JP2012056334A - ヘッドアップディスプレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】反射部材にこれを回動自在に支持する軸を一体成形したものとすることで、部品コストの削減と取り付け誤差の発生を防止し、一体成形したことによって生じる成形材料の「ヒケ」によって反射面の精度が損なわれないようにし、以って表示光(表示像)の品位を維持可能にする。
【解決手段】ミラー部材Aは、ミラー部材本体52と、ミラー部材本体52の表面56に形成された、表示光をウインドシールドに向けて反射する反射面59と、ミラー部材本体52の表面56に交差する端面57から、表面56の延長方向に突出した円筒状の回転軸53と、を有し、回転軸53は、ミラー部材本体52の表面56と該回転軸53が突設された端面57とが交差する交線よりも、表面56に対向するミラー部材本体52の裏面58側に位置するよう端面57から突出している。
【選択図】図2

Description

本発明は、表示器が出射する表示光を反射し、この反射光をウインドシールドに照射して、このウインドシールド上に照射された反射光を車室内で看取可能にするヘッドアップディスプレイに関するものである。
従来から、運転者の視認性向上のために、ウインドシールドの所定の投影エリアを反射面として虚像を表示させる、ヘッドアップディスプレイ(HUD:Head Up Display)装置と呼ばれる投影型表示ユニットが一部の車種で採用されている。このヘッドアップディスプレイ装置は、出射部が形成されたハウジング内に例えば液晶パネルからなる表示素子と反射部材を収容し、表示素子の表示光(表示像)を反射部材(反射ユニット)を通じて反射させると共に出射部を通じて所定の照射部材、例えば自動車のウインドシールドに照射して表示を行うものである。
反射ユニットは、ホルダ部材を通じて保持され、照射部材たるウインドシールドに照射される表示像の位置を移動させて位置調整を行えるよう、所定の回動軸線を中心として回動可能に設けられている。この際、ホルダ部材には、回動軸線に沿って周囲に突出する一対の軸部(被支持部)が設けられ、一方、ハウジング側にはこれら一対の軸部を支持する一対の軸受け部(支持部)が設けられ、前記軸部を軸受け部で軸受け保持することでホルダ部材を通じて保持した反射部材を回動可能に構成している。
このような反射ユニットは、例えば、特許文献1に開示されている。図9は、従来のヘッドアップディスプレイの表示ユニットを示す分解斜視図である。また、図10は、従来のヘッドアップディスプレイの表示ユニットを示す横断面図である。この反射ユニット5は、反射部材10とホルダ部材20とを有する。これらのうち、反射部材10は、例えば合成樹脂材料からなる基材の表面に蒸着等の手段により反射膜を形成した凹面鏡からなる。
ホルダ部材20は、例えば黒色の合成樹脂材料からなり、保持部21と、ギヤ部22と、一対の第1、第2の被支持部23、24と、一対の規制部25、26とを備えている。保持部21は、反射部材10に沿って延在し反射部材10と接着保持する。ギヤ部22は、保持部21の反射部材10が接着される側とは反対側に位置して形成され、アクチュエータの出力ギヤ(図示しない)と連結されている。
一対の第1、第2の被支持部23、24は、ホルダ部材20を前記アクチュエータ(図示しない)を通じて回動させる際の回動軸線AXに沿って、反射部材10を挟むように設けられるもので、後述する一対の支持部を通じてハウジングに回動可能に支持されるものである。これら一対の第1、第2の被支持部23、24のうち、第1の被支持部23は、保持部21の反射部材10が接着される側とは反対側に位置して筒状(袋状)に形成され、前記一対の支持部のうちの、一方を挿入できるように開口している。
第2の被支持部24は、保持部21から屈曲して反射部材10の側方に延びる延長部27の外壁面から更に側方に突出する突出片28を利用して断面幅狭な軸部として形成され、前記一対の支持部のうちの他方に挿入できるように形成されている。
一対の規制部25、26は、突出片28を利用して第2の被支持部24を挟むように形成された断面幅広のフランジ形状部からなり、第2の被支持部24を他方の前記支持部に挿入した際、前記支持部の一部と当接して第2の被支持部24の回転軸線AX方向への移動を規制する。この場合、規制部25、26の間隔は第2の被支持部24を他方の前記支持部に挿入可能であるが、挿入完了時には第2の被支持部24の回転軸線AX方向への移動を禁止できる寸法に設定されている。
