JP2012066799A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】雪上性能と耐偏摩耗性とを両立させた空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】トレッド12に、タイヤ周方向に延びる中央周方向主溝14及び外側周方向主溝16(複数本の周方向主溝)と、タイヤ周方向と交差する方向に延びる中央横主溝18(複数本の横主溝)と、中央周方向主溝14と中央横主溝18とにより区画され、タイヤ幅方向外側に位置する外側壁部24Bがトレッド平面視で凹状に形成されたブロック24と、外側壁部24Bに設けられ、該外側壁部24Bよりタイヤ幅方向に張り出す段差部26と、を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。
タイヤ幅方向に隣接するブロック陸部間の溝部の延在方向を、タイヤ周方向に対して傾斜させるなど、ブロック陸部の形状、寸法及びその配設位置の適正化を図ることにより、耐偏摩耗性を向上させる構造が開示されている(特許文献1及び特許文献2参照)。
特開2010−58698号公報 特開2010−58700号公報
昨今タイヤに望まれる性能が多様化し、オールシーズンでの使用を考慮したタイヤが望まれている。
しかしながら、雪上性能(雪上でのトラクション性能や制動性能)を向上させるために、ブロックのエッジを徒に増やすと、ブロック剛性の低下により、H&T(ヒール・アンド・トゥ)摩耗のような偏摩耗が生じ易くなると考えられる。
本発明は、上記事実を考慮して、雪上性能と耐偏摩耗性とを両立させることを目的とする。
例えば小型トラック向けオールシーズンタイヤには、雪上性能の確保のためリブパターンやブロックパターン等を組み合わせたミックスパターンが広く採用されている。このようなタイヤをステアリング軸に用いた場合、リブパンチ摩耗やH&T摩耗といった偏摩耗が発生することがある。これらの摩耗は、タイヤ蹴出し時のタイヤ周方向せん断力に起因するものである。トレッドのセンター部でドライビング方向(タイヤ回転方向)のせん断力が働き、トレッドのショルダー部でブレーキング方向(タイヤ回転方向と逆方向)のせん断力が働くことで、偏摩耗が生じ易くなる。なおタイヤを駆動軸に用いた場合には、駆動によりドライビングフォースが入力されるため、ショルダー部におけるブレーキングのタイヤ周方向せん断力が働き難く、偏摩耗が生じ難いことがわかっている。
周方向せん断力には、路面とトレッドベースとの相対変位に起因するマクロせん断力と、ゴムの非圧縮性に起因するミクロせん断力がある。このミクロせん断力を増加させることで、偏摩耗を抑制することが可能であると考えられ、その手法として、蹴出し時におけるゴムの膨出方向をコントロールすることを提案する。
請求項1の発明は、トレッドに、タイヤ周方向に延びる複数本の周方向主溝と、タイヤ周方向と交差する方向に延びる複数本の横主溝と、前記周方向主溝と前記横主溝とにより区画され、タイヤ幅方向外側に位置する外側壁部がトレッド平面視で凹状に形成されたブロックと、前記外側壁部に設けられ、該外側壁部よりタイヤ幅方向に張り出す段差部と、を有している。
請求項1に記載の空気入りタイヤでは、ブロックのうちタイヤ幅方向外側に位置する外側壁部が、トレッド平面視で凹状に形成されているので、蹴出し時におけるブロックのゴムの膨出方向が、タイヤ幅方向よりもドライビング方向側に傾き、該ドライビング方向のミクロせん断力が増加する。これにより、ブレーキング方向に生じるミクロせん断力が抑制されるので、ブロックの外側壁部付近での偏摩耗が抑制される。また外側壁部に、該外側壁部よりタイヤ幅方向に張り出す段差部が設けられているので、ブロック剛性、更には雪上路に対するエッジでの接地圧(エッジ圧)が大きくなり、雪上性能が向上すると共に偏摩耗が生じ難くなる。従って、雪上性能と耐偏摩耗性とを両立させることが可能である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の空気入りタイヤにおいて、前記段差部は、前記外側壁部に設けられている。
一般に、ライトトラック用のタイヤでは、トレッドのうち、ブロックの外側壁部付近のエッジ圧が、その周辺に比べて低くなっている。請求項2に記載の空気入りタイヤでは、該外側壁部に段差部を設けてブロックを補強することで、エッジ圧を増加させて雪上性能を一層向上させることができる。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記ブロックのうち、タイヤ幅方向内側に位置する内側壁部は、トレッド平面視で凸状に形成され、該内側壁部を形成する前記周方向主溝は、前記外側壁部を形成する前記周方向主溝よりも浅く、かつ細溝部と該細溝部より幅広の太溝部とがタイヤ周方向に交互に形成されている。
