JP2012063603A - 画像形成装置および画像形成方法、並びに画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置および画像形成方法、並びに画像形成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】中間転写体にある基準トナーパターンのトナー濃度を検知する際、中間転写体の搬送速度を濃度検知に最適な速度に制御することにより、転写体とトナー濃度検知部間の距離変動を抑えるとともに、検知した濃度値のサンプル個数を確保し、トナー濃度検知の検知精度を向上させると共に、連続印刷動作への影響をなくし、生産性を維持する。
【解決手段】直接転写手段と間接転写手段とを接離する接離手段と、転写体の移動速度を所定の速度に変更する速度変更手段と、パターン読取部63がパターン画像62の濃度を検知する際に、前記速度変更手段によって前記転写体の移動速度を所定の速度に変更した後にパターン読取部63で検知させ、検知された濃度の値を補正する濃度調整制御部52と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置および画像形成方法、並びに画像形成プログラムに関するものである。
従来、モノクロ印刷およびフルカラー印刷の両方の印刷が可能なカラー画像形成装置において、フルカラー印刷を行う場合には、中間転写体上で複数色の画像を重ね合わせてカラー画像を形成し、中間転写体上に形成したカラー画像を用紙に転写する間接転写方式と、ブラックの画像を用紙に直接転写する直接転写方式と、の2つの画像形成手段を備え、基準トナーパターンの濃度を、感光体上や転写ベルト上で光学式のトナー濃度検知部により検知し、その検知濃度に基づいて、画像濃度の補正を行う技術が知られている。
たとえば、特許文献1には、転写搬送ベルトの表面の所定位置に転写されたトナー像を検知することが記載されている。また、この特許文献1の図9にはカラー印刷用の間接転写部とモノクロ印刷用の直接印刷部の構成が開示されている。また、特許文献2には、トナー濃度検知の精度向上を目的で、トナー濃度検知の際、転写材の搬送速度を通常画像形成時(印刷時)より遅くするという技術が開示されている。
上述したように、間接転写方式、直接転写方式で構成する画像形成装置の画像濃度補正は、装置の構成上において濃度補正を行っている間は印刷が不可能であり、補正をなるべく速く終了させて、速く印刷を再開したいために、最も速い搬送速度で行われ、濃度検知もその速度で行われるのが一般的である。しかしながら、トナー濃度検知の検知精度は、トナー濃度検知部と測定対象物、すなわち転写体との距離変動に依存する。このトナー濃度検知は、転写体が搬送されている途中で行われるため、転写体とトナー濃度検知部間の距離が常に一定とならず、搬送途中で変動してしまう。特に搬送速度が速い場合、その変動は大きくなり、濃度検知精度が悪化する傾向にあるという問題点があった。さらに、搬送速度が速いと、トナー濃度検知部を基準トナーパターンが通過する時間が短くなってしまうので、濃度値のサンプル個数が減り、濃度検知精度が低下してしまうという問題点があった。また、特許文献1に開示されている技術にあっては、トナー濃度検知時の搬送速度を遅くすることで上記問題を解決した場合、連続印刷動作にも影響を与え、生産性を低下させるという問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、直接転写方式と間接転写方式の混成で構成する画像形成装置において、中間転写体にある基準トナーパターンのトナー濃度を検知する際、中間転写体の搬送速度を濃度検知に最適な速度に制御することにより、転写体とトナー濃度検知部間の距離変動を抑えるとともに、検知した濃度値のサンプル個数を確保し、トナー濃度検知の検知精度を向上させると共に、連続印刷動作への影響をなくし、生産性を維持することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、モノクロ画像を形成して記録紙に転写する直接転写手段と、カラー画像を転写体に形成し、この転写体を介して記録紙に転写する間接転写手段と、前記転写体に形成されるパターン画像の濃度を検知する濃度検知手段と、を有する画像形成装置にあって、前記直接転写手段と前記間接転写手段とを接離する接離手段と、前記転写体の移動速度を所定の速度に変更する速度変更手段と、
前記濃度検知手段が前記パターン画像の濃度を検知する際に、前記速度変更手段によって前記転写体の移動速度を所定の速度に変更した後に前記濃度検知手段で検知させ、検知された濃度の値を補正する濃度補正制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、直接転写手段と間接転写手段は独立動作できる構成において、間接転写手段の転写体が印刷に寄与していない場合、任意の速度で動作できるので、転写体上に形成されるパターン画像のトナー濃度検知をする際、転写体の移動速度を濃度検知に最適な速度に制御し、濃度検知を実施するようにしたので、直接転写手段と間接転写手段の混成で構成する画像形成装置において、トナー濃度検知の検知精度を向上させることができ、またその際の連続印刷動作への影響をなくし、印刷時の生産性を維持することができるという効果を奏する。
