JPWO2016129307A1 - Led照明装置 - Google Patents

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Abstract

電源回路における損失の抑制が可能なLED照明装置を提供する。本発明は、照明光源に一つ以上のLED素子を用いたLED照明装置であって、商用電源と、LED素子を含む負荷部と、商用電源の電圧及び電流を制御して負荷部に電力を供給するスイッチング電源と、を有し、スイッチング電源は、降圧型のものを含まずに昇圧型のもののみで構成されている。

Description

本発明は、照明光源にLED素子を用いたLED照明装置に関する。
従来から、商用電源の電圧を抵抗分割する抵抗分圧回路等の入力電圧保護回路を搭載し、低電圧保護を行いつつLED素子を点灯させるようにしたLED照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
近年、LED照明装置は、高寿命かつ消費電力の削減に貢献するものとして、蛍光管や白熱電球等に替わる新たな照明装置として注目されている。
ところで、LED照明装置は、一般家庭等における照明装置として普及されたのは、LED素子の高輝度化並びに表面実装型が開発された後であり、実用化としては比較的新しい技術分野である。
このため、例えば、電源回路の損失、LED素子の発熱、器具の効率といったさまざまな損失課題を有しており、トータル効率は40〜65%とも言われている。すなわち、LED素子の発光効率が100lm/Wである場合、実際には40〜65lm/W程度まで低下していることとなる。
ここで、25W以上の照明装置は、高調波電流規制(IEC61000−3−2)で厳しく規制されており(クラスC)、電源回路の力率改善が必須の課題となっている。なお、力率とは、AC電圧に対するAC電流の位相差及び歪みの度合いの指標である。
この力率改善回路として一般的に使用されているアクティブ・フィルタ方式は、PFC(Power Factor Correction)回路とDC−DCコンバータとの2段構成の2コンバータ方式が知られている。
しかしながら、このような2コンバータ方式の力率改善回路を追加した場合、部品点数が増加することから、器具の効率が低下してしまうという新たな課題が発生していた。特に、LED照明装置の電源回路の場合、省スペース化や低発熱化が求められるため、2段構成のPFC回路とDC−DCコンバータとを実装することが困難となっている。
一方、LED照明装置にあっては、負荷変動が少なく、しかも、電圧・電流条件が固定であるため、応答性は比較的に重要視されていない。そのため、1次側制御と力率改善とを一つのスイッチング・コンバータで制御する1コンバータ方式でも十分な特性が得られる可能性が高い。
また、電源回路は、LED素子を発光させるまでの回路中の損失要素として、抵抗成分以外にも容量性成分(例えば、コンデンサ)や誘導性成分(例えば、インダクタ)を含んでいる。このため、AC電圧に対してAC電流の位相にずれが発生してしまう。
特に、全波整流後のAC電圧を大容量のコンデンサで平滑するコンデンサ入力型の整流回路では、AC電流の導通角が非常に狭く、瞬間的に大電流が流れるため、力率の低下を引き起こす大きな要因となってしまう。
このような電源回路にあって、力率が低いと実際に必要となる実効電力以上の皮相電力が必要となることから、ピーク電流が増大することで電流歪みが発生し、電子部品に異常音や振動等を引き起こす要因となってしまう。
ここで、力率と高調波電流とは、力率を改善することによって高調波電流についての抑制も可能であると考えられている。
また、LED照明装置の電源回路において使用されている電解コンデンサは、周囲温度が40℃以下の環境下では劣化し難いが、周囲温度が上がると急激に劣化度が高くなることが知られている。
したがって、熱を発するLED素子と電源回路とが同一のパッケージ内で近接する配置構造を採用した場合には、電解コンデンサの周囲温度は60〜70℃程度にまで達してしまう。
仮に、周囲温度が70℃である場合、安価で耐熱性の低い電界コンデンサを使用した場合では、約1年で10%ものコンデンサ容量が落ちるとされている。
一般に、電解コンデンサは、静電容量が50%にまで低下する時間を寿命として設定している。したがって、電源一体型のLED照明装置においては、電解コンデンサの寿命が照明装置としての寿命であるともいえる。
特開2012−132709号公報
このようなさまざまな課題を有するLED照明装置の最適化を図るうえでは、1コンバータ方式を採用するとともに、電源回路の損失を抑制しつつ電源回路の小型化並びに省電力化に貢献し、照明装置としての安定性を向上することが要求される。
