JP2012064431A - 半導体発光素子の点灯装置およびそれを用いた照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】臨界モードで動作する電力変換回路により半導体発光素子に流れる電流を制御する点灯装置において、簡単な構成で出力調整を実現する。
【解決手段】スイッチング素子Q1に流れる電流が所定値に達するとスイッチング素子Q1をオフ制御すると共に、スイッチング素子Q1がオフされた後、インダクタL1に蓄積されたエネルギーの放出が完了した時点でスイッチング素子Q1をオン制御する制御手段を備える半導体発光素子の点灯装置において、電流検出値に対して出力調整のための補正値を加算または減算する可変抵抗素子VR1,VR2を設けた。可変抵抗素子VR1,VR2は、温度変化により抵抗値が変化する感温抵抗素子、もしくは、経年変化により抵抗値が変化する回路素子でも良い。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光ダイオード(LED)のような半導体発光素子を点灯させる半導体発光素子の点灯装置及びそれを用いた照明器具に関するものである。
特許文献1によれば、いわゆる臨界モードで動作する降圧チョッパ回路により発光ダイオード(LED)に流れる電流を制御するLED点灯装置が開示されている。ここで、臨界モードとは、図7に示されるように、スイッチング素子のオン期間TONにインダクタンス要素に蓄積されたエネルギーがスイッチング素子のオフ期間TOFF に放出され、そのエネルギー放出が完了したタイミングでスイッチング素子を再度オンさせる制御モードのことであり、他の制御モードに比べて電力変換効率が高くなる。また、スイッチング電流のピーク値の半分が負荷電流の実効値となるので、定電流制御が容易に実現できる。
例えば、図5(a)に示す降圧チョッパ回路3aのスイッチング素子Q1を臨界モードで動作させる場合について説明する。入力端子A−B間には、例えば、商用交流電源を昇圧チョッパ回路により昇圧した直流電圧が供給され、出力端子C−D間には、LED直列回路またはこれを複数並列接続した負荷回路が接続される。スイッチング素子Q1のオン時には、スイッチング素子Q1→インダクタL1→コンデンサC2を介して図7に示す電流IQ1が流れて、インダクタL1にエネルギーが蓄積される。スイッチング素子Q1がオフすると、インダクタL1に蓄積されたエネルギーにより逆起電力が発生し、インダクタL1→コンデンサC2→ダイオードD1の経路で回生電流ID1が流れる。この回生電流ID1がゼロに戻ったタイミングでスイッチング素子Q1を再度オンさせると、スイッチング損失が少なく、電流の休止期間も生じないので、他の制御モードに比べて電力変換効率が高くなる。
特開2010−40878号公報(図1、図2、段落35、40)
特許文献1の段落35、40では、外部からの調光信号に応じて、スイッチング素子Q1のオン期間TONをPWM制御することが提案されているが、具体的な回路構成は開示されていない。また、LEDの特性のばらつきやインダクタンス等の回路定数のばらつきに対する工場出荷時の出力調整や、温度変化、経年変化等に対して簡単かつ安価に出力調整するための構成についても示唆されていない。
本発明は、臨界モードで動作する電力変換回路により半導体発光素子に流れる電流を制御する点灯装置において、簡単な構成で出力調整を実現することを課題とする。
請求項1の発明は、上記の課題を解決するために、図1に示すように、直流電源に直列接続されて高周波でオンオフ制御されるスイッチング素子Q1と;前記スイッチング素子Q1と直列に接続されて前記スイッチング素子Q1のオン時に前記直流電源から電流が流れるインダクタンス要素L1と;前記スイッチング素子Q1のオン時に前記インダクタンス要素L1に蓄積されたエネルギーを前記スイッチング素子Q1のオフ時に半導体発光素子4に放出する回生ダイオードD1と;前記スイッチング素子Q1に流れる電流を検出する電流検出手段(抵抗R1)と;前記電流検出手段により検出された電流値が所定値に達すると、前記スイッチング素子Q1をオフさせると共に前記インダクタンス要素L1のエネルギー放出が完了したときに前記スイッチング素子Q1をオンさせる制御手段(制御回路5)とを備える半導体発光素子の点灯装置において、前記電流検出手段により検出される検出値に出力調整のための補正値を重畳させる可変抵抗素子VR2を有することを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1記載の半導体発光素子の点灯装置において、図1に示すように、前記補正値を前記スイッチング素子Q1のオン制御信号(7番ピンの信号)に同期して重畳させることを特徴とする。