図1は、この実施の形態にかかる画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。 図2は、この実施の形態にかかる画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。 図3は、この実施の形態にかかる直接転写部および間接転写部の要部構成を示す説明図である。 図4は、図3の構成において間接転写部に対して直接転写部が離間する状態を示す説明図である。 図5は、図3の構成において直接転写部に対して間接転写部が離間する状態を示す説明図である。 図6は、直接転写部および間接転写部の混成で構成されるフルカラー画像形成装置の2次転写近傍の構成を示す説明図である。 図7は、トナー濃度検知用のパターン画像を間接転写部側に転写する状態を示す説明図である。 図8は、パターン画像を直接転写部側に転写する状態を示す説明図である。 図9は、パターン画像検知用のセンサの配置例を示す説明図である。 図10は、中間転写ベルトの搬送速度を任意に制御して行うパターン画像の濃度を検知してトナー濃度補正を行う例を示す説明図である。 図11は、トナー濃度補正の制御動作例(1)を示すフローチャートである。 図12は、中間転写ベルトの搬送速度を(A)200mm/sec、(B)100mm/secそれぞれについてパターン検知用センサで検知した濃度値の様子を示すグラフである。 図13は、図12のトナー濃度検知において搬送速度の違いによるサンプリング間隔の様子を示す説明図である。 図14は、トナー濃度補正の制御動作例(2)を示すフローチャートである。 図15は、パターン画像を直接転写部で形成して直接転写ベルトから中間転写ベルトへ転写する直前の状態を示す説明図である。 図16は、図15の状態からパターン画像を中間転写ベルトへ転写した状態を示す説明図である。 図17は、中間転写ベルトの搬送速度の高低によるパターン長の様子を示す説明図である。 図18は、中間転写ベルトの搬送速度を制御して実施するトナー濃度検知におけるパターン画像の個数を示す説明図である。 図19は、トナー濃度補正の制御動作例(3)を示すフローチャートである。 図20は、中間転写ベルト上のパターン画像を読み取る際の搬送速度毎のトナー濃度値の変動例を示すグラフである。 図21は、ユーザによる中間転写ベルトの搬送速度を入力するための画面例を示す説明図である。 図22は、画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置および画像形成方法、並びに画像形成プログラムの一実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、この実施の形態にかかる画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。この制御系は、画像形成装置全体を制御するコントローラ110にはバス309を介して、CPU301、RAM302、ROM303、I/O制御部304、転写駆動モータI/F306a、転写駆動モータI/F306b、操作表示部310が接続されている。また、転写駆動モータI/F306aにはモータM1を駆動するドライバ307a、転写駆動モータI/F306bにはモータM2を駆動するドライバ307bが接続されている。また、I/O制御部304には各負荷305が接続されている。
CPU301は、コントローラ110から入力される画像データの受信および制御コマンドの送受信制御をはじめ、プリンタ部全体の制御を行っている。また、RAM301はワーク用として用いる。ROM303にはCPU301の制御プログラムが記憶されている。I/O制御部304は、バス309を介して相互に接続され、CPU301からの指示によりデータのリード/ライト処理および接離機構などの各負荷305を駆動するモータ、クラッチ、ソレノイド、センサなど各種の動作を実行および濃度検知センサの検知を行っている。
転写駆動モータI/F306aは、CPU301からの駆動指令により、ドライバ307aに対して駆動パルス信号の駆動周波数を指令する指令信号を出力する。この周波数に応じて転写駆動モータM1が回転駆動される。この回転駆動によって、駆動ローラが回転駆動される。同じく、転写駆動モータI/F306bは、CPU301からの駆動指令により、ドライバ307bに対して駆動パルス信号の駆動周波数を指令する指令信号を出力する。この周波数に応じて転写駆動モータM2が回転駆動される。この実施の形態では、転写駆動モータM1が後述する直接転写部30を駆動する。また、転写駆動モータM2は後述する間接転写部40を駆動するものとする。
また、RAM302はROM303に記憶されているプログラムを実行する際のワークエリアとして使用される。このRAM302は揮発性メモリのため、振幅・位相値など次のベルト駆動で使用するパラメータに関しては、図示しないEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)などの不揮発性メモリに記憶しておき、電源オン時もしくは転写駆動モータの駆動時にsin関数もしくは近似式を用いて、ベルト一周期分のデータをRAM302上に展開する。