そこで、本発明は、電源回路における損失の抑制が可能なLED照明装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のLED照明装置は、照明光源に一つ以上のLED素子を用いたLED照明装置であって、商用電源と、前記LED素子を含む負荷部と、前記商用電源の電圧及び電流を制御して前記負荷部に電源を供給するスイッチング電源と、を有し、前記スイッチング電源は、降圧型のものを含まずに昇圧型のもののみで構成されていることを特徴とする。
本発明のLED照明装置は、電源回路における損失の抑制が可能である。
本発明の一実施形態に係るLED照明装置における要部のブロック図である。 本発明の一実施形態に係るLED照明装置におけるLED素子と要部の電子部品との関係を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係るLED照明装置における電源回路のブロック回路図である。 本発明の一実施形態に係るLED照明装置における降圧型と昇圧型のコンバータにおけるスイッチングノイズの比較グラフ図である。 本発明の一実施形態に係るLED照明装置における入力電圧の変化に対する電源効率と力率との相対関係を示すグラフ図である。
次に、本発明の一実施形態に係るLED照明装置について、図面を参照して説明する。なお、以下に示す実施形態は、本発明のLED照明装置における好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。また、以下に示す実施形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組み合せを含むさまざまなバリエーションが可能である。したがって、以下に示す実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
図1に示すように、本発明の一実施形態に係るLED照明装置1は、照明光源に一つ以上のLED素子を用い、商用電源2と、LED素子を含む負荷部3と、商用電源2の電圧及び電流を制御して負荷部3に電力を供給するスイッチング電源10と、を有しており、このスイッチング電源10を降圧型のものを含まずに昇圧型のもののみで構成してLED素子を点灯させるものである。
なお、本実施の形態においては、図2に示すように、LED素子D11は多数の表面実装型のものを後述する各電源回路構成部品とともに回路基板4に実装したものである。この際、LED照明装置1としては、管型(直管型)や電球型に限定されず、特に、100個以上の多数のLED素子D11を点灯させるLED照明装置1(例えば、大型照明や屋外照明)に適用可能である。また、LED素子D11は、スイッチング電源10と電気的に接続された少なくとも一つの回路基板4に複数配置される。また、負荷部3に電力を供給するスイッチング電源10が昇圧型であるため、多数のLED素子D11が直列接続された場合に有用である。
電源回路としてのスイッチング電源10は、図3に示すように、第1ノイズフィルタ部11、ダイオードブリッジからなる全波整流器B1を備える整流回路部12、第2ノイズフィルタ部13、昇圧型スイッチ電源回路部14、IC用電源(コントローラ用電源)としての電源制御回路部15、スイッチング電源制御部16、入力低電圧保護回路部17、保護部としての保護回路部18、を備える。ICとは、スイッチング素子Q1のコントローラU1のことである。
また、電源制御回路部15は、起動時用の第1の電源となる第1IC電源制御回路部15Aと、定常時用の第2の電源となる第2IC電源制御回路部15Bと、を備える。保護回路部18は、負荷部3への出力電力を規制するように、スイッチング電源10と負荷部3との間、具体的には、昇圧型スイッチ電源回路部14の出力側に配置しており、過電圧保護回路部18Aと、突入電流防止回路部18Bと、過入力保護回路部18Cと、を備える。
次に、本発明のLED照明装置におけるスイッチング電源10の一実施形態について詳細に説明する。
なお、図2に示すスイッチング電源10は、商用電源2から負荷部3に至る電源回路を構成している。
商用電源2と第1ノイズフィルタ部11との間には、電流ヒューズF1とサージ電圧保護素子ZNR1とを接続している。
第1ノイズフィルタ部11は、主としてコモンモードノイズを除去するためのノイズフィルタとして機能し、例えば、サージ電圧保護素子ZNR1と並列なフィルタコンデンサ(図示せず)と、全波整流器B1の入力端子の正極と負極との間に並列に配置した一つ以上のラインフィルタ(図示せず)と、を備える。本実施の形態において、第1ノイズフィルタ部11は、ラインフィルタとしてのコモンモードチョークコイルに対して並列にダンピング抵抗を配置するとともに、コモンモードチョークコイルの入出力端の各々に接続している。これにより、第1ノイズフィルタ部11は、主として整流回路部12の入力段におけるコモンノイズ成分を低減する。また、ラインフィルタの出力端子は、整流回路部12の入力端子に接続している。
