JPH0959978A - 分解・組立て可能な作業装置 - Google Patents

分解・組立て可能な作業装置

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JPH0959978A
JPH0959978A JP23472895A JP23472895A JPH0959978A JP H0959978 A JPH0959978 A JP H0959978A JP 23472895 A JP23472895 A JP 23472895A JP 23472895 A JP23472895 A JP 23472895A JP H0959978 A JPH0959978 A JP H0959978A
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喜久男 面来
Shiyougo Waga
晶吾 和賀
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YAMATO KIKO KK
Sato Kensetsu Kogyo Co Ltd
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YAMATO KIKO KK
Sato Kensetsu Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 道路がない工事現場で、大型の土木作業装置
を使用可能にするために、作業装置を空輸可能な単位に
分割するとともに、組み立てと分解を容易に行い得るよ
うにする。 【構成】 杭打ち機1はクローラ装置20と車体フレー
ム10により走行部材を構成しており、車体フレーム1
0の先端部にガイドポスト部材3を配置し、車体フレー
ムの上部にスタンドユニット30、発電機ユニット5
0、油圧発生ユニット55、およびウインチユニット6
0等をそれぞれ取り外し可能なユニットとして配置して
いる。また、前記車体フレームには前後のアウトリガー
装置40、45を配置して、作業中の装置に対する支持
を行う。そして、前記各ユニットを分割した際に、運搬
可能な最大重量以下に構成できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路で接続されな
い山間部等において、鉄塔の建設作業等に使用する杭打
ち機等の大型の作業機に関し、特に、索道やヘリコプタ
ー等の搬送装置により搬送可能な重量のユニットに分割
可能に構成して、現場での組立・分解を容易に行い得る
ようにする分解・組立て可能な作業装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クレーンやその他のクローラ装置を走行
部に装備する作業機で、特に大型の装置の場合には、道
路を運搬する際に、装置本体からクローラ装置や、作業
用のブーム部材等を取り外して、トレーラ等により搬送
することが行われている。例えば、実開昭57−237
87号公報等に示される例においては、大型のクローラ
クレーンをトレーラにより搬送する際に、車体フレーム
を含む本体装置と、クローラ装置、カウンターウエイ
ト、ブーム部材等のユニットにそれぞれ分解し、公道を
トレーラにより搬送可能な重量と寸法の制限に対処させ
ることが提案されている。また、前記従来例において
は、車体フレームとクローラ装置との着脱を容易に行い
得るようにするために、クローラ装置のフレームに対し
てアクスルビームの先端部を挿入して固定する手段を設
けており、さらに、車体フレームに対してジャッキを取
り付けて、車体フレームの支持と、トレーラに載置する
作業を容易に行い得るような手段を用いている。
【0003】前記従来例とは別に、一般の杭打ち機や掘
削機等の作業機において、長いブームをトラックで搬送
可能な長さに分割し、車両本体とは別にしてトラックで
搬送することが行われている。また、杭打ち機等の装置
では、ハンマー装置等の装置を支持するガイドポスト部
材が、非常に重量が大きく、長いものとして構成されて
いるものであるから、トラックで搬送する際には、前記
ガイドポスト部材を所定の長さに分割することが行われ
ている。前述したように、一般の土木作業機では、道路
輸送に対処させるために、複数のユニットに分割した場
合でも、その1つのユニットの最大重量が20t程度に
すれば良いのであるから、車体フレームにはエンジンと
油圧発生ユニット、その他の主要な駆動装置等を一括し
て装備することができる。そして、クローラ装置やカウ
ンターウエイト等を取り外した場合にも、その後の組立
て等の作業は、大型のトレーラ等の運搬車両が入り込む
ことができる作業現場では、分解している装置を1つの
作業機として組み立てることは容易に行うことができる
ものとされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、道路で接続
されない山間部等において鉄塔の建設作業等に使用する
杭打ち機等の大型の作業機の場合には、索道やヘリコプ
ター等の搬送装置により搬送を行う必要があり、従来の
