JP2012063669A - 画像形成装置 - Google Patents

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善輝 片山
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智 佐々木
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Shigetaka Kato
重孝 加藤
Hiromasa Seki
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Abstract

【課題】任意のタイミングで騒音源である装置の稼動音をすぐに低減することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】制御部は、電源がONされたと判断した場合には、次に、静音ボタンが押下されたかどうかを判断する(ステップS4)。制御部は、静音ボタンが押下されたと判断した場合には、起動中であるかどうかを判断する(ステップS4)。静音ボタンの入力が起動中であると判断した場合には、起動静音モードに移行する(ステップS8)。静音ボタンの入力が印字動作中であると判断した場合には、印字静音モードに移行する。制御部は、静音ボタンの入力がスタンバイ中であると判断した場合には、スタンバイ静音モードに移行する(ステップS16)。
【選択図】図4

Description

この発明は、特に稼動音の低音技術を採用した画像形成装置に関する。
従来より、記録媒体上に画像を形成するプリンタや複写機が知られている。
これらプリンタや複写機に代表される画像形成装置には、トナー画像を形成し、そのトナー画像を定着器により加熱および加圧することで記録媒体上に定着させて記録媒体上に画像を形成するものがある。
この様な画像形成装置には、定着器から発生する熱を、装置の筐体の一部に設けられた排気口から筐体外に排出するための排気ファンや、記録用紙を搬送するためのローラなど、様々な動作部材が配備されている。
近年では、装置内に配備されているこれら動作部材が動作することで発生する稼動音が騒音源として問題視される場面がある。
特開2001−236001号公報においては、機内冷却ファンをスタンバイ時と印字時とで制御を変更することにより不快感を与える騒音の影響を抑制する方式が開示されている。
また、特開2008−197252号公報においては、環境騒音のレベルを取得して、環境騒音に応じて動作モードを変更する方式が開示されている。
特開2001−236001号公報 特開2008−197252号公報
しかしながら、上記方式の例えば特許文献1に示される方式では、機内冷却ファンが半速回転で回転する半速回転モードを予め選択しておく必要がある。また、特許文献2に示される方式では、集音マイクを用意して環境騒音のレベルを検出して制御する構成であり、構成が複雑となる。
一方で、電話の呼び出しに対する応答や、緊急放送等に対して、騒音源である装置の稼動音をすぐに低減する方式が求められる。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたものであって、任意のタイミングで騒音源である装置の稼動音をすぐに低減することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明のある局面に従う画像形成装置は、複数の稼動部を有する画像形成装置であって、画像形成装置の稼動音低減のために静音モードを指示入力するための静音モード入力手段と、静音モード入力手段の指示入力に応答して、静音対策を実行するように複数の稼動部の少なくとも1つを制御する制御手段とを備える。
好ましくは、制御手段は、静音モード入力手段の指示入力に応答して画像形成装置の動作状態を判断し、判断結果に基づいて静音対策を実行するように複数の稼動部の少なくとも1つを制御する。
特に、制御手段は、静音モード入力手段の指示入力に応答して画像形成装置の動作状態が起動処理中であるか否かを判断し、画像形成装置の動作状態が起動処理中であると判断した場合には、画像形成装置の起動処理中に実行される複数の稼動部のうちの少なくとも1つの稼動部を用いて実行するイニシャル動作を停止する。
特に、制御手段は、稼動部である定着部で用いられる定着ローラの回転、ヒータの通電制御、およびファンの少なくとも1つを停止する。
特に、制御手段は、静音モード入力手段の指示入力に応答して画像形成装置の動作状態がスタンバイ中であるか否かを判断し、画像形成装置の動作状態がスタンバイ中であると判断した場合には、画像形成装置のスタンバイ中に実行される複数の稼動部のうちの少なくとも1つの稼動部である定着部で用いられる定着ローラの回転、ヒータの通電制御、およびファンの少なくとも1つを停止する。
特に、制御手段は、静音モード入力手段の指示入力に応答して画像形成装置の動作状態が印字処理中またはスタンバイ中であるか否かを判断し、画像形成装置の動作状態が印字処理中またはスタンバイ中であると判断した場合には、画像形成装置の印字処理中またはスタンバイ中に実行される複数の稼動部のうちの少なくとも1つの稼動部である画像形成部で実行される補正動作を停止する。
