JP5389680B2 - 建設機械 - Google Patents

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本発明は、建設機械に関し、詳しくは、建設機械に設けられるハンドレール及び手摺の取付構造に関する。
杭打機や自走式クレーン、油圧ショベルなどの建設機械では、建設機械本体(上部旋回体)の機器室内に収容されているエンジンや油圧ポンプなどを点検する際の安全性を確保するため、建設機械本体上部にハンドレールや手摺を設けるようにしている。ハンドレールや手摺の構造は、建設機械の形状や大きさによって異なるが、通常は、ハンドレール又は手摺のいずれか一方のみを設けるようにしている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
特開2009−144334号公報 特開2004−324277号公報 特開2005−137570号公報
例えば、側面に設けた点検扉から機器室内部の機器を点検するように形成した建設機械では、機器室の周囲に設けた足場の端部には手摺を設けるようにしているが、機器室の上面部には手摺を設けずにハンドレールを設けることが多い。しかし、機器室上面部での作業が必要になった場合には、高所作業になることから手摺を設置する必要が生じる。この場合、ハンドレールが天井部に溶接されていると、ハンドレールを取り除く作業に手間が掛かり、手摺を取り付ける作業にも多大な手間が掛かるという問題があった。
そこで本発明は、ハンドレールと手摺との交換作業を容易に行うことができるとともに、手摺としての安全基準を満たし、かつ、着脱も可能な手摺を取り付けることができる建設機械を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の建設機械は、建設機械の天板上面にハンドレールと手摺とのいずれか一方を選択して取り付ける構造であって、前記天板には、あらかじめ設定された位置に複数のボルト締結穴が設けられ、前記ハンドレールは、レール部と、該レール部を支持する複数のブラケット部と、該複数のブラケット部の下端に設けられた複数の取付基板とを備えるとともに、該取付基板には、前記ボルト締結穴の位置に対応した位置にボルト挿通孔が設けられ、前記手摺は、複数の支柱の上部に設けられたトップレール及び前記支柱の高さ方向中間部に設けられた中桟を有する手摺本体と、前記複数の支柱の下端をそれぞれ着脱可能に保持する複数の支柱支持部材と、該複数の支柱支持部材を手摺長手方向に保持した手摺取付部材とを備えるとともに、該手摺取付部材は、前記ボルト締結穴の位置に対応した位置にボルト挿通孔を有する取付基板部と、該取付基板部から上方に立設された幅木部とを有していることを特徴としている。
本発明の建設機械によれば、天板上面にハンドレールを取り付ける際には、ハンドレールに設けられた複数の取付基板の各ボルト挿通孔を、天板に設けられているボルト締結穴に合わせて取付ボルトを締結することにより取り付けることができる。また、ハンドレールを手摺に交換する際には、取付ボルトを抜いてハンドレールを取り外した後、手摺取付部材の取付基板部に設けられた複数のボルト挿通孔を天板に設けられているボルト締結穴に合わせて取付ボルトを締結して取り付け、手摺取付部材に保持された各支柱支持部材に手摺本体の支柱の下端を保持させることにより、天板上部に手摺を設置することができる。また、建設機械の輸送時などで手摺が高さ制限を超える場合には、支柱支持部材から手摺本体を取り外すことにより、天板上面からの高さを幅木部の高さにまで低くすることができる。さらに、手摺の下端部には支柱支持部材の幅木部が設けられ、手摺の高さ方向中間部には中桟が設けられているので、手摺下部からの墜落を防止できる。
本発明の建設機械一形態例を示す杭打機の側面図である。 杭打機の機器室天板部分を示す平面図である。 天板上面にハンドレールを取り付けた状態を示す杭打機の要部側面図である。 図3のIV−IV断面図である。 天板上面に手摺を取り付けた状態を示す杭打機の要部側面図である。 図5のVI−VI断面図である。 支柱下端部の支持構造の他の形態例を示す断面平面図である。 同じく断面側面図である。