請求項3の発明は、図1に示すように、直流電源に直列接続されて高周波でオンオフ制御されるスイッチング素子Q1と;前記スイッチング素子Q1と直列に接続されて前記スイッチング素子Q1のオン時に前記直流電源から電流が流れるインダクタンス要素L1と;前記スイッチング素子Q1のオン時に前記インダクタンス要素L1に蓄積されたエネルギーを前記スイッチング素子Q1のオフ時に半導体発光素子4に放出する回生ダイオードD1と;前記スイッチング素子Q1に流れる電流を検出する電流検出手段(抵抗R1)と;前記電流検出手段により検出された電流値が所定値に達すると、前記スイッチング素子Q1をオフさせると共に前記インダクタンス要素L1のエネルギー放出が完了したときに前記スイッチング素子Q1をオンさせる制御手段(制御回路5)とを備える半導体発光素子の点灯装置において、前記電流検出手段により検出される検出値から出力調整のための補正値を差し引く可変抵抗素子VR1を有することを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の半導体発光素子の点灯装置において、可変抵抗素子は温度変化により抵抗値が変化する感温抵抗素子であることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の半導体発光素子の点灯装置において、図4に示すように、可変抵抗素子は経年変化により抵抗値が変化する回路素子であることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の半導体発光素子の点灯装置と、この点灯装置から電流を供給される半導体発光素子を具備する照明器具である(図6)。
請求項1または3の発明によれば、スイッチング素子に流れる電流の検出値が所定値に達するとスイッチング素子をオフ制御すると共に、スイッチング素子がオフされた後、インダクタンス要素に蓄積されたエネルギーの放出が完了した時点でスイッチング素子をオン制御する制御手段を備える半導体発光素子の点灯装置において、スイッチング素子に流れる電流の検出値に対して出力調整のための補正値を重畳する可変抵抗素子、または、スイッチング素子に流れる電流の検出値から出力調整のための補正値を差し引く可変抵抗素子を有することにより、簡単な構成で精度良く出力調整することができる。
請求項2の発明によれば、スイッチング素子のオン制御信号に同期して補正値を重畳させるので、電流検出抵抗における無駄な電力消費を抑制できる。
請求項4,5の発明によれば、温度変化や経年変化に対して簡単な構成で自動的に出力調整することができる。
本発明の実施形態1の点灯装置の回路図である。 本発明の実施形態1の点灯装置に用いる制御用集積回路の内部構成を簡略化して示した回路図である。 本発明の実施形態1の点灯装置を用いたLED調光点灯装置の全体構成を示すブロック回路図である。 本発明の実施形態4の点灯装置の要部構成例を示す回路図である。 本発明を適用できる各種のスイッチング電源回路の回路図である。 本発明の実施形態6の照明器具の概略構成を示す断面図である。 従来のLED点灯装置の動作波形図である。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1の点灯装置の回路図である。この点灯装置は、電源コネクタCON1と出力コネクタCON2を備えている。電源コネクタCON1には商用交流電源(100V、50/60Hz)が接続される。出力コネクタCON2には、発光ダイオード(LED)のような半導体発光素子4が接続される。半導体発光素子4は複数個のLEDを直列または並列または直並列接続したLEDモジュールであっても良い。
電源コネクタCON1には、電流フューズFUSEとフィルタ回路2aを介して整流平滑回路2bが接続されている。フィルタ回路2aは、サージ電圧吸収素子ZNR、フィルタコンデンサCa,Cb及びコモンモードチョークコイルLFで構成されている。整流平滑回路2bは、ここでは全波整流器DBと平滑コンデンサC0よりなる回路を図示しているが、昇圧チョッパ回路を用いた力率改善回路であっても良い。
整流平滑回路2bの出力端には、降圧チョッパ回路3が接続されている。降圧チョッパ回路3は、直流電流により点灯する半導体発光素子4に対して直列に接続されるインダクタL1と、前記インダクタL1と半導体発光素子4の直列回路と整流平滑回路2bの出力との間に直列に接続されるスイッチング素子Q1と、前記インダクタL1と半導体発光素子4の直列回路と並列に接続されて、前記スイッチング素子Q1のオフ時に前記インダクタL1の蓄積エネルギーを前記半導体発光素子4に放出する方向に接続された回生ダイオードD1とを備えている。また、前記半導体発光素子4と並列に出力コンデンサC2が接続されている。この出力コンデンサC2は、前記スイッチング素子Q1のオンオフによる脈動成分を平滑化して前記半導体発光素子4に平滑化された直流電流が流れるように容量を設定されている。