特に、制御手段は、静音モード入力手段の指示入力に応答して画像形成装置の動作状態が印字処理中であるか否かを判断し、画像形成装置の動作状態が印字処理中であると判断した場合には、画像形成装置の印字処理中に実行される複数の稼動部のうちの少なくとも1つの稼動部である画像形成部で用いられるローラの回転を停止または回転速度を遅くする。
特に、制御手段は、静音モード入力手段の指示入力に応答して画像形成装置の動作状態が印字処理中であるか否かを判断し、画像形成装置の動作状態が印字処理中であると判断した場合には、画像形成装置の印字処理中に実行される複数の稼動部のうちの少なくとも1つの稼動部である画像形成部で用いられるローラを駆動するモータの駆動励磁方式を調整する。
特に、制御手段は、静音モード入力手段の指示入力に応答して画像形成装置の動作状態が印字処理中であるか否かを判断し、画像形成装置の動作状態が印字処理中であると判断した場合には、画像形成装置の印字処理中に実行される複数の稼動部のうちの少なくとも1つの稼動部で用いられるファンを停止する。
特に、ファンは、定着後の用紙を冷却または、画像形成装置の機内を冷却するためのものであり、制御手段は、静音モード入力手段の指示入力の際に複数のジョブの実行要求が受け付けられているかどうかをさらに判断し、複数のジョブの実行要求が受け付けられている場合には、複数のジョブのうち、定着における温度が低い状態で印字処理が可能なジョブを優先して実行する。
特に、制御手段は、静音モード入力手段の指示入力に応答して画像形成装置の動作状態が印字処理中であるか否かを判断し、画像形成装置の動作状態が印字処理中であると判断した場合には、複数のジョブの実行要求が受け付けられているかどうかをさらに判断し、複数のジョブの実行要求が受け付けられている場合には、複数のジョブのうち、静音化可能なジョブが優先的に実行されるようにジョブの順番を入れ替える。
特に、制御手段は、静音モード入力手段の指示入力に応答して画像形成装置の動作状態が印字処理中であるか否かを判断し、画像形成装置の動作状態が印字処理中であると判断した場合には、画像形成装置の印字処理中に実行される複数の稼動部のうちの少なくとも1つの稼動部である用紙の曲がり補正を実行する曲がり補正部の駆動制御を停止する。
本発明のある局面に従う画像形成装置は、画像形成装置の稼動音低減のために静音モードを指示入力するための静音モード入力手段を設けて、静音モード入力手段の指示入力に応答して、複数の稼動部の少なくとも1つに対して静音対策を実行するように制御するため任意のタイミングで騒音源である装置の稼動音をすぐに低減することができる。
本発明の実施の形態に従う画像形成装置の構成を説明する図である。 本発明の実施の形態に従う画像形成装置100の概略ブロック図である。 本発明の実施の形態に従う操作ディスプレイ200について説明する図である。 本発明の実施の形態に従う静音モードに移行するフローを説明する図である。 本発明の実施の形態に従う起動静音モードについて説明するフロー図である。 本発明の実施の形態に従うスタンバイ静音モードについて説明するフロー図である。 本発明の実施の形態に従う印字静音モードについて説明するフロー図である。 本発明の実施の形態に従う印字静音モードについて説明する別のフロー図である。 本発明の実施の形態に従う印字静音モードについて説明するさらに別のフロー図である。 本発明の実施の形態に従うローラを制御する制御ブロックを説明する図である。 本発明の実施の形態に従う印字静音モードについて説明するさらに別のフロー図である。 本発明の実施の形態に従う印字静音モードについて説明するさらに別のフロー図である。 本発明の実施の形態に従う予約テーブルの更新を説明する図である。 ジョブ種類に基づく点数を表現するためのランク分けテーブルを説明する図である。 本発明の実施の形態に従う用紙の傾き等の曲がりを補正するための補正ローラの制御について説明する図である。 本発明の実施の形態に従う印字静音モードについて説明するさらに別のフロー図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。
図1は、本発明の実施の形態に従う画像形成装置の構成を説明する図である。
図1を参照して、画像形成装置100は複写機を構成し、複数の稼動部で構成される。具体的には、画像形成装置100は、原稿を搬送する原稿搬送部20と、搬送された原稿を画像データとして読取る画像読取部26と、読取った画像データに基づいて画像を形成する画像形成部10と、記録用紙を給紙する給紙部15,16と、記録用紙に転写された画像を定着させるための定着部40と、記録用紙に対する後処理を実行するための後処理部30とを含む。また、画像形成装置100内には、全体を制御する制御部、指示等を入力するための入力部等が設けられる。また、画像形成装置100内には機内の温度を冷却するための機内用ファン300も設けられる。
原稿搬送部20の原稿台21上に載置された原稿は、搬送ローラ22等により搬送されて画像読取部26により読取られて、排紙トレイ23に排出される。
また、画像読取部26のCCD24は、例えば原稿搬送部20で搬送された原稿を読取った画像データを取得する。そして、制御部に出力する。
