JP4911183B2 - 画像記録装置 - Google Patents
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Description
図1に示されるように、複合機10は、プリンタ部11とスキャナ部12とを一体的に備えた多機能装置(MFD:Multi Function Device)であり、プリント機能、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能等を有する。このプリンタ部11が、本発明の画像記録装置に相当する。なお、本発明にかかる画像記録装置は、複数の機能を有する複合機10として実施されるほか、プリント機能のみを有するプリンタとして実施されてもよい。
図2に示されるように、プリンタ部11には、給紙カセット20の奥側から上側へ向かって反転搬送路23が形成されている。同図には現れていないが、反転搬送路23は、主として、ガイド面をなす一対のガイド部材が対向配置されることによって構成されており、その対向されたガイド面の間の空間を記録用紙17が通過する。反転搬送路23は、給紙カセット20の奥側から上方へ向かった後、プリンタ部11の正面側(図2における左側)へ向かってUターンするように反転されている。反転搬送路23におけるUターン部分より下流側に記録ユニット24が配置されており、更に記録ユニット24より装置正面側に排紙トレイ21が配置されている。
図3に示されるように、記録ヘッド65には、不図示のインクタンクからインクチューブ68を通じてシアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)・ブラック(Bk)の各色インクが供給される。各インクチューブ68は、合成樹脂製のチューブであり、キャリッジ67の走査に応じて撓むような可撓性を有する。インクチューブ68は、4色のインクに対応して4本が設けられている。
図3及び図5に示されるように、記録ヘッド65による画像記録領域の外側、すなわちプラテン66の両側の記録用紙が通過しない領域に、パージ機構30が配設されている。パージ機構30は、記録ヘッド65の吐出口70からインクと共に気泡や異物を吸引除去するものである。パージ機構30は、主として記録ヘッド65の吐出口70を覆う第1キャップ31及び第2キャップ32、第1キャップ31及び第2キャップ32に付与される吸引圧を発生させるポンプ33、第1キャップ31及び第2キャップ32の移動と吸引圧の選択的付与を行うカム機構34とから構成されている。
図6に示されるように、カム機構34は、主として支持部材39とスライドカム40とによって構成されている。支持部材39は、第1チューブ36及び第2チューブ37を支持しており、スライドカム40は、第1チューブ36及び第2チューブ37を選択的に閉塞又は開放すると共に、ホルダ35を複合機10の高さ方向102へ移動させるものである。
以下に、図6〜図10が参照されて、パージ機構30の動作が説明される。なお、本実施形態においては、図7に示されるスライドカム40の位置が第1スライド位置と称され、図8に示されるスライドカム40の位置が第2スライド位置と称され、図9に示されるスライドカム40の位置が第3スライド位置と称され、図6に示されるスライドカム40の位置が第4スライド位置と称され、図10に示されるスライドカム40の位置が第5スライド位置と称される。また、本実施形態では、各図における左側にBkに対応する第1チューブ36が配置され、右側にCMYに対応する第2チューブ37が配置されているが、第1チューブ36及び第2チューブ37の配置は相対的なものであるから、これらが入れ替わってもよいことは言うまでもない。
前述されたように、スライドカム40によって第1キャップ31及び第2キャップ32が第1位置又は第2位置に保持されるとともに、第1チューブ36又は第2チューブ37が選択的に開放又は閉塞されるので、小型化乃至薄型化されたパージ機構30が実現される。
以下に、前述された実施形態の変形例が説明される。以下に詳述される変形例においては、前述された実施形態と異なる構成のみについて詳細な説明がなされ、その他の同様の構成については詳細な説明が省略される。なお、この変形例において、前述された実施形態と同じ参照符号によって示される部材は、前述された実施形態における部材と同じものである。
31・・・第1キャップ
32・・・第2キャップ
33・・・ポンプ
36・・・第1チューブ
37・・・第2チューブ
39・・・支持部材
40・・・スライドカム
41・・・第1カム面
42・・・第2カム面
44・・・第1圧潰部
45・・・第2圧潰部
65・・・記録ヘッド
67・・・キャリッジ
70・・・吐出口
Claims (4)
- 複数の吐出口からインク滴を選択的に吐出する記録ヘッドと、
上記吐出口を覆う第1位置、及び上記記録ヘッドから離反した第2位置に移動可能であって、上記複数の吐出口の一部に各々対応した第1キャップ及び第2キャップと、
吸引圧を発生するポンプと、
上記第1キャップと上記ポンプとを接続する弾性変形可能な第1チューブと、
上記第2キャップと上記ポンプとを接続する弾性変形可能な第2チューブと、
上記第1チューブ及び第2チューブを支持する支持部材と、
上記第1キャップ及び上記第2キャップを第1位置に保持する第1カム面、上記第1キャップ及び上記第2キャップを第2位置に保持する第2カム面、並びに上記第1チューブ又は上記第2チューブのいずれか一方を開放し、かつ他方を上記支持部材との間で圧潰して閉塞する第1圧潰部及び第2圧潰部を有するスライドカムと、を具備し、
上記スライドカムは、上記第1カム面によって上記第1キャップ及び上記第2キャップを第1位置に保持しながら、上記第1圧潰部によって上記第1チューブ又は上記第2チューブを選択的に圧潰するスライド位置及び上記第1チューブ及び上記第2チューブをいずれも開放するスライド位置にスライド可能であり、かつ、上記第2カム面によって上記第1キャップ及び上記第2キャップを第2位置に保持しながら、上記第2圧潰部によって上記第1チューブ又は上記第2チューブを選択的に圧潰するスライド位置にスライド可能である画像記録装置。 - 上記ポンプは、上記第1チューブ及び上記第2チューブに対して大気開放可能なものである請求項1に記載の画像記録装置。
- 上記第1チューブ及び上記第2チューブは、その長手方向が上記スライドカムのスライド方向と交差されて配列されている請求項1又は2に記載の画像記録装置。
- 上記記録ヘッドは、キャリッジに搭載されて当該キャリッジとともに所定の方向へ往復動されるものであり、
上記第1キャップ及び上記第2キャップは、上記キャリッジが往復動される範囲における所定の位置において、上記記録ヘッドの吐出口を覆うものである請求項1から3のいずれかに記載の画像記録装置。
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JP2009048064A JP4911183B2 (ja) | 2009-03-02 | 2009-03-02 | 画像記録装置 |
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JP2009048064A JP4911183B2 (ja) | 2009-03-02 | 2009-03-02 | 画像記録装置 |
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JP2010201700A JP2010201700A (ja) | 2010-09-16 |
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ID=42963689
Family Applications (1)
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2009
- 2009-03-02 JP JP2009048064A patent/JP4911183B2/ja active Active
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