JP2888800B2 - 僻地での建設工事遂行システム及び建設機械 - Google Patents

僻地での建設工事遂行システム及び建設機械

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建設工事遂行システ
ム及びそれに使用する機械に関するものであって、油圧
ショベル機に於て、作業機として、ショベルや、杭打機
や、オーガを適用して土木基礎工事に使用するものであ
り、より詳しくは、建設機械の搬入不可能な道路事情の
悪い場所や山中等の僻地での土木基礎工事を可能とする
ものである。
【0002】
【従来の技術】山中や重車両の通行不能な僻地での土木
基礎工事を行うに際しては、高性能な建設機械の搬入が
不可能であるため、その対策が強く望まれており、その
解決の一手段として建設機械を細分割した上、各分割ユ
ニットを現場に搬入した後、現場で機械を組立てて作業
を遂行し、作業完了後に再度機械を細分割して持ち帰る
手段が提案されている。
【0003】図8及び図9に示すものは、搬入が困難な
離島やトラック輸送の不可能な山岳地帯等の僻地へも搬
入可能とした分割型建設機械であって、(株)神戸製鋼
所よりKS05の製品名で提案されている有用な機械で
ある。該機械は、左右のクロラフレームA′、左右の
トラックリンクアッセンブリA″、カーボデイ下部
B′、アッパフロントC′、アッパリヤフレームC″、
左サイドデッキD′、カウンタウエイトE′,E′、ブ
ームF、アームバケットG、キヤビンアッセンブリH、
及びガードアッセンブリJの14ユニットに分割するも
のであって、最大ユニット重量を約1.5トンにしたも
のである。従って、上述の機械によって、建設機械を僻
地に搬入するという目的は達成されるようになった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の機械は
工事遂行システムの観点からの設計思想が欠如している
ため、アッパフロントC′の前端のブーム取付部C′−
4、及びシリンダー取付部C′−5にブーム及びシリン
ダを取付け、アッパリヤフレームC″の後端C″−2に
カウンタエイトE′,E″を載置して作業をするのにも
かかわらず、アッパフロントC′とアッパリヤフレーム
C″とを接合せねばならず、従って両ユニットの各接合
板金C′−1,C″−1は強力に取付ける必要があり、
両ユニットの固着一体化による必要強度の付与は困難で
あり、本機械に於ける重大な問題点の1つであった。
【0005】また、機械の作動機構部も、アッパフロン
トC′と、アッパリヤフレームC″と、左サイドデッキ
D′とに3分割されているため、これらの接合一体化に
よって必要強度を保証することは困難であり、特にこれ
ら機構部の接合に際しては、各作動機構部間に張設され
た管路や電線の切断端が膨大な数(100〜200)に
及び、各種の配管及び配線の接続は機械全体を熟知した
技術者にとっても困難を極め、従って、本機械の構造に
精通した技術者が関与しない限り、各ユニットを組立る
ことは不可能であった。また、組立て時間も、機械や担
当技術者によって大きな差異が生じた。
【0006】また、カーボデイ下部B′とクローラフレ
ームA′との固定は各種合板金B′−1とA′−1とを
介したボルト締めで行ない、カーボデイ下部B′とアッ
パフロントC′との固定も接合用フランジB′−2とア
ッパフロントC′の接合用フランジ(図示せず)とを介
したボルト締めで行ない、その他各ユニット相互の固着
も全て板金を介したボルト締め固着であるため、板金当
接時の位置合せが困難であり、機械の現場での組立て作
業は組立て工場内での作業同様の位置合せ精度及びボル
ト締め作業を要し、工事現場作業員による作業としては
困難を極め、非常な労力及び時間を要する作業であり、
特別に参加して頂く機械技術者との連携作の必要時間
の正確な予測も出来なく、従って、工事の日数及び経費