画像形成部10は、像担持体である感光体、帯電部、露光装置、現像装置、転写ローラ等を有し、搬送される記録用紙Pに画像を形成して画像面が未定着である記録済みの記録用紙Pを定着部40へ出力する。なお、本例においては図示されていないが4つの現像装置が設けられており、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのそれぞれの色を用いてカラープリントが可能であるものとする。
定着部40は、未定着である記録済みの記録用紙Pに対して定着処理を実行する。定着部40には、ファン310と、定着ローラ312と、定着ローラ312内に設けられたヒータ314とが設けられている。
定着部40から必要に応じて後処理部30に排出されて、後処理部30において、パンチング、ステープル処理等の後処理が実行される。
給紙部15,16は、記録用紙Pを画像形成部10に給紙する。
給紙部15には、複数のサイズの異なる記録用紙が収納されたカセット132,142,152が設けられる。カセット132,142,152にそれぞれ対応して、ピックアップローラ131,141,151が設けられ、カセットから記録用紙を画像形成部10に搬送する。また、給紙部16からもピックアップローラ161を介して画像形成部10に搬送される。なお、給紙部15,16から画像形成部10に1枚ずつ記録用紙が搬送される。
また、画像形成部10には、用紙の傾き等の曲がりを補正するための補正ローラが設けられており、この点については後述する。
図2は、本発明の実施の形態に従う画像形成装置100の概略ブロック図である。
図2を参照して、ここでは、画像形成装置100の全体を制御する制御部50と、後処理を実行するための後処理部30と、記録用紙を給紙する給紙部15,16と、操作ディスプレイ等を含む入力部60と、画像を形成するための画像形成部10と、メモリ70と、画像読取部26と、原稿搬送部20と、定着部40と、機内用ファン300を制御するための機内用ファン制御部52とが設けられる。
制御部50は、例えば、CPU(Central Processing unit)で構成され、メモリ70に格納された種々のアプリケーションプログラムを読み込んで、各部を制御する。
定着部40は、定着ローラ312の駆動を制御するための定着ローラ駆動制御部42と、定着部40に設けられたファン310を制御するためのファン制御部44と、ヒータ314を制御するためのヒータ制御部46とを含む。
画像形成部10は、記録用紙を搬送するために種々のローラを駆動するためのローラ駆動制御部102と、補正ローラを制御する曲がり補正部104と、トナー濃度を検出するためのパターンを生成して、当該生成したパターンを検出して、トナー濃度を調整するパッチ補正を実行するためのパッチ補正部106とを含む。
図3は、本発明の実施の形態に従う操作ディスプレイ200について説明する図である。
図3を参照して、操作ディスプレイ200は、表示部212と、集音マイク204と、認証センサ208と、静音ボタン214と、10キー202と、スタートボタン210とを含む。
表示部212上にはタッチパネルが設けられており、表示部212上において所定の操作が可能である。
集音マイク204は、入力部の一部として機能し音声による指示が可能であるものとする。
また、認証センサ208は、カードキー等からデータを読み出して認証処理を実行する。なお、カードキーのみならず、生体認証を実行するようにしても良い。
静音ボタン214は、当該静音ボタン214の押下に応答して後述する本発明の実施の形態に従う静音モードを実現する。
10キー202は、コピー等の枚数を入力するためのボタンである。スタートボタン210は、コピー/スキャン等の処理の実行を指示するボタンである。
また、表示部212には、各種モードの表示やその他の表示が行われる。そして、タッチパネルによって、表示内容に従った各種設定を行うことができる。例えば、表示部212には、通常は、コピー動作やスキャン動作を実行する際に行う基本的/応用的な設定のためのボタンが配置されている。各ボタンを押下すると、その詳細設定を行うための階層画面が表示される。
さらに、表示部212には、その時点で画像形成装置100に予約されているジョブ情報が表示される。具体的には、実行されるべきジョブがジョブID順に表示される。特定のジョブに対して消去や変更等の操作を行う場合は、ジョブ操作ボタンを選択した後、操作対象となるジョブ番号ボタンを押下する。それらの操作によってジョブ操作画面が表示され、特定のジョブに対する操作が可能となる。
以下に、本発明の実施の形態に従う静音モードについて説明する。
図4は、本発明の実施の形態に従う静音モードに移行するフローを説明する図である。具体的には、制御部50がメモリ70に格納されたプログラムを読み込むことにより実現されるものとする。
図4を参照して、まず、制御部50は、電源がONされたかどうかを判断する(ステップS2)。
次に、制御部50は、電源がONされたと判断した場合(ステップS2においてYES)には、次に、静音ボタンが押下されたかどうかを判断する(ステップS4)。具体的には、上述した図3の操作ディスプレイ200における静音ボタン214の押下が有ったかどうかを判断する。本例において、制御部50は、静音ボタン214の入力があった場合には、その入力があったタイミングにおいて、画像形成装置がどのような状態であるかを判断して、その状態に応じて静音モードを切り替える。一例として、3つの静音モードのいずれかに切り替える。
