JP2012059159A - 通帳類発行モジュール及び通帳類取扱装置 - Google Patents

通帳類発行モジュール及び通帳類取扱装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012059159A
JP2012059159A JP2010203869A JP2010203869A JP2012059159A JP 2012059159 A JP2012059159 A JP 2012059159A JP 2010203869 A JP2010203869 A JP 2010203869A JP 2010203869 A JP2010203869 A JP 2010203869A JP 2012059159 A JP2012059159 A JP 2012059159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passbook
gate
passbooks
issuing module
soft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010203869A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Shinoda
秀雄 篠田
Masashi Inoue
正志 井上
Kazuhiro Hama
和浩 濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
Original Assignee
Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Omron Terminal Solutions Corp filed Critical Hitachi Omron Terminal Solutions Corp
Priority to JP2010203869A priority Critical patent/JP2012059159A/ja
Priority to CN2011101521106A priority patent/CN102398785A/zh
Publication of JP2012059159A publication Critical patent/JP2012059159A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】
通帳類発行モジュールにおいて、通帳中央部の背山高さのバラツキが大きく、通帳発行失敗の恐れのある通帳を確実に1冊づつ通帳発行可能とし、信頼性の高い通帳類発行モジュールを提供すること。
【解決手段】
繰出しゲートを軟質化し、通帳繰出し動作中に通帳中央部背山が繰り出しゲートを通過する際、通帳中央部背山の厚みに合わせて繰り出しゲートを弾性変形させることで、ゲートギャップを広げ、通帳背山をゲートに引っ掛けることなく確実に1冊づつ通帳を繰出す。
【選択図】 図3

