JP5476181B2 - 点灯装置及びそれを用いた照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、発光ダイオード(LED)等の直流で点灯する半導体発光素子を直流点灯制御するための点灯装置及びそれを用いた照明器具に関するものである。
特許文献1(特許第4007096号公報)には、LEDに流れる電流を定電流制御するスイッチング電源として、図9(a),(b)に示すような回路が開示されている。この従来例は、高周波でスイッチングされるスイッチング素子Q1と、前記スイッチング素子Q1を高周波でオンオフ制御する制御回路5’と、前記スイッチング素子Q1を介して入力直流電源Vdcに接続されたインダクタL1と、前記スイッチング素子Q1のオフ時に導通する極性で前記インダクタL1と直列に接続されたダイオードD1と、このダイオードD1を介して前記インダクタL1と直流電源Vdcに接続された出力コンデンサC2と、このコンデンサC2と半導体発光素子(LEDモジュール)4の間に挿入された電流検出抵抗R1を備えている。
前記電流検出抵抗R1の検出値が目標値に近づく方向に前記制御回路5’による前記スイッチング素子Q1のオンデューティをフィードバック制御するべく、前記制御回路5’は、図9(b)に示すように、エラーアンプ(E/A)5aと発振器5bと比較器5cとからなるPWM制御回路となっており、制御回路5’の入力端子(IN)の電圧が一定となるようにスイッチング素子Q1を高周波(数十〜数百kHz)でスイッチングしている。
また、無負荷時の出力電圧の上限値を制限するために、制御回路5’の入力端子(IN)をツェナーダイオードZD1と抵抗R4を介して出力コンデンサC2の高電位側に接続してある。LEDが断線した場合には電流検出抵抗R1に電流が流れなくなるので、ダイオードD11と抵抗R13を介して制御回路5’の入力端子(IN)にフィードバックされる電流検出信号はゼロとなり、制御回路5’は出力を増大させるように、スイッチング素子Q1のオンデューティを大きくする。そのため出力電圧は上昇するが、出力電圧がツェナー電圧以上となるとツェナーダイオードZD1がオンするので、出力電圧は略ツェナー電圧に制限される。
このように特許文献1の技術では、スイッチング電源を用いてLEDに一定電流が流れるように制御することで、LEDの順方向電圧のばらつきによる光出力のばらつきをなくすことが可能であり、また、LEDの断線時に簡単な構成で出力電圧の上昇を所定値以内に制限できる。
特許第4007096号公報
上述の特許文献1では、LEDの断線時に出力電圧を所定値以内に制限できるものの、通常の出力電圧よりは高い無負荷2次電圧が出力された状態が継続することになる。また、スイッチング素子Q1も無駄にオン・オフを継続することになり、出力コンデンサC2にも通常よりも高い電圧が印加された状態が継続することになる。このような状態を継続させるよりは、スイッチング電源の動作を停止させて、電力損失を回避するとともに、回路素子へのストレスを低減することが望ましい。
このような回路保護機能を安価に実現する手段として、スイッチング電源制御用の集積回路の機能の一つとして、電流検出端子の入力電圧が所定の閾値レベルを越えると、強制的に発振停止状態に維持する機能を備えるものがある。そこで、このような集積回路の電流検出端子に意図的に閾値レベルを越える電圧を重畳させて、発振停止状態とすることが考えられる。
ところが、図9(a)のように、スイッチング電源回路の出力電圧の増加をツェナーダイオードを介して電流検出端子に反映させても、その電流検出端子がフィードバック制御にも用いられているので、電流検出端子の電圧が上昇すると、自動的に出力が低減される方向に制御される負帰還作用が働くことになる。このため、電流検出端子の電圧が過電流保護のための所定の閾値レベルまで速やかに上昇できない。特に、スイッチング電源に調光機能を持たせた場合には、この問題が顕著となり、全点灯時であれば過電流保護回路が働くように設定できても、深い調光点灯時になると過電流保護回路が働かなくなるという問題が生じる。