の見積りの事前の合理的設定にも支障を来たしていた。
【0007】本発明の目的は、上述の機械同様に、山間
や離島、或いは重車両の通行困難な場所へも建設機械を
分解して搬入可能とすると共に、現場に分割ユニットと
して搬入後に、現場での土木作業員のみで簡単且つ迅速
に組立ることの出来る建設機械を提供し、僻地での有利
な基礎建設工事遂行システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上述の目的は、
建設機械をそのまゝでは搬入困難な工事現場に対しては
該現場までの軽量搬入手段(小型車両、ヘリコプター
等)での搬入可能な重量となるように、機械を、左右の
シューフレームユニットと、左右のシューフレームユ
ニットに対して上方から着脱可能としたトラックフレー
ムBと、該トラックフレームユニットに対して上方から
着脱可能とした機械の前後方向に貫通する構造材として
のメインフレームユニットCとに分割する。
【0009】そして、メインフレームユニットに載置す
る機構部は、縦材と横材との構造材を接合した支持用の
サブフレームを構成し、該サブフレーム上には、エンジ
ンを始動させ、圧油を発生させ、それを各油圧ホースを
通して各種アクチュエータに送り出す事、及び圧油をリ
ターンさせてオイルクーラを通して作動油タンクにリタ
ーンさせたりする機械の作動機構部及び制御部を組付
け、エンジンのかかる形態にセットし、メインフレーム
ユニット上に上方から着脱可能としたサブフレームユニ
ットDとする。
【0010】また、カウンターウエイトは、上下に2分
割してメインフレームユニットの後端に上方から着脱可
能なカウンターウエイトユニットE1,E2とし、その
他は従来例と同じく、ブーム・シリンダーユニットF
と、ブームに着脱する作業機ユニットGとに分割する。
【0011】そして、建設現場へは、分割した各ユニッ
ト毎に小型車両又はヘリコプター等の軽量搬送手段で搬
入し、工事現場では現場作業員のみで各ユニットを下部
ユニットから順次積上げ方式で上方から嵌着固定して建
設機械を組立て、杭打機等の作業機を取付けて必要作業
を遂行し、作業完了後には、作業機及び建設機械の各ユ
ニットを現場作業員のみで順次分割して各ユニット毎に
搬出して機械を持ち帰る工事遂行システムによって達成
する。
【0012】また、該工事遂行システムを、建設機械存
在地点(基地)から建設現場までの機械の移送経路を調
査して、小型車両か、ヘリコプターか或いは索道かの搬
入手段を決定し、次いで機械を搬送可能な前進地点まで
搬送し、機械を現場作業員のみで各ユニットに分割して
軽量搬入手段によって各ユニット毎に工事現場に搬入
し、現場作業員のみで各ユニットを組立ることによって
実施する。
【0013】従って、建設機械搬送用の大型車の行けな
い山村や、道路すら無い山中での建設工事依頼に対して
も、建設機械の待機基地から工事現場までの道路事情を
調査することによって建設機械をどこまで大型トレーラ
で搬送し、どこで機械を各ユニットに分解し、各ユニッ
ト毎の現場への搬入手段として何を採用するか、現場で
の組立及び分解に使用するユニット吊上げ手段として小
型クレーン車か、分解搬入する小型門型クレーンか、或
いはヘリコプターかも決定出来、工事完了に必要な期間
及び経費も机上で合理的に決定出来る。
【0014】また、機械は、ヘリコプター等の軽量搬送
手段での運搬可能な重量以下の各ユニットに分割可能で
あり、そして、分割形態も、各ユニット相互を上下関係
で嵌合離脱するタイプに、且つ各種配管が入りまじわり
各種機器の配置された作動機構部を1ユニット(サブフ
レームユニット)にまとめてあるので、機械の分解及び
組付けは、ユニットの持上げ手段さえ準備すれば現場作
業員のみで簡単且つ短時間で実施出来る。
【0015】また、サブフレームユニットは、それ自体
