JP2012070279A5 - 信号伝送回路、伝送装置及び回路基板 - Google Patents
信号伝送回路、伝送装置及び回路基板 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012070279A5 JP2012070279A5 JP2010214396A JP2010214396A JP2012070279A5 JP 2012070279 A5 JP2012070279 A5 JP 2012070279A5 JP 2010214396 A JP2010214396 A JP 2010214396A JP 2010214396 A JP2010214396 A JP 2010214396A JP 2012070279 A5 JP2012070279 A5 JP 2012070279A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- differential
- pair
- transmission
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Description
本発明は、電気・電子機器または制御機器の差動伝送方式に適用されるノイズフィルタを有する信号伝送回路、伝送装置及び回路基板に関するものである。
そこで、本発明は、差動伝送線路において同相成分を遮断したい周波数で反共振を発生させずに同相成分を遮断できる信号伝送回路、伝送装置及び回路基板を提供することを目的とするものである。
本発明の信号伝送回路は、差動信号を送信する送信回路と前記差動信号を受信する受信回路と、前記送信回路と受信回路とを接続する一対の差動伝送線路と、前記差動伝送線路に設けられたノイズフィルタとを有する信号伝送回路において、前記ノイズフィルタは、前記一対の差動伝送線路のそれぞれに一端が接続され、他端同士が短絡して接続され、前記一対の伝送線路を伝送する同相成分に対しては磁束が打ち消し合い、前記一対の伝送線路を伝送する逆相成分に対しては磁束が強め合う電磁結合状態である一対のコイルと、前記一対のコイルとグラウンドとの間に直列接続されたインダクタ及びキャパシタを有する直列回路と、を備えており、前記一対のコイル及び前記直列回路による前記同相成分による共振周波数は、前記差動伝送線路を伝搬する差動信号の1ビット周期の整数倍の周波数のいずれかの周波数の±5%の範囲の周波数であることを特徴とする。
また、本発明の伝送装置は、差動信号を送信する送信回路が設けられた第1の基板と、前記差動信号を受信する受信回路が設けられた第2の基板と、前記送信回路と前記受信回路とを接続する一対の差動伝送線路とを有し、前記差動伝送線路は、前記第1の基板に形成された第1の差動伝送線路と、前記第2の基板に形成された第2の差動伝送線路と、前記第1の差動伝送線路と第2の差動伝送線路とを接続するケーブルとからなり、前記第1の基板の第1の差動伝送線路には上記ノイズフィルタが設けられていることを特徴とする。
また、本発明の回路基板は、差動信号を送信する送信回路と、前記送信回路に接続された一対の差動伝送線路とを有し、前記差動伝送線路には、上記ノイズフィルタが設けられていることを特徴とする。
また、本発明の回路基板は、差動信号を送信する送信回路と、前記送信回路に接続された一対の差動伝送線路とを有し、前記差動伝送線路には、上記ノイズフィルタが設けられていることを特徴とする。
Claims (7)
- 差動信号を送信する送信回路と前記差動信号を受信する受信回路と、前記送信回路と受信回路とを接続する一対の差動伝送線路と、前記差動伝送線路に設けられたノイズフィルタとを有する信号伝送回路において、
前記ノイズフィルタは、前記一対の差動伝送線路のそれぞれに一端が接続され、他端同士が短絡して接続され、前記一対の伝送線路を伝送する同相成分に対しては磁束が打ち消し合い、前記一対の伝送線路を伝送する逆相成分に対しては磁束が強め合う電磁結合状態である一対のコイルと、前記一対のコイルとグラウンドとの間に直列接続されたインダクタ及びキャパシタを有する直列回路と、を備えており、
前記一対のコイル及び前記直列回路による前記同相成分による共振周波数は、前記差動伝送線路を伝搬する差動信号の1ビット周期の整数倍の周波数のいずれかの周波数の±5%の範囲の周波数であることを特徴とする信号伝送回路。 - 前記ノイズフィルタにおける前記インダクタ及びキャパシタからなる直列回路は、前記一対のコイルとグラウンドとの間に複数個設けられていることを特徴とする請求項1に記載の信号伝送回路。
- 前記差動伝送線路とグラウンドとの間には、複数個の前記ノイズフィルタが並列に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の信号伝送回路。
- 前記一対の差動伝送線路の前記一対のコイルの一端が接続された接続部と、前記受信回路との間には、前記受信回路に前記同相成分が通過するのを遮断するコモンモードフィルタが設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の信号伝送回路。
- 前記コモンモードフィルタは、前記一対の差動伝送線路のそれぞれに直列に配置された2つのコイルからなり、前記2つのコイルのそれぞれには、前記2つのコイルに並列に接続され、前記共振周波数と同じ周波数で共振する容量値に設定されたキャパシタが備えられていることを特徴とする請求項4に記載の信号伝送回路。
- 差動信号を送信する送信回路が設けられた第1の基板と、
前記差動信号を受信する受信回路が設けられた第2の基板と、
前記送信回路と前記受信回路とを接続する一対の差動伝送線路とを有し、
前記差動伝送線路は、前記第1の基板に形成された第1の差動伝送線路と、前記第2の基板に形成された第2の差動伝送線路と、前記第1の差動伝送線路と第2の差動伝送線路とを接続するケーブルとからなり、