この実施の形態において実行されるプログラムは、後述する各部(印刷制御部51、濃度調整制御部52、間接転写制御部53、直接転写制御部54、2次転写制御部55、計測部56など(図2参照))を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU301がROM303からプログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、印刷制御部51、濃度調整制御部52、間接転写制御部53、直接転写制御部54、2次転写制御部55、計測部56などが主記憶装置上に生成されるようになっている。
操作表示部310は、CPUおよびROM,RAM,LCDおよびキー入力を制御するASIC(LCDC);何れも不図示、などが搭載されている。ROMには操作表示部310の入力読込み、および表示出力を制御する、操作表示部310の制御プログラムが書き込まれている。RAMは、CPUで使用する作業用メモリである。コントローラ110との通信により、パネルを操作してユーザがシステム設定の入力を行う入力と、ユーザにシステムの設定内容,状態を表示する、表示および入力の制御を行っている。
図2は、この実施の形態にかかる画像形成装置の機能構成を示すブロック図である。この図2において、符号12YはY画像形成ユニット、符号12MはM画像形成ユニット、符号12CはC画像形成ユニット、符号12KはK画像形成ユニット、符号51は印刷制御部、符号52は濃度調整制御部、符号53は間接転写制御部、符号54は直接転写制御部、符号55は2次転写制御部、符号56は計測部、符号57は2次転写部、符号61はパターン生成部、符号62はパターン画像(図10の符号18、図16の符号19に該当する)、符号63はパターン読取部(図9のパターン検知用センサに該当する)、符号64は搬送速度測定部、符号65は搬送速度記憶部、符号66はユーザによる中間転写ベルトの搬送速度を受け付ける搬送速度入力部(図21参照)である。
ここに示す機能ブロックは、この実施の形態におけるプログラムを実行することによって実現する機能または手段を示すものである。印刷制御部51は、フルカラー印刷やモノクロ印刷を実行するためにシステム全体、すなわち濃度調整制御部52、間接転写制御部53、直接転写制御部54、2次転写制御部55、計測部56などを制御する。直接転写制御部54は、フルカラー印刷およびモノクロ印刷時に、K(ブラック)色の画像形成ユニット12Kを制御して、転写紙Pに直接転写するためのブラックのトナー画像を形成する。間接転写制御部53は、フルカラー印刷時に、Y(イエロー),C(シアン),M(マゼンタ)色の画像形成ユニット12(Y、C、M)や中間転写ベルト6を制御し、転写紙Pに転写するためのY,M,Cのトナー画像を形成する。
2次転写制御部55は、2次転写部57の2次転写ローラ7(図3参照)を制御して、2次転写ローラ7を中間転写ベルト6に接近または離間させることにより、中間転写ベルト6に転写したY,M,Cのトナー画像を転写紙Pに転写するものである。
2次転写制御部55は、フルカラー印刷のときには、転写紙Pに転写可能な位置まで2次転写ローラ7を接近させる。これにより、間接転写方式によって中間転写ベルト6上で重ねあわされたY,M,Cのトナー画像が、2次転写部57の2次転写ローラ7の地点で転写紙Pに転写される。また、2次転写制御部55は、モノクロ印刷時には、転写紙PにY,M,Cのトナー画像を転写する必要がないため、中間転写ベルト6(図3参照)から離間させる。また、2次転写制御部55は、濃度調整制御用パターンの画像形成時には転写紙PにY,M,Cのトナー画像を転写する必要がないため、2次転写部57の2次転写ローラを制御し、中間転写ベルト6から離間させる。濃度調整制御部52は、パターン読取部63で読み取った間接転写部の濃度調整制御用のパターン画像濃度、または直接転写部の濃度調整制御用のパターン画像の濃度を検知し、その検知濃度に基づいて画像濃度の補正をする。
図3は、この実施の形態にかかる直接転写部および間接転写部の要部構成を示す説明図である。この図3において、直接転写部30は、モノクロ印刷を行うための、K感光体1、転写ローラ2、2次転写ローラ7、直接転写ベルト9、2次転写バイアス16などを有する。間接転写部40は、カラー印刷を行うための、Y感光体3、M感光体4、C感光体5、中間転写ベルト6、2次転写ローラ8などを有する。
K感光体1は、K画像形成ユニット12Kに含まれ、Y感光体3、M感光体4、C感光体5は、Y画像形成ユニット12Y、M画像形成ユニット12M、C画像形成ユニット12Cに含まれる。これや画像形成ユニットは、電子写真プロセスにしたがった順序で装置・ユニットが配置され、この配置構成により画像情報に応じた静電潜像を形成し、これを現像装置(不図示)の顕像化によってトナー画像を形成するように構成される。
