JP2017207551A - 表示位置調整ユニット及びヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

表示位置調整ユニット及びヘッドアップディスプレイ装置 Download PDF

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秀和 福島
愛智 赤井
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Abstract

【課題】高い設計自由度及び静粛性と共に安定性能を発揮する表示位置調整ユニットの提供。【解決手段】駆動源36は、反射鏡32の回転軸33のうち、特定X方向に突出している第一軸部331に対して連結されている出力軸381を有する。軸受体34は、駆動源36を保持している保持ベース341と、回転軸33のうち、特定X方向とは逆方向に突出している第二軸部332を、特定Z方向に凹む凹部により軸受している軸受ベース342とを有する。復原力が使用状態下での最小となる初期回転位置R0から回転軸33が回転するに従い、弾性部材39が反射鏡32と軸受体34との間にて引張り変形することで、復原力は増大する。初期回転位置R0において、復原力の作用線Lfが特定X方向と特定Y方向と特定Z方向との全てに対して傾斜することで、弾性部材39が特定X方向と特定Y方向と特定Z方向とのそれぞれに回転軸33を付勢した状態となる。【選択図】図3

Description

本発明は、表示位置調整ユニット及びヘッドアップディスプレイ(Head Up Display:以下、HUDと表記。)装置に関する。
従来、車両に搭載されるHUD装置において、投射ユニットから投射された表示光像を反射して虚像表示させる虚像表示位置を調整するために、表示位置調整ユニットが広く利用されている。例えば特許文献1に開示の表示位置調整ユニットでは、反射鏡に設けられて軸受体により軸受された回転軸が駆動源により回転駆動されることで、当該反射鏡が表示光像を反射する方向は変化する。その結果、反射鏡による表示光像の反射方向が変化するのに応じて、表示光像の虚像表示位置が調整されることとなる。
さて、特許文献1に開示の表示位置調整ユニットでは、回転軸のうち軸方向に突出している第一軸部は、軸受体の保持ベースにより保持された駆動源の出力軸に対して、連結されている。一方、回転軸のうち第一軸部とは逆方向に突出している第二軸部は、軸受体の軸受ベースにおいて下方に凹む凹部に挿入されて、当該凹部により軸受されている。
このような第一及び第二軸部を有した回転軸は、特許文献1に開示の表示位置調整ユニットにおいて、一対のバネにより付勢されている。具体的に回転軸は、回転方向バネの復原力により付勢されることで、軸受ベースの凹部に対する押当状態にて回転方向の回転トルクを付与されている。それと共に、軸方向バネの復原力により回転軸は、軸方向に付勢されている。したがって、こうした付勢状態の回転軸を含む反射鏡では、回転方向における回転ガタと軸方向におけるスラストガタとの抑制が可能となっている。
特許第5799920号公報
しかし、特許文献1に開示の表示位置調整ユニットにおいて回転軸を軸方向に付勢するには、板バネ状に形成された軸方向バネを、反射鏡と軸受ベースとの間に介装させる必要がある。この場合、スラストガタを抑制するために軸方向バネの復原力を大きく調整すると、回転軸の回転に伴って軸方向バネと反射鏡との間に生じる摺動摩擦力が増大する。その結果として回転軸には、回転方向バネの復原力に摺動摩擦力の加わった大きな回転負荷が作用することとなるため、駆動源による回転出力の設計自由度が低くなってしまう。そこで、軸方向バネの復原力を小さく調整すると、スラストガタの抑制が困難となるため、車両での外乱振動に起因した異音が惹起されて静粛性が悪化してしまう。
さらに、特許文献1に開示の表示位置調整ユニットでは、こうした軸方向バネの復原力に加えて、回転方向バネの復原力も調整する必要がある。即ち、二種類のバネ荷重を調整しなければならないため、製造公差や組付公差等による荷重バラツキが当該二種類分、重畳してしまう。その結果、反射鏡による表示光像の反射方向、ひいては表示光像の虚像表示位置に関して、性能バラツキを招来するおそれがあった。