請求項3に記載の空気入りタイヤでは、ブロックのうちタイヤ幅方向内側に位置する内側壁部が、トレッド平面視で凸状に形成されているので、蹴出し時におけるブロックのゴムの膨出方向が、タイヤ幅方向よりもブレーキング方向側に傾き、該ブレーキング方向のミクロせん断力が増加する。これにより、ドライビング方向に生じるミクロせん断力が抑制されるので、ブロックの内側壁部付近での偏摩耗が抑制される。また内側壁部を形成する周方向主溝に、細溝部と太溝部とがタイヤ周方向に交互に形成されているので、雪上走行時に、太溝部内に導かれた雪が細溝部で漸次圧縮され、より強靭な雪柱が形成される。更に、内側壁部を形成する周方向主溝は、外側壁部を形成する周方向主溝よりも浅いので、ブロック24の剛性が大きく、雪上性能がより良好である。このため、雪上性能と耐偏摩耗性とを、より高いレベルで両立させることができる。
以上説明したように、本発明に係る請求項1に記載の空気入りタイヤによれば、雪上性能と耐偏摩耗性とを両立させることができる、という優れた効果が得られる。
請求項2に記載の空気入りタイヤによれば、ライトトラック用としての雪上性能を一層向上させることができる、という優れた効果が得られる。
請求項3に記載の空気入りタイヤによれば、ブロックの内側壁部付近の偏摩耗を抑制できる、という優れた効果が得られる。
図1から図4は、第1実施形態に係り、図1は、空気入りタイヤのトレッドパターンを示す平面図である。 段差部を示す、図1における2−A−B−2矢視拡大断面図である。 タイヤ回転軸側から見た、蹴出し時におけるブロックの凹部の変形状態を示す拡大斜視図である。 タイヤ回転軸側から見た、蹴出し時におけるブロックの凸部の変形状態を示す拡大斜視図である。 第2実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドパターンを示す平面図である。 比較例に係る空気入りタイヤのトレッドパターンを示す平面図である。 従来例に係る空気入りタイヤのトレッドパターンを示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[第1実施形態]
図1において、本実施の形態に係る空気入りタイヤ10は、例えば小型トラックに使用されるオールシーズン用のタイヤであって、トレッド12に、例えば1本の中央周方向主溝14と、例えば2本の外側周方向主溝16と、中央横主溝18と、端部横主溝22と、ブロック24と、段差部26とを有している。空気入りタイヤ10の内部構造は、一般の空気入りタイヤと同様であるので、その説明を省略する。
中央周方向主溝14は、タイヤ周方向に延びる複数本の周方向主溝の一例であって、タイヤ赤道面CLを含む位置に、タイヤ幅方向に振幅を有するジグザク形状に形成されている。外側周方向主溝16は、タイヤ周方向に延びる複数本の周方向主溝の一例であって、タイヤ赤道面CLのタイヤ幅方向両側かつ中央周方向主溝14よりもタイヤ幅方向外側において、タイヤ幅方向に振幅を有するジグザグ形状に形成されている。
この外側周方向主溝16は、例えばタイヤ赤道面CLを基準として、該タイヤ赤道面CLから接地端Tまでの距離の30〜70%の範囲に位置していることが望ましい。この範囲の接地圧が、タイヤ赤道面CL付近や接地端T付近と比較して小さいためであり、この範囲に外側周方向主溝16を形成することで、耐偏摩耗性を大幅に抑制できるようになっている。
ここで、接地端Tとは、空気入りタイヤ10をJATMA YEAR BOOK(2010年度版、日本自動車タイヤ協会規格)に規定されている標準リムに装着し、JATMA YEAR BOOKでの適用サイズ・プライレーティングにおける最大負荷能力(内圧−負荷能力対応表の太字荷重)に対応する空気圧(最大空気圧)の100%の内圧を充填し、最大負荷能力を負荷したときの接地領域におけるタイヤ幅方向最外側の端部である。使用地又は製造地において、TRA規格、ETRTO規格が適用される場合は、各々の規格に従う。
ジグザグ形状の周期や位相は、中央周方向主溝14と外側周方向主溝16とで一致している。なおジグザグ形状の周期は、タイヤ周方向において適宜変化していてもよい。
両側の外側周方向主溝16の間には、中央陸部列28が区画されている。また該外側周方向主溝16のタイヤ幅方向外側には、端部陸部列32が区画されている。
中央横主溝18及び端部横主溝22は、複数本の横主溝の一例であって、タイヤ周方向と交差する方向に夫々延びている。このうち中央横主溝18は、例えば、タイヤ幅方向外側に向かって凸となる中央周方向主溝14の頂点14Aと、同じくタイヤ幅方向外側に向かって凸となる外側周方向主溝16の頂点16Aとを結ぶように、例えばタイヤ幅方向に形成され、中央陸部列28を複数のブロック24に区画している。また中央横主溝18は、タイヤ周方向に向かって、タイヤ赤道面CLのタイヤ幅方向両側に交互に配置され、中央周方向主溝14及び外側周方向主溝16に開口している。