でエンジンのかかる形態にセットされており、メインフ
レームユニットが機械の前後方向を貫通する構造材であ
るので分割型機械でありながら分割不能な一体型機械と
同様の必要強度を保持することが出来、機械の組付け作
業もサブフレームユニットから出ている少数のホースカ
プラーを作業機側及びシユーフレーム側のホースカプラ
ー等に嵌合するだけで作業系統の接続一体化が出来るの
で、機械技術者等の特別の技能者の介在がなくとも土木
作業員、即ち現場作業員のみで機械の搬入、組立て及び
施工作業が完全に遂行出来、従って、建設業者の受注工
事に対する期間、経費の見積り設計も迅速且つ正確に立
てることが出来る。
【0016】また、僻地での建設工事を遂行する機械
は、それぞれ内側面に支承片11を備え、周囲に無限軌
道シューを備えた1対のシューフレームユニットAと、
両側面に嵌入係合片21を備え、上面に載置案内片24
を備えたトラックフレームユニットBと、トラックフレ
ームユニットBの係合案内片内に嵌合する基板3を下面
に備え、該基板上には施回モータMと施回体38とを備
え、且つ機械の前後を貫通する左右の構造材としての鉄
板31を旋回可能に配置し、該鉄板31の前端には、ブ
ーム取付部及びシリンダー取付部を、その後端にはカウ
ンターウエイト支持板36を設けたメインフレームユニ
ットCと、
【0017】メインフレームユニットを跨いで載置可能
とした縦横構造材で構成したサブフレーム上に、エンジ
ン、ラジエータ、油圧ポンプ、コントロールバルブ類、
コントロールバルブの操縦装置、パイロット類の一式、
作動油タンク、電気系統配線操作レバーや油圧パイロッ
ト等、及び動力源からコントロール関係までの油圧ホー
スとその付属部品等の全てを組付けてエンジンのかかる
形態にセットしたサブフレームユニットDと、メインフ
レーム後端上に着脱自在としたカウンターウエイトユニ
ットE1 ,E2 と、メインフレーム前端に着脱するブー
ム・シリンダーユニットFと、作業機ユニットG、及び
キャビンHとから成る分割型建設機械である。
【0018】また、該分割型建設機械は、シューフレー
ムユニットAと、トラックフレームユニットBと、メイ
ンフレームユニットCと、サブフレームユニットDと、
カウンターユニットE1,E2との組立て時に於ける上
下方向からの嵌合作業が同時に相互固着の位置決めを自
動的に完了する構成である。
【0019】従って、組立てに際しては、最初に左右の
シューフレームユニットAを寸法決めして地面に載置す
れば、ヘリコプター又はクレーン等で持ち上げたトラッ
クフレームユニットBを、その嵌入係合片21が支承片
11に嵌まるように降下するだけで固定位置の寸法出し
の出来た状態で嵌合出来、メインフレームユニットCも
その基板3がトラックフレームユニットB上の載置案内
片24内に嵌め込むように上方から載置するだけで固定
用ボルト位置の寸法出しが完了する。
【0020】また、機械の作動機構部及び制御部一式が
一体的に組付けられたサブフレームユニットDを取扱い
単位として分解や組立てを行うので、機械技術者が関与
せずとも単純なユニット相互の組付けだけで機械が稼動
状態に出来る。しかも、各ユニットの組付けは、下部の
ユニットに対して上部のユニットを上方から嵌合するよ
うに載置するだけで相互間を固定するボルトの位置決め
も同時に達成出来るので、組立て作業が迅速に達成出
来、配管群の組付けも、サブフレームユニットから出た
少ないカプラー群を前方の作業機や下方のシューフレー
ムの各カプラーと嵌着するだけで完了するので、機械の
分割及び組立てが、従来機械に比して、極めて容易に、
且つ極めて短時間で可能となった。
【0021】また、シューフレームユニットAとトラッ
クフレームユニットBとの着脱も、シューフレーム上面
中央部に位置するシュー鉄板14を外して行なうのでシ
ューリンク13を外さなくとも可能となり、両ユニット
間の着脱が簡単且つ迅速に達成出来る。また、シューフ