特開2008−185790号公報
上述した従来のヘッドアップディスプレイは、解決すべき以下の問題を有している。
即ち、反射ユニット5を構成するために反射部材10の他に、この反射部材10をハウジングに対して回動自在に軸支するホルダ部材20を組付ける必要がある。このため、部品点数の増加による部品コストおよび組付け工数の増加を招き、ヘッドアップディスプレイの製造コストを押し上げる結果となる。また、別部品であるホルダ部材20に反射部材10を保持機構によって組付けるため、表示ユニット全体における反射部材10の組付け上の誤差や反射面の精度誤差が大きくなり、反射光(反射像)がむらやゴーストを伴う表示光(表示像)として看取されてしまうという不都合がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、反射部材としてのミラー部材本体にこれを回動自在に支持する回転軸を一体成形したものとすることで、部品コストの削減と取り付け誤差の発生を防止するとともに、一体成形したことによってミラー部材本体の表面に生じるヒケと呼ばれる凹み(SINK MARK)によって反射面の精度が損なわれないようにし、以って表示光(表示像)の品位を維持することができるヘッドアップディスプレイを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るヘッドアップディスプレイは、下記(1)〜(3)を特徴としている。
(1) 表示器が出射する表示光を反射し、前記反射光をウインドシールドに向けて照射するミラー部材を備え、前記ウインドシールドからの反射光を車室内で看取可能にするヘッドアップディスプレイであって、
前記ミラー部材は、
ミラー部材本体と、
前記ミラー部材本体の表面に形成された、前記表示光を前記ウインドシールドに向けて反射する反射面と、
前記ミラー部材本体の前記表面に交差する端面のうちの少なくとも一つから、前記表面の延長方向に突出した円筒状の回転軸と、
を有し、
前記回転軸は、前記ミラー部材本体の前記表面と該回転軸が突設された前記端面とが交差する交線よりも、前記表面に対向する前記ミラー部材本体の裏面側に位置するよう前記端面から突出しているを特徴とするヘッドアップディスプレイ。
こと。
(2) 上記(1)の構成のヘッドアップディスプレイであって、
前記回転軸は、前記回転軸が設けられた前記端面における前記ミラー部材本体の表裏方向の幅より直径が小さく、前記回転軸を突出方向から視た際に該回転軸全体が前記端面内部に位置する、
こと。
(3) 上記(1)の構成のヘッドアップディスプレイであって、
前記回転軸は、一部が、前記ミラー部材本体の前記表面と該回転軸が突設された前記端面とが交差する交線よりも前記裏面側に位置するとともに、他部が、前記ミラー部材本体の前記裏面と該回転軸が突設された前記端面とが交差する交線よりも前記裏面側に位置する、
こと。
上記(1)の構成のヘッドアップディスプレイによれば、前記交線部分ではミラー部材本体の前面と回転軸との間に段部が生じ、この段部が生じる箇所ではこのミラー部材本体および回転軸を一体成形する溶融樹脂の溶融温度、射出圧、保圧、射出量等の成型条件に応じて冷却、固化(体積収縮)の性状が変化するものの、回転軸がミラー部材本体の表面より裏面側に後退した位置にあるため、ミラー部材本体表面の性状変化の影響を抑えることで、このミラー部材本体の表面側に発生するヒケを最小限に抑える。また、このヒケが発生する領域を反射ミラーの無効反射領域としてこの無効反射領域の内側の有効反射領域を十分に確保することで、ミラー部材本体の反射面を所定の精度に保つことができ、結果としてこの反射面で反射される反射光による高い表示品位の表示像(表示光)を、車室側で看取可能とすることができる。
