JP2012057575A - エンジンのブローバイガス還流装置 - Google Patents
エンジンのブローバイガス還流装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012057575A JP2012057575A JP2010203113A JP2010203113A JP2012057575A JP 2012057575 A JP2012057575 A JP 2012057575A JP 2010203113 A JP2010203113 A JP 2010203113A JP 2010203113 A JP2010203113 A JP 2010203113A JP 2012057575 A JP2012057575 A JP 2012057575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blow
- gas
- passage
- fresh air
- head cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
【解決手段】ヘッドカバー2内にヘッドカバー天井壁10と対向するオイルミスト遮蔽板13を取り付け、ヘッドカバー天井壁10とオイルミスト遮蔽板13との間にブローバイガス通過隙間18を形成し、ブローバイガス通過隙間18の下流にPCVバルブを配置し、新気導入パイプ14のパイプ出口17を、ブローバイガス通過隙間18の外側でヘッドカバー2内に配置することにより、新気導入パイプ14のパイプ出口17から流出した新気12が、ブローバイガス通過隙間18からPCVバルブ3に短絡することなく、新気導入パイプ14のパイプ出口17からヘッドカバー2内とクランクケース内とに導入されるようにした。
【選択図】図2
Description
この明細書及び特許請求の範囲の用語中、PCVバルブとは、ポジティブ・クランクケース・ベンチレーション・バルブの略称であり、吸気通路の吸気負圧に応じてブローバイガスの吸気通路への流量を調整するバルブをいう。
しかし、この従来技術では、ブローバイガスの還流時や逆流時にヘッドカバー内からのオイルミストの連れ出しを抑制する手段がなく、また、新気が新気導入パイプからPCVバルブに短絡するのを抑制する手段もないため、問題がある。
ブローバイガスの還流時にヘッドカバー内からのオイルミストの連れ出しを抑制する手段がないため、ブローバイガスとともにヘッドカバー内からオイルミストが連れ出され、オイル消費量が多い。
新気が新気導入パイプからPCVバルブに短絡するのを抑制する手段がないため、ヘッドカバー内やクランクケース内の換気効率が低い。
図1(A)に例示するように、シリンダヘッド(1)に組み付けたヘッドカバー(2)にPCVバルブ(3)と新気導入パイプ(14)を配置し、PCVバルブ(3)はブローバイガス通路(4)を介してスロットルバルブ(5)よりも下流側の下流側吸気通路(6)に連通させ、スロットルバルブ(5)よりも上流側の上流側吸気通路(7)は新気導入通路(8)と新気導入パイプ(14)とを介してヘッドカバー(2)内に連通させ、ヘッドカバー(2)内は連通路(11)を介してクランクケース(9)内に連通させ、
上流側吸気通路(7)の新気(12)は、新気導入通路(8)と新気導入パイプ(14)とを順に介してヘッドカバー(2)内とクランクケース(9)内とに導入され、
ヘッドカバー(2)内から上流側吸気通路(7)への逆流時には、ヘッドカバー(2)内とクランクケース(9)内のブローバイガス(45)が新気導入パイプ(14)と新気導入通路(8)とを順に介して上流側吸気通路(7)に導入されるようにした、エンジンのブローバイガス還流装置において、
図2、図3(A)(C)に例示するように、新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)を、ブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)の外側でヘッドカバー(2)内に配置することにより、新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)から流出した新気(12)が、ブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)からPCVバルブ(3)に短絡することなく、新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)からヘッドカバー(2)内とクランクケース(9)内とに導入されるようにした、ことを特徴とするエンジンのブローバイガス還流装置。
請求項1に係る発明は、次の効果を奏する。
《効果》 オイル消費量を低減することができる。
図2に例示するように、ヘッドカバー(2)内にヘッドカバー天井壁(10)と対向するオイルミスト遮蔽板(13)を取り付け、図3(A)(C)に例示するように、ヘッドカバー天井壁(11)とオイルミスト遮蔽板(13)との間にブローバイガス通過隙間18)(18)(18)(18)を形成し、ブローバイガス通過隙間18)(18)(18)(18)の下流にPCVバルブ(3)を配置するので、ブローバイガス(45)の還流時に、ヘッドカバー(2)からのオイルミストの連れ出しが、オイルミスト遮蔽板(13)で抑制され、オイル消費量を低減することができる。