以上より本発明の目的は、高い設計自由度及び静粛性と共に安定性能を発揮する表示位置調整ユニット、並びに当該表示位置調整ユニットを含むHUD装置を、提供することにある。
以下、課題を達成するための発明の技術的手段について、説明する。尚、発明の技術的手段を開示する特許請求の範囲及び本欄に記載された括弧内の符号は、後に詳述する実施形態に記載された具体的手段との対応関係を示すものであり、発明の技術的範囲を限定するものではない。
上述の課題を解決するために開示された第一発明は、
車両に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置(1)において、投射ユニット(20)から投射された表示光像(5)を反射して虚像表示させる虚像表示位置を、調整する表示位置調整ユニット(3,2003)であって、
回転軸(33)が設けられ、表示光像を反射する方向を回転軸の回転により変化させる反射鏡(32)と、
回転軸を回転駆動する駆動源(36)と、
回転軸を回転可能に軸受している軸受体(34)と、
復原力により回転軸を単独で付勢している弾性部材(39,2039)とを、備え、
互いに垂直な三次元方向として、特定X方向と特定Y方向と特定Z方向とを想定すると、
駆動源は、
回転軸のうち、特定X方向に突出している第一軸部(331)に対して、連結されている出力軸(381)を、有し、
軸受体は、
駆動源を保持している保持ベース(341)と、
回転軸のうち、特定X方向とは逆方向に突出している第二軸部(332)を、特定Z方向に凹む凹部(343)により軸受している軸受ベース(342)とを、有し、
復原力が使用状態下での最小となる初期回転位置(R0)から回転軸が回転するに従い、弾性部材が反射鏡と軸受体との間にて引張り変形することにより、復原力が増大し、
初期回転位置において、復原力の作用線(Lf)が特定X方向と特定Y方向と特定Z方向との全てに対して傾斜することにより、弾性部材が特定X方向と特定Y方向と特定Z方向とのそれぞれに回転軸を付勢した状態となる。
また、開示された第二発明は、
車両に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置(1)であって、
表示光像(5)を投射する投射ユニット(20)と、
投射ユニットから投射された表示光像を反射して虚像表示させる虚像表示位置を、調整する表示位置調整ユニット(3,2003)とを、含んで構成され、
表示位置調整ユニットは、
回転軸(33)が設けられ、表示光像を反射する方向を回転軸の回転により変化させる反射鏡(32)と、
回転軸を回転駆動する駆動源(36)と、
回転軸を回転可能に軸受している軸受体(34)と、
復原力により回転軸を単独で付勢している弾性部材(39,2039)とを、備え、
互いに垂直な三次元方向として、特定X方向と特定Y方向と特定Z方向とを想定すると、
駆動源は、
回転軸のうち、特定X方向に突出している第一軸部(331)に対して、連結されている出力軸(381)を、有し、
軸受体は、
駆動源を保持している保持ベース(341)と、
回転軸のうち、特定X方向とは逆方向に突出している第二軸部(332)を、特定Z方向に凹む凹部(343)により軸受している軸受ベース(342)とを、有し、
復原力が使用状態下での最小となる初期回転位置(R0)から回転軸が回転するに従い、弾性部材が反射鏡と軸受体との間にて引張り変形することにより、復原力が増大し、
初期回転位置において、復原力の作用線(Lf)が特定X方向と特定Y方向と特定Z方向との全てに対して傾斜することにより、弾性部材が特定X方向と特定Y方向と特定Z方向とのそれぞれに回転軸を付勢した状態となる。
このような第一及び第二発明によると、反射鏡に設けられた回転軸を付勢している弾性部材の復原力は、当該回転軸の初期回転位置にて使用状態下での最小となる。ここで初期回転位置では、復原力の作用線が特定X方向と特定Y方向と特定Z方向との全てに対して傾斜することで、回転軸が特定X方向と特定Y方向と特定Z方向とのそれぞれに付勢されることとなる。即ち、初期回転位置における復原力は、特定X方向と特定Y方向と特定Z方向とに分力され得る。