本形態例に示す建設機械は、主な構成要素として、下部走行体11と、該下部走行体11の上部に旋回可能に設けられた上部旋回体12と、該上部旋回体12の前部に設けられたフロントブラケット13に起伏可能に設けられたリーダ14と、該リーダ14を上部旋回体12の後部から支持するバックステー15とを備えた杭打機であって、前記リーダ14には、各種作業装置、例えばオーガを駆動するオーガ駆動装置16ななどがリーダ14に沿って昇降可能に設けられ、リーダ14の頂部には複数のワイヤロープ17が掛け回されるトップシーブブロック18が設けられている。
上部旋回体12の前部には運転室19が設けられ、両側部にはエンジンや油圧ポンプなどを収容した機器室20が設けられている。この機器室20の側面には複数の点検扉21や梯子22が設けられ、機器室20の天板23の上面には、エアクリーナ24や排気管25などが設けられている。そして、図2に示すように、天板23の側端部には、あらかじめ設定された位置に複数、本形態例では9箇所にボルト締結穴26が設けられている。このボルト締結穴26は、天板23に通孔を設けるとともに天板内面にナット27を溶接により固着し、ハンドレール31や手摺41を取り付けるための取付ボルト28を着脱可能に締結できるようにしている。
図3及び図4は、天板23の側端部上面にハンドレール31を取り付けた状態を示している。ハンドレール31は、レール部32と、該レール部32を下方から支持する複数のブラケット部33と、該複数のブラケット部33の下端に設けられた複数の取付基板34とを溶接により一体的に形成したものであって、取付基板34には、前記ボルト締結穴26の位置に対応した位置にボルト挿通孔35がそれぞれ設けられている。
ハンドレール31は、前記取付基板34を所定位置に配置し、各ボルト挿通孔35を天板23の前記ボルト締結穴26にそれぞれ位置合わせした状態で、取付基板34の上方からボルト挿通孔35に挿通した取付ボルト28を前記ナット27に螺着して締め付けることにより、天板23の側端部上面の所定の位置に所定の状態で取り付けられる。通常、このハンドレール31は、杭打機の標準仕様としてあらかじめ設置されている。
図5及び図6は、天板23の側端部上面に手摺41を取り付けた状態を示している。手摺41は、複数の支柱42の上部に設けられたトップレール43及び前記支柱42の高さ方向中間部に設けられた中桟44を有する手摺本体45と、前記複数の支柱42の下端をそれぞれ着脱可能に保持する複数の支柱支持部材46と、該複数の支柱支持部材46を手摺長手方向に保持した手摺取付部材47とを備えている。
前記手摺取付部材47は、手摺41の長さより僅かに長い寸法を有するアングル材又は板材を曲げ加工したものが用いられており、天板上面に敷設される取付基板部48と、該取付基板部48の外端から上方に立ち上がった幅木部49とを有している。取付基板部48には、前記ボルト締結穴26の位置に対応した位置にボルト挿通孔50がそれぞれ設けられている。
本形態例に示す手摺41では、1本のパイプを曲げ加工することによって2本の支柱42とトップレール43とを一体成形しており、トップレール43は、天板上面からの高さが85cm以上になるように設定されている。また、中桟44は、天板上面からの高さが35〜50cmの位置に1本又は2本が設けられている。
支柱支持部材46は、前記支柱42を挿入可能な内径を有する短管を加工して用いており、上半部に筒状の支柱挿入部46aを形成するとともに、下半部には外方側を切り欠いて半円状とした固着部46bを形成している。この支柱支持部材46は、幅木部49に設けられた切欠部49aに支柱挿入部46aの下端部を係合させた状態で、固着部46bと幅木部49とを溶接するとともに、固着部46bの下端と取付基板部48の上面とを溶接し、さらに、補強部材51を溶接することによって手摺取付部材47に強固に固着されて保持された状態となる。