整流回路部12の全波整流器B1の出力端子は、高周波バイパス用のコンデンサC1を並列に接続している。全波整流器B1の出力端子の負極は、回路基板4のグランドであって、コンデンサC1を介して接地している。
第2ノイズフィルタ部13は、例えば、全波整流器B1の出力端子の正極と負極との間に、並列に配置した二つ以上のラインフィルタ(図示せず)と、このラインフィルタの出力側において全波整流器B1の出力端子の正極に直列に接続した二つ以上のラインフィルタ(図示せず)と、を備える。これにより、第2ノイズフィルタ部13は、整流回路部12の出力段におけるコモンノイズ成分及びノーマルノイズ成分を低減する。
第2ノイズフィルタ部13の入力側に並列配置した二つ以上のラインフィルタは、整流回路部12の出力段におけるコモンモードノイズを除去するためのノイズフィルタとして機能する。なお、この並列配置のラインフィルタにおいても、全波整流器B1の出力端子の正極及び負極の各コモンモードチョークコイルに対してダンピング抵抗を並列に配置するとともに、各コモンモードチョークコイルの入出力端の各々に接続している。
第2ノイズフィルタ部13の出力側に直列配置した二つ以上のラインフィルタは、整流回路部12の出力段におけるノーマルモードノイズを除去するためのノイズフィルタとして機能する。なお、この直列配置のラインフィルタにおいても、全波整流器B1の出力端子の正極の各ノーマルモードチョークコイルに対してダンピング抵抗を並列に配置するとともに、各ノーマルモードチョークコイルの入出力端の各々に接続している。
昇圧型スイッチ電源回路部14は、一次側において全波整流器B1の出力端子の正極に接続した一つ以上のトランスT1と、トランスT1の一次側に接続したスイッチング素子(NチャンネルMOSFET)Q1と、スイッチング素子Q1のコントローラU1と、トランスT1の一次側とスイッチング素子Q1のドレインとの間にアノード接続したダイオードD1と、ダイオードD1とカソード接続したフィルタ用電解コンデンサC2と、を備えている。
トランスT1は、入力電力が定格点灯時(例えば、100V)においてコントローラU1を含む周辺温度が40℃以下となるように設定している。具体的には、発熱を抑えるためにトランスT1の出力端における電流値が所定の電流値となるように、コイルの巻線直径と、コイルの巻き層数と、を設定している。この際、コイルの直径とコイルの巻き層数とは、トランスT1の出力端における所定の電流値に基づいて算出される値以下とされる。例えば、コイルの巻線直径が0.14mm〜0.26mmの範囲であり、コイルの巻き層数が4〜7層の範囲となる。
図4に示すように、スイッチングする電力が同じとすると、昇圧型は降圧型よりも高い電圧を発生させるので、スイッチング電源10のスイッチON−OFFの切り替えのときに発生するスイッチング電流ノイズは、降圧型のコンバータに比べて昇圧型のトランスT1のコンバータを小さくすることができる。
コントローラU1は、ピンZCDと、スイッチング電源制御部16の出力端に接続したピンVDDと、スイッチング素子Q1のゲートに接続したピンDRVと、接地したピンGNDと、保護回路部18のフィードバック信号を入力するピンCSと、を有する集積回路である。
コントローラU1は、VDDが起動電圧(例えば、12V)に達すると動作を開始する。コントローラU1は、ピンDRVを通じてスイッチング素子Q1を制御する。コントローラU1は、ピンDRVを通じて第1の状態での制御信号をスイッチング素子Q1に対して発生してスイッチング素子Q1をターンオンし、ピンDRVを通じて第2の状態での制御信号をスイッチング素子Q1に対して発生してスイッチング素子Q1をターンオフする。
ピンZCDは、コントローラU1のターンオンのタイミングを検出するための端子で、トランスT1の一次巻線からエネルギーが放出されたことを二次巻線で検出する。コントローラU1は、トランスT1の電気状態、例えば、トランスT1を通って流れる電流が所定の電流レベルであるかどうかの検出信号を、二次巻線を介してピンZCDで受信する。さらに、コントローラU1は、受信した検出信号に基づいて、ピンDRVを通じて第1の状態での制御信号をスイッチング素子Q1に対して発生して、スイッチング素子Q1のターンオンのタイミングを図る。
ピンDRVは、コントローラU1のドライブ端子で、スイッチング素子Q1のゲートに接続され、スイッチング素子Q1を素早くターンオフさせることができる。