道路を経由して作業現場に搬送するように、20t単位
のユニットに分割する方法では対処できないという問題
が発生している。つまり、従来より、山間僻地で送電線
の鉄塔等を構築する際には、大型の作業機を使用するこ
とができないために、鉄塔の基礎を立坑を掘り下げてか
ら、鉄筋を組んでコンクリートを流して構築する等の手
段を用いており、そのために、作業期間が長くなること
や、工事費が高くなるなどの問題があった。
【0005】そして、前述したような問題を解消するた
めには、山の頂上や中腹に鉄塔を構築する現場でも、杭
打ち機等のような作業機を用いて、杭打ち基礎を施工す
ることが要求されている。しかながら、山間部を通る高
圧送電線路では、鉄塔を構築する場所が、山の頂上や中
腹の傾斜が急な位置になり、林道等を使用しても、鉄塔
施工現場まで作業機を搬送することが困難であるという
問題がある。そこで、前記従来例のように、大型の作業
機を分解する手段を適用して、ヘリコプター等により作
業機を現場まで搬送することも考えられるが、従来の市
販の作業機では、ヘリコプター等の装置を用いて搬送す
ることができる単位(例えば、最大2.8t)にまで、
分割することが困難であるという問題が残る。
【0006】つまり、従来の市販の作業機では、エンジ
ンや油圧ユニット、その他の付属の駆動装置等を、本体
のフレームに一体に設けており、それ等の部材を分割す
ることは不可能である。また、索道を用いて搬送する場
合でも、1つのユニットの重量が2.8t以下になるよ
うに分解することが必要であるとされる。そして、その
ような小さな単位に分割した場合でも、装置の組立て、
分解の作業を容易に行い得るような装置を構成すること
が望まれているのである。
【0007】本発明は、前述したような従来の作業機の
輸送上の問題を解消するもので、作業機を構成する各構
成部材をそれぞれのユニットとして構成して、空輸また
は索道での搬送を可能にし、車体フレームに対して各構
成ユニットを載置して位置決め・固定が可能なものと
し、作業現場での組立と分解等の作業を容易に行い得る
ような分解・組立て可能な作業装置を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、走行用のクロ
ーラ装置を設けた作業装置に関する。本発明において
は、ハンマー装置等の作業装置を支持するガイドポスト
部材と、走行用のクローラ装置、ガイドポスト部材に対
する支持部材としてのスタンドユニット、装置の前後の
アウトリガーユニット、作業装置に対する駆動用の発電
機ユニットと油圧発生ユニット、および、ウインチユニ
ットをそれぞれ車体フレームに対して着脱可能なユニッ
トとして構成し、前記車体フレームの前端部に配置する
ガイドポスト部材に対して、車体フレームの後部には重
量の大きな発電機ユニットと油圧発生ユニットとを配置
し、前記発電機ユニットと油圧発生ユニットを作業機の
カウンターウエイトとして用いるように構成している。
また、本発明において、前記車体フレームに対して着脱
可能に構成する作業用のユニットは、ユニットの重量を
搬送装置の最大負荷荷重以内に設定し、前記最大付加荷
重以上のユニットは、2つ以上の部材に分割可能に構成
することができる。
【0009】さらに、本発明においては、作業装置を支
持するガイドポスト部材に対する支持部材としてのスタ
ンドユニット、装置の前後のアウトリガーユニット、作
業装置に対する駆動用の発電機ユニットと油圧発生ユニ
ット、および、ウインチユニットをそれぞれ車体フレー
ムに対して着脱可能なユニットとして構成するととも
に、各ユニットと車体フレームの間には、ガイドピン手
段と固定ボルト手段とを用いて、車体フレームに対する
各ユニットの位置決めと固定を行う手段を構成すること
ができる。前記構成に加えて、本発明の作業機では、作
業装置のユニットを支持する車体フレームに対して、そ
の両側に走行用のクローラ装置を配置するとともに、前
記クローラ装置を車体フレームに対して接続するための
接続部には、クローラ装置のフレームに配置する接続部
材に上部に向けたV字状の案内溝を配置し、車体フレー
ム側の接続部材には前記V字状の溝に係合させるピン部
材を配置し、前記ピン部材の先端部には大径のフランジ
部材を配置して、クローラ装置に対して車体フレームを
下降させる状態で接続部材の位置決めを行い、その後に
ボルトを用いて固定する手段を設けることができる。
【0010】前述したように構成した本発明の作業機で
は、走行用のクローラ装置を取り付ける車体フレームに
対して、その上部に、装置の前後のアウトリガーユニッ
ト、作業装置に対する駆動用の発電機ユニットと油圧発
生ユニット、および、ウインチユニット等の装置をユニ
ットとして装着し、前記車体フレームの先端部に、ハン
マー装置等の作業装置を支持するガイドポスト部材と、
ガイドポスト部材に対する支持部材としてのスタンドユ
ニット等をそれそれ装備させた杭打ち機を構成すること
ができる。そして、前記杭打ち機においては、車体フレ
ームの前端部に配置するガイドポスト部材に対応させ
て、単位重量の大きな発電機ユニットと油圧発生ユニッ