一方、端部横主溝22は、タイヤ幅方向外側に向かって凹となる外側周方向主溝16の頂点16Bから、タイヤ周方向と交差する方向、例えばタイヤ幅方向外側に向かって延びている。端部陸部列32は、該端部横主溝22により、複数のショルダーブロック34に区画されている。
ブロック24は、中央周方向主溝14及び外側周方向主溝16と、中央横主溝18とにより区画され、タイヤ周方向に向かって、タイヤ赤道面CLのタイヤ幅方向両側に交互に配置されている。またブロック24のうち、タイヤ幅方向外側に位置する外側壁部24Bがトレッド平面視で凹状(例えばV字形)に形成されている。一方、ブロック24のうち、タイヤ幅方向内側に位置する内側壁部24Aは、トレッド平面視で凸状(例えばV字形)に形成されている。トレッド平面視でのブロック24の外形は、タイヤ幅方向を中心として例えば線対称となっている。
図1,図2において、段差部26は、ブロック24の外側壁部24Bに設けられ、該外側壁部24Bよりタイヤ幅方向に張り出している。段差部26を外側壁部24Bにのみ設けているのは、
段差部26の幅Wは、1〜3mmが好ましい。1mmを下回ると、接地圧上昇の効果が得られないからであり、また3mmを上回ると、エッジ圧上昇による雪上性能の向上よりも、外側周方向主溝16の断面積が減少することによる雪上性能の低下の影響が大きくなるからである。
なお、ブロック24の内側壁部24Aを凸状とせず、例えばタイヤ周方向に沿って直線形状としてもよい。この場合、中央周方向主溝14もジグザク形状ではなく、直線形状となる。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図1において、本実施形態に係る空気入りタイヤ10では、ブロック24の外側壁部24Bが、トレッド平面視で凹状に形成されているので、図3に示されるように、蹴出し時におけるブロック24のゴムの膨出方向が、タイヤ幅方向よりもドライビング方向(タイヤ回転方向R)側に傾く。換言すれば、ブロック24のゴムが斜め後方(矢印D方向)に膨出する。これに伴い、ドライビング方向のミクロせん断力が増加する。これにより、ブレーキング方向(タイヤ回転方向Rと逆方向)に生じるミクロせん断力が抑制されるので、ブロック24の外側壁部24B付近での偏摩耗が抑制される。
また、図1において、ブロック24の内側壁部24Aは、トレッド平面視で凸状に形成されているので、図4に示されるように、蹴出し時におけるブロック24のゴムの膨出方向が、タイヤ幅方向よりもブレーキング方向(タイヤ回転方向Rと逆方向)側に傾く。換言すれば、ブロック24のゴムが斜め前方(矢印B方向)に膨出する。これに伴い、ブレーキング方向のミクロせん断力が増加する。これにより、ドライビング方向に生じるミクロせん断力が抑制されるので、ブロック24の内側壁部24A付近での偏摩耗が抑制される。なお、内側壁部24Aを凸状に形成することで、空気入りタイヤ10を駆動軸に用いた場合において、中央陸部列28の摩耗特性を改良することも可能である。
更に一般に、ライトトラック用のタイヤでは、トレッド12のうち、ブロック24の外側壁部24B付近のエッジ圧が、その周辺に比べて低くなっている。本実施形態では、該外側壁部24Bに、外側壁部24Bよりタイヤ幅方向に張り出す段差部26を設けて該ブロック24を補強することで、雪上路に対するエッジでの接地圧(エッジ圧)を高めて雪上性能を一層向上させることができると共に、ブロック剛性を高めて耐偏摩耗性を向上させることができる。このため、雪上性能と耐偏摩耗性とを両立させることが可能である。
[第2実施形態]
図5に示されるように、本実施形態に係る空気入りタイヤ20では、ブロック24の内側壁部24Aを形成する中央周方向主溝14が、外側壁部24Bを形成する外側周方向主溝16よりも浅く設定されている。換言すれば、中央周方向主溝14は、外側周方向主溝16よりも底上げされている。本実施形態では、中央周方向主溝14は、中央横主溝18よりも浅く設定されている。
また中央周方向主溝14には、細溝部14Bと、該細溝部14Bより幅広の太溝部14Cとが、タイヤ周方向に交互に形成されている。具体的には、細溝部14Bは、トレッド平面視でV字形の内側壁部24Aの一方の辺に沿って形成され、太溝部14Cは、該内側壁部24Aの他方の辺に沿って形成されている。細溝部14Bの幅は、例えば4mm未満であり、太溝部14Cの幅は、例えば4mm以上である。
