JP6341627B1 - 作業機械に装着可能な牽引用アタッチメント及び牽引作業方法 - Google Patents

作業機械に装着可能な牽引用アタッチメント及び牽引作業方法 Download PDF

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Abstract

大型車両等の重量物を牽引するために、作業機械に取り付けて用いる安全かつ使い易いアタッチメントを提供する。牽引対象物50の牽引を行うために作業機械20のアタッチメントとして装着可能な牽引用アタッチメント1、1’、1”であって、油圧ウィンチ2と、前記油圧ウィンチ2を上面に固定された台座部3Dと、前記台座部3Dの上面に対して垂直に起立する後壁部3Aと、前記台座部3Dの下面から下方に突出する先細形状の複数の脚部3Cと、前記作業機械20に装着するために前記後壁部3Aの背面側に形成された連結部3Bと、を有することを特徴とする。

Description

本発明は、車両等を牽引するために作業機械に装着可能な牽引用アタッチメント及び牽引作業方法に関する。
一般的に、牽引車により被牽引車を牽引する場合、牽引車の後部と被牽引車の前部をワイヤーロープ等の牽引ロープで連結し、牽引車を前方に走行駆動することにより行う。このような牽引作業を安定に行うために、連結部における衝撃、揺動、振動等を抑制するための種々の技術が提示されている(特許文献1〜3)。
大規模な圃場においては、数十トン程度のトラック、トレーラー、重機等の大型車両が用いられている。このような大型車両が圃場のぬかるみ等の軟弱地盤に嵌まり込んで前進も後退も不能となった場合にも、牽引車を用いた大型車両の引き出しが行われる。
特開平9−175128号公報 特開2013−209045号公報 特開2010−269698号公報
しかしながら、大型車両が軟弱地盤に嵌まり込んで移動不能となった際、直ちに牽引して引き出すためには、常に牽引車を圃場に待機させておかなければならない。
また、数トン程度の牽引車を用いて数十トン程度の大型車両を引き出す場合、牽引車と大型車両の重量差が大きいため、牽引車は最初からほぼ最大駆動力で牽引する必要がある。牽引車がいきなり最大駆動力を発揮すると、双方の車体や牽引器具に急激な負荷がかかり、車体や牽引器具が破損する可能性がある。また、急激な牽引力がかかった場合、大型車両が飛び出して牽引車の後部に衝突する可能性もある。このような場合、車体や牽引器具の被害だけでなく、破損した車体や牽引器具の一部が周囲に飛散することもあり、非常に危険である。
上記目的を達成するべく本発明は、以下の構成を提供する。
・ 本発明の態様は、牽引対象物の牽引を行うために作業機械のアタッチメントとして装着可能な牽引用アタッチメントであって、
油圧ウィンチと、
前記油圧ウィンチを上面に固定された台座部と、
前記台座部の上面に対して垂直に起立する後壁部と、
前記台座部の下面から下方に突出する先細形状の複数の脚部と、
前記作業機械に装着するために前記後壁部の背面側に形成された連結部と、を備え、
前記後壁部が、その背面側から正面側への視野を確保するために複数の穿孔を形成した透かし部分を有することを特徴とする。
・ 上記態様において、前記複数の脚部が、前記台座部の前端近傍と後端近傍にそれぞれ設けられ、前端近傍に設けられた脚部が後端近傍に設けられた脚部より長いことが、好適である。
・ 上記態様において、前記油圧ウィンチより前方にて前記台座部によって軸支された定滑車と、前記台座部の下方に吊下された動滑車と、を有し、前記油圧ウィンチのワイヤーが前記定滑車の溝から前記動滑車の溝を経て、その先端が前記台座部に固定されており、牽引対象物に連結するためのフックが前記動滑車に取り付けられていることが、好適である。
・ 上記態様において、前記連結部が、前記作業機械における連結部分と係合するためのフック形状部と、前記連結部分に対し回動可能に連結するためのヒンジピン用の孔と、を少なくとも有することが、好適である。
・ 本発明の別の態様は、牽引作業を行う方法であって、
上記いずれかの態様の牽引用アタッチメントを作業機械に装着する工程と、
牽引を行う場所にて前記牽引用アタッチメントの前記脚部を地盤に食い込ませることにより該牽引用アタッチメントを地盤に固定する工程と、