トとを車体フレームの好端部に配置して、作業機のカウ
ンターウエイトとして用いることができ、従来の作業機
のように、カウンターウエイト部材を別体に設けなくて
も、作業機のバランスを保ち得る装置を構成している。
【0011】また、本発明の分解・組立て可能な作業装
置において、車体フレームに載置する発電機ユニット、
油圧発生ユニット等の各ユニットは、車体フレームとの
間でガイドピン手段により位置決めを行った状態で、固
定ボルト手段を使用して固定保持させるように構成する
ので、車体フレームに対してユニットを固定保持させる
ための作業を容易に行うことができる。さらに、車体フ
レームに対してクローラ装置を取り付ける接続部では、
クローラ装置のフレームの接続部材に配置するV字状の
溝に対して、車体フレームの接続部材に設けたピン部材
を組み合わせ、前記ピン部材の頭部に設けた大径のフラ
ンジ部材を介して、両者の接続部材の相互の位置決めを
容易に行うことが可能である。
【0012】したがって、クローラ装置に対して車体フ
レームを組立てる場合には、2つのクローラ装置を所定
の間隔で配置しておき、その中央部に車体フレームを下
降させることにより、クローラ装置の接続部材に設けた
案内溝に対して、車体フレームから突出させて配置する
接続部材のピン部材を位置決めすることが可能になる。
そして、前記ピン部材の先端部のフランジがクローラ装
置を車体フレームに対して位置決めする作用により、車
体フレームに対して2つのクローラ装置の位置決めと接
続の作用を行うので、前記接続部では、対向する接続部
材をボルト等により固定して、装置の下部の機構を容易
に組み立てることが可能になる。
【0013】
【実施例】図示される例にしたがって、本発明の分解・
組立て可能な作業装置を説明する。図1、2に示す例
は、本発明の分解・組立て可能な作業装置を杭打ち機と
して構成した場合を示すもので、杭打ち機1は、走行用
のクローラ装置20、20aを車体フレーム10の両側
に配置し、前記車体フレームの先端部にはハンマー装置
2を案内するガイドポスト部材3をポスト支持部材6を
介して設けている。前記ガイドポスト部材3に支持され
るハンマー装置2は、一般の杭打ち機に使用されるウエ
イトを上昇させて自重で落下させる方式のハンマー部材
を使用して、鋼管杭等の既成杭を施工する場合を示して
いる。また、前記ハンマー装置2としては、ディーゼル
ハンマーまたは、オーガー駆動装置等を使用することが
できるものであるが、前記ハンマー装置の種類を選択す
ることにより、鉄塔を施工する現場の環境等の条件に対
応させることが可能である。さらに、本発明の杭打ち機
においては、前記ガイドポスト部材3を立てた状態で保
持するために、車体フレームの先端部付近にスタンドユ
ニット30を配置し、前記スタンドユニット30の頂部
の接続部材33と、ガイドポスト部材3の上部に設けた
ポスト接続部材38の間に、油圧アーム部材36、37
を配置している。前記2つの油圧アーム部材は、ガイド
ポスト部材3を倒す場合と、立てる作業にも使用するも
ので、後述する油圧発生ユニットから供給される圧油に
より作動する。
【0014】そして、前記ガイドポスト部材3において
は、頂部に配置する頭部部材5に複数のホィール66を
配置し、後述するウインチユニット60に設ける2つの
ウインチ62、63(図4に図示)から繰り出すワイヤ
64……を、ガイドホィール65を用いて案内し、ハン
マー装置2の上下動の案内を行う。また、別のウインチ
とワイヤとを用いて、ポスト支持部材6を用いて杭等を
吊り上げる作業等を行うことができるが、それ等の2つ
のウインチを作動させてハンマー装置や杭K等を吊り上
げる作業は従来のハンマー装置の場合と同様にして行う
ことができる。
【0015】前記ガイドポスト部材3には、ハンマー装
置2を案内するためのガイド部材4を配置しており、前
記ガイドポスト部材3とガイド部材4とを一体にして、
長さ方向に複数のセクションに分割できるように構成し
ている。図示されるガイドポスト部材の例において、ガ
イドポスト部材の中間部に中接続部8を配置し、ガイド
ポスト部材の上部の頭部部材5との間には上接続部7を
配置し、さらに、ガイドポスト部材3とポスト支持部材
6の間には下接続部9をそれぞれ配置している。前記各
接続部7〜9においては、ガイドポスト部材の各セクシ
ョンの端部に設けた大径のフランジに対して、多数のボ
ルト孔を配置し、接続する各部材のフランジを合わせた
状態で、ボルトを用いて接続する手段を構成している。
また、ハンマー装置を案内するために、太い鋼製の円筒
状部材として構成されるガイドポスト部材は、単位重量
が2.8t以下になるような単位部材に分割できること
になる。
【0016】前記車体フレーム10の上には、ガイドポ
スト部材を支持するためのスタンドユニット30の他
に、ウインチユニット60、発電機ユニット50、油圧
発生ユニット55と、車体フレームの前後に配置するア
ウトリガーユニット40、45をそれぞれ設けている。
前記車体フレームに載置する各ユニットにおいて、ユニ
ットの重量の大きな発電機ユニット50は車体フレーム