直接転写部30は、K感光体1を含むK画像形成ユニット12Kによりモノクロ画像を形成し、このモノクロ画像を直接転写ベルト9上に転写するように構成される。間接転写部40は、Y感光体3、M感光体4、C感光体5を含む画像形成ユニット12Y、M画像形成ユニット12M、C画像形成ユニット12Cによりカラー画像を形成し、このカラー画像を中間転写ベルト6上に転写するように構成される。
直接転写部30と間接転写部40とはモノクロ画像の形成とカラー画像の形成に応じて互いに接触/離間するように構成されている。図4は、直接転写部30の2次転写ローラ7が間接転写部40から離間する例を示し、図5は、間接転写部40の2次転写ローラ8が直接転写部30から離間する例を示している。
以上のように構成された画像形成装置において、Kのトナー画像はK感光体1で形成されて、直接転写方式で転写ローラ2の地点で用紙に転写される。他方、Y,M,Cのトナー画像はY感光体3、M感光体4、C感光体5で形成されて、中間転写ベルト6で重ね合わせられて、2次転写バイアス16の地点で用紙に転写される。2次転写バイアス16もしくは2次転写ローラ8はフルカラー印刷のときには用紙に転写可能な位置まで中間転写ベルト6に接近し、モノクロ印刷時や色合わせ制御のためのパターン画像形成時のように用紙にY,M,Cのトナー画像を転写する必要のないときには中間転写ベルト6から離れる(図4、図5参照)。
図6は、直接転写部30および間接転写部40の混成で構成されるフルカラー画像形成装置の2次転写近傍の構成を示す説明図である。図7は、トナー濃度検知用のパターン画像を間接転写部40側に転写する場合を示し、図8は、パターン画像を直接転写部30側に転写する場合について示している。
図6において、Y感光体3、M感光体4、C感光体5にて形成されたC,M,Yのトナー画像がパターン画像17、K感光体1にて形成されたトナー画像がパターン画像18である。パターン画像を中間転写ベルト6へと転写する場合を示す図7において、トナーの帯電極性がプラスである場合、2次転写バイアス16にてプラスの電荷を発生させる。すると、パターン画像17およびパターン画像18は、電荷の反発力により、中間転写ベルト6上へ合成パターン像として転写される。一方、パターン画像を直接転写部30へと転写する場合を示す図8において、トナーの帯電極性がプラスである場合、2次転写バイアス16にてマイナスの電荷を発生させる。そうすると、パターン画像17およびパターン画像18は、電荷の引力により、直接転写部30上へ合成パターン像として転写される。また、図6、図7において、トナーの帯電極性がマイナスである場合は、それぞれ反対の電荷を発生させることで、同様の効果を得られる。以上により、2次転写バイアス16により帯電させる極性を変化させることにより、間接転写部40と直接転写部30の任意の転写体上にて合成パターン像を得ることができる。
図9は、パターン画像検知用のセンサの配置例を示す説明図である。この図9に示すように、間接転写部40の転写部分の近傍にパターン検知用センサ20を配置し、また、直接転写部30の近傍にパターン検知用センサ21を配置する。Y,M,Cの基準パターン画像は、Y感光体3、M感光体4、C感光体5で形成されて、中間転写ベルト6に転写され、パターン検知用センサ20で読み取られる。直接転写部30の直接転写ベルト9に転写されたパターンは、パターン検知用センサ21で読み取られる。なお、機体レイアウト上の都合等によりパターン検知用センサがどちらか一方もしくは両方の構成を選択できる。その際は、ある側へパターンを転写し、読み取る。
[トナー濃度補正例1]
つぎに、中間転写ベルトの搬送速度を任意に制御して行う基準のパターン画像の濃度を検知してトナー濃度補正を行う例について説明する。トナー濃度補正時、図10に示すように中間転写ベルト6と2次転写ローラ7が離間している状態で、Y感光体3、M感光体4、C感光体5から中間転写ベルト6に転写されたY,M,Cの基準となるパターン画像18をパターン検知用センサ20を用いてトナー濃度を検知する。ここで、パターン検知用センサ20がパターン画像18の先端を検知したとき、中間転写ベルト6の駆動モータを制御し、中間転写ベルト6の搬送速度をトナー濃度を検知しやすい速度(遅い搬送速度)に制御する。中間転写ベルト6の搬送速度を遅い搬送速度でトナー濃度を検知することによって、中間転写ベルト6とパターン検知用センサ20の距離変動を抑えることができる。
図11は、トナー濃度補正の制御動作例(1)を示すフローチャートである。この制御動作は印刷制御部51が装置各部を制御することによって実行される。また、このトナー濃度補正は上述した図10に示すように2次転写ベルト6と2次転写ローラ7が離間している状態で実行される。図11において、まず、パターン検知用センサ20が中間転写ベルト6上のパターン画像18の先端を検知したか否を判断する(ステップS101)。ここで、パターン画像18の先端を検知したと判断した場合(判断Yes)、中間転写ベルト6の搬送速度を通常より遅い速度に制御する(ステップS102)。たとえば、通常の搬送速度が200mm/secとすると、遅い速度値として100mm/secに線速を下げる。続いて、パターン検知用センサ20により中間転写ベルト6上のパターン画像18のトナー濃度を検知する(ステップS103)。続いて、ここで検知したトナー濃度からトナー濃度の補正を行う(ステップS104)。また、ステップS101においてパターン検知用センサ20が中間転写ベルト6上のパターン画像18の先端を検知していない場合(判断No)には、パターン検知になるまで待機する。
