JP2010080906A - Led光源点灯装置とそれを用いたled照明器具 - Google Patents

Led光源点灯装置とそれを用いたled照明器具 Download PDF

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Abstract

【課題】明るさセンサからの検出信号に基づくフィードバック制御によりLED光源の明るさを一定にするLED光源点灯装置において、点灯直後におけるLED光源の光ちらつきの低減を図る。
【解決手段】LED光源点灯装置1は、LEDモジュールからなるLED部10に電力を供給するLED電源部3と、LED部10の発光強度を検出する明るさセンサ6と、明るさセンサ6による検出信号をフィードバック制御してLED部10の発光強度を一定に保つようにLED電源部3から出力される電力を制御する制御部5とを備える。制御部5は、点灯直後から所定時間t1が経過した後、明るさセンサ6からフィードバックされた検出信号を基に、LED部10の発光強度を一定に保つようにLED電源部3から出力される電力を制御する。これにより、LED部10の点灯直後の光ちらつきの低減を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、フィードバック制御によりLED光源の光出力を安定化するLED光源点灯装置とそれを用いたLED照明器具に関する。
この種のLED光源点灯装置として、LED光源の光出力を一定にするために、LED光源の発光強度を光センサで検出して、この光センサからの検出信号を基にLED光源の明るさをフィードバック制御するLED光源点灯装置が知られている(例えば、特許文献1参照)
しかしながら、このようなLED光源点灯装置におけるフィードバック制御においては、LED光源の点灯直後の光出力は、LED光源の光出力効率や光センサ感度の温度特性によって不安定になり、光ちらつきの原因やLED光源の劣化による寿命低減につながるという問題があった。
特開2007−294834号公報
本発明は、上記の問題を解決するものであり、光センサからの検出信号に基づくフィードバック制御によりLEDの明るさを一定にするLED光源点灯装置において、LEDの点灯直後は、フィードバックを制御せず、光センサの温度が安定してからフィードバック制御することにより、光ちらつきを低減するLED光源点灯装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、無機又は有機のLEDに電力を供給する電源部と、この電源部から供給される電力により点灯されるLEDの発光強度を検出する光センサと、この光センサによる検出信号をフィードバックして前記LEDの発光強度を一定に保つように前記電源部から出力される電力を制御する制御部と、を備えたLED光源点灯装置において、前記制御部は、前記LEDの点灯直後から任意の所定時間が経過した後、前記光センサからフィードバックされた検出信号を基に、前記LEDの発光強度を一定に保つように前記電源部から出力される電力を制御するものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のLED光源点灯装置において、前記LEDの温度を計測する温度センサを、さらに備え、前記制御部は、前記温度センサで計測されたLEDの温度が所定温度に達する時間を基に、前記所定時間を設定するものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載のLED光源点灯装置において、前記LEDの消灯している消灯時間を計測する時間計測部を、さらに備え、前記制御部は、前記時間計測部により計測された消灯時間に基づいて、前記所定時間を変化させるものである。
請求項4の発明は、請求項3に記載のLED光源点灯装置において、前記制御部は、前記時間計測部により計測された消灯時間の長さに応じて、前記所定時間を長くするものである。
請求項5の発明は、請求項1に記載のLED光源点灯装置において、前記LEDの電圧を計測する電圧検出部を、さらに備え、前記制御部は、前記電圧検出部により計測されたLEDの電圧が所定電圧に達する時間を基に、前記所定時間を設定するものである。
請求項6の発明は、請求項5に記載のLED光源点灯装置において、前記制御部は、前記電圧検出部で計測されたLEDの電圧が前記所定電圧以下の場合は、前記所定時間を略ゼロに設定するものである。
請求項7の発明は、請求項5又は請求項6に記載のLED光源点灯装置において、前記電圧検出部により計測されたLEDの電圧を記録する電圧記録部を、さらに備え、前記制御部は、前記電圧記録部で記録されたLEDの電圧を基に、前記所定電圧を設定するものである。
請求項8の発明は、請求項7に記載のLED光源点灯装置において、前記制御部は、前記電圧記録部で記録されたLEDの電圧が上がれば、前記所定電圧を上げるように設定するものである。
請求項9の発明は、請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載のLED光源点灯装置と、このLED光源点灯装置により点灯される無機又は有機のLED光源と、を備えたものである。
請求項1の発明によれば、LEDの点灯直後から任意の所定時間が経過してから、光センサからフィードバックされた信号を基にLEDの照度を一定に保つように制御するので、LEDの点灯直後の光ちらつきを低減することができると共に、LEDの寿命劣化を抑制することができる。
請求項2の発明によれば、LEDの温度によって上記所定時間を設定するものとし、LEDの温度が所定温度に達してからLEDをフィードバック制御するので、LEDの点灯直後の光ちらつきをより低減することができる。
請求項3及び請求項4の発明によれば、上記所定時間を、前回点灯後の消灯時間に基づいて設定するので、温度センサを有していなくても上記と同等の効果が得られる。
請求項5の発明によれば、LED電圧が所定電圧に達してからLEDをフィードバック制御するので、消灯時間計測用のタイマや温度センサなどを必要とせず、所定時間の設定が容易になる。
請求項6の発明によれば、例えば、消灯時間が短く、再点灯したときのLED電圧が所定電圧以下となっているときは、直ちにフィードバック制御される。