10の後端部に配置しており、次に重量の大きい油圧発
生ユニット55は、発電機ユニット50に隣接させて配
置している。そして、前記重量の大きなユニットを、車
体フレームの後端部に対して配置することにより、装置
本体の後端部に対して、発電機ユニットと油圧発生ユニ
ットとによりカウンターウエイトとしての作用を持たせ
ることができるようにする。なお、本実施例において、
発電機ユニット50は、例えば、100kw程度の発電
容量を有する装置として、エンジンと発電機とを組み合
わせて構成するもので、市販の任意の発電機を使用する
ことが可能である。また、本発明の各作動装置は、全て
油圧で駆動される装置として構成されているものであ
り、油圧発生ユニット55に設けた油圧ポンプから各作
動ユニットに向けて圧油を供給する装置を構成し、装置
の任意の位置に配置する制御装置(図示を省略)を介し
て、1人のオペレータが操作できるような装置を構成し
ている。
【0017】前記車体フレームの前後の位置に配置する
アウトリガーユニット40、45は、ハンマー装置を用
いて杭打ち作業をを行う際に、装置の安定を最良な状態
で維持できる位置に配置されるが、本実施例では、図4
で示すように、前アウトリガーユニット40のアウトリ
ガースタンド42、43を結ぶ線が、ガイドポスト部材
3の中心よりも前方に位置するように配置している。ま
た、後アウトリガーユニット45の2つのアウトリガー
スタンド47、48は、発電機ユニット50と油圧発生
ユニット55の間の位置に配置している。さらに、本実
施例において、車体フレームの先端部付近には、スタン
ドユニット30を配置しており、前記ガイドポスト部材
3に沿わせてハンマー装置を移動させるためのウインチ
ユニット60は、油圧発生ユニット55とスタンドユニ
ット30の間の空間部に配置することができる。そし
て、前述したようにして、車体フレームの上部に杭打ち
機を構成する各ユニットを着脱可能に配置することによ
り、既成の杭打ち機とは異なる構造を有するが、同一の
性能を有する杭打ち機1を構成し、各構成ユニットを車
体フレームに対して着脱可能な装置を構成することがで
きる。
【0018】前記杭打ち機1において、車体フレーム1
0に対して配置する各ユニットの構成と配置関係を、図
3、4にしたがってさらに説明する。図3に示されるよ
うに、本発明の装置の走行部材を構成するクローラ装置
20は、クローラフレーム22の前後の部分に配置する
駆動ホィール24と従動ホィール25とに、鋼製のクロ
ーラ21を巻き掛けているもので、前記駆動ホィール2
4を油圧モータ23により駆動する。また。前記クロー
ラフレーム22の下部には、所定の間隔で下部コロ26
……を多数配置し、前記フレーム22の上部には2つの
上部コロ27……を配置して、クローラ21に対する案
内を行うように構成している。なお、本実施例で示す杭
打ち機1では、杭打ちの現場が平らでないことが多いた
めに、クローラを駆動するための油圧モータは、通常の
平地で使用する装置よりも駆動力の大きなものとして構
成している。
【0019】前記車体フレーム10の上部に配置する各
ユニットにおいて、スタンドユニット30は、スタンド
フレーム34、35を介して車体フレームに載置すると
ともに、車体フレームに対して位置決め部材とボルトに
よる固定手段を介して取り付ける。また、前アウトリガ
ーユニット40は、図4に示されるように、平面視で略
くの字状に構成したフレーム41の先端部に、2つのア
ウトリガースタンド42、43を配置しており、前記ア
ウトリガースタンドはフレームに対して出没可能なアー
ム部材と、油圧シリンダにより構成されるスタンド部材
とを組み合わせて構成している。前記前アウトリガーユ
ニット40のフレーム41も、車体フレームに対して後
述するような位置決め部材と、ボルトによる固定手段を
用いて取り付けるようにする。前記前アウトリガーユニ
ット40とは別に、後アウトリガーユニット45におい
ては、フレーム46は略直線状に構成したものを用いて
おり、前記フレーム46を車体フレームに対して位置決
め部材と、ボルトによる固定手段を用いて取り付け、ク
ローラ装置の後部の位置にアウトリガースタンド47、
48を配置させるようにする。そして、杭打ち作業中の
装置の重量と、ハンマー装置の動作による反力とを、前
記前アウトリガーユニット40と後アウトリガーユニッ
ト45により支持する。
【0020】前記図3、4に示される例において、車体
フレーム10の上部に配置する他のユニットのうち、発
電機ユニット50はフレーム51を介して車体フレーム
10に取り付け、油圧発生ユニット55はフレーム56
を介して車体フレーム10に取り付けている。また、ウ
インチユニット60は、フレーム61を介して車体フレ
ーム10に取り付けるが、前記フレーム61には、2つ
のウインチ62、63を配置している。そして、前記ウ
インチユニット60が制限重量よりも軽い場合には、ウ
インチユニットを1つのユニットとして取り扱うことが
できるが、ウインチユニットの重量が大きい場合には、
ウインチをフレーム61から外して個別に取り扱うこと
も可能である。
【0021】
