JP4783102B2 - 画像形成装置、および画像形成制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置および画像形成制御プログラムに関するものであり、特に画像形成時における画像の位置合わせに関するものである。
従来、カラー画像形成装置としてタンデム型画像形成装置が一般に知られている。かかるタンデム型画像形成装置は、転写ベルト、用紙搬送ベルト等である無端ベルト状の回転体を中間転写体として、その移動方向に各色の感光体が所定の間隔をおいて配設されている。各感光体上に形成された各色のトナー画像をベルト上で重ね合わせて順次転写することにより、フルカラーの合成カラー画像を形成するものである。かかるタンデム型画像形成装置は、無端ベルト状の回転体の速度が変動することによって生じる位置誤差を抑制するため、回転体を駆動する駆動ローラの回転軸に、ロータリエンコーダを直結し、このエンコーダで検出された回転角速度に基づいて、回転体の駆動手段である駆動モータの回転角速度を制御する。つまり、かかる画像形成装置は駆動モータの回転角速度を制御することによって、回転体の移動量(移動位置)を間接的に制御するものである。このため、駆動ローラの偏心、駆動ローラとベルトの滑り、そしてベルトの厚み偏差により計測誤差が生じ、各色の画像の正確な重ねあわせが困難であるという問題があった。
このような問題を解決するものとして、ベルト表面にマークを形成し、そのマークをセンサで検出して得られたパルス間隔からベルト表面速度を算出して制御にフィードバックする技術が開示されている(特許文献1参照)。この方法によればベルト表面の挙動を直接観測できるため、移動量を直接制御することができる。これにより、駆動ローラの偏心、駆動ローラとベルトの滑り、そしてベルトの厚み偏差による計測誤差を低減できる。
特開平11−24507号公報
しかしながら、ベルトは駆動速度の高低によって伸縮する。このように、ベルト自体が駆動速度の高低によって伸縮した場合に、画像の正確な重ねあわせを行うために設定されているベルトの目標速度から誤差が生じることとなり、各色の画像の正確な重ね合わせを行うことができないという問題があった。
また、各色の画像の正確な重ね合わせを行うためには、ベルトの駆動速度が変更されるたびに位置ずれが生じるため、位置合わせ処理を行う必要があり、画像形成制御処理が煩雑となるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画像形成時における画像を正確に重ね合わせることができ、かつ、ベルトの駆動速度が変更された場合に容易に画像の位置合わせができる画像形成装置および画像形成制御プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、画像形成装置であって、移動方向に定間隔でマークが付され、所定の速度で駆動するよう制御された転写ベルトの移動に伴い、前記マークの間隔であるピッチを計測するピッチ計測手段と、前記ピッチ計測手段によって計測された前記ピッチに基づいて、前記所定の速度で回転する前記転写ベルトの伸縮量を算出する伸縮量算出手段と、第1の速度で前記転写ベルトが移動している際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第1の平均伸縮量を算出し、かつ、前記転写ベルトの移動する速度が前記第1の速度から当該第1の速度と異なる第2の速度に変更されると、当該第2の速度で前記転写ベルトが移動している際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第2の平均伸縮量を算出する平均伸縮量算出手段と、前記平均伸縮量算出手段によって算出された前記第1の平均伸縮量および前記第2の平均伸縮量をそれぞれ記憶する平均伸縮量記憶手段と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量との差分値が予め定められた基準値より大きい場合に、前記第2の速度での画像形成のための画像の書き込み位置を補正するための書込タイミング補正量を算出すると判定する算出判定手段と、前記算出判定手段が前記書込タイミング補正量を算出すると判定した場合に、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量とに基づいて前記書込タイミング補正量を算出する位置補正量算出手段と、前記位置補正量算出手段によって算出された前記書込タイミング補正量に基づいて前記書き込み位置を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、画像形成装置であって、移動方向に定間隔でマークが付され、所定の速度で駆動するよう制御された転写ベルトの移動に伴い、前記マークの間隔であるピッチを計測するピッチ計測手段と、前記ピッチ計測手段によって計測された前記ピッチに基づいて、前記所定の速度で回転する前記転写ベルトの伸縮量を算出する伸縮量算出手段と、第1の速度で前記転写ベルトが移動している際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第1の平均伸縮量を算出し、かつ、前記転写ベルトの移動する速度が前記第1の速度から当該第1の速度と異なる第2の速度に変更されると、当該第2の速度で前記転写ベルトが移動している際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第2の平均伸縮量を算出する平均伸縮量算出手段と、前記平均伸縮量算出手段によって算出された前記第1の平均伸縮量および前記第2の平均伸縮量をそれぞれ記憶する平均伸縮量記憶手段と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量との差分値が、予め定められた基準値より大きい場合に、前記転写ベルトの駆動速度を補正するための速度補正量を算出すると判定する補正判定手段と、前記補正判定手段によって前記速度補正量を算出すると判定した場合に、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量とに基づいて前記速度補正量を算出する速度補正量算出手段と、前記速度補正量算出手段によって算出された前記速度補正量によって前記転写ベルトの駆動速度を制御する速度補正手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、画像形成装置であって、画像形成のための画像を書き込む中間転写体であり、移動方向に定間隔でマークが付された転写ベルトの移動に伴い、前記マークの間隔であるピッチを計測するピッチ計測手段と、前記ピッチ計測手段によって計測された前記ピッチに基づいて、前記所定の速度で回転する前記転写ベルトの伸縮量を算出する伸縮量算出手段と、第1の速度で前記転写ベルトが移動した際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第1の平均伸縮量を算出し、かつ、前記第1の速度と異なる第2の速度で前記転写ベルトが移動した際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第2の平均伸縮量を算出する平均伸縮量算出手段と、前記平均伸縮量算出手段によって算出された前記第1の平均伸縮量および前記第2の平均伸縮量をそれぞれ記憶する平均伸縮量記憶手段と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量との差分値に基づいて、前記第2の速度での露光器が光線を発射する書込みタイミングを補正するための書込タイミング補正量を算出する書込タイミング補正量算出手段と、前記書込みタイミング補正量算出手段が算出した前記第2の速度での書込タイミング補正量を記憶する位置補正量記憶手段と、前記転写ベルトの移動する速度が前記第1の速度から前記第2の速度に変化した場合、前記位置補正量記憶手段に記憶された前記第2の速度における前記書込タイミング補正量よって前記書込みタイミングを制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、画像形成装置であって、画像形成のための画像を書き込む中間転写体であり、移動方向に定間隔でマークが付された転写ベルトの移動に伴い、前記マークの間隔であるピッチを計測するピッチ計測手段と、前記ピッチ計測手段によって計測された前記ピッチに基づいて、前記所定の速度で回転する前記転写ベルトの伸縮量を算出する伸縮量算出手段と、第1の速度で前記転写ベルトが移動した際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第1の平均伸縮量を算出し、かつ、前記第1の速度と異なる第2の速度で前記転写ベルトが移動した際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第2の平均伸縮量を算出する平均伸縮量算出手段と、前記平均伸縮量算出手段によって算出された前記第1の平均伸縮量および前記第2の平均伸縮量をそれぞれ記憶する平均伸縮量記憶手段と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量との差分値に基づいて、前記第2の速度での前記転写ベルトの駆動速度を補正するための速度補正量を算出する速度補正量算出手段と、前記速度補正量算出手段が算出した第2の速度での速度補正量を記憶する位置補正量記憶手段と、前記転写ベルトの移動する速度が前記第1の