制御部50は、静音ボタンが押下されたと判断した場合(ステップS4においてYES)には、次に、起動中であるかどうかを判断する(ステップS4)。電源がONされた直後において画像形成装置100は、一般的に起動処理を開始する。起動処理としては、各部が正常に駆動するか否かを判断する動作(イニシャル動作)が実行される。例えば、定着部40においては、定着ローラ312の回転動作が開始される。また、定着部40内に設けられたファン310が回転する。また、定着部40に設けられたヒータ314に対する通電制御が実行される。イニシャル動作として、他の部位においても、正常に駆動するか否か判断するための所定の動作が実行される。
そして、制御部50は、静音ボタンの入力が起動中であると判断した場合(ステップS4においてYES)には、起動静音モードに移行する(ステップS8)。起動静音モードの詳細については後述する。
ステップS6において、制御部50は、静音ボタンの入力が起動中でないと判断した場合(ステップS6においてNO)には、静音ボタンの入力が印字動作中であるかどうかを判断する(ステップS10)。印字動作中である場合とは、画像形成装置100が起動時ではなく、また、スタンバイ時でもない画像形成等の処理が実行されている場合である。
制御部50は、静音ボタンの入力が印字動作中であると判断した場合(ステップS10においてYES)には、印字静音モードに移行する。印字静音モードの詳細については後述する。
次に、ステップS10において、制御部50は、静音ボタンの入力が印字動作中でないと判断した場合(ステップS10においてNO)には、スタンバイ中であるかどうかを判断する(ステップS14)。ステップS14において、制御部50は、静音ボタンの入力がスタンバイ中であると判断した場合(ステップS14においてYES)には、スタンバイ静音モードに移行する(ステップS16)。スタンバイ静音モードの詳細については後述する。
一方、ステップS14において、制御部50は、静音ボタンの入力がスタンバイ中でないと判断した場合(ステップS14においてNO)には、無効な入力としてステップS4に戻る。
図5は、本発明の実施の形態に従う起動静音モードについて説明するフロー図である。具体的には、制御部50がメモリ70に格納されたプログラムを読み込むことにより実現されるものとする。本例においては、一例として複数の稼動部の1つとして定着部40における処理について説明する。
図5を参照して、制御部50は、定着部40の定着ローラ312の回転動作を停止する(ステップS20)。
そして、次に、定着部40に設けられたヒータ314に対する通電制御も停止する(ステップS22)。
次に、制御部50は、定着部40内に設けられたファン310の回転を停止する(ステップS24)。
次に、制御部50は、静音ボタン214の再押下があったかどうかを判断する(ステップS26)。
ステップS26において、静音ボタン214の再押下があった場合には、各部材の停止を解除する(ステップS28)。そして、処理を終了する(エンド)。
一方、静音ボタン214の再押下がなかった場合には、ステップS26の状態を維持する。
当該起動静音モードにおいて、例えば、定着部40におけるイニシャル動作を停止させることにより、起動時における騒音材料となる定着部40の動作をすぐに停止して、稼動音を低減して静音状態とすることが可能である。なお、再び、静音ボタン214を再押下することによりイニシャル動作を復帰させることが可能である。なお、ステップS20、ステップS22、ステップS24を全て実行する場合について説明したが、特にこれに限られず少なくとも1つが実行されるようにしても良い。
なお、本例においては、定着部40について説明したが定着部40に限られず画像形成部10等のイニシャル動作についても同様に適用可能である。
図6は、本発明の実施の形態に従うスタンバイ静音モードについて説明するフロー図である。具体的には、制御部50がメモリ70に格納されたプログラムを読み込むことにより実現されるものとする。本例においては、一例として複数の稼動部の1つとして定着部40における処理について説明する。スタンバイ時においても定着部40においては、定着部40の温度制御のためのヒータ314の通電制御、また、定着ローラ312の回転、ファン310の回転が行われている。
図6を参照して、制御部50は、定着部40の定着ローラ312の回転動作を停止する(ステップS30)。
そして、次に、定着部40に設けられたヒータ314に対する通電制御も停止する(ステップS32)。
次に、制御部50は、定着部40内に設けられたファン310の回転を停止する(ステップS34)。
次に、制御部50は、静音ボタン214の再押下があったかどうかを判断する(ステップS36)。
ステップS26において、静音ボタン214の再押下があった場合には、各部材の停止を解除する(ステップS38)。そして、処理を終了する(エンド)。
一方、静音ボタン214の再押下がなかった場合には、ステップS36の状態を維持する。