図2、図3(A)(C)に例示するように、新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)を、ブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)の外側でヘッドカバー(2)内に配置することにより、新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)から流出した新気(12)が、ブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)を経てPCVバルブ(3)に短絡することなく、新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)からヘッドカバー(2)内とクランクケース(9)内とに導入されるようにしたので、ヘッドカバー(2)内やクランクケース(9)内の換気効率を高めることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 ヘッドカバー内やクランクケース内の換気効率を高めることができる。
図2、図3(A)に例示するように、オイルミスト遮蔽板(13)の長手方向両端部の上方にブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)の入口(18a)(18a)(18a)(18a)を設け、オイルミスト遮蔽板(13)の長手方向中央部の上方にブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)の出口(18b)(18b)(18b)(18b)を設け、オイルミスト遮蔽板(13)の長手方向中央部の下方に新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)を配置したので、新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)とブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)の入口(18a)(18a)(18a)(18a)とを遠ざけることができ、新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)から流出した新気(12)が、ブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)の入口(18a)(18a)(18a)(18a)に進入しにくく、PCVバルブ(3)への短絡が抑制され、ヘッドカバー(2)内やクランクケース(9)内の換気効率を高めることができる。
請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 オイル消費量を低減することができる。
図2、図3(A)(C)に例示するように、オイルミスト遮蔽板(13)から新気導入パイプ(14)をブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)の外側のヘッドカバー(2)内に突出させ、この新気導入パイプ(14)の突出部分を折り曲げて、この新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)を絞り隙間(17a)を保持してヘッドカバー(2)の周壁(2a)に対向させたので、ブローバイガス(45)の逆流時にブローバイガス(45)が絞り隙間(17a)を経て新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)に流入するので、ブローバイガス(45)の逆流によるヘッドカバー(2)外へのオイルミストの連れ出しが抑制がされ、オイル消費量を低減することができる。
請求項4に係る発明は、請求項2または請求項3に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 オイル消費量を低減することができる。
図3(A)に例示するように、新気受渡通路壁(59)と環部(58)との間にブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)の出口(18b)(18b)(18b)(18b)を設けたので、図2、図3(C)に例示するように、ブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)の出口(18b)(18b)(18b)(18b)を通過するブローバイガス(45)中のオイルミストが新気受渡通路壁(59)で凝縮し、ヘッドカバー(2)からのオイルミストの連れ出しが抑制され、オイル消費量を低減することができる。
請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 オイル消費量を低減することができる。
図3(C)に例示するように、ブローバイガス導出通路出口(28)の下流にPCVバルブ(3)を設け、図2、図3(C)に例示するように、ブローバイガス通過隙間(18)からブローバイガス浮上室(23)の上部浮上口(25)に浮上してきたブローバイガス(45)がブローバイガス浮上室(23)の天井壁(27)に沿って下向きに反転した後に、ブローバイガス導出通路入口(26)に流入するようにしたので、ブローバイガス浮上室(23)の天井壁(27)に沿って下向きに反転したブローバイガス(45)中のオイルミストがブローバイガス浮上室(23)の天井壁(27)で凝縮し、ヘッドカバー(2)からのオイルミストの連れ出しが抑制され、オイル消費量を低減することができる。
シリンダブロック(35)の上半部はシリンダ部(39)であり、下半部はクランクケース(9)である。
