JP2010111448A - 通帳ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】通帳の背山の高さのばらつきによる影響を受けることなく、開いた状態で収納されている通帳を一冊ずつ繰り出すことができる通帳ユニットを提供する。
【解決手段】通帳ユニット1は、通帳収納部50から未使用の通帳11を繰り出すとき、通帳11の背山が通過するタイミングで、ゲート56を一時的に下げる。したがって、通帳11の背山がゲート56に引っ掛かり、繰出の失敗するのを抑えられる。また、ゲート56は、背山が通過するタイミングに応じて一時的に下げているので、複数の通帳11が重なって繰り出されるのも防止できる。
【選択図】図2

Description

この発明は、銀行等の金融機関に設置される現金自動預け払い機(ATM)や、記帳機等に適用される通帳ユニットに関する。
従来、銀行等の金融機関に設置される現金自動預け払い機(ATM)や、記帳機等には、取引内容を通帳に記帳する通帳ユニットが適用されている。従来の一般的な通帳ユニットは、利用者が挿入口に挿入した通帳を本体内部に取り込み、この通帳を受け付ける。通帳ユニットは、今回受け付けた通帳に対応する口座に対して過去に行われた取引も含めて、その時点で取引内容を印字していない取引毎に、その取引の取引内容を印字する。また、今回受け付けた通帳に対して取引内容を印字しているときに、その通帳の記帳欄(取引内容を印字する欄)が一杯になると、新通帳を発行し、今回受け付けた通帳に印字できなかった取引についての取引内容を、発行した新通帳に印字する。例えば、特許文献1において、通帳発行機能を有する装置が提案されている。
通帳発行機能を有する通帳ユニットは、未使用の通帳を開いた状態で重ねて通帳収納部に収納しており、新通帳を発行するときに、通帳収納部から未使用の通帳を繰り出す。また、通帳収納部から複数の通帳が重なった状態で繰り出されるのを防止するためにゲートを設けている。このゲートは、通帳収納部から繰り出された通帳が通過する隙間の厚さを規制する。通常、ゲートは、2冊の通帳が重なった状態で通過するのを阻止するために、この隙間の厚さが通帳1冊の厚さ以上で、且つ通帳2冊の厚さ未満の範囲で調整されている。
特開昭63-212635号公報
しかしながら、特許文献1等に記載されているように、従来の通帳ユニットは、ゲートにより、通帳収納部から繰り出された通帳が通過する隙間の大きさを予め調整しておく構成であった。発行する通帳(未使用の通帳)は、開いた状態で通帳収納部に収納している。このため、通帳収納部に収納されている通帳の中央部には、背山が生じている。また、この背山の高さは、ある程度の幅(1mm程度の幅)でばらつきがある。このため、通帳収納部から繰り出された通帳が通過する隙間を、背山が比較的低い通帳に合わせてゲートを調整していると、背山が比較的高い通帳が通帳収納部から繰り出されたときに、この通帳の背山がゲートに引っ掛かり、通帳の繰り出しに失敗する。一方、通帳収納部から繰り出された通帳が通過する隙間を、背山が比較的高い通帳に合わせてゲートを調整していると、背山が比較的低い複数の通帳が重なった状態で繰り出されてしまうことがある。
この発明の目的は、通帳の背山の高さのばらつきによる影響を受けることなく、開いた状態で収納されている通帳を一冊ずつ繰り出すことができる通帳ユニットを提供することにある。
この発明の通帳ユニットは、上記課題を解決し、その目的を達するために、以下のように構成している。
通帳は、開いた状態で通帳収納部に収納されている。通帳繰出手段が、通帳収納部に収納されている通帳を繰り出す。また、通帳搬送手段が、通帳繰出手段が繰り出した通帳を搬送路に沿って搬送する。
なお、通帳に文字や記号を印字する印字ヘッド、通帳に貼付されている磁気ストライプに対する磁気データの読取や記録を行う磁気ヘッド、通帳に印刷されているバーコード等を読み取るバーコードリーダ、通帳の頁を捲る頁捲りローラ等が、必要に応じて搬送路に沿って配置されている。