当該スタンバイ静音モードにおいても、例えば、定着部40における動作を停止させることにより、スタンバイ時における騒音材料となる定着部40の動作をすぐに停止して、稼動音を低減して静音状態とすることが可能である。なお、本例においては、全ての動作を停止する場合について説明したが、これに限られず、少なくとも1つの騒音材料となる部材、例えば定着ローラ312の回転動作のみ停止させるようにしても良い。
図7は、本発明の実施の形態に従う印字静音モードについて説明するフロー図である。具体的には、制御部50がメモリ70に格納されたプログラムを読み込むことにより実現されるものとする。本例においては、一例として複数の稼動部の1つとして画像形成部10における処理について説明する。
図7を参照して、制御部50は画像形成部10のパッチ補正部106におけるパッチ補正動作を停止する(ステップS40)。上述したように、パッチ補正部106は、トナー濃度を検出するためのパターンを生成して、当該生成したパターンを検出して、トナー濃度を調整する。当該パッチ補正動作は、例えば、一定時間毎に、あるいは、所定枚数の印字動作終了後等に実行されていた。本例において、制御部50は、印字静音モードとなった場合に、当該パッチ補正動作を実行するパッチ補正部106の処理を停止させる。
そして、次に、制御部50は、静音ボタン214の再押下があったかどうかを判断する(ステップS42)。
ステップS42において、静音ボタン214の再押下があった場合には、パッチ補正動作の停止を解除する(ステップS44)。そして、処理を終了する(エンド)。
当該印字静音モードにおいて、例えば、画像形成部10におけるパッチ動作を停止させることにより、印字時中における騒音材料となる画像形成部10の補正動作を一時的に停止して、稼動音を低減して静音状態とすることが可能である。なお、本例においては、印字静音モードにおいてパッチ補正動作を停止する場合について説明したが、スタンバイ時においてもパッチ補正動作が所定時間毎に行われる。したがって、スタンバイ静音モードにおいても同様の処理を実行するようにしても良い。
(その他の変形例その1)
図8は、本発明の実施の形態に従う印字静音モードについて説明する別のフロー図である。具体的には、制御部50がメモリ70に格納されたプログラムを読み込むことにより実現されるものとする。本例においては、一例として複数の稼動部の1つとして画像形成部10における処理について説明する。
図8を参照して、制御部50は、画像形成部10のローラ駆動制御部102におけるローラの回転を停止又は回転速度を変更する(ステップS50)。上述したように、ローラ駆動制御部102は、記録用紙の搬送等を実行する。本例において、制御部50は、印字静音モードとなった場合には、ローラ駆動制御部102におけるローラの回転を停止する。または、ローラ駆動制御部102におけるローラの回転速度を変更する。例えば、回転速度を遅くする。
そして、次に、制御部50は、静音ボタン214の再押下があったかどうかを判断する(ステップS52)。
ステップS52において、静音ボタン214の再押下があった場合には、ローラの回転を停止又は回転速度の変更を解除する(ステップS54)。そして、処理を終了する(エンド)。
当該印字静音モードにおいて、例えば、画像形成部10におけるローラ駆動制御部102におけるローラの駆動を停止させることにより、印字時中における騒音材料となる画像形成部10の記録用紙の搬送動作をすぐに停止して、稼動音を低減して静音状態とすることが可能である。又はローラの駆動を停止させなくても、回転速度を例えば、遅くして記録用紙を搬送することにより、稼動音を低減して静音状態とすることも可能である。
(その他の変形例その2)
図9は、本発明の実施の形態に従う印字静音モードについて説明するさらに別のフロー図である。具体的には、制御部50がメモリ70に格納されたプログラムを読み込むことにより実現されるものとする。本例においては、一例として複数の稼動部の1つとして画像形成部10における処理について説明する。
図9を参照して、制御部50は画像形成部10のローラ駆動制御部102におけるモータ駆動の方式を変更する(ステップS60)。
図10は、本発明の実施の形態に従うローラを制御する制御ブロックを説明する図である。
図10を参照して、ローラ駆動制御部102は、モータドライバ112を制御する。モータドライバ112は、ローラを駆動するためのモータ114を制御する。
本例においては、モータドライバ112は、2つのモード(Aモード/Bモード)を有しており、モータ114の回転角を一方のモードに従う駆動で制御する。本例においては、Aモードでは、例えば、1.8度ずつの回転角でモータ114を制御するものとする。一方、Bモードでは、例えば、0.9度ずつの回転角でモータ114を制御するものとする。そして、モータドライバ112は、ローラ駆動制御部102からの指示に従って通常時においては、Aモードでモータ114の回転角を制御する。そして、モータドライバ112は、ローラ駆動制御部102からの指示に従って印字静音モードにおいては、Bモードでモータ114の回転角を制御する。
再び、図9を参照して、次に、制御部50は、静音ボタン214の再押下があったかどうかを判断する(ステップS62)。