Description

本発明は、通帳類を発行する通帳類取扱装置に搭載される通帳類発行モジュールに関する。
従来は、「通帳類または証書類を一つの保管部で管理できるようにしたこと、および、通帳、証書第1ゲートと分離ローラとのすき間を調整する調整レバーを設けたことにより、通帳類なら通帳一通、証書類なら証書一枚のみを確実に繰出し、搬送するという目的を構成している(特開昭63-212635)」と記載されているような通帳類発行モジュールがあった。
特開昭63-212635
金融機関で用いられる通帳類などの冊子の中央部の背山高さは、製作時にバラツキがある。特に海外で使用される通帳は背山の高さにバラツキがあることが多く、その高さも国内に比べて高くなっている。
特許文献1などの従来技術では、各々の通帳類の厚みに合わせて繰出しゲートを調節し、繰出しゲートの幅を固定していた。背山の高さにバラツキがある通帳を開いた状態で格納し、通帳繰越などによって通帳を繰出す場合に、通帳中央部の背山が繰出しゲートを通過するときにバラツキによって予め通帳厚に調整されたゲートでは引っ掛かってしまい、通帳の繰出しが失敗する恐れがあった。
本発明では、こういった通帳の背山の高さのバラツキが大きい通帳に対しても通帳の発行が行えるような、信頼性の高い通帳発行を可能とすることを目的とする。
前述の目的を達成するために、本発明の通帳類発行モジュールは、通帳類の繰出しゲートを軟質化させ、通帳類繰出し動作中に通帳類中央部の背山が繰り出しゲートを通過する際、通帳類中央部の背山により繰り出しゲートを弾性変形させながら、ゲートギャップを一時的に広げ、通帳類を通過可能な構成とする。
従来の技術では開いた通帳類を格納し、通帳類を発行する際に繰出し失敗する可能性があった通帳類中央部の背山が大きい通帳類でも発行が可能となり、信頼性の高い通帳類発行モジュールを実現することができる。
通帳類取扱装置の側面図。 通帳類取扱装置の制御機構を示すブロック図。 通帳類発行モジュールの側面図。 通帳の側面図。 本発明の主要部である通帳類発行モジュールゲート部の側面図。 新規発行通帳繰り出しゲート通過時の通帳類発行モジュールゲート部の側面図。 本発明の第2の実施例を示す通帳類発行モジュールゲート部の側面図。 通帳類取扱装置の制御を示すフローチャート。
以下本発明の第1実施例を、図面を用いて説明する。なお、これらの図面では格納・繰出し方向と同一方向に頁を開く通帳(縦開き通帳)で説明しているが、格納・繰出し方向と垂直方向に頁を開く(横開き通帳)においても本発明の構成は適用可能である。
図1は本発明の通帳類発行モジュールを含む通帳類取扱装置の構成例を示す側面図である。
通帳1はエンドユーザによって挿入口2から挿入され、主搬送路3へと搬送される。通帳1はその後、通帳1の磁気ストライプ情報の磁気読取りまたは磁気書き込み磁気データ読書き部4、通帳1の所定のページ、行に印字を行う印字部5、通帳のページ情報や印字済み行を光学的に読み取りを行う光学読取り部6、通帳を所定のページにページ捲りする頁替え部7に搬送され、磁気書込み等が実行される。
通帳1に繰越が発生し、新しい通帳を発行する場合は通帳類発行モジュール8から新規通帳が繰り出される。新規通帳が正しく繰り出されたか否かは繰出し確認センサ19によって確認される。
エンドユーザが通帳1を取り忘れた場合は、通帳1は再度装置に取り込まれる。取り込まれた通帳1は、主搬送路3を搬送され、ゲート手段10によって主搬送路3から通帳退避路11に搬送される。その後、通帳退避路11に接続する回収箱9にて取り忘れ通帳として回収される。
また、通帳退避路11は通帳繰越など新規通帳を発行する場合、通帳1を退避し、新規通帳をエンドユーザに排出し新規通帳を受け取らせた後に通帳1をエンドユーザーに排出する動作を行なう制御でも使用する。
なお、主搬送路3または通帳退避路にて通帳1を挟持し搬送する搬送ローラ12〜18は、図示しない搬送モータに接続した図示しないクラッチ、ベルト、ギヤ等の駆動伝達手段を介して動力が伝達され、通帳1を搬送する。
図2は本実施例における通帳類発行モジュール8の制御機構を図示したものである。
制御部101は搬送部102、磁気データ読み書き部103、印字機構部104、光学読取機構部105、頁替え機構部106、通帳発行機構部107と信号線108にて相互に接続され、装置全体の制御を行うほか、上位装置109と通信にて所定の情報の送信、受信を行い、互いに情報のやりとりを行う。
次に通帳類発行モジュール8について説明をする。図3は通帳類発行モジュール8の構成を示す側面図である。
新規発行通帳26は表紙を開いた状態で通帳ホッパ28に格納されている。このとき新規通帳26は、押圧板25によって反りやたわみが起こらないように押圧されて通帳ホッパ28に格納されている。このとき、押圧板25はバネ24によって適度な力で押圧されている。なお、押圧板25はバネ24では無く、別の手段(重り等)によって押圧されてもよい。
新規発行通帳26を発行する場合、新規発行通帳26はピックアップローラ21によってゲート部23へと搬送される。ゲート部23は通帳を1冊ずつ繰り出せる厚みに調整されたゲートギャップを備えており、ピックアップローラ21により搬送された新規発行通帳26を1冊ずつ分離する。ゲート部23は軟質ゲート29と軟質ゲート固定板30から構成されるが、詳細については後述する。
1冊に分離された新規発行通帳26は、フィードローラ20、ゲートローラ22がある通帳排出口までさらに搬送され、その後、搬送ローラ17等によって主搬送路3に搬送される。フィードローラ20とゲートローラ22は互いに対向する位置にあり、主搬送路3にある搬送ローラ17まで新規発行通帳26を搬送する搬送ローラである。