また、ゲート駆動手段が、通帳繰出手段によって通帳収納部から搬送路へ繰り出される通帳が通過する隙間の厚さを規制するゲートを、この隙間の厚さを変化させる方向に駆動する。例えば、ゲート駆動手段は、ゲートを駆動し、この隙間を第1の大きさと、第2の大きさと(第1の大きさ<第2の大きさ)の間で変化させる。第1の大きさは、通帳1冊の厚さの1.1〜1.2倍程度にすればよい。また、第2の大きさは、第1の大きさに対して、通帳の背山のばらつきの幅(1mm程度)を加えた大きさにすればよい。また、検知手段が、ゲートに隣接する搬送路側の位置を検知位置とし、通帳の有無を検知する。検知手段は、検知位置において、通帳収納部から搬送路へ繰り出された通帳の先端や、後端を検知することができる。そして、ゲート駆動制御手段が、通帳繰出手段によって通帳収納部から繰り出された通帳を検知手段が検知した後に、ゲート駆動手段に前記ゲートを駆動させ、この通帳が通過する隙間の厚さを一時的に広げる(隙間を第2の大きさにする。)。
これにより、通帳収納部から繰り出された通帳の先端がゲートを通過するときには、通帳が通過する隙間の厚さを、2冊の通帳が重なった状態で通過するのを阻止できる厚さ(第1の大きさ)にでき、且つ、この通帳の背山がゲートを通過するときには、通帳が通過する隙間の厚さを、背山が比較的高い通帳であっても、その背山がゲートに引っ掛からない厚さ(第2の大きさ)にできる。したがって、通帳の背山の高さのばらつきによる影響を受けることなく、開いた状態で収納されている通帳を一冊ずつ繰り出すことができる。
また、通帳が通過する隙間は、通帳の背山がゲート位置を通過した後に、元に戻せばよい。通帳収納部から繰り出した通帳の背山と、ゲートと、の位置関係は、例えば、検知手段が通帳収納部から繰り出された通帳の先端を検知したタイミング、および通帳繰出手段による通帳の繰出量から取得できる。
なお、通帳の先端から背山までの長さは、検知手段の検知位置とゲートとの距離以上である。
この発明によれば、通帳の背山の高さのばらつきによる影響を受けることなく、開いた状態で収納されている通帳を一冊ずつ繰り出すことができる。
以下、この発明の実施形態である通帳ユニットについて説明する。
図1は、この通帳ユニットの主要部の構成を示すブロック図である。また、図2は、この通帳ユニットの内部構成を示す概略図である。この通帳ユニット1は、図1に示すように、制御部2と、搬送部3と、検知部4と、通帳発行部5と、磁気データ処理部6と、印字部7と、バーコード読取部8と、頁捲り部9と、通信部10と、を備えている。この通帳ユニット1は、銀行等の金融機関に設置される現金自動預け払い機(ATM)や、記帳機等に適用される。この通帳ユニット1は、利用者の通帳を受け付け、その通帳に対応する口座に対して過去に行われた取引も含めて、その時点で取引内容を印字していない取引毎に、その取引の取引内容を印字する。また、今回受け付けた通帳に対して取引内容を印字しているときに、その通帳の記帳欄(取引内容を印字する欄)が一杯になると、新通帳を発行し、今回受け付けた通帳に印字できなかった取引についての取引内容を、発行した新通帳に印字する。
図1、および図2を参照しながら、各部の構成について説明する。制御部2は、通帳ユニット1本体各部の動作を制御する。通帳ユニット1には、通帳を搬送する搬送路が形成されている。搬送路には、主搬送路、および分岐搬送路がある。主搬送路は、利用者が通帳11を挿入する挿入口12と、通帳収納部50と、を結ぶ搬送路である。分岐搬送路は、主搬送路と、回収/一時保留部38とを結ぶ搬送路である。回収/一時保留部38は、利用者が取り忘れた通帳11の回収や、処理途中の通帳11の一時保留等に利用される。主搬送路には、通帳11を挟持して搬送する一対の搬送ローラ31〜36が適当な間隔で並べられている。また、分岐搬送路には、通帳11を挟持して搬送する一対の搬送ローラ37が設けられている。搬送部3は、図示していないモータ等の駆動源を有し、この駆動源で搬送ローラ31〜37を回転駆動する。搬送部3は、搬送ローラ31〜37を回転させる方向を切り替えることにより、通帳11の搬送方向(挿入口12側から通帳収納部50側へ搬送する方向と、通帳11を通帳収納部50側から挿入口12側へ搬送する方向)を切り替える。また、搬送部3は、主搬送路と分岐搬送路との分岐点に設けたフラッパ39を駆動し、通帳11の搬送先を切り替える。