図12は、中間転写ベルト6の搬送速度を(A)200mm/sec、(B)100mm/secそれぞれについてパターン検知用センサ20で検知した濃度値の様子を示す。このように搬送速度が遅い方がパターン検知用センサ20の検知値も安定することがわかる。また、図13に示すように同じ長さの基準パターンを同じサンプリング間隔(4mm/sec)で濃度検知した場合、中間転写ベルト6の搬送速度を(A)200mm/sec200よりも、(B)100mm/secの遅い搬送速度で検知した方が検知値のサンプル個数も増やすことができるためトナー濃度の検知精度を向上させることができる。
[トナー濃度補正例2]
ところで、直接転写部30による印刷動作中(モノクロ印刷)は、中間転写ベルト6と2次転写ローラ7とが離間している状態にあり、中間転写ベルト6は印刷に寄与していない。そこでモノクロ印刷中のみ、Y感光体3、M感光体4、C感光体5から中間転写ベルト6に転写されたY,M,Cのパターン画像18の先端をパターン検出用センサ20が検知したとき、中間転写ベルト6の駆動モータを濃度検知しやすい線速(遅い搬送線速)に制御して濃度検知を行う。これによりモノクロ印刷の生産性を維持しながら、基準のパターン画像18の検知精度を向上させた濃度検知をすることができる。モノクロ印刷以外(カラー印刷中)は、トナー濃度検知時の中間転写ベルト6の搬送速度を印刷速度とすることで、トナー濃度補正による印刷動作への影響を最小限に抑える。
図14は、トナー濃度補正の制御動作例(2)を示すフローチャートである。この制御動作は印刷制御部51が装置各部を制御することによって実行される。ここでは上述したように中間転写ベルト6と2次転写ローラ7とが離間している状態である。図14において、トナー濃度補正を開始すると、まず、モノクロ印刷であるか否かを判断する(ステップS201)。ここでモノクロ印刷であると判断すると(判断Yes)、さらにパターン検知用センサ20が中間転写ベルト6上のパターン画像の先端を検知したか否かを判断する(ステップS202)。中間転写ベルト6上のパターン画像の先端をパターン検知用センサ20が検知したと判断した場合(判断Yes)、中間転写ベルト6の搬送速度を通常より遅い速度に制御する(ステップS203)。たとえば、通常の搬送速度が200mm/secとすると、遅い速度値として100mm/secに線速を下げる。続いて、パターン検知用センサ20により中間転写ベルト6上のパターン画像18のトナー濃度を検知する(ステップS204)。続いて、ここで検知したトナー濃度からトナー濃度の補正を行う(ステップS205)。一方、ステップS202においてパターン検知用センサ20が中間転写ベルト6上のパターン画像の先端を検知していない場合(判断No)、パターン検知用センサ20が中間転写ベルト6上のパターン画像の先端を検知するまで待機となる。
ステップS201においてモノクロ印刷中ではないと判断した場合(判断No)、中間転写ベルト6の搬送速度を通常の印刷速度に制御し(ステップS206)、ステップS204に移行する。
[トナー濃度補正例3]
この例では、以下のように直接転写部30と間接転写部40とを制御してトナー濃度の検知・補正を行う。まず、図15に示すように、パターン画像19を直接転写部30で形成して直接転写ベルト9から中間転写ベルト6へ転写した後、図16に示すように、2次転写ローラ7を離間させて2次転写ローラ7を中間転写ベルト6から離間し、中間転写ベルト6上のパターン画像19をパターン検知用センサ20によって検知する。そして、パターン画像19の先端をパターン検出用センサ20で検知したとき、中間転写ベルト6の駆動モータを制御し、前述と同様に、その搬送速度を濃度検知しやすい速度(遅い搬送速度)に制御して濃度検知する。これにより、直接転写部30による印刷動作(モノクロ印刷)中、直接転写ベルト9に描画されたパターン画像の濃度を検知することができ、かつモノクロ印刷動作への影響はなく、生産性も維持される。
つぎに、中間転写ベルト6の搬送速度を制御して実施するトナー濃度検知におけるパターン画像について説明する。図17は、中間転写ベルト6の搬送速度を制御して実施するトナー濃度検知におけるパターン画像の形状を示す説明図である。この図17では、中間転写ベルト6の搬送速度を(A)200mm/secと(B)100mm/secとの場合において、サンプリング間隔4msでのパターン画像の長さを示している。図17に示すように、(B)の遅い搬送速度で濃度検知する場合、パターン画像の搬送方向のパターン長を短くしても(パターンを小さくしても)検出値のサンプル個数は十分確保できることが分かる。つまりトナー濃度補正におけるパターン画像の大きさを小さくできるので、印刷以外で消費するトナー量が抑えることができ、ランニングコストを抑えられる。また、パターン長は搬送線速に応じて変更可能である。