ピンCSは、過電圧保護回路部18A及び過入力保護回路部18Cの出力端に接続している。ピンCSは、スイッチング素子Q1のターンオフのタイミングを検出するための端子である。コントローラU1は、過電圧保護回路部18A及び過入力保護回路部18Cに対するピンCSでの検出信号を検出することにより、トランスT1の一次巻線を通る出力電流を監視する。すなわち、コントローラU1は、検出抵抗R1により負荷部3に流れた電流を検出し、その検出結果に応じてピンDRVより信号を停止してスイッチング素子Q1をターンオフさせる。
ピンCSは、負荷部3の電流を検出する端子である。ピンCSで検出される電流は潤沢である必要ではないため、検出抵抗R1により電流量の制限が行われ不必要な電力消費を防止する。なお、検出抵抗R1は、疑似の検出値を生成する疑似検出値生成部として機能する。
第1IC電源制御回路部15Aは、全波整流器B1の出力端子の正極におけるコンデンサC1の出力側、すなわち、トランスT1の一次側に入力を接続し、スイッチング電源制御部16の入力端に出力を接続している。第1IC電源制御回路部15Aは、起動した後に所定の時間経過を持って切断され、起動時用の第1の電源として機能する。
電源投入直後である起動直後にあっては、トランスT1にはまだ交流が発生していないので、第2IC電源制御回路部15Bに電力は供給されず、第1IC電源制御回路部15Aが先に起動する。第1IC電源制御回路部15Aが動作を開始すると、スイッチング電源制御部16を経由してコントローラU1に電力を供給する。
コントローラU1は、この電力供給により、ピンCSに入力低電圧保護回路部17の出力電流が入力され、コントローラU1の内部でその電流値が安全であると判断すると、DRVからスイッチング制御信号をスイッチング素子Q1に出力し、スイッチング素子Q1がスイッチング動作を行い、昇圧動作を開始する。
昇圧動作を開始すると、トランスT1の一次側に交流電圧がかかり、二次側に交流電圧が発生し、中間タップから取り出した電圧は第1IC電源制御回路部15Aの供給電力となり、第1IC電源制御回路部15AがコントローラU1へ定常的に電力を供給する。第1IC電源制御回路部15Aが動作開始すると、第1IC電源制御回路部15AのQ8に電流が流れなくなるため第1IC電源制御回路部15Aは動作を停止する。
第2IC電源制御回路部15Bは、トランスT1の二次側に入力を接続し、入力低電圧保護回路部17の入力端に出力を接続している。第2IC電源制御回路部15Bは、第1IC電源制御回路部15Aが動作を停止すると同時に駆動する定常時用の第2の電源として機能する。
入力低電圧保護回路部17は、入力電圧が規定よりも低くなると、電流が増えてしまい他の回路が壊れてしまう可能性があるため、入力低電圧保護回路部17での検出電圧が規定値を下回るとき、電流が入力低電圧保護回路部17から流出しないように制御するものである。
過電圧保護回路部18Aは、ダイオードD1とフィルタ用電解コンデンサC2との間で入力を接続し、検出抵抗R1の入力側でコントローラU1のピンCSと出力とを接続している。
過電圧保護回路部18Aは、出力電圧が何らかの原因で負荷部3の耐圧を超えないように保護する。過電圧保護回路部18Aが動作した場合は、フィードバック信号によりコントローラU1が出力を停止する。この場合、電源を再投入すれば復帰する。
突入電流防止回路部18Bは、昇圧型のスイッチング電源10と負荷部3との間であって、さらに、フィルタ用電解コンデンサC2の出力側に配置し、負荷部3に供給する電力の突入電流を抑制する。突入電流は、電源スイッチを投入した直後に比較的大きな容量値を持つフィルタ用(平滑用)電解コンデンサC2が充電完了するまで流れる過大な初期電流である。この初期電流が大き過ぎると、負荷であるLED素子D11を破壊してしまう虞がある。
そこで、本実施の形態では、突入電流防止回路部18Bは、フィルタ用電解コンデンサC2の出力側で入力を接続し、検出抵抗R1の入力側でコントローラU1のピンCSと出力とを接続している。また、突入電流防止回路部18Bは、フィルタ用電解コンデンサC2の出力側にフィルタ用電解コンデンサC2と並列に、突入電流防止用アルミ電解コンデンサC3を配置している。さらに、突入電流防止回路部18Bは、フィルタ用電解コンデンサC2及び突入電流防止用アルミ電解コンデンサC3の出力側にサーミスタRT1とスイッチング素子(NチャンネルMOSFET)Q2とを並列に配置している。
スイッチング素子Q2のゲートは、バイパス用コンデンサC4や図示しない一つ以上の抵抗等を介して起動電源に接続している。スイッチング素子Q2のドレインは突入電流防止用アルミ電解コンデンサC3の出力側寄りに接続し、サーミスタRT1の入力端はフィルタ用電解コンデンサC2の出力端寄りに接続している。また、スイッチング素子Q2のソースとサーミスタRT1の出力端とは互いに接続状態で接地している。