検知部4は、通帳11の有無を検知するセンサ41を有している。図2では、後述する通帳収納部50付近に配置したセンサ41のみ図示しているが、センサは、挿入口12付近や、主搬送路と分岐搬送路との分岐点付近等にも配置している。このセンサ41が、この発明で言う検知手段に相当する。センサ41は、例えば透過型の光センサであり、発光部と受光部とを搬送路を挟んで対向配置している。検知部4は、各センサ41の検知結果に基づいて、搬送路上における通帳11の位置を検知する。
通帳発行部5は、未使用の通帳11を開いた状態で収納する通帳収納部50を有している。通帳収納部50に収納されている通帳11は、ピックアップローラ51に押圧されている。具体的には、図2に示すバネ53の付勢力で押圧板52を押し上げることにより、通帳収納部50に収納されている通帳11をピックアップローラ51に押圧する構成である。通帳発行部5は、ピックアップローラ51を図示していないモータで駆動し、通帳収納部50に収納されている通帳11を繰り出す。また、通帳発行部5は、通帳収納部50から繰り出された通帳11を、ゲートローラ54とフィードローラ55とで挟持して主搬送路に送り出す。ゲートローラ54、およびフィードローラ55は、図示していないモータによって駆動される。
なお、通帳発行部5には、通帳収納部50に未使用の通帳11が収納されているかどうか(通帳収納部50が空であるかどうか)を検知するセンサ等も有している。
さらに、通帳収納部50とゲートローラ54(フィードローラ55)との間には、通帳収納部50から繰り出された通帳11が通過する隙間の厚さを規制するゲート56が設けられている。このゲート56は、モータ57によって図2中に矢示する上下方向に駆動される。ゲート56を下げることにより、通帳11が通過する隙間(ギャップ)が大きくなる。反対に、ゲート56を上げることにより、通帳11が通過する隙間(ギャップ)が小さくなる。
磁気データ処理部6は、主搬送路を搬送されている通帳11に貼付されている磁気ストライプに当接し、この磁気ストライプに対する磁気データの読取や記録を行う磁気ヘッド61を有している。磁気ストライプには、対応する口座の口座番号等が記録されている。また、印字部7は、主搬送路を搬送されている通帳11に対して取引内容を印字する印字ヘッド71を有している。バーコード読取部8は、主搬送路を搬送されている通帳11の開かれている頁に印刷されているバーコード(頁番号等)を読み取るバーコードリーダ81を有している。また、頁捲り部9は、主搬送路を搬送されている通帳11の頁を捲る捲りローラ91を有している。頁捲り部9は、捲りローラ91を回転することにより、通帳11の頁を捲る。さらに、通信部10は、この通帳ユニット1が適用されているATMや記帳機等の上位装置の主制御部(不図示)との間における通信を行う。
この実施形態では、ピックアップローラ51、ゲートローラ54、フィードローラ55等が、この発明で言う通帳繰出手段を構成する。また、モータ57が、この発明で言うゲート駆動手段を構成する。
ここで、通帳収納部50に収納する通帳11について簡単に説明しておく。図3は、通帳の側面図である。この通帳ユニット1は、通帳11を図3における左右方向に搬送する。図3において11aは表紙、11bは中紙、11cは裏表紙である。通帳11は、図3に示す、表紙11aを開いた状態で通帳収納部50に重ねて収納される。通帳11は、搬送方向の長さがLであり、搬送方向の略中央に背山が生じている。通帳11の厚さ(中紙11b、および裏表紙11cによる厚さ)は、tである。また、背山の高さはsである。厚さtについては、通帳11間でのばらつきはごくわずかであるが、背山の高さsについては、通帳11間でのばらつきが比較的大きい(1mm程度の範囲でばらつきがある。)。
また、ここでは、通帳11に対して背山領域を定めている。この背山領域は、通帳11の搬送方向に、背山を含むある程度の範囲を定めている。例えば、図3に示すように、背山から搬送方向側に距離a1離れた位置から、背山から搬送方向と反対側に距離a2離れた位置までの範囲を背山領域と定めている。距離a1と、距離a2とは、同じ長さであってもよいし、異なっていてもよい。
なお、ゲート56とセンサ41の検知位置との距離は、通帳11の先端から背山領域の先端までの長さ(L/2−a1)よりも長い。