また、上記(2)の構成のヘッドアップディスプレイによれば、前記回転軸の基端はミラー部材本体の端面において、そのミラー部材本体の肉厚内に連設され、従って回転軸がミラー部材本体の表面および裏面に対し僅かずつ後退した位置にあり、前記成型による溶融樹脂の冷却、固化時におけるミラー部材本体の表面側および裏面側に発生するヒケを最小限に抑えることができる。この場合にも、そのヒケが発生する領域を、有効反射領域の周辺に設けた前記無効反射領域とすることで、反射光のむらを有効に防止できる。従って反射面形成時のアルミ蒸着の積層厚が不均一になったり、むらになったりすることを回避できる。その結果、前記反射面で反射される反射光による高い表示品位の表示像(表示光)を、車室側で看取可能となる。
また、上記(3)の構成のヘッドアップディスプレイによれば、ミラー部材本体の表面と回転軸との間およびミラー部材本体の背面と回転軸との間に生じる段部では、ミラー部材本体および回転軸を金型で一体成形する溶融樹脂の溶融温度、射出圧、保圧、射出量等の成型条件に応じた冷却、固化(体積収縮)時の性状が共に変化するものの、回転軸がミラー部材本体の表面より裏面側に後退した位置にあるとともに、ミラー部材本体の裏面に突出しているため、ミラー部材本体の裏面に発生するヒケに比べてミラー部材本体の表面に発生するヒケを十分に少なめに抑えることができる。
また、前述した目的を達成するために、本発明に係るヘッドアップディスプレイは、下記(4)〜(5)を特徴としている。
(4) 表示器が出射する表示光を反射し、前記反射光をウインドシールドに向けて照射するミラー部材を備え、前記ウインドシールドからの反射光を車室内で看取可能にするヘッドアップディスプレイであって、
前記ミラー部材は、
ミラー部材本体と、
前記ミラー部材本体の表面に形成された、前記表示光を前記ウインドシールドに向けて反射する反射面と、
前記表面に対向する前記ミラー部材本体の裏面から、前記表面の延長方向に突出した円筒状の回転軸と、
を有し、
前記反射面は、前記ミラー部材本体の前記表面に垂直な方向から該ミラー部材本体を透視した際に、前記裏面から突出する前記回転軸の基端よりも中央よりに前記表面に形成されている、
こと。
(5) 上記(4)の構成のヘッドアップディスプレイであって、
前記回転軸は、一部が前記ミラー部材本体の前記裏面から突出するとともに、他部が前記ミラー部材本体の前記表面に交差する端面から、前記裏面の延長方向に突出している、
こと。
上記(4)の構成のヘッドアップディスプレイによれば、前記ミラー部材本体の表面における前記基端の対応箇所付近を避けて前記反射面が形成されるため、この反射面では前記回転軸を一体に成形した場合に前記ミラー部材本体の表面に発生するヒケの影響を受けないようにすることができる。これによりその反射面で反射される反射光のむらを確実に回避できる。
また、上記(5)の構成のヘッドアップディスプレイによれば、回転軸がミラー部材本体の裏面から突出する箇所が他の箇所に比べて断面積の変化が大きくなるため、この突出する箇所における溶融樹脂の溶融温度、射出圧、保圧、射出量等の成型条件に応じて冷却、固化(体積収縮)時の性状が大きく変化することでヒケが発生するものの、回転軸がミラー部材本体の裏面に突設されることで、この裏面でのヒケは大きくなるものの、表面におけるヒケを小さめに抑えることができる。従って、このヒケの発生が生じる箇所を無効反射領域として、この無効反射領域によって囲まれる有効反射領域に反射面を形成することで、むらのない反射光をウインドシールドに照射でき、このウインドシールドを通過した反射像をむらがない表示光(表示像)として車室内の運転者に看取させることができる。
本発明によれば、反射部材にこれを回動自在に支持する軸を一体成形したものとすることで、部品コストの削減と取り付け誤差の発生を防止し、一体成形したことによって生じる成形材料のヒケによって反射面の精度が損なわれないようにし、以って表示光(表示像)の品位を維持することができる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の第1の実施形態にかかるヘッドアップディスプレイを示す斜視図である。 図1に示すミラー部材本体の斜視図である。 図1に示すミラー部材本体の正面図である。 図1に示すミラー部材本体の平面図である。 本発明におけるミラー部材本体の第2の実施形態のミラー部材本体の要部であり、(a)はその要部の平面図、(b)はその要部の側面図である。 本発明におけるミラー部材本体の第3の実施形態のミラー部材本体の要部であり、(a)はその要部の平面図、(b)はその要部の側面図である。 本発明におけるミラー部材本体の第4の実施形態のミラー部材本体の要部であり、(a)はその要部の平面図、(b)はその要部の側面図、(c)はその要部の背面斜視図である。 本発明におけるミラー部材本体の第5の実施形態のミラー部材本体の要部であり、(a)はその要部の平面図、(b)はその要部の側面図、(c)はその要部の背面斜視図である。 従来のヘッドアップディスプレイの表示ユニットを示す分解斜視図である。 従来のヘッドアップディスプレイの表示ユニットを示す横断面図である。