ステップS62において、静音ボタン214の再押下があった場合には、モータの駆動の方式の変更を解除する(ステップS64)。具体的には、モータドライバ112におけるモータ114の駆動モードをBモードから再びAモードに変更する。
そして、処理を終了する(エンド)。
当該印字静音モードにおいて、例えば、モータドライバ112におけるモータの駆動モードをAモードからBモードに変更することにより、モータの回転角の微調整が可能となり、回転制御における稼動音を低減して静音状態とすることが可能である。
(その他の変形例その3)
図11は、本発明の実施の形態に従う印字静音モードについて説明するさらに別のフロー図である。具体的には、制御部50がメモリ70に格納されたプログラムを読み込むことにより実現されるものとする。本例においては、一例として複数の稼動部の1つとして機内用ファン300における処理について説明する。
図11を参照して、ファンを停止する(ステップS70)。例えば、一例として、制御部50は、機内用ファン300を制御するための機内用ファン制御部52に機内用ファン300を停止するように指示する。
そして、次に、制御部50は、静音ボタン214の再押下があったかどうかを判断する(ステップS72)。
ステップS72において、静音ボタン214の再押下があった場合には、ファンの停止を解除する(ステップS74)。そして、処理を終了する(エンド)。
当該印字静音モードにおいて、例えば、制御部50が機内用ファン制御部52に対して機内用ファン300における回転の停止を指示することにより、印字時中における騒音材料となる機内用ファン300の回転をすぐに停止して、稼動音を低減して静音状態とすることが可能である。
また、機内用ファン300の停止とともに、以下の制御を組み合わせるようにしても良い。例えば、機内用ファン300を停止させた場合であっても、機内の温度が上がりすぎないように画像形成部10において低い温度で画像を形成させるジョブを優先して印字するように制御するようにしても良い。
図12は、本発明の実施の形態に従う印字静音モードについて説明するさらに別のフロー図である。具体的には、制御部50がメモリ70に格納されたプログラムを読み込むことにより実現されるものとする。本例においては、一例として印字予約に関する処理について説明する。
図12を参照して、制御部50は予約テーブルを確認する(ステップS80)。具体的には、現在、メモリ70に記憶されている予約されているジョブが格納された予約テーブルを確認する。
そして、次に、予約テーブルに格納されたジョブを再配列する(ステップS82)。
そして、次に、再配列されたジョブに従って予約テーブルを更新する(ステップS84)。
そして、当該更新された予約テーブルに従ってジョブを実行する(ステップS86)。
そして、処理を終了する(エンド)
図13は、本発明の実施の形態に従う予約テーブルの更新を説明する図である。
図13を参照して、ここでは、予約テーブルに3つのジョブが格納されている場合が示されている。具体的には、最初のジョブは、モノクロプリントであり、次のジョブは、カラープリントである。そして、その次のジョブは、モノクロプリントである。
上記のジョブの再配列によりモノクロプリントのジョブを優先して再配列する。
モノクロプリントは、カラープリントよりも比較的低い温度で画像を形成することが可能であるため機内用ファン300を停止させている場合であっても、モノクロプリントを優先的に実行することにより画像形成装置全体に影響を与えないようにすることが可能である。
なお、本例においては、機内用ファン300について説明したが、画像形成装置100内には複数のファンが設けられており、例えば、オゾン排出用のファンや、定着部40に設けられたファンや、電源装置に設けられたファン等もあり、その全ての回転を停止させる、または、そのうちの1つを停止させるようにしても良い。
また、上記においては、モノクロプリントとカラープリントのジョブに従って、ジョブを再配列する場合について説明したが、静音化可能なジョブかどうかを点数で表現して分類することにより再配列するようにしても良い。
図14は、ジョブ種類に基づく点数を表現するためのランク分けテーブルを説明する図である。
図14を参照して、ここでは、用紙サイズ、画質、カラー/モノクロ、厚さのそれぞれに従って2つの場合分けがなされて、音が大きい方に高い点数を付与することが可能なテーブルが示されている。
具体的には、用紙サイズが大きい場合(例えばB4以上)には1点、小さい場合(例えばB4未満)には0点、同様に画質が高い場合には1点、低い場合には0点、カラーの場合には1点、モノクロの場合には0点、用紙の厚さが厚い場合には1点、薄い場合には0点として点数が付与されるものとする。
各ジョブの内容に従って、当該ランク分けテーブルに従って点数を合算するものとする。
例えば、用紙サイズが大、画質が高、カラープリント、用紙の厚さが厚いジョブの場合には4点となる。
一方、逆に、用紙サイズが小、画質が低、モノクロプリント、用紙の厚さが薄いジョブの場合には0点となる。
当該点数に従って、低い点数順にジョブを再配列する。