前記第1の基板の第1の差動伝送線路には請求項1乃至5のいずれか1項に記載されたノイズフィルタが設けられていることを特徴とする伝送装置。 - 差動信号を送信する送信回路と、前記送信回路に接続された一対の差動伝送線路とを有し、前記差動伝送線路には、請求項1乃至5のいずれか1項に記載されたノイズフィルタが設けられていることを特徴とする回路基板。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010214396A JP5665455B2 (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 信号伝送回路、伝送装置及び回路基板 |
US13/822,789 US9264007B2 (en) | 2010-09-24 | 2011-09-16 | Noise filter and transmission device |
PCT/JP2011/005243 WO2012039119A1 (en) | 2010-09-24 | 2011-09-16 | Noise filter |
CN201180045594.2A CN103119851B (zh) | 2010-09-24 | 2011-09-16 | 噪声滤波器 |
KR1020137009840A KR101510732B1 (ko) | 2010-09-24 | 2011-09-16 | 노이즈 필터 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010214396A JP5665455B2 (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 信号伝送回路、伝送装置及び回路基板 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012070279A JP2012070279A (ja) | 2012-04-05 |
JP2012070279A5 true JP2012070279A5 (ja) | 2013-11-07 |
JP5665455B2 JP5665455B2 (ja) | 2015-02-04 |
Family
ID=44863184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010214396A Expired - Fee Related JP5665455B2 (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 信号伝送回路、伝送装置及び回路基板 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9264007B2 (ja) |
JP (1) | JP5665455B2 (ja) |
KR (1) | KR101510732B1 (ja) |
CN (1) | CN103119851B (ja) |
WO (1) | WO2012039119A1 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6075834B2 (ja) * | 2012-08-16 | 2017-02-08 | キヤノン株式会社 | プリント回路板 |
JP5941376B2 (ja) * | 2012-08-29 | 2016-06-29 | 京セラ株式会社 | 発電制御装置及び電力供給システム |
JP5585748B1 (ja) * | 2012-10-19 | 2014-09-10 | 株式会社村田製作所 | コモンモードフィルタ |
JP6152722B2 (ja) * | 2013-07-08 | 2017-06-28 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ノイズフィルタ装置 |
CN205666806U (zh) * | 2013-12-09 | 2016-10-26 | 株式会社村田制作所 | 共模滤波器和附带esd保护电路的共模滤波器 |
US10014692B2 (en) * | 2014-12-18 | 2018-07-03 | Intel Corporation | Apparatuses, methods, and systems with cross-coupling noise reduction |
JP6582801B2 (ja) | 2015-09-24 | 2019-10-02 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像読取装置及び画像形成装置 |
JP6572765B2 (ja) * | 2015-12-24 | 2019-09-11 | 株式会社村田製作所 | D級アンプ回路 |
WO2018025342A1 (ja) * | 2016-08-03 | 2018-02-08 | 三菱電機株式会社 | ノイズフィルタ回路 |
JP6614109B2 (ja) * | 2016-11-21 | 2019-12-04 | 株式会社村田製作所 | 無線回路搭載電子機器 |
JP7155107B2 (ja) * | 2017-03-15 | 2022-10-18 | 株式会社村田製作所 | 回路モジュール、ネットワークモジュール、及び車載電子機器 |
CN109818684B (zh) | 2019-01-25 | 2020-10-27 | 维沃移动通信有限公司 | 信号处理系统及终端设备 |
JP7226021B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2023-02-21 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 通信装置 |
JP7346941B2 (ja) * | 2019-07-01 | 2023-09-20 | 株式会社村田製作所 | バイアスt回路、及び、電力重畳回路 |