故に、特定Z方向への分力により回転軸では、軸受体の軸受ベースにおいて特定Z方向に凹む凹部に対して、特定X方向とは逆方向に突出の第二軸部が押当てられる。かかる押当て状態下、特定Y方向及び特定Z方向への各分力により回転軸は、回転方向に回転トルクを付与されてラジアルガタを抑制され得る。それと共に、特定X方向への分力により回転軸では、軸受体の保持ベースに保持された駆動源の出力軸に対して、特定X方向に突出の第一軸部が連結箇所にて押し当てられることで、スラストガタも抑制され得る。
こうしたラジアルガタ及びスラストガタの抑制構成下、回転軸を単独で付勢している弾性部材は、初期回転位置からの回転軸の回転に従い、反射鏡と軸受体との間にて引張り変形することで復原力を増大させる。これによれば、ラジアルガタ及びスラストガタを抑えるように弾性部材の復原力を大きくしても、回転軸に作用する回転負荷を当該復原力に限定し得る。故に、車両での外乱振動に起因した異音を抑制して静粛性を高めつつも、駆動源による回転出力の設計自由度を高めることが可能となる。しかも、回転軸を付勢するための弾性部材が単独であることによれば、製造公差や組付公差等による荷重バラツキが抑制され得る。故に、反射鏡による表示光像の反射方向、ひいては表示光像の虚像表示位置に関して、安定した性能を発揮することも可能となる。
第一実施形態の表示位置調整ユニットを適用したHUD装置を示す概略構成図である。 図1のHUD装置による表示光像の虚像表示状態を示す模式図である。 第一実施形態の表示位置調整ユニットを示す正面図である。 図3の表示位置調整ユニットを示す上面図である。 図3のV−V線断面図である。 図1のステッピングモータと減速機構とを示す断面図である。 図1のステッピングモータへ印加される駆動信号を説明するための特性図である。 図1のステッピングモータと制御ユニットとの電気接続状態を示す電気回路図である。 第二実施形態の表示位置調整ユニットを示す正面図である。 図9の表示位置調整ユニットを示す上面図である。 図9のXI−XI線断面図である。 図3の変形例を示す正面図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組合わせばかりではなく、特に組合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組合わせることができる。
(第一実施形態)
図1に示すように、本発明の第一実施形態による表示位置調整ユニット3を備えたHUD装置1は、車両に搭載されて、同車両内に表示光像5を虚像表示する。HUD装置1は、ハウジング10、投射ユニット20、光学系30、調整スイッチ80及び制御ユニット90を含んで構成されている。
ハウジング10は、中空形状に形成され、車両内のインストルメントパネル2に設置される。ハウジング10は、車両の運転席前方において、HUD装置1の構成要素20,30等を収容している。ハウジング10は、車両の運転席前方における投影部材としてのウインドシールド4と上下に対向する箇所に、透光性の出射窓14を有している。
投射ユニット20は、透過照明式の液晶パネル又は有機ELパネル等を主体に構成され、画面22を有している。画面22は、投射ユニット20に内蔵されるバックライトにより、透過照明される。画面22に実像表示される画像は、かかる透過照明を受けて発光することで、表示光像5として投射される。投射ユニット20から投射される表示光像5は、車両に関連する車両関連情報を表している。本実施形態の表示光像5は、図2に示すように、車両進行方向等のナビゲーション情報を表している。但し、表示光像5については、ナビゲーション情報以外にも、車速、燃料残量、冷却水温度等の車両状態情報や、交通状況等の車外状況情報を表すものであってもよい。
図1に示すように光学系30は、表示位置調整ユニット3を含む複数の光学ユニットから、構成されている。但し、図1では、光学系30のうち表示位置調整ユニット3以外の構成要素について、図示を省略している。表示位置調整ユニット3は、図1,3〜5に示すように、軸受体34、反射鏡32、駆動源36及び弾性部材39を備えている。