図18は、中間転写ベルト6の搬送速度を制御して実施するトナー濃度検知におけるパターン画像の個数を示す説明図である。中間転写ベルト6上のパターン画像の濃度値を読み取り、この濃度値に基づいて行うトナー濃度補正では、図18に示すように、それぞれに濃度の異なる基準パターンから形成された階調パターンの濃度検知値を用いて行っている。ここで図17に示すように遅い搬送速度(本例100mm/sec)ではでトナー濃度の検知を行う場合、パターン画像を小さくすることができる。そのため、一定区間(機械のレイアウトや紙間などで決まる)に描画できるパターン画像の数を増やすことが可能となる。階調パターンを形成するパターン画像の個数を増やすことで階調再現性も向上することができる。このように、パターン画像の長さ、個数は中間転写ベルト6の搬送線速に応じて変更可能となる。
図19は、中間転写ベルトの搬送速度を制御して行うパターン画像のトナー濃度検知動作を印刷線速によって実行/不実行とする制御動作を示すフローチャートである。この制御動作は印刷制御部51が装置各部を制御することによって実行される。まず、トナー濃度補正が開始されると、まず、モノクロ印刷中であるか否かを判断する(ステップS301)。ここでモノクロ印刷中であると判断すると(判断Yes)、さらに当該印刷速度が標準速度(本装置で最も速い印刷速度)であるか否かを判断する(ステップS302)。当該印刷速度が標準速度であると判断した場合(判断Yes)、さらにパターン検知用センサ20が中間転写ベルト6上のパターン画像を検知したか否かを判断する(ステップS303)。ここで、パターン画像を検知したと判断すると(判断Yes)、中間転写ベルト6の搬送速度を前述したと同様に遅くする制御を実行する(ステップS304)。そして、中間転写ベルト6上のパターン画像をパターン検知用センサ20で読み取ってトナー濃度検知を行い(ステップS305)、この検知された濃度値についてトナー濃度補正を実行する(ステップS306)。
一方、ステップS301においてモノクロ印刷中ではないと判断した場合(判断No)、また、ステップS302において当該印刷速度が標準速度ではないと判断した場合(判断No)、中間転写ベルト6の搬送速度または印刷速度をそのままの状態とし(ステップS307),ステップS305に移行し、トナー濃度検知、補正を実行する。
図19に示すトナー濃度補正は、上述したように最も速い印刷速度(標準速度)のみについて搬送・印刷速度を遅くする制御を行う。中速、低速印刷時は、それに伴ってパターン画像の読み取り時の速度も遅くなるため、搬送・印刷速度はそのままとしてパターン画像の読み取り精度を確保する。このように印刷速度によって搬送・印刷速度の制御を自動で切り替え、必要なときに動作させることで、搬送・印刷速度の制御動作に伴う制御負荷、ソフト負荷を最小限にすることができる。
つぎに、中間転写ベルト6上のパターン画像を読み取る際の中間転写ベルト6の搬送速度について説明する。図20は、搬送速度が(A)200mm/sec、(B)100mm/secの場合におけるトナー濃度検知値の様子を示すグラフである。中間転写ベルト6の搬送速度でトナー濃度検知したときのトナー濃度検知値の平均値からの変動幅を算出する。図20の(A)に示すように、その変動幅が一定基準以下になっていなかった場合、次回トナー濃度検知時の搬送速度をさらに遅い速度(B)に設定し、動作させる。その搬送速度は、不揮発性メモリ(搬送速度記憶部65)に記憶される。これを繰り返し実行することで、自動的に濃度検知しやすい搬送速度で動作できるようになる。ある一定の速度より遅い搬送速度でも平均値からの変動幅が一定基準以下にならない場合は、下限となる一定速度で動作する。
図21は、操作表示部310上で中間転写ベルト6の搬送速度を入力設定する例を示す説明図である。この図21に示すように中間転写ベルト6の搬送速度は、操作表示部310に表示される操作パネル上からユーザが任意設定するようにしてもよい。図21の操作画面では、中間転写ベルト6の搬送速度設定のために「中転搬送速度(濃度検知時):***mm/sec」というように入力可能に表示され、ユーザによる任意の搬送速度が入力できるようになっている。なお、このときの中間転写ベルト6の搬送速度は、不揮発性メモリ(搬送速度記憶部65)に記憶される。
したがって、以上説明した実施の形態の画像形成装置によれば、直接転写部30と間接転写部40は独立動作できる構成において、間接転写部40の中間転写ベルト6は印刷に寄与していない場合、任意の速度で動作できるので、中間転写ベルト6上に形成されるパターン画像のトナー濃度検知をする際、中間転写ベルト6の搬送速度を濃度検知に最適な速度に制御し、濃度検知を実施できる。このように、転写手段を直接転写方式と間接転写方式の混成で構成する画像形成装置において、トナー濃度検知の検知精度を向上させることができる。またその際の連続印刷動作への影響をなくし、印刷時の生産性を維持することができる。
