JP3789300B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、インクジェットプリンタに関し、とくに、印字ライン方向に沿って複数のインクノズルが配列されたライン印字ヘッドと、そのラインヘッドの清掃を行うための清掃装置とを有するインクジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
インクジェットプリンタは、電子写真式のプリンタ等に比べて、画像形成のための構成が簡単で、特に印字ヘッドが各色のインクを吐出する構成を有するとカラー化が可能であり、デジタルカメラ等の普及に伴って、家庭用を中心に急速に普及している。しかしながら、このインクジェットプリンタの多くは、記録用紙の搬送方向に対して直角方向に印字ヘッドを移動させて印字するものであり、印字速度が遅いという大きな問題があった。
【0003】
このため、印字ライン方向に沿って複数のインクノズルを配列したライン印字ヘッドを用い、印字ヘッドを移動させることなく記録用紙のみを搬送することで、高速印字を行うようにしたインクジェットプリンタも一部実用化されている。一方、インクジェットプリンタは、劣化したインクによるインクノズルの詰まりや、インクノズルへの塵の侵入などによって印字品質の劣化を招き易いため、ラインヘッドを清掃する清掃装置が必要となる。
【0004】
ライン印字ヘッドの清掃装置としては、板状プラテンを介して対向するようにライン印字ヘッドと清掃装置としてのブレードおよびキャップを配置すると共に、プラテンに開口部を設け、ライン印字ヘッドを清掃するときには、ブレードおよびキャップをその開口部からライン印字ヘッド側に突出させるようにしたものが知られている(例えば、特開平11−29151号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の清掃装置では、ブレードおよびキャップをライン印字ヘッドに接離する方向と用紙搬送方向との両方に移動制御する必要があり、更に清掃装置とライン印字ヘッドがプラテンを挟んで対向するように配置されているため、プラテン周辺の機構が複雑になるという問題点がある。
【0006】
この発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、ライン印字ヘッドおよび清掃装置の構造が簡素化されると共に、ライン印字ヘッドに対する清掃が効率よく行われるインクジェットプリンタを提供することができる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、印字ライン方向に沿って整列した複数のインクノズルを有するライン印字ヘッドと、ライン印字ヘッドをインクノズルの整列方向に平行な回転軸で支持する支持部材と、ライン印字ヘッド部を印字位置から所定角度だけ前記回転軸を中心に回動させる駆動部と、ライン印字ヘッドが回動するときに前記複数のインクノズルに対面してノズルの清掃を行う清掃部を備えるインクジェットプリンタを提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
この発明におけるライン印字ヘッドは、用紙の給紙方向に直交する方向の幅に対応する長さにわたって複数のインクノズルが整列したヘッドであり、インクノズルは一列又は複数列に配列され、モノクロ又はカラー印字を所定のドットピッチで行うようになっている。ライン印字ヘッドには、例えば圧電素子によって膨張、収縮を行う複数のインク室を備え、印字信号に応じて各インク室からインクノズルを介してインクを吐出するようにしたものを用いることができる。
【0009】
また、ライン印字ヘッドを支持する支持部材には例えば、ライン印字ヘッドの長手方向の両端に設けた回転軸を、軸受けを介して支持するようにしたものを使用することができる。ライン印字ヘッドを回動させる駆動部は、ライン印字ヘッドの回転軸に回転力を与えるものであればよく、特に限定されない。
【0010】
また、この発明における清掃部は、ノズル先端を払拭清掃するワイピングやノズルからインクを吸引してノズル内の塵や気泡を除去するキャッピング(又はパージングともいう)などの清掃機能を備えることが好ましい。
【0011】