前記牽引用アタッチメントの前記油圧ウィンチと牽引対象物とを連結する工程と、
前記油圧ウィンチを駆動して牽引を行う工程と、を有することを特徴とする。
・ 上記別の態様において、前記油圧ウィンチの駆動に、前記作業機械が有する油圧駆動機構の油圧ポンプを利用することが、好適である。
・ 上記別の態様において、前記牽引用アタッチメントを装着した場所から牽引を行う場所まで、前記作業機械により前記牽引用アタッチメントを運搬する工程をさらに有することが、好適である。
上記目的を達成するべく本発明は、以下の構成を提供する。
・ 本発明の態様は、牽引対象物の牽引を行うために作業機械のアタッチメントとして装着可能な牽引用アタッチメントであって、
油圧ウィンチと、
前記油圧ウィンチを上面に固定された台座部と、
前記台座部の上面に対して垂直に起立する後壁部と、
前記台座部の下面から下方に突出する先細形状の複数の脚部と、
前記作業機械に装着するために前記後壁部の背面側に形成された連結部と、を有することを特徴とする。
・ 上記態様において、前記後壁部が、その背面側から正面側への視野を確保するために複数の穿孔を形成した透かし部分を有することが、好適である。
・ 上記態様において、前記複数の脚部が、前記台座部の前端近傍と後端近傍にそれぞれ設けられ、前端近傍に設けられた脚部が後端近傍に設けられた脚部より長いことが、好適である。
・ 上記態様において、前記油圧ウィンチより前方にて前記台座部によって軸支された定滑車と、前記台座部の下方に吊下された動滑車と、を有し、前記油圧ウィンチのワイヤーが前記定滑車の溝から前記動滑車の溝を経て、その先端が前記台座部に固定されており、牽引対象物に連結するためのフックが前記動滑車に取り付けられていることが、好適である。
・ 上記態様において、前記連結部が、前記作業機械における連結部分と係合するためのフック形状部と、前記連結部分に対し回動可能に連結するためのヒンジピン用の孔と、を少なくとも有することが、好適である。
・ 本発明の別の態様は、牽引作業を行う方法であって、
上記いずれかの態様の牽引用アタッチメントを作業機械に装着する工程と、
牽引を行う場所にて前記牽引用アタッチメントの前記脚部を地盤に食い込ませることにより該牽引用アタッチメントを地盤に固定する工程と、
前記牽引用アタッチメントの前記油圧ウィンチと牽引対象物とを連結する工程と、
前記油圧ウィンチを駆動して牽引を行う工程と、を有することを特徴とする。
・ 上記別の態様において、前記油圧ウィンチの駆動に、前記作業機械が有する油圧駆動機構の油圧ポンプを利用することが、好適である。
・ 上記別の態様において、前記牽引用アタッチメントを装着した場所から牽引を行う場所まで、前記作業機械により前記牽引用アタッチメントを運搬する工程をさらに有することが、好適である。
本発明の、作業機械に装着可能な牽引用アタッチメントは、必要に応じて、作業機械に通常装着されている作業用アタッチメントに替えて直ちに装着することができる。また、作業機械が、装着した牽引用アタッチメントを持ち上げて走行移動することによって、牽引用アタッチメントを適切な牽引場所まで容易に運搬できる。
本発明の牽引用アタッチメントは、フレームの台座部の上面に固定された油圧ウィンチと、台座部の下面から爪や歯のような先細形状にて突出する脚部とを有するので、脚部により地盤に確実に固定された状態で油圧ウィンチを用いて大型車両を牽引することができる。従来の牽引車の走行駆動による牽引に比べて、油圧ウィンチよる牽引は、油圧ウィンチの油圧駆動力を適切に制御することによって牽引力を容易に制御できるため、より安全である。
また、本発明の牽引用アタッチメントは、作業機械の前方に取り付けられていることから、作業者が状況を確認しながら牽引を行うことができるので、より安全である。さらに、フレームの台座部の後端から起立する保護壁によって飛散物から保護される点でも、安全である。