また通帳類発行モジュール8は、フィードローラ20、ゲートローラ22まで新規発行通帳26が繰り出されたことを確認するためのセンサ19と、通帳ホッパ28内の通帳の有無を確認するエンプティセンサ27を備える。
なお図3は格納された通帳26を下側から繰出す構成で示しているが、上下反転した上側から通帳を繰出す構成においても本発明の構成は適用可能である。また、繰出し方向も水平方向だけではなく、上下方向または斜め方向などに通帳を発行する構成においても同様である。
次に通帳ホッパ28に格納された新規発行通帳26の状態(表紙を開いた状態)について図4を用いて説明する。新規発行通帳26は印字される部分である中紙31、表紙32、通帳背山部33からなる。
通帳背山部33の高さhは通帳の種類または通帳の製造メーカによってばらつきがあるが、通常用いられる通帳の通帳背山部33の高さhは、0.4mm以下である。特に海外の通帳は通帳背山部33の高さhのばらつきが、1〜2mmと大きくなっている。
ゲート部23は繰出しゲートギャップを通帳の厚みtに合わせて調整するが、繰り出す通帳の背山部が通常用いられる通帳の背山部よりも出ている場合、通帳背山部33が繰出しゲートを通過する際、通帳背山部33がゲートに引っ掛かり、繰り出しが失敗となる。
次に、ゲート部23の詳細について説明する。図5は、本発明の主要部である通帳類発行モジュールのゲート部の構成を示す側面図である。
ゲート部23は前述したように、軟質ゲート29と軟質ゲート固定板30とから構成されている。軟質ゲート29は柔軟な部材からなり、通帳背山部33が大きい新規発行通帳26がゲート部23を通過する際に、一時的に弾性変形をしゲートギャップt1の幅を広げ、背山がゲート部23に引っ掛からないように新規発行通帳26を一冊ずつ繰り出す。
軟質ゲート29は、先端の厚みT2が全体の厚みT1とに比べ薄くなっており、軟質ゲート29の先端は段差A1だけ突き出ている。また、軟質ゲート29の先端から通帳ホッパ28の底部までの距離は、新規発行通帳26の厚みtとなるように調節する。
段差A1だけ突き出す構成にすることで、ゲートギャップt1よりも通帳背山部33の高さhが大きい新規発行通帳26を繰り出す際に、軟質ゲート29の先端(段差A1だけ突き出した部分)が最初に弾性変形し、その後軟質ゲート29の全体を弾性変形させゲートギャップt1を広げることが可能となる。
また、新規発行通帳26が2冊繰り出されようとする場合は、2冊目が軟質ゲート29が弾性変形する部位よりも上部に引っ掛かる事により繰り出されず、1冊目のみ繰り出す事が可能となっている。
本実施例では、全体の厚みT1を約1mm、先端の厚みT2を約0.2mm、段差A1を約1.5mmとしたが、もちろんこの値に限定するものではなく、別の値であってもよい。また、使用する軟質ゲート29の硬度は26度から30度のものを本実施例では考慮しているが、硬度は全体の厚みT1や先端の厚みT2、段差A1の値によっては別の硬度のものを使用してもよい。
図6は、通帳背山部33の高さhが大きい新規発行通帳26がゲート部23を通過する際のゲート部23の状態を示す側面図である。
新規発行通帳26の通帳背山部33が軟質ゲート29を通過する際、前述したように軟質ゲート29の先端部が通帳繰り出し方向に引っ張られ(引っ張り力:約1.3N)弾性変形する為、ゲートギャップが一時的に必要な厚みだけ広がり、失敗することなく新規発行通帳26を繰り出しことができる。なお、本実施例では、軟質ゲート29の弾性変形によるゲートギャップt2の変動量は、0〜2mmである。
次に、上記の構成を持つ通帳類発行モジュール8における動作を以下に説明する。
取引を行うエンドユーザによって通帳1が挿入口2から挿入されると、図示しない搬送モータにより図示しないクラッチ、ベルト、ギヤ等の駆動伝達手段を介して搬送ローラ12〜17を回転駆動し、挿入された通帳1を吸入する。
通帳1は主搬送路3を順次搬送され、磁気データ読書き部4により通帳磁気ストライプ情報の磁気記録の読取り・書込みが行われ、光学読み取り部6では通帳バーコードのページ情報や印字済み行検知等の光学的読み取りが行われ、印字部5では上位装置109から受けた情報のデータを印字する。
上記処理において光学読み取り部6で読取った通帳ページ情報が上位装置109から送られてきたページ情報と異なる場合、また上位装置109から送られてきた所定の印字情報が印字するページの未印字行数以上有り、次ページに印字する必要がある場合は頁替え部7によりページ捲り処理を行い、処理するページを開き継続して残印字情報を所定のページに印字処理を行う。
通常は印字処理後、磁気データ読書き部4にて最新情報を通帳磁気ストライプに書き込みが行われ、図示しない搬送モータにより搬送ローラ12〜17を逆回転駆動させ、主搬送路3を排出方向に搬送され、挿入口2から通帳1がエンドユーザに返却される。
しかし、所定の印字処理がエンドユーザにて挿入された通帳1で終了しない場合、すなわち通帳1の全ページに印字し、さらに未印字残情報がある場合は新規発行通帳26の発行処理が行われる。
このとき、上位装置109にエンドユーザの顧客情報、および通帳の全印字完了の情報を送信する。送信を受けた図示しない上位装置109は通帳類発行モジュール8が搭載された自動取引装置に新規通帳26の発行指示を送信する。
通帳1は磁気データ読書き部4により、全ページ印字完了情報、新規通帳発行完了情報等を通帳磁気ストライプに書き込む。上位装置109からの新規通帳発行指示を受信後、図示しない搬送モータにより搬送ローラ12〜17を逆回転駆動させ、主搬送路3を排出方向に搬送され、挿入口2から通帳1がエンドユーザに返却する。
このときエンドユーザに通帳繰越し、新規通帳発行中であることを音声またはディスプレイ画面等にて知らせ、新規発行通帳26の取り忘れを防止するような制御を行なってもよい。