速度から前記第2の速度に変化した場合、前記位置補正量記憶手段に記憶された前記第2の速度における前記速度補正量よって前記転写ベルトの駆動速度を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、画像形成制御プログラムであって、コンピュータを、移動方向に定間隔でマークが付され、所定の速度で駆動するよう制御された転写ベルトの移動に伴い、前記マークの間隔であるピッチを計測するピッチ計測手段と、前記ピッチ計測手段によって計測された前記ピッチに基づいて、前記所定の速度で回転する前記転写ベルトの伸縮量を算出する伸縮量算出手段と、第1の速度で前記転写ベルトが移動している際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第1の平均伸縮量を算出し、かつ、前記転写ベルトの移動する速度が前記第1の速度から当該第1の速度と異なる第2の速度に変更されると、当該第2の速度で前記転写ベルトが移動している際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第2の平均伸縮量を算出する平均伸縮量算出手段と、前記平均伸縮量算出手段によって算出された前記第1の平均伸縮量および前記第2の平均伸縮量をそれぞれ記憶する平均伸縮量記憶手段と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量との差分値が予め定められた基準値より大きい場合に、前記第2の速度での画像形成のための画像の書き込み位置を補正するための書込タイミング補正量を算出すると判定する算出判定手段と、前記算出判定手段が前記書込タイミング補正量を算出すると判定した場合に、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量とに基づいて前記書込タイミング補正量を算出する位置補正量算出手段と、前記位置補正量算出手段によって算出された前記書込タイミング補正量に基づいて前記書き込み位置を制御する制御手段として機能させることを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、画像形成制御プログラムであって、コンピュータを、移動方向に定間隔でマークが付され、所定の速度で駆動するよう制御された転写ベルトの移動に伴い、前記マークの間隔であるピッチを計測するピッチ計測手段と、前記ピッチ計測手段によって計測された前記ピッチに基づいて、前記所定の速度で回転する前記転写ベルトの伸縮量を算出する伸縮量算出手段と、第1の速度で前記転写ベルトが移動している際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第1の平均伸縮量を算出し、かつ、前記転写ベルトの移動する速度が前記第1の速度から当該第1の速度と異なる第2の速度に変更されると、当該第2の速度で前記転写ベルトが移動している際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第2の平均伸縮量を算出する平均伸縮量算出手段と、前記平均伸縮量算出手段によって算出された前記第1の平均伸縮量および前記第2の平均伸縮量をそれぞれ記憶する平均伸縮量記憶手段と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量との差分値が、予め定められた基準値より大きい場合に、前記転写ベルトの駆動速度を補正するための速度補正量を算出すると判定する補正判定手段と、前記補正判定手段によって前記速度補正量を算出すると判定した場合に、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量とに基づいて前記速度補正量を算出する速度補正量算出手段と、前記速度補正量算出手段によって算出された前記速度補正量によって前記転写ベルトの駆動速度を制御する速度補正手段として機能させることを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、画像形成制御プログラムであって、コンピュータを、像形成のための画像を書き込む中間転写体であり、移動方向に定間隔でマークが付された転写ベルトの移動に伴い、前記マークの間隔であるピッチを計測するピッチ計測手段と、前記ピッチ計測手段によって計測された前記ピッチに基づいて、前記所定の速度で回転する前記転写ベルトの伸縮量を算出する伸縮量算出手段と、第1の速度で前記転写ベルトが移動した際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第1の平均伸縮量を算出し、かつ、前記第1の速度と異なる第2の速度で前記転写ベルトが移動した際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第2の平均伸縮量を算出する平均伸縮量算出手段と、前記平均伸縮量算出手段によって算出された前記第1の平均伸縮量および前記第2の平均伸縮量をそれぞれ記憶する平均伸縮量記憶手段と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量との差分値に基づいて、前記第2の速度での露光器が光線を発射する書込みタイミングを補正するための書込タイミング補正量を算出する書込タイミング補正量算出手段と、前記書込みタイミング補正量算出手段が算出した前記第2の速度での書込タイミング補正量を記憶する位置補正量記憶手段と、前記転写ベルトの移動する速度が前記第1の速度から前記第2の速度に変化した場合、前記位置補正量記憶手段に記憶された前記第2の速度における前記書込タイミング補正量よって前記書込みタイミングを制御する制御手段として機能させることを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、画像形成制御プログラムであって、コンピュータを、画像形成のための画像を書き込む中間転写体であり、移動方向に定間隔でマークが付された転写ベルトの移動に伴い、前記マークの間隔であるピッチを計測するピッチ計測手段と、前記ピッチ計測手段によって計測された前記ピッチに基づいて、前記所定の速度で回転する前記転写ベルトの伸縮量を算出する伸縮量算出手段と、第1の速度で前記転写ベルトが移動した際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第1の平均伸縮量を算出し、かつ、前記第1の速度と異なる第2の速度で前記転写ベルトが移動した際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第2の平均伸縮量を算出する平均伸縮量算出手段と、前記平均伸縮量算出手段によって算出された前記第1の平均伸縮量および前記第2の平均伸縮量をそれぞれ記憶する平均伸縮量記憶手段と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量との差分値に基づいて、前記第2の速度での前記転写ベルトの駆動速度を補正するための速度補正量を算出する速度補正量算出手段と、前記速度補正量算出手段が算出した第2の速度での速度補正量を記憶する位置補正量記憶手段と、前記転写ベルトの移動する速度が前記第1の速度から前記第2の速度に変化した場合、前記位置補正量記憶手段に記憶された前記第2の速度における前記速度補正量よって前記転写ベルトの駆動速度を制御する制御手段として機能させることを特徴とする。
請求項1にかかる発明によれば転写ベルトの伸縮量を考慮した位置にトナー画像を形成することができるため、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。また、露光器によって画像を感光体に書き込むタイミングを変更させ、転写ベルトの伸縮量を考慮した位置にトナー画像を形成することができるため、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。また、各色の画像のずれが画質に影響を与える場合にのみ書込タイミングを変更する制御を行うことができるため、不要な制御を行うことなく、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。
請求項にかかる発明によれば、転写ベルトの伸縮量を考慮した位置にトナー画像を形成することができるため、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。また、転写ベルトの駆動速度を変更させ、転写ベルトの伸縮量を考慮した位置にトナー画像を形成することができるため、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。また、各色の画像のずれが画質に影響を与える場合にのみ駆動速度を変更する制御を行うことができるため、不要な制御を行うことなく、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によればモータの駆動速度を変更した場合に、予め算出された位置補正量を用いて転写ベルトの伸縮量を考慮した位置にトナー画像を形成することができるため、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。また、モータの駆動速度を変更した場合に、予め算出された書込タイミング補正量を用いて書込タイミングを制御することができるため、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。また、画像形成処理で予め算出された書込タイミング補正値を用いることができるため、画像形成処理において書込タイミング補正値を算出する時間を削減することができるという効果を奏する。また、各色の画像のずれが画質に影響を与える場合にのみ書込タイミングを変更する制御を行うことができるため、不要な制御を行うことなく、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によればモータの駆動速度を変更した場合に、予め算出された速度補正量を用いて駆動速度を制御することができるため、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。また、画像形成処理で予め算出された速度補正値を用いるため、画像形成処理において速度補正値を算出する時間を削減することができるという効果を奏する。また、各色の画像のずれが画質に影響を与える場合にのみ駆動速度を変更する制御を行うことができるため、不要な制御を行うことなく、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。