シリンダヘッド(1)の横一側に吸気マニホールド(40)を配置し、吸気マニホールド(40)の親管(41)の前部にスロットルボディ(42)を取り付け、スロットルボディ(42)の前部にガスミキサ(43)を取り付けている。ガスミキサ(43)には、図1に示すように、エアクリーナ(44)を連通させる。
スロットルバルブ(5)よりも上流側の上流側吸気通路(7)の新気(12)は、新気導入通路(8)と新気導入パイプ(14)とを順に介してヘッドカバー(2)内とクランクケース(9)内とに導入される。
ピストン(30)のポンピング作用等によって発生するクランクケース(9)の脈動により、ヘッドカバー(2)とクランクケース(9)内との間でガスが往復動しなから、ガス交換が行われ、ヘッドカバー(2)に導入された新気(12)が、クランクケース(9)に導入される。
このPCVバルブ(3)は、下流側吸気通路(6)の吸気負圧と、付勢スプリング(3e)の付勢力と、ヘッドカバー(2)の内圧との不釣合い力により弁体(3d)を進退させ、弁体(3d)周囲の弁通路(3c)の通路断面積や弁体(3d)と弁座(3b)の間の通路断面積を変えることにより、ヘッドカバー(2)から下流側吸気通路(6)に吸引されるブローバイガス(45)の流量を調節するようになっている。
中負荷になり、ガバナ機構(図外)によりスロットルバルブ(5)の開度が大きくなると、下流側吸気通路(6)の吸気負圧が小さく(大気圧寄りに)なり、弁体(3d)は弁通路(3c)の上流寄りに位置し、弁体(3d)周囲の弁通路(3c)の通路断面積が広くなるため、ヘッドカバー(2)から下流側吸気通路(6)に吸引されるブローバイガス(45)の流量は低負荷の場合よりも増加する。
図2、図3(A)(C)に示すように、新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)を、ブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)の外側でヘッドカバー(2)内に配置することにより、新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)から流出した新気(12)が、ブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)からPCVバルブ(3)に短絡することなく、新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)からヘッドカバー(2)内とクランクケース(9)内とに導入されるようにしている。
図3(A)に示すように、オイルミスト遮蔽板(13)を前後方向に長く形成し、その前後方向中央部の上方にブローバイガス浮上室周壁(22)を配置している。
ヘッドカバー天井壁(10)の左右方向中央部で前後方向に縦走する中央縦走リブ(33)をヘッドカバー天井壁(10)から下向きに突出させている。
プッシュロッド(53)はシリンダヘッド(1)とシリンダブロック(35)に形成したプッシュロッド室(57)に収容しており、このプッシュロッド室(57)をヘッドカバー(2)内とクランクケース(9)内を連通させる連通路(11)として用いている。
ヘッドカバー天井壁(10)とオイルミスト遮蔽板(13)との隙間のうち、後寄りの部分を中央縦走リブ(33)で左右に区分し、これらをブローバイガス通過隙間(18)(18)とし、ブローバイガス通過隙間(18)(18)の後端部に入口(18a)(18a)を設けている。
各ブローバイガス通過隙間(18)の出口(18b)はオイルミスト遮蔽板(13)の前後方向中央部の上方に配置している。
ヘッドカバー天井壁(10)の後端部で左右方向に横断する後端横断リブ(46)をヘッドカバー天井壁(10)から下向きに突出させ、この後端横断リブ(46)を後寄りのブローバイガス通過隙間(18)(18)の入口(18a)(18a)にその前側から対向させ、これらの入口(18a)(18a)からのオイルミストの進入を抑制している。
環部(58)内に新気受渡通路壁(59)を設け、この新気受渡通路壁(59)の下部に新気導入パイプ(14)を取り付け、新気受渡通路壁(59)内の新気受渡通路(60)を介して新気導入通路(8)と新気導入パイプ(14)とを連通させ、図3(A)に示すように、新気受渡通路壁(59)と環部(58)との間にブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)の出口(18b)(18b)(18b)(18b)を設けている。
ブローバイガス導出通路出口(28)の下流にPCVバルブ(3)を設け、図2、図3(C)に示すように、ブローバイガス通過隙間(18)からブローバイガス浮上室(23)の上部浮上口(25)に浮上してきたブローバイガス(45)がブローバイガス浮上室(23)の天井壁(27)に沿って下向きに反転した後に、ブローバイガス導出通路入口(26)に流入するようにしている。
(2) ヘッドカバー
(2a) 周壁
(3) PCVバルブ
(4) ブローバイガス通路
(5) スロットルバルブ
(6) 下流側吸気通路
(7) 上流側吸気通路
(8) 新気導入通路
(9) クランクケース
(10) ヘッドカバー天井壁
(11) 連通路
(12) 新気
(13) オイルミスト遮蔽板
(14) 新気導入パイプ
(17) パイプ出口
(17a) 絞り隙間
(18) ブローバイガス通路
(22) ブローバイガス浮上室周壁
(23) ブローバイガス浮上室
(24) ブローバイガス導出通路壁
(25) 上部浮上口
(26) ブローバイガス導出通路入口