上記処理動作後、通帳類発行モジュール8は図示しない駆動モータによりピックアップローラ21が回転し、通帳厚t1に調整されたゲートギャップを新規発行通帳26が1冊搬送され、ゲートローラ22およびフィードローラ20により通帳先端を噛みこみ、主搬送路3側へ繰出す。
この時、軟質ゲート29は、通過する新規発行通帳26の厚みに合わせて先端を弾性変形し、ゲートギャップ:t1を一時的に必要な厚みだけ広げ、新規発行通帳26を引っ掛けることなく1冊のみ繰出す。
通帳類発行モジュール8にて確実に1冊づつ繰出された新規発行通帳26は図示しない搬送モータの逆回転駆動により主搬送路3まで搬送される。印字部5にてエンドユーザの顧客情報と旧通帳に印字できなかった未印字情報を印字処理し、磁気データ読書き部4により印字情報等の最新情報を通帳磁気ストライプに書き込む。
その後、さらに図示しない搬送モータの逆回転駆動により主搬送路3を排出方向に搬送し、挿入口2から新規発行通帳26をエンドユーザに返却する。
上記通帳発行動作の処理手順を図8のフローチャートでさらに以下にて詳細説明する。
挿入口よりエンドユーザが通帳を挿入すると(F1)、所定の位置まで搬送路上を搬送され(F2)、通帳磁気ストライプの磁気データ読取が行われる(F3)。
さらに光学読み取り部の読み取り処理によりページ情報と印字済み行検知される(F4)。この検知結果により、通帳磁気ストライプに書き込まれていた前回取引にて印字された印字最終ページ情報と光学読み取り部の読み取り処理情報が相違する場合は必要に応じてページ捲り処理が行われる。(F5、F6)
そして所定のページに上位装置から受信した印字情報を印字を行い(F7)、印字すべき情報が全て印字されると(F8)、印字情報等の新たな情報が通帳磁気ストライプに書込まれ(F9)、通帳は排出されて(F10)処理が終了する(F11)。
また、印字が完了する前に最終行まで印字された場合(F12)、印字されていないページが残っていればページ捲りを行い(F13、F14)、印字すべき未印字情報を印字する。
印字が完了する前に全てのページが印字されてしまった場合、その通帳を排出し(F15)、F3にて取得した通帳ストライプの磁気データを基に新たに発行すべき新規通帳が格納されたホッパから新規通帳を繰出し(F16)、印字部へ搬送して(F17)、残りの印字すべき未印字情報を新規通帳へ印字する(F18)。
このとき、必要に応じてページ捲り等の処理が行われる。
印字すべき情報が全て印字されると、印字情報等の最新の情報が新規通帳の磁気ストライプに書込まれ(F19)、新規通帳は排出されて(F20)、全ての処理が完了する(F21)。
以上が実施例1における通帳類発行モジュール8の動作である。
本実施例の構成を取ることにより、ゲート部の厚みをレバーなどを使用し調整せずとも、背山のバラツキがある通帳を繰り出す事が可能となる。
次に、実施例2について図7を用いて説明する。図7は、通帳類発行モジュール8のゲート部23の構成を示す側面図である。
ゲート部23は、ゲートシート34、軟質ゲートプレート35および軟質ゲート固定板30より構成されている。ゲートシート34、軟質ゲートプレート35を張り合わせることで構成されている。
ゲートシート34は、軟質ゲートプレート35に新規発行通帳26が直接触れることを防ぎ、耐摩耗性を高めるために設置している。したがってゲートシートには、強度がある部材を使用すると共に、弾性変形をすることが可能な柔軟性を持ち合わせた部材(例えばプラスティック樹脂等)を使用する。
実施例1の軟質ゲート29と同様に、厚みが薄い(厚みT3)のゲートシート34が、厚みが厚い(厚みT4)の軟質ゲートプレート35よりも段差A2だけ突き出すように貼り付けられている。
このように構成することで、実施例1と同様、繰り出された新規発行通帳26によってゲートシート34が段差A2突き出した部分が押圧され弾性変形し、さらにゲートシート34に加わった力が軟質ゲートプレートに伝わり、軟質ゲートプレートも変形し、ゲートギャップを広げることができる。
本実施例では、ゲートシート34の厚みT3は約0.2mm、軟質ゲートプレート35の厚みT4は約1mm、段差A2は約1.5mmで貼り合わせてあるがこの数値は一例であり、他の数値であってもよい。また、軟質ゲートプレートの硬度は実施例1と同様である。
以上の構成をとることで、前述したようにゲートシート34、軟質ゲートプレート35を張り合わせたものは、背山が大きい通帳のゲート通過時に、軟質ゲートプレートがゲートギャップを一時的に弾性変形(最大2mmまで広げることが可能)させ、新規発行通帳26がゲート部23に引っ掛かることがないように発行させることが可能である。
また、実施例1とは違い軟質ゲートプレート35に直接新規発行通帳26が触れることがないため、軟質な部材を検討する際に耐摩耗性について考慮する必要はなく、既存の安価な部材を使用することで安価に作成することが可能である。
本願発明は、通帳を対象として説明を行なったが、通帳に限らず冊子状のものを発行する発行モジュールであれば、本発明を適用する事が可能である。
1 通帳
2 挿入口
3 主搬送路
4 磁気データ読書き部
5 印字部
6 光学読取り部
7 頁替え部
8 通帳類発行モジュール
9 回収箱
10 ゲート手段
11 通帳退避路
12〜18 搬送ローラ
19 繰出し確認用センサ
20 フィードローラ
21 ピックアップローラ
22 ゲートローラ
23 ゲート部
24 バネ
25 押圧板
26 新規発行通帳
27 エンプティセンサ
28 通帳ホッパ
29 軟質ゲート
30 軟質ゲート固定板
31 通帳中紙
32 通帳表紙
33 通帳背山部
34 ゲートシート
35 軟質ゲートプレート