また、請求項にかかる発明によれば、転写ベルトの伸縮量を考慮した位置にトナー画像を形成することができるため、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。また、露光器によって画像を感光体に書き込むタイミングを変更させ、転写ベルトの伸縮量を考慮した位置にトナー画像を形成することができるため、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。また、各色の画像のずれが画質に影響を与える場合にのみ書込タイミングを変更する制御を行うことができるため、不要な制御を行うことなく、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。
また、請求項6にかかる発明によれば、転写ベルトの伸縮量を考慮した位置にトナー画像を形成することができるため、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。また、転写ベルトの駆動速度を変更させ、転写ベルトの伸縮量を考慮した位置にトナー画像を形成することができるため、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。また、各色の画像のずれが画質に影響を与える場合にのみ駆動速度を変更する制御を行うことができるため、不要な制御を行うことなく、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。
また、請求項7にかかる発明によれば、モータの駆動速度を変更した場合に、予め算出された位置補正量を用いて転写ベルトの伸縮量を考慮した位置にトナー画像を形成することができるため、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。また、モータの駆動速度を変更した場合に、予め算出された書込タイミング補正量を用いて書込タイミングを制御することができるため、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。また、画像形成処理で予め算出された書込タイミング補正値を用いることができるため、画像形成処理において書込タイミング補正値を算出する時間を削減することができるという効果を奏する。また、各色の画像のずれが画質に影響を与える場合にのみ書込タイミングを変更する制御を行うことができるため、不要な制御を行うことなく、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。
また、請求項8にかかる発明によれば、モータの駆動速度を変更した場合に、予め算出された速度補正量を用いて駆動速度を制御することができるため、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。また、画像形成処理で予め算出された速度補正値を用いるため、画像形成処理において速度補正値を算出する時間を削減することができるという効果を奏する。また、各色の画像のずれが画質に影響を与える場合にのみ駆動速度を変更する制御を行うことができるため、不要な制御を行うことなく、各色のトナー画像のずれを防止することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置、画像形成制御方法、および画像形成制御プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。まず、本発明が適用される画像形成装置である複合機の構成例について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる複合機の構成を示すブロック図である。なお、本実施の形態では、多機能な複合機を用いて説明するが、複合機の他、トナー画像の重ね合わせを制御するものであれば複写機、プリンタなどであってもよい。
本実施の形態にかかる複写機100は、制御部110と、画像形成部120と、を備えている。制御部110は、画像形成部120に対して様々な情報を受け渡しすることによって画像形成処理に対する制御を行うものである。詳細は、図2を用いて後述する。
画像形成部120は、制御部110から送受信する情報に従って各色のトナー画像を形成し、そのトナー画像の重ね合わせを行うものである。モータ121は、制御部110から送信された情報に従って所定の速度で回転する。モータ121は、駆動ローラ122を介してベルト123を回転させる。ベルト123は、中間転写体であり、移動方向に一定の間隔でマーク124が付されている。なお、マーク124は、その間隔をセンサ125によって検知することができるものであればベルトに空けた穴などであってもよい。また、ベルト123は、トナー画像を形成できるものであればベルトに限らず、ドラムなどであってもよい。
各色の露光器126は、図示しないスキャナによって読取られた原稿の内容に応じた光線127を発射する。発射された光線127によって感光体128上に各色のトナー画像が形成される。各色のトナー画像は、ベルト上で重ね合わせられフルカラーのカラー画像が生成される。このとき、露光器126に対する書込タイミングは、制御部110によって制御される。ここで、書込みタイミングとは、露光器が原稿の内容に応じた光線を感光体に発射するタイミングである。
また、書込タイミング測定用パターン検知センサ129は、ベルト123の基準位置を制御部110に通知するものである。基準位置とは、ベルト123に付されたパターンを検知した位置であり、基準位置に基づいて書込開始タイミングが制御される。
図2は、本実施の形態にかかる複合機の制御部の構成を示すブロック図である。本実施の形態にかかる制御部110は、ピッチ計測部111と、伸縮量算出部112と、駆動制御部113と、平均伸縮量算出部114と、平均伸縮量記憶部115と、補正判定部116と、書込タイミング補正量算出部117と、書込タイミング制御部118と、を備える。
ピッチ計測部111は、センサ125から取得したデータに基づいてマーク124の間隔、すなわちピッチを計測するものである。伸縮量算出部112は、ピッチ計測部111によって計測されたピッチと、基準のピッチとの差分値である伸縮量を算出するものである。駆動制御部113は、モータ121を所定の速度で回転するよう制御するものである。駆動制御部113は、またモータ121に対して制御した駆動速度を後述する補正判定部116に通知する。
平均伸縮量算出部114は、伸縮量算出部112によって算出された所定の速度での伸縮量から伸縮量の平均値を算出する。平均伸縮量記憶部115は、平均伸縮量算出部114によって算出された所定の速度ごとの平均伸縮量を記憶するものである。図3は、平均伸縮量記憶部の構成の一例を示す説明図である。平均伸縮量記憶部115は、ベルトの駆動速度と、平均伸縮量とに対応付けて記憶している。
補正判定部116は、駆動制御部113によってベルトの駆動速度が変更された場合に、平均伸縮量記憶部115に記憶された速度変更直前の平均伸縮量と、速度変更直後の平均伸縮量とを取得し、差分値を算出する。その差分値が予め定められた基準値より大きい場合に、書込タイミング補正値を算出することを判定するものである。
書込タイミング補正量算出部117は、速度変更直前の平均伸縮量と速度変更直後の平均伸縮量から、露光器126の書込タイミングの補正値を算出するものである。ここで、書込タイミング補正値とは、露光器126が光線127を発射することによって感光体128に画像を書込む時間を予め設定されている時間より早める時間幅または遅らせる時間幅をいう。
書込タイミング制御部118は、書込タイミング補正量算出部117によって算出された書込タイミング補正値に従って、露光器126の書込タイミングを制御する。また、書込タイミング測定用パターン検知センサ129から送信されるデータによってベルト123の基準位置を検知する。これにより、書込開始タイミングを制御する。
以上のように構成されている制御部110による画像形成処理について説明する。図4は、ピッチ計測部、伸縮量算出部、駆動制御部、平均伸縮量算出部、補正判定部、書込タイミング補正量算出部、書込タイミング制御部、画像形成部が行う画像形成処理手順を示すフローチャートである。