レームユニットAの内側面の支承片11をシュー鉄板1
4の内側端縁より更に内方に突出配設したため、シュー
フレームユニットAが無限軌道を装着したまゝ、即ちシ
ューをさわることなく、トラックフレームユニットBが
シューフレームユニットAに着脱出来、両ユニット間の
着脱が単なる上下移動作用だけで迅速に達成出来る。
【0022】また、建設機械の前端に取付ける作業機と
しての杭打機を、自走車体に旋回可能、且つ俯仰可能に
取付けたブーム先端と伸縮シリンダー先端との上下2点
でリーダー61を支持し、リーダー61の下端に油圧伸
縮ジャッキを装着して、ブームと伸縮シリンダーとで所
望地点上にリーダー61を垂直に保持した後、油圧ジャ
ッキを下方に伸長してジャッキ下端を地面に押圧してリ
ーダー61を支持するようにした。
【0023】従って、旋回可能なブームとシリンダーと
で前後左右のどの位置でもブーム及びシリンダーの及ぶ
範囲内であれば自在にリーダーを移動させることが出
来、しかもリーダー下端からジャッキを伸長してリーダ
ーを固定するため、山中等の傾斜地ですらリーダーの接
地固定が容易であり、比較的小型の油圧ショベル機であ
っても長尺のリーダーを地形に左右されずに安定支持出
来る。
【0024】
【実施例】建設機械としては、全重量約20トンで0.
7立米級の油圧ショベル機に本発明を適用した。 〔シューフレームユニットA(図1)〕従来の左右のシ
ューフレーム1に、それぞれ上面から内側面に跨がり、
且つ内側面下方から支承用溝を形成して上方に屈曲する
支持部を有する各支持片11を2個で1組とし、左右共
2組固定すると共に、各1組の支持片を左右両側から挟
み込むように、ボルト孔を有する取付片12をフレーム
1の内側面に固着し、総重量3トン未満の各ユニットを
得た。
【0025】 〔トラックフレームユニットB(図1)〕 従来部品同様に、上下2枚の鉄板を所望寸法に間隔を維
持して縦板材で接合した構造体であり、該構造体の上部
鉄板に取付用孔h2 群を環状に配設し、その外側四隅
に載置案内片24を固着し、構造体の左右側面には縦板
材の嵌入係合片21を各2板づつ固着し、各嵌入係合片
21の両側外端にはボルト孔を有する当接片22を固着
した。また、嵌入係合片21の両側内面にはそれぞれ下
端に外方へのテーパーt2 を有する縦方向のガイド片2
3を固着し、総重量3トン未満のユニットを得た。
【0026】 〔メインフレームユニットC(図2)〕 四隅に切欠いて当接部34を形成して周辺部に固定用ボ
ルト孔h3 群を環状に配置した最下面の基板3と、旋回
体38の構造部で上方に旋回可能に取付け、且つ中央部
に旋回モータMを設置した水平板材30と、該板材30
上に平行して間隔を開けて立設固着した鉄板31とから
成り、鉄板31の前端にはブーム取付部及びブーム作動
用シリンダーの取付部があり、鉄板31の後方は、上
に沿って固定した固定板と下面の水平板材の延長部との
結合構造でH型鋼部39を形成し、後端上部にはカウン
ターウエイト支持板36が固定してあり、支持板36の
前側にはボルト孔h31を有する取付片32及び案内片3
3が固定してある。
【0027】また水平板材30の延長端部には下方から
補強鉄板が固定され該鉄板の後端は上方に垂直に折曲し
たアングル部37を形成し、カウンターウエイトE1
後面支持の機能を果す。そして、該補強鉄板の下面から
パイプP3 を介して支持板36を貫通するボルト挿通孔
32が配設してある。また、各鉄板31のそれぞれ前部
外側面には所定寸法の間隔で平行な2本の案内縦材35
とその中間のボルト孔h35とが、サブフレームユニット
取付用に設けてある。そして、ユニットの総重量は3ト
ン未満とした。
【0028】〔サブフレームユニットD(図2、図
4)〕図4に示す如く、縦材と横材との構造材を接合し
て左フレーム41と右フレーム42とを構成し、次いで