スイッチング素子Q1は制御回路5により高周波でオンオフ駆動される。制御回路5は制御用集積回路50とその周辺回路よりなる。制御用集積回路50として、ここではSTマイクロエレクトロニクス社製のL6562を用いている。このチップ(L6562)は、本来は、PFC回路(力率改善制御用の昇圧チョッパ回路)の制御用ICであり、内部に乗算回路など、降圧チョッパ回路の制御には余分な構成要素を含んでいる。その反面、入力電流の平均値を入力電圧の包絡線と相似形とする制御のために、入力電流のピーク値を制御する機能と、ゼロクロス制御機能を1チップ内に具備しており、これらの機能を降圧チョッパ回路の制御に転用している。
図2は本実施形態に用いる制御用集積回路50の内部構成を簡略化して示している。1番ピン(INV)は内蔵の誤差増幅器(エラーアンプ)EAの反転入力端子、2番ピン(COMP)は誤差増幅器EAの出力端子、3番ピン(MULT)は乗算回路52の入力端子、4番ピン(CS)はチョッパ電流検出端子、5番ピン(ZCD)はゼロクロス検出端子、6番ピン(GND)はグランド端子、7番ピン(GD)はゲートドライブ端子、8番ピン(Vcc)は電源端子である。
電源端子Vccとグランド端子GNDの間に所定電圧以上の制御電源電圧が供給されると、制御電源51により基準電圧Vref1、Vref2が生成されると共に、集積回路内部の各回路が動作可能となる。スタータ53により電源投入時にはフリップフロップFF1のセット入力端子Sにスタートパルスが供給されて、フリップフロップFF1のQ出力はHighレベルとなる。これにより駆動回路54を介して7番ピン(ゲートドライブ端子GD)がHighレベルとなる。
7番ピン(ゲートドライブ端子GD)がHighレベルとなると、図1の抵抗R21、R20で分圧されたゲート駆動電圧がMOSFETよりなるスイッチング素子Q1のゲート・ソース間に印加される。抵抗R1は電流検出用の小抵抗であるので、ゲート・ソース間の駆動電圧には殆ど影響しない。
スイッチング素子Q1がオンになると、コンデンサC0の正極から出力コンデンサC2、インダクタL1、スイッチング素子Q1、抵抗R1を介してコンデンサC0の負極へ電流が流れる。このとき、インダクタL1に流れるチョッパ電流iは、インダクタL1が磁気飽和しない限り略直線的に上昇する電流となる。この電流は抵抗R1により検出されて、制御用集積回路50の4番ピン(CS)に入力される。
制御用集積回路50の4番ピン(CS)はチョッパ電流検出端子であり、その電圧は、IC内部の40KΩと5pFのノイズフィルタを介してコンパレータCP1の+入力端子に印加される。コンパレータCP1の−入力端子には基準電圧が印加されている。この基準電圧は1番ピン(INV)の印加電圧V1と3番ピン(MULT)の印加電圧V3により決定される。
チョッパ電流検出端子CSの電圧が基準電圧を超えると、コンパレータCP1の出力がHighレベルとなり、フリップフロップFF1のリセット入力端子Rにリセット信号が入力される。これによりフリップフロップFF1のQ出力はLowレベルとなる。このとき、駆動回路54は7番ピン(ゲートドライブ端子GD)から電流を引き込むように動作するので、図1のダイオードD22がオンとなり、抵抗R22を介してスイッチング素子Q1のゲート・ソース間電荷が引き抜かれて、MOSFETよりなるスイッチング素子Q1は速やかにオフとなる。
スイッチング素子Q1がオフすると、インダクタL1に蓄積されていた電磁エネルギーが回生ダイオードD1を介して出力コンデンサC2に放出される。このとき、インダクタL1の両端電圧は出力コンデンサC2の電圧Vc2にクランプされるので、インダクタL1の電流iは略一定の傾き(di/dt≒−Vc2/L1)で減少して行く。
コンデンサC2の電圧Vc2が高いときには、インダクタL1の電流iは急速に減衰し、コンデンサC2の電圧Vc2が低いときには、インダクタL1の電流iは緩慢に減衰する。したがって、インダクタL1に流れる電流のピーク値が一定であっても、インダクタL1の電流iが消失するまでの時間は負荷電圧に応じて変化する。その所要時間はコンデンサC2の電圧Vc2が高いほど短く、低いほど長い。
インダクタL1に電流iが流れている期間中は、インダクタL1の2次巻線n2にはインダクタL1の電流iの傾きに応じた電圧が発生している。この電圧は、インダクタL1の電流iが流れ終わると、消失する。そのタイミングを5番ピン(ゼロクロス検出端子ZCD)で検出する。