まず、平均伸縮量算出処理を行う(ステップS401)。この処理は、図5を用いて後述する。補正判定部116は、ベルト123を回転させるためのモータ121の駆動速度が変更されたか否かを判断する(ステップS402)。駆動速度が変更されていないと判断した場合には(ステップS402:No)、ステップS401に戻り引き続き平均伸縮量算出処理を行う。
駆動速度が変更されたと判断した場合には(ステップS402:Yes)、変更された駆動速度での平均伸縮量算出処理を行う(ステップS403)。補正判定部116は、平均伸縮量記憶部115から駆動速度が切り替わる前の平均伸縮量と駆動速度が切り替わった後の平均伸縮量を取得する(ステップS404)。
補正判定部116は、駆動速度が切り替わる前の平均伸縮量と駆動速度が切り替わった後の平均伸縮量との差分値が予め定められた基準値より大きいか否かを判断する(ステップS405)。差分値が基準値より大きくないと判断した場合には(ステップS405:No)、ステップS401に戻る。
差分値が基準値より大きいと判断した場合には(ステップS405:Yes)、書込タイミング補正値算出部117は書込タイミング補正値を算出する(ステップS406)。書込タイミング制御部118は、書込タイミング補正値に従って感光体128に対する画像の書込みタイミングを制御する(ステップS407)。画像形成部120は、書込タイミング補正値での書込みタイミングで画像の書込みを行い、画像形成処理を行う(ステップS408)。このように、差分値が基準値より大きな場合には、トナー画像の書込み位置のずれが目視で判別できるようになるため、画質が著しく低下する。よって、このような場合に書込タイミングを制御して、トナー画像の位置ずれを解消することにより、良好な画質の画像を形成し、出力することができる。
このように、露光器によって画像を感光体に書き込むタイミングを変更することによって、ベルトの伸縮量を考慮した位置にトナー画像を形成することができるため、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができる。
ステップS401およびステップS403での平均伸縮量算出処理について説明する。図5は、ピッチ計測部、伸縮量算出部、平均伸縮量算出部が行う平均伸縮量算出処理手順を示すフローチャートである。
ピッチ計測部111は、センサ125から送信されるデータからベルト123に付されたマーク124の間隔を順次計測する(ステップS501)。伸縮量算出部112は、計測されたマーク124の間隔から伸縮量を算出する(ステップS502)。具体的には、計測されたピッチと、静止した状態でのピッチとの差分値を算出し、メモリに格納する。このようにして、ベルトの回転に伴い検出されたマークに対する伸縮量が順次蓄積されていく。
平均伸縮量算出部114は、ピッチ計測部111によって算出された伸縮量、すなわちメモリに格納されている複数の伸縮量から、現在の駆動速度における平均伸縮量を算出し、平均伸縮量記憶部115に順次格納する(ステップS503)。具体的には、一定数、例えばベルト1周分やベルト1/4周分の伸縮量が保持された時点で伸縮量の平均値を算出し、平均伸縮量記憶部115に格納する。なお、平均伸縮量記憶部115には、ベルトが所定の速度での回転が安定した時点で算出した平均伸縮量を格納してもよく、伸縮量算出部112によって新たに伸縮量が算出されるごとに算出された平均伸縮量を格納してもよい。
次に、本実施の形態にかかるカラー画像形成装置の全体構成について説明する。図6は、本実施の形態にかかるカラー画像形成装置の内部構造の一例を示す説明図である。カラー画像形成装置100は、給紙テーブル2上に装置本体1を載置している。その装置本体1の上にはスキャナ3を取り付けると共に、その上に自動原稿給送装置(ADF)4を取り付けている。装置本体1内には、その略中央にベルト状の無端移動部材である中間転写ベルト123を有する転写装置20を設けており、中間転写ベルト123は駆動ローラ122と2つの従動ローラ15、16の間に張架されて図6で時計回り方向に回動するようになっている。
また、この中間転写ベルト123は、従動ローラ15の左方に設けられているクリーニング装置17により、その表面に画像転写後に残留する残留トナーが除去されるようになっている。その中間転写ベルト123の駆動ローラ122と従動ローラ15の間に架け渡された直線部分の上方には、その中間転写ベルト123の移動方向に沿って、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4つのドラム状の感光体40Y、40C、40M、40K(以下、特定しない場合には単に感光体40と呼ぶ)が所定の間隔を置いて配設されている。そして、中間転写ベルト123の内側に各感光体40に対向して中間転写ベルト123を挟むように、4個の1次転写ローラ58が設けられている。
4個の各感光体40は、それぞれ図3で反時計回り方向に回転可能であり、その各感光体40の回りには、それぞれ帯電装置、現像装置、上述した1次転写ローラ58、感光体クリーニング装置、除電装置を設けており、それぞれ作像ユニット18を構成している。そして、その4個の作像ユニット18の上方に、共用の露光装置21を設けている。そして、その各感光体上に形成された各画像(トナー画像)が、中間転写ベルト123上に直接重ね合わせて順次転写されていくようになっている。
一方、中間転写ベルト123の下側には、その中間転写ベルト123上の画像を記録紙であるシートPに転写する転写部となる2次転写装置22を設けている。その2次転写装置22は、2つのローラ23、23間に無端ベルトである2次転写ベルト24を掛け渡したものであり、その2次転写ベルト24が中間転写ベルト123を介して従動ローラ16に押し当たるようになっている。
この2次転写装置22は、2次転写ベルト24と中間転写ベルト123との間に送り込まれるシートPに、中間転写ベルト123上のトナー画像を一括転写する。そして、2次転写装置22のシート搬送方向下流側には、シートP上のトナー画像を定着する定着装置25があり、そこでは無端ベルトである定着ベルト26に加圧ローラ27が押し当てられている。
なお、2次転写装置22は、画像転写後のシートを定着装置25へ搬送する機能も果たす。また、この2次転写装置22は、転写ローラや非接触のチャージャを使用した転写装置であってもよい。その2次転写装置22の下側には、シートの両面に画像を形成する際にシートを反転させるシート反転装置28を設けている。このように、この装置本体1は、間接転写方式のタンデム型カラー画像形成装置を構成している。
このカラー画像形成装置によってカラーコピーをとるときは、自動原稿給送装置4の原稿台30上に原稿をセットする。また、手動で原稿をセットする場合には、自動原稿給送装置4を開いてスキャナ3のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、自動原稿給送装置4を閉じてそれを押える。
そして、図示していないスタートキーを押下すると、自動原稿給送装置4に原稿をセットしたときは、その原稿がコンタクトガラス32上に給送される。また、手動で原稿をコンタクトガラス32上にセットしたときは、直ちにスキャナ3が駆動し、第1走行体33及び第2走行体34が走行を開始する。そして、第1走行体33の光源から光が原稿に向けて照射され、その原稿面からの反射光が第2走行体34に向かうと共に、その光が第2走行体34のミラーで反射して結像レンズ35を通して読取りセンサ36に入射して、原稿の内容が読み取られる。
また、上述したスタートキーの押下により、中間転写ベルト123が回動を開始する。さらに、それと同時に各感光体40Y、40C、40M、40Kが回転を開始して、その各感光体上にイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各単色トナー画像を形成する動作を開始する。そして、その各感光体上に形成された各色のトナー画像は、時計回り方向に回動する中間転写ベルト123上に重ね合わせて順次転写されていき、そこにフルカラーの合成カラー画像が形成される。
一方、上述したスタートキーの押下により、給紙テーブル2内の選択された給紙段の給紙ローラ42が回転し、ペーパーバンク43の中の選択された1つの給紙カセット44からシートPが繰り出され、それが分離ローラ45により1枚に分離されて給紙路46に搬送される。そのシートPは、搬送ローラ47により装置本体1内の給紙路48に搬送され、レジストローラ49に突き当たって一旦停止する。
また、手差し給紙の場合には、手差しトレイ51上にセットされたシートPが給紙ローラ50の回転により繰り出され、それが分離ローラ52により1枚に分離されて手差し給紙路53に搬送され、レジストローラ49に突き当たって一旦停止状態になる。そのレジストローラ49は、中間転写ベルト123上の合成カラー画像に合わせた正確なタイミングで回転を開始し、一旦停止状態にあったシートPを中間転写ベルト123と2次転写装置22との間に送り込む。そして、そのシートP上に2次転写装置22でカラー画像が転写される。
そのカラー画像が転写されたシートPは、搬送装置としての機能も有する2次転写装置22により定着装置25へ搬送され、そこで熱と加圧力が加えられることにより転写されたカラー画像が定着される。その後、そのシートPは、切換爪55により排出側に案内され、排出ローラ56により排紙トレイ57上に排出されて、そこにスタックされる。また、両面コピーモードが選択されているときには、片面に画像を形成したシートPを切換爪55によりシート反転装置28側に搬送し、そこで反転させて再び転写位置へ導き、今度は裏面に画像を形成した後に、排出ローラ56により排紙トレイ57上に排出する。