当該処理により、静音化可能なジョブを分類して、静音化可能なジョブを優先して実行することにより、稼動音を低減して静音状態とすることが可能である。
(その他の変形例4)
図15は、本発明の実施の形態に従う用紙の傾き等の曲がりを補正するための補正ローラの制御について説明する図である。
図15(A)を参照して、ここでは、用紙の傾き等の曲がりを補正するための補正ローラ18と、所定タイミングで補正ローラ18に搬送するタイミングローラ19とが設けられている場合が示されている。
図15(A)を参照して、補正ローラ18には、位置を調節する補正機構17が設けられており、補正機構17は、補正ローラ18に対向する対向ローラとの距離を離間させたりすることができる。補正機構17は、曲がり補正部104からの指示に従って動作する。
また、補正機構17は、補正ローラ18の回転を停止させて、記録用紙が搬送されないようにすることも可能である。
当該状態においてタイミングローラ19により記録用紙が補正ローラ18に搬送されると、補正ローラ18に記録用紙が当接してループが形成される。
図15(A)の状態から補正ローラ18およびタイミングローラ19をループがつぶれないように駆動する。そして、徐々にループ量が少なくなるように記録用紙を搬送し、図15(B)に示すように、補正ローラ18を回転させてタイミングローラ19からの記録用紙を搬送することにより、記録用紙の傾き等の曲がりを補正する。
図16は、本発明の実施の形態に従う印字静音モードについて説明するさらに別のフロー図である。具体的には、制御部50がメモリ70に格納されたプログラムを読み込むことにより実現されるものとする。本例においては、一例として複数の稼動部の1つとして画像形成部10の曲がり補正部104における処理について説明する。
図16を参照して、曲がり補正を停止する(ステップS90)。上述したように制御部50は、一例として、曲がり補正部104に曲がり補正の停止を指示する。
そして、次に、制御部50は、静音ボタン214の再押下があったかどうかを判断する(ステップS92)。
ステップS92において、静音ボタン214の再押下があった場合には、曲がり補正の停止を解除する(ステップS94)。そして、処理を終了する(エンド)。
当該印字静音モードにおいて、例えば、制御部50が曲がり補正部104に対して曲がり補正の停止を指示することにより、印字時中における騒音材料となる記録用紙の傾き補正の際の擦れ音が生じるのを防止して静音状態とすることが可能である。
上記においては、入力部として操作ディスプレイ200の静音ボタン214から入力した場合の処理について説明したが、特に、これに限られず、例えば、集音マイク204を用いて所定の音声入力により静音モードに移行するように処理するようにしても良い。
また、認証センサ208を用いて、認証処理に成功したユーザのみ静音ボタン214の入力が有効となるように制御するようにしても良い。なお、認証センサ208を用いずに、認証画面を操作ディスプレイ200の表示部212に表示して認証処理を実行させて認証処理に成功したユーザのみ静音ボタン214の入力が有効となるように制御しても良い。あるいは、操作ディスプレイ200上の静音ボタン214からの入力に限らず、例えば、リモコン等に当該静音ボタン214と同等の機能ボタンを設けて、外部からのリモコン上に設けられた当該機能ボタンの押下があったことを制御部50が検知して、静音モードに移行するように制御しても良い。あるいは、画像形成装置100とネットワークで接続された端末装置からの外部入力により静音モードに移行するように制御しても良い。例えば、端末装置のディスプレイに表示されたドライバ画面上に静音ボタンと同等の機能ボタンを表示させて、当該機能ボタンの入力(指定)があったかどうかを画像形成装置100の制御部50が検知するようしても良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 画像形成部、15,16 給紙部、17 補正機構、18 補正ローラ、19 タイミングローラ、20 原稿搬送部、21 原稿台、22 搬送ローラ、23 排紙トレイ、26 画像読取部、30 後処理部、40 定着部、42 定着ローラ駆動制御部、44 ファン制御部、46 ヒータ制御部、50 制御部、52 機内用ファン制御部、60 入力部、70 メモリ、100 画像形成装置、102 ローラ駆動制御部、104 曲がり補正部、106 パッチ補正部、112 モータドライバ、114 モータ、200 操作ディスプレイ、202 10キー、204 集音マイク、208 認証センサ、210 スタートボタン、212 表示部、214 静音ボタン、300 機内用ファン、310 ファン、312 定着ローラ、314 ヒータ。

Claims (12)

  1. 複数の稼動部を有する画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の稼動音低減のために静音モードを指示入力するための静音モード入力手段と、
    前記静音モード入力手段の指示入力に応答して、静音対策を実行するように前記複数の稼動部の少なくとも1つを制御する制御手段とを備える、画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記静音モード入力手段の指示入力に応答して前記画像形成装置の動作状態を判断し、