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、スイッチング電源回路を用いて半導体発光素子を調光点灯させる点灯装置において、調光時に負荷開放異常が発生した場合でも、全点灯時と同様に回路保護機能が働くようにすることを課題とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の点灯装置は、直流電流により点灯する半導体発光素子4が接続される出力端子3と、調光端子を備え、前記調光端子に入力された調光信号に応じて増減する出力を前記出力端子3に供給するスイッチング電源回路1と、前記出力端子3の電圧が第1の電圧を越えると導通する定電圧素子(ツェナーダイオードZD1)を含み、該定電圧素子を介する電流の増大に応じて前記スイッチング電源回路1の出力を増大させる方向に前記調光端子の電圧を制御する調光解除手段(無負荷検出回路2及び調光解除回路7)と、前記スイッチング電源回路1のスイッチング電流の瞬時値または出力電流が所定値を越えると前記スイッチング電源回路の出力を停止状態に維持する保護手段(過電流保護回路51)とを有し、前記定電圧素子を介する電流は、前記スイッチング電流の瞬時値または出力電流を検出する検出手段(抵抗R1)の検出出力に重畳されることを特徴とする(図1,図6)。
請求項の発明は、請求項に記載の点灯装置を備えることを特徴とする照明器具である(図8)。
本発明によれば、負荷開放異常の発生時にスイッチング電源回路を保護動作に移行させる機能を簡単且つ安価に実現できる。特に、調光点灯時に負荷開放異常が発生した場合であっても、自動的に調光動作を解除することで、全点灯時と同様の感度で保護動作に移行できる。
本発明の実施形態1の点灯装置の回路図である。 本発明の実施形態1の点灯装置に用いる制御用集積回路の内部構成を簡略化して示す回路図である。 本発明の実施形態1の動作波形図である。 本発明の実施形態1の点灯装置に用いる高周波発振回路の構成例を示す回路図である。 本発明の実施形態1の点灯装置に用いるスイッチング電源回路の構成例を示す回路図である。 本発明の実施形態2の点灯装置の回路図である。 本発明の実施形態3の点灯装置の回路図である。 本発明の実施形態4の照明器具の断面図である。 従来のLED点灯装置の回路図である。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1の点灯装置の回路図である。この点灯装置は、スイッチング電源回路1として降圧チョッパ回路を用いている。その回路構成は周知のものであり、入力直流電源となるコンデンサC1の正極に、出力コンデンサC2の正極と回生ダイオードD1のカソードが接続されている。出力コンデンサC2の負極は、インダクタL1を介して回生ダイオードD1のアノードに接続されている。回生ダイオードD1のアノードは、MOSFETよりなるスイッチング素子Q1のドレイン電極に接続されている。スイッチング素子Q1のソース電極は、電流検出用の小抵抗R1を介して入力直流電源となるコンデンサC1の負極に接続されている。
スイッチング素子Q1は制御用集積回路5により高周波でオンオフされる。スイッチング素子Q1がオンすると、コンデンサC1→コンデンサC2→インダクタL1→スイッチング素子Q1→電流検出抵抗R1→コンデンサC1の経路で電流が流れて、インダクタL1に電磁エネルギーが蓄積される。スイッチング素子Q1がオフすると、インダクタL1に蓄積された電磁エネルギーによりインダクタL1の両端に逆起電力が発生し、インダクタL1→ダイオードD1→コンデンサC2→インダクタL1の経路で回生電流が流れる。これにより、コンデンサC2の両端にはコンデンサC1の直流電圧を降圧した直流電圧が生成される。
ここで、入力直流電源となるコンデンサC1は、例えば、商用交流電源(100V、50/60Hz)を全波整流器により整流し、力率改善用の昇圧チョッパ回路により数百Vに昇圧された直流電圧が充電されているものとする。
出力コンデンサC2の両端には、出力端子3を介して半導体発光素子4が接続されている。半導体発光素子4は複数個のLEDを直列または並列または直並列接続したLEDモジュールであっても良い。LED1個当たりの順電圧をVf、LEDの直列個数をnとすると、半導体発光素子4の両端電圧は、n×Vfとなる。半導体発光素子4が出力端子3に適正に接続されていれば、出力コンデンサC2の両端電圧はn×Vfにクランプされる。