図7は、本実施の形態にかかるカラー画像形成装置の感光体および中間転写ベルトの周辺構成の拡大図である。
図8は、本実施の形態にかかる複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。本図に示すように、この複合機100は、コントローラ60とエンジン部(Engine)74とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。コントローラ60は、複合機100全体の制御と描画、通信、操作部70からの入力を制御するコントローラである。エンジン部74は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえばカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部74には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ60は、CPU61と、ノースブリッジ(NB)63と、システムメモリ(MEM−P)62と、サウスブリッジ(SB)64と、ローカルメモリ(MEM−C)67と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)66と、ハードディスクドライブ(HDD)68とを有し、ノースブリッジ(NB)63とASIC66との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス65で接続した構成となる。また、MEM−P62は、ROM(Read Only Memory)62aと、RAM(Random Access Memory)62bと、をさらに有する。
CPU61は、複合機100の全体制御をおこなうものであり、NB63、MEM−P62およびSB64からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB63は、CPU61とMEM−P62、SB64、AGP65とを接続するためのブリッジであり、MEM−P62に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P62は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM62aとRAM62bとからなる。ROM62aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM62bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB64は、NB63とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB64は、PCIバスを介してNB63と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC66は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP65、PCIバス、HDD68およびMEM−C67をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC66は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C67を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部74との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC66には、PCIバスを介してFCU(Fax Control Unit)71、USB(Universal Serial Bus)72、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース73が接続される。
MEM−C67は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)68は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGP65は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P62に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
なお、本実施の形態にかかる複合機で実行される画像形成制御プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施の形態にかかる複合機で実行される画像形成制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態にかかる複合機で実行される画像形成制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施の形態にかかる複合機で実行される画像形成制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
本実施の形態にかかる複合機で実行される画像形成制御プログラムは、上述した各部(ピッチ計測部、伸縮量算出部、駆動制御部、平均伸縮量算出部、平均伸縮量記憶部、補正判定部、書込タイミング補正量算出部、書込タイミング制御部など)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから画像形成制御プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、ピッチ計測部、伸縮量算出部、駆動制御部、平均伸縮量算出部、平均伸縮量記憶部、補正判定部、書込タイミング補正量算出部、書込タイミング制御部などが主記憶装置上に生成されるようになっている。
また、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではない。他の実施の形態として、以下の実施の形態を説明する。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかる複合機は、第1の実施の形態での制御部110に代えて制御部210を備えるものである。図9は、第2の実施の形態にかかる複合機の制御部の構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかる制御部210は、ピッチ計測部111と、伸縮量算出部112と、駆動制御部213と、平均伸縮量算出部114と、平均伸縮量記憶部115と、補正判定部116と、速度補正量算出部217と、を備えている。ここで、ピッチ計測部111と、伸縮量算出部112と、平均伸縮量算出部114と、平均伸縮量記憶部115と、補正判定部116の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
速度補正量算出部217は、平均伸縮量記憶部115に記憶された速度変更直前の平均伸縮量と速度変更直後の平均伸縮量から、ベルト123を駆動するモータ121の駆動速度の補正値を算出するものである。ここで、速度補正値とは、ベルト123を現在設定されている速度より早く駆動する速度または遅く駆動する速度をいう。
駆動制御部213は、モータ121を所定の速度で回転するよう制御し、ベルト123を所定の速度で駆動するものである。駆動制御部213は、速度補正量算出部217によって算出された速度補正値に従ってベルト123を駆動するモータ121に対して駆動速度を制御するものである。また、駆動制御部213は、モータ121に対して制御した駆動速度を補正判定部116に通知するものである。
以上のように構成されている制御部210による画像形成処理について説明する。図10は、ピッチ計測部、伸縮量算出部、駆動制御部、平均伸縮量算出部、補正判定部、速度補正量算出部、画像形成部が行う画像形成処理手順を示すフローチャートである。
本実施の形態にかかる画像形成処理の手順は、図4に示すフローチャートとほぼ同様であるので、異なる部分のみ説明する。ステップS1001〜ステップS1005は、図4での説明を参照し、ここでの説明を省略する。
速度補正値算出部217は、駆動速度が切り替わる前の平均伸縮量と駆動速度が切り替わった後の平均伸縮量との差分値が予め定められた基準値より大きいと判断した場合には(ステップS1005:Yes)、画像の書き込み位置がずれるため、速度補正値算出部217は速度補正値を算出する(ステップS1006)。駆動制御部213は、速度補正値に従ってモータ121を駆動する速度を制御する(ステップS1007)。画像形成部120は、制御された駆動速度のベルト123にトナー画像を転写し、画像形成処理を行う(ステップS1008)。
このように、モータの駆動速度を変更することにより、光線127により画像が形成される位置を制御することができるため、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかる複合機は、第1の実施の形態での制御部110に代えて制御部310を備えるものである。図11は、第3の実施の形態にかかる複合機の制御部の構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかる制御部310は、ピッチ計測部111と、伸縮量算出部112と、駆動制御部313と、平均伸縮量算出部114と、平均伸縮量記憶部115と、書込タイミング補正量算出部317と、書込タイミング補正量記憶部319と、書込タイミング制御部318と、を備えている。ここで、ピッチ計測部111と、伸縮量算出部112と、平均伸縮量算出部114と、平均伸縮量記憶部115と、書込タイミング算出部117の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
