JP2012066638A - 架装用補強部材の取付方法および架装用補強部材取付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この架装用補強部材取付構造は、コ字状をなすシャシフレーム3の側面に装着されるとともに、シャシフレーム孔3aの対向位置に形成された取付け孔を有する矩形形状の複数の補助板31と、L字状の一対の補強部材本体25,35とを備え、複数の補助板31が、シャシフレーム3の長手方向に沿って車幅方向外側側面にシャシフレーム孔3aを用いてボルト締結により装着され、一対の補強部材25,35が、シャシフレーム3をその上下から挟持するように配されており、補助板31と一対の補強部材25,35とが、車幅方向外側面にて補助板31と一対の補強部材25,35とに限って相互に溶接されている。
【選択図】図2
Description
その際、図6に類例を示すように、シャシフレーム3の強度を上げるために、横断面がL字状をなし車両前後方向に長尺な補強部材125,135をコ字状のシャシフレーム3の上下に配している。そして、上下の補強部材125,135をシャシフレーム3にそれぞれすみ肉溶接W1するとともに、シャシフレーム3の側面部に当接する面に大きな孔125d、135dを設け、各孔125d、135dに対して円形のスロット溶接W2を複数個所に行なっている。
そこで、他の取付構造として、シャシフレームと補強部材とを溶接で固着せず、多数のボルト等でシャシフレームに補強部材を取り付けることも考えられる。
図1に示すように、この車両搭載型クレーン付き車両1は、自車両の後方のシャシフレーム3上に荷台5を有している。この荷台5の前端部には、荷台5に積載した貨物等の運転室1a側の部材への接触を防止するための鳥居5aが取り付けられている。そして、この鳥居5aと運転室1aとの間に作業機械として車両搭載型クレーン(以下、単に「クレーン」ともいう)20が架装されている。
図2に要部の拡大図を示すように、この架装用補強部材30は、複数の補助板31(この例では6枚)と、横断面がL字状(図3参照)をなす一対の補強部材本体25,35とから構成されており、これらがコ字状をなすシャシフレーム3に車幅方向外側面側から装着される。
まず、この架装用補強部材30の取付に際しては、使用する複数の補助板31の枚数、およびシャシフレーム3の側面に対する各補助板31の配置位置を決める。補助板31の枚数および配置位置は、上部の補強部材本体25、下部の補強部材本体35の固着位置、およびシャシフレーム3の長手方向での範囲に合わせて、補助板31を車幅方向外側面に当てる位置、および枚数を決める。
そして、位置合わせした補助板31とシャシフレーム3をボルト・ナット32を用いて締結する。つまり、補助板31の車幅方向外側面側からボルト32aを挿入し、シャシフレーム3の内側からナット32bで固定する(補助板装着工程)(図3、図4(b)参照)。
次いで、この補強部材配置工程の後に、シャシフレーム3に対しては溶接することなく、上下の補強部材本体25側面の溶接取付用孔25d、35dについては円形のスロット溶接W2で補助板31に固着させ、上下の補強部材本体25,35の端部と補助板31とをすみ肉溶接W1で固着させる(溶接工程)(図2、図5参照)。これにより、この架装用補強部材取付構造によれば、補助板31と上下一対の補強部材本体25,35が溶接で固着させるため、固着後の架装用補強部材30は一体化した剛体を形成する。
まず、図2ないし図3に示すように、クレーン20を固定する位置に合わせて上部の補強部材本体25上にべース4を戴置させ、上部の補強板本体25とべース4とを溶接によって固着させる。次いで、クレーン固定用のボルト22の位置に合わせてボルトブラケット24を一対の補強部材本体25,35にそれぞれ溶接で固着させる。ボルトブラケット24は、車両前後左右の計4ヶ所設ける。次いで、べース4上にクレーン20を載せ、最後に、計4ヶ所のボルトブラケット24とクレーン20とを4ヶ所のボルト22とナット23とによって固定させる。