(27) 天井壁
(28) ブローバイガス導出通路出口
(29) ブローバイガス導出通路
(45) ブローバイガス
(58) 環部
(59) 新気受渡通路壁
(60) 新気受渡通路
Claims (5)
- シリンダヘッド(1)に組み付けたヘッドカバー(2)にPCVバルブ(3)と新気導入パイプ(14)を配置し、PCVバルブ(3)はブローバイガス通路(4)を介してスロットルバルブ(5)よりも下流側の下流側吸気通路(6)に連通させ、スロットルバルブ(5)よりも上流側の上流側吸気通路(7)は新気導入通路(8)と新気導入パイプ(14)とを介してヘッドカバー(2)内に連通させ、ヘッドカバー(2)内は連通路(11)を介してクランクケース(9)内に連通させ、
上流側吸気通路(7)の新気(12)は、新気導入通路(8)と新気導入パイプ(14)とを順に介してヘッドカバー(2)内とクランクケース(9)内とに導入され、
ヘッドカバー(2)内から上流側吸気通路(7)への逆流時には、ヘッドカバー(2)内とクランクケース(9)内のブローバイガス(45)が新気導入パイプ(14)と新気導入通路(8)とを順に介して上流側吸気通路(7)に導入されるようにした、エンジンのブローバイガス還流装置において、
ヘッドカバー(2)内にヘッドカバー天井壁(10)と対向するオイルミスト遮蔽板(13)を取り付け、ヘッドカバー天井壁(10)とオイルミスト遮蔽板(13)との間にブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)を形成し、ブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)の下流にPCVバルブ(3)を配置し、
新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)を、ブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)の外側でヘッドカバー(2)内に配置することにより、新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)から流出した新気(12)が、ブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)を経てPCVバルブ(3)に短絡することなく、新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)からヘッドカバー(2)内とクランクケース(9)内とに導入されるようにした、ことを特徴とするエンジンのブローバイガス還流装置。 - 請求項1に記載したエンジンのブローバイガス還流装置において、
オイルミスト遮蔽板(13)の長手方向両端部の上方にブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)の入口(18a)(18a)(18a)(18a)を設け、オイルミスト遮蔽板(13)の長手方向中央部の上方にブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)の出口(18b)(18b)(18b)(18b)を設け、オイルミスト遮蔽板(13)の長手方向中央部の下方に新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)を配置した、ことを特徴とするエンジンのブローバイガス還流装置。 - 請求項2に記載したエンジンのブローバイガス還流装置において、
オイルミスト遮蔽板(13)から新気導入パイプ(14)をブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)の外側のヘッドカバー(2)内に突出させ、この新気導入パイプ(14)の突出部分を折り曲げて、この新気導入パイプ(14)のパイプ出口(17)を絞り隙間(17a)を保持してヘッドカバー(2)の周壁(2a)に対向させた、ことを特徴とするエンジンのブローバイガス還流装置。 - 請求項2または請求項3に記載したエンジンのブローバイガス還流装置において、
ヘッドカバー天井壁(10)に環部(58)を設け、この環部(58)から上向きにブローバイガス浮上室周壁(22)を突出させ、ブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)の出口(18b)(18b)(18b)(18b)からブローバイガス浮上室(23)を浮上してきたブローバイガス(45)をPCVバルブ(3)に送り出すに当たり、
環部(58)内に新気受渡通路壁(59)を設け、この新気受渡通路壁(59)の下部に新気導入パイプ(14)を取り付け、新気受渡通路壁(59)内の新気受渡通路(60)を介して新気導入通路(8)と新気導入パイプ(14)とを連通させ、
新気受渡通路壁(59)と環部(58)との間にブローバイガス通過隙間(18)(18)(18)(18)の出口(18b)(18b)(18b)(18b)を設けた、ことを特徴とするエンジンのブローバイガス還流装置。 - 請求項4に記載したエンジンのブローバイガス還流装置において、
ブローバイガス浮上室(23)の上部にブローバイガス導出通路壁(24)を設け、ブローバイガス導出通路壁(24)内にブローバイガス導出通路(29)を設け、ブローバイガス導出通路壁(24)とブローバイガス浮上室周壁(22)との間に上部浮上口(25)を設け、ブローバイガス導出通路壁(24)の上面にブローバイガス浮上室(23)に連通するブローバイガス導出通路入口(26)をあけ、ブローバイガス導出通路入口(26)を、ブローバイガス浮上室(23)の天井壁(27)に対向させ、