駆動制御部313は、ベルトを駆動するモータの速度を制御するものである。書込タイミング補正値算出部317は、ベルトの駆動の停止が指示され、かつ、駆動速度が変更された場合に、平均伸縮量記憶部115から基準の速度の平均伸縮量と速度補正値を算出する速度の平均伸縮量を取得し、書込タイミング補正値を算出する。算出した書込タイミング補正値を書込タイミング補正値記憶部319に格納する。
書込タイミング補正量記憶部319は、書込タイミング補正量算出部117によってベルトの駆動速度ごとに算出された書込タイミング補正量を記憶するものである。図12は、書込タイミング補正量記憶部の構成の一例を示す説明図である。書込タイミング補正量記憶部319は、ベルトの駆動速度と、書込タイミング補正値とを対応付けて記憶している。書込タイミング補正量記憶部319に記憶される書込タイミング補正値は、制御部310で算出される。詳細は、後述する。
書込タイミング制御部318は、駆動制御部113によって通知されたベルトの駆動速度に対応する書込タイミング補正値を書込タイミング補正値記憶部319から取得し、その書込タイミング補正値に従って露光器の書込タイミングを制御するものである。
以上のように構成されている複合機による画像形成処理について説明する。図13は、書込タイミング制御部、画像形成部が行う画像形成処理手順を示すフローチャートである。
書込タイミング制御部318は、駆動制御部113によって駆動速度が変更されたか否かを判断する(ステップS1301)。駆動速度が変更されていないと判断した場合には(ステップS1301:No)、ステップS1301に戻る。
駆動速度が変更されたと判断した場合には(ステップS1301:Yes)、書込タイミング制御部318は書込タイミング補正量記憶部319から変更された速度に対応する書込タイミング補正量を取得する(ステップS1302)。
書込タイミング制御部318は、取得した書込タイミング補正量に従って露光器126による画像の書込タイミングを制御する(ステップS1303)。画像形成部120は、制御された書込タイミングで画像を書き込み、画像形成処理を行う(ステップS1304)。
このように、モータの駆動速度を変更した場合に、予め算出された書込タイミング補正量を用いて書込タイミングを制御することができるため、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができる。
次に、書込タイミング補正値記憶部319に記憶される書込タイミング補正値を算出する処理について説明する。図14は、ピッチ計測部、伸縮量算出部、駆動制御部、平均伸縮量算出部、補正判定部、書込タイミング補正量算出部が行う書込タイミング補正値算出処理手順を示すフローチャートである。
まず、平均伸縮量算出処理を行う(ステップS1401)。画像形成処理が終了し、モータ121に対する駆動の停止が指示されたか否かを判断する(ステップS1402)。モータ121に対する駆動の停止が指示されていないと判断した場合には(ステップS1402:No)、ステップS1401に戻り、引き続き平均伸縮量算出処理を行う。
モータ121に対する駆動の停止が指示されたと判断した場合には(ステップS1402:Yes)、駆動制御部313は書込タイミング補正値を算出する速度に駆動速度を制御する(ステップS1403)。ここで、書込タイミング補正値を算出するための平均伸縮量を算出するタイミングについて説明する。図15は、従来のベルト(中間転写体)の移動速度と書込みタイミング制御の関係を示す説明図である。従来例においては、ベルトの移動速度が速度1で一定の場合に書込みタイミングの制御を実施し、ベルトに対する駆動の停止が指示された場合にはそのまま停止して終了する。
図16は、本実施の形態でのベルト(中間転写体)の移動速度と平均伸縮量を算出する区間との関係を示す説明図である。図16において、ベルトの移動速度が速度1で一定の場合、すなわち書込みタイミング制御を行う基準の速度の場合には書込みタイミング制御を実施する。それに加え、本実施の形態では平均伸縮量算出部114によって平均伸縮量を算出し、平均伸縮量記憶部114に格納する。また、ベルトに対する駆動の停止が指示された場合に、駆動制御部313は書込タイミング補正値を算出する速度、図16においては速度2に駆動速度を制御する。図16の例においては、速度1でのベルトの回転に伴って伸縮量を算出し、例えばベルトの1/4周分の伸縮量の平均を、速度1の平均伸縮量として算出する(上述したステップS1401の処理となる)。また、速度2でのベルトの回転に伴って伸縮量を算出し、例えばベルトの1/4周分の伸縮量の平均を、速度2の平均伸縮量として算出する(後述するステップS1404の処理となる)。
制御した駆動速度、すなわち図16においては速度2において、平均伸縮量算出処理を行う(ステップS1404)。書込タイミング補正値算出部117は、平均伸縮量記憶部115から基準の速度の平均伸縮量と書込タイミング補正値を算出する速度の平均伸縮量を取得する(ステップS1405)。
書込タイミング補正値算出部117は、基準の速度の平均伸縮量と書込タイミング補正値を算出する速度の平均伸縮量から書込タイミング補正値を算出し、算出した書込タイミング補正値を書込タイミング補正値記憶部319に格納する(ステップS1406)。
このように、ベルトの駆動を停止する前に所定の速度における書込タイミング補正値を算出することができるため、駆動速度を変更するたびに書込タイミング補正値を算出することなく、書込タイミングを補正することができ、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。本実施の形態にかかる複合機は、第1の実施の形態での制御部110に代えて制御部410を備えるものである。図17は、第4の実施の形態にかかる複合機の制御部の構成を示すブロック図である。
本実施の形態にかかる制御部410は、ピッチ計測部111と、伸縮量算出部112と、駆動制御部413と、平均伸縮量算出部114と、平均伸縮量記憶部115と、速度補正量算出部417と、速度補正量記憶部419と、を備えている。ここで、ピッチ計測部111と、伸縮量算出部112と、平均伸縮量算出部114と、平均伸縮量記憶部115の構成、機能は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
速度補正量記憶部419は、速度補正量算出部417によってベルトの駆動速度ごとに算出された速度補正量を記憶するものである。図18は、速度補正量記憶部の構成の一例を示す説明図である。補正量記憶部419は、ベルトの駆動速度と、速度補正値とを対応付けて記憶している。
駆動制御部413は、ベルトを駆動するモータの速度を制御するものである。また、画像形成処理が終了した場合に、モータに対する駆動を停止する前に速度補正値を算出したい速度でのモータの駆動を制御するものである。駆動制御部413は、変更された駆動速度に対応する速度補正値を速度補正値記憶部419から取得し、速度補正値に従ってベルト123を駆動するモータ121の駆動速度を制御するものである。また、駆動制御部413は、制御した駆動速度を速度補正量算出部417に通知するものである。
速度補正値算出部417は、ベルトの駆動の停止が指示され、かつ、駆動速度が変更された場合に、平均伸縮量記憶部115から基準の速度の平均伸縮量と速度補正値を算出する速度の平均伸縮量を取得し、速度補正値を算出するものである。算出した速度補正値を速度補正値記憶部419に格納する。
以上のように構成されている複合機による画像形成処理について説明する。図19は、駆動制御部、画像形成部が行う画像形成手順を示すフローチャートである。
駆動制御部413は、駆動速度が変更されたか否かを判断する(ステップS1901)。駆動速度が変更されていないと判断した場合には(ステップS1901:No)、ステップS1901に戻る。
駆動速度が変更されたと判断した場合には(ステップS1901:Yes)、駆動制御部413は速度補正量記憶部419から変更された速度に対応する速度補正量を取得する(ステップS1902)。駆動制御部413は、取得した速度補正量に従ってモータを駆動する速度を制御する(ステップS1903)。画像形成部120は、ベルト123を制御された駆動速度で回転し、画像形成処理を行う(ステップS1904)。
このように、モータの駆動速度を変更された場合に、予め算出された速度補正量を用いてベルトの駆動速度を制御することができるため、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができる。
次に、速度補正値記憶部419に記憶される速度補正値を算出する処理について説明する。図20は、ピッチ計測部、伸縮量算出部、駆動制御部、平均伸縮量算出部、速度補正量算出部が行う速度補正値算出手順を示すフローチャートである。
まず、平均伸縮量算出処理を行う(ステップS2001)。画像形成処理が終了し、モータに対する駆動の停止が指示されたか否かを判断する(ステップS2002)。モータに対する駆動の停止が指示されていないと判断した場合には(ステップS2002:No)、ステップS2001に戻り、引き続き平均伸縮量算出処理を行う。