これにより、突入電流防止用アルミ電解コンデンサC3とスイッチング素子Q2とを近接した位置で直列に配置することができる。したがって、突入電流防止用アルミ電解コンデンサC3は、スイッチング素子Q2の入力側に配置したフィルタ用電解コンデンサC2とは別に、フィルタ用電解コンデンサC2と並列で、かつ、スイッチング素子Q2の近傍においてスイッチング素子Q2と入力側で直列に接続した一つ以上の入力側コンデンサとして機能する。
したがって、フィルタ用電解コンデンサC2は、昇圧型スイッチ電源回路部14としての機能に加え、負荷部3のLED光源に対するチラツキ防止機能を具備しており、突入電流防止用アルミ電解コンデンサC3は突入電流防止用として機能する。
すなわち、本実施の形態において、負荷部3の入力端に並列に複数個配置した各コンデンサC2,C3は、実際には、一方はフィルタ用兼チラツキ防止用として機能し、他方は商用電源2から入力される電流要素を低減する方向に制御する突入電流防止用として機能するように分けている。なお、省電力のため、誘電正接(tanδ)が3%以下(周波数20kHz〜200kHz)であるアルミ電解コンデンサをフィルタ用電解コンデンサC2としている。
なお、サーミスタRT1は、例えば、温度ヒューズ付き抵抗、パワーサーミスタ、トライアック、サイリスタ等でもよい。
図示しないメインスイッチ等の電源投入操作により、突入電流の一部が突入電流防止用アルミ電解コンデンサC3に流れると、突入電流防止用アルミ電解コンデンサC3が充電を開始する。そして、この充電が完了すると、スイッチング素子Q2がONし、コントローラU1が駆動を開始する。
出力側のバイパス用コンデンサC4には、積層セラミックコンデンサを使用している。本実施の形態では、バイパス用コンデンサC4は、LED素子D11の配置個数に応じて負荷部3に供給すべき電圧に対して設定した入力側のフィルタ用電解コンデンサC2及び突入電流防止用アルミ電解コンデンサC3よりも小体積とし、かつ、スイッチング素子Q2がOFFのときに電荷を充電する。
LED照明装置1の電源回路において使用されている電解コンデンサ(例えば、フィルタ用電解コンデンサC2)は、周辺温度が40℃以下の環境下では劣化し難いものの、周辺温度が上がると急激に劣化度も高くなる。
したがって、LED素子D11と電源回路とを同一のパッケージ内で近接する配置構造を採用した直管・直列型のLED照明装置1の場合には、フィルタ用電解コンデンサC2の周辺温度はできるだけ低くしたい。
仮に、安価で耐熱性の低い電界コンデンサを使用すると共に、その電解コンデンサの周辺温度を70℃とすると、約1年で10%ものコンデンサ容量が落ちてしまう。一般的に、電解コンデンサは、静電容量が50%にまで低下する時間を寿命として設定している。したがって、電源一体型のLED照明装置1においては、電解コンデンサの寿命がLED照明装置1としての寿命に直結する。
そこで、本実施の形態においては、上述したように、コンデンサそのものの発熱を抑制するだけでなく、発熱部品であるトランスT1の発熱も周辺温度40℃以下に抑制している。
これにより、フィルタ用電解コンデンサC2、突入電流防止用アルミ電解コンデンサC3、バイパス用コンデンサC4の周辺温度を40℃以下に抑制することができ、コンデンサの寿命、すなわち、LED照明装置1の寿命を長く確保している。
過入力保護回路部18Cは、フィルタ用電解コンデンサC2が充電されて負荷部3に電流が流れると、入力電力をスイッチング電源制御部16への電力供給を開始(再開)し、コントローラU1が駆動を開始する。これにより、コントローラU1は、安定した点灯状態となるように、スイッチング素子Q1に対するスイッチング制御を行うことができる。これにより、入力電力が規定により低下し、定電流回路から規定よりも大きい電流が流れることに起因してコントローラU1が破損してしまうことを抑制することができる。
一方、電源投入時には、定格電流の数倍〜数十倍の負荷の突入電流が発生する虞がある。そこで、過入力保護回路部18Cは、負荷部3の出力側にあって、起動電流を十分流せるような容量を確保するとともに、過電流保護点が起動電流以上となる垂下特性でもDC−DCコンバータを含む昇圧型スイッチ電源回路部14での起動特性が過電流保護の垂下特性と交差しないようにしている。
また、過入力保護回路部18Cは、光源が何らかの原因で短絡したとき、すなわち、負荷部3に想定以上の電流が流れたとき、スイッチング電源10を保護する。
そこで、過入力保護回路部18Cは、負荷部3の出力側で入力に接続し、検出抵抗R1を介してコントローラU1のピンCSに接続してもよい。また、過入力保護回路部18Cの出力は、負荷部3の接地側に接続してもよい。このノードにおいて交流波形成分(例えば、2Aの矩形波)のピーク値を電力換算した実効値が直流波形成分に近づくように抑制するピーク抑制部として、抵抗R2とアルミ電解コンデンサC5とを並列に接続してもよい。