【ユニットの位置決めと固定手段】前記図1〜4に示し
たように、本発明の杭打ち機1においては、車体フレー
ムに対してハンマー装置を案内するガイドポスト部材3
と、走行用のクローラ装置とウインチユニットや、その
他の作動装置に対して油圧を供給するための発電機ユニ
ットと油圧発生ユニットとをそれぞれ配置している。前
記車体フレームに載置される各作動装置を、車体フレー
ム10に対して固定保持させるために、本発明において
は、図5〜7に示すような位置決めと固定のための機構
を配置することができる。なお、以下に示す例は、特定
のフレームを対象にして説明するが、その位置決めの手
段は、他の装置のフレームに対しても同様な構成のもの
で対応が可能なものであり、特定のフレームのみを対象
とするものではない。
【0022】図5に示す例は、前アウトリガーユニット
を車体フレーム10に対して位置決めする場合を例にし
て説明するもので、前アウトリガーユニットのフレーム
41には、上下のフランジ41a、41bにボルト孔7
4……を所定の間隔で設けている。また、前記フレーム
41の下側のフランジ41aには、受け部材71を溶接
等により取り付けて、前記受け部材71には受け孔72
を設けている。前記前アウトリガーユニットのフレーム
41に対応させて、車体フレーム10にはフレームの横
部材を兼ねるアウトリガー受け部材13を配置し、前記
受け部材13にはガイドピン部材70と、多数のボルト
孔73……を配置している。前記ガイドピン部材70は
フレーム41に配置する受け部材71に対応に対応させ
ており、上下のボルト孔73、74も、アウトリガー受
け部材13に対して前アウトリガーユニットのフレーム
41を載置する際に、ボルトを貫通させて取り付けるよ
うに位置決めされる。なお、前記ガイドピン部材70と
受け部材71の組み合わせ部材は、車体フレームの幅方
向(前アウトリガーユニットフレームの長さ方向)に所
定の間隔を介して2個または、複数個配置するもので、
ボルト孔74は任意の数設けることができる。
【0023】前述したように構成した部材において、車
体フレーム10に対して前アウトリガーユニットを載置
する際には、車体フレーム10に設けたガイドピン部材
70……が、前アウトリガーユニットのフレーム41に
配置する受け部材71の受け孔72に挿入するように、
前記フレーム41を下降させて位置決めする。そして、
2つまたはそれ以上の数の受け部材がガイドピン部材に
係止された状態で、上下のフレーム部材のボルト孔7
3、74がそれぞれ一致する状態となり、上下のフレー
ム部材のボルト孔を貫通させるようにしてボルトを挿入
し、ナットを締め込むことにより、前アウトリガーユニ
ットを車体フレーム10に対して位置決めと固定を行う
ことができる。
【0024】図6に示す例は、前記図5とは反対に、ア
ウトリガーフレームに配置するガイドピン部材75を、
車体フレーム10に配置する受け部材76の受け孔77
に挿入する状態で、車体フレームに対して後アウトリガ
ーユニットのフレームを位置決めする場合を示してい
る。前記図6に示すフレームの位置決めの例は、後アウ
トリガーユニットのフレーム46を車体フレーム10に
対して取り付ける場合であり、車体フレーム10の縦部
材の側部には、受け部材76を突出させて配置してお
り、ガイドピン部材を挿入する受け孔77を設けてい
る。また、後アウトリガーユニットのフレーム46に
は、下部のフランジ46aにガイドピン部材75を突出
させて設け、その他に多数のボルト孔78……を設けて
いる。さらに、前記後アウトリガーユニットのフレーム
46の上下のフランジ46a、46bと、車体フレーム
10に取り付けた補助板部材10aには、前記フレーム
46に設けたボルト孔に対応させて多数のボルト孔を設
ける。
【0025】そして、前記車体フレーム10に対して後
アウトリガーユニットのフレーム46を取り付ける際に
は、車体フレーム10に配置する受け部材76の受け孔
77に対して、後アウトリガーユニットのフレームに設
けたガイドピン部材75を挿入させる状態で、フレーム
46の位置決めを行うようにする。また、前記ガイドピ
ン部材と受け部材の組み合わせ部材は、前記図5の場合
と同様に、2個またはそれ以上のものを配置することが
可能であり、前記位置決め部材の組み合わせが行われた
状態で、ボルト孔が相互に位置決めされるので、フレー
ム46を車体フレーム10の補助板部材10aに対して
ボルトにより固定することができる。なお、前記アウト
リガーフレームを車体フレーム10に対して取り付ける
例では、前記前アウトリガーユニットや後アウトリガー
ユニットは、杭打ちの作業に際して車体全部を支持する
とともに、、ハンマー装置の衝撃を直接受ける部材であ
ることから、固定用のボルト等を多数配置して、アウト
リガーユニットを車体フレームに確実に固定するする必
要がある。これに対して、特に衝撃を強く受けない他の
ユニットのフレームを取り付ける場合には、前記ガイド
ピン部材と受け部材とによる位置決め手段に加えて、少
数のボルトによりユニットを車体フレームに固定する手
段を構成することも可能である。
