JP2012059675A - 車両用前照灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のLED光源を用いることなく、1つのLED光源でロービーム用配光パターンを形成する車両用前照灯を提供する。
【解決手段】反射面30は、水平線に対し所定角度傾斜したLED光源の光源像を投影し、前記所定角度方向へ延びる斜めカットオフラインを含むホットゾーンを形成するように構成された第1反射領域31と、大拡散領域を形成するように構成された第2反射領域32と、中拡散領域を形成するように構成された第3反射領域33と、を含んでおり、第1反射領域は、LED光源の光軸と当該反射面との交点又は交点近傍を通る水平線よりも、LED光源からみて外側に配置されており、第2反射領域は、LED光源の光軸と当該反射面との交点又は交点近傍を通る水平線よりも、LED光源からみて内側に配置されており、第3反射領域は、第1及び第2反射領域の左右両側にそれぞれ配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は車両用前照灯に係り、特に、1つのLED光源のみでロービーム用配光パターンを形成することが可能な車両用前照灯に関する。
従来、車両用灯具の分野においては、ロービーム用配光パターンを形成するように構成された車両用前照灯が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図9に示すように、特許文献1に記載の車両用前照灯200は、ロービーム用配光パターンを形成するための光学系として、LED光源210と反射面220とを組み合わせた光学系230を二つ備えている。
特許第4018016号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の車両用前照灯200によれば、各反射面220からの反射光により形成される各LED光源210の光源像を投影することで、ロービーム用配光パターンを形成することが可能であるものの、複数のLED光源210が必要であるため、その分、部品点数、組み立て工数、製造コスト等が増大するという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、従来のように複数のLED光源を用いることなく、1つのLED光源のみでロービーム用配光パターンを形成することが可能な車両用前照灯を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、照射方向が下向き又は上向きとなるように配置されたLED光源と、前記LED光源からの光が入射するように前記LED光源の前方に配置され、前記LED光源の光源像を車両前方に投影することにより、車両前端部に正対した仮想鉛直スクリーン上に、ホットゾーン、前記ホットゾーンよりも水平方向に拡散された中拡散領域、及び、前記中拡散領域よりも水平方向に拡散された大拡散領域を含むロービーム用配光パターンを形成するように構成された反射面と、を備えた車両用前照灯において、前記LED光源は、水平方向に配置されたLEDチップを含んでおり、前記反射面は、水平線に対し所定角度傾斜した前記LED光源の光源像を投影し、前記仮想鉛直スクリーン上に、前記所定角度方向へ延びる斜めカットオフラインを含む前記ホットゾーンを形成するように構成された第1反射領域と、前記LED光源の光源像を投影し、前記仮想鉛直スクリーン上に、前記大拡散領域を形成するように構成された第2反射領域と、前記LED光源の光源像を投影し、前記仮想鉛直スクリーン上に、前記中拡散領域を形成するように構成された第3反射領域と、を含んでおり、前記第1反射領域は、前記LED光源の光軸と当該反射面との交点又は交点近傍を通る水平線よりも、前記LED光源からみて外側に配置されており、前記第2反射領域は、前記LED光源の光軸と当該反射面との交点又は交点近傍を通る水平線よりも、前記LED光源からみて内側に配置されており、前記第3反射領域は、前記第1及び第2反射領域の左右両側にそれぞれ配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、最適に配置された第1から第3反射領域の作用により、1つのLED光源からの光を、ホットゾーン、中拡散領域及び大拡散領域へ最適に配光することが可能となるため、従来のように複数のLED光源を用いることなく、1つのLED光源のみで、ホットゾーン、中拡散領域及び大拡散領域を含むロービーム用配光パターンを形成することが可能となる。