Claims (7)

  1. 開いた状態の通帳類を複数格納する格納部を有し、前記通帳類を発行する通帳類発行モジュールであって、
    前記通帳類を前記格納部から繰り出す繰り出しローラと、
    前記格納部から前記通帳類を1冊づつ繰り出すために所定の間隙が設けられたゲート部とを有し、
    前記ゲート部は、柔軟な素材である軟質ゲートと、前記軟質ゲートを前記格納部の壁に固定する固定板を備え、前記格納部の底面と前記軟質ゲートとの距離が1冊の通帳類の高さに設定され、
    前記通帳類を前記格納部から繰り出す際に前記通帳類の高さが前記設定された距離よりも大きい場合、前記軟質ゲートは前記通帳類に押圧され変形し、前記通帳類を発行させることを特徴とする通帳類発行モジュール。
  2. 請求項1記載の通帳類発行モジュールであって、
    前記軟質ゲートは、硬度が異なる部材を有した多層構造となることを特徴とする通帳類発行モジュール。
  3. 請求項2記載の通帳類発行モジュールであって、
    前記軟質ゲートは、堅硬な部材であるゲートシートと柔軟な部材である軟質ゲートプレートとを備えることを特徴とする通帳類発行モジュール。
  4. 請求項3に記載の通著類発行モジュールであって、
    前記軟質ゲートは、通帳類側が前記ゲートシートであり、前記固定板側が前記軟質ゲートプレートであることを特徴とする通帳発行モジュール。
  5. 請求項1〜請求項4に記載の通帳類発行モジュールであって、
    前記軟質ゲートは、前記通帳類側が前記固定板側よりも突き出している突出部を有することを特徴とする通帳類発行モジュール。
  6. 前記請求項5に記載の通帳類発行モジュールであって、
    前記通帳類側の軟質ゲートは、前記突出部の厚みが、前記軟質ゲート全体の厚みよりも薄いことを特徴とする通帳類発行モジュール。
  7. 請求項1〜6記載の通帳類発行モジュールを備えた、通帳取扱装置。
JP2010203869A 2010-09-13 2010-09-13 通帳類発行モジュール及び通帳類取扱装置 Pending JP2012059159A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010203869A JP2012059159A (ja) 2010-09-13 2010-09-13 通帳類発行モジュール及び通帳類取扱装置
CN2011101521106A CN102398785A (zh) 2010-09-13 2011-06-08 存折类发行模块以及存折类处理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010203869A JP2012059159A (ja) 2010-09-13 2010-09-13 通帳類発行モジュール及び通帳類取扱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012059159A true JP2012059159A (ja) 2012-03-22