この発明において、ライン印字ヘッドの複数のインクノズルは、複数列に整列し、各列のインクノズルはカラー印字に必要な複数色のインクを吐出するノズルであってもよい。
【0012】
さらに、駆動部は、駆動源(例えば、モータやエアシリンダ)と、駆動源の駆動力をライン印字ヘッドに伝達する駆動力伝達部とを備えることが好ましい。それによって、駆動源の配置を任意に設定することができる。
【0013】
駆動力伝達部は、ギア列やプーリとタイミングベルトの組合せであることが好ましい。それによって、駆動源からの駆動力の伝達ロスを少なくすることができ、更に耐久性を長期に維持することができる。
【0014】
清掃部は、弾性体で形成されたブレード部材を備え、ライン印字ヘッドの回動時にブレード部材がノズルと摺接して清掃を行うことが好ましい。これによって、ブレード部材を駆動するための駆動装置が不要となり、振動、動作ノイズが軽減されると共に、インクジェットプリンタの装置全体を小型化することができる。
【0015】
また、清掃部は、前記複数のインクノズルをキャッピング(ノズルからインクを吸引して塵や気泡を除去)するキャップ部材を有し、かつ、回転軸で回動可能に支持され、ライン印字ヘッドは回動時に清掃部に係合して清掃部を回動させ、それによってキャップ部材がキャッピングを行うことが好ましい。これによって、キャップ部材を回動させる駆動装置が不要となり、構成が簡素化し、インクジェットプリンタの装置全体が小型化できる。
【0016】
なお、キャップ部材はラック・ピニオン構造を有し、前記駆動部の駆動力が前記ラック・ピニオン構造に伝達されることにより、キャップ部材がインクノズルに対して接近および離間することが好ましい。それによって、キャップ部材を移動させるための駆動装置が不要となり、構成が簡素化し、装置全体が小型化できる。
【0017】
また、清掃部は、回転軸で回動可能に支持されると共に、前記複数のインクノズルにキャッピングするためのキャップ部材を有し、ライン印字ヘッドは回動時に清掃部に係合して清掃部を回動させ、それによって、キャップ部材が複数のインクノズルにキャッピングを行うことが好ましい。それによって、清掃部が移動してキャップ部材がインクノズルのキャッピングを行うので、キャップ部材のみを駆動するための駆動装置が不要となり、インクジェットプリンタ装置全体を小型化できる。
【0018】
清掃部は、回転軸を中心とする第1円弧面を有し、ライン印字ヘッドは第1円弧面に摩擦接触可能な第2円弧面を有し、ライン印字ヘッドは清掃部に摩擦接触によって係合することが好ましい。ライン印字ヘッドの回動力を円弧面といった簡単な構成で清掃部に伝達することができるので、インクジェットプリンタの装置全体を小型化することができる。
【0019】
また、この発明は、印字ライン方向に沿って整列した複数のインクノズルをそれぞれ有する第1および第2ライン印字ヘッドと、第1および第2ライン印字ヘッドをインクノズルの整列方向に平行な第1および第2回転軸でそれぞれ支持する第1および第2支持部材と、第1および第2ライン印字ヘッドを印字位置からそれぞれ所定の角度だけ第1および第2回転軸を中心に回動させる第1および第2駆動部と、第1および第2ライン印字ヘッドがそれぞれ所定角度だけ回動したときに第1および第2ライン印字ヘッドのインクノズルにそれぞれ対面してノズルの清掃を行う第1および第2清掃部を備えるインクジェットプリンタを提供するものである。
【0020】
この場合、第1ライン印字ヘッドが黒インク印字用ヘッドであり、第2ライン印字ヘッドがカラーインク印字用ヘッドであってもよい。
【0021】
【実施例】
以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明を詳述する。これによってこの発明が限定されるものではない。
図1はこの発明のインクジェットプリンタの概略構成図である。図1において、記録用紙Pは、装置本体に接続された給紙トレイ3または装置下部に設けられた給紙カセット4に収容され、図示しないコンピュータ等からの画像情報に基づく印字要求が装置になされた時に、ピックアップローラ5又は6によって1枚の記録用紙Pが給紙機構に搬送される。
【0022】
ピックアップローラ5又は6により搬送された記録用紙Pは、用紙搬送路7又は8を通過し、さらに前記画像情報に基づいて、印字開始位置と用紙先端とを調整するPSローラ9,10を介して記録領域に到達する。記録領域には、ライン印字ヘッド11と、それに対向するプラテン14とが配置されている。