JP7487641B2 (ja) | 2020-10-29 | 2024-05-21 | 株式会社デンソー | 電気機器 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4594648A (en) * | 1984-11-28 | 1986-06-10 | Venus Scientific Inc. | Wide frequency band coupling network for an active ripple and noise filter |
JPH09116367A (ja) | 1995-10-17 | 1997-05-02 | Tokin Corp | ノイズフィルタ |
JPH10229315A (ja) * | 1997-02-13 | 1998-08-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 端子雑音フィルタ |
JPH1168497A (ja) * | 1997-08-27 | 1999-03-09 | Nec Corp | コモンモードフィルタ |
JPWO2006040869A1 (ja) * | 2004-10-14 | 2008-05-15 | 松下電器産業株式会社 | フィルタ回路、及びそれを搭載する差動伝送システムと電源装置 |
CN101123136B (zh) * | 2006-08-08 | 2011-08-17 | 台达电子工业股份有限公司 | 滤波电感器 |
JP5066121B2 (ja) | 2008-03-20 | 2012-11-07 | アナパス・インコーポレーテッド | クロック情報とデータを伝送する装置及び方法 |
JP5197164B2 (ja) * | 2008-06-02 | 2013-05-15 | 三菱電機株式会社 | 信号伝送装置 |
JP2010041228A (ja) * | 2008-08-01 | 2010-02-18 | Sony Corp | 送信装置および通信装置 |
JP5386980B2 (ja) * | 2008-12-26 | 2014-01-15 | 富士電機株式会社 | ノイズフィルタ |
JP5078167B2 (ja) | 2009-03-14 | 2012-11-21 | 田中貴金属工業株式会社 | 半田付け用AuGe合金球 |
JP5726635B2 (ja) * | 2010-08-25 | 2015-06-03 | 株式会社Nttドコモ | マルチモードフロントエンド回路 |
-
2010
- 2010-09-24 JP JP2010214396A patent/JP5665455B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2011
- 2011-09-16 CN CN201180045594.2A patent/CN103119851B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2011-09-16 KR KR1020137009840A patent/KR101510732B1/ko active IP Right Grant
- 2011-09-16 WO PCT/JP2011/005243 patent/WO2012039119A1/en active Application Filing
- 2011-09-16 US US13/822,789 patent/US9264007B2/en not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2012070279A5 (ja) | 信号伝送回路、伝送装置及び回路基板 | |
KR101510732B1 (ko) | 노이즈 필터 | |
JP5831602B2 (ja) | フィルタ装置 | |
US20170194939A1 (en) | Branching device | |
WO2015055528A3 (en) | Tunable inductor arrangement, transceiver, method and computer program | |
JP5352881B2 (ja) | コモンモードフィルタ | |
JP4627791B2 (ja) | 平衡−不平衡変換回路 | |
CN108964680A (zh) | 方向性耦合器、高频前端模块以及通信设备 | |
TWI517570B (zh) | LC filter circuit and high frequency module | |
CN106253876A (zh) | 梯型滤波器、双工器以及模块 | |
JPWO2017199543A1 (ja) | フィルタ装置 | |
JP2011228824A (ja) | コモンモードフィルタ | |
WO2011065270A1 (ja) | コモンモードフィルタ | |
JP6085689B2 (ja) | 回路装置 | |
WO2011086822A1 (ja) | コモンモードフィルタおよびコモンモードフィルタ用インダクタ | |
WO2015098240A1 (ja) | フィルタ装置およびデュプレクサ | |
JP6954472B2 (ja) | バイアスt回路および信号伝送装置 | |
JP2016165081A (ja) | ノイズフィルタ | |
JP2013526222A5 (ja) | ||
JP2013062791A5 (ja) | ||
WO2013132980A1 (ja) | 通信装置及び通信システム | |
JP2014203976A5 (ja) | プリント回路板及び電子機器 | |
JP2011119492A (ja) | コモンモードフィルタ | |
TW201735573A (zh) | 可減少電感誤差的網路處理裝置 | |
TWI424612B (zh) | 寬頻帶耦合濾波器 |