Family

ID=45881520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010203869A Pending JP2012059159A (ja) 2010-09-13 2010-09-13 通帳類発行モジュール及び通帳類取扱装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2012059159A (ja)
CN (1) CN102398785A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014091564A1 (ja) * 2012-12-11 2014-06-19 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 通帳発行機構
CN105139545A (zh) * 2015-09-08 2015-12-09 昆山古鳌电子机械有限公司 一种存折收纳与发行装置
CN105217341A (zh) * 2015-10-21 2016-01-06 昆山古鳌电子机械有限公司 一种存折发行机构

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103449208A (zh) * 2012-05-31 2013-12-18 颜立锋 同步嵌合高速分离装置
CN112614281A (zh) * 2020-12-12 2021-04-06 江苏国光信息产业股份有限公司 一种存折业务受理自助终端

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62138272A (ja) * 1985-12-12 1987-06-22 Oki Electric Ind Co Ltd 通帳類自動発行装置
JPS6443037U (ja) * 1987-09-09 1989-03-15
JPH09323841A (ja) * 1996-06-07 1997-12-16 Oki Inf Syst 媒体分離機構
JP2010111448A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 通帳ユニット

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63212635A (ja) * 1987-02-27 1988-09-05 Hitachi Ltd 通帳類、証書類発行装置
JP2935623B2 (ja) * 1993-08-13 1999-08-16 沖電気工業株式会社 媒体繰出し分離機構
US6536758B2 (en) * 1999-05-10 2003-03-25 Fargo Electronics, Inc. Card hopper
JP3742360B2 (ja) * 2002-05-10 2006-02-01 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 冊子取扱装置
US7249761B2 (en) * 2003-03-10 2007-07-31 Diebold Self-Service Systems Division Of Diebold, Incorporated ATM currency presenter gate arrangement
JP4196192B2 (ja) * 2003-09-18 2008-12-17 グンゼ株式会社 スタッカーバンドラー及びその制御方法
CN101219737B (zh) * 2007-01-12 2012-01-11 虹光精密工业(苏州)有限公司 扭力限制器及使用其的分纸滚轮与分纸机构
CN101723190A (zh) * 2008-10-17 2010-06-09 天津北科精工自动化科技发展有限责任公司 薄纸板单张分离、输送装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62138272A (ja) * 1985-12-12 1987-06-22 Oki Electric Ind Co Ltd 通帳類自動発行装置
JPS6443037U (ja) * 1987-09-09 1989-03-15
JPH09323841A (ja) * 1996-06-07 1997-12-16 Oki Inf Syst 媒体分離機構
JP2010111448A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp 通帳ユニット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014091564A1 (ja) * 2012-12-11 2014-06-19 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 通帳発行機構
CN105139545A (zh) * 2015-09-08 2015-12-09 昆山古鳌电子机械有限公司 一种存折收纳与发行装置
CN105217341A (zh) * 2015-10-21 2016-01-06 昆山古鳌电子机械有限公司 一种存折发行机构

Also Published As

Publication number Publication date
CN102398785A (zh) 2012-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012059159A (ja) 通帳類発行モジュール及び通帳類取扱装置
WO2014091564A1 (ja) 通帳発行機構
JP5033770B2 (ja) 通帳ユニット
JP5115227B2 (ja) 媒体処理装置
JP5857077B2 (ja) 紙葉類処理装置および遊技媒体貸出装置
JP5857079B2 (ja) 紙葉類処理装置および遊技媒体貸出装置
US20240116727A1 (en) Printing apparatus and method of controlling printing apparatus
JP5295926B2 (ja) 媒体処理装置
JP4102331B2 (ja) 磁気ストライプ書き込み装置
JP3822036B2 (ja) 媒体搬送装置
JP5857078B2 (ja) 紙葉類処理装置および遊技媒体貸出装置
JP5229357B2 (ja) 媒体送り出し装置
JP6455031B2 (ja) 媒体処理装置
JP5337679B2 (ja) 通帳プリンタおよび通帳発行装置
JP2010265087A (ja) 発行機
JP5879371B2 (ja) 紙葉類処理装置および遊技媒体貸出装置
JP4708814B2 (ja) 通帳発行モジュール
JP2008120481A (ja) 媒体取扱装置
JPH0313622B2 (ja)
JP2024053864A (ja) 記録装置、制御方法、及びプログラム
JP5275969B2 (ja) 媒体印字装置
WO2014171231A1 (ja) 紙葉類処理装置
JP2013145535A (ja) 媒体搬送装置
JP2001043427A (ja) 通帳取引装置
JP2006163594A (ja) 媒体処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120518

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131022

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131126

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140107