本実施の形態におけるスイッチング電源10では、降圧型のものを含まずに昇圧型のもののみで構成したことにより、回路を簡素化することができたため省電力することができる。また、検出電流を低減することで電源回路の損失を抑制することができ、図5に示すように、従来の電源回路に比べて省電力を行うことで電源効率を高く確保することができる。さらに、力率を改善することによって高調波電流についての抑制も可能である。
このように、本発明のLED照明装置1にあっては、照明光源に一つ以上のLED素子を用いたLED照明装置1であって、商用電源2と、LED素子を含む負荷部3と、商用電源1の電圧及び電流を制御して負荷部3に電力を供給するスイッチング電源10と、トランスT1と、を有し、スイッチング電源10は、降圧型のものを含まずに昇圧型のもののみで構成されるとともに、トランスT1への入力電力が定格点灯時においてコントローラU1を含む周辺温度が40度以下とされている。
このように、本発明のLED照明装置1にあっては、照明光源に一つ以上のLED素子D11を用いたLED照明装置1であって、商用電源2と、LED素子D11を含む負荷部3と、商用電源2の電圧及び電流を制御して前記負荷部3に電力を供給するスイッチング電源10と、を有し、スイッチング電源10は、降圧型のものを含まずに昇圧型のもののみで構成されてもよい。
これにより、LED照明装置1は、電源回路の損失を抑制しつつ電源回路の小型化並びに省電力化に貢献し得て、しかも、照明装置としての安定性を向上することができる。
LED照明装置1としては、管型(直管型)や電球型に限定されず、特に、100個以上の多数のLED素子D11を点灯させるLED照明装置1(例えば、大型照明や屋外照明)に適用可能である。また、LED素子D11は、スイッチング電源10と電気的に接続された少なくとも一つの回路基板4に複数配置される。また、負荷部3に電力を供給するスイッチング電源10が昇圧型であるため、多数のLED素子D11が直列接続された場合に有用である。
これにより、LED照明装置1は、電源回路の損失を抑制しつつ電源回路の小型化並びに省電力化に貢献し得て、しかも、照明装置としての安定性を向上することができる。
このように、本発明のLED照明装置1にあっては、照明光源に一つ以上のLED素子(負荷部3)を用いたLED照明装置1であって、電源制御回路部15を備え、電源制御回路部15は、起動時用の第1IC電源制御回路部15Aと、定常時用の第2IC電源制御回路部15Bと、を有し、第1IC電源制御回路部15Aは、起動した後に所定の時間経過を持って切断され、第2IC電源制御回路部15Bは、第1IC電源制御回路部15Aが切断されると同時に駆動することにより、電源回路の損失を抑制しつつ電源回路の小型化並びに省電力化に貢献し得て、しかも、照明装置としての安定性を向上することができる。
具体的には、起動時と定常時とで電源供給経路を分けたことにより、照明装置としての安定性を維持しつつ、特に、定常時における消費電力の省電力化に貢献することができる。
また、第1IC電源制御回路部15AはトランスT1の一次側に接続され、第2IC電源制御回路部15BはトランスT1の二次側に接続されていることにより、起動時と定常時との電源供給経路を複雑な回路構成とせずに容易に回路設計することができ、電源回路の損失を抑制しつつ電源回路の小型化並びに省電力化に貢献することができる。
このように、本発明のLED照明装置1にあっては、LED照明装置1であって、商用電源2と、LED素子を含む負荷部3と、商用電源2の電圧及び電流を制御して負荷部3に電力を供給する昇圧型のスイッチング電源10と、フィルタ用電解コンデンサC2と、を有し、フィルタ用電解コンデンサC2の出力側には、電源投入時に発生する突入電流を防止する突入電流防止手段17Bが設けられていることにより、電源回路の損失を抑制しつつ電源回路の小型化並びに省電力化に貢献し得て、しかも、照明装置としての安定性を向上することができる。
また、フィルタ用電解コンデンサC2はフィルタ用なので逐電容量が多く、その出力側に突入電流防止手段17Bを配置したことにより、昇圧型のコンバータを用いたものでありながら、電源投入直後の瞬間的な大電流の突入電流を効率良く抑制しつつ、負荷部3へのロスを少なくすることができ、LED照明装置1としての安定性を向上することができる。
この際、フィルタ用電解コンデンサC2は、スイッチング電源10と負荷部3との間に配置するのがより好ましい。
また、フィルタ用電解コンデンサC2を負荷部3の入力端に並列に複数個配置すれば、昇圧型コンバータを用いた場合であっても、電源投入直後における負荷部3への突入電流を効率よく抑制することができ、LED照明装置1の安定性をより一層向上することができる。