図22は、画像形成装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。本図に示すように、この複合機は、コントローラ10とエンジン部(Engine)60とをPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続した構成となる。コントローラ10は、画像形成装置全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部60は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部60には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ10は、CPU11と、ノースブリッジ(NB)13と、システムメモリ(MEM−P)12と、サウスブリッジ(SB)14と、ローカルメモリ(MEM−C)17と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16と、ハードディスクドライブ(HDD)18とを有し、ノースブリッジ(NB)13とASIC16との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス15で接続した構成となる。また、MEM−P12は、ROM(Read Only Memory)12aと、RAM(Random Access Memory)12bと、をさらに有する。
CPU11は、画像形成装置の全体制御をおこなうものであり、NB13、MEM−P12およびSB14からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB13は、CPU11とMEM−P12、SB14、AGP15とを接続するためのブリッジであり、MEM−P12に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P12は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM12aとRAM12bとからなる。ROM12aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM12bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB14は、NB13とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB14は、PCIバスを介してNB13と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP15、PCIバス、HDD18およびMEM−C17をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC16は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部60との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC16には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)30、USB(Universal Serial Bus)40、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース50が接続される。操作表示部20はASIC16に直接接続されている。
MEM−C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)18は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGP15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
この実施の形態の画像形成装置で実行される画像形成プログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。また、この実施の形態の画像形成装置で実行される画像形成プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、この実施の形態の画像形成装置で実行される画像形成プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、この実施の形態の画像形成プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。本実施の形態の画像形成装置で実行される画像形成プログラムは、上述した画像形成装置各部を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体から画像形成プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上のように、本発明にかかる画像形成装置および画像形成方法、並びに画像形成プログラムは、電子写真方式を用いたモノクロ印刷およびカラー印刷を行う複写機、プリンタなどに有用であり、特に、直接転写部と間接転写部を有し、生産性を確保した状態で正確なトナー濃度検知・補正を行う装置、システム、方法などに適している。