両フレームを、メインフレームユニットの両鉄板31を
挟む形態に連結板43、及びメインフレームユニット前
部を跨ぐアーチ形状とした連結板44で強固なサブフレ
ームを構成し、サブフレーム前部の両側フレーム内側に
ボルト孔h45を有する組付片45を垂直に固定し、各組
付片の下端両側には嵌合案内用のテーパーt4 が形成し
てある。
【0029】次いでサブフレーム上には、図2で略示す
る如く、エンジンとメインポンプa、コントロールバル
ブb、作動油タンクc、燃料タンクd、バッテリーeを
はじめ機械作動及び制御に必要な機器の全てを搭載固定
し、後端には補強用鉄板46を、該鉄板がメインフレー
ムユニットの取付片32と案内片33との間に嵌合する
ようにし、補強用鉄板46の両側部、及び最前部の連結
板44の両側の計4ヵ所に、上端にワイヤ挿通孔を有す
る吊下用の支柱47を立設固定し、総重量3トン未満の
サブフレームユニットを得た。
【0030】〔カウンターウエイトユニット(図3、図
5)〕図3に示す如く、上下に2分割し、下方のカウン
ターウエイトE1 には底面に前方へ連通する角柱形の空
洞O5 を、メインフレームユニット後端部が嵌り込むよ
うに形成すると共に各空洞の天井部から上方へボルトを
螺合するためのねじ孔(図示せず)を設け、メインフレ
ームユニット後端下面からパイプP3 を介してボルト孔
32から突出するボルト(図示せず)がカウンターウエ
イトE1 に螺合するように構成した。
【0031】また、カウンターウエイトE1 の前面左右
及び後面左右に吊下片54,53を固定し、図5に拡大
図示する如く、前面からは更に上端内方に案内用テーパ
ーt 5 を備えた案内片55の1対を左右に間隔を離して
2ヵ所に固定し、1対の案内片55間にはカウンターウ
エイトE1 の上面と面一で水平に締付片56を突設し、
締結片56には締着用ボルト孔h5 を設けた。なお、吊
下片53上部の孔h51はボルト孔兼用である。また、上
方のカウンターウエイトE2 には、上面から前後左右4
本の吊下片57を立設すると共に、後面下部にはボルト
孔h52を配設し、前側下面と面一で水平に突出するボル
ト孔を備えた締付片(下方の締付片と同一構造であり図
示せず)を、下方カウンターウエイトE1 の締付片56
と当接締着出来るように設けた。得られた上下各カウン
ターウエイトE2 ,E1 は共に総重量3トン未満となっ
た。
【0032】〔ブーム・シリンダーユニットF、キャビ
ンユニットH、及び作業機ユニット(図3、図6、図
7)〕図3から明らかなように、ブーム・シリンダーユ
ニットF、アームバケットユニットG、及びキャビンユ
ニットHは、それぞれ従来のKS05のユニットと類似
のものであり、共に総重量は3トン未満である。また、
図6及び図7に示す如く杭打機にあっては、リーダー6
1が長尺であるので搬送に便利な様に上下分割型となっ
ている。
【0033】本発明のリーダー61は、下端部のリーダ
ー筒内に油圧伸縮ジャッキの外ケース63を固定し、リ
ーダー61の下端からジャッキの内ケース64を伸縮す
るように構成し、ジャッキ内ケース64の下端の接地盤
65を伸長出来るようにした。
【0034】 〔各ユニットの組付け作業〕 山中の工事現場にあっては、ヘリコプターで吊下搬送し
たシューフレームユニットAの2本を寸法を測って平行
に地上に置き、次いでトラックフレームBを上方からそ
の両側の嵌入係合片21が両側のシューフレームの各支
持片11に嵌合するように垂下載置し、トラックフレー
ムユニットBの各1対のガイド片23が相手側の1対の
支持片11の外側からテーパt2 の助力で位置決めされ
て両ユニットは嵌合する。同時に両ユニットの取付片1
2と当接片22とはボルト孔が合致しており、作業員が
ボルトねじ両ユニットを固定する。
【0035】次いで、メインフレームユニットCを、上
方からトラックフレームユニットB上へ、その基板3の