外側周方向主溝16に対する中央周方向主溝14の底上げ量は、外側周方向主溝16の深さの55〜65%が好ましい。55%を下回るとブロック24の剛性を向上させる効果が得られず、また65%を上回ると細溝部14Bと太溝部14Cとを交互に配置しても、雪上性能と耐偏摩耗性とを両立させることが難しくなるからである。
他の部分については、第1実施形態と同様であるので、同一の部分には図面に同一の符号を付し、説明を省略する。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図5において、本実施形態に係る空気入りタイヤ20では、ブロック24の内側壁部24Aを形成する中央周方向主溝14に、細溝部14Bと太溝部14Cとがタイヤ周方向に交互に形成されているので、雪上走行時に、太溝部14C内に雪(図示せず)が導かれ易い。この太溝部14C内に導かれた雪は、空気入りタイヤ20が回転して行く間に細溝部14Bに至る。
この細溝部14Bは、太溝部14Cより幅狭であり、中央周方向主溝14は該太溝部14Cから細溝部14Bに変化する部位で狭窄している。太溝部14C内に導かれた雪が細溝部14B内へ進入することが抑制されるので、該雪が漸次圧縮され、より強靭な雪柱(図示せず)が形成される。また中央周方向主溝14は、外側周方向主溝16よりも浅く設定されているので、ブロック24の剛性が大きく、雪上性能がより良好である。このため、雪上性能と耐偏摩耗性とを、より高いレベルで両立させることができる。
(試験例)
従来例(図7)、比較例(図6)、実施例1(図1)及び実施例2(図5)に係る空気入りタイヤについて、耐偏摩耗性と雪上性について試験を行った。試験結果は、表1に示されるとおりである。
図6において、比較例に係る空気入りタイヤ100は、ブロック24の外側壁部24Bに段差部が形成されていない点で、実施例1と異なっている。図7において、従来例に係る空気入りタイヤ200では、ブロック24の内側壁部24A及び外側壁部24Bが、何れもタイヤ周方向に直線状に形成されている。
試験条件は次のとおりである。
タイヤサイズ 195/85R16 114/112L
リム 5.5K×16
内圧 600kPa
荷重 9800N(1t)
耐偏摩耗性は、空車にて10000km走行後、リブパンチ摩耗量とH&T段差量を計測することにより評価した。リブパンチ摩耗量は、中央周方向主溝と外側周方向主溝の残溝の差により評価した。H&T段差量は、タイヤ周方向に隣接するブロック間の段差量を測定することにより評価した。H&T段差量の測定は、ブロック24の内側(内側壁部24A寄り)の部分と、外側(外側壁部24B寄り)の部分で行った。
雪上性能は、専用コースにおいて、雪上での周回タイムを計測して、平均値を算出した。表1において、雪上性能は、従来例を100とした指数により示されており、数値が大きいほど良好な結果であることを示している。
この試験結果から、実施例1,2は、従来例や比較例と比べて、リブパンチ摩耗量やH&T段差量が少なく、耐偏摩耗性が向上しており、かつ雪上性能も向上していることがわかった。即ち、実施例1,2に係る空気入りタイヤによれば、雪上性能と耐偏摩耗性とを両立させることが可能であることが確認できた。
Figure 2012066799
10 空気入りタイヤ
12 トレッド
14 中央周方向主溝(周方向主溝)
14B 細溝部
14C 太溝部
16 外側周方向主溝(周方向主溝)
18 中央横主溝(横主溝)
20 空気入りタイヤ
22 端部横主溝(横主溝)
24 ブロック
24A 内側壁部
24B 外側壁部
26 段差部
W 段差部の幅

Claims (3)

  1. トレッドに、
    タイヤ周方向に延びる複数本の周方向主溝と、
    タイヤ周方向と交差する方向に延びる複数本の横主溝と、
    前記周方向主溝と前記横主溝とにより区画され、タイヤ幅方向外側に位置する外側壁部がトレッド平面視で凹状に形成されたブロックと、
    前記外側壁部に設けられ、該外側壁部よりタイヤ幅方向に張り出す段差部と、
    を有する空気入りタイヤ。
  2. 前記段差部は、前記外側壁部に設けられている請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記ブロックのうち、タイヤ幅方向内側に位置する内側壁部は、トレッド平面視で凸状に形成され、
    該内側壁部を形成する前記周方向主溝は、前記外側壁部を形成する前記周方向主溝よりも浅く、かつ細溝部と該細溝部より幅広の太溝部とがタイヤ周方向に交互に形成されている請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ。
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