以下、本発明の実施形態のヘッドアップディスプレイを、図1〜図8を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態にかかるヘッドアップディスプレイを示す斜視図である。
図1に示す本実施形態のヘッドアップディスプレイはミラー部材Aを備える。このミラー部材Aは、フレーム51と、ミラー部材本体52と、回転軸53と、ミラー駆動部54と、を備えて構成される。これらのうちフレーム51は前方および上方が開放された略矩形の箱体からなり、この箱体の対向する一対の側板51a、51b間にはミラー部材本体52が回転自在に介在されている。また、各側板51a、51bの互いに対向する位置に前記回転軸53を回動自在に支承する軸支持孔55が穿設されている。このフレーム51は全体が黒色の合成樹脂板や金属板によって構成されている。
前記ミラー部材本体52は、図2〜図4に示すように、全体として前面(表面)56が凹むように、例えば球面を持つように形成された矩形の板材からなり、これが合成樹脂によって成型されている。このミラー部材本体52の左右端面であって、ミラー部材本体52の上下高さにおける中心線Lよりも上方の互いに対向する位置には、前記回転軸53が一体に突設されている。また、この回転軸53は、図6(a)、(b)に示すように、前記ミラー部材本体52の表面56と回転軸53が突設された前記端面57とが交差する交線よりも、前記表面56に対向する前記ミラー部材本体52の裏面58側に位置するように前記端面57から突出している。これらの回転軸53はミラー部材本体52の成型時にこのミラー部材本体52とともに一体に形成されている。これらの回転軸53は、前記フレーム51の側板51a、51bの各軸支持孔55に対し直接にまたはベアリング(図示しない)を介して間接的に回動可能に支持されている。
本実施形態では、前述のように、ミラー部材本体52とこれの両端に突出する回転軸53とが合成樹脂によって一体成形されている。このため、これらを別部品として構成する場合に比べて、部品コストおよび工数は削減され、ミラー部材としてのコストを抑えることができ、またこれらの組付け作業がなくなる分、この組付け誤差をなくすることができるというメリットが得られる。
また、ミラー部材本体52の表面(凹面)56であって、光源(バックライト)の光を、表示装置を通してウインドシールドに向けて反射する表示光(表示像)の通過領域(有効反射領域)に、アルミ蒸着などによって成膜された反射面59が設けられている。なお、ミラー部材本体52の前面56であって、反射面59を囲む四周の領域は表示像の反射に用いられない無効反射領域60とされる。
また、一方の回転軸53はミラー駆動部54の駆動軸(図示しない)に連結されている。このミラー駆動部54は、図示しないが運転者などのスイッチ操作にもとづいて正逆転するモータと、このモータの回転速度を(減速)する減速機とを備えて構成される。従って、回転軸53に一体のミラー部材本体52はそのモータの駆動によって、前記スイッチ操作により指定された角度分傾動可能になっている。係止ピン61は、このミラー部材本体52の一端面であって、回転軸53より下方の位置に止着され、またはミラー部材本体52とともに一体成形されている。
振動防止ばね(コイルスプリング)62は各一端が係止ピン61と前記側板51a下部の係止部51cとの間に係止されている。この振動防止ばね62は自身の反発力(収縮力)によってミラー部材本体52を常時一方に引っ張っている。このため、前記モータの駆動が停止されてミラー部材本体52の傾動角度が指定された角度で停止された位置で、前記変速ギヤ間のバックラッシュを吸収することによって、その変速ギヤどうしの噛合状態、つまりミラー部材本体52の傾動角度を安定保持可能にしている。