四隅の当接部34がトラックフレームユニットB上の各
載置案内片24内に嵌合するように載置すると基板3の
各ボルト孔h3 が下部ユニットBの各ボルト孔h2 に合
致する。作業員がボルトナットで両ユニットB,Cを締
着する。
【0036】次いでサブフレームユニットDをメインフ
レームユニット上に、その前方の組付片45が下端両側
のテーパーt4 の助力でメインフレームユニットCの案
内縦材35間に嵌入し、後部下面の前後方向の凹溝O4
がメインフレームユニットCの後部のH型鋼部39に嵌
合し、且つ後端の補強用鉄板46がメインフレームユニ
ット後部の取付片32と案内片33間に落ち込むように
載置する。次いでメインフレームユニットの案内縦材間
のボルト孔h35とサブフレームユニットの組付片45の
ボルト孔h45とを、及びメインフレームユニット上の取
付片32のボルト孔h31とサブフレームユニット後端の
鉄板46のボルト孔h41とを、それぞれボルト固定す
る。
【0037】次いで、サブフレームユニットの後部のメ
インフレームユニット上へ、下方のカウンターウエイト
1 を、その下面の空洞O5カウンターウエイト支持
板36に嵌まるように、且つアングル部37がカウンタ
ーウエイトE1 の後面を当接支承するように載置し、作
業員がメインフレームユニット後部下面から長尺のボル
トを、パイプP3 及びボルト孔h32を貫通して空洞O5
の天井部に配設した雌ねじ部(図示せず)に螺合し、両
ユニットC,E1 を固着する。
【0038】次いで、上方カウンターウエイトE2 を下
方カウンターウエイトE1 上へ、下方カウンターウエイ
トE1 の各吊下片53,54で前後方向の案内を、前面
から突出している両側の案内片55が上方カウンターウ
エイトE2 の締付片(図示せず)の左右方向の案内をし
ながら載置し、上下各締付片56の両ボルト孔h5 及び
吊下片53のボルト孔h51とボルト孔h52とを介して両
ユニットE1 ,E2 を固着する。
【0039】ブーム・シリンダーユニットF、作業機ユ
ニットG、キャビンユニットH等の組付けは、従来例と
類似であり、これらを組付けて一体化し、サブフレーム
ユニットからの各ホース端末のカプラーを他のユニット
のホース端末に接合すれば作業の遂行出来る状態にな
る。また、吊上げ手段として慣用の小型リフト車を適用
しても、小型の門型クレーンを分解搬入して現場で組立
てて使用しても前述の同様の組付け作業が出来、施行作
業の完了後の各ユニットへの分解及び搬出移送は、搬入
及び組付け作業の逆作業で達成出来る。
【0040】〔その他〕シューフレームユニットAとト
ラックフレームユニットBとの着脱作業に関しては、従
来例の如く無限軌道のリンク13を外してトラックフレ
ームBをシューフレームと着脱する事も、作業に手間が
かかるけれども可能である。また、リンク13にナット
を固着して置き、シュー鉄板14の所望枚数をボルトを
外すことによって取り外せるようにすると、電動ボルト
締め器を利用して迅速に、トラックフレーム着脱の準備
作業が遂行出来、この手段を適用すれば、リンク13を
シューフレームから外さなくてもトラックフレームの着
脱が容易に出来ると共に、シュー鉄板を必要枚数外すこ
とによってシューフレームユニットの重量調節も可能と
なる。
【0041】また、サブフレームユニットは作動機構部
及び制御部等の一式がセットとなったものであるが、燃
料タンクやバッテリーは、現場作業員のみでも他の機器
との取付け取外しが容易に出来る単なる載置物にすぎな
いから、重量オーバーの危険のある場合には、燃料タン
クのオイルを抜いたり、バッテリーや燃料タンクを外し
て別に移送し、現地でサブフレームユニット上に載置し
ても良い。
【0042】
【発明の効果】建設機械が軽量搬送手段で現地へ搬入出
来るため、建設機械を用いた杭打ち等の工事が小型車両
やヘリコプターの行ける場所ならどこでも可能となる。