6 中間転写ベルト
9 直接転写ベルト
20 パターン検知用センサ
30 直接転写部
40 間接転写部
51 印刷制御部
110 コントローラ
310 操作表示部
特開2009−25814号公報 特開2003−131538号公報

Claims (9)

  1. モノクロ画像を形成して記録紙に転写する直接転写手段と、カラー画像を転写体に形成し、この転写体を介して記録紙に転写する間接転写手段と、前記転写体に形成されるパターン画像の濃度を検知する濃度検知手段と、を有する画像形成装置にあって、
    前記直接転写手段と前記間接転写手段とを接離する接離手段と、
    前記転写体の移動速度を所定の速度に変更する速度変更手段と、
    前記濃度検知手段が前記パターン画像の濃度を検知する際に、前記速度変更手段によって前記転写体の移動速度を所定の速度に変更した後に前記濃度検知手段で検知させ、検知された濃度の値を補正する濃度補正制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記濃度補正制御手段は、前記直接転写手段による画像形成動作時に、前記転写体での前記濃度検知手段による濃度値を取得し、濃度値を補正することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記濃度補正制御手段は、前記直接転写手段に前記パターン画像を形成した後、このパターン画像を前記転写体に転写し、前記接離手段で前記直接転写手段と前記間接転写手段とを離間させ、前記転写体上のパターン画像の濃度を検知して補正することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記速度変更手段によって変更される前記転写体の移動速度に応じて前記パターン画像の形状を可変するパターン生成手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  5. 前記速度変更手段によって変更される前記転写体の移動速度に応じて前記パターン画像の個数を可変するパターン生成手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  6. 前記転写体の移動速度を測定する転写体速度測定手段をさらに備え、
    前記濃度補正制御手段は、前記転写体速度測定手段で測定される前記転写体の移動速度が予め定めた移動速度に応じて濃度検知および補正の実行可否を判断することを特徴とする請求項1〜5の何れか一つに記載の画像形成装置。
  7. 前記パターン画像の濃度を検知するときの前記転写体の移動速度の入力を受け付ける移動速度入力手段と、
    前記移動速度入力手段で入力された前記転写体の移動速度および(または)前記パターン画像の濃度を検知するときの前記転写体の移動速度を記憶する移動速度記憶手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか一つに記載の画像形成装置。
  8. モノクロ画像を形成して記録紙に転写する直接転写手段と、カラー画像を転写体に形成し、この転写体を介して記録紙に転写する間接転写手段と、前記転写体に形成されるパターン画像の濃度を検知する濃度検知手段と、を有する画像形成装置で実行される画像形成方法にあって、
    接離手段が、前記直接転写手段と前記間接転写手段とを接離する接離工程と、
    速度変更手段が、前記転写体の移動速度を所定の速度に変更する速度変更工程と、
    濃度補正制御手段が、前記濃度検知手段が前記パターン画像を検知する際に、前記速度変更工程によって前記転写体の移動速度を所定の速度に変更して前記濃度検知手段で検知し、検知した濃度値を取得し、この濃度値を補正する濃度補正制御工程と、
    を含むことを特徴とする画像形成方法。
  9. モノクロ画像を形成して記録紙に転写する直接転写手段と、カラー画像を転写体に形成し、この転写体を介して記録紙に転写する間接転写手段と、前記転写体に形成されるパターン画像の濃度を検知する濃度検知手段と、を有するコンピュータを、
    前記直接転写手段と前記間接転写手段とを接離する接離手段と、
    前記転写体の移動速度を所定の速度に変更する速度変更手段と、
    前記濃度検知手段が前記パターン画像の濃度を検知する際に、前記速度変更手段によって前記転写体の移動速度を所定の速度に変更した後に前記濃度検知手段で検知させ、検知された濃度の値を補正する濃度補正制御手段と、
    を機能させるための画像形成プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016021058A (ja) * 2014-06-16 2016-02-04 株式会社リコー 画像形成装置
JP2017207570A (ja) * 2016-05-17 2017-11-24 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置および制御プログラム

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