ところで、ミラー部材本体52とこれの両端に突出する回転軸53とを一体成形する場合、一般に、様々な成型条件、例えば金型の形態、成型時の樹脂流動性(型の奥深い部分では樹脂が到達し難いなど)および冷却条件(冷却時間等)によって、成型工程後にミラー部材本体52の表面56に回転軸53が連続する箇所を中心としてヒケが発生することがある。回転軸53を突設させる位置を考慮することなく該回転軸53をミラー部材本体52に一体成形した場合、このヒケHはミラー部材本体52の表面56に回転軸53が連続する箇所を中心として、図3に示すように発生する。
そこで、本実施形態のミラー部材Aでは、図4に示すように、前記交線部分ではミラー部材本体52の前面(表面)56と回転軸53との間に段部が生じている。この段部が生じる箇所ではこのミラー部材本体52および回転軸53を一体成形する溶融樹脂の溶融温度、射出圧、保圧、射出量等の成型条件に応じて冷却、固化(体積収縮)の性状が変化するものの、回転軸53がミラー部材本体52の表面56より裏面58側に後退した位置にあるため、ミラー部材本体52の表面56側に発生するヒケHを最小限に抑えることができる。
また、本実施形態のミラー部材Aでは、仮にヒケHが発生したとしても、そのヒケHが発生した領域をミラー部材本体52の無効反射領域としてこの無効反射領域の内側の有効反射領域を十分に確保している。これにより、ミラー部材本体52の反射面59を所定の精度に保つことができ、結果としてこの反射面59で反射される反射光による高い表示品位の表示像(表示光)を、車室側で看取可能とすることができる。
以上のように、本実施形態では、回転軸53を、ミラー部材本体52の表面56と回転軸53が突設された前記端面57とが交差する交線よりも、前記表面56に対向するミラー部材本体52の裏面58側に位置するよう前記端面57から突出させることで、ミラー部材本体52および回転軸53を一体成形する溶融樹脂の溶融温度、射出圧、保圧、射出量等の成型条件に応じて冷却、固化(体積収縮)の性状が変化しても、ミラー部材本体52の表面56側に発生するヒケを最小限に抑えることができる。また、このヒケが発生する領域を無効反射領域としてこの無効反射領域の内側の有効反射領域を十分に確保することで、ミラー部材本体52の反射面59を所定の精度に保つことができ、結果としてこの反射面59で反射される反射光による高い表示品位の表示像(表示光)を、車室側で看取可能になる。
(第2の実施形態)
さらに、ミラー部材Aの別の実施形態として、図5(a)、(b)に示すように、前記回転軸53を、この回転軸53が設けられた前記端面57におけるミラー部材本体52の表裏方向の幅より直径が小さく、前記回転軸53を突出方向から視た際にその回転軸53の全体が前記端面57の内部に位置するように構成することもできる。具体的には、回転軸53の外径Pに対してミラー部材本体52の厚みQを等しいか、僅か大きめに抑えてある(P≦Q)。
この場合には、回転軸53の基端はミラー部材本体52の端面57において、そのミラー部材本体52の肉厚内に連設され、従って回転軸53がミラー部材本体52の表面56および裏面58に対し僅かずつ後退した位置にあり(つまり、段部が生じており)、前記成型による溶融樹脂の冷却、固化時におけるミラー部材本体52の表面56側および裏面58側に発生するヒケを最小限に抑えることができる。この場合、ミラー部材Aの回転軸53を含む厚みを抑えることができる。また、そのヒケが発生する虞のある領域を、有効反射領域の周辺に設けた前記無効反射領域とすることで、反射光のむらを有効に防止できる。従って反射面59の形成時におけるアルミ蒸着の積層厚が不均一になったり、むらになったりすることを回避できる。その結果、前記反射面59で反射される反射光による高い表示品位の表示像(表示光)を、車室側で看取可能になる。
以上のように、本実施形態では、回転軸53を前記ミラー部材本体52の表裏方向の幅より直径を小さくし、前記回転軸53をこれの突出方向から視た際にこの回転軸53全体がミラー部本体52の端面57内部に位置するようにしたことで、前記ミラー部材Aの成型工程における冷却、固化時におけるミラー部材本体52の表面56側および裏面58側に発生するヒケを最小限に抑えることができる。この場合にも、そのヒケが発生する領域を、有効反射領域の周辺に設けた無効反射領域とすることで、反射光のむらを有効に防止できる。