また、請求項1に記載の発明によれば、LED光源と反射面とを組み合わせた光学系が水平方向に並列配置されて水平方向寸法が大型化する従来技術と比べ、水平方向寸法を小型化することが可能な車両用前照灯を構成することが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1反射領域は、焦点が前記LED光源の発光面近傍に設定された回転放物面系の反射面であり、水平線に対し所定角度傾斜した前記LED光源の光源像を含む前記LED光源の複数の光源像を投影し、前記仮想鉛直スクリーン上に、基準点を中心に少しずつ下にずれた前記LED光源の複数の光源像を配置することにより、前記所定角度方向へ延びる斜めカットオフラインを含む前記ホットゾーンを形成するように構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、第1反射領域の作用により、所定角度(例えば水平線に対し15°)方向へ延びる斜めカットオフラインを含むホットゾーンを形成することが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記第2反射領域は、焦点が前記LED光源の発光面近傍に設定された回転放物面系の反射面であり、前記LED光源の複数の光源像を投影し、前記仮想鉛直スクリーン上に、当該複数の光源像を水平線以下に配置することにより、前記大拡散領域を形成するように構成されており、前記第3反射領域は、焦点が前記LED光源の発光面近傍に設定された回転放物面系の反射面であり、前記LED光源の複数の光源像を投影し、前記仮想鉛直スクリーン上に、当該複数の光源像を水平線以下に配置することにより、前記中拡散領域を形成するように構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、第2及び第3反射領域の作用により、水平方向に延びる水平カットオフラインを含む中拡散領域、大拡散領域を形成することが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の発明において、前記第1反射領域は、複数の反射領域を含んでおり、前記複数の反射領域は、それぞれの反射光により形成される前記LED光源の光源像の前記所定角度方向への拡散の程度が異なるように構成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、LEDチップ間に対応する光源像部分とLEDチップに対応する光源像部分とが重畳した状態で複数の光源像を配置することが可能となるため、LEDチップ間の輝度ムラに起因する配光ムラが防止又は軽減されたより均一なホットスポットを形成することが可能となる。
本発明によれば、従来のように複数のLED光源を用いることなく、1つのLED光源のみでロービーム用配光パターンを形成することが可能な車両用前照灯を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態である車両用前照灯10の正面図である。 図1に示した車両用前照灯10のA−A断面図である。 車両用前照灯10の斜視図である。 車両用前照灯10により形成されるロービーム用配光パターンの例である。 反射領域31からの反射光により形成されるLED光源20の複数の光源像Iの配置例である。 (a)ホットゾーンP1の例、(b)中拡散領域P3の例、(c)大拡散領域P2の例である。 本発明の一実施形態である車両用前照灯10(変形例)の正面図である。 車両用前照灯10(変形例)の斜視図である。 従来の車両用前照灯200の水平断面図である。
以下、本発明の一実施形態である車両用前照灯について図面を参照しながら説明する。
本実施形態の車両用前照灯10は、例えば、車両用ヘッドランプであり、車両前部の左右両側にそれぞれ配置されている。
図1〜図3に示すように、車両用前照灯10は、車両前方側に配置されたLED光源20、車両後方側に配置された反射面30等を備えている。
LED光源20は、例えば、水平方向(例えば車幅方向)に一列に配置された複数(例えば四つ)のLEDチップ、複数のLEDチップの発光面を覆うように配置された蛍光体を含むパッケージ化された一つのLED光源である。LED光源20は、複数のLEDチップからの光のうち蛍光体を透過した光(例えば青色光成分)と複数のLEDチップからの光で励起されて発光した蛍光体からの光(例えば黄色光成分)とを含む白色光(疑似白色)を発光する。なお、LEDチップとしては青色光以外の波長の光を発光するLEDチップを用いることが可能であり、蛍光体としては黄色光以外の波長の光を発光する蛍光体を用いることが可能である。