【0023】
図2はライン印字ヘッド11の側面図であり、図3はその底面図である。ライン印字ヘッド11はヘッド12とインクタンク13を備え、ヘッド12には、図3で示すように、各色毎に記録用紙Pの搬送方向Xに直交する方向に整列したイエロー、マゼンタ、シアン、黒の各色のインクノズルY,M,C,Bが設けられ、矢印Xで示す給紙方向の上流側が下流側に比べて淡い色相となるように配列されている(これによって、先に吐出されたインクの後に吐出されるインクに対する影響が小さくなる)。
【0024】
インクノズルY,M,C,Bは、所定の解像度(ドットピッチ)に対応したピッチで配列されており、図3に示す例では、記録用紙Pに印字されるインクのドットピッチに関して、ライン方向のピッチを狭くするため、各色のインクノズルY,M,C,Bは整列方向に千鳥状に配列されている。
【0025】
これらのインクノズルY,M,C,Bは、少なくとも装置が搬送可能な最大幅の用紙と同じ幅に亘って設けられ、画像情報に対応して必要なインクノズルからインクが吐出され、記録用紙P上に記録される。記録用紙Pの搬送速度は、装置の印字解像度、すなわちインク滴の容量とインク吐出タイミングのサイクルとによって決定される。従って、記録用紙Pの搬送は停止せずに常に搬送が行われるので、高速での印字が可能となっている。
【0026】
ライン印字ヘッド11により画像情報が印字された記録用紙Pは、図1に示すように矢印X方向に搬送され、排紙ローラ16,スターローラ17を経て、排紙トレイ18上に排出される。なお、清掃装置21がライン印字ヘッド11の近傍に設けられ、非印字時にライン印字ヘッド11の清浄を行うようになっている。
【0027】
[第1実施例]
この発明に係る第1実施例について、図4を参照して説明する。
図4は図1の要部拡大図である。ライン印字ヘッド11にはその長手方向が軸方向である回転軸22が設けられている。回転軸22の一端部には図示しないギアが設けられており、そのギアは図示しないギア列と噛合している。ギア列は図示しないモータにより駆動力が付与され、ライン印字ヘッド11は回転軸22を中心に矢印A方向に回動して想像線で示した清掃位置に移動できるようになっている。
【0028】
ライン印字ヘッド11が想像線で示された清掃位置にある場合に、清掃装置21はライン印字ヘッド11のインクノズルに対向するように設けられる。
【0029】
清掃装置21は、ブレード部材とキャップ部材とを有し、ブレード部材は所定位置に固定されて、ライン印字ヘッド11のノズルに摺動してノズルに付着したインク滴やゴミを除去する。キャップ部材はノズル内部のゴミや気泡をインクと共に吸引チューブから吸引してライン印字ヘッド11の性能を回復させる。これらブレード部材とキャップ部材の詳細については後の実施例で述べる。
【0030】
図4に示すように、ライン印字ヘッド11が印字可能状態(実線で図示した状態)のときは、インクノズルがプラテン14と対向しており、用紙Pが用紙搬送方向上流からPSローラ9,10(図1)を経てプラテン14上に矢印X方向に搬送されて、印字が行われる。
【0031】
ライン印字ヘッド11を清掃するときは、モータを駆動させて、モータの駆動力をギア列を介して回転力として回転軸22に伝達し、ライン印字ヘッド11を印字状態の位置から清掃位置(想像線で図示した位置)へ回動させる。ライン印字ヘッド11は清掃位置に到達する以前に、インクノズルがブレード部材と摺接してインク滴やゴミが除去される。そして、清掃位置に到達したライン印字ヘッド11にはその位置でキャップ部材が接近・密着してキャッピングを行う。
【0032】
上記構成によれば、ライン印字ヘッド11を清掃する場合は、ライン印字ヘッド11は回転軸中心に回動させることにより、清掃装置21と対向する位置に移動するので、簡単な構成で容易に清掃をすることができ、清掃装置21をライン方向に移動させる必要がない。従って、清掃作業が静かにできる。更に、ライン印字ヘッド11と清掃装置21を近接して配置できるので、装置全体を小型化することができる。
【0033】
なお、上記実施例では清掃装置21は用紙搬送方向下流側に設けられているが、それに限らず用紙搬送方向上流側に設けて、ライン印字ヘッド11を矢印A方向と反対方向に回動させるようにしてもよい。
【0034】
また、ライン印字ヘッド11の回動角度は、ライン印字ヘッド11が清掃装置21と対向したときに、90度以下、つまりインクノズルが水平方向を向く角度以下の角度である必要がある。水平方向を向く角度(90度)より大きい角度になると、インクタンク内のインクとインクノズルとの間に空気が流入し、印字性能に影響を与えるからである。
【0035】
[第2実施例]
次にこの発明に係る第2実施例について図5を参照して説明する。なお、基本構成は第1実施例と同一であり、第1実施例と共通の部材に付いては同じ記号を伏し、その説明を省略する。
【0036】
この実施例は用紙搬送方向が重力方向の下方から上方(矢印X方向に)に向かっている態様である。この場合、用紙Pが水平状態から上方へ向けて搬送される略L字状搬送路や、用紙Pが水平状態から上方へ向けて搬送された後、水平状態で搬送される略U字状搬送路に適用可能である。
【0037】
ライン印字ヘッド11は印字可能状態においてインクノズルは水平方向に向いており、垂直状態のプラテン14と対向している。更にライン印字ヘッド11は回転軸22を中心に矢印B方向に回動して想像線で示した清掃位置に移動できるようになっている。ライン印字ヘッド11が想像線で示された清掃位置にある場合に、清掃装置21はライン印字ヘッド11のインクノズルに対向するように設けられている。
【0038】
ライン印字ヘッド11が印字可能状態(実線で図示した状態)のときは、ライン印字ヘッド11のインクノズルがプラテン14と対向しており、用紙PがPSローラ9,10(図1)を経てプラテン14上に矢印X方向に搬送されて、印字が行われる。
【0039】
ライン印字ヘッド11を清掃するときは、モータを駆動させて、モータの駆動力をギア列を介して回転力として回転軸22に伝達し、ライン印字ヘッド11を印字状態の位置からB方向に回動させることにより、清掃位置(想像線で図示した位置)に移動させる。ライン印字ヘッド11は清掃位置に到達する以前に、インクノズルがブレード部材と摺接してインク滴やゴミが除去される。清掃位置に到達したライン印字ヘッド11にはその位置で清掃装置21のキャップ部材が接近・密着してキャッピングを行う。
上位構成によれば、上記第1実施例と同様の効果が得られる。
【0040】
[第3実施例]
次にこの発明に係る第3実施例について図6を参照して説明する。なお、第1および第2実施例と共通の部材に付いては同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0041】
第1および第2実施例では図3に示すようなイエロー、マゼンタ、シアン、黒の4色のインクのノズルが1つのライン印字ヘッド11に形成された場合について述べたが、この実施例では図6に示すように黒のインクを吐出するノズルのみを備えた第1ライン印字ヘッド11aと、イエロー、シアン、マゼンタのカラーインクを吐出する3種類のノズルを備えた第2ライン印字ヘッド11bとの2個のライン印字ヘッド11a,11bを並列に有することを特徴とする。
【0042】
第2ライン印字ヘッド11bは第1ライン印字ヘッド11aに対して用紙搬送方向(矢印X方向)上流側に設けられており、インクノズルは図3で示した一体型のライン印字ヘッド11と同様に配列されている。更に各々のライン印字ヘッドにはそれぞれに対応する第1清掃装置21aと第2清掃装置21bが設けられている。
【0043】
第1および第2ライン印字ヘッド11a,11bには各々長手方向が軸方向である第1回転軸22aおよび第2回転軸22bが設けられている。回転軸22a,22bの一端には図示しないギアが設けられており、そのギアは図示しないギア列と噛合している。
【0044】
各ギア列は対応する図示しないモータにより駆動力が付与され、第1ライン印字ヘッド11aは第1回転軸22aを中心に矢印C方向に回動して想像線で示した清掃位置に移動できるようになっており、第2ライン印字ヘッド11bは第2回転軸22bを中心に矢印D方向に回動して想像線で示した清掃位置に移動できるようになっている。
【0045】
第1および第2ライン印字ヘッド11a,11bが想像線で示された清掃位置にある場合に、第1および第2清掃装置21a,21bはそれぞれライン印字ヘッド11a,11bのインクノズルに対向するように設けられている。