(第3の実施形態)
また、ミラー部材Aの別の実施形態として、図6(a)、(b)に示す。この実施形態では、回転軸53の一部を、ミラー部材本体52の表面56と該回転軸53が突設された前記端面57とが交差する交線よりも裏面58側に位置させるとともに、回転軸53の他部を、ミラー部材本体52の裏面58と回転軸53が突設された端面57とが交差する交線よりも裏面58側に位置させている。
この場合には、ミラー部材本体52の表面56と回転軸53との間およびミラー部材本体52の背面58と回転軸53との間に生じる段部でこれらの肉厚の変化が大きく、ミラー部材本体52および回転軸53を金型で一体成形する溶融樹脂の溶融温度、射出圧、保圧、射出量等の成型条件に応じた冷却、固化(体積収縮)時の性状が共に大きく変化するものの、回転軸53の全体がミラー部材本体52の表面56より裏面58側に大きく後退した位置にあるとともに、ミラー部材本体52の裏面58にさらに突出しているため、ミラー部材本体52の裏面58に発生するヒケは大きくなるのに対して、ミラー部材本体52の表面56に発生するヒケは比較的小さめに抑えることができる。この場合にも、そのミラー部材本体52の表面56側に発生するヒケの領域を、有効反射領域の周辺に設けた無効反射領域内に設定することで、むらの少ない反射光をウインドシールドに向けて照射することができる。従って、前記反射面59で反射される反射光による高い表示品位の表示像(表示光)を、車室側で看取可能とすることができる。
以上のように、本実施形態では、前記回転軸53の一部を、前記ミラー部材本体52の表面56と回転軸53が突設された前記端面57とが交差する交線よりも前記裏面58側に位置させ、回転軸53の他部を、ミラー部材本体52の裏面58と回転軸53が突設された端面57とが交差する交線よりも裏面58側に位置させたことで、回転軸53がミラー部材本体52の表面56より裏面58側に後退した位置にあって、ミラー部材本体52の裏面58に突出しているため、ミラー部材本体52の裏面58に発生するヒケに比べてミラー部材本体52の表面56に発生するヒケを十分に少なく抑えることができる。
(第4の実施形態)
図7(a)、(b)、(c)は、ミラー部材本体52に対する回転軸53の他の配置例を示す。ここでは、回転軸53がミラー部材本体52の表面に対向する当該ミラー部材本体52の裏面58から前記表面の延長方向に突出されている。また、反射面59は、前記ミラー部材本体52の前記表面56に垂直な方向から該ミラー部材本体52を視た際に、前記裏面58から突出する前記回転軸53の基端よりも中央寄りに形成されている。
裏面58から回転軸53を突設させた場合、その回転軸53の基端においてミラー部材Aの厚みが大きく変化するため、ミラー部材の表面56にヒケが発生し易い。しかし、本実施形態では、前記ミラー部材本体52の表面56における前記回転軸の基端の対応箇所付近を避けて前記反射面59が形成されるため、この反射面59では前記回転軸53を一体に成形した場合に、前記ミラー部材本体52の表面56に発生するヒケの影響を受けないようにすることができる。これによりその反射面59で反射される反射光のむらを確実に回避できる。
以上のように、本実施形態では、回転軸53を前記表面56に対向する前記ミラー部材本体52の裏面58から、前記表面56の延長方向に突出させ、前記反射面59を、ミラー部材本体52の前記表面56に垂直な方向から該ミラー部材本体52を視た際に、前記裏面58から突出する前記回転軸53の基端よりも中央寄りに形成したことで、回転軸53とともに一体成形されるミラー部材本体52の表面56にヒケの影響を出ないようにすることができる。これによりその表面56に形成される反射面59で反射される反射光(強度や方向)のむらを確実に回避できる。
(第5の実施形態)
図8(a)、(b)、(c)は、ミラー部材本体52に対する回転軸53の他の配置例を示す。ここでは、前記回転軸53は、一部が前記ミラー部材本体52の前記裏面58から突出するとともに、他部が前記ミラー部材本体52の前記表面56に交差する端面57から、前記裏面58の延長方向に突出する構成としている。