制御用集積回路50の5番ピン(ゼロクロス検出端子ZCD)には、ゼロクロス検出用のコンパレータCP2の−入力端子が接続されている。コンパレータCP2の+入力端子にはゼロクロス検出用の基準電圧Vref2が印加されている。5番ピン(ゼロクロス検出端子ZCD)に印加されていた2次巻線n2の電圧が消失すると、コンパレータCP2の出力がHighレベルとなり、ORゲートを介してフリップフロップFF1のセット入力端子Sにセットパルスが供給され、フリップフロップFF1のQ出力はHighレベルとなる。これにより駆動回路54を介して7番ピン(ゲートドライブ端子GD)がHighレベルとなる。以下、同じ動作を繰り返す。
制御用集積回路50の4番ピン(CS)には、電流検出抵抗R1の検出電圧を抵抗R41,R42の直列回路を介して入力している。抵抗R41,R42の接続点とグランド間には、電流検出感度を調整するための可変抵抗VR1を接続してある。可変抵抗VR1の抵抗値を下げると、電流検出抵抗R1の検出電圧は、抵抗R41と可変抵抗VR1とで分圧されて4番ピン(CS)に入力されるので、電流検出感度を下げることができ、スイッチング素子Q1に流れる電流のピーク値を上げることができる。
また、スイッチング素子Q1のゲートドライブ電圧を供給する7番ピン(GD)からダイオードD7、抵抗R43、可変抵抗VR2を介して、可変抵抗VR1に直流電流を重畳させている。可変抵抗VR2を介する重畳電流は7番ピン(ゲートドライブ端子GD)がHighレベルとなったタイミング、つまり、スイッチング素子Q1がオンしている期間にのみ流れるから、常に重畳電流を流す場合に比べると、電力消費を低減できる。可変抵抗VR2の抵抗値を下げると、重畳される直流電流が増加するので、4番ピン(CS)の電圧が増加し、スイッチング素子Q1に流れる電流のピーク値を下げることができる。
これら2つの可変抵抗VR1、VR2を調整することで、スイッチング素子Q1に流れる電流のピーク値を適切に設定できる。ここで、適切に設定するとは、上限値に関して言えば、インダクタL1を磁気飽和させない範囲で、なおかつ、スイッチング素子Q1の最大ピーク電流を越えない範囲とすることが適切であり、下限値に関して言えば、スイッチング素子Q1の動作周波数が高くなり過ぎない範囲とすることが適切である。
《出力特性(定電流制御の仕組み)について》
出力コンデンサC2にはコンデンサC0の出力電圧を降圧した直流電圧が得られる。この直流電圧は出力コネクタCON2を介して半導体発光素子4に供給される。半導体発光素子4として発光ダイオード(LED)を用いた場合、LEDの順電圧をVf、直列個数をn個とすると、出力コンデンサC2の電圧Vc2は略n×Vfにクランプされる。
LEDの直列個数nが多いとき、出力コンデンサC2の電圧Vc2は高いから、コンデンサC0の電圧Vdcとの電圧差(Vdc−Vc2)は小さくなる。このため、スイッチング素子Q1のオン時にインダクタL1に分担される電圧は小さく、インダクタL1に流れる電流iの上昇速度di/dt=(Vdc−Vc2)/L1は遅くなる。結果的に、インダクタL1に流れる電流iが所定のピーク値に到達するまでの時間は長くなり、スイッチング素子Q1のオン時間は長くなる。
スイッチング素子Q1のオフ時には、インダクタL1の両端に発生する逆起電力は、コンデンサC2の電圧Vc2(=n×Vf)にクランプされる。このため、LEDの直列個数nが多いとき、スイッチング素子Q1のオフ時にインダクタL1に印加される電圧は大きく、インダクタL1に流れる電流iの減衰速度di/dt=−Vc2/L1は速くなる。結果的に、インダクタL1に流れる電流iがゼロになるまでの時間は短くなり、スイッチング素子Q1のオフ時間は短くなる。
LEDの直列個数nが少ないときは、上述の説明とは逆に、スイッチング素子Q1のオン時間は短くなり、オフ時間は長くなる。つまり、LEDの直列個数nが少ないときは、出力コンデンサC2の電圧Vc2は低いから、コンデンサC0の電圧Vdcとの電圧差(Vdc−Vc2)は大きくなる。このため、スイッチング素子Q1のオン時にインダクタL1に分担される電圧は大きく、インダクタL1に流れる電流iの上昇速度di/dt=(Vdc−Vc2)/L1は速くなる。結果的に、インダクタL1に流れる電流iが所定のピーク値に到達するまでの時間は短くなり、スイッチング素子Q1のオン時間は短くなる。
スイッチング素子Q1のオフ時には、インダクタL1の両端に発生する逆起電力は、コンデンサC2の電圧Vc2(=n×Vf)にクランプされる。このため、LEDの直列個数nが少ないとき、スイッチング素子Q1のオフ時にインダクタL1に印加される電圧は小さく、インダクタL1に流れる電流iの減衰速度di/dt=−Vc2/L1は遅くなる。結果的に、インダクタL1に流れる電流iがゼロになるまでの時間は長くなり、スイッチング素子Q1のオフ時間は長くなる。
このように、本実施形態の点灯装置によれば、LEDの直列個数nが多くなると、自動的にスイッチング素子Q1のオン時間が長く、オフ時間が短くなり、LEDの直列個数nが少なくなると、自動的にスイッチング素子Q1のオン時間が短く、オフ時間が長くなる。したがって、LEDの直列個数nに関わらず、定電流特性を維持できる仕組みとなっている。
なお、制御電源回路10の詳しい構成については限定しないが、ここでは平滑コンデンサC3とその電圧を規制するツェナーダイオードZD1を備えている。最も簡単な例では、コンデンサC0の正極から高抵抗を介してコンデンサC3の正極に充電電流を供給する構成でも構わない。より効率の良い電源供給手段としては、定常時にインダクタL1の2次巻線n2からコンデンサC3を充電するような構成を採用しても良い。
また、本実施形態では、インダクタL1の2次巻線n2の電圧消失のタイミングを検出することで、インダクタL1に流れる電流が略ゼロになるタイミングを検出しているが、他の手段として、回生ダイオードD1の逆方向電圧の上昇を検出したり、スイッチング素子Q1の両端電圧の降下を検出する等、回生電流が消失するタイミングを検出できる手段であれば、具体的な手段は変更しても構わない。
《調光動作について》
本実施形態の構成によれば、負荷が異なる場合であってもチョッパ電流の平均値は殆ど変化しない。したがって、チョッパ電流の脈動成分を出力コンデンサC2により平滑化して負荷に供給される出力電流の実効値は、負荷に関わらず略一定となる。
そこで、高周波のチョッパ動作を低周波のPWM信号に応じて間欠的に停止させることにより、PWM信号のデューティに応じた出力電流を半導体発光素子4に供給することができ、精度の高い調光が可能となる。そのために、図1の実施形態では、スイッチング素子Q1の制御電極とグランドの間にスイッチング素子Q2を接続し、このスイッチング素子Q2のゲート電圧V2を低周波のPWM信号に応じて制御している。
低周波のPWM信号は、例えば、1kHzの矩形波電圧信号であり、1周期中のLowレベルの期間が長いほど調光出力が大きくなるような調光信号である。この種のPWM信号は、蛍光灯の調光点灯装置の分野において広く用いられており、図3に示すように、点灯装置1のコネクタCON3を介して調光信号線から供給され、整流回路5a、絶縁回路5b、波形整形回路5cを介して、制御回路5に入力される。
図1の回路では、図3の波形整形回路5cから出力された低周波のPWM信号をスイッチング素子Q2のゲート電圧V2としており、ゲート電圧V2がHighレベルのとき、スイッチング素子Q2はオンとなり、スイッチング素子Q1の制御電極とグランドの間を短絡させる。また、ゲート電圧V2がLowレベルのとき、スイッチング素子Q2はオフ(高インピーダンス状態)となり、接続されていないのと同じ状態となる。
スイッチング素子Q2がオンされている間は、抵抗R21とスイッチング素子Q2の接続点が常にLowレベルとなる。したがって、制御用集積回路50の7番ピン(ゲートドライブ端子GD)が高周波でHigh/Lowに切り替わっても、そのゲートドライブ出力は抵抗R21で消費されることになり、スイッチング素子Q1はオフ状態に維持される。
また、スイッチング素子Q2がオフされている場合、制御用集積回路50の7番ピン(ゲートドライブ端子GD)が高周波でHigh/Lowに切り替わるのに応じて、スイッチング素子Q1がオン/オフに切り替わるので、通常のチョッパ動作となる。
したがって、チョッパ動作期間とチョッパ動作停止期間の比率は、PWM信号のLowレベル期間とHighレベル期間の比率と一致することになる。チョッパ動作期間では定電流が供給され、チョッパ動作停止期間では電流供給が停止されるので、結局、PWM信号の1周期に対するLowレベル期間の割合に応じた電流が半導体発光素子4に供給されることになる。これにより精度の高い調光が可能となる。
また、上述のスイッチング素子Q2のオンオフ制御に代えて、もしくは、これと共に、制御用集積回路50の5番ピン(ZCD)を低周波のPWM信号に同期してグランドに短絡させることにより、制御用集積回路50の発振動作を間欠的に停止させるように制御しても良い。上述のように、制御用集積回路50として、STマイクロエレクトロニクス社製のL6562を用いた場合、ゼロクロス検出端子としての5番ピン(ZCD)には図2に示すようにディセーブル回路55が接続されており、5番ピンをグランドに短絡させると、ICの動作を停止させることができる。そこで、低周波のPWM信号がHighレベルのときは、5番ピン(ZCD)をグランドに短絡してICの動作を停止させ、低周波のPWM信号がLowレベルのときは、5番ピン(ZCD)を開放して通常の動作に戻す。これにより、低周波のPWM信号がLowレベルの期間と、Highレベルの期間の比率に応じて、調光が可能となる。
図1の点灯装置を組み込んだLED調光点灯装置1の全体構成を図3に示した。電源回路2は上述のフィルタ回路2aと整流平滑回路2bを含んで構成されている。コンデンサCc、Cdは回路グランド(コンデンサC0の負極)を高周波的に器具シャーシに接続するためのコンデンサである。CON1は商用交流電源Vsに接続される電源コネクタ、CON2はリード線44を介して半導体発光素子4に接続される出力コネクタ、CON3は調光信号線を接続するためのコネクタである。調光信号線には、例えば、周波数が1kHz、振幅が10Vのデューティ可変の矩形波電圧信号よりなる調光信号が供給されている。
コネクタCON3に接続された整流回路5aは、調光信号線の配線を無極性化するための回路であり、調光信号線を逆接続しても正常に動作するようになっている。つまり、入力された調光信号を全波整流器DB1で全波整流し、抵抗等のインピーダンス要素Z1を介してツェナーダイオードZDの両端に矩形波電圧信号を得ている。絶縁回路5bはフォトカプラPC1を備え、調光信号線と点灯装置を絶縁しながら、矩形波電圧信号を伝達している。波形整形回路5cは絶縁回路5bのフォトカプラPC1から出力された信号を波形整形して、HighレベルとLowレベルの明確なPWM信号として出力する回路である。調光信号線を介して長い距離を伝送されて来た矩形波電圧信号は、波形が歪んでいるので、波形整形回路5cを設けている。
(実施形態2)
上述の実施形態1では、可変抵抗素子VR1,VR2として、摺動子付きの可変抵抗(いわゆるボリューム抵抗)を用いているが、いずれか一方または両方を、サーミスタ等の温度変化により抵抗値が変化する感温抵抗素子に置き換えても良い。また、摺動子付きの可変抵抗と感温抵抗素子を併用しても良い。
感温抵抗素子は、半導体発光素子4の温度を検出しても良いし、環境温度(点灯装置の周囲温度)を検出しても良いし、インダクタL1やスイッチング素子Q1等の回路素子の温度を検出しても良い。
半導体発光素子4として、発光ダイオード(LED)を用いた場合、素子の温度が上昇すると、発光効率が低下することが知られている。そこで、温度上昇による出力低下分を相殺するように、スイッチング素子Q1に流れる電流のピーク値を増大させる方向に制御すれば、出力を一定化できる。
また、半導体発光素子4として、白色系の発光ダイオードを用いた場合、素子に流れる電流の大きさを変えると、色温度が変化することが知られている。そこで、環境温度(点灯装置の周囲温度)を検出し、環境温度が高いときには、色温度の高い寒色系の発光色となるように、また、環境温度が低いときには、色温度の低い暖色系の発光色となるように、素子に流れる電流の大きさを変えるように制御しても良い。この場合、素子に流れる電流の大きさを変えることで明るさが変化してしまう。そこで、出力コンデンサC2を省略し、スイッチング素子Q2によりチョッパ動作を間欠的に休止させることにより、半導体発光素子4に流れる電流の実効値は一定としながら、色温度のみを環境温度に応じて調整するように制御しても良い。
さらに、インダクタL1やスイッチング素子Q1等の回路素子の温度を検出し、検出温度が異常に上昇した場合、これらの回路素子を保護するように、出力を抑制方向に調整するように制御しても良い。
感温抵抗素子としては、正特性または負特性のサーミスタを用いても良いし、その他の半導体感温素子を用いても良い。温度特性を正特性とするか負特性とするかは、上述の各用途に応じて使い分ければ良い。例えば、半導体発光素子4の素子温度を検出して、温度上昇による出力低下を相殺するように制御する場合には、図1の可変抵抗VR1の箇所に負特性のサーミスタを接続するか、可変抵抗VR2の箇所に正特性のサーミスタを接続すれば良い。
(実施形態3)
また、図1の可変抵抗素子VR1及び/又はVR2に代えて、周囲照度または半導体発光素子4の出力光に応じて抵抗値が変化する半導体素子を用いても良い。
例えば、屋外の標識灯の用途に本発明の点灯装置を用いる場合、夜間は周囲照度が低下するから光出力を低下させて節電したい。このような場合、図1の可変抵抗素子VR1をCdS等の光導電素子に置き換えて、周囲照度を検出するように構成すれば、夜間は電流検出抵抗R1の電流検出感度が高くなるから、光出力が抑制される。また、昼間は電流検出抵抗R1の電流検出感度が低くなるから、光出力が上昇する。
また、半導体発光素子4として、発光ダイオード(LED)を用いた場合、素子の温度が上昇すると、発光効率が低下することで光出力が低下するが、図1の可変抵抗素子VR2をCdS等の光導電素子に置き換えて、半導体発光素子4の出力光を検出するように構成すれば、光出力の変動を抑制するように出力調整できる。つまり、光出力の検出値が低下すると、光導電素子の抵抗値が上昇することで、スイッチング素子Q1のオン時に電流検出値に重畳される補正値が減少するから、スイッチング素子Q1に流れる電流のピーク値が増大する方向に制御される。経年変化により発光ダイオード(LED)が劣化したり、照明器具の汚れにより光出力が低下した場合にも、同様の構成により光出力の低下を相殺するように出力調整できる。
(実施形態4)
図4は本発明の実施形態4の要部回路図である。本実施形態では、経年変化による発光ダイオード(LED)の劣化を評価するためにフォトカプラPC2を用いている。フォトカプラPC2の発光素子はLEDよりなり、これも経年変化により劣化する。主光源としての半導体発光素子4の点灯時間中はフォトカプラPC2の発光素子にも通電することにより、その光出力は経年変化により減少するから、フォトカプラPC2の受光素子の抵抗値は経年変化により上昇する。
図示された例では、抵抗R44とフォトカプラPC2の発光素子の直列回路に7番ピン(ゲートドライブ端子GD)の制御信号を供給している。スイッチング素子Q1のオン時には、7番ピンのHighレベルの出力電圧により抵抗R44を介してフォトカプラPC2の発光素子に駆動電流が流れるから、フォトカプラPC2の受光素子の導電率が下がる。すると、7番ピンのHighレベルの出力電圧により、フォトカプラPC2の受光素子、抵抗R45、ダイオードD5を介して電流検出抵抗R1に直流電流が重畳される。
フォトカプラPC2の発光素子が寿命初期である場合、フォトカプラPC2の受光素子の導電率は十分に下がるので、重畳される直流電流も大きくなり、スイッチング素子Q1に流れる電流のピーク値を小さくすることができる。一方、フォトカプラPC2の発光素子が経年劣化すると、その光出力が減少することにより、フォトカプラPC2の受光素子の導電率は下がりにくくなるので、重畳される直流電流が小さくなり、スイッチング素子Q1に流れる電流のピーク値を大きくすることができる。これにより、半導体発光素子4の経年変化により発光効率が低下しても、光出力が不足しないように、出力電流を増大させることができる。
また、本実施形態では、図3に示す波形整形回路5cから出力されたPWM信号がHighレベルの期間では、制御用集積回路50の発振動作を停止させるべく、制御用集積回路50の5番ピンをグランドに短絡させている。他の構成は実施形態1と同じで良い。
上述のように、制御用集積回路50として、STマイクロエレクトロニクス社製のL6562を用いた場合、ゼロクロス検出端子としての5番ピン(ZCD)には図2に示すようにディセーブル回路55が接続されており、5番ピンをグランドに短絡させると、ICの動作を停止させることができる。そこで、低周波のPWM信号(図1のスイッチング素子Q2のゲート電圧V2)がHighレベルのときは、図4のスイッチング素子Q3をオンさせて、5番ピン(ZCD)をグランドに短絡させてICの動作を停止させ、ゲートドライブ端子GD(7番ピン)からゲートドライブ信号が出力されないようにしている。
このため、調光点灯時においては、調光レベルが低くなるにつれてフォトカプラPC2の発光素子に高周波のパルス電流が流れる期間が短くなり、フォトカプラPC2の発光素子の劣化は進みにくい。したがって、半導体発光素子4の累積点灯時間が長くても、調光点灯されていた期間が長い場合には、照度補正は緩やかに進行する。
(実施形態5)
上述の実施形態1〜4では、降圧チョッパ回路3のスイッチング素子Q1が低電位側に配置されている回路例について説明したが、図5(a)に示すように、降圧チョッパ回路3aのスイッチング素子Q1が高電位側に配置されている場合であっても本発明を適用できることは言うまでもない。
また、図5(b)〜(d)に示すような各種のスイッチング電源回路に本発明を適用することもできる。図5(b)は昇圧チョッパ回路3b、図5(c)はフライバックコンバータ回路3c、図5(d)は昇降圧チョッパ回路3dの例である。これらは例示であり、スイッチング素子Q1のオン時にインダクタンス要素(インダクタL1またはトランスT1)に流れる電流が所定値に達するとスイッチング素子Q1をオフ制御するピーク電流検出動作と、スイッチング素子Q1のオフ時にインダクタンス要素から回生ダイオードD1を介して放出される電流が略ゼロになるとスイッチング素子Q1をオン制御するゼロクロス検出動作を併用しているスイッチング電源回路であれば、本発明を適用することができる。
(実施形態6)
図6は本発明のLED点灯装置を用いた電源別置型LED照明器具の概略構成を示している。この電源別置型LED照明器具では、LEDモジュール40の筐体42とは別のケースに電源ユニットとしての調光点灯装置1を内蔵している。こうすることによってLEDモジュール40は薄型化することが可能となり、別置型の電源ユニットとしての調光点灯装置1は場所によらず設置可能となる。
器具筐体42は、下端開放された金属製の円筒体よりなり、下端開放部は光拡散板43で覆われている。この光拡散板43に対向するように、LEDモジュール40が配置されている。41はLED実装基板であり、LEDモジュール40のLED4a〜4dを実装している。器具筐体42は天井100に埋め込まれており、天井裏に配置された電源ユニットとしての調光点灯装置1からリード線44とコネクタ45を介して配線されている。
電源ユニットとしての調光点灯装置1の内部には、図3に示すような回路が収納されている。LED4a〜4dの直列回路(LEDモジュール40)が上述の半導体発光素子4に対応している。
本実施形態では、電源ユニットとしての調光点灯装置1がLEDモジュール40とは別の筐体に収納される電源別置型LED照明器具を例示したが、LEDモジュール40と同じ筐体に電源ユニットを収納した電源一体型LED照明器具に本発明の点灯装置を用いても構わない。
また、本発明の点灯装置は、照明器具に限らず、各種の光源、例えば、液晶ディスプレイのバックライトや、複写機、スキャナ、プロジェクタなどの光源として利用しても構わない。
上述の各実施形態の説明では、半導体発光素子4として発光ダイオードを例示したが、これに限定されるものではなく、例えば、有機EL素子や半導体レーザー素子などであっても良い。
Q1 スイッチング素子
L1 インダクタ
D1 ダイオード
R1 電流検出抵抗
4 半導体発光素子
5 制御回路
VR1 可変抵抗
VR2 可変抵抗

Claims (6)

  1. 直流電源に直列接続されて高周波でオンオフ制御されるスイッチング素子と;前記スイッチング素子と直列に接続されて前記スイッチング素子のオン時に前記直流電源から電流が流れるインダクタンス要素と;前記スイッチング素子のオン時に前記インダクタンス要素に蓄積されたエネルギーを前記スイッチング素子のオフ時に半導体発光素子に放出する回生ダイオードと;前記スイッチング素子に流れる電流を検出する電流検出手段と;前記電流検出手段により検出された電流値が所定値に達すると、前記スイッチング素子をオフさせると共に前記インダクタンス要素のエネルギー放出が完了したときに前記スイッチング素子をオンさせる制御手段とを備える半導体発光素子の点灯装置において、
    前記電流検出手段により検出される検出値に出力調整のための補正値を重畳させる可変抵抗素子を有することを特徴とする半導体発光素子の点灯装置。
  2. 前記補正値を前記スイッチング素子のオン制御信号に同期して重畳させることを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子の点灯装置。
  3. 直流電源に直列接続されて高周波でオンオフ制御されるスイッチング素子と;前記スイッチング素子と直列に接続されて前記スイッチング素子のオン時に前記直流電源から電流が流れるインダクタンス要素と;前記スイッチング素子のオン時に前記インダクタンス要素に蓄積されたエネルギーを前記スイッチング素子のオフ時に半導体発光素子に放出する回生ダイオードと;前記スイッチング素子に流れる電流を検出する電流検出手段と;前記電流検出手段により検出された電流値が所定値に達すると、前記スイッチング素子をオフさせると共に前記インダクタンス要素のエネルギー放出が完了したときに前記スイッチング素子をオンさせる制御手段とを備える半導体発光素子の点灯装置において、
    前記電流検出手段により検出される検出値から出力調整のための補正値を差し引く可変抵抗素子を有することを特徴とする半導体発光素子の点灯装置。
  4. 可変抵抗素子は温度変化により抵抗値が変化する感温抵抗素子であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の半導体発光素子の点灯装置。
  5. 可変抵抗素子は経年変化により抵抗値が変化する回路素子であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の半導体発光素子の点灯装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の半導体発光素子の点灯装置と、この点灯装置から電流を供給される半導体発光素子を具備する照明器具。
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