請求項7及び請求項8の発明によれば、LED電圧を基に所定電圧を設定できるので、上記所定時間をLED電圧特性の経時変化に合わせて設定することができ、経時変化があっても、LEDの点灯直後における光ちらつきの低減とフィードバック制御による照度の早期安定化の両立を図ることができる。
請求項9の発明によれば、点灯直後のLEDの光ちらつきを低減したLED照明器具を得ることができる。
本発明の第1の実施形態に係るLED光源点灯装置の電気回路図。 (a)は上記装置の明るさセンサの回路図、(b)は同明るさセンサからの出力電圧とLEDの光束レベルとの関係図。 (a)は上記装置の制御部におけるマイコンの2番端子の出力波形図、(b)は同制御部における比較部のマイナス端子の入力波形図、(c)は同比較部のプラス端子の入力波形図、(d)は同比較部の出力波形図。 (a)は上記装置の点灯タイミングを示す図、(b)は上記装置における制御部のフィードバック制御のスタート時間を示す図、(c)は同制御部によるフィードバック制御前後におけるLED部からの光束レベルの変化図。 上記装置の動作のフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係るLED光源点灯装置の電気回路図。 (a)は温度センサの回路図、(b)は温度センサの温度に対する検知出力変化図。 (a)は上記装置の点灯タイミングを示す図、(b)は上記装置の温度センサの時間変化例を示す図、(c)は上記装置の制御部におけるフィードバックのスタート時間を示す図、(d)は同制御部によるフィードバック制御前後におけるLED部からの光束レベルの変化図。 上記装置の動作のフローチャート。 本発明の第3の実施形態に係るLED光源点灯装置の電気回路図。 (a)は上記装置の消灯時間計測部の回路図、(b)は同消灯時間計測部で検出される消灯時間と検出電圧との関係図、(c)は上記装置の制御部が消灯時間計測部の検出電圧を基に消灯時間を算出する関数曲線例を示す図、(d)は同制御部における消灯時間に基く所定時間の設定を説明するための図。 上記装置の動作のフローチャート。 (a)は上記LED光源点灯装置が適用されるLED照明器具の構成図、(b)は同器具の一部断面図。 (a)は上記LED光源点灯装置が適用されるLED照明器具の他の構成図、(b)は同器具の一部断面図。 本発明の第4の実施形態に係るLED光源点灯装置のLED部の電圧電流特性を示す図。 (a)は同装置の点灯タイミングを示す図、(b)は同装置のLED部におけるLED電圧の変化図、(c)は同装置における制御部のフィードバック制御のスタート時間を示す図。 上記装置の動作のフローチャート。 (a)は同装置の点灯、消灯のタイミングを示す図、(b)は同装置の消灯時間が短い場合の消灯前と点灯後におけるLED電圧を示す図、(c)は同装置のフィードバック制御のオン、オフを示す図。 本発明の第5の実施形態に係るLED光源点灯装置の動作のフローチャート。 同装置の電圧記録部で記録されるLED電圧と所定電圧との関係を示す図。
以下、本発明の一実施形態に係るLED光源点灯装置1について図1乃至図5を参照して説明する。図1は本実施形態のLED光源点灯装置1の電気的な構成を示す。LED光源点灯装置1は、直流電源Eから電力供給されて制御用直流電源を生成する制御用電源回路2と、直流電源Eを電力源としてLEDモジュール等からなるランプを有するLED部10へ点灯電力を供給するLED電源部(電源部)3と、LED部10へ供給される電圧及び電流を検出する電圧電流検出部4と、LED部10のランプの発光強度を検出する明るさセンサ(光センサ)6と、明るさセンサ6による検出信号をフィードバックしてLED電源部3から出力される電力を制御する制御部5とを備える。LED部10は、無機LED又は有機LEDを有する。
直流電源Eは、例えば、商用交流電源を昇圧チョッパ回路(不図示)により整流平滑して得られる直流電圧Vdcを発生する電源であり、この発生した直流電圧Vdcは、次段の制御用電源回路2及びLED電源部3に供給される。この直流電圧Vdcは、ここでは、例えば約100Vに一定に保たれており、この電圧は、例えば有機LED素子等から成るランプとすると、ランプを点灯維持するのに必要なランプ両端電圧となる。ここで、LED部10を5Vから7V程度の駆動電圧が必要な有機LED素子を15個直列に接続して構成した場合は、直流電圧Vdcは75Vから105V程度の電圧が必要になる。なお、直流電源Eは電池で構成してもよい。
制御用電源回路2は、直流電圧Vdcと接地間に直列に接続され直流電圧Vdcを分圧する抵抗R1、R2と、定電圧発生用のツェナーダイオードZD1とを有する。ツェナーダイオードZD1は、ツェナー電圧特性がVccであり、抵抗R1、R2の接続点P1と接地間に逆接続され、接続点P1から定電圧の電源電圧Vccが取り出される。制御用電源回路2は、直流電圧Vdcより低い電源電圧Vccを制御部5や各種センサの各回路に供給する安定化電源回路である。
LED電源部3は、供給される直流電圧Vdcを蓄積する電解コンデンサC1と、FET等からなるスイッチング素子Q1と、スイッチング素子Q1を駆動する駆動回路31と、スイッチング素子Q1のオフ時に発生する回生電流を流すための回生用ダイオードD1と、スイッチング素子Q1の出力波形電圧を濾過するためのインダクタL1及びコンデンサC2とを有する。
このLED電源部3は、駆動回路31によりスイッチング素子Q1を高周波でスイッチングすることにより、電解コンデンサC1に蓄積されている直流電圧VdcをLED部10の点灯に必要な電圧に変換する降圧チョッパ回路構成となっている。駆動回路31は、制御部5からの駆動制御信号に基づいてスイッチング素子Q1をスイッチング駆動する。スイッチング素子Q1の出力には、直列にインダクタL1が接続され、インダクタL1の出力側はコンデンサC2で接地され、このコンデンサC2の両端の電圧が点灯電圧VLとしてLED部10に印加される。
電圧電流検出部4は、点灯電圧VLが供給されるLED部10の出力側と接地間に直列に接続される電流検出抵抗R3と、点灯電圧VLと接地間に直列に接続される点灯電圧検出用の抵抗R4、R5とを備える。電流検出抵抗R3の両端電圧は、LED部10のLEDデバイスに流れるランプ電流に比例するので、ランプ電流の電流検知電圧として制御部5の駆動信号発生部52に伝達される。また、抵抗R4、R5の接続点P2における、点灯電圧VLの分圧電圧は、ランプ電流指令回路51に伝達され、この分圧電圧を基に点灯電圧VLが検知される。
制御部5は、明るさセンサ6による検出信号等に基きLED部10の電流制御の指令信号を発するランプ電流指令回路51と、ランプ電流指令回路51からの指令信号に基づき、LED電源部3を制御するための駆動制御信号を送出する駆動信号発生部52とを備える。制御部5は、駆動制御信号によりスイッチング素子Q1を制御し、LED部10の点灯直後から任意の所定時間が経過した後、明るさセンサ6による検出信号をフィードバックしてLED部10の発光強度を一定に保つようにLED電源部3から出力される電力を制御する。
ランプ電流指令回路51は、タイマ機能を有する汎用マイコンから成るIC1を備え、IC1により前記任意の所定時間を設定すると共に、LED部10のピーク電流を指令するランプピーク電流指令値や、LED部10の明るさを調整するランプ電流デューティを決定している。IC1としては、例えば、マイクロチップ社製PIC12F675(A/D変換機能・フラッシュメモリ付8ビットマイコン・タイマ機能)等を用いることができる。
このランプ電流指令回路51は、抵抗R4、R5の接続点P2の電圧を監視することにより、LED部10の点灯電圧VLを検出し、その電圧検出値に応じて、負荷であるLED部10の点灯判別を行う。この点灯判別においては、負荷短絡などの負荷異常検出も行う。ここで、接続点P2に接続されるIC1の7番端子は、A/D変換入力に設定されており、抵抗R4、R5による分圧比から接続点P2の電圧を換算して点灯電圧VLを読み取る。また、IC1の2番、3番、4番端子は2値出力に設定され、1番端子は電源電圧Vccが印加される電源端子、8番端子は接地されるグランド端子である。
駆動信号発生部52は、2つの入力端子における電圧差により誤差信号を出力する誤差アンプOP1と、誤差アンプOP1の出力電圧と三角波状信号とを比較して駆動回路31への駆動制御信号を生成する比較器OP2と、比較器OP2の出力とIC1の4番端子出力とのAND処理を行うAND回路IC2とを備える。誤差アンプOP1と比較器OP2は、それぞれオペアンプで構成され、これらの回路は、電源電圧Vccから電源供給される。なお、これらは、1パッケージに2つのオペアンプを内蔵したICなどで安価に構成できる。
誤差アンプOP1は、そのマイナス入力端子には、電流検出抵抗R3からの電流検出電圧が抵抗R6と入力抵抗R10を介して印加され、抵抗R6と入力抵抗R10との接続点は、フィルタ用のコンデンサC3で接地される。また、誤差アンプOP1のプラス入力端子は、コンデンサC5で接地されると共に、IC1からの基準電圧Veが入力抵抗R12を介して入力される。また、誤差アンプOP1の出力端子とマイナス入力端子とは、利得調整用の抵抗R11で接続されている。誤差アンプOP1は、IC1からの基準電圧Veと電流検出抵抗R3からの電流検出電圧との差の誤差信号を増幅し、その出力は、比較器OP2の基準電圧Vrとして比較器OP2のプラス入力端子に接続される。
比較器OP2は、そのマイナス入力端子に、ソースが接地されたスイッチング素子Q2(FET)のドレインが接続されると共に、ドレインは電源電圧Vccと接地間に直列に接続された抵抗R13とコンデンサC4との接続点に接続され、スイッチング素子Q2のゲート端子はIC1の2番端子に接続されている。
スイッチング素子Q2は、ゲート端子にIC1からハイレベルの信号が印加されるとオンとなってドレイン、ソース間が短絡され、コンデンサC4も短絡されて、コンデンサC4の電圧がローレベルとなる。また、ゲート端子にローレベルの信号が印加されると、スイッチング素子Q2がオフとなり、コンデンサC4の電圧は、電源電圧VccからコンデンサC4と抵抗R13の時定数によって充電されることになる。従って、このスイッチング素子Q2のオン、オフによりコンデンサC4の両端電圧は、三角波状波形となり三角波状信号Vqが形成される。
AND回路IC2は、ANDの論理素子からなり、2つの入力端子には、IC1の4番端子からの出力と比較器OP2の出力とがそれぞれ入力されて、AND回路IC2の出力は、スイッチング素子Q1をオン、オフする駆動制御信号として、駆動回路31に入力される。すなわち、駆動制御信号は、IC1の4番端子の出力信号と比較器OP2の出力信号によって決定されるので、LED部10のLEDデバイスに直流電流を流すときは、IC1の4番端子の出力をハイレベルにすることによって駆動制御信号を制御する。また、このLEDデバイスに直流電流を間欠して流す場合(PWM制御)は、IC1の4番端子の出力を任意の周波数でオン、オフし、そのオン時間の割合を変えることにより、ランプ電流の実効値を制御する。
明るさセンサ6は、LED部10の近傍に配設され、LEDデバイスによるLED部10の発光強度を検出する。図2(a)は、明るさセンサ6の回路構成を示し、図2(b)は、明るさセンサ6で検出される光の強さを示す光束φと、明るさ検出信号Vaの関係を示す。明るさセンサ6は、電源電圧Vccと接地に順次直列に接続される抵抗R61と、光の強さによって発電電流が変化する光電変換素子のフォトダイオードD61と、抵抗R62とを有すると共に、ノイズ除去用のコンデンサC61を備える。コンデンサC61は、抵抗R61とフォトダイオードD61との接続点と接地間に接続される。
この明るさセンサ6は、抵抗R62の両端の出力電圧を明るさ検出信号Vaとして出力する。このとき、LED部10の光の強さ(光束φ)が大きくなると、抵抗R62の両端の明るさ検出信号Vaが大きくなるように設定されており、この明るさ検出信号Vaは、光の強さの検出値としてIC1の5番端子に入力される。なお、明るさセンサ6の光電変換素子としては、フォトダイオード以外に、フォトトランジスタ、フォトIC、CdSなどの光電変換できる素子であればよい。
ここで、明るさセンサ6からの明るさ検出信号Vaを基に、駆動信号発生部52における駆動制御信号の生成について、図3(a)乃至(d)を参照して説明する。図3(a)は、IC1の2番端子から出力されるハイ、ローの出力状態を取る一定周期のパルス幅のパルス信号Vp(例えば、数100kHzから1MHzの周波数)を示し、図3(b)は、比較器OP2のマイナス端子に印加されるコンデンサC4の両端電圧の三角波状信号Vqを示し、図3(c)は、比較器OP2のプラス端子に印加される基準電圧Vr(実線部分)と、この基準電圧Vrと比較されるコンデンサC4の三角波状信号Vq(点線部分)とを重畳して示す。図3(d)は、比較器OP2からの出力信号Vsを示す。
図3(a)に示すパルス信号Vpがスイッチング素子Q2に印加されてオン、オフされると、前記のようにコンデンサC4の両端の電圧は、図3(b)に示すような三角波状信号Vqとなり、比較器OP2において、図3(c)に示すように、三角波状信号Vqと基準電圧Vrとが比較される。このとき、図3(d)に示すように、三角波状信号Vqが基準電圧Vrよりも低いとき、ハイレベルとなるパルス信号が、比較器OP2から出力信号Vsとして出力される。
この出力信号Vsのパルス幅は、基準電圧Vrのレベルにより変化する。また、基準電圧Vrは、IC1の3番端子からの基準電圧Veによって変化するので、出力信号Vsは基準電圧Veによってパルス幅が制御され、AND回路IC2から出力され、駆動回路31に入力される駆動制御信号となる。また、IC1は、IC1の3番端子よりの基準電圧Veを明るさセンサ6の検出出力により可変するので、駆動制御信号は明るさセンサ6の検出出力により制御されることになる。
この明るさセンサ6によるフィードバック制御では、IC1は、明るさ検出信号Vaが5番端子に入力されると、明るさ検出信号Vaの電圧をA/D変換して光の強さの検出値に変換し、その光の強さの検出値が一定となるように3番端子の出力である基準電圧Veを制御する。即ち、IC1により、明るさセンサ6の明るさ検出信号Vaに基づき、IC1の3番端子からランプ電流の指令値として、明るさに伴って変動する基準電圧Veが誤差アンプOP1に入力されて、比較器OP2の基準電圧Vrが変化し、比較器OP2から明るさセンサ6の出力に連動してパルス幅が変化する出力信号Vsが出力され、これにより駆動制御信号が得られる。
この駆動制御信号は、IC1の4番端子からの電圧が「ハイ」のときは、そのままAND回路IC2を通って、駆動回路31に入力される。駆動回路31は駆動制御信号のパルスでスイッチング素子Q1を駆動して、LED部10から出力される電力を制御し、LED部10のランプ電流を制御する。このとき、明るさセンサ6がLED部10の明るさの変化を検出すると、IC1は、IC1の5番端子に入力される明るさセンサ6による光の強さの検出値が一定となるようにフィードバックする。これにより、LED部10のランプ電流を制御して明るさが一定になるようにフィードバック制御がなされる。
このとき、AND回路IC2に入力されるIC1の4番端子からの信号をLED部10を調光するためのPWM信号(例えば、周波数200Hz)とすると、AND回路IC2からは、出力信号Vsが調光用PWM信号により間欠的に出力される信号となる。これにより、明るさセンサ6によるフィードバック制御に、調光制御の動作を加えることができる。
ここで、制御部5の明るさセンサ6によるフィードバック制御の時間シフトについて、図4を参照して説明する。制御部5は、マイコンIC1にタイマ機能を有しており、図4(a)に示すように、LED部10がオンして点灯されると、その直後から、図4(b)に示すように、任意の所定時間t1が経過した後に、明るさセンサ6によるフィードバックをスタートする。このときのLED部10からの光束φ[lm(ルーメン)]は、図4(c)に示すように、点灯直後から所定時間t1までの間は、明るさセンサ6によるフィードバックを掛けない。この明るさセンサ6によるフィードバックを掛けないようにするときは、例えば、IC1からの基準電圧Veを、明るさセンサ6の検出信号に対応して変化させず、一定にすることにより行うことができる。このとき、制御部5は、電流検出抵抗R3からの電流検出電圧による定電流制御のみを行う。
この定電流制御のときは、LED部10のLED電流を一定にさせるフィードバックのみ行っており、LED電流と明るさは比例しているので、ランプ光源の温度特性による変化(点灯時に徐々に明るくなる)があっても、光ちらつきは発生しない。従って、LED部10の光束φは、ユーザにより設定された調光レベルの明るさまで徐々に上昇する。所定時間t1後に、フィードバックが始まると光束φは、ユーザが設定した調光レベルの明るさの状態に略一定に保たれる。この所定時間t1は、無機又は有機のLED等のLEDデバイス及びLED器具の大きさや消費電力、及び発光効率等の性能に依存する値であり、例えば、数秒から数分である。
上記制御部5のフィードバック制御動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。制御部5は、電源が投入されると(S1)、IC1の内蔵メモリーに予め記憶された任意の所定時間t1の設定を含む初期化処理を行い(S2)、LED部10を点灯するためのランプの始動処理を行う(S3)。制御部5は、このランプの始動処理においては、ランプが点灯していかるどうかを判断する。ここでは、この点灯の判断は抵抗R4、R5の接続点P2の電圧を基に点灯電圧VLを検出し、その検出値に応じて行う。このとき、照明負荷が短絡や開放になった場合の負荷異常検出も行い、フローに図示していないが負荷異常検出の場合は終了する。ランプが点灯と判断されると、IC1の内蔵タイマにより点灯直後からの時間tの計測を開始し(S4)、この時間tを計測しながら、点灯直後はフィードバックをしないランプ初期点灯処理を行う(S5)。
続いて、制御部5は、計測された時間tが所定時間t1より大きいかどうか判断し、時間tが任意の所定時間t1未満であれば(S6でNO)、S5に戻って同じステップを繰り返し、時間tが所定時間t1以上であれば(S6でYES)、フィードバック制御を行ってランプを定常に点灯させるランプ定常点灯処理を行う(S7)。この結果、前記図4で示したように、計測された時間tが所定時間t1になるまでは、フィードバック制御が行われない。また、ランプ定常点灯処理過程でランプ消灯信号が入っているかどうかの判断を行い、ランプ消灯信号が入っている場合は(S8でYES)、ランプ消灯処理を行い(S9)、終了する。S8でNOの場合は、S7に戻って同様のステップを繰返す。これにより、所定時間t1を任意に設定した後に、明るさセンサ6によるフィードバック制御を確実に開始することができる。
このように、本実施形態のLED光源点灯装置1によれば、点灯直後から任意の所定時間t1が経過してから、明るさセンサ6からフィードバックされた信号を基にLED部10の照度を一定に保つように制御するので、任意の所定時間t1を、例えばLED部10内のLEDデバイスの光出力効率や明るさセンサ6の感度の温度特性が一定状態に達する時間とすることにより、各デバイスの温度特性が安定してからフィードバック制御を行える。これにより、LED光源の点灯直後の光ちらつきを低減することができ、LED光源の寿命劣化を抑制することができる。なお、フィードバック制御をIC1の3番端子からの基準電圧Veを変化させて行ったが、IC1の2番端子からのパルス信号Vpのパルス幅を変えて行ってもよい。
次に、本発明の第2の実施形態に係るLED光源点灯装置について、図6乃至図9を参照して説明する。本実施形態は、図6に示すように、前記第1の実施形態の構成に加えて、LED部10の温度を測定するための温度センサ7をさらに備え、温度センサ7で検出されたLED部10の温度が所定温度Tthに達する時間を基に、所定時間を設定するものである。温度センサ7は、LED部10の近傍に配設され、検出した温度検出出力は、IC1の6番端子に接続される。
図7(a)は温度センサ7の回路構成を示し、図7(b)は温度センサ7で検出される温度T[℃]と温度検出電圧Vbの関係を示す。温度センサ7は、温度によって抵抗値が変化するサーミスタR71と、抵抗R72と、抵抗R73とで構成される。抵抗R72、サーミスタR71、及び抵抗R73は、電源電圧Vcc及び接地間に順に直列に接続され、抵抗R73の両端電圧が温度検出電圧Vbとして取り出される。この温度センサ7においては、温度が高くなると温度検出電圧Vbが大きくなるように設定されており、その温度検出電圧VbはIC1に入力される。
IC1は、6番端子に入力された温度検出電圧VbをA/D変換して温度の検出値に変換し、その温度検出値が所定の温度値になると、5番端子に入力される明るさセンサ6による光の強さの検出値が一定となるように、フィードバック制御を開始する。ここで、温度センサ7の設置位置は、LED10の近傍であるが、LED10の温度がモニタできる位置であれば回路基板上でもよい。また、温度センサ素子としては、感熱抵抗、温度IC、ダイオードのPN接合など温度−電気変換ができる素子であればよい。
ここで、温度センサ7によるフィードバック制御について、図8(a)乃至(d)を参照して説明する。制御部5は、図8(a)に示すように、LED部10が点灯されると、IC1に予め記憶した所定温度Tthの設定を含む初期化処理を行い、点灯直後から、IC1内のタイマが時間tの計測を始め、LED部10を定電流制御し、図8(b)に示すように、点灯後から温度センサ7による検出温度Tが所定温度Tthに達するまでの時間t2を計測する。制御部5は、この時間t2を所定電圧t2として設定し、図8(c)に示すように、明るさセンサ6によるフィードバック制御を所定時間t2で開始する。このとき、図8(d)に示すように、LED部10からの光束φ[lm(ルーメン)]は、点灯直後から時間t2の定電流制御の間は、前記と同様に、ユーザの調光設定レベルまでは徐々に上昇し、フィードバック制御が開始された後は略一定となる。ここで、所定の温度Tthは、LED部10のLEDデバイス、LED器具等の大きさ及び消費電力や発光効率に依存する値となり、例えば、数10℃である。
上記制御部5のフィードバック制御動作について、図9のフローチャートを参照して説明する。ここでは、前記実施形態と異なる部分のみを記載している。S3の後、S4により時間tの計測が開始され、点灯直後はフィードバックしないランプ初期点灯処理(S5)がなされた後、温度センサ7の検出温度Tが所定の温度Tthに満たないときは(S10でNO)、S5に戻り同様のステップを繰り返し、検出温度Tが所定の温度Tth以上になったときは(S10でYES)、S7に進み、以降は、前記と同様のフィードバック制御動作を行う。この検出温度Tが温度Tthとなったときの時間tは時間t2となり、時間t2でフィードバックを開始する。これにより、LEDの温度に基づいて、明るさのフィードバック制御を開始できる。この温度Tthは、前記のように、照明器具の状態、有機LED素子の性能などによって左右される。
このように、本実施形態のLED光源点灯装置1によれば、LED部10のLEDデバイスの温度によって所定時間t2を設定するものとし、LED部10の温度が所定温度Tthに達してからLED部10をフィードバック制御するので、所定温度TthをLED部10のLEDデバイスや明るさセンサ6の各温度特性が安定する温度とすることにより、LED部10の点灯直後の光ちらつきをより低減することができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係るLED光源点灯装置について、図10乃至図12を参照して説明する。本実施形態は、前記第1の実施形態の構成に加えて、LEDの消灯している消灯時間を計測する消灯時間計測部(時間計測部)8をさらに備え、消灯時間計測部8により計測された消灯時間に基づいて所定時間を変化させるものである。ここでは、LED部10が再点灯されたときの初期化処理ステップで、計測された消灯時間に基づいて所定時間が設定される。
図10に示すように、本実施形態の消灯時間計測部8は、再点灯持にLED部10が消灯していた時間を計測し、計測した時間の計測出力はIC1の6番端子に接続される。
図11(a)は、消灯時間計測部8の回路構成を示す。消灯時間計測部8は、時間を電圧で計測するためのコンデンサC81、抵抗R81、及び抵抗R82と共に、充電・放電を行うためのスイッチSW1とを備える。スイッチSW1、抵抗R81、及びコンデンサC81は、電源電圧Vccと接地間に、順に直列に接続され、抵抗R82はスイッチSW1と抵抗R81との接続点と接地間に接続される。
ここで、本装置の電源の(不図示)がONされて、LED部10が点灯されたとき、スイッチSW1は、このメインスイッチのON時間から僅かにタイムラグを持ち遅れてONされる。スイッチSW1がONすると、コンデンサC81は、抵抗R81を通じてVcc近くまで充電され、このコンデンサC81の両端から時間計測のための出力電圧Vtが取り出される。また、消灯時は、スイッチSW1がOFFされ、出力電圧Vtは、コンデンサC81の電荷が抵抗R81と抵抗R82を通してGNDに放電される。ここでは、図11(b)に示すように、出力電圧Vt(縦軸に示す)が大きくなると、消灯時間toff(横軸に示す)が小さくなるように設定されている。IC1は、6番端子に入力された出力電圧VtをA/D変換で時間の検出値に変換し、消灯時間toffを求める。例えば、出力電圧VtがV1のときは、消灯時間toffはtoff1となる。
このとき、IC1には、図11(c)に示すように、消灯時間計測部8における出力電圧Vtと消灯時間toffとの予め定められた変換式toff=f(Vt)が記憶されており、これにより、出力電圧Vtに基いて、消灯時間toffを求める。従って、IC1は、図11(d)に示すように、消灯時間toffの値に応じてフィードバック制御しない所定時間t1を予め定められた変換式t1=f(toff)から算出する。従って、IC1は、所定時間t1を算出すると、IC1の5番端子に入力される光の強さの検出値が一定となるようにフィードバック制御を開始する。このとき、制御部5は、消灯時間toffがある程度長くなると、所定時間t1が最大値t1maxを超えないように、消灯時間toff1以降は、所定時間t1を最大値t1maxに固定する。
ここで、上記制御部5による初期化処理ステップにおける所定時間設定の動作について、図12のフローチャートを参照して説明する。ここでは、前記第1の実施形態と異なる動作についてのみ説明する。従って、図12のフローチャートは、前記図5と異なる初期化処理(S2)のみを示している。制御部5は、S1で電源が投入された後、マイコン制御等によりスイッチSW1がONされるまでのタイムラグの間に、消灯時間を測定して所定時間t1を設定する初期化処理を行う。制御部5は、IC1で出力電圧VtをA/D変換によって読取り(S21)、読取った出力電圧Vtを予め設定された変換式toff=f(Vt)により消灯時間toffに変換し(S22)、変換された消灯時間toffを基に、予め設定された消灯時間toffと所定時間t1との変換式t1=f(toff)により所定時間t1を設定する(S23)。制御部5は、この所定時間t1を求めた後、ステップS3に進み前記と同様の動作を行う。これにより、消灯してから再点灯した時における消灯時間toffに応じて、所定時間t1を設定してフィードバック制御を開始することができる。
ここでは、消灯時間toffに応じた所定時間t1の設定は、例えば、消灯してから再点灯までの消灯時間におけるLED部10及び明るさセンサ6等の温かさの残存程度を予測し、予め消灯時間toffに応じた温度特性の安定状態になる時間を算定して設定する。従って、消灯してから再点灯までの時間が短く、LED部10及び明るさセンサ6を含む電子回路等の温かさが残存しているときは、再点灯後のフィードバック制御を開始する所定時間t1を短くするように調整する。また、再点灯までの時間が長く、LED部10及び明るさセンサ6等の温度が低下している状態にあるときは、所定時間t1を長くするように調整して、点灯後の各電子回路の動作が安定し、定常状態になってからフィードバック制御を開始する。
このように、本実施形態のLED光源点灯装置1によれば、所定時間t1を前回点灯後の消灯時間toffに基づいて設定するので、予め所定時間t1を決めて設定する必要がなく、使用状態に応じて任意に所定時間t1を設定することができ、温度センサを有していなくても上記と同等の効果が得られる。また、再点灯した時点で消灯時間toffから直ぐ所定時間t1を設定できるので、点灯してから測定を始めて所定時間t1を設定する温度センサを用いる場合に比べて所定時間t1の設定を迅速に行え、フィードバックの開始も的確に行える。
また、所定時間t1の設定においては、例えば、消灯時間toffが長い場合は、所定時間t1を長くして、消灯中に自然冷却されたLED部10のLEDランプや明るさセンサ6の温度特性が安定するのを待ってフィードバックさせるので、点灯直後の光ちらつきをより確実に低減させることができる。一方、消灯時間が短い場合は、所定時間t1を短く設定してフィードバック制御するので、光出力制御を迅速に行うことができる。
また、消灯時間計測部8は、CR充放電回路により消灯時間を測定するので、消灯時間中は、マイコンのIC1等をオフ状態にしておくことができ省電力化できる。また、消灯時間計測部8は、マイコンIC1のタイマ機能を用いて、消灯時間toffを計測して所定時間t1を可変に設定することにより上記と同等の機能が得られる。
次に、上記LED光源点灯装置1が適用されるLED照明器具の構成について、図13(a)、(b)を参照して説明する。LED照明器具100は、前記各実施形態のいずれかのLED光源点灯装置1と、このLED光源点灯装置1により点灯される有機LED素子を有するLED部10とを備え、これらは略矩形の筐体20内に収納されている。
筐体20は、その上面がLED部10から出射される光の発光面21となる樹脂製の透明板から成る。筐体20内には、電気回路部品41が実装されるプリント基板40が配設されている。LED部10は、ガラス板11と、透明導電膜(ITO)12と、有機発光層13と、アルミ電極14と、ガラス板15とが順次積層された有機LED素子をから成る。LED部10は、発光面21の裏面側に配設され、電気回路部品41から電源供給されて発光する有機LED素子からの光が照明光となる。
次に、上記LED光源点灯装置1が適用されるLED照明器具の他の構成について、図14(a)、(b)を参照して説明する。LED照明器具100は、前記各実施形態のいずれかのLED光源点灯装置1と、このLED光源点灯装置1により点灯される複数の無機LED素子を有するLED部10とを備え、これらは、外ケースとなる円筒形の筐体20に内接して収納された内ケースとなる円筒形の筐体60に収納されている。
筐体60内には、複数の円筒形の筐体70が収納され、筐体60の上面61には、筐体70の円形面と対向する部位に、略同径の光学系のレンズ63が配設されている。このレンズ63の下面側の周縁には明るさセンサ6が取り付けられている。また、筐体60の底部には、LED光源点灯装置1の電気回路部品41が実装されるプリント基板40が装着されている。なお、プリント基板40のLED素子の近傍に温度センサを取り付けることもできる。