この架装用補強部材30の取付方法および取付構造は、上述したように、シャシフレーム3の上下部の補強部材本体25,35と補助板31とに限って溶接で固着させるので、シャシフレーム3への溶接を行なうことなしに固着後は、架装用補強部材30を一体化した剛体として形成させることができる。そして、このような構成であれば、それによってクレーン20の吊荷の吊下作業時に発生するシャシフレーム3のたわみは、補助板31を固定するボルト32aで受けずに、シャシフレーム3の上下の補強部材本体25,35とシャシフレーム3の上下の接触面で支えることができる。これにより、従来の補強部材と同等以上の強度を保ちつつも、シャシフレーム3へ直接溶接を施すことなく補強部材を取付けることができる。換言すれば、補強部材を直接シャシフレームにボルト固定する従来の場合と比べ、ボルト32aに無理なせん断力がかからず、それ故、ボルト32aの取付数が少なくて済み、また、ボルト径を太くする必要がない。
また、この架装用補強部材30の取付方法および取付構造によれば、補助板31の取付けボルト32aは、上部側はシャシフレーム3の上方、および下部側はシャシフレーム3の下方の可及的近傍に設けているので、補助板31をシャシフレーム3からはがす方向への力を抑制する効果を生じさせる上で好適である。
例えば、上記実施形態では、作業機械として車両搭載型クレーンを例に説明したが、これに限定されず、種々の作業機械に適用可能であり、また、車両についても、当該車両のシャシフレームに作業機械を後付けする際に必要な補強をする用途であれば、種々の車両に適用可能であることは勿論である。
2 アウトリガ
3 シャシフレーム
4 ベース
5 荷台
6 コラム
7 ブーム
8 ブーム伸縮用油圧シリンダ
9 ブーム起伏用油圧シリンダ
10 ウインチ用油圧モータ
11 ウインチ
12 ワイヤロープ
13 フック
20 車両搭載型クレーン(作業機械)
22 (クレーン固定用)ボルト
23 (クレーン固定用)ナット
24 ボルトブラケット
25 (上部)補強部材本体
30 架装用補強部材
31 補助板
32 (補助板固定用)ボルト・ナット
35 (下部)補強部材本体
W1 すみ肉溶接
W2 スロット溶接
Claims (2)
- 車両のシャシフレームに作業機械を架装する際に必要な補強をするために用いられ、横断面がコ字状をなすとともに自身の車幅方向外側面にシャシフレーム孔が貫通形成されているシャシフレームに装着される架装用補強部材の取付方法であって、
前記シャシフレームの外側面に装着されるとともに、前記シャシフレーム孔の対向位置に形成されたボルト締結用の取付け孔を有する複数の補助板と、前記シャシフレームを車両上下方向から挟持するように配されて横断面がL字状をなす一対の補強部材本体とからなる補強部材を用い、
前記複数の補助板を前記シャシフレームの長手方向に沿って車幅方向外側面に前記取付け孔とシャシフレーム孔を用いてボルト締結により装着する補助板装着工程と、該補助板装着工程の後に、前記一対の補強部材本体を前記シャシフレームを車両上下方向から挟持するように配する補強部材配置工程と、該補強部材配置工程の後に、車幅方向外側面にて前記補助板と前記一対の補強部材本体とに限って相互を溶接する溶接工程とを含むことを特徴とする架装用補強部材の取付方法。 - 車両のシャシフレームに作業機械を架装する際に必要な補強をするために用いられ、横断面がコ字状をなすとともに自身の車幅方向外側面にシャシフレーム孔が貫通形成されているシャシフレームに装着される架装用補強部材取付構造であって、
前記シャシフレームの外側面に装着されるとともに、前記シャシフレーム孔の対向位置に形成されたボルト締結用の取付け孔を有する複数の補助板と、前記シャシフレームを車両上下方向から挟持するように配されて横断面がL字状をなす一対の補強部材本体とからなる補強部材を備え、
前記複数の補助板は、前記シャシフレームの長手方向に沿って車幅方向外側面に前記取付け孔とシャシフレーム孔を用いてボルト締結により装着され、前記一対の補強部材本体は、前記シャシフレームを車両上下方向から挟持するように配されており、前記補助板と前記一対の補強部材本体とが、車幅方向外側面にて前記補助板と前記一対の補強部材本体とに限って相互に溶接されていることを特徴とする架装用補強部材取付構造。
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WO2021153064A1 (ja) * | 2020-01-27 | 2021-08-05 | ダイムラー・アクチェンゲゼルシャフト | 車両用フレーム、及び、車両 |
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