次に、この通帳ユニット1の動作について説明する。図4は、この通帳ユニットの動作を示すフローチャートである。通帳ユニット1は、通帳11が挿入口12に挿入されると(s1)、搬送部3が搬送ローラ31〜37を駆動し、挿入された通帳を本体内部に取り込む(s2)。このとき、通帳ユニット1は、磁気データ処理部6が、磁気ヘッド61を通帳11に貼付されている磁気ストライプに当接させ、この磁気ストライプに記録されている磁気データ(口座番号等)を読み取るとともに、この磁気データを一時的にメモリ等に記憶する。また、バーコード読取部8が、今回挿入された通帳11の開かれている頁に印刷されているバーコードをバーコードリーダ81で読み取る。また、バーコード読取部8は、通帳11の開かれている頁の印字済行の検知も行う。通帳ユニット1は、通信部10で上位装置から通帳11に印字する印字データを受信する(s3)。s3では、今回受け付けた通帳に対応する口座に対して過去に行われた取引も含めて、その時点で取引内容を印字していない取引毎に、その取引の取引内容にかかる印字データを受信する。
通帳ユニット1は、印字部7が印字ヘッド71を制御して、上位装置から通知された印字データに基づく取引内容の印字を開始する(s4)。通帳ユニット1は、現在印字している頁の記帳欄が一杯になるか、上位装置から通知された印字データに基づく印字が完了するのを待つ(s5、s6)。通帳ユニット1は、現在印字している頁の記帳欄が一杯になると、取引内容の印字を一時停止する(s7)。そして、通帳ユニット1は、この通帳11に未印字の頁があるかどうかを判定する(s8)。通帳ユニット1は、通帳11に未印字の頁があれば、頁捲り部9で通帳11の頁を捲り(s9)、上位装置から通知された印字データに基づく印字を再開し(s10)、s5に戻る。一方、通帳11に未印字の頁がなければ、新通帳を発行する通帳発行処理を行う(s11)。
図5は、s11にかかる通帳発行処理を示すフローチャートである。通帳ユニット1は、記帳欄が一杯になった通帳11(今回挿入された通帳11)を挿入口12に搬送し、放出する(s31)。すなわち、今回挿入された通帳11を利用者に返却する。このとき、磁気データ処理部6は、使用完了等にかかるデータを、この通帳11の磁気ストライプに記録する。また、上位装置に対して、新通帳を発行する旨のメッセージを音声や映像で出力することを要求し、これから新通帳を発行することを利用者に認識させる。
通帳ユニット1は、ピックアップローラ51、ゲートローラ54およびフィードローラ55を駆動し(s32)、通帳収納部50に収納されている未使用の通帳11を繰り出す。このとき、通帳ユニット1は、ゲート56を、通帳収納部50から繰り出された通帳11(未使用の通帳)が通過する隙間の厚さが、通帳11の厚さtに応じた大きさ(例えば、tの1.1〜1.2倍程度の大きさ)になる位置(第1の位置)に調整している(図6(A)参照)。したがって、ゲート56により、通帳収納部50から複数の通帳11が重なった状態で繰り出されるのを防止できる。
通帳ユニット1は、検知部4のセンサ41が通帳収納部50から繰出された通帳11の先端を検知すると(s33)、ピックアップローラ51を停止する(s34)。s34では、ゲートローラ54およびフィードローラ55の駆動を停止しない。
通帳ユニット1は、今回通帳収納部50から繰出した通帳11の背山領域の先端がゲート56に達すると(s35)、モータ57を駆動し、ゲート56を一定量β下げた第2の位置に移動する(s36)(図6(B)参照)。s35では、s33でセンサ41が通帳11の先端を検知した後における、ゲートローラ54およびフィードローラ55による通帳11の繰出量が第1の量αに達したときに、通帳11の背山領域の先端がゲート56に達したと判定する。この第1の量αは、通帳11の先端から背山領域の先端までの距離(L/2−a1)から、ゲート56とセンサ41の検知位置との距離Zを差し引いた長さである。また、一定量βは、通帳11の背山の高さのばらつき幅に応じて設定すればよく、例えば1mm程度にすればよい。
通帳ユニット1は、その後、通帳11の背山領域の後端がゲート56に達すると(s37)、モータ57を駆動し、ゲート56を一定量β上げて第1の位置に戻す(s38)(図6(C)参照)。その後、検知部4のセンサ41が今回繰り出した通帳11の後端の通過を検知すると(s39)、ゲートローラ54およびフィードローラ55を停止する(s40)。通帳ユニット1は、今回通帳収納部50から繰出した通帳11を搬送部3により印字位置に搬送し(s41)、s10以降の処理を行う。