ブローバイガス導出通路出口(28)の下流にPCVバルブ(3)を設け、ブローバイガス通過隙間(18)からブローバイガス浮上室(23)の上部浮上口(25)に浮上してきたブローバイガス(45)がブローバイガス浮上室(23)の天井壁(27)に沿って下向きに反転した後に、ブローバイガス導出通路入口(26)に流入するようにした、ことを特徴とするエンジンのブローバイガス還流装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010203113A JP5478436B2 (ja) | 2010-09-10 | 2010-09-10 | エンジンのブローバイガス還流装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010203113A JP5478436B2 (ja) | 2010-09-10 | 2010-09-10 | エンジンのブローバイガス還流装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012057575A true JP2012057575A (ja) | 2012-03-22 |
JP5478436B2 JP5478436B2 (ja) | 2014-04-23 |
Family
ID=46054961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010203113A Active JP5478436B2 (ja) | 2010-09-10 | 2010-09-10 | エンジンのブローバイガス還流装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5478436B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3674539A1 (en) | 2018-12-31 | 2020-07-01 | Kubota Corporation | Cylinder head cover |
JP2020109278A (ja) * | 2018-12-31 | 2020-07-16 | 株式会社クボタ | ブローバイガス還流装置 |
JP2020109279A (ja) * | 2018-12-31 | 2020-07-16 | 株式会社クボタ | ブローバイガス還流装置 |
JP2020109277A (ja) * | 2018-12-31 | 2020-07-16 | 株式会社クボタ | ブローバイガス還流装置 |
EP3839222A1 (en) | 2019-12-20 | 2021-06-23 | Kubota Corporation | Ventilator-equipped engine |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57198311U (ja) * | 1981-06-11 | 1982-12-16 | ||
JPH0361112U (ja) * | 1989-10-17 | 1991-06-14 | ||
JP2008215214A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Toyota Motor Corp | ブローバイガス還元装置及びそのブローバイガス還元装置を備えた内燃機関 |
JP2009121281A (ja) * | 2007-11-13 | 2009-06-04 | Mahle Filter Systems Japan Corp | 内燃機関のオイルセパレータ |
JP2010101226A (ja) * | 2008-10-22 | 2010-05-06 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のブローバイガス還元装置 |
-
2010
- 2010-09-10 JP JP2010203113A patent/JP5478436B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57198311U (ja) * | 1981-06-11 | 1982-12-16 | ||
JPH0361112U (ja) * | 1989-10-17 | 1991-06-14 | ||
JP2008215214A (ja) * | 2007-03-05 | 2008-09-18 | Toyota Motor Corp | ブローバイガス還元装置及びそのブローバイガス還元装置を備えた内燃機関 |
JP2009121281A (ja) * | 2007-11-13 | 2009-06-04 | Mahle Filter Systems Japan Corp | 内燃機関のオイルセパレータ |
JP2010101226A (ja) * | 2008-10-22 | 2010-05-06 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のブローバイガス還元装置 |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3674539A1 (en) | 2018-12-31 | 2020-07-01 | Kubota Corporation | Cylinder head cover |