図1は、本発明による、作業機械に装着可能な牽引用アタッチメントを用いた牽引作業の一例を概略的に示す側面図である。 図2は、図1に示した牽引用アタッチメントの拡大構成図であり、(a)は背面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。 図3は、図2と同様であり、(a)は平面図、(b)は底面図である。 図4(a)(b)は、図1に示した牽引作業を行う前の準備工程を示す図である。 図5は、本発明における油圧駆動回路を極めて概略的に示した構成図である。 図6は、本発明の牽引用アタッチメントの別の例を概略的に示す側面図である。 図7(a)は、図6に示した牽引アタッチメントの牽引工程前の運搬工程を、(b)は牽引工程を示す図である。 図8は、本発明の牽引用アタッチメントのさらに別の例を概略的に示す側面図である。 図9(a)は、図8に示した牽引アタッチメントの牽引工程前の運搬工程を、(b)は牽引工程を示す図である。
以下、本発明の実施例を示した図面を参照しつつ、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、各実施例の図面において、同一又は類似の要素については同一又は類似の符号を用いて示している。
先ず、図1を参照して、本発明による、作業機械に装着可能な牽引用アタッチメントを用いた牽引作業の概要を説明する。図1は、牽引用アタッチメントを用いた牽引作業の一例を概略的に示す側面図である。
図1にはホイールローダー20が示されている。ホイールローダー20は、本発明の牽引用アタッチメント1と組合せ可能な作業機械の一例である。本発明の牽引用アタッチメントと組合せ可能な作業機械は、ホイールローダーに限られない。タイヤ型の作業機械が、公道を走行できる点で好ましいが、クローラ型の作業機械も本発明と組合せ可能である。土木/建築分野で用いられるこのような作業機械には極めて多くの種類がある。本発明の牽引用アタッチメントと組合せ可能な作業機械は、その本体正面側にアタッチメント支持部25を有する点において共通している。アタッチメント支持部25の先端には、種々の作業を行うための作業用アタッチメントが装着される。
作業機械のアタッチメント支持部25は、例えば、ブームやアームと称される1又は複数の連結部材と、ブームシリンダやアームシリンダと称される1又は複数の油圧シリンダとから構成されている。作業機械の本体に設けられた油圧駆動機構21により油圧シリンダが伸縮駆動されることによって、ブーム及び/又はアーム並びに作業用アタッチメントを回動させたり旋回させたりすることができる。一般的な作業用アタッチメントには、例えばバケット、ショベル、フォーク、グラブ、ブレーカー等がある。一つの作業機械に対して異なる種類の作業用アタッチメントを付け替えて使用することも、一般的に行われている。その場合、各作業用アタッチメントは、アタッチメント支持部25の先端に着脱可能に装着するための共通の連結構造を有する必要がある。
図1では、アタッチメント支持部25の先端に、一般的な作業用アタッチメントに替えて、既に本発明の牽引用アタッチメント1が装着されている。牽引用アタッチメント1は、油圧ウィンチ2と、油圧ウィンチ2が固定されたフレーム3とを有する。以下の説明において、牽引用アタッチメントの前後方向については、使用時において作業機械に対向する側を後方とし、牽引対象物に対向する側を前方と称する。
図1に示す状況は、ホイールローダー20に装着された牽引用アタッチメント1が、ホイールローダー20によってこの牽引作業を行う場所まで運ばれ、地盤上に設置固定されたところである。その近くには、ぬかるみ等の軟弱地盤に嵌まり込んで自力で動けなくなった牽引対象物50がある。牽引対象物50は、例えば数十トン程度のトラック、トレーラー、重機等の重量物である。
油圧ウィンチ2のドラムに巻かれたワイヤーの先端のフックを牽引対象物50に連結した後、油圧ウィンチ2を駆動してワイヤーを巻き取ることにより、牽引対象物50を牽引して引き出すことができる(白矢印参照)。油圧ウィンチ2に備わる油圧モータは、作業機械20に備わる油圧駆動機構21の油圧ポンプから作動油を送って駆動することが好ましい。作業機械20の運転席にいる作業者(図示せず)は、前方の状況を確認しながら牽引作業を行うことができる。
図2は、図1に例示した牽引用アタッチメント1の概略的な拡大構成図であり、(a)は背面図、(b)は側面図、(c)は正面図である。図3は、図2と同様の概略的な拡大構成図であり、(a)は平面図、(b)は底面図である。図2及び図3を参照して、図1に示した牽引用アタッチメント1の実施例の構成を説明する。
牽引用アタッチメント1は、油圧ウィンチ2と、油圧ウィンチ2が固定されたフレーム3とを有する。
油圧ウィンチ2は、一例として、ワイヤー2Aと、ワイヤー先端のフック2Bと、ワイヤー2Aが巻かれたドラム2Cと、油圧モーター2Dと、給排油用の一対の作動油ポート2Eと、取付用枠体2Fとを有する。作動油ポート2Eを介して作動油が供給されることにより油圧モータ2Dが回転してワイヤー2Aを巻き取ることができる。油圧ウィンチ2は、図示の例ではアングル状の取付用枠体2Fにより、溶接やボルト/ナット等の固定手段を用いてフレーム3に固定される。油圧ウィンチ2のフレーム3への固定は、強固に固定することができれば任意の固定手段を用いることができる。油圧ウィンチ2は、所望する牽引力に応じて市販のものから選定して用いることができる。
フレーム3は、後壁部3Aと、連結部3Bと、脚部3Cと、台座部3Dとを有する。フレーム3は、剛性と強度を備えることが必要であり、鋼製とすることが好ましい。台座部3Dは、図示の例では所定の厚さの矩形平板である。台座部3Dの前後方向の長さ及び左右方向の幅は、油圧ウィンチ2の大きさに応じて適宜設定される。別の例として、台座部3Dは、鋼製のアングル材や角材を組み合わせた枠体、又は、鋼板を組み合わせた箱体とすることもできる。
台座部3Dの後端から、台座部3Dの上面に対し垂直に後壁部3Aが起立している。後壁部3Aの役割の一つは、牽引作業中に被牽引車両や器具等の破損によって破片等が飛び散った場合、前方からの飛来物を阻止することである。
後壁部3Aの別の役割は、図1に示した作業機械20のアタッチメント支持部25との連結である。後壁部3Aの背面側には、連結部3Bが形成されている。図示の例では、連結部3Bは、後壁部3Aの背面から垂直に突出した左右一対の板状部材からなる。連結部3Bの具体的形状は、装着されるアタッチメント支持部25の先端の連結部分に適合するように設計される。
一例として、連結部3Bは、その上部に形成された下向きのフック部分3B1と、その下部に形成されたヒンジピン孔3B2とを有する。フック部分3B1は、例えばアタッチメント支持部25の先端の所定の軸に引っ掛けられる。ヒンジピン孔3B2は、例えばアタッチメント支持部25の先端の所定のヒンジピン孔と同軸に揃えられ、所定のヒンジピンにより連結固定される。このように牽引用アタッチメント1がアタッチメント支持部25と連結されることにより、牽引用アタッチメント1は、フック部分3B1及びヒンジピン孔3B2のいずれを軸としても回動可能となる。
後壁部3Aの幅及び高さは、これらの役割を果たすために必要に応じて設定される。
さらに、好ましくは、後壁部3Aには、その背面側から正面側への視野を確保するために透かし部分3A1が形成されている。図示の例では、透かし部分3A1が、後壁部3Aの上半分に位置している。透かし部分3A1は、複数の縦長スリットが横並びに穿設された柵状部分として形成されている。透かし部分3A1があることによって、作業機械の運転席にいる作業者が、後壁部3Aより前方の牽引作業状況を確認できる。
透かし部分3A1のデザインは、図示の柵状のもの以外に、複数の穿孔の形状によって格子状、網目状、ハニカム状等のデザインとすることができる。さらに別の例として、後壁部3Aの上半分に一つの窓を切欠き、その窓に金網を張ることによって透かし部分3A1を形成してもよい。
但し、透かし部分3A1を形成する穿孔や金網の目の大きさは、予想される前方からの飛来物が通過しないように、それらの飛来物よりも小さくすることが望ましい。
さらに、台座部3Dの下面には、下方に突出する複数の脚部3Cが設けられる。図示の例では、台座部3Dの後端近傍に2本、前端近傍に2本の合計4本が設けられている。脚部3Cの数及び位置はこの例に限定されず、必要に応じて設定する。脚部3Cは、牽引用アタッチメント1がその保管時や待機時に載置される場合、通常の支持脚として機能する。一方、牽引用アタッチメント1が牽引作業に用いられる場合、牽引用アタッチメント1をその場所に確実に固定するための固定具として機能する。その場合、脚部3Cは、地盤に対し食い込むように差し込まれる。したがって、脚部3Cは、地盤に対し爪や歯のように食い込み易くするために、下方に向かって断面が小さくなる先細形状を有することが好ましい。但し、載置する際の安定性を考慮して、脚部3Cの先端には僅かな平坦面が形成されている。
図2及び図3(b)の底面図に示すように、脚部3Cは、一例として、2枚の略二等辺三角形の板を断面十字状に交差させた形状を有する。脚部3Cの形状の別の例として、円錐状、角錐状、円錐台状又は角錐台状でもよい。あるいは、両面又は片面が先端に向かってテーパ状に厚さが薄くなっていく板状でもよい。
図4(a)(b)は、図1に示した牽引工程の前の準備工程を示す図である。
図4(a)は、ホイールローダーである作業機械20が、通常の作業用アタッチメントであるバケット26を装着している状態である。圃場や土木建築施工現場等の様々な作業現場では、本来の作業のために所定の作業機械20が配備されることが多い。その場合、その作業機械20に装着可能な連結部を有する本発明の牽引用アタッチメント1を、作業現場に持ち込み、支障とならない場所に載置しておく。
例えば、圃場において大型車両が自力で移動不能な状態となったとき、作業機械20のバケット26を取り外し、本発明の牽引用アタッチメント1に交換する。そして、図4(b)に示すように、牽引用アタッチメント1を装着した場所から牽引作業を行うために適切な場所まで、作業機械20が牽引用アタッチメント1を持ち上げた状態で走行し、牽引用アタッチメント1を運搬する。牽引作業を行うために適切な場所とは、例えば、移動不能となった大型車両との距離が適切であり、牽引作業に耐え得る堅さの地盤を有する場所である。なお、牽引用アタッチメント1を装着した場所から移動する必要が無い場合は、その場所で牽引作業を行う。
牽引作業は、図1を参照して上述した通りに行う。作業機械20が、牽引用アタッチメント1を適切な場所に降ろした後、牽引用アタッチメント1のフレーム3の台座部3Dを上から押圧(例えば台座部を踏むなど)して脚部3Cを地盤に差し込む。これにより、牽引用アタッチメント1が地盤上に確実に固定される。その後、油圧ウィンチ2のワイヤー2Aを大型車両に連結すると共に、作業機械20の油圧ポンプを油圧ウィンチ2に接続して油圧ウィンチ2を駆動することにより、牽引を行う。牽引する際には、反力によって牽引用アタッチメント1は前方に引っ張られるが、脚部3Cが地盤に食い込んでいることと、連結部3Bが作業機械20に連結されていることによって、この引張り力に抗することができる。
図5は、本発明における油圧駆動回路の一例を、極めて概略的に示した構成図である。白矢印は制御の流れを、黒矢印は作動油の流れを示している。作業機械20の油圧駆動機構21は、油圧ポンプ21a(駆動エンジンを含む)と、油タンク21bと、切替バルブ21cと、作動油外部ポート21dと、制御部21eとを有する。油圧ポンプ21aは、制御部21eの制御により駆動され、油圧タンク21bから供給される作動油を切替バルブ21cへ送出する。切替バルブ21cは、制御部21eの制御により、作動油の送出先を、アタッチメント支持部25又は作動油外部ポート21dのいずれかに切り替える。作動油外部ポート21dは、油圧ホースを介して油圧ウィンチ2の作動油ポート2Eと接続されている。作動油外部ポート21dに送出された作動油は、油圧ウィンチ2の油圧モータ2Dを回転駆動する。これにより、油圧ウィンチ2のワイヤーが巻き取られる。
本発明では、牽引用アタッチメントの油圧ウィンチの駆動において、作業機械の油圧駆動機構を利用することが好ましい。それにより、油圧ウィンチの作動及び停止、並びに油圧ウィンチによる牽引力の大きさを、作業機械の油圧駆動機構を制御することによって制御可することができる。このことは、牽引車を用いた従来の牽引作業に比べて遙かに効率的であると同時に安全である。牽引車を用いた牽引作業では、牽引車を運転する作業者が後方での牽引状況を把握できないため、細かい制御や迅速な対応が困難であった。それに対し、本発明では、作業機械の運転席にいる作業者が、油圧駆動機構を制御して牽引作業を細かく制御することができ、また、前方の牽引状況を視認できるので迅速に対応することができる。別の例として、作業機械の油圧駆動機構以外の油圧駆動装置を用いて油圧ウィンチを駆動してもよい。
図6は、本発明の牽引用アタッチメントの別の例を概略的に示す側面図である。図6に示す牽引用アタッチメント1’において、図2及び図3に示した牽引用アタッチメント1と異なる点は、脚部の構成である。牽引用アタッチメント1’は、台座部3Dの後端近傍に設けた2本の脚部3C1と、前端近傍に設けた2本の脚部3C2を有し、脚部3C2は脚部3C1よりも長い。図示の例では、脚部3C2が、脚部3C1の約2倍程度の長さを有する。これは、牽引時における牽引用アタッチメント1’の地盤に対する固定をより確実にするための構成である。その他の部分の構成については、図2及び図3の牽引用アタッチメント1と同じである。
図7(a)は、図6に示した牽引アタッチメント1’の牽引工程前の運搬工程を、(b)は牽引工程を示す図である。
図7(a)では、バケットローダーである作業機械20のバケットに替えて装着された牽引用アタッチメント1’を持ち上げた状態で、作業機械20が走行している状況を示す。このようにして、牽引用アタッチメント1’を装着した場所から、牽引に適した場所まで、作業機械20により牽引用アタッチメント1’を運搬する。運搬の必要が無い場合は、この工程は省かれる。
作業機械20が、牽引用アタッチメント1’を適切な場所に降ろした後、牽引用アタッチメント1’の台座部3Dを上から押圧して、脚部3C1及び脚部3C2を地盤に食い込ませる。このとき、短い方の脚部3C1はほぼ全長が地盤に食い込む一方、長い方の脚部3C2は全長の半分程度が地盤に食い込めばよい。したがって、フレーム3が傾斜した状態で牽引を行うことになる。
その後、ワイヤー2Aの先端のフック2Bを牽引対象物50に連結し、油圧ウィンチ2を駆動することにより、牽引を行う。これにより、ワイヤー2Aに張力がかかると共に、脚部3C1を支点としてフレーム3の台座部が下方に回転するように力がかかる(矢印参照)。その結果、長い方の脚部3C2がさらに地盤に食い込み、フレーム3がより確実に固定される。牽引する際には、反力によって牽引用アタッチメント1’が前方に引っ張られるが、この引張り力に効果的に抗することができる。
図8は、本発明の牽引用アタッチメントのさらに別の例を概略的に示す側面図である。図8に示す牽引用アタッチメント1”は、図6に示した牽引用アタッチメント1’と同様に、短い脚部3C1と長い3C2を有する。異なる点として、油圧ウィンチ2のワイヤー2Aが、定滑車2Gと動滑車2Hを経由して、ドラム2Cから引き出される点である。その他の構成については、図6に示した牽引用アタッチメント1’と同じである。
定滑車2Gは、油圧ウィンチ2の前方において、台座部3Dに切り欠かれた孔3D1内に配置されている。定滑車2Gの軸は、孔3D1の左右の壁により軸支されている。ドラム2Cから引き出されたワイヤー2Aは、定滑車2Gの溝に係合した後、下方に延在する。ワイヤー2Aが定滑車2Gの溝から外れないように、定滑車2Gの溝には外れ止め(図示せず)が設けられている。
台座部3Dの下方には動滑車1Hが吊下されている。台座部3Dの下方に延びたワイヤー2Aは、動滑車1Hの溝に係合した後、上方に延在する。さらに、ワイヤー2Aの先端は、適宜の固定手段2Kにより台座部3Dに確実に固定される。ワイヤー2Aが動滑車2Hの溝から外れないように、動滑車2Hには外れ止め(図示せず)が設けられている。
さらに、動滑車2Hには、一対の取付板2H2を用いてフック2Bが取り付けられている。一対の取付板2H2の一端は動滑車2Hの軸2H1に回動可能に取り付けられ、取付板2H2の他端がフック2Bの基端に取り付けられている。
図9(a)は、図8に示した牽引アタッチメント1”の牽引工程前の運搬工程を、(b)は牽引工程を示す図である。
図9(a)では、バケットローダーである作業機械20のバケットに替えて装着された牽引用アタッチメント1”を持ち上げた状態で、作業機械20が走行している状況を示す。このようにして、牽引用アタッチメント1”を装着した場所から、牽引に適した場所まで、作業機械20により牽引用アタッチメント1”を運搬する。運搬の必要が無い場合は、この工程は省かれる。なお、台座部から吊り下がっている動滑車2Hが地面に触れない程度に、ワイヤー2Aは巻き戻されている。
作業機械20が、牽引用アタッチメント1”を適切な場所に降ろした後、牽引用アタッチメント1”の台座部3Dを上から押圧して、脚部3C1及び脚部3C2を地盤に食い込ませる。これについては、図6に示した実施形態と同様である。
その後、フック2Bと動滑車2Hを前方に引いてワイヤー2Aを引き出す。フック2Bと動滑車2Hは、前端近傍の左右の脚部3C2の間を通って前方に引き出される。フック2Bを牽引対象物50に連結した後、油圧ウィンチ2を駆動することにより、牽引を行う。
上述した図7(b)と同様に、ワイヤー2Aに張力がかかると、脚部3C1を支点としてフレーム3の台座部が下方に回転するように力がかかる(矢印参照)。その結果、長い方の脚部3C2がさらに地盤に食い込み、フレーム3がより確実に固定される。さらに、牽引用アタッチメント1”の場合、動滑車2Hを用いることによって、油圧ウィンチ2が引く力の2倍の力で牽引対象物を引くことができる。
以上述べた本発明の原理に従う限りにおいて、多様な変形形態が可能である。例えば、図8の実施例において、図2の実施例における同じ長さの脚部を採用してもよい。
1、1’、1” 牽引用アタッチメント
2 油圧ウィンチ
2A ワイヤー
2B フック
2C ドラム
2D 油圧モータ
2E 作動油ポート
2F 取付用枠体
2G 定滑車
2H 動滑車
3 フレーム
3A 後壁部
3B 連結部
3B1 フック部分
3B2 ヒンジピン孔
3C 脚部
3D 台座部
20 作業機械(ホイールローダー)
21 油圧駆動機構
21a 油圧ポンプ
21b 油タンク
21c 切替バルブ
21d 作動油外部ポート
21e 制御部
25 アタッチメント支持部
26 バケット
50 牽引対象物

Claims (7)

  1. 牽引対象物の牽引を行うために作業機械のアタッチメントとして装着可能な牽引用アタッチメントであって、
    油圧ウィンチと、
    前記油圧ウィンチを上面に固定された台座部と、
    前記台座部の上面に対して垂直に起立する後壁部と、
    前記台座部の下面から下方に突出する先細形状の複数の脚部と、
    前記作業機械に装着するために前記後壁部の背面側に形成された連結部と、を備え、
    前記後壁部が、その背面側から正面側への視野を確保するために複数の穿孔を形成した透かし部分を有することを特徴とする
    作業機械に装着可能な牽引用アタッチメント。
  2. 前記複数の脚部が、前記台座部の前端近傍と後端近傍にそれぞれ設けられ、前端近傍に設けられた脚部が後端近傍に設けられた脚部より長いことを特徴とする請求項に記載の牽引用アタッチメント。
  3. 前記油圧ウィンチより前方にて前記台座部によって軸支された定滑車と、前記台座部の下方に吊下された動滑車と、を有し、前記油圧ウィンチのワイヤーが前記定滑車の溝から前記動滑車の溝を経て、その先端が前記台座部に固定されており、牽引対象物に連結するためのフックが前記動滑車に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の牽引用アタッチメント。
  4. 前記連結部が、前記作業機械における連結部分と係合するためのフック形状部と、前記連結部分に対し回動可能に連結するためのヒンジピン用の孔と、を少なくとも有することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の作業機械の牽引用アタッチメント。
  5. 牽引作業を行う方法であって、
    請求項1〜のいずれかに記載の牽引用アタッチメントを作業機械に装着する工程と、
    牽引を行う場所にて前記牽引用アタッチメントの前記脚部を地盤に食い込ませることにより該牽引用アタッチメントを地盤に固定する工程と、
    前記牽引用アタッチメントの前記油圧ウィンチと牽引対象物とを連結する工程と、
    前記油圧ウィンチを駆動して牽引を行う工程と、を有することを特徴とする牽引作業方法。
  6. 前記油圧ウィンチの駆動に、前記作業機械が有する油圧駆動機構の油圧ポンプを利用することを特徴とする請求項に記載の牽引作業方法。
  7. 前記牽引用アタッチメントを装着した場所から牽引を行う場所まで、前記作業機械により前記牽引用アタッチメントを運搬する工程をさらに有することを特徴とする請求項又はに記載の牽引作業方法。
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