【0046】
第1および第2ライン印字ヘッド11a,11bが印字可能状態(実線で図示した状態)のときは、両ライン印字ヘッドのインクノズルがプラテン14と対向しており、用紙Pが用紙搬送方向上流からPSローラ9,10(図1)を経てプラテン14上に搬送されて、印字が行われる。
【0047】
両ライン印字ヘッド11a,11bを清掃するときは、印字可能状態の位置から対応するモータを駆動させて、モータの駆動力をギア列を介して回転力として第1および第2回転軸22a,22bに伝達し、ライン印字ヘッド11a,11bを回転軸22a,22bを中心に回動させることにより清掃位置(想像線で図示した位置)に移動させる。
【0048】
両ライン印字ヘッド11a,11bは清掃位置に到達する直前に、インクノズルがブレード部材と摺接してインク滴やゴミを除去する。清掃位置に到達した両ラインヘッド11a,11bにはその位置でキャップ部材が接近・密着してキャッピングを行う。
【0049】
なお、上記説明では第1および第2ライン印字ヘッド11a,11bによってカラー印字が実行された場合について述べたが、この実施例ではそれに限らず、第1ライン印字ヘッド11a又は第2ライン印字ヘッド11bの何れか一方を使用する印字作業が実行されるときは、使用したライン印字ヘッドのみを清掃することができるという特徴を有している。この場合は、清掃するライン印字ヘッドに対応するモータを駆動させて、ギア列を介して回転力を回転軸に伝達し、ラインヘッドを清掃位置に移動し、その位置で清掃を行う。
【0050】
上記構成によれば、黒インクを吐出する第1ライン印字ヘッド11aと、カラーインクを吐出する第2ライン印字ヘッド11bとを別々に設け、それらのライン印字ヘッドを独立して清掃することが可能な構成にしたため、清掃が必要なライン印字ヘッドのみを清掃するようにできる。また、清掃が不要なライン印字ヘッドからインクを吸い出すこともないので、インクの消費量を少なくでき、ライン印字ヘッドの清掃作業の効率化を図ることができる。
【0051】
なお、ライン印字ヘッド11a,11bの回動最大角度は、90度として、インクタンク内のインクとインク印字ヘッドとの間に空気が流入して印字性能に影響を与えないようにする。
【0052】
[第4実施例]
次にこの発明に係る第4実施例について図7(a)乃至(d)を参照して説明する。なお、第1〜第3実施例と共通の部材には同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0053】
この実施例は清掃装置21のブレード部材に関するものである。以下の説明では、図5に示すライン印字ヘッド11と清掃装置21の位置関係に対応した態様について述べる。しかし、それに限らず図4に示す実施例および図6に示す実施例の清掃装置にも応用できることはいうまでもない。
【0054】
図7(a)に示すように、ブレード部材23は板状弾性部材で形成され、基端が清掃装置21に固定されており、先端はライン印字ヘッド11側に突出するように設けられている。また、ブレード部材23はライン印字ヘッド11のインクノズルが清掃部材21と対向したとき(図7(d)の状態)、ライン印字ヘッド11に対して用紙搬送方向上流側又は下流側で且つ摺接が解除される位置に配置される。
【0055】
このように設けられたブレード部材23は、清掃するためにライン印字ヘッド11が印字可能状態位置(図7(a))から回動するときは、図示しないモータからギア列を介して回転軸22に駆動力が伝達され、ライン印字ヘッド11はその駆動力によりインクノズルが清掃装置21と対向する位置まで回動する。
【0056】
回動する途中でブレード部材23は先端がインクノズルを摺接してノズルに付着したインク滴やゴミを除去する(図7(b),(c))。そして、インクノズルが清掃装置21と対向したとき、ブレード部材23はライン印字ヘッド11との摺接状態を解除して自然状態に戻る(図7(d))。
【0057】
上記構成によれば、インクノズルをブレード部材23で清掃する際に、ライン印字ヘッド11を回動させて回動動作途中でライン印字ヘッドのインクノズルとブレード部材23を摺接させることにより清掃を行うことができる。したがって、ブレード部材23を駆動するための駆動装置が不要となり、振動、動作ノイズが軽減されると共に、装置全体を小型化することができる。