LED光源20は、その照射方向(すなわちLED光源20の発光面21)が下向き、かつ、車両後方側に所定角度θ(例えば0〜15°)傾斜した姿勢となるように配置されている(図2参照)。
反射面30は、車両前後方向に延びる回転軸を持つ回転放物面系の反射面であり、LED光源20からの光が入射するようにLED光源20(発光面21)の前方に配置されている(図2参照)。反射面30は、LED光源20の複数の光源像を車両前方に投影することにより、車両前端部に正対した仮想鉛直スクリーン上に、ホットゾーンP1(高光度領域)、ホットゾーンP1よりも水平方向に拡散された中拡散領域P3、及び、中拡散領域P3よりも水平方向に拡散された大拡散領域P2を含むロービーム用配光パターンP(図4参照)を形成する。
図1に示すように、反射面30は、第1反射領域31、第2反射領域32、第3反射領域33等を含んでいる。
まず、第1反射領域31について説明する。
第1反射領域31は、焦点F31がLED光源20の発光面21近傍(例えば、LED光源20の発光面21の車両前方左角。図3参照)に設定された回転放物面系の反射面である。
第1反射領域31は、図5(a)に示すように、水平線H−Hに対し所定角度θ(例えば15°)傾斜したLED光源20の光源像を含むLED光源20の複数の光源像Iを投影し、仮想鉛直スクリーン上に、基準点(例えば、焦点F31に対応する右上角f31)を中心に少しずつ下にずれた(回転した)LED光源20の複数の光源像Iを配置することにより、所定角度θ(例えば15°)方向へ延びる斜めカットオフラインCL1を含むホットゾーンP1を形成するように構成されている。
第1反射領域31は、LED光源20の下方、かつ、LED光源20の光軸AXと反射面30との交点A又は交点A近傍を通る水平線H1よりも、LED光源20からみて外側に(すなわちLED光源20から遠い位置に)配置されている(図1、図2参照)。
この第1反射領域31とLED光源20の位置関係により、第1反射領域31にはLED光源20からその光軸AXに対し挟角方向に放射される光(相対的に高光束の明るい光)を含む光が入射する。また、反射領域31からの反射光により形成されるLED光源20の光源像Iは、他の反射領域32、33からの反射光により形成されるLED光源20の光源像と比べ、サイズが小さくなる(すなわち、輝度が高くなる)。
上記構成の第1反射領域31によれば、より輝度が高い光源像I(すなわちホットゾーンP1の形成に適した光源像)を用いて、遠方視認性に寄与するより高光度のホットゾーンP1(高光度領域。図4、図6(a)参照)を形成することが可能となる。
図5(a)に示すように、LED光源20の複数の光源像Iを単純にずらして配置すると、LEDチップ間の輝度ムラに起因してホットゾーンP1に配光ムラが発生する。
この配光ムラを防止又は軽減するために、第1反射領域31は、複数の反射領域を含んでいる。例えば、第1反射領域31は、図1に示すように、鉛直線に対し所定角度θ(例えば15°)傾斜した分割ラインにより複数の反射領域31aに分割されている(図1中5つに分割された反射領域31aを例示)。複数の反射領域(例えば図1中5つに分割された反射領域31a)は、それぞれの反射光により形成されるLED光源20の光源像Iの所定角度θ(例えば15°)方向への拡散の程度が異なるように構成されている。
これにより、LEDチップ間に対応する光源像部分IとLEDチップに対応する光源像部分Iとが重畳した状態で複数の光源像Iを配置することが可能となるため、LEDチップ間の輝度ムラに起因する配光ムラが防止又は軽減されたより均一なホットゾーンP1(図5(b)参照)を形成することが可能となる。
次に、第2反射領域32について説明する。第2反射領域32は、例えば、図1に示すように、左右に配置された反射領域32R、32Lを含んでいる。
反射領域32Rは、焦点F32LがLED光源20の発光面21近傍(例えば、LED光源20の発光面21の車両前方左角。図3参照)に設定された回転放物面系の反射面である。反射領域32Lは、焦点F32RがLED光源20の発光面21近傍(例えば、LED光源20の発光面21の車両前方右角。図3参照)に設定された回転放物面系の反射面である。
第2反射領域32(32R、32L)は、LED光源20の複数の光源像を投影し、車両前端部に正対した仮想鉛直スクリーン上に、複数の光源像を水平線H−H以下に配置することにより、水平方向に延びる水平カットオフラインCL2を含む水平方向に拡散した大拡散領域P2(図4、図6(c)参照)を形成するように構成されている。
第2反射領域32は、LED光源20の下方、かつ、水平線H1よりも、LED光源20からみて内側(LED光源20側。すなわちLED光源20から近い位置)に配置されている(図1、図2参照)。
この第2反射領域32とLED光源20の位置関係により、第2反射領域32(32R、32L)にはLED光源20からその光軸AXに対し挟角方向に放射される光(他の領域31、33と比べ相対的に高光束の明るい光)を含む光が入射する。また、第2反射領域32(32R、32L)からの反射光により形成されるLED光源20の光源像は、他の領域31、33からの反射光により形成されるLED光源20の光源像と比べ、サイズが大きくなる。
上記構成の第2反射領域32(32R、32L)によれば、より光束が多く、よりサイズが大きい光源像(すなわち大拡散領域P2の形成に適した光源像)を用いて、水平方向に拡散した大拡散領域P2(図4、図6(c)参照)を形成することが可能となる。
次に、第3反射領域33について説明する。
第3反射領域33は、例えば、図1に示すように、第1及び第2反射領域31、32の左右両側にそれぞれ配置された反射領域33R、33Lを含んでいる。
反射領域33Rは、焦点F33LがLED光源20の発光面21近傍(例えば、LED光源20の発光面の車両前方左角。図3参照)に設定された回転放物面系の反射面である。反射領域33Lは、焦点F33RがLED光源20の発光面近傍(例えば、LED光源20の発光面の車両前方右角。図3参照)に設定された回転放物面系の反射面である。
第3反射領域33(33R、33L)は、LED光源20の複数の光源像を投影し、車両前端部に正対した仮想鉛直スクリーン上に、複数の光源像を水平線H−H以下に配置することにより、水平方向に延びる水平カットオフラインCL2を含む水平方向に拡散した中拡散領域P3を形成するように構成されている。
この第3反射領域33(33R、33L)とLED光源20の位置関係により、第3反射領域33(33R、33L)にはLED光源20からその光軸AXに対し広角方向に放射される光(相対的に暗い光)を含む光が入射する。
上記構成の第3反射領域33(33R、33L)によれば、中拡散領域P3の形成に適した光源像を用いて、水平方向に拡散した中拡散領域P3(図4、図6(b)参照)を形成することが可能となる。
上記構成の車両用前照灯10によれば、最適に配置された各反射領域31〜33の作用により、1つのLED光源20からの光を、ホットゾーンP1、中拡散領域P3及び大拡散領域P2へ最適に配光することが可能となるため(図6(a)〜図6(c)参照)、従来のように複数のLED光源210を用いることなく(図9参照)、1つのLED光源20のみで、ホットゾーンP1、中拡散領域P3及び大拡散領域P2を含み、かつ、水平線H−Hから下方に向かうにつれ光度がグラデーション状に低下する遠方視認性に優れたロービーム用配光パターンP(図4参照)を形成することが可能となる。
また、上記構成の車両用前照灯10によれば、LED光源210と反射面220とを組み合わせた光学系230が水平方向に並列配置されて水平方向寸法が大型化する従来技術と比べ(図9参照)、水平方向寸法を小型化することが可能な車両用前照灯を構成することが可能となる。
次に、変形例について説明する。
上記実施形態では、LED光源20は、その照射方向(すなわちLED光源20の発光面21)が下向きとなるように配置されている(図2参照)ように説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図7に示すように、LED光源20は、その照射方向(すなわちLED光源20の発光面21)が上向き、かつ、車両後方側に所定角度(例えば0〜15°)傾斜した姿勢となるように配置されていてもよい。この場合、各反射領域31〜33の焦点は、図8に示す位置に設定される。
本変形例によっても、最適に配置された各反射領域31〜33の作用により、1つのLED光源20からの光を、ホットゾーンP1、中拡散領域P3及び大拡散領域P2へ最適に配光することが可能となるため(図6(a)〜図6(c)参照)、従来のように複数のLED光源210を用いることなく(図9参照)、1つのLED光源20のみで、ホットゾーンP1、中拡散領域P3及び大拡散領域P2を含み、かつ、水平線H−Hから下方に向かうにつれ光度がグラデーション状に低下する遠方視認性に優れたロービーム用配光パターンP(図4参照)を形成することが可能となる。