筐体70は、円錐状内面71を有する上下開口の円錐空洞となっており、その底部には、プリント基板40に実装された無機LED素子が挿入されている。これにより、LED部10からの光は円錐状内面71で上部へ反射され、レンズ63で集光されて外部に出射して照明光となる。
次に、本発明の第4の実施形態に係るLED光源点灯装置について、図15乃至図18を参照して説明する。本実施形態は、前記第1の実施形態と同等の構成を有するので、図1を流用して説明する。本実施形態は、LEDの電圧を計測する電圧検出部を、さらに備え、制御部は、電圧検出部により計測されたLEDの電圧が所定電圧に達する時間を基に、所定時間を設定するものである。
本実施形態においては、電圧検出部は、電圧電流検出部4の抵抗R4、R5と、IC1とから成り、抵抗R4、R5の接続点P2で検出される、点灯電圧VLの分圧電圧と、分圧比とを基にIC1で換算して点灯電圧VLを測定する。
ここでは、電圧電流検出部4のLED部10と直列に接続される電流検出抵抗R3は、その電圧降下がLED部10における電圧降下に比較して十分低くなるように、その抵抗値が小さく設定されている。従って、点灯電圧VLは、LED部10に掛かる電圧と等価と見なすことができ、LED部10のLED電圧は、前記点灯電圧VLに相当するとし、以降、点灯電圧VLをLED電圧VLとする。
図15にLED部10におけるLED素子の電圧電流特性例を示す。このLED電圧電流特性は、LED素子に印加されるLED電圧VLに対するLED電流ILの関係をLED素子の温度をパラメータとして示すものである。通常、LED素子の電圧電流特性は、半導体のダイオード特性に類似しており、LED電流ILは、LED電圧VLがLEDの発光閾電圧値以下では極めて小さく、発光閾電圧値以上になると急激に増加する。また、LED電流ILと輝度とはほぼ比例する。
上記LED電圧電流特性により、LED電流ILはLED電圧VLが一定のとき、温度が上がれば増加する。また、定電流制御におけるLED電流ILが一定のときは、例えば温度が上昇して、LED特性曲線が曲線Xから曲線Yに変ると、LED電圧VLは電圧Vxから電圧Vyに低下する。したがって、定電流制御においては、LEDの温度が安定するまではLED電圧VLが一定にならないので、点灯後、LED素子の温度が安定し、LED電圧VLが略一定の電圧に達してからフィードバック制御を行う。
すなわち、図16(a)に示されるように、LED部10が点灯されると、LED部10の温度が時間tと共に次第に高くなって行くので、LED電流ILの定電流制御状態においては、図16(b)に示されるように、LED電圧VLは低下していく。このとき、制御部5は、LED部10の温度が安定し、LED電圧VLが一定に近づき、予め設定した所定電圧V1以下になった時点で、点灯時から経過した時間t1を所定電圧t1として設定し、図16(c)に示すように、明るさセンサ6によるフィードバック制御を所定電圧t1で開始し、それまではフィードバック制御を行わない。
LED電圧VLが所定電圧V1になった状態においては、LED電圧電流特性や、LEDデバイスの光出力効率や、明るさセンサの感度等が温度安定状態に達していると判断できるものとし、この温度安定状態における定常状態では、LED電圧VLは略最低値近くになるが、所定電圧V1は、この最低値より少し高い目に設定される。これにより、LED電圧VLが略最低値になる前に、早めにフィードバックを開始するようにし、また、定常状態のLED電圧VLの最低値がばらついたときにも対応できるようにしている。
上記制御部5によるフィードバック制御動作について、図17のフローチャートを参照して説明する。ここでは、前記第1の実施形態と異なる動作についてのみ説明する。制御部5は、IC1に予め記憶された所定電圧V1の設定を含む初期化処理を行い、ランプが点灯と判断され、S4で点灯時間tの計測が始まると、電圧検出部でLED電圧VLの計測を開始し(S11)、点灯直後はフィードバックをしないランプ初期点灯処理を行う(S5)。続いて、制御部5は、計測されたLED電圧VLが所定電圧V1より大きいかどうか判断し、LED電圧VLが所定電圧V1を超えていれば(S12でNO)、S5に戻って同じステップを繰り返し、LED電圧VLが所定電圧V1以下となれば(S12でYES)、LED電圧VLが定常状態に近付いたとして、フィードバック制御を行ってランプを定常に点灯させるためのランプ定常点灯処理を行い(S7)、以降は、前記と同様のフィードバック動作を行う。
このようなLED電圧VLを基に所定時間を設定する場合において、例えば、図18(a)に示すように、消灯から点灯までの消灯時間t3が短く、図18(b)に示すように、消灯中にLED素子等の各デバイスの温度が殆ど冷めていなくて、再点灯時にLED電圧VLが所定電圧V1より低くなっていることがある。その場合には、図18(c)に示すように、LED電圧VLは所定電圧V1以下と判定されるので、所定時間t1を略ゼロに設定することにより、直ぐにフィードバック制御が開始され、照度を早く一定状態にすることができる。
本実施形態のLED光源点灯装置1によれば、所定電圧V1を基にLEDをフィードバック制御するので、前記消灯時間計測用のタイマや温度センサなどを必要とせず、所定時間t1の設定が容易になる。
次に、本発明の第5の実施形態に係るLED光源点灯装置について、図19及び図20を参照して説明する。本実施形態は、前記実施形態において電圧検出部により計測されたLEDの電圧を記録する電圧記録部を、さらに備え、制御部は、電圧記録部で記録されたLEDの電圧を基に所定電圧を設定するものである。本実施形態においては、電圧記録部はマイコンのIC1に内蔵されるの不揮発性メモリーを用いる。なお、別途、半導体メモリーを用いてもよい。本実施形態は、前記実施形態と同等の構成を有するので、前記と同様に図1を流用して説明する。