さらに、本発明によれば、図5に示すように、力率が極端に低下するまでの電源効率を高く維持することができるとともに、この高効率化に伴って発熱を抑制することができる。これにより、電源回路の損失を抑制しつつ電源回路の小型化並びに省電力化に貢献し得て、しかも、照明装置としての安定性を向上することができる。
また、昇圧型のスイッチング電源10と負荷部3との間に、負荷部3に供給する電力の突入電流を抑制する突入電流防止回路部18Bを配置し、突入電流防止回路部18Bは、スイッチング素子Q2と、スイッチング素子Q2)の入力側に配置したフィルタ用電解コンデンサC2とは別に、フィルタ用電解コンデンサC2と並列で、かつ、スイッチング素子Q2の近傍においてスイッチング素子Q2と入力側で直列に接続した一つ以上の入力側コンデンサとしての突入電流防止用アルミ電解コンデンサC3と、を有することにより、回路基板の小型化に貢献することができる。
さらに、昇圧型のスイッチング電源10は、トランスT1を有し、ICへの入力電圧を100Vとしたときに、ICを含む周辺温度が40度以下となるようにしたことにより、高効率化並びに発熱抑制効果を維持することができる。この際、また、ICへの入力電圧は、トランスT1の二次側からの出力電圧とするのが好ましい。
また、保護回路部18は、過入力保護回路部18Cを有することにより、過電流に対する照明装置としての安定性をより一層向上することができる。
さらに、保護回路部18は、過電圧保護回路部18Aを有することにより、過電圧に対する照明装置としての安定性をより一層向上することができる。なお、保護回路部18は、スイッチング電源10と負荷部3との間に設けるのが好ましい。
1…LED照明装置
2…商用電源
3…負荷部(LED素子)
10…スイッチング電源(電源回路)
11…第1ノイズフィルタ部
12…整流回路部
13…第2ノイズフィルタ部
14…昇圧型スイッチ電源回路部
15…電源制御回路部(IC用電源)
15A…第1IC電源制御回路部(起動時用の第1の電源)
15B…第2IC電源制御回路部(定常時用の第2の電源)
16…スイッチング電源制御部
17…入力低電圧保護回路部
18…保護回路部
18A…過電圧保護回路部
18B…突入電流防止回路部
18C…過入力保護回路部
Q1…スイッチング素子(NチャンネルMOSFET)
U1…コントローラ(PFC回路)

Claims (22)

  1. 照明光源に一つ以上のLED素子を用いたLED照明装置であって、
    商用電源と、
    前記LED素子を含む負荷部と、
    前記商用電源の電圧及び電流を制御して前記負荷部に電力を供給するスイッチング電源と、
    を有し、
    前記スイッチング電源は、
    降圧型のものを含まずに昇圧型のもののみで構成されている
    ことを特徴とするLED照明装置。
  2. 照明光源に一つ以上のLED素子を用いたLED照明装置であって、
    コントローラ用電源を備え、
    前記コントローラ用電源は、
    起動した後に所定の時間経過を持って切断される起動時用の第1の電源と、
    前記第1の電源が切断されると同時に駆動する定常時用の第2の電源と、
    を有する
    ことを特徴とするLED照明装置。
  3. 照明光源に一つ以上のLED素子を用いたLED照明装置であって、
    商用電源と、
    前記LED素子を含む負荷部と、
    前記商用電源の電圧及び電流を制御して前記負荷部に電力を供給する昇圧型のスイッチング電源と、
    フィルタ用のコンデンサと、
    を有し、
    前記フィルタ用のコンデンサの出力側には、
    電源投入時に発生する突入電流を防止する突入電流防止回路部が設けられている
    ことを特徴とするLED照明装置。
  4. 商用電源と、
    照明光源としての一つ以上のLED素子を含む負荷部と、
    前記商用電源からの電力をスイッチング制御して前記負荷部に供給するコントローラと、
    を有し、
    前記負荷部の出力端と接地との間から、前記負荷部の出力端から出力された電流値又は電圧値を前記コントローラにフィードバックするように分岐したLED照明装置であって、
    前記負荷部の出力端と前記コントローラのフィードバック用入力ピンとの間に、前記負荷部の検出電力を削減するための疑似検出値生成部を設けた
    ことを特徴とするLED照明装置。
  5. 前記スイッチング電源は、
    前記スイッチング電源を構成するトランスへの入力電力が定格点灯時においてコントローラを含む周辺温度が40度以下とされている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1の請求項に記載のLED照明装置。