また、機械の分割ユニット化を、機械技術者が関与しな
くても分解・組立てが可能な形態で達成したため、現場
作業員のみで、簡単且つ迅速に、しかも個人差の生じな
い作業時間内で分解・組立てが可能となり、従って、工
事現場までの経路の情報が入れば、搬入経路が決定出
来、搬入手段による分割ユニットの搬入時間及び分割ユ
ニットの組立て時間が正確迅速に算出でき、工事の受注
から完了までの期間・経費の設計がスピード化出来、建
設基礎工事の遂行が合理化出来る。
【0043】また、杭打機のリーダーは、下端からジャ
ッキを突出して地面に固定するため、旋回可能なブーム
とシリンダーでリーダーを任意方向に回動し、垂直状態
に保持した状態でジャッキを下方に延出してリーダー下
端を地面に固定出来、平坦でない地形の場所でも、即ち
山中でもリーダー利用の油圧ハンマーで合理的な杭打作
業が遂行出来る。勿論、リーダーにオーガーを装着して
傾斜地で安定施工することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシューフレームユニットA、及びトラ
ックフレームユニットBの斜視図である。
【図2】本発明のメインフレームユニットC、及びサブ
フレームユニットDの斜視図である。
【図3】本発明のカウンターウエイトユニットE1 ,E
2 、ブーム・シリンダーユニットF、作業機ユニット
G、及びキャビンユニットHの斜視図である。
【図4】本発明のサブフレームユニットに用いるサブフ
レームの斜視図である。
【図5】本発明のカウンターウエイトユニットE1 の部
分拡大斜視図である。
【図6】本発明の工事中の略示側面図である。
【図7】図6のジャッキ部Aの拡大斜視図である。
【図8】従来の分割型建設機械の各ユニット斜視図であ
る。
【図9】従来の分割型建設機械の図8に示すもの以外の
各ユニットの斜視図である。
【符号の説明】
1…シューフレーム 11…支持片 12…取付片 21…嵌入係合片 22…当接片 23…ガイド片 3…基板 30…水平板材 31…鉄板 32…取付片 33…案内片 34…当接部 35…案内縦材 36…支持板 38…旋回体 41…左フレーム 42…右フレーム 43,44…連絡板 45…取付片 46…補強用鉄板 47…吊下用支柱 53,54,57…吊下片 55…案内片 56…締付片 61…リーダー 62…油圧ハンマー 63…ジャッキ外ケース 64…ジャッキ内ケース

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建設機械の搬入不可能な工事現場に対
    し、建設機械を、搬入可能な重量となるように、左右の
    シューフレームユニット(A1,A2)と、左右のシュ
    ーフレームユニットに対して上方から着脱可能としたト
    ラックフレームユニット(B)と、該トラックフレーム
    ユニットに対して上方から着脱可能とした、機械の前後
    方向に貫通する構造材としてのメインフレームユニット
    (C)と、縦材と横材との構造材を接合してサブフレー
    ムとし、該フレーム上に、エンジンを始動させ、圧油を
    発生させ、それを各油圧ホースを通して各種アクチュエ
    ータに送り出す事、及び圧油をリターンさせてオイルク
    ーラを通して作動油タンクにリターンさせたりする機械
    の作動機構部及び制御部を組付け、エンジンのかかる形
    態にセットし、メインフレームユニット上に上方から着
    脱可能としたサブフレームユニット(D)と、カウンタ
    ーウエイト(E1,E2)と、ブーム・シリンダーユニ
    ット(F)と、ブームに着脱する作業機ユニット(G)
    とに分割し、各ユニット毎に小型車両又はヘリコプター
    等で工事現場に搬入し、工事現場では、現場作業員のみ
    で搬入各ユニット(A,B,C,D,E)を下部ユニッ
