JP2011222267A - 点灯装置及びそれを用いた照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】平滑コンデンサC1に充電された直流電圧を電力変換して半導体発光素子4に点灯電流を供給する点灯装置において、平滑コンデンサC1に電荷が残っていても速やかに動作停止可能とする。
【解決手段】平滑コンデンサC1に充電された直流電圧を電力変換して半導体発光素子4に出力電流を供給する電力変換回路1と、その動作を制御する制御回路5と、制御回路5に制御電源電圧を供給する制御電源回路6を備える点灯装置において、制御電源回路6の入力端または出力端に直列に挿入された半導体スイッチ素子(SW1〜SW3のいずれか)を、電力変換回路1の動作中にオフ制御可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光ダイオード(LED)等の半導体発光素子を点灯制御するための点灯装置及びそれを用いた照明器具に関するものである。
従来、特許文献1(特開2008−278641号公報)に開示されているように、入力直流電源からスイッチング電源回路を介して半導体発光素子に直流電流を供給する点灯装置において、電源投入時に、半導体発光素子を介して入力直流電源から供給される直流電流により、スイッチング電源回路の制御電源回路に起動電流を与えて、スイッチング電源回路のスイッチング動作を開始させ、その後、スイッチング電源回路からの帰還電流により制御電源回路に給電することにより、半導体発光素子が接続されている場合にはスイッチング動作を開始し、半導体発光素子が接続されていない場合にはスイッチング動作を開始しないように制御する構成が知られている。
特開2008−278641号公報
特許文献1のスイッチング電源回路は、入力側に平滑コンデンサを備えている。この平滑コンデンサには、商用交流電源を整流平滑した直流電圧が充電される。直流電圧のリップルを低減し、スイッチング電源回路の動作を安定させるには、入力側の平滑コンデンサの容量は大きくした方が良い。その反面、入力側の平滑コンデンサの容量を大きくすると、商用交流電源を遮断したときに、平滑コンデンサの電荷の放電に長い時間を要するという問題がある。特に、特許文献1のように、スイッチング電源回路の動作中は、スイッチング電源回路からの帰還電流により制御回路の制御電源電圧が供給される構成では、スイッチング電源回路の入力側の平滑コンデンサに電荷が残っている間は、スイッチング動作が継続してしまうという問題がある。
本発明はこのような問題を解決しようとするものであり、平滑コンデンサに充電された直流電圧を電力変換して半導体発光素子に点灯電流を供給する点灯装置において、入力直流電源となる平滑コンデンサに電荷が残っていても速やかに動作停止可能とすることを課題とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の点灯装置は、図1に示すように、第1の平滑コンデンサC1と、前記第1の平滑コンデンサC1に充電された直流電圧を電力変換して半導体発光素子4に出力電流を供給する電力変換回路1と、前記電力変換回路1の動作を制御する制御回路5と、前記制御回路5に制御電源電圧を供給する制御電源回路6とを備える点灯装置において、前記制御電源回路6の入力端または出力端に直列に挿入された半導体スイッチ素子(SW1〜SW3のいずれか)を備え、前記電力変換回路1の動作中に、前記半導体スイッチ素子をオフ制御可能としたことを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1記載の点灯装置において、第1の平滑コンデンサC1は、商用交流電源電圧を整流平滑した直流電圧を充電され、前記半導体スイッチ素子(SW1〜SW3のいずれか)は、前記商用交流電源の遮断を検出したときにオフ制御されることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の点灯装置において、前記電力変換回路1の制御回路5は、前記半導体発光素子4を調光制御する調光機能を備え、前記半導体スイッチ素子(SW1〜SW3のいずれか)は、調光率が0%となったときにオフ制御されることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1記載の点灯装置において、前記電力変換回路1の出力に半導体発光素子4が接続されていないことを検出する無負荷検出回路2を備え、前記半導体スイッチ素子(SW1〜SW3のいずれか)は、前記半導体発光素子4が接続されていないことが検出されたときにオフ制御されることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の点灯装置を備えることを特徴とする照明器具である(図6)。
請求項1の発明によれば、電力変換回路の入力電源となる平滑コンデンサに電荷が残っていても、電力変換回路の動作を速やかに停止させることができる。
請求項2の発明によれば、点灯装置に供給される商用交流電源を遮断することで半導体発光素子を消灯させる場合に、消灯までの応答時間を短くできる利点がある。
請求項3の発明によれば、点灯装置に供給される商用交流電源を通電したままで、調光操作により半導体発光素子を消灯させる場合に、消灯までの応答時間を短くできる利点がある。
請求項4の発明によれば、半導体発光素子が接続されていないときに、電力変換回路の動作を速やかに停止させることができるから、無駄な電力消費を回避できると共に、回路の故障を防止できる。
本発明の実施形態1の点灯装置の回路図である。 本発明の実施形態1の点灯装置に用いるDC−DC変換回路の構成例を示す回路図である。 本発明の実施形態2の点灯装置に用いる電源OFF検出手段と半導体スイッチ素子の構成例を示す回路図である。 本発明の実施形態3の点灯装置の回路図である。 本発明の実施形態4の点灯装置の調光制御部の構成を示す回路図である。 本発明の実施形態5の照明器具の断面図である。
(実施形態1)
図1は本発明の実施形態1の点灯装置の回路図である。この点灯装置は、入力直流電源となるコンデンサC1の直流電圧を電力変換する電力変換回路1を備えている。ここで、入力直流電源となるコンデンサC1は、例えば、商用交流電源(100V、50/60Hz)を全波整流器により整流し、力率改善用の昇圧チョッパ回路により数百Vに昇圧された直流電圧が充電されているものとする。
電力変換回路1は、例えばDC−DC変換回路であり、入力端子A−B間の直流電圧を電圧変換して、出力端子C−D間に直流電圧を供給する。その具体的な回路構成については、図2(a)〜(f)の説明において後述するが、一般的に出力端子C−D間に平滑用の出力コンデンサC2を備えている。また、制御端子Eに入力される高周波の制御信号によりオンオフされるスイッチング素子Q1を備えており、スイッチング動作が開始されると、電流帰還端子Fから帰還電流が得られる構成となっている。
出力端子C−D間には、負荷端子3が接続されている。負荷端子3には、半導体発光素子4が接続される。半導体発光素子4は複数個のLEDを直列または並列または直並列接続したLEDモジュールであっても良い。LED1個当たりの順電圧をVf、LEDの直列個数をnとすると、半導体発光素子4の両端電圧は、n×Vfとなる。半導体発光素子4が負荷端子3に適正に接続されていれば、負荷端子3の両端電圧はn×Vfとなる。
負荷端子3には、無負荷検出回路2が接続されている。負荷端子3が開放状態になると、無負荷検出回路2は無負荷検出信号を出力する。例えば、電力変換回路1の動作中に負荷端子3が開放状態になると、負荷端子3の両端電圧は上述のn×Vfよりも高くなるので、その電圧変化を検出することで無負荷状態を検出できる。無負荷検出回路2の構成は限定されるものではなく、負荷端子3が開放状態になったことを検出できれば、どのような回路構成であっても構わない。
電力変換回路1の制御端子Eには、制御回路5から高周波のオンオフ制御信号が供給される。この制御回路5は、例えば、汎用のスイッチングレギュレータ制御用集積回路で構成され、制御電源回路6から制御電源電圧を供給されることにより動作を開始する。
本実施形態では、電力変換回路1の動作中に、制御電源回路6から制御回路5に供給される制御電源電圧を遮断できるように、制御電源回路6の入力端または出力端に半導体スイッチ素子SW1,SW2,SW3を備えている。半導体スイッチ素子SW1,SW2,SW3はいずれか1つだけでも良いし、2つ以上を併用しても良い。これらの半導体スイッチ素子SW1〜SW3は、通常はオン状態であるが、制御電源回路6から制御回路5に供給される制御電源電圧を遮断するときにはオフ状態となる。
制御回路5は調光機能を備えていても良く、外部から与えられる調光信号により0%〜100%の範囲で半導体発光素子4の光出力を調光制御できるように構成されていても良い。その場合において、調光率が0%になると、マイコン等で構成された調光率0%検出手段7からの検出信号により、半導体スイッチ素子SW1〜SW3をオフ制御しても良い。
また、商用交流電源のOFF操作が検出された場合には、電源OFF検出手段8の検出信号により半導体スイッチ素子SW1〜SW3をオフ制御して、制御電源回路6から制御回路5に供給される制御電源電圧を遮断することで、コンデンサC1に電荷が残っていても、電力変換回路1の動作を強制的に停止させる。
無負荷検出回路2や調光率0%検出手段7、電源OFF検出手段8の具体的構成については後述するが、そのいずれか1つの検出信号が生じると、半導体スイッチ素子SW1〜SW3はオフ状態となる。
制御電源回路6は、電源投入時に平滑コンデンサC1から抵抗R1,R2を介して充電される電源コンデンサと、その電圧を安定化する電圧安定化手段(ツェナーダイオード等)を備えている(後述の図4参照)。制御電源回路6から制御回路5に制御電源電圧が供給されると、制御回路5が発振動作を開始し、制御回路5から高周波のオンオフ制御信号が電力変換回路1に供給されることで、電流帰還端子Fには帰還電流が得られる。この帰還電流は、制御電源回路6の電源コンデンサに充電されて、定常点灯時の動作電源となる。
ここで、電力変換回路1の具体的な回路構成を、図2(a)〜(f)に例示して説明する。図2(a)はフライバックコンバータ回路1a、図2(b)はフォワードコンバータ回路1b、図2(c)は降圧チョッパ回路1c、図2(d)は他の降圧チョッパ回路1d、図2(e)は昇降圧チョッパ回路1e、図2(f)は昇圧チョッパ回路1fである。
図2(a)のフライバックコンバータ回路1aは、トランスT1とスイッチング素子Q1、ダイオードD1、コンデンサC2を備えている。入力端子AにはトランスT1の1次巻線の一端が接続されている。トランスT1の1次巻線の他端はスイッチング素子Q1を介して入力端子Bに接続されている。トランスT1の2次巻線の一端はダイオードD1のアノードに接続されている。ダイオードD1のカソードは出力端子Cに接続されている。出力端子C−D間にはコンデンサC2が接続されている。トランスT1の2次巻線の他端は出力端子Dに接続されている。トランスT1の1次巻線と2次巻線は、図中の黒丸で示す方向に巻かれている。トランスT1の3次巻線は、電流帰還端子Fと入力端子Bに接続されている。
フライバックコンバータ回路1aの動作は周知であり、スイッチング素子Q1のオン時にトランスT1の1次巻線に入力直流電圧が印加されると、2次巻線には巻数比に応じた電圧が発生するが、ダイオードD1が遮断状態となる極性に接続されているので、コンデンサC2に充電電流は流れず、トランスT1に電磁エネルギーが蓄積される。スイッチング素子Q1がオフすると、トランスT1に蓄積された電磁エネルギーによる逆起電力が発生する。この逆起電力はダイオードD1を導通させる方向に発生するので、トランスT1の電磁エネルギーはコンデンサC2に放出される。
図2(b)のフォワードコンバータ回路1bは、図2(a)のトランスT1の2次巻線の巻き方向を逆方向としたものであり、スイッチング素子Q1のオン時にダイオードD1が導通する。スイッチング素子Q1のオン時にトランスT1の1次巻線に入力直流電圧が印加されると、2次巻線には巻数比に応じた電圧が発生し、ダイオードD1が導通状態となり、コンデンサC2に充電電流が流れる。スイッチング素子Q1のオフ時にはダイオードD1は遮断状態となる。
図2(c)の降圧チョッパ回路1cは、スイッチング素子Q1とインダクタL1、ダイオードD1、コンデンサC2を備えている。入力端子Aと出力端子CにはダイオードD1のカソードとコンデンサC2の正極が接続されている。出力端子DにはコンデンサC2の負極とインダクタL1の一端が接続されている。インダクタL1の他端はダイオードD1のアノードに接続されている。ダイオードD1のアノードとインダクタL1の接続点はスイッチング素子Q1を介して入力端子Bに接続されている。インダクタL1の2次巻線は、電流帰還端子Fと入力端子Bに接続されている。
降圧チョッパ回路1cの動作は周知であり、スイッチング素子Q1がオンすると、入力端子A→コンデンサC2→インダクタL1→スイッチング素子Q1→入力端子Bの経路で直流電流が流れて、インダクタL1に電磁エネルギーが蓄積される。スイッチング素子Q1がオフすると、インダクタL1の電磁エネルギーによる逆起電力が発生し、インダクタL1→ダイオードD1→コンデンサC2→インダクタL1の経路で回生電流が流れて、インダクタL1の電磁エネルギーが放出される。この動作を繰り返すことで、入力端子A−B間の直流電圧を降圧した直流電圧が出力端子C−D間に得られる。
図2(d)の降圧チョッパ回路1dは、スイッチング素子Q1を高電位側に配置し、回生ダイオードD1と出力コンデンサC2を低電位側に配置したものであり、回路動作は図2(c)と同様である。ただし、スイッチング素子Q1としてNチャンネル型MOSFETに代えてPNPトランジスタを用いているので、制御端子Eは制御回路5のオープンコレクタ出力(またはオープンドレイン出力)に接続して使用することになる。
図2(e)の昇降圧チョッパ回路1eは、入力端子A−B間の直流電圧を極性反転させて、出力端子C−D間に出力するものであり、図2(a)のフライバックコンバータ回路1aのトランスT1をインダクタL1に置き換えた構成に相当する。入力端子Aと出力端子DにはインダクタL1の一端が接続されている。インダクタL1の他端は、ダイオードD1のアノードに接続されると共に、スイッチング素子Q1を介して入力端子Bに接続されている。ダイオードD1のカソードは出力端子Cに接続されている。出力端子C−D間にはコンデンサC2が接続されている。インダクタL1の2次巻線は、電流帰還端子Fと入力端子Bに接続されている。
昇降圧チョッパ回路1eの動作は周知であり、スイッチング素子Q1のオン時にインダクタL1に入力直流電圧が印加されると、インダクタL1に電流が流れて、電磁エネルギーが蓄積される。スイッチング素子Q1がオフすると、インダクタL1に蓄積された電磁エネルギーによる逆起電力がダイオードD1を導通させる方向に発生し、コンデンサC2に充電電流が流れる。
図2(f)の昇圧チョッパ回路1fは、スイッチング素子Q1とインダクタL1、ダイオードD1、コンデンサC2を備えている。入力端子AにはインダクタL1の一端が接続されている。インダクタL1の他端はダイオードD1のアノードとスイッチング素子Q1の一端に接続されている。出力端子CにはコンデンサC2の正極とダイオードD1のカソードが接続されている。入力端子Bと出力端子Dにはスイッチング素子Q1の他端とコンデンサC2の負極が接続されている。インダクタL1の2次巻線は、電流帰還端子Fと入力端子Bに接続されている。
昇圧チョッパ回路1fの動作は周知であり、スイッチング素子Q1がオンすると、入力端子A→インダクタL1→スイッチング素子Q1→入力端子Bの経路で直流電流が流れて、インダクタL1に電磁エネルギーが蓄積される。スイッチング素子Q1がオフすると、インダクタL1の電磁エネルギーによる逆起電力が発生し、入力端子A→インダクタL1→ダイオードD1→コンデンサC2→入力端子Bの経路で入力電流が流れて、インダクタL1の電磁エネルギーが放出される。この動作を繰り返すことで、入力端子A−B間の直流電圧を昇圧した直流電圧が出力端子C−D間に得られる。
図2(a)〜(f)のいずれの構成においても、スイッチング素子Q1のオン・オフ周期やオン時間幅を可変制御することにより、出力側への供給電力を適切に制御できる。また、スイッチング素子Q1の動作中は、電流帰還端子Fから帰還電流が得られる。なお、消灯制御時や調光制御時の応答性を高めるために、コンデンサC2と並列に適切な値の放電抵抗を並列接続しても良い。
電力変換回路1の回路構成はこれらに限定されるものではなく、入力端子A−B間の直流電圧を電圧変換して出力端子C−D間に半導体発光素子4の点灯電流を出力できる回路であれば、どのような回路であっても構わない。例えば、半導体発光素子4が2つのLED直列回路を逆並列に接続した構成である場合、電力変換回路1は直流入力を交流出力に変換するインバータ回路であっても構わない。
以下の実施形態では、図1の無負荷検出回路2や調光率0%検出手段7、電源OFF検出手段8の具体例について説明する。
(実施形態2)
本実施形態では、電源OFF検出手段8と半導体スイッチ素子SW2の具体的な構成例を図3に例示して説明する。主回路の構成は前述の図1または後述の図4と同じで良い。本実施形態では、図1または図4の半導体スイッチ素子SW2について説明するが、他の半導体スイッチ素子SW1またはSW3についても同様の構成で良い。
図3の半導体スイッチ素子SW2は、PNPトランジスタTr1と抵抗R3を備えている。トランジスタTr1のエミッタは、高電位側の直流導通端子eに接続されており、コレクタは低電位側の直流導通端子cに接続されている。トランジスタTr1のベース・エミッタ間には抵抗R3が並列接続されている。トランジスタTr1のベースは制御端子bに接続されている。制御端子bは外部から高インピーダンス状態またはグランドレベル(コンデンサC1の負極)に電流を引き込む状態に切り替え可能となっている。
制御端子bが高インピーダンス状態であるときには、トランジスタTr1にベース電流が流れないので、端子e−c間には直流電流は流れない。制御端子bがグランドレベルに電流を引き込む状態であるときには、トランジスタTr1にベース電流が流れるので、端子e−c間に直流電流が流れる。図中の端子eは図1に示す制御電源回路6の電源出力端子に接続され、端子cは制御回路5の制御電源端子に接続される。
半導体スイッチ素子SW2の制御端子bの状態は、電源OFF検出手段8の出力により切り替え制御される。電源OFF検出手段8は、制御端子bの状態を切り替えるためのトランジスタTr2と、そのベースバイアスを与えるコンデンサC4を備えている。コンデンサC4の負極は、入力直流電源となるコンデンサC1の負極と共に、商用交流電源を整流する全波整流器の負出力端子に接続されている。
電源OFF検出手段8の入力端子a,dは、商用交流電源の両端に接続されている(後述の図4参照)。商用交流電源が通電されているときには、入力端子a,dから整流用のダイオードD3,D4を介して抵抗R6,R7の直列回路に、商用交流電源を全波整流した脈流電圧が印加される。抵抗R7の電圧はツェナーダイオードZD1で規制されて、コンデンサC4に充電される。このコンデンサC4の容量は、入力直流電源となるコンデンサC1の容量に比べると十分に小さく設定されている。
商用交流電源が遮断されると、コンデンサC1,C4への充電電流は停止されるが、コンデンサC1の電荷は緩慢に放電されるのに対して、コンデンサC4の電荷は抵抗R7を介して速やかに放電される。したがって、コンデンサC4の電圧の有無が商用交流電源の通電/遮断の各状態を反映することになる。
なお、後述のように、商用交流電源を位相制御する場合や商用電源線の瞬時停電が生じた場合に、電源OFF検出手段8が間違って電源遮断を検出しないように、コンデンサC4の容量は、商用交流電源が数サイクル〜十数サイクル以上にわたり遮断されたときに、トランジスタTr2がオフする程度の大きさに設定することが好ましい。
商用交流電源が通電されているときには、コンデンサC4の電圧により抵抗R5を介してトランジスタTr2にベース電流が流れて、トランジスタTr2がオンする。これにより、抵抗R4を介して制御端子bはグランドレベル(コンデンサC1の負極)に電流を引き込まれる状態となり、半導体スイッチ素子SW2はオン状態となる。
商用交流電源が遮断されると、コンデンサC4の電圧は速やかに消失し、トランジスタTr2のベース電流が無くなるので、トランジスタTr2はオフとなる。これにより、制御端子bは高インピーダンス状態となり、半導体スイッチ素子SW2はオフ状態となる。
さらに、本実施形態の電源OFF検出手段8では、コンデンサC4と並列にトランジスタTr3を接続し、無負荷検出信号または調光率0%検出信号が発生したときには、トランジスタTr3をオンさせることで、コンデンサC4の電圧を消失させ、半導体スイッチ素子SW2をオフ制御可能としている。
無負荷検出回路2の構成例については、図4の回路説明において後述するが、半導体発光素子4が負荷端子3から外れると、無負荷検出信号がフォトカプラの受光素子PC2に供給される。これによりフォトカプラの受光素子PC2が導通すると、コンデンサC1の正極(図中の端子A)から限流用の抵抗R9,R10、抵抗R8を介してトランジスタTr3にベース電流が流れて、トランジスタTr3がオンとなる。
同様に、調光率0%検出信号が発生したときには、ダイオードD5、抵抗R8を介してトランジスタTr3にベース電流が流れて、トランジスタTr3がオンとなる。したがって、無負荷検出信号または調光率0%検出信号が発生したときには、商用交流電源が通電状態であっても、半導体スイッチ素子SW2はオフ状態となる。
なお、調光率0%検出信号(図中の端子fの信号)については、図5の回路説明において後述するが、調光率0%検出時にHighレベルとなり、その他の場合にはLowレベルとなる信号を想定している。
(実施形態3)
図4は本発明の実施形態3の点灯装置の回路図である。本実施形態では、無負荷検出回路2の具体的構成例について説明する。また、入力直流電源となる第1の平滑コンデンサC1に直流電圧を充電するための構成についても説明する。
図4の無負荷検出回路2は、電力変換回路としての降圧チョッパ回路1cの出力コンデンサC2の両端に接続された、ツェナーダイオードZD2と抵抗R11,R12の直列回路を有している。ツェナーダイオードZD2のツェナー電圧Vzは、正常時に出力コンデンサC2に印加される電圧よりも高く設定されている。具体的には、上述のn×Vfよりも高く、少し余裕を持たせた電圧に設定されている。負荷端子3に半導体発光素子4が適正に接続されていれば、ツェナーダイオードZD2が導通することはなく、抵抗R11,R12には電流が流れない。一方、負荷開放異常が発生すると、出力コンデンサC2の電圧が上昇し、やがてツェナー電圧Vz(>n×Vf)を越えると、ツェナーダイオードZD2が導通する。これにより、抵抗R11,R12に電流が流れる。
抵抗R12にはフォトカプラの発光素子PC1が並列接続されている。ツェナーダイオードZD2が導通すると、発光素子PC1に電流が流れて、赤外線信号を出力する。この赤外線信号を受光して、図3のフォトカプラの受光素子PC2が導通する。
無負荷検出回路2の構成は、図4に例示した構成に限定されるものではなく、例えば、負荷端子3と抵抗R13の接続点の電圧の有無により負荷接続の有無を判定しても構わない。
なお、半導体発光素子4が接続される負荷端子3と無負荷検出回路2との間には、逆流防止用のダイオードD6が挿入されている。このダイオードD6は、半導体発光素子4が負荷端子3から外れたときに、抵抗R13を介する電流が確実に遮断されるように設けられている。
次に、入力直流電源となる第1の平滑コンデンサC1に直流電圧を充電するための構成について説明する。
商用交流電源Vsはフィルタ回路11を介して全波整流器DB1の交流入力端子に接続されている。全波整流器DB1の直流出力端子の負極側は、平滑コンデンサC1の負極に接続されている。全波整流器DB1の直流出力端子の正極側は、突入電流防止回路12と昇圧チョッパ回路13を介して平滑コンデンサC1の正極に接続されている。
突入電流防止回路12の構成は周知であり、昇圧チョッパ回路13の動作開始前は突入電流防止用の限流抵抗として作用する。また、昇圧チョッパ回路13の動作開始後は前記限流抵抗を短絡するような構成となっている。例えば、SCR(逆阻止三端子サイリスタ)と限流抵抗を並列接続し、昇圧チョッパ回路13からの帰還電流を整流平滑した電圧にて前記SCRのゲート電圧を供給するような構成が知られている。
この突入電流防止回路12は、電源投入初期に平滑コンデンサC1の充電電流として過大な突入電流が流れることを防止するために設けられており、平滑コンデンサC1の容量が大きい場合に必要となる。
従来技術の説明で述べたように、本発明は、第1の平滑コンデンサC1に蓄積される電荷Qが大きいことに起因する不都合を解消することを課題としている。Q=C×V(C:静電容量、V:電圧)であるから、蓄積される電荷Qが大きいということは、コンデンサC1の容量Cが大きいか、または、動作中のコンデンサC1の充電電圧Vが大きい、または、その両方の条件を満たすということである。したがって、図4に示したように、突入電流防止回路12や昇圧チョッパ回路13を有する点灯装置では、本発明を適用する利点が特に大きくなると言える。
昇圧チョッパ回路13は、インダクタL2とダイオードD2、スイッチング素子Q2、及び制御回路14を備えている。制御回路14によるスイッチング素子Q2のオンオフ周波数は、商用交流電源Vsの周波数に比べると十分に高く設定されており、入力電流の高周波成分がフィルタ回路11により除去されることで、入力電流波形が入力電圧波形と相似形となり、入力力率が改善されるものである。
定常動作時に平滑コンデンサC1に充電される直流電圧は、数百V程度と高くなっており、また、その容量も大きいので、商用交流電源Vsを遮断しても、平滑コンデンサC1の電圧は直ちには低下せず、時間をかけて低下することになる。そこで、本実施形態では、図3で説明したような電源OFF検出手段8を全波整流器DB1の交流入力端子a−d間に接続し、商用交流電源Vsの遮断時には、半導体スイッチ素子SW2が速やかにオフされるように構成している。逆に、商用交流電源Vsが通電されているときには、半導体スイッチ素子SW2は遅滞なくオン状態となる。
電源投入直後は、制御回路14の制御電源電圧Vccがゼロであるので、昇圧チョッパ回路13は動作を停止しており、コンデンサC1は突入電流防止回路12の限流抵抗とインダクタL2とダイオードD2を介して全波整流器DB1の出力電圧のピーク値近傍(約140V)まで充電される。これにより、コンデンサC1の正極→端子A→端子C→負荷端子3→半導体発光素子4→負荷端子3→抵抗R13→コンデンサC3→コンデンサC1の負極の経路で直流電流が流れて、コンデンサC3が充電される。コンデンサC3の電圧が上昇し、ツェナーダイオードZD3で電圧規制されて安定した直流電圧が得られる。
なお、電圧安定化手段としてのツェナーダイオードZD3に代えて、三端子レギュレータICやIPD(インテリジェント・パワー・デバイス)等の制御電源用ICを用いても良い。
半導体スイッチ素子SW2を介して制御回路5と制御回路14に制御電源電圧Vccが供給されることで、降圧チョッパ回路1cと昇圧チョッパ回路13が動作を開始する。これにより、スイッチング動作による帰還電流がインダクタL1の2次巻線n2からダイオードD7を介してコンデンサC3に供給され、効率良く制御電源電圧Vccが得られる。2次巻線n2は昇圧チョッパ回路13のインダクタL2に設けても良い。
その後、負荷端子3と半導体発光素子4を接続するリード線の断線や、負荷端子3の接触不良、あるいは半導体発光素子4の内部の断線故障等により、負荷端子3と半導体発光素子4を介する直流電流経路が遮断されると、無負荷検出回路2により無負荷検出信号が発生し、図3のトランジスタTr3をオンさせて、コンデンサC4の電圧を消失させることにより、半導体スイッチ素子SW2はオフとなる。これにより、制御電源電圧Vccの供給が遮断され、制御回路5、制御回路14は共に停止する。
なお、図4の制御回路5の端子gはPWM制御端子であり、外部から与えられる低周波のPWM信号により高周波の発振動作を間欠的にオンオフ制御可能となっている。
制御回路5は、スイッチング電源用の制御用IC(例えば、フィリップス社製のUBA3070)よりなり、PWM制御端子gがLowレベルである期間はスイッチング素子Q1を一定周期でオンさせる。スイッチング素子Q1がオンしている期間に、電流検出抵抗Rsに流れる電流のピーク値が所定の閾値に達すると、スイッチング素子Q1をオフさせる。スイッチング素子Q1のオフ状態からオン状態への移行は内蔵のタイマーにより強制的に移行させる。PWM制御端子gがHighレベルである期間はスイッチング素子Q1のオンオフを停止させる。
このように、スイッチング素子Q1に流れる電流のピーク値が一定となるように制御することにより、制御回路5のPWM制御端子gに与えられる低周波PWM信号のパルス幅(オフ時間幅)により光出力を規定することが可能となる。
(実施形態4)
本実施形態では、本発明の点灯装置に適用できる調光制御部の具体的な構成例を図5に例示して説明する。図中の端子f、gは、それぞれ図3の端子f、図4の端子gに接続することを想定している。図中の制御電源電圧Vcc2は、第1の平滑コンデンサC1からIPD(インテリジェント・パワー・デバイス)などを用いて高精度の安定した直流低電圧が供給されているものとする。
図5において、フォトカプラの発光素子PC3には外部から与えられる調光信号が入力されている。この調光信号としては、例えば、周波数が1kHz程度の矩形波電圧信号が入力される。フォトカプラの受光素子PC4は抵抗R21,R22と直列に接続されて制御電源電圧Vcc2を分圧する抵抗分圧回路を構成している。抵抗R21とフォトカプラの受光素子PC4の直列回路と並列に接続されたコンデンサC5は雑音防止用の小容量のコンデンサであり、平滑作用は有していない。コンデンサC5の電圧は波形整形回路20の入力端子INに印加されている。
フォトカプラの発光素子PC3に電流が流れている期間では、フォトカプラの受光素子PC4は低インピーダンスであり、コンデンサC5の電圧は波形整形回路20の入力端子INの閾値電圧よりも低い電圧となる。このとき、波形整形回路20の出力端子OUTの電圧はLowレベルとなる。フォトカプラの発光素子PC3に電流が流れていない期間では、フォトカプラの受光素子PC4は高インピーダンスであり、コンデンサC5の電圧は波形整形回路20の入力端子INの閾値電圧よりも高い電圧となる。このとき、波形整形回路20の出力端子OUTの電圧はHighレベルとなる。
波形整形回路20の出力端子OUTには抵抗R23〜R25とコンデンサC6よりなるCRフィルタ回路が接続されている。コンデンサC6の容量は上述のコンデンサC5の容量に比べると十分に大きな容量に設定されており、コンデンサC6の電圧は平滑化された直流電圧となる。コンデンサC6には制御電源電圧Vcc2を抵抗R24,R25により分圧した直流電圧が充電されるが、波形整形回路20の出力端子OUTがHighレベルのときには抵抗R23を介して充電電流が流れる。また、波形整形回路20の出力端子OUTがLowレベルのときには抵抗R23を介して放電電流が流れる。したがって、波形整形回路20の出力端子OUTがHighレベルになる期間が長くなるほど、コンデンサC6の直流電圧は高くなる。これにより、フォトカプラの発光素子PC3に入力された調光信号は、そのパルス幅に応じて振幅が増減する直流電圧に変換される。
コンデンサC6の直流電圧はマイコン21のA/D変換入力部22によりA/D変換されて、デジタル信号としてマイコン21の演算部23に入力される。演算部23では、複数回のデジタル信号を演算処理してPWM信号のパルス幅に相当するデジタル信号を出力する。ここでは、マイコン21として、A/D変換入力機能とPWM信号出力機能を有する16ビットマイコンを用いている。PWM信号出力部24は、マイコン21の出力ポートであり、図4の制御回路5のPWM制御端子gに低周波のPWM信号を出力する。調光率0%検出信号出力部25は、マイコン21の他の出力ポートであり、図3の端子fに調光率0%検出信号を出力する。
なお、本実施形態では、フォトカプラの発光素子PC3に外部から与えられる調光信号として、周波数が1kHz程度の矩形波電圧信号を用いる場合を想定しているが、これに限定されるものではない。例えば、商用交流電源を位相制御して点灯装置に供給する場合、第1の平滑コンデンサC1の電圧は、図4に示すように、全波整流器DB1の出力を昇圧チョッパ回路13により昇圧することで定電圧に維持することにして、別途設けた位相検出回路により入力交流電圧の導通位相角を検出することにより、同様の矩形波電圧信号よりなる調光信号を得ることができる。
この場合、交流電圧の半サイクル毎に導通位相角の情報が得られるので、繰り返し周波数が100/120Hzの調光信号となる。なお、導通位相角の可変範囲を0〜180度とすると、平滑コンデンサC1に供給される入力電力が不足する場合があるので、90〜180度のように制限しても良い。その場合、導通位相角(90度〜180度)の情報を0%〜100%の調光範囲に対応させる機能は、マイコン21のメモリテーブルや演算機能により実現すれば良い。
(実施形態5)
図6は本発明の点灯装置を用いた照明器具の一例を示している。本例は、電源ユニット30とLEDユニット40とが器具筐体9内に収められる一体型のLED照明器具である。電源ユニット30には、図4の負荷端子3までの電子回路が実装されている。電源ユニット30の負荷端子3からLEDユニット40までは出力配線34を介して接続される。
器具筐体9は天井10に埋め込まれている。器具筐体9は、下端開放された金属製の円筒体よりなり、下端開放部は光拡散板91で覆われている。この光拡散板91に対向するように、LEDユニット40が配置されている。41はLED実装基板であり、LEDユニット40のLED4a〜4dを実装している。この例では、器具内に取り付けられるLEDユニット40の実装基板41の裏側に器具筐体9に熱的に結合された放熱板92を設けている。この放熱板92を介して、LED4a〜4dから発生する熱を放熱することでLED4a〜4dの温度を下げて、光出力を上げる効果がある。
図6の例では、一例として、4個のLED4a〜4dが直列接続されたLEDユニット40を用いているが、LEDの直列個数は限定されるものではない。
なお、電源ユニット30とLEDユニット40が別体となった電源別置型のLED照明器具に本発明の点灯装置を用いても構わない。その場合、例えば、4個のLEDを直列接続した第1のLEDユニットと、8個のLEDを直列接続した第2のLEDユニットをカスケード接続し、1つの点灯装置の出力で点灯することも可能となり、照明システム全体としてコストを低減することが出来る。各LEDユニットに用いるLEDの直列個数は限定されるものではない。
(実施形態6)
本発明の点灯装置は照明器具に用いるほか、液晶ディスプレイ(液晶テレビを含む)のバックライトに用いても良い。本発明の点灯装置を用いれば、電源OFF時に第1の平滑コンデンサC1の電荷が残っていても、速やかに光出力を抑制できるので、応答性の良いバックライトを実現することができる。
また、本発明の点灯装置は車両用光源に用いても良い。車両用等の振動の多い環境で用いる場合には、振動で負荷開放異常が生じる可能性がある。本発明の点灯装置を用いれば、負荷開放異常が生じたときであっても、速やかに発振停止状態に移行できるので、無駄な電力消費を回避できると共に、回路の故障も回避できる。
そのほか、本発明の点灯装置は、コピー機やスキャナ、プロジェクタの光源等、各種光源装置に用いても良い。これらの光源装置では、電源ON状態であっても動作待機中は調光率が0%となることがある。本発明の点灯装置を用いれば、調光率が0%となったときに、第1の平滑コンデンサC1の電荷が残っていても、速やかに光出力を停止できるので、応答性の良い光源装置を実現することができる。
1 電力変換回路
2 無負荷検出回路
3 負荷端子
4 半導体発光素子
5 制御回路
6 制御電源回路
7 調光率0%検出手段
8 電源OFF検出手段

Claims (5)

  1. 第1の平滑コンデンサと、前記第1の平滑コンデンサに充電された直流電圧を電力変換して半導体発光素子に出力電流を供給する電力変換回路と、前記電力変換回路の動作を制御する制御回路と、前記制御回路に制御電源電圧を供給する制御電源回路とを備える点灯装置において、
    前記制御電源回路の入力端または出力端に直列に挿入された半導体スイッチ素子を備え、前記電力変換回路の動作中に、前記半導体スイッチ素子をオフ制御可能としたことを特徴とする点灯装置。
  2. 第1の平滑コンデンサは、商用交流電源電圧を整流平滑した直流電圧を充電され、前記半導体スイッチ素子は、前記商用交流電源の遮断を検出したときにオフ制御されることを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  3. 前記電力変換回路の制御回路は、前記半導体発光素子を調光制御する調光機能を備え、前記半導体スイッチ素子は、調光率が0%となったときにオフ制御されることを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  4. 前記電力変換回路の出力に半導体発光素子が接続されていないことを検出する無負荷検出回路を備え、前記半導体スイッチ素子は、前記半導体発光素子が接続されていないことが検出されたときにオフ制御されることを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の点灯装置を備えることを特徴とする照明器具。
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