JP5254758B2 - 開口部用巾木の支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建築現場において床面開口部から工具や部品等の落下を防止するために、開口部周辺を垂直方向に覆う巾木の支持装置に関するものである。
建築現場においては、床面開口部が所々に存在する。例えば、階段を設けた箇所では階上の床面が開口することになる。このような床面開口部の開口部周辺には、仮設の手摺を設けることによって転落防止が図られている。建築現場で利用する仮設手摺としては、床面の梁や鉄骨階段の側板に固定した支柱に、手摺をクランプなどで連結固定した構造である
実開平4−40647号
床面開口部に仮設用の手摺を設けることは、現場の作業者の転落防止を図る上で重要なことであるものの、床面開口部から工具や部品などの落下を防止することについては何等考慮されていないのが実情である。
しかしながら、床面開口部から部品等の落下を防止するためには、開口部周辺を覆う必要があるが、開口部周辺に巾木を垂直方向に取り付けることは著しく手間がかかり、このことが要因となってそのまま放置されてしまうことに繋がっていた。
建築現場における仮設部材の設置は、現場作業者の安全を図る上で重要であるが、仮設用であることから、取り付け取り外しが容易でなければならないことや、同じ部品であらゆる箇所に取り付けできるようにして作業効率を図ることも重要な要素となる。例えば、一本の支柱で開口部の2辺に巾木を固定しなければならない場合など、支柱と開口部周辺との間隔が一定でなくても連結固定できなければ、作業や管理が煩雑になってしまう。
このため、特許文献1の透析器支持装置のように巾木用のクランプと支柱用のクランプを連結しただけでは、単に巾木を支柱に取り付けることについては可能となるが、取り付け間隔が一定となるため、支柱の固定位置が制約されることになり仮設部材の設置に手間がかかってしまう問題が生じる。
そこで本発明者は上記課題に鑑み鋭意研究した結果、本発明を成し得たものであり、その特徴とするところは、建築現場における床面開口部の周辺を垂直方向に囲うための巾木を支持する支持装置において、該床面開口部への転落防止を図るための手摺を支持する鉛直方向に設けられた支柱の周面に固定する支柱クランプと、巾木の上端部から挟持する巾木クランプを、該支柱の長手方向と同じ方向を軸にして可回転に連結したものであって、該巾木クランプは、リンク機構により支持プレートに対し巾木を挟持する押圧板を押し付ける構造であって、該押圧板を揺動させるレバーは死点を越える位置で固定させることにある。
本明細書中でいう「巾木」とは、開口部周辺の床面から垂直方向に設けることにより、該開口部を覆う板材をいう。本発明に係る開口部用巾木の支持装置においては、床面開口部周辺に取り付けられた支柱に連結固定することによって巾木を開口部周辺に設置する。支柱は、床面開口部への転落防止を図るための手摺を取り付けるために設けられたものである。
「クランプ」とは、支柱の周面に挟み付けることによって取り付ける支柱クランプと、板状の巾木の上端部から挟持する巾木クランプをいう。これらのクランプの構造は特に限定するものではないが、挟持状態で保持できるロック構造のものが好ましい。
これらのクランプは、支柱クランプを支柱に取り付けた状態で、支柱の長手方向と同じ方向を軸に可回転に連結している。これにより、巾木クランプは支柱から任意の位置に持ってくることができ、巾木を任意の位置で連結固定することができる。
本発明に係る開口部用巾木の支持装置は、支柱に取り付ける支柱クランプに対して、巾木を挟持する巾木クランプを該支柱の長手方向を軸にして可回転に連結したことにより、支柱と巾木の間隔が異なる場合でも巾木の固定を確実にすることができる。これは、支柱クランプと巾木クランプを可回転に連結したことと、支柱クランプが支柱の周面の任意の放射方向に固定できるためであり、一本の支柱で隣り合う辺の巾木を固定することもでき、支柱が少ない場合でも開口部周辺に巾木を設置することができる。
また、巾木クランプはリンク機構によりレバーの回動で巾木を挟持する押圧板を揺動させるため、レバーを死点を越えた位置でロックさせることにより、巾木の保持を確実にすると共に取り外しも容易にできるなど、実用上極めて有益な効果を有するものである。
本発明に係る開口部用巾木の支持装置は、床面開口部への転落防止を図るための手摺を支持する鉛直方向に設けられた支柱の周面に固定する支柱クランプと、巾木の上端部から挟持する巾木クランプを、該支柱の長手方向と同じ方向を軸にして可回転に連結し、該巾木クランプをリンク機構により支持プレートに対し巾木を挟持する押圧板を押し付ける構造として、該押圧板を揺動させるレバーを死点を越える位置で固定させたことで上記課題を解決した。
図1(a)(b)は、本発明に係る開口部用巾木の支持装置1の一実施例を示すもので、支柱2の周面に固定する支柱クランプ3と、開口部4周辺を鉛直方向に覆うように巾木5を挟持固定する巾木クランプ6とを、ピン7で回動可能に連結したものである。支柱クランプ3は係止鐶31をフック32に引っ掛け、レバー33で締め付ける構造である。
巾木クランプ6は、図2に示すようにレバー61を押し下げることでリンク機構により押圧板62を支持プレート63に押し付けて巾木5を挟持する。本例の巾木クランプ6は、4リンク機構によりレバー61を回動させて押圧板62を揺動運動させる構造である。この場合、連結プレート64のレバー61との連結部が、直線65上の死点Dを僅かに越えた位置でロックされるため、巾木5を強固に保持することができ、しかもその解除を容易にすることが可能となる。
この開口部用巾木の支持装置1は、図3に示すように床面の開口部4に設けた支柱2に支柱クランプ3を取り付けることにより、該支柱クランプ3と可回転に連結した巾木クランプ6で巾木5を支持する。支柱クランプ3が支柱2に対して上下方向及び周方向に任意に固定できることと、巾木クランプ6が該支柱クランプ3と可回転に連結したことにより、巾木5を任意の位置に固定することができる。
このため、開口部用巾木の支持装置1は図4のように1本の支柱2に2つ設けることで隣り合う周面を覆う巾木5を支持することもでき、支柱2の本数が少ない場合や、支持装置1の取り付け箇所を集約して作業性を向上させることも可能となる。
(a)は本発明に係る開口部用巾木の支持装置側面図、(b)は(a)の正面図である。(実施例1) 開口部用巾木の支持装置における巾木クランプで巾木を挟持する状態を示す側面図である。 本発明に係る開口部用巾木の支持装置で開口部周辺に設けた支柱に巾木を固定した状態を示す斜視図である。 本発明に係る開口部用巾木の支持装置による巾木の取り付け状態の他の例を示す平面図である。
符号の説明
1 開口部用巾木の支持装置
2 支柱
3 支柱クランプ
31 係止鐶
32 フック
33 レバー
4 開口部
5 巾木
6 巾木クランプ
61 レバー
62 押圧板
63 支持プレート
64 連結プレート
65 直線
7 ピン

Claims (1)

  1. 建築現場における床面開口部の周辺を垂直方向に囲うための巾木を支持する支持装置において、該床面開口部への転落防止を図るための手摺を支持する鉛直方向に設けられた支柱の周面に固定する支柱クランプと、巾木の上端部から挟持する巾木クランプを、該支柱の長手方向と同じ方向を軸にして可回転に連結したものであって、該巾木クランプは、リンク機構により支持プレートに対し巾木を挟持する押圧板を押し付ける構造であって、該押圧板を揺動させるレバーは死点を越える位置で固定させることを特徴とする開口部用巾木の支持装置。
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