また、本変形例によっても、LED光源210と反射面220とを組み合わせた光学系230が水平方向に並列配置されて水平方向寸法が大型化する従来技術と比べ(図9参照)、水平方向寸法を小型化することが可能な車両用前照灯を構成することが可能となる。
上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎない。これらの記載によって本発明は限定的に解釈されるものではない。本発明はその精神または主要な特徴から逸脱することなく他の様々な形で実施することができる。
10…車両用前照灯、20…LED光源、21…発光面、30…反射面、31…第1反射領域、32…第2反射領域、33…第3反射領域、AX…光軸、CL1…斜めカットオフライン、CL2…水平カットオフライン、P…ロービーム用配光パターン、P1…ホットゾーン、P2…大拡散領域、P3…中拡散領域

Claims (4)

  1. 照射方向が下向き又は上向きとなるように配置されたLED光源と、
    前記LED光源からの光が入射するように前記LED光源の前方に配置され、前記LED光源の光源像を車両前方に投影することにより、車両前端部に正対した仮想鉛直スクリーン上に、ホットゾーン、前記ホットゾーンよりも水平方向に拡散された中拡散領域、及び、前記中拡散領域よりも水平方向に拡散された大拡散領域を含むロービーム用配光パターンを形成するように構成された反射面と、
    を備えた車両用前照灯において、
    前記LED光源は、水平方向に配置されたLEDチップを含んでおり、
    前記反射面は、
    水平線に対し所定角度傾斜した前記LED光源の光源像を投影し、前記仮想鉛直スクリーン上に、前記所定角度方向へ延びる斜めカットオフラインを含む前記ホットゾーンを形成するように構成された第1反射領域と、
    前記LED光源の光源像を投影し、前記仮想鉛直スクリーン上に、前記大拡散領域を形成するように構成された第2反射領域と、
    前記LED光源の光源像を投影し、前記仮想鉛直スクリーン上に、前記中拡散領域を形成するように構成された第3反射領域と、
    を含んでおり、
    前記第1反射領域は、前記LED光源の光軸と当該反射面との交点又は交点近傍を通る水平線よりも、前記LED光源からみて外側に配置されており、
    前記第2反射領域は、前記LED光源の光軸と当該反射面との交点又は交点近傍を通る水平線よりも、前記LED光源からみて内側に配置されており、
    前記第3反射領域は、前記第1及び第2反射領域の左右両側にそれぞれ配置されていることを特徴とする車両用前照灯。
  2. 前記第1反射領域は、焦点が前記LED光源の発光面近傍に設定された回転放物面系の反射面であり、水平線に対し所定角度傾斜した前記LED光源の光源像を含む前記LED光源の複数の光源像を投影し、前記仮想鉛直スクリーン上に、基準点を中心に少しずつ下にずれた前記LED光源の複数の光源像を配置することにより、前記所定角度方向へ延びる斜めカットオフラインを含む前記ホットゾーンを形成するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
  3. 前記第2反射領域は、焦点が前記LED光源の発光面近傍に設定された回転放物面系の反射面であり、前記LED光源の複数の光源像を投影し、前記仮想鉛直スクリーン上に、当該複数の光源像を水平線以下に配置することにより、前記大拡散領域を形成するように構成されており、
    前記第3反射領域は、焦点が前記LED光源の発光面近傍に設定された回転放物面系の反射面であり、前記LED光源の複数の光源像を投影し、前記仮想鉛直スクリーン上に、当該複数の光源像を水平線以下に配置することにより、前記中拡散領域を形成するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用前照灯。
  4. 前記第1反射領域は、複数の反射領域を含んでおり、
    前記複数の反射領域は、それぞれの反射光により形成される前記LED光源の光源像の前記所定角度方向への拡散の程度が異なるように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の車両用前照灯。
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