  6. 前記スイッチング電源は、
    降圧型のものを含まずに昇圧型のDC−DCコンバータのみで構成され、
    前記DC−DCコンバータは、一つ以上のトランスを備え、
    前記トランスの出力端における電流値が所定の電流値となるように、コイルの直径と、前記コイルの巻き層数と、を設定する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1の請求項に記載のLED照明装置。
  7. 前記トランスの周囲温度が40℃以下となるとなるように、前記コイルの直径と、前記コイルの巻き層数と、を設定する
    ことを特徴とする請求項5乃至請求項6の何れか1の請求項に記載のLED照明装置。
  8. 前記コイルの直径が0.14mm〜0.26mmの範囲であり、前記コイルの巻き層数が4〜7層の範囲にある
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載のLED照明装置。
  9. 前記スイッチング電源は、
    前記負荷部への出力電力を規制する保護部を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1の請求項に記載のLED照明装置。
  10. 前記保護部を前記スイッチング電源と前記負荷部との間に設けた
    ことを特徴とする請求項9に記載のLED照明装置。
  11. 前記保護部は、
    前記負荷部に供給する電力の突入電流を抑制する突入電流防止回路を有し、
    前記突入電流防止回路は、
    スイッチング素子と、
    前記スイッチング素子の入力側に配置したフィルタ用のコンデンサとは別に、前記フィルタ用のコンデンサと並列で、かつ、前記スイッチング素子の近傍において前記スイッチング素子と入力側で直列に接続した一つ以上の入力側コンデンサと、
    を有する
    ことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載のLED照明装置。
  12. 前記保護部は、
    過入力保護回路部を有する
    ことを特徴とする請求項9乃至請求項11の何れか1の請求項に記載のLED照明装置。
  13. 前記保護部は、
    過電圧保護回路部を有する
    ことを特徴とする請求項9乃至請求項12の何れか1の請求項に記載のLED照明装置。
  14. 前記LED素子は、
    前記スイッチング電源と電気的に接続された少なくとも一つの回路基板に複数配置されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項13の何れか1の請求項に記載のLED照明装置。
  15. 前記スイッチング電源と前記負荷部との間に、フィルタ用のコンデンサが配置されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項14の何れか1の請求項に記載のLED照明装置。
  16. 前記フィルタ用のコンデンサは、
    前記負荷部の入力端に並列に複数個配置されている
    ことを特徴とする請求項15に記載のLED照明装置。
  17. 前記フィルタ用のコンデンサは、
    20kHz〜200kHzの周波数範囲において誘電正接が3%以下である
    ことを特徴とする請求項15又は請求項16に記載のLED照明装置。
  18. 前記フィルタ用のコンデンサが高耐圧型のアルミ電解コンデンサである
    ことを特徴とする請求項15乃至請求項17の何れか1の請求項に記載のLED照明装置。
  19. 前記第1の電源は、トランスの一次側に接続され、
    前記第2の電源は、前記トランスの二次側に接続されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のLED照明装置。
  20. 前記接地と前記分岐との間に、前記負荷部の出力端から出力された交流波形成分のピーク値を電力換算した実効値が直流波形成分に近づくように抑制するピーク抑制部を設けた
    ことを特徴とする請求項4に記載のLED照明装置。
  21. 前記ピーク抑制部は、
    一つ以上の抵抗と、一つのコンデンサと、を並列に接続してなる
    ことを特徴とする請求項20に記載のLED照明装置。
  22. 一つの回路基板に複数配置される多数の前記LED素子は、直列に接続してなる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項21の何れか1の請求項に記載のLED照明装置。
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