このように、この通帳ユニット1は、通帳収納部50から繰出した通帳11の背山領域がゲート56を通過する間、ゲート56を一定量β下げた第2の位置に移動するので、この通帳11の背山がゲート56に引っ掛かるのを防止できる。
通帳ユニット1は、s6で上位装置から通知された印字が完了したと判定すると、s2で通帳11の磁気ストライプから読み取った磁気データを記録し(s12)、この通帳11を挿入口12に搬送し、放出する(s13)。s13では、今回挿入された通帳11、または今回新規発行された通帳11が放出される。
このように、この通帳ユニット1は、通帳収納部50から未使用の通帳11を繰り出すとき、通帳11の背山が通過するタイミングで、ゲート56を一時的に下げるので、通帳11の背山がゲート56に引っ掛かり、繰出の失敗するのを抑えられる。また、ゲート56は、背山が通過するタイミングに応じて一時的に下げているので、複数の通帳11が重なって繰り出されるのも防止できる。
また、ゲート56を上げ下げするタイミングについては、上記以外のタイミングであってもよい。
また、新通帳11を発行するときには、今回挿入された通帳11を、回収/一時保留部38に搬送し、新通帳への印字完了後に、これらの通帳11を順番に挿入口12に搬送し、放出する構成としてもよい。
通帳ユニットの主要部の構成を示すブロック図である。 通帳ユニットの内部構成を示す概略図である。 通帳の側面図である。 通帳ユニットの動作を示すフローチャートである。 通帳発行処理を示すフローチャートである。 通帳収納部から通帳を繰り出すときのゲートの制御を示す図である。
符号の説明
1−通帳ユニット
2−制御部
3−搬送部
4−検知部
5−通帳発行部
11−通帳
50−通帳収納部
51−ピックアップローラ
54−ゲートローラ
55−フィードローラ
56−ゲート
57−モータ

Claims (4)

  1. 通帳収納部に、開いた状態で収納されている通帳を繰り出す通帳繰出手段と、
    前記通帳繰出手段が繰り出した通帳を搬送路に沿って搬送する通帳搬送手段と、
    前記通帳繰出手段によって前記通帳収納部から前記搬送路へ繰り出される通帳が通過する隙間の厚さを規制するゲートを、この隙間の厚さを変化させる方向に駆動するゲート駆動手段と、
    前記ゲートに隣接する前記搬送路側の位置を検知位置とし、通帳の有無を検知する検知手段と、
    前記検知手段が前記通帳繰出手段によって前記通帳収納部から繰り出された通帳を検知した後に、前記ゲート駆動手段に前記ゲートを駆動させ、通帳が通過する隙間の厚さを一時的に広げるゲート駆動制御手段と、を備えた通帳ユニット。
  2. 前記通帳繰出手段が前記通帳収納部から繰り出した通帳の背山が前記ゲートを通過したかどうかを判定する通過判定手段を備え、
    前記ゲート駆動制御手段は、前記通過判定手段が前記通帳繰出手段が前記通帳収納部から繰り出した通帳の背山が前記ゲートを通過したと判定した後に、前記ゲート駆動手段に前記ゲートを駆動させ、通帳が通過する隙間の厚さを元に戻す手段である、請求項1に記載の通帳ユニット。
  3. 前記通過判定手段は、通帳に対して繰出方向に定めている、通帳の背山を含む背山領域の先端、および後端のそれぞれについて、前記ゲートに達したかどうかを判定する手段であり、
    前記ゲート駆動制御手段は、前記通過判定手段が前記背山領域の先端が前記ゲートに達したと判定したときに、前記ゲート駆動手段に前記ゲートを駆動させ、通帳が通過する隙間の厚さを一時的に広げ、その後、前記通過判定手段が前記背山領域の後端が前記ゲートに達したと判定したときに、前記ゲート駆動手段に前記ゲートを駆動させ、通帳が通過する隙間の厚さを元に戻す手段である、請求項2に記載の通帳ユニット。
  4. 前記通過判定手段は、前記検知手段が前記通帳繰出手段によって前記通帳収納部から繰り出された通帳の先端を検知したタイミング、および前記通帳繰出手段による通帳の繰出量に基づいて、この通帳の背山と前記ゲートと、の位置関係を取得する手段である、請求項2、または3に記載の通帳ユニット。
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