裏面58から回転軸53の一部を突設させた場合、その回転軸53の基端においてミラー部材Aの厚みが大きく変化するため、ミラー部材の表面56にヒケが発生してしまう。しかし、他部がミラー部材本体52の端面57からも突出させて、回転軸53と端面57の端部にもヒケを発生させるようにしたことにより、表面56におけるヒケの発生を十分に抑制することができる。従って、このヒケの発生が生じる箇所を無効反射領域とし、この無効反射領域によって囲まれる有効反射領域に反射面59を形成することで、むらのない反射光を、ウインドシールドを通して車室内の運転者に看取させることができる。
以上、本実施形態では、回転軸53の一部をミラー部材本体52の前記裏面58から突出させ、他部をミラー部材本体52の前記表面56に交差する端面57から、前記裏面58の延長方向に突出させたことで、回転軸53がミラー部材本体52の裏面58から突出する箇所を他の箇所に比べて断面積の変化が大きくでき、この突出する箇所における溶融樹脂の溶融温度、射出圧、保圧、射出量等の成型条件に応じて冷却、固化(体積収縮)時にヒケが発生しても、回転軸53がミラー部材本体52の裏面58に突設されているため、この裏面58でのヒケは大きくなるものの、表面56におけるヒケの発生を抑制できる。そこで、このヒケの発生が生じる箇所を無効反射領域として、この無効反射領域によって囲まれる有効反射領域に反射面59を形成することで、むらのない反射光を、ウインドシールドを介して車室内の運転者に看取させることができる。
A ミラー部材
51 フレーム
52 ミラー部材本体
53 回転軸
54 ミラー駆動部
55 軸支持孔
56 表面
57 端面
58 裏面
59 反射面
60 無効反射領域

Claims (5)

  1. 表示器が出射する表示光を反射し、前記反射光をウインドシールドに向けて照射するミラー部材を備え、前記ウインドシールドからの反射光を車室内で看取可能にするヘッドアップディスプレイであって、
    前記ミラー部材は、
    ミラー部材本体と、
    前記ミラー部材本体の表面に形成された、前記表示光を前記ウインドシールドに向けて反射する反射面と、
    前記ミラー部材本体の前記表面に交差する端面のうちの少なくとも一つから、前記表面の延長方向に突出した円筒状の回転軸と、
    を有し、
    前記回転軸は、前記ミラー部材本体の前記表面と該回転軸が突設された前記端面とが交差する交線よりも、前記表面に対向する前記ミラー部材本体の裏面側に位置するよう前記端面から突出しているを特徴とするヘッドアップディスプレイ。
  2. 前記回転軸は、前記回転軸が設けられた前記端面における前記ミラー部材本体の表裏方向の幅より直径が小さく、前記回転軸を突出方向から視た際に該回転軸全体が前記端面内部に位置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ。
  3. 前記回転軸は、一部が、前記ミラー部材本体の前記表面と該回転軸が突設された前記端面とが交差する交線よりも前記裏面側に位置するとともに、他部が、前記ミラー部材本体の前記裏面と該回転軸が突設された前記端面とが交差する交線よりも前記裏面側に位置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ。
  4. 表示器が出射する表示光を反射し、前記反射光をウインドシールドに向けて照射するミラー部材を備え、前記ウインドシールドからの反射光を車室内で看取可能にするヘッドアップディスプレイであって、
    前記ミラー部材は、
    ミラー部材本体と、
    前記ミラー部材本体の表面に形成された、前記表示光を前記ウインドシールドに向けて反射する反射面と、
    前記表面に対向する前記ミラー部材本体の裏面から、前記表面の延長方向に突出した円筒状の回転軸と、
    を有し、
    前記反射面は、前記ミラー部材本体の前記表面に垂直な方向から該ミラー部材本体を透視した際に、前記裏面から突出する前記回転軸の基端よりも中央よりに前記表面に形成されている、
    ことを特徴とするヘッドアップディスプレイ。
  5. 前記回転軸は、一部が前記ミラー部材本体の前記裏面から突出するとともに、他部が前記ミラー部材本体の前記表面に交差する端面から、前記裏面の延長方向に突出している、
    ことを特徴とする請求項4に記載のヘッドアップディスプレイ。
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