【0026】図7に示す例では、発電機ユニットのよう
に、市販のユニットを車体フレームに取り付ける場合を
示している。前記発電機ユニットを市販の装置で構成す
る場合に、例えば、発電機ユニットの発電容量が異なる
場合や、メーカーが異なる場合には、装置の下部のフレ
ームの構造やサイズ等が相違する。また、鉄塔施工現場
には多数の発電機ユニットを設置して、多種の電気需要
に対応させるようにしているのであり、杭打ち機に配置
する発電機ユニットの調子が良くない場合には、直ち
に、別の発電機ユニットと交換して、杭打ち工事を継続
させることが要求される。そこで、フレームの仕様が異
なる場合にも、車体フレームに対して発電機ユニット等
のユニットを装着できるようにするために、図7に示す
ような位置決め用ガイド部材80を車体フレーム10に
対して配置し、発電機ユニットのフレーム51に対する
位置決めを行い得るようにしている。
【0027】前記図7に示す例において、発電機ユニッ
トのフレーム51は、縦部材51a、51bと横部材5
2とを井桁状に組み合わせて構成しているもので、前記
横部材52の所定の位置に対して、貫通孔を設けた補助
部材53を取り付けている。また、前記フレームを載置
する車体フレーム10の上面には、略L字状のガイド8
1、82を組み合わせた位置決め用ガイド部材80を設
けており、前記ガイドにおいては、突出部材81a、8
1bと、82a、82bとをそれぞれL字状に配置し
て、フレーム51の縦部材51a、51bと横部材52
とにより構成される角の部分を、前記2つのガイド8
1、82により位置決めする。さらに、前記車体フレー
ム10の上部には、前記2つのガイド81、82の間
で、フレーム51の補助部材53に対応させる位置に、
スタッド83を介してロックピン84を配置している。
なお、前記フレーム51に配置する被係止部材としての
補助部材と、車体フレームに配置するガイドのそれぞれ
は、フレームの他端部に対しても配置するもので、2か
所で発電機ユニットのフレームに対する位置決めと固定
を行うようにする。
【0028】前述したように構成したフレームと車体フ
レームの間の位置決め部材において、車体フレーム10
に対して発電機ユニットを下降させながら、フレーム5
1の縦横の部材により形成される角部が、2つのガイド
81、82により規制される状態で位置決めする。な
お、前記車体フレームに設けたガイドにより発電機ユニ
ットのフレームを位置決めする際には、ガイドの突出部
材に形成する斜めの切欠部を介して、フレームの縦横の
部材を案内する作用を行うので、発電機ユニットの車体
フレームに対する位置決めの動作を容易に行うことがで
きる。そして、前述したようにして、発電機ユニットの
フレームを車体フレームに対して位置決めした状態で、
位置決め用ガイド部材80のロックピン84がフレーム
51に設けた補助部材53の孔に挿入可能な状態に位置
決めされるので、前記ロックピン84をスタッド83に
摺動させて補助部材53に係止し、レバー84aを倒し
て係止部材84bに係合させることにより、ロックピン
84を固定するとともに、発電機ユニットのフレームを
車体フレームに対して固定保持させるようにする。した
がって、前述したようにして車体フレームに取り付けた
発電機ユニット等のユニットでは、ロックピンによる係
止を解除してから、ユニットを吊り上げることにより、
そのユニットの取り外しの作業を容易に行うことができ
るものとなる。
【0029】
【車体フレームの構成と、クローラ装置との接続】前述
したように、各作動装置を載置する車体フレーム10
は、図8に示すように構成することができるもので、2
本の平行に配置する縦フレーム11、11aに対して、
横フレーム12、13を接続する。前記横フレームのう
ち、前側の横フレーム13は、前記図5に示したよう
に、前アウトリガーユニット40のフレームの形状に合
わせて構成しているが、後側の横フレーム12は後アウ
トリガーユニット45に対応する位置に配置される。な
お、前記車体フレーム10の先端部には、ガイドポスト
部材3を支持するための支軸6aを配置しており、図示
を省略したポスト支持部材を支軸を介して取り付けるこ
とができるようにする。また、前記縦フレームの上部に
は、発電機ユニットを位置決めするための位置決め用ガ
イド部材80を突出させて設けるとともに、他のユニッ
トに対する位置決めのためのガイドピン部材70、70
a……を所定の位置に配置している。
【0030】前記車体フレーム10の縦フレーム11、
11aの下部には、下部フレーム14、14aを配置し
ており、前記下部フレームの両端部に接続部材15……
を設けて、両側のクローラ装置20、20aに接続する
手段を構成している。また、クローラ装置20にはクロ
ーラフレーム22に対して接続フレームを取り付け、前
記接続フレームの端部に接続部材90……を配置してい
る。そして、前記車体フレームに配置する接続部材15
……を、クローラ装置に配置する接続部材90……に対
して接続することにより、車体フレーム10を両側のク
ローラ装置20、20aに一体に固定し、走行装置を構
成することができる。
【0031】前記車体フレームとクローラ装置の接続部
は、図9、10に示すように構成しているもので、接続
部材15に配置する基板部材16にピン部材17を突出
させて設け、前記ピン部材17の先端部に大径の円板部
材18を取り付けている。前記接続部材90では、接続
フレーム94の先端部に受け板部材91を取り付けてお
き、前記受け板部材91の上部には略V字状の受け溝9
2を設けている。また、前記基板部材16と、受け板部
材91には、両部材を接続した状態で、ボルト孔19、
93が連通するような位置に形成しており、ボルトを多
数本用いて両装置の接続を行うようにしている。なお、
前記基板部材16と下部フレーム14との間と、接続フ
レーム94と受け板部材91との間のそれぞれには、補
強板95、97等を配置するが、それ等の補強板の形状
等は、任意に構成することができる。さらに、車体フレ
ーム10の縦フレームと下部フレームとの接続部におい
ても、両フレームを溶接したのみでは強度が不足する場
合には、前記2つのフレームの接続部に補強部材を配置
しておき、それ等を一体に溶接等で固定することもでき
る。
【0032】前述したように構成した接続部を設けたこ
とにより、クローラ装置20、20aに対して車体フレ
ームを組み合わせる際には、最初にクローラ装置を所定
の間隔をおいて配置し、その2つのクローラ装置の間に
車体フレームを位置決めさせるようにする。前記車体フ
レームをクローラ装置に対して組み合わせる際には、ク
ローラ装置に設けた接続部材90……に対して、車体フ
レーム10の下部フレームの端部に配置する接続部材1
5……をそれぞれ位置決めさせるようにするが、最初に
接続部材15の基板部材16に設けたピン部材17を受
け板部材91の受け溝92に係合させる。そして、車体
フレーム10に設けた4つのピン部材を、両側のクロー
ラ装置に設けた受け板部材91……に対してそれぞれ位
置決めする状態で下降させ、ピン部材が受け溝の底部分
に位置決めされた状態で、クローラ装置と車体フレーム
との相互の接続部材の位置決めが行われる。
【0033】また、前記車体フレームをクローラ装置に
対して位置決めと接続を行う際に、ピン部材の先端部に
設けた円板部材18……が、接続部材90の受け板部材
91の裏面に接触して、前記受け板部材91を接続部材
15の基板部材16に向けて押圧する状態となる。そし
て、地面に位置決めしている両側のクローラ装置に対し
て、その中央部に車体フレーム10を下降させる動作に
より、双方の接続部材に設けた板部材16、91を合わ
せる作用を行うようにする。したがって、クローラ装置
に対して車体フレームを位置決めする動作により、ピン
部材が受け溝の底部分に位置決めされた状態で、接続す
る板部材の位置決めが行われ、双方の板部材のボルト孔
が導通することになるので、その後で、ボルト孔にボル
トを挿入して固定することにより、車体フレームとクロ
ーラ装置の組立てが完了する。
【0034】なお、前述した本発明の実施例では、山間
部等で、鉄塔を建設するために使用する杭打ち機の場合
を例にとって説明したが、本発明の構成を有する作業装
置は、杭打ち機に限定されるものではなく、任意の土木
作業装置に対して適用が可能である。また、前記作業装
置においては、分割不能な車体フレーム等の部材の他
は、例えば、ガイドポスト部材3等のように、1つのユ
ニットをさらに分割可能に構成することができるもので
あり、各ユニットにおいても、1つのユニットを2つの
運搬可能な状態に分割して構成することも可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明の分解・組立て可能な作業装置
は、前述したように構成したものであるから、クローラ
装置に対して車体フレームを組立てる場合には、2つの
クローラ装置を所定の間隔で配置しておき、その中央部
に車体フレームを下降させることにより、クローラ装置
の接続部材に設けた案内溝に対して、車体フレームから
突出させて配置する接続部材のピン部材を位置決めする
ことが可能になる。そして、前記ピン部材の先端部のフ
ランジがクローラ装置を車体フレームに対して位置決め
する作用により、車体フレームに対して2つのクローラ
装置の位置決めと接続の作用を行うので、前記接続部で
は、対向する接続部材をボルト等により固定して、装置
の下部の機構を容易に組み立てることが可能になる。
【0036】また、本発明の作業装置においては、走行
用のクローラ装置を取り付ける車体フレームに対して、
その上部に、装置の前後のアウトリガーユニット、作業
装置に対する駆動用の発電機ユニットと油圧発生ユニッ
ト、および、ウインチユニット等の装置をユニットとし
て装着し、前記車体フレームの先端部に、ハンマー装置
等の作業装置を支持するガイドポスト部材と、ガイドポ
スト部材に対する支持部材としてのスタンドユニット等
をそれそれ装備させた杭打ち機を構成することができ
る。そして、前記杭打ち機においては、車体フレームの
前端部に配置するガイドポスト部材に対応させて、単位
重量の大きな発電機ユニットと油圧発生ユニットとを車
体フレームの後端部に配置して、作業機のカウンターウ