【0058】
[第5実施例]
次にこの発明に係る第5実施例について図8を参照して説明する。なお、第1〜第4実施例と共通の部材に付いては同じ符号を付し、その説明を省略する。
この実施例は清掃装置のキャップ部材に関するものである。以下の説明では、図5に示すラインヘッドと清掃装置の位置関係に対応した態様について述べる。しかし、それに限らず図4および図6に示す実施例の清掃装置にも応用できることはいうまでもない。
【0059】
図8に示すように、キャップ部材24のキャップ25は弾性部材で形成され、キャップ25がライン印字ヘッド11のノズル面に密着してノズル内部のゴミや気泡をインクと共に吸引できるように、吸引チューブ26は側面にラック27が形成されたラック・ピニオン構造を有している。
【0060】
ピニオン28はライン印字ヘッド11の回転軸22を駆動するために設けられたギア列と噛合しており、ライン印字ヘッド11を回動させるためにモータを駆動させると、ギア列を介してピニオン28に駆動力が伝達され、それに伴って噛合するラック27に駆動力が伝達されてキャップ25は上下方向に移動する。ライン印字ヘッド11が清掃位置に位置したとき、キャップ25がノズル面に密着してキャッピング可能な状態となるように、ラック・ピニオン構造のギア構成が設定されている。
【0061】
ライン印字ヘッド11が印字可能状態にあるときは、キャップ25は清掃装置21の上端面よりも下方に配置されている。そのとき、ピニオン28はラック27の上端部と噛合している。ライン印字ヘッド11を清掃するときは、ギア列を介してモータの駆動力が回転軸に伝達される。同時に、ギア列に噛合したピニオン28にもモータからの駆動力を伝達されて、ラック27を矢印G方向へ移動させるように回転する。ライン印字ヘッド11が清掃位置に来た時、キャップ25はライン印字ヘッド11のノズル面に密着してノズルからゴミや気泡を吸引する。
【0062】
上記構成によれば、インクノズルをキャップ部材24で清掃する際に、ライン印字ヘッド11を駆動するモータの駆動力をピニオン28に伝達してキャップ25を移動させる構成にしている。したがって、キャップ25を移動させるための駆動装置を別途設ける必要がないので、構成が簡素化し、装置全体が小型化できる。
【0063】
[第6実施例]
次にこの発明に係る第6実施例について図9を参照して説明する。なお、第1〜第5実施例と共通の部材に付いては同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0064】
この実施例は清掃装置のキャップ部材に関するものである。以下の説明では、図5に示すラインヘッドと清掃装置の位置関係に対応した態様について述べる。しかし、それに限らず図4に示す実施例および図6に示す実施例の清掃装置にも応用できることはいうまでもない。
【0065】
図9に示すように、清掃装置21にはライン印字ヘッド11の回転軸22に平行な回転軸23が設けられ、清掃装置11は軸33を中心に回動可能に設けられている。またライン印字ヘッド11と接触する接触面は回転軸33を中心とする円弧状面32を備える。
【0066】
清掃装置21は通常、図9の実線で示した位置に保持されている。キャップ部材24のキャップ25は弾性部材で形成され、清掃部材21の接触面32から所定寸法だけ突出して設けられている。所定寸法とは、ライン印字ヘッド11と清掃装置21とが回動してキャッピングされたとき、キャップ25がノズル面に所定圧力を付与した状態で密着するのに必要な寸法である。
【0067】
ライン印字ヘッド11の清掃装置21に対向する端面には、回転軸22を中心とした円弧状面31が形成されている。更にその円弧状面31は、摩擦係数が高くなるように加工が施されており、清掃装置21の円弧状面32と面接触可能な摩擦面となっている。
【0068】
ライン印字ヘッド11は印字可能状態にあるときは、想像線で示した位置で保持されている。ライン印字ヘッド11が清掃されるときは、ギア列を介してモータの駆動力がライン印字ヘッド11の回転軸22に伝達されて、ライン印字ヘッド11は矢印E方向に回動する。
【0069】
ライン印字ヘッド11の円弧状面31が清掃装置21の円弧状面32に接触すると(図9の状態)、ライン印字ヘッド11を回動させる駆動力が円弧状面31,32を介して清掃装置21に伝達され、清掃装置21は回転軸33を中心にして矢印F方向に回動される。