    判断結果に基づいて前記静音対策を実行するように前記複数の稼動部の少なくとも1つを制御する、請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、
    前記静音モード入力手段の指示入力に応答して前記画像形成装置の動作状態が起動処理中であるか否かを判断し、
    前記画像形成装置の動作状態が起動処理中であると判断した場合には、前記画像形成装置の起動処理中に実行される前記複数の稼動部のうちの少なくとも1つの稼動部を用いて実行するイニシャル動作を停止する、請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記稼動部である定着部で用いられる定着ローラの回転、ヒータの通電制御、およびファンの少なくとも1つを停止する、請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、
    前記静音モード入力手段の指示入力に応答して前記画像形成装置の動作状態がスタンバイ中であるか否かを判断し、
    前記画像形成装置の動作状態がスタンバイ中であると判断した場合には、前記画像形成装置のスタンバイ中に実行される前記複数の稼動部のうちの少なくとも1つの稼動部である定着部で用いられる定着ローラの回転、ヒータの通電制御、およびファンの少なくとも1つを停止する、請求項2記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記静音モード入力手段の指示入力に応答して前記画像形成装置の動作状態が印字処理中またはスタンバイ中であるか否かを判断し、
    前記画像形成装置の動作状態が印字処理中またはスタンバイ中であると判断した場合には、前記画像形成装置の印字処理中またはスタンバイ中に実行される複数の稼動部のうちの少なくとも1つの稼動部である画像形成部で実行される補正動作を停止する、請求項2記載の画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、
    前記静音モード入力手段の指示入力に応答して前記画像形成装置の動作状態が印字処理中であるか否かを判断し、
    前記画像形成装置の動作状態が印字処理中であると判断した場合には、前記画像形成装置の印字処理中に実行される複数の稼動部のうちの少なくとも1つの稼動部である画像形成部で用いられるローラの回転を停止または回転速度を遅くする、請求項2記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記静音モード入力手段の指示入力に応答して前記画像形成装置の動作状態が印字処理中であるか否かを判断し、
    前記画像形成装置の動作状態が印字処理中であると判断した場合には、前記画像形成装置の印字処理中に実行される複数の稼動部のうちの少なくとも1つの稼動部である画像形成部で用いられるローラを駆動するモータの駆動励磁方式を調整する、請求項2記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、
    前記静音モード入力手段の指示入力に応答して前記画像形成装置の動作状態が印字処理中であるか否かを判断し、
    前記画像形成装置の動作状態が印字処理中であると判断した場合には、前記画像形成装置の印字処理中に実行される複数の稼動部のうちの少なくとも1つの稼動部で用いられるファンを停止する、請求項2記載の画像形成装置。
  10. 前記ファンは、定着後の用紙を冷却または、前記画像形成装置の機内を冷却するためのものであり、
    前記制御手段は、
    前記静音モード入力手段の指示入力の際に複数のジョブの実行要求が受け付けられているかどうかをさらに判断し、
    前記複数のジョブの実行要求が受け付けられている場合には、前記複数のジョブのうち、定着における温度が低い状態で印字処理が可能なジョブを優先して実行する、請求項9記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、
    前記静音モード入力手段の指示入力に応答して前記画像形成装置の動作状態が印字処理中であるか否かを判断し、
    前記画像形成装置の動作状態が印字処理中であると判断した場合には、複数のジョブの実行要求が受け付けられているかどうかをさらに判断し、
    前記複数のジョブの実行要求が受け付けられている場合には、前記複数のジョブのうち、静音化可能なジョブが優先的に実行されるようにジョブの順番を入れ替える、請求項2記載の画像形成装置。
  12. 前記制御手段は、
    前記静音モード入力手段の指示入力に応答して前記画像形成装置の動作状態が印字処理中であるか否かを判断し、
    前記画像形成装置の動作状態が印字処理中であると判断した場合には、前記画像形成装置の印字処理中に実行される複数の稼動部のうちの少なくとも1つの稼動部である用紙の曲がり補正を実行する曲がり補正部の駆動制御を停止する、請求項2記載の画像形成装置。
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