出力端子3と半導体発光素子4の間はリード線等により接続される。このリード線が断線したり、出力端子3の接触不良や、半導体発光素子4の内部でLEDの断線が生じると、出力端子3が開放状態となる。このような負荷開放異常を検出するために、無負荷検出回路2を設けている。
無負荷検出回路2は、出力端子3の間に接続された、ツェナーダイオードZD1と抵抗R4,R5の直列回路を有している。ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧Vzは、正常時に出力端子3に印加される電圧よりも少し高く設定されている。具体的には、上述のn×Vfよりも高く、少し余裕を持たせた電圧に設定されている。出力端子3に半導体発光素子4が適正に接続されていれば、ツェナーダイオードZD1が導通することはなく、抵抗R4,R5には電流が流れない。一方、負荷開放異常が発生すると、出力端子3の電圧が上昇し、やがてツェナー電圧Vz(>n×Vf)を越えると、ツェナーダイオードZD1が導通する。これにより、抵抗R4,R5に電流が流れる。
抵抗R5にはフォトカプラの発光素子PC1が並列接続されている。ツェナーダイオードZD1が導通すると、発光素子PC1に電流が流れる。出力端子3の電圧上昇が急激であれば、発光素子PC1には十分に大きな電流が流れて、フォトカプラの受光素子PC2は速やかに且つ十分に低インピーダンスとなる。
ところが、調光時には、負荷開放異常が発生しても、出力端子3の電圧上昇が緩慢であり、フォトカプラの発光素子PC1に流れる電流が不足する。このため、フォトカプラの受光素子PC2が十分に低インピーダンスとならない。
そこで、図1の回路では、調光解除回路7を設けて、負荷開放異常の発生時には、調光状態であっても強制的に全点灯状態に切り替えるようにしている。そのうえで、十分に低インピーダンスとなったフォトカプラの受光素子PC2を介して電流検出抵抗R1に擬似的な過電流を流して、制御用集積回路5に内蔵された過電流保護回路51を利用して発振停止状態にラッチさせるようにしている。
図2は制御用集積回路5の内部構成を簡略化して示している。この制御用集積回路5は、少なくとも過電流保護回路51と間欠発振回路52を備えている。間欠発振回路52は、外部から与えられるPWM調光信号(低周波の矩形波Duty信号)に同期して、高周波発振回路53の発振出力を断続し、図3(a)に示すように、スイッチング素子Q1の駆動信号を間欠発振させる。高周波発振回路53は、図4(a)〜(c)のように、各オンサイクル毎にスイッチング素子Q1のピーク電流を検出してスイッチング素子Q1をオフさせる構成とすることが好ましいが、単なる発振回路であっても良い。
図2に戻って、過電流保護回路51は、電流検出抵抗R1の両端電圧が正常な動作範囲を逸脱するほど高い場合に、スイッチング素子Q1の発振動作を停止状態とする機能を有する。図2の例では、電源投入時にラッチ回路FF1のQ出力をHighレベルとし、ANDゲートG1を初期状態では信号通過状態としている。スイッチング動作中は、電流検出抵抗R1による検出電圧をコンパレータCP1により基準電圧Vref1と常に比較している。検出電圧が基準電圧Vref1を越えると、コンパレータCP1の出力がHighレベルとなり、ラッチ回路FF1のリセット端子Rをトリガーする。これにより、ラッチ回路FF1のQ出力がLowレベルに固定され、以後、電源再投入時まで、ANDゲートG1は信号通過を禁止する状態に維持される。
間欠発振回路52は、ANDゲートG2の一方の入力に高周波発振回路53の発振出力を供給し、ANDゲートG2の他方の入力に低周波の信号を供給することにより、高周波発振出力を低周波で断続させている。低周波の信号は、外部から供給されるPWM調光信号である。この信号は、例えば、周波数が1kHz、振幅が10V程度の矩形波電圧信号であり、Lowレベルのときに高周波発振を許可し、Highレベルのときに高周波発振を禁止するように設定されている。間欠発振回路52では、PWM調光信号がLowレベルのときにANDゲートG2が信号通過状態となるように、NOT回路G3により、外部から供給されるPWM調光信号を論理反転している。
図2の例では、低周波のPWM調光信号を抵抗R6を介して制御用集積回路5のPWM調光端子に供給している。このPWM調光端子と、制御用集積回路5のグランド端子の間には、調光解除用のトランジスタTr1を外付けしている。
このトランジスタTr1は、図1に示すように、ダイオードD3、抵抗R3と共に、調光解除回路7を構成しており、フォトカプラPC2が導通したときに、制御電源電圧Vccからのバイアス電流によりオンされる。トランジスタTr1がオンすると、外部からのPWM調光信号(低周波の矩形波Duty信号)が調光状態であっても、強制的に全点灯状態の制御に移行する。
以下、その動作を図3(a)〜(d)により説明する。図3(a)〜(d)は、それぞれ図2の(a)〜(d)の電圧波形を示している。調光状態では、図3(d)に示すように、外部からのPWM調光信号は、約1kHz程度の低周波でHighレベルとLowレベルを繰り返しており、スイッチング素子Q1の駆動信号は、図3(a)に示すように、数十kHz程度の高周波が間欠的に発振出力される状態となっている。この調光状態で、負荷開放異常が発生すると、出力端子3の両端電圧が上昇し、ツェナーダイオードZD1が導通し、フォトカプラの発光素子PC1に電流が流れて、その受光素子PC2のインピーダンスが低下する。すると、図3(c)の調光解除信号として、制御用電源電圧Vccから受光素子PC2、ダイオードD3、抵抗R3を介してトランジスタTr1にベース電流が流れて、トランジスタTr1がオン状態となる。
これにより、制御用集積回路5は、図3の時間t1で間欠発振状態から常時発振状態へと移行し、全点灯時の制御状態となるので、出力コンデンサC2の電圧は急激に上昇する。これにより、フォトカプラの発光素子PC1には十分な電流が流れて、受光素子PC2は飽和状態(完全なオン状態)までインピーダンスが低下する。すると、制御用電源電圧VccからダイオードD2、抵抗R2を介して電流検出抵抗R1に重畳される電流が増大し、制御用集積回路5に内蔵された過電流保護回路51が動作して、図3の時間t2で発振停止状態に移行する。
抵抗R2の値は、全点灯時の負荷開放異常時に、過電流保護回路51が動作する程度の電圧が電流検出抵抗R1に重畳されるように設定される。なお、ダイオードD2は、正常動作時の抵抗R1の電圧によりトランジスタTr1がオンしないように設けられている。このダイオードD2と抵抗R2により擬似過電流生成回路6を構成している。
次に、制御用集積回路5に内蔵された高周波発振回路53の構成例を、図4(a)〜(c)に例示して説明する。なお、図示を省略しているが、高周波発振回路の出力とスイッチング素子Q1のゲート電極の間には、図2に示したANDゲートG2、G1が介在するものとする。
図4(a)の例では、発振器OSCの出力によりフリップフロップFF2をセットして、そのQ出力をHighレベルとすることで、スイッチング素子Q1をオンとする。スイッチング素子Q1の電流は、電流検出抵抗R1により検出され、検出電圧が所定の基準電圧Vref2を越えると、コンパレータCP2の出力がHighレベルとなる。これにより、フリップフロップFF2がリセットされ、そのQ出力がLowレベルとなることで、スイッチング素子Q1はオフとなる。スイッチング素子Q1のオフ時間は、発振器OSCの発振周期からスイッチング素子Q1のオン時間を差し引いた残り時間となる。
図4(b)の例では、オフ時間タイマーTIMERによりスイッチング素子Q1のオフ時間を固定時間としている。スイッチング素子Q1がオフすると、フリップフロップFF2のQ出力がLowレベルとなった時点からオフ時間タイマーTIMERが起動して、スイッチング素子Q1のオフ時間を計測し、所定のオフ時間が経過した時点で、オフ時間タイマーTIMERからフリップフロップFF2にセット信号が出力されて、スイッチング素子Q1がオンされる。スイッチング素子Q1のオン時間は、図4(a)の構成と同様に、電流検出抵抗R1の電圧が所定の基準電圧Vref2に達するまでの時間で決まる。
図4(c)の例では、スイッチング素子Q1のオフ時に、ゼロクロス検出回路ZCDによりインダクタL1の電流放出完了を検出した時点でスイッチング素子Q1を再度オンさせる。スイッチング素子Q1のオン時間は、図4(a)の構成と同様に、電流検出抵抗R1の電圧が所定の基準電圧Vref2に達するまでの時間で決まる。
図4(a)〜(c)のいずれの場合も、コンパレータCP2の基準電圧Vref2は、図2に示した過電流保護回路51のコンパレータCP1の基準電圧Vref1よりも低く設定される。例えば、制御用集積回路5として、フィリップス社製のUBA3070を用いた場合、Vref1=0.88V、Vref2=0.5Vのように設定される。したがって、擬似過電流生成回路6が無い場合、通常の動作状態では、過電流保護回路51のコンパレータCP1が動作する可能性は、まず無い。
この過電流保護回路51は、元々は回路中の何処かに短絡が生じて極端に大きなスイッチング電流が流れた場合に回路を保護するために設けられており、万一の備えとして設けられているに過ぎない。本実施形態の構成では、この万一の備えとして設けられた保護機能を、より日常的に生じ得る負荷開放異常発生時の回路保護に有効に活用しているものである。
次に、スイッチング電源回路1の変形例について説明する。図1の基本構成では、スイッチング電源回路1として、降圧チョッパ回路を用いているが、図5(a)〜(d)に示すように、フライバックコンバータ回路1a、昇圧チョッパ回路1b、昇降圧チョッパ回路1c、フォワードコンバータ回路1dなど、各種の構成に置き換えても良い。いずれの構成においても、スイッチング素子Q1が高周波でオンオフすることで、入力直流電圧を電圧変換して、出力コンデンサC2に直流出力電圧を生成する。
なお、制御用電源電圧Vccを供給するための制御電源回路については図示を省略しているが、一般的な技術で実現できる。例えば、電源投入直後は商用交流電源の整流出力から限流用の高抵抗を介して電源コンデンサを充電し、スイッチング電源回路が動作を開始した後は、スイッチング電源回路からの帰還電流(例えば、インダクタL1の2次巻線出力)から整流素子を介して電源コンデンサを充電するような手法で実現できる。
また、負荷開放異常を検出するためのツェナーダイオードZD1は、複数個のツェナーダイオードを直列接続したものであっても良いし、他の定電圧素子であっても良い。さらに、温度補償用のダイオードが直列接続されていても良い。
(実施形態2)
上述の実施形態1では、スイッチング電源回路の高周波発振動作が、低周波で間欠的に繰り返されることにより、調光機能が実現されていたが、別の構成例として、スイッチング電源回路の発振動作は連続的としたままで、スイッチング電源回路の出力を可変制御する構成を用いても良い。また、外部から与えられる調光信号は、低周波のDuty信号に限定されるものではなく、連続的な直流電圧であっても構わない。例えば、スイッチング電源回路の出力電流を検出し、その検出電圧と外部から与えられた調光電圧との差分を誤差増幅器により演算し、誤差増幅器の出力をPWMコンパレータにより高周波の鋸歯状波電圧と比較することにより、スイッチング素子の駆動信号を生成するような構成に、本発明を適用しても良い。
具体的な構成例を図6に示す。スイッチング電源回路1aはフライバックコンバータ回路となっている。スイッチング素子Q1は高周波でオンオフされる。そのオンオフ動作は間欠発振動作ではなく、連続発振動作となっている。調光する場合には、スイッチング素子Q1のオン時間幅を可変制御することで出力を可変としている。
フライバックコンバータ回路の原理については周知であり、スイッチング素子Q1がオンのとき、入力直流電源となるコンデンサC1からトランスT1の1次巻線に電流が流れる。このとき、トランスT1の2次巻線には巻数比に応じた電圧が発生するが、ダイオードD1が遮断状態となる極性に接続されているので、コンデンサC2に電流は流れず、トランスT1に電磁エネルギーが蓄積される。スイッチング素子Q1がオフすると、トランスT1の2次巻線には逆起電力が発生し、ダイオードD1が導通してコンデンサC2に充電電流が流れる。
コンデンサC2に充電された直流電圧は出力端子3を介して半導体発光素子4に供給される。その出力電流は、抵抗R1により検出されて、制御回路50のフィードバック制御に利用される。
制御回路50は、図9(b)に示した従来例のPWM制御回路に過電流保護回路51を付加したような構成となっている。電流検出抵抗R1の電圧が通常の電圧範囲を越える過大な電圧になると、過電流保護回路51は発振器5bの発振を停止させて、スイッチング素子Q1をオフ状態に維持する。
電流検出抵抗R1の電圧は電流検出アンプ54により検出され、誤差増幅器5aにより調光基準電圧Vdimと比較される。誤差増幅器5aの出力電圧は、比較器5cに入力されて、発振器5bの鋸歯状波電圧と比較され、パルス幅可変の駆動信号がスイッチング素子Q1に供給される。これにより、電流検出アンプ54の出力が調光基準電圧Vdimと略一致するようにフィードバック制御される。調光基準電圧Vdimが上昇すると、スイッチング素子Q1の駆動信号のパルス幅は増大する方向に制御され、調光出力は増大する。
調光基準電圧Vdimは、調光信号変換回路8により生成される直流低電圧である。外部から調光信号線を介して供給される低周波のDuty信号よりなるPWM調光信号がLowレベルのとき、シュミットインバータG4の出力はHighレベルとなり、抵抗R7を介してコンデンサC3が充電されて、コンデンサC3の電圧が上昇する。PWM調光信号がHighレベルのとき、シュミットインバータG4の出力はLowレベルとなり、抵抗R7を介してコンデンサC3が放電されて、コンデンサC3の電圧は降下する。この動作を繰り返すことで、コンデンサC3にはPWM調光信号のオフ時間幅に応じた調光基準電圧Vdimが得られる。
出力端子3の半導体発光素子4が外れる等の負荷開放異常が発生すると、電流検出抵抗R1に流れる電流が消失するから、制御回路50が出力を増大させる方向に機能して、コンデンサC2の電圧が上昇する。これにより、無負荷検出回路2のツェナーダイオードZD1が導通すると、擬似過電流生成回路6を介して電流検出抵抗R1に擬似的な過電流が供給されると共に、調光解除回路7を介して調光基準電圧Vdimが上昇する。
ここで、調光点灯時においては調光基準電圧Vdimが元々低いので、調光解除回路7を介する電流供給により調光基準電圧Vdimを高める効果がある。また、全点灯時においても、調光解除回路7を介する電流供給により調光基準電圧Vdimは通常よりも高くなる。制御回路50は、調光基準電圧Vdimと電流検出アンプ54の出力が略一致するようにフィードバック制御しているので、電流検出抵抗R1の電圧と調光基準電圧Vdimが共に上昇した場合には、負帰還作用は働かない。このため、電流検出抵抗R1の電圧は通常の電圧範囲よりも高い電圧まで速やかに上昇し、過電流保護回路51が働いて、発振停止状態に移行する。したがって、調光点灯時であっても全点灯時であっても、負荷開放異常時には確実に発振を停止させることができる。
なお、上述の各実施形態では、PWM調光信号として、周波数が約1kHz、振幅が約10V程度の矩形波電圧を用いる場合を想定しているが、これに限定されるものではない。
例えば、商用交流電源を位相制御して点灯装置に供給する場合、コンデンサC1の電圧は、整流器の出力を昇圧チョッパ回路により昇圧することで定電圧に維持することにして、別途設けた位相検出回路により入力交流電圧の導通位相角を検出することにより、PWM調光信号を得ることができる。この場合、交流電圧の半サイクル毎に導通位相角の情報が得られるので、繰り返し周波数が100/120HzのPWM調光信号となる。なお、導通位相角の可変範囲を0〜180度とすると、入力電力が不足する場合があるので、90〜180度のように制限しても良い。
(実施形態3)
図7は本発明の実施形態3の点灯装置の回路図である。この点灯装置は、実施形態1において、調光機能を省略したものであり、単一出力(常時全点灯)の点灯状態で動作中に負荷開放異常が生じた場合に、出力を抑制する方向に制御する保護機能を付加した例である。この場合、調光機能は元々存在しないので、負荷開放異常が生じると、無負荷検出回路2から擬似過電流生成回路6を介する重畳電流により過電流保護回路51が動作して、出力停止状態となり、電源再投入時までその状態を維持する。図9の従来例に比べると、出力停止状態に移行し、その状態を維持できる点が優れている。