【0070】
ライン印字ヘッド11と清掃装置21が所定角度回転すると、ライン印字ヘッド11のインクノズル面とキャップ25とが密着した状態になる。ここでライン印字ヘッド11は回動を停止し、それに伴って清掃装置21も回動を停止してキャッピングを行う。
【0071】
上記構成によれば、インクノズル面をキャップ部材24で清掃する際に、ライン印字ヘッド11の駆動力によって清掃装置21を回動させ、それによってキャップ部材24を作動させる。したがって、キャップ部材を作動させるための駆動装置が不要となり、構成が簡素化し、装置全体が小型化できる。
【0072】
上記各実施例では特定の態様を例にして述べたが、それに限らず上記各実施例を組み合わせた実施態様も可能である。例えば、図4の実施例の構成を有するラインヘッドと清掃装置の構成において、図7に示すブレード部材と、図8に示すキャップ部材を設けることもできる。
【0073】
【発明の効果】
この発明によれば、ライン印字ヘッドは駆動部により回動されて、清掃部と対向する位置に移動されるので、簡単な構成で容易に清掃をすることができる。更に清掃部を印字ライン方向に移動する必要がないため、清掃作業が静かにできる。更に、ライン印字ヘッドと清掃部を近接して配置できるので、装置全体を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のインクジェットプリンタの構成説明図である。
【図2】この発明に係るライン印字ヘッドの側面図である。
【図3】図2に示すライン印字ヘッドの底面図である。
【図4】この発明に係る第1実施例の構成説明図である。
【図5】この発明に係る第2実施例の構成説明図である。
【図6】この発明に係る第3実施例の構成説明図である。
【図7】この発明に係る第4実施例の構成説明図である。
【図8】この発明に係る第5実施例の構成説明図である。
【図9】この発明に係る第6実施例の構成説明図である。
【符号の説明】
3 給紙トレイ
4 給紙カセット
5 ピックアップローラ
6 ピックアップローラ
7 用紙搬送路
8 用紙搬送路
9 PSローラ
10 PSローラ
11 ライン印字ヘッド
14 プラテン
16 排紙ローラ
17 スターローラ
18 排紙トレイ
21 清掃装置
22 回転軸
P 記録用紙
Claims (6)
- 整列した複数のインクノズルを有するライン印字ヘッドと、ライン印字ヘッドをインクノズルの整列方向に平行な第 1回転軸で支持する支持部材と、ライン印字ヘッドを第 1回転軸を中心に回動させる駆動部と、ライン印字ヘッドが回動するときに前記複数のインクノズルに対面してノズルの清掃を行う清掃部を備え、清掃部は、第 2 回転軸を中心とする第 1 円弧面を有し、ライン印字ヘッドは第 1 円弧面に摩擦接触可能で第 1 回転軸を中心とする第 2 円弧面を有し、ライン印字ヘッドは清掃部を摩擦接触によって回動させ、それによってノズルの清掃が行われることを特徴とするインクジェットプリンタ。
- ライン印字ヘッドの複数のインクノズルは、複数列に整列し、各列のインクノズルはカラー印字に必要な複数色の各々に対応するインクを吐出するノズルであることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
- 駆動部は、駆動源と、駆動源の駆動力をライン印字ヘッドに伝達する駆動力伝達部とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタ。
- 駆動力伝達部は、ギア列を備えることを特徴とする請求項3に記載のインクジェットプリンタ。
- 清掃部は、前記複数のインクノズルに対して吸引動作を行うをためのキャップ部材を備えることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載のインクジェットプリンタ。
- キャップ部材はラック・ピニオン構造を備え、前記駆動部の駆動力が前記ラック・ピニオン構造を介して伝達されることにより、キャップ部材がインクノズルに対して接近および離間することを特徴とする請求項5に記載のインクジェットプリンタ。
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