エイトとして用いることができ、従来の作業機のよう
に、カウンターウエイト部材を別体に設けなくても、作
業機のバランスを保ち得る装置を構成している。
【0037】したがって、本発明の作業装置において
は、重量の大きな作業装置を構成する場合にも、各ユニ
ットを個別に分割して取り扱うことができ、例えば、空
輸等の手段により搬送する場合にも、空輸可能な最大重
量の範囲内で各ユニットを構成することができ、任意の
場所で大型の作業装置を使用することができる。さら
に、車体フレームに対してクローラ装置を取り付ける接
続部では、クローラ装置のフレームの接続部材に配置す
るV字状の溝に対して、車体フレームの接続部材に設け
たピン部材を組み合わせ、前記ピン部材の頭部に設けた
大径のフランジ部材を介して、両者の接続部材の相互の
位置決めを容易に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の杭打ち機の側面図である。
【図2】 図1の杭打ち機の正面図である。
【図3】 杭打ち機に配置するユニットの説明図であ
る。
【図4】 図3の平面図である。
【図5】 車体フレームに前アウトリガーユニットを装
着する部分の構成を示す説明図である。
【図6】 図5とは別の接続手段の説明図である。
【図7】 車体フレームに発電機ユニットを位置決め・
固定する手段の説明図である。
【図8】 車体フレームとクローラ装置の接続関係を示
す説明図である。
【図9】 車体フレームとクローラ装置の接続状態の説
明図である。
【図10】 図9に示す接続部材の分解説明図である。
【符号の説明】
1 杭打ち機、 2 ハンマー装置、 3 ガイ
ドポスト部材、6 ポスト支持部材、 10 車体
フレーム、 15 接続部材、16 基板部材、
17 ピン部材、 18 円板部材、20 クロ
ーラ装置、 22 クローラフレーム、30 スタ
ンドユニット、 36、37 油圧アーム部材、40
前アウトリガーユニット、 45 後アウトリガ
ーユニット、50 発電機ユニット、 60 ウイ
ンチユニット、70 ガイドピン部材、 80 位
置決め用ガイド部材、90 接続部材、 91 受
け板部材、 92 受け溝、94 接続フレーム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行用のクローラ装置を設けた作業装置
    において、 作業装置を支持するガイドポスト部材と、走行用のクロ
    ーラ装置、ガイドポスト部材に対する支持部材としての
    スタンドユニット、前後に配置するアウトリガーユニッ
    ト、作業装置に対する駆動用の発電機ユニットと油圧発
    生ユニット、および、ウインチユニットをそれぞれ車体
    フレームに対して着脱可能なユニットとして構成し、 前記車体フレームの前端部に配置するガイドポスト部材
    に対して、車体フレームの後部には重量の大きな発電機
    ユニットと油圧発生ユニットとを配置し、前記発電機ユ
    ニットと油圧発生ユニットを作業機のカウンターウエイ
    トとして用いることを特徴とする分解・組立て可能な作
    業装置。
  2. 【請求項2】 前記車体フレームに対して着脱可能に構
    成する作業用のユニットは、ユニットの重量を搬送装置
    の最大負荷荷重以内に設定し、 前記最大付加荷重以上のユニットは、2つ以上の部材に
    分割可能に構成することを特徴とする請求項1に記載の
    分解・組立て可能な作業装置。
  3. 【請求項3】 走行用のクローラ装置を設けた作業装置
    において、 作業装置を支持するガイドポスト部材に対する支持部材
    としてのスタンドユニット、前後に配置するアウトリガ
    ーユニット、作業装置に対する駆動用の発電機ユニット
    と油圧発生ユニット、および、ウインチユニットをそれ
    ぞれ車体フレームに対して着脱可能なユニットとして構
    成するとともに、 各ユニットと車体フレームの間には、ガイドピン手段と
    固定ボルト手段とを用いて、車体フレームに対する各ユ
    ニットの位置決めと固定を行うことを特徴とする分解・
    組立て可能な作業装置。
  4. 【請求項4】 走行用のクローラ装置を設けた作業装置
    において、 作業装置のユニットを支持する車体フレームに対して、
    その両側に走行用のクローラ装置を配置するとともに、 前記クローラ装置を車体フレームに対して接続するため
    の接続部には、クローラ装置のフレームに配置する接続
    部材に上部に向けたV字状の案内溝を配置し、 車体フレーム側の接続部材には前記V字状の溝に係合さ
    せるピン部材を配置し、前記ピン部材の先端部には大径
    のフランジ部材を配置して、 クローラ装置に対して車体フレームを下降させる状態で
    接続部材の位置決めを行い、その後にボルトを用いて固
    定することを特徴とする請求項1に記載の分解・組立て
    可能な作業装置。
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