図9の従来例では、LEDの断線時に出力電圧を所定値以内に制限できるものの、通常の出力電圧よりは高い無負荷2次電圧が出力された状態が継続することになる。また、スイッチング素子Q1も無駄にオン・オフを継続することになり、出力コンデンサC2にも通常よりも高い電圧が印加された状態が継続することになる。このような状態を継続させるよりは、本実施形態のように、スイッチング電源の動作を停止させて、電力損失を回避するとともに、回路素子へのストレスを低減することが望ましい。
(実施形態4)
図8は本発明の点灯装置を用いた照明器具の一例を示している。本例は、電源ユニット30とLEDユニット40とが器具筐体9内に収められる一体型のLED照明器具である。電源ユニット30には、図1の出力端子3までの電子回路が実装されている。電源ユニット30の出力端子3からLEDユニット40までは出力配線34を介して接続される。
器具筐体9は天井10に埋め込まれている。器具筐体9は、下端開放された金属製の円筒体よりなり、下端開放部は光拡散板91で覆われている。この光拡散板91に対向するように、LEDユニット40が配置されている。41はLED実装基板であり、LEDユニット40のLED4a〜4dを実装している。この例では、器具内に取り付けられるLEDユニット40の実装基板41の裏側に器具筐体9に熱的に結合された放熱板92を設けている。この放熱板92を介して、LED4a〜4dから発生する熱を放熱することでLED4a〜4dの温度を下げて、光出力を上げる効果がある。
図8の例では、一例として、4個のLED4a〜4dが直列接続されたLEDユニット40を用いているが、図1の点灯装置では、コンデンサC1の電圧に比べて負荷電圧が低ければ良く、その範囲内であれば、LEDの直列個数は限定されるものではない。
なお、電源ユニット30とLEDユニット40が別体となった電源別置型のLED照明器具に本発明の点灯装置を用いても構わない。その場合、例えば、4個のLEDを直列接続した第1のLEDユニットと、8個のLEDを直列接続した第2のLEDユニットをカスケード接続し、1つの点灯装置の出力で点灯することが可能となり、照明システム全体としてコストを低減することが出来る。各LEDユニットに用いるLEDの直列個数は限定されるものではない。
(実施形態5)
本発明の点灯装置は照明器具に用いるほか、液晶ディスプレイ(液晶テレビを含む)のバックライトに用いても良い。液晶ディスプレイは画面の明るさを調整するために、バックライトの出力を調光可能とする必要がある。また、節電の目的で画面全体が暗いときには、バックライトの出力を低減するような制御を用いることがあり、調光機能を付加する必要がある。さらに、車両用等の振動の多い環境で用いる場合には、振動で負荷開放異常が生じる可能性がある。本発明の点灯装置を用いれば、たまたま調光点灯時に負荷開放異常が生じたときであっても、強制的に全点灯状態に移行させて過電流保護機能を動作させることができるので、速やかに保護動作に移行できる。
1 スイッチング電源回路
2 無負荷検出回路
3 出力端子
4 半導体発光素子
5 制御用集積回路
6 擬似過電流生成回路
7 調光解除回路
51 過電流保護回路

Claims (2)

  1. 直流電流により点灯する半導体発光素子が接続される出力端子と、
    調光端子を備え、前記調光端子に入力された調光信号に応じて増減する出力を前記出力端子に供給するスイッチング電源回路と、
    前記出力端子の電圧が第1の電圧を越えると導通する定電圧素子を含み、該定電圧素子を介する電流の増大に応じて前記スイッチング電源回路の出力を増大させる方向に前記調光端子の電圧を制御する調光解除手段と、
    前記スイッチング電源回路のスイッチング電流の瞬時値または出力電流が所定値を越えると前記スイッチング電源回路の出力を停止状態に維持する保護手段とを有し、
    前記定電圧素子を介する電流は、前記スイッチング電流の瞬時値または出力電流を検出する検出手段の検出出力に重畳されることを特徴とする点灯装置。
  2. 請求項1記載の点灯装置を備えることを特徴とする照明器具。
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