LED電圧VLは、通常、LEDデバイスが経年変化により電流が流れ難くなり、その電気抵抗が大きくなるので、定電流制御状態においては、点灯累積時間と共に上昇する。ここでは、制御部5は、IC1(電圧記録部)に記録された点灯累積時間により変化するLED電圧VLを基に所定電圧V1を設定する。すなわち、LED電圧VLは、初期状態から点灯累積時間が長くなるに伴って上昇していくので、所定電圧V1の値も点灯累積時間と共に高く設定される。
上記制御部5によるフィードバック制御動作について、図19のフローチャートを参照して説明する。ここでは、前記実施形態と異なる動作についてのみ説明する。制御部5は、S8におけるランプ消灯信号有無の判断により、ランプ消灯を判断すると、その消灯処理に入った時点のIC1で測定されたLED電圧VLをIC1に記録し、消灯時に記録されたLED電圧VLに応じて所定電圧V1を設定してIC1に記録し(S13)、ランプ消灯処理(S9)を行う。このIC1に記録された所定電圧V1は、次に再点灯時に初期化処理で設定される所定電圧となる。
このとき、制御部5は、消灯する際の所定電圧V1の設定においては、図20に示すように、LED電圧VLの記録電圧Vmが、例えば、当初記録されていた記録電圧Vm1から記録電圧Vm2に上がれば、IC1に記憶されている所定電圧V1をV11からV12に上げるように設定する。すなわち、所定電圧V1は点灯累積時間と共に上昇するように設定される。これにより、フィードバック制御を開始する所定時間t1を経年変化したLEDに対応して設定できる。
その結果、例えば、点灯累積時間に関係なく所定電圧V1を設定した場合に、点灯累積時間が短いLEDに対して所定電圧V1を高く設定し過ぎて、フィードバック制御までの所定時間t1が短くなりLEDの光ちらつきが増えることを抑制できる。また、点灯累積時間が長く寿命末期のLEDに対して、所定電圧V1を低く設定し過ぎて、所定時間t1が長くなりフィードバック制御が直ぐに開始せず照度が一定になるまでに時間が掛かることなどを回避することができる。
本実施形態のLED光源点灯装置1によれば、IC1に記録されたLED電圧VLの記録電圧Vmに基づき、所定電圧V1を可変することができ、所定電圧V1をLED特性の経年変化を含めて設定できる。従って、点灯累積時間に合わせて所定時間t1を好適に設定でき、フィードバック制御が早過ぎたり遅過ぎたりすることがなくなる。すなわち、LED特性の経時変化があっても、LEDの点灯直後における光ちらつきの抑制とフィードバック制御による照度の早期安定化の両立を図ることができる。
なお、本発明は上記各種の実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を変更しない範囲で適宜に種々の変形が可能である。例えば、温度センサを用いてフィードバックの開始を設定する場合に、点灯状態においてセンサ検知温度が所定温度になったと判定されれば、点灯時間に関係なく、フィードバックを開始するようにしてもよく、このとき、タイマは不要になる。また、光源をLEDとしたが、LEDに限られない。また、明るさセンンサ、温度センサ等を半導体素子により構成し、LEDと一体化構成としてもよい。
また、本出願は、日本国特許出願2008−216639号に基づいており、その特許出願の内容は、参照によって本出願に組み込まれる。
1 LED光源点灯装置
3 LED電源部(電源部)
4 電圧電流検出部(電圧検出部)
5 制御部
6 明るさセンサ(光センサ)
7 温度センサ
8 消灯時間計測部(時間計測部)
10 LED部(LED、LED光源)
100 LED照明器具
IC1 (電圧検出部、電圧記録部)
t1、t2 所定時間
toff、toff1 消灯時間

Claims (9)

  1. 無機又は有機のLEDに電力を供給する電源部と、この電源部から供給される電力により点灯されるLEDの発光強度を検出する光センサと、この光センサによる検出信号をフィードバックして前記LEDの発光強度を一定に保つように前記電源部から出力される電力を制御する制御部と、を備えたLED光源点灯装置において、
    前記制御部は、前記LEDの点灯直後から任意の所定時間が経過した後、前記光センサからフィードバックされた検出信号を基に、前記LEDの発光強度を一定に保つように前記電源部から出力される電力を制御することを特徴とするLED光源点灯装置。
  2. 前記LEDの温度を計測する温度センサを、さらに備え、
    前記制御部は、前記温度センサで計測されたLEDの温度が所定温度に達する時間を基に、前記所定時間を設定することを特徴とする請求項1に記載のLED光源点灯装置。
  3. 前記LEDの消灯している消灯時間を計測する時間計測部を、さらに備え、
    前記制御部は、前記時間計測部により計測された消灯時間に基づいて、前記所定時間を変化させることを特徴とする請求項1に記載のLED光源点灯装置。
  4. 前記制御部は、前記時間計測部により計測された消灯時間の長さに応じて、前記所定時間を長くすることを特徴とする請求項3に記載のLED光源点灯装置。
  5. 前記LEDの電圧を計測する電圧検出部を、さらに備え、
    前記制御部は、前記電圧検出部により計測されたLEDの電圧が所定電圧に達する時間を基に、前記所定時間を設定することを特徴とする請求項1に記載のLED光源点灯装置。
  6. 前記制御部は、前記電圧検出部で計測されたLEDの電圧が前記所定電圧以下の場合は、前記所定時間を略ゼロに設定することを特徴とする請求項5に記載のLED光源点灯装置。
  7. 前記電圧検出部により計測されたLEDの電圧を記録する電圧記録部を、さらに備え、
    前記制御部は、前記電圧記録部で記録されたLEDの電圧を基に、前記所定電圧を設定することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載のLED光源点灯装置。
  8. 前記制御部は、前記電圧記録部で記録されたLEDの電圧が上がれば、前記所定電圧を上げるように設定することを特徴とする請求項7に記載のLED光源点灯装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載のLED光源点灯装置と、このLED光源点灯装置により点灯される無機又は有機のLED光源と、を備えたことを特徴とするLED照明器具。
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