また、支柱支持部材46の支柱挿入部46aと支柱42の下端部とには、ピンやボルトなどからなる手摺固定具52を挿通するための貫通孔53がそれぞれ設けられており、支柱42の下端部を支柱挿入部46a内に挿入し、支柱42の下部に設けられたフランジ42aの下面を支柱挿入部46aの上端面に当接させた状態で貫通孔53に手摺固定具52を挿入することにより、天板23の上面に手摺取付部材47及び支柱支持部材46を介して手摺本体45を立設させた状態となる。
さらに、手摺41が輸送時の高さ制限を超えるような場合でも、前記手摺固定具52を貫通孔53から抜き取ることで手摺本体45を支柱支持部材46から取り外すことによって対応することができる。しかも、簡単な操作で手摺本体45を着脱することができる。
また、手摺取付部材47に吊り上げ用係止孔54を設けておくことにより、天板23上面への手摺取付部材47の取付作業も容易に行うことができる。さらに、幅木部49をハンドレールとして利用することもできる。
図7及び図8は、支柱下端部の支持構造の他の形態例を示すもので、手摺取付部材47の幅木部49の外面に溝形鋼55を取り付けて前記支柱42を挿入可能な筒状の支柱挿入部55aを形成するとともに、溝形鋼55の外壁に雌ねじ部材56を固着し、この雌ねじ部材56にねじ込まれる雄ねじ部材57の先端で、支柱挿入部55aに挿入された支柱42の下端部を幅木部49の外面に向けて押圧することにより、支柱支持部材46に手摺本体45を強固に立設させるようにしている。
なお、ハンドレールや手摺の形状や構造は任意であり、手摺の中桟を板状、網状などにすることもでき、支柱下端部の支持構造も、支柱本体の大きさや必要な強度に応じて適宜選択することができる。また、自走式クレーン、油圧ショベルなど、杭打機以外の各種建設機械に適用することができる。機器室上面に限らず、他の位置にハンドレールや手摺を設ける際にも適用することができる。
11…下部走行体、12…上部旋回体、13…フロントブラケット、14…リーダ、15…バックステー、16…オーガ駆動装置、17…ワイヤロープ、18…トップシーブブロック、19…運転室、20…機器室、21…点検扉、22…梯子、23…天板、24…エアクリーナ、25…排気管、26…ボルト締結穴、27…ナット、28…取付ボルト、31…ハンドレール、32…レール部、33…ブラケット部、34…取付基板、35…ボルト挿通孔、41…手摺、42…支柱、42a…フランジ、43…トップレール、44…中桟、45…手摺本体、46…支柱支持部材、46a…支柱挿入部、46b…固着部、47…手摺取付部材、48…取付基板部、49…幅木部、49a…切欠部、50…ボルト挿通孔、51…補強部材、52…手摺固定具、53…貫通孔、54…吊り上げ用係止孔、55…溝形鋼、55a…支柱挿入部、56…雌ねじ部材、57…雄ねじ部材

Claims (1)

  1. 建設機械の天板上面にハンドレールと手摺とのいずれか一方を選択して取り付ける構造であって、前記天板には、あらかじめ設定された位置に複数のボルト締結穴が設けられ、前記ハンドレールは、レール部と、該レール部を支持する複数のブラケット部と、該複数のブラケット部の下端に設けられた複数の取付基板とを備えるとともに、該取付基板には、前記ボルト締結穴の位置に対応した位置にボルト挿通孔が設けられ、前記手摺は、複数の支柱の上部に設けられたトップレール及び前記支柱の高さ方向中間部に設けられた中桟を有する手摺本体と、前記複数の支柱の下端をそれぞれ着脱可能に保持する複数の支柱支持部材と、該複数の支柱支持部材を手摺長手方向に保持した手摺取付部材とを備えるとともに、該手摺取付部材は、前記ボルト締結穴の位置に対応した位置にボルト挿通孔を有する取付基板部と、該取付基板部から上方に立設された幅木部とを有していることを特徴とする建設機械。
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