JP2020109278A (ja) * | 2018-12-31 | 2020-07-16 | 株式会社クボタ | ブローバイガス還流装置 |
JP2020109279A (ja) * | 2018-12-31 | 2020-07-16 | 株式会社クボタ | ブローバイガス還流装置 |
JP2020109277A (ja) * | 2018-12-31 | 2020-07-16 | 株式会社クボタ | ブローバイガス還流装置 |
JP2020109265A (ja) * | 2018-12-31 | 2020-07-16 | 株式会社クボタ | シリンダヘッドカバー |
US10941684B2 (en) | 2018-12-31 | 2021-03-09 | Kubota Corporation | Cylinder head cover |
JP7063802B2 (ja) | 2018-12-31 | 2022-05-09 | 株式会社クボタ | シリンダヘッドカバー |
JP7103937B2 (ja) | 2018-12-31 | 2022-07-20 | 株式会社クボタ | ブローバイガス還流装置 |
JP7103936B2 (ja) | 2018-12-31 | 2022-07-20 | 株式会社クボタ | ブローバイガス還流装置 |
JP7103935B2 (ja) | 2018-12-31 | 2022-07-20 | 株式会社クボタ | ブローバイガス還流装置 |
EP3839222A1 (en) | 2019-12-20 | 2021-06-23 | Kubota Corporation | Ventilator-equipped engine |
US11280233B2 (en) | 2019-12-20 | 2022-03-22 | Kubota Corporation | Ventilator-equipped engine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5478436B2 (ja) | 2014-04-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5478399B2 (ja) | エンジンのブローバイガス還流装置 | |
US10533470B2 (en) | Oil separation device for internal combustion engine | |
JP5478436B2 (ja) | エンジンのブローバイガス還流装置 | |
US7461643B2 (en) | Breather assembly for an internal combustion engine | |
JP2007016664A (ja) | 内燃機関のオイル戻し構造 | |
JP2012057498A (ja) | 車両用エンジン | |
JPH0295712A (ja) | エンジンのブローバイガス回収装置 | |
US9790902B2 (en) | Engine cylinder head intake port configuration | |
JP2009203977A (ja) | 内燃機関のブリーザ装置 | |
JP2006316698A (ja) | オイルミスト処理装置 | |
JP5478435B2 (ja) | エンジンのブローバイガス還流装置 | |
US11280233B2 (en) | Ventilator-equipped engine | |
JP2005147135A (ja) | 内燃機関のポジティブクランクケースベンチレーションシステム | |
JP3378234B2 (ja) | 内燃機関のブリーザ装置 | |
JP2007120480A (ja) | 2次空気供給装置とブリーザ装置とを備える内燃機関 | |
JP2016098645A (ja) | 内燃機関 | |
JP5820789B2 (ja) | エンジンのブローバイガス還流装置 | |
JP2013050060A (ja) | ブローバイガス処理装置 | |
JP2011064073A (ja) | 多気筒ディーゼルエンジン | |
JP2009250077A (ja) | エンジンの排気ガス再循環装置 | |
JP6319012B2 (ja) | エンジンのブリーザ室レイアウト構造 | |
JP2013253527A (ja) | 内燃機関のブローバイガス通路構造 | |
KR20060003924A (ko) | 자동차 엔진의 실린더 헤드 커버 구조 | |
JP5679949B2 (ja) | 過給機付エンジンの吸気通路内オイル排出装置 | |
JPS6215453Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120925 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130814 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131011 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140204 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140210 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5478436 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |