクジェット記録装置において、
    インク供給路を閉鎖/開放可能な弁手段を備え、前記手動回復ユニット高さ切換え手段の動作と連動して前記弁手段がインク供給路を閉鎖するよう構成されたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. インクが吐出する複数のインク吐出口が形成された印字ヘッドを所定の主走査方向に走査させながら、記録媒体のうち前記複数のインク吐出口の前方に位置する画像形成部分に前記複数のインク吐出口からインクを吐出して画像を形成するインクジェット記録装置で、記録媒体と前記印字ヘッドとの隙間の切換え機能を、前記印字ヘッドを主走査方向に走査させるキャリッジに備え、前記キャリッジには回復ユニットとの高さ方向の位置出しを行うべく、前記回復ユニットに当接する案内ガイドが設けられたインクジェット記録装置で、前記回復ユニットの前記キャリッジに対する高さ方向の切換えを手動で行う手動回復ユニット高さ切換え手段を備えたインクジェット記録装置において、
    前記手動回復ユニット高さ切換え手段の切換え状態を検知する切換え状態検知手段を設けたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 前記切換え状態検知手段により、検知した状態により、装置の動作を禁止させるよう制御することを特徴とする請求項2記載のインクジェット記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017042966A (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 株式会社新盛インダストリーズ インクジェットプリンタ−システムのキャッピング機構

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