    トから順次積上げ方式で上方から嵌着固定して建設機械
    を組立て、杭打機等の作業機を組付けて必要作業を遂行
    し、作業完了後には、作業機及び建設機械の各ユニット
    を現場作業員のみで順次分割して各ユニット毎に搬出す
    ることを特徴とする僻地での建設工事遂行システム。
  2. 【請求項2】 建設機械存在地点から建設現場までの機
    械の移送経路を調査して搬入手段を決定し、次いで、機
    械を搬送可能な前進地点まで搬送し、機械を現場作業員
    のみで各ユニットに分割して軽量搬入手段によって各ユ
    ニット毎に工事現場に搬入する請求項1のシステム。
  3. 【請求項3】 それぞれ内側面に支承片(11)を備
    え、周面に無限軌道シューを備えた1対のシューフレー
    ムユニット(A)と、両側面に嵌入係合片(21)を備
    え、上面に載置案内片(24)を備えたトラックフレー
    ムユニット(B)と、トラックフレームユニット(B)
    の載置案内片内に嵌合する基板(3)を下面に備え、該
    基板上には旋回モータ(M)と旋回体(38)とを備
    え、且つ機械の前後を貫通する左右の構造材としての鉄
    板(31)を旋回可能に配置し、該鉄板(31)の前端
    には、ブーム取付部及びシリンダー取付部を、その後端
    にはカウンターウエイト支持板(36)を設けたメイン
    フレームユニット(C)と、メインフレームユニットを
    跨いで載置可能とした縦横構造材で構成し組付片45を
    立設したサブフレーム上に、エンジン、ラジエータ、油
    圧ポンプ、コントロールバルブ類、コントロールバルブ
    の操縦装置、パイロット類の一式、作動油タンク、電気
    系統配線操作レバーや油圧パイロット等、及び動力源か
    らコントロール関係までの油圧ホースとその付属部品等
    の全てを組付けてエンジンのかかる形態にセットしたサ
    ブフレームユニット(D)と、メインフレーム後端上に
    着脱自在とした分割型カウンターウエイトユニット(E
    1,E2)と、メインフレーム前端に着脱するブーム・
    シリンダーユニット(F)と、作業機ユニット(G)、
    及びキャビン(H)とから成る分割型建設機械。
  4. 【請求項4】 シューフレームユニット(A)と、トラ
    ックフレームユニット(B)と、メインフレームユニッ
    ト(C)と、サブフレームユニット(D)と、カウンタ
    ーウエイトユニット(E1,E2)相互の組立て時に於
    ける上下方向からの嵌合作用が同時に相互固着の位置決
    めを自動的に完了する請求項3の分割型建設機械。
  5. 【請求項5】 組付時及び分解時にシューフレームユニ
    ット(A)の上面中央部のシュー鉄板(14)を外して
    トラックフレームユニット(B)をシューフレームユニ
    ット(A)に着脱する請求項3又は4の分割型建設機
    械。
  6. 【請求項6】 シューフレームユニット(A)の内側面
    の支承片(11)をシュー鉄板(14)の内側端縁より
    更に内方に配置した請求項3乃至5のいずれか1項の分
    割型建設機械。
  7. 【請求項7】 自走車体に旋回可能、且つ俯仰可能に取
    付けたブーム先端と伸縮シリンダー先端との上下2点で
    リーダー(61)を支持すると共に、リーダー(61)
    下端に油圧伸縮ジャッキを装着して、ブームと伸縮シリ
    ンダーとで所望地点上にリーダー(61)を垂直に保持
    した状態で油圧伸縮ジャッキを下方に伸長し、該ジャッ
    キ下端を地面に押圧してリーダー(61)を支持するこ
    とを特徴とする僻地作業用建設機械。
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