モータに対する駆動の停止が指示されたと判断した場合には(ステップS2002:Yes)、駆動制御部413は速度補正値を算出する速度に駆動速度を制御する(ステップS2003)。
図16を用いて説明すると、本実施の形態では書込みタイミング制御を行う基準の速度、すなわち速度1で平均伸縮量算出部114によって平均伸縮量を算出し、平均伸縮量記憶部114に格納している。また、ベルトに対する駆動の停止が指示された場合に、駆動制御部413は書込タイミング補正値を算出する速度、すなわち速度2に駆動速度を制御する。
制御した駆動速度、すなわち速度2において、平均伸縮量算出処理を行う(ステップS2004)。速度補正値算出部417は、平均伸縮量記憶部115から基準の速度の平均伸縮量と速度補正値を算出する速度の平均伸縮量を取得する(ステップS2005)。速度補正値算出部417は、基準の速度の平均伸縮量と速度補正値を算出する速度の平均伸縮量から書込タイミング補正値を算出し、算出した速度補正値を速度補正値記憶部419に格納する(ステップS2006)。
このように、ベルトの駆動を停止する前に所定の速度における速度補正値を算出して格納することができるため、駆動速度を変更するたびに速度補正値を算出することなく、ベルトの駆動速度を補正することができ、各色のトナー画像の書込み位置を正確に重ね合わせることができ、各色のトナー画像のずれを防止することができる。
第1の実施の形態にかかる複合機の構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる複合機の制御部の構成を示すブロック図である。 平均伸縮量記憶部の構成の一例を示す説明図である。 ピッチ計測部、伸縮量算出部、駆動制御部、平均伸縮量算出部、補正判定部、書込タイミング補正量算出部、書込タイミング制御部、画像形成部が行う画像形成処理手順を示すフローチャートである。 ピッチ計測部、伸縮量算出部、平均伸縮量算出部が行う平均伸縮量算出処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるカラー画像形成装置の内部構造の一例を示す説明図である。 本実施の形態にかかるカラー画像形成装置の感光体および中間転写ベルトの周辺構成の拡大図である。 本実施の形態にかかる複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態にかかる複合機の制御部の構成を示すブロック図である。 ピッチ計測部、伸縮量算出部、駆動制御部、平均伸縮量算出部、補正判定部、速度補正量算出部、画像形成部が行う画像形成手順を示すフローチャートである。 第3の実施の形態にかかる複合機の制御部の構成を示すブロック図である。 書込タイミング補正量記憶部の構成の一例を示す説明図である。 書込タイミング制御部、画像形成部が行う画像形成処理手順を示すフローチャートである。 ピッチ計測部、伸縮量算出部、駆動制御部、平均伸縮量算出部、補正判定部、書込タイミング補正量算出部が行う書込タイミング補正値算出処理手順を示すフローチャートである。 従来のベルト(中間転写体)の移動速度と書込みタイミング制御の関係を示す説明図である。 本実施の形態でのベルト(中間転写体)の移動速度と平均伸縮量を算出する区間との関係を示す説明図である。 第4の実施の形態にかかる複合機の制御部の構成を示すブロック図である。 速度補正量記憶部の構成の一例を示す説明図である。 駆動制御部、画像形成部が行う画像形成手順を示すフローチャートである。 ピッチ計測部、伸縮量算出部、駆動制御部、平均伸縮量算出部、速度補正量算出部が行う速度補正値算出手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 複合機
110 210 310 410 制御部
111 ピッチ計測部
112 伸縮量算出部
113 213 313 413 駆動制御部
114 平均伸縮量算出部
115 平均伸縮量記憶部
116 補正判定部
117 317 書込タイミング補正値算出部
217 417 速度補正値算出部
118 318 書込タイミング制御部
319 書込タイミング補正量記憶部
419 速度補正量記憶部
120 画像形成部
121 モータ
122 駆動ローラ
123 ベルト(中間転写体)
124 マーク
125 センサ
126 露光器
127 光線
128 感光体
129 書込みタイミング測定用パターン検知センサ

Claims (8)

  1. 移動方向に定間隔でマークが付され、所定の速度で駆動するよう制御された転写ベルトの移動に伴い、前記マークの間隔であるピッチを計測するピッチ計測手段と、
    前記ピッチ計測手段によって計測された前記ピッチに基づいて、前記所定の速度で回転する前記転写ベルトの伸縮量を算出する伸縮量算出手段と、
    第1の速度で前記転写ベルトが移動している際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第1の平均伸縮量を算出し、かつ、前記転写ベルトの移動する速度が前記第1の速度から当該第1の速度と異なる第2の速度に変更されると、当該第2の速度で前記転写ベルトが移動している際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第2の平均伸縮量を算出する平均伸縮量算出手段と、
    前記平均伸縮量算出手段によって算出された前記第1の平均伸縮量および前記第2の平均伸縮量をそれぞれ記憶する平均伸縮量記憶手段と、
    前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量との差分値が予め定められた基準値より大きい場合に、前記第2の速度での画像形成のための画像の書き込み位置を補正するための書込タイミング補正量を算出すると判定する算出判定手段と、
    前記算出判定手段が前記書込タイミング補正量を算出すると判定した場合に、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量とに基づいて前記書込タイミング補正量を算出する位置補正量算出手段と、
    前記位置補正量算出手段によって算出された前記書込タイミング補正量に基づいて前記書き込み位置を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 移動方向に定間隔でマークが付され、所定の速度で駆動するよう制御された転写ベルトの移動に伴い、前記マークの間隔であるピッチを計測するピッチ計測手段と、
    前記ピッチ計測手段によって計測された前記ピッチに基づいて、前記所定の速度で回転する前記転写ベルトの伸縮量を算出する伸縮量算出手段と、
    第1の速度で前記転写ベルトが移動している際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第1の平均伸縮量を算出し、かつ、前記転写ベルトの移動する速度が前記第1の速度から当該第1の速度と異なる第2の速度に変更されると、当該第2の速度で前記転写ベルトが移動している際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第2の平均伸縮量を算出する平均伸縮量算出手段と、
    前記平均伸縮量算出手段によって算出された前記第1の平均伸縮量および前記第2の平均伸縮量をそれぞれ記憶する平均伸縮量記憶手段と、
    前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量との差分値が、予め定められた基準値より大きい場合に、前記転写ベルトの駆動速度を補正するための速度補正量を算出すると判定する補正判定手段と、
    前記補正判定手段によって前記速度補正量を算出すると判定した場合に、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量とに基づいて前記速度補正量を算出する速度補正量算出手段と、
    前記速度補正量算出手段によって算出された前記速度補正量によって前記転写ベルトの駆動速度を制御する速度補正手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 画像形成のための画像を書き込む中間転写体であり、移動方向に定間隔でマークが付された転写ベルトの移動に伴い、前記マークの間隔であるピッチを計測するピッチ計測手段と、
    前記ピッチ計測手段によって計測された前記ピッチに基づいて、前記所定の速度で回転する前記転写ベルトの伸縮量を算出する伸縮量算出手段と、
    第1の速度で前記転写ベルトが移動した際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第1の平均伸縮量を算出し、かつ、前記第1の速度と異なる第2の速度で前記転写ベルトが移動した際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第2の平均伸縮量を算出する平均伸縮量算出手段と、
    前記平均伸縮量算出手段によって算出された前記第1の平均伸縮量および前記第2の平均伸縮量をそれぞれ記憶する平均伸縮量記憶手段と、
    前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量との差分値に基づいて、前記第2の速度での露光器が光線を発射する書込みタイミングを補正するための書込タイミング補正量を算出する書込タイミング補正量算出手段と、
    前記書込みタイミング補正量算出手段が算出した前記第2の速度での書込タイミング補正量を記憶する位置補正量記憶手段と、
    前記転写ベルトの移動する速度が前記第1の速度から前記第2の速度に変化した場合、前記位置補正量記憶手段に記憶された前記第2の速度における前記書込タイミング補正量よって前記書込みタイミングを制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 画像形成のための画像を書き込む中間転写体であり、移動方向に定間隔でマークが付された転写ベルトの移動に伴い、前記マークの間隔であるピッチを計測するピッチ計測手段と、
    前記ピッチ計測手段によって計測された前記ピッチに基づいて、前記所定の速度で回転する前記転写ベルトの伸縮量を算出する伸縮量算出手段と、
    第1の速度で前記転写ベルトが移動した際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第1の平均伸縮量を算出し、かつ、前記第1の速度と異なる第2の速度で前記転写ベルトが移動した際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第2の平均伸縮量を算出する平均伸縮量算出手段と、
    前記平均伸縮量算出手段によって算出された前記第1の平均伸縮量および前記第2の平均伸縮量をそれぞれ記憶する平均伸縮量記憶手段と、
    前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量との差分値に基づいて、前記第2の速度での前記転写ベルトの駆動速度を補正するための速度補正量を算出する速度補正量算出手段と、
    前記速度補正量算出手段が算出した前記第2の速度での速度補正量を記憶する位置補正量記憶手段と、
    前記転写ベルトの移動する速度が前記第1の速度から前記第2の速度に変化した場合、前記位置補正量記憶手段に記憶された前記第2の速度における前記速度補正量よって前記転写ベルトの駆動速度を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  5. コンピュータを、
    移動方向に定間隔でマークが付され、所定の速度で駆動するよう制御された転写ベルトの移動に伴い、前記マークの間隔であるピッチを計測するピッチ計測手段と、
    前記ピッチ計測手段によって計測された前記ピッチに基づいて、前記所定の速度で回転する前記転写ベルトの伸縮量を算出する伸縮量算出手段と、
    第1の速度で前記転写ベルトが移動している際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第1の平均伸縮量を算出し、かつ、前記転写ベルトの移動する速度が前記第1の速度から当該第1の速度と異なる第2の速度に変更されると、当該第2の速度で前記転写ベルトが移動している際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第2の平均伸縮量を算出する平均伸縮量算出手段と、
    前記平均伸縮量算出手段によって算出された前記第1の平均伸縮量および前記第2の平均伸縮量をそれぞれ記憶する平均伸縮量記憶手段と、
    前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量との差分値が予め定められた基準値より大きい場合に、前記第2の速度での画像形成のための画像の書き込み位置を補正するための書込タイミング補正量を算出すると判定する算出判定手段と、
    前記算出判定手段が前記書込タイミング補正量を算出すると判定した場合に、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量とに基づいて前記書込タイミング補正量を算出する位置補正量算出手段と、
    前記位置補正量算出手段によって算出された前記書込タイミング補正量に基づいて前記書き込み位置を制御する制御手段として機能させることを特徴とする画像形成制御プログラム。
  6. コンピュータを、
    移動方向に定間隔でマークが付され、所定の速度で駆動するよう制御された転写ベルトの移動に伴い、前記マークの間隔であるピッチを計測するピッチ計測手段と、
    前記ピッチ計測手段によって計測された前記ピッチに基づいて、前記所定の速度で回転する前記転写ベルトの伸縮量を算出する伸縮量算出手段と、
    第1の速度で前記転写ベルトが移動している際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第1の平均伸縮量を算出し、かつ、前記転写ベルトの移動する速度が前記第1の速度から当該第1の速度と異なる第2の速度に変更されると、当該第2の速度で前記転写ベルトが移動している際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第2の平均伸縮量を算出する平均伸縮量算出手段と、
    前記平均伸縮量算出手段によって算出された前記第1の平均伸縮量および前記第2の平均伸縮量をそれぞれ記憶する平均伸縮量記憶手段と、
    前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量との差分値が、予め定められた基準値より大きい場合に、前記転写ベルトの駆動速度を補正するための速度補正量を算出すると判定する補正判定手段と、
    前記補正判定手段によって前記速度補正量を算出すると判定した場合に、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量とに基づいて前記速度補正量を算出する速度補正量算出手段と、
    前記速度補正量算出手段によって算出された前記速度補正量によって前記転写ベルトの駆動速度を制御する速度補正手段として機能させる
    ことを特徴とする画像形成制御プログラム。
  7. コンピュータを、
    画像形成のための画像を書き込む中間転写体であり、移動方向に定間隔でマークが付された転写ベルトの移動に伴い、前記マークの間隔であるピッチを計測するピッチ計測手段と、
    前記ピッチ計測手段によって計測された前記ピッチに基づいて、前記所定の速度で回転する前記転写ベルトの伸縮量を算出する伸縮量算出手段と、
    第1の速度で前記転写ベルトが移動した際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第1の平均伸縮量を算出し、かつ、前記第1の速度と異なる第2の速度で前記転写ベルトが移動した際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第2の平均伸縮量を算出する平均伸縮量算出手段と、
    前記平均伸縮量算出手段によって算出された前記第1の平均伸縮量および前記第2の平均伸縮量をそれぞれ記憶する平均伸縮量記憶手段と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量との差分値に基づいて、前記第2の速度での露光器が光線を発射する書込みタイミングを補正するための書込タイミング補正量を算出する書込タイミング補正量算出手段と、
    前記書込みタイミング補正量算出手段が算出した前記第2の速度での書込タイミング補正量を記憶する位置補正量記憶手段と、
    前記転写ベルトの移動する速度が前記第1の速度から前記第2の速度に変化した場合、前記位置補正量記憶手段に記憶された前記第2の速度における前記書込タイミング補正量よって前記書込みタイミングを制御する制御手段として機能させる
    ことを特徴とする画像形成制御プログラム。
  8. コンピュータを、
    画像形成のための画像を書き込む中間転写体であり、移動方向に定間隔でマークが付された転写ベルトの移動に伴い、前記マークの間隔であるピッチを計測するピッチ計測手段と、
    前記ピッチ計測手段によって計測された前記ピッチに基づいて、前記所定の速度で回転する前記転写ベルトの伸縮量を算出する伸縮量算出手段と、
    第1の速度で前記転写ベルトが移動した際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第1の平均伸縮量を算出し、かつ、前記第1の速度と異なる第2の速度で前記転写ベルトが移動した際に前記伸縮量算出手段によって算出された複数の前記伸縮量の平均値である第2の平均伸縮量を算出する平均伸縮量算出手段と、
    前記平均伸縮量算出手段によって算出された前記第1の平均伸縮量および前記第2の平均伸縮量をそれぞれ記憶する平均伸縮量記憶手段と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第1の平均伸縮量と、前記平均伸縮量記憶手段に記憶された前記第2の平均伸縮量との差分値に基づいて、前記第2の速度での前記転写ベルトの駆動速度を補正するための速度補正量を算出する速度補正量算出手段と、
    前記速度補正量算出手段が算出した第2の速度での速度補正量を記憶する位置補正量記憶手段と、
    前記転写ベルトの移動する速度が前記第1の速度から前記第2の速度に変化した場合、前記位置補正量記憶手段に記憶された前記第2の速度における前記速度補正量よって前記転写ベルトの駆動速度を制御する制御手段として機能させる
    ことを特徴とする画像形成制御プログラム。
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