軸受体34は、金属によりフレーム状に形成されている。軸受体34は、固定ベース340、保持ベース341及び軸受ベース342を有している。帯形の平板状を呈する固定ベース340は、反射鏡32の下方にてハウジング10の底部に固定されている。略矩形の平板状を呈する保持ベース341は、固定ベース340の一端部から上方へ向かって実質垂直に突出している。略矩形の平板状を呈する軸受ベース342は、固定ベース340において保持ベース341とは逆側の他端部から、上方へ向かって実質垂直に突出している。
反射鏡32は、本実施形態では滑らかな曲面状に凹む反射面32aを有した、所謂凹面鏡である。反射面32aは、樹脂製基材への金属蒸着等により形成されている。図1に示すように反射面32aは、投射ユニット20から反射面32aへ直接的又は間接的に入射される表示光像5を、拡大して出射窓14側へと反射する。こうして反射された表示光像5は、出射窓14を通過することで、ウインドシールド4に投影される。その結果として表示光像5は、ウインドシールド4の前方に結像される虚像として、図2に示すように、車両内の運転席側へ向かって表示される。
図3〜5に示すように、反射鏡32において反射面32aの外周側を囲む樹脂製の外周フレーム32bには、同一樹脂製の回転軸33が一体に設けられている。回転軸33は、反射面32aを横方向に挟む両側に分離させて、第一軸部331と第二軸部332とを有している。第一軸部331と第二軸部332とは、互いに同軸上の円柱状に形成され、外周フレーム32bから相反する側方へ突出している。第一軸部331は、軸受体34のうち保持ベース341により保持された駆動源36の出力軸381に対して、一体回転可能に連結されている。第二軸部332は、軸受体34のうち軸受ベース342により回転可能に軸受されている。
こうした構成下、第一軸部331が駆動源36により回転駆動されることで、反射鏡32の反射面32aが表示光像5を反射させる方向は、回転軸33の回転位置と対応する方向へ変化する。その結果として表示光像5の虚像表示位置は、図2に示すように、ウインドシールド4に対して上下に調整されることとなる。ここで本実施形態では、図2に実線で示す下限表示位置Dlと、図2に破線で示す上限表示位置Duとの間にて、表示光像5の虚像表示位置を調整可能となっている。さらに本実施形態では、上限表示位置Duに対応する回転軸33の回転位置として、図3〜5に示す初期回転位置R0が設定されている。
図6に示すように駆動源36は、ステッピングモータ37及び減速機構38を有している。ステッピングモータ37は、クローポール構造の永久磁石型モータである。ステッピングモータ37では、A,B二相のコイル370,371が駆動信号による通電を受けて励磁することで、ロータ磁石372がモータ軸373と一体に回転する。ここでA相のコイル370には、図7に太実線グラフで示すように、電気角に応じて振幅を交番させる余弦関数に従って駆動信号が印加される。一方でB相のコイル371には、図7に細実線グラフで示すように、電気角に応じて振幅を交番させる正弦関数に従って駆動信号が印加される。したがって、モータ軸373の回転位置は、A,B各相のコイル370,371へ印加される駆動信号の電気角に応じた位置となる。
減速機構38は、図1の如く保持ベース341に保持されたケーシング380内に、図6の如く複数の平歯車を組み合わせて収容してなる、ギア機構である。減速機構38の出力軸381は、回転軸33のうち第一軸部331に対して嵌入されることで、当該第一軸部331と同軸上に連結されている。ここで出力軸381は、ケーシング380により回転可能に且つ離脱不能に軸受されている。
こうした減速機構38では、モータ軸373の回転が減速されて出力軸381から反射鏡32の回転軸33へと伝達される。その結果、モータ軸373が正回転するときは、図2に示す表示光像5の虚像表示位置が下方の下限表示位置Dlへと向かって変化するように、回転軸33が回転駆動される。一方、モータ軸373が逆回転するときは、図2に示す表示光像5の虚像表示位置が上方の上限表示位置Duへと向かって変化するように、回転軸33が回転駆動される。ここで特に減速機構38では、下限表示位置Dl及び上限表示位置Duにそれぞれ対応した回転位置間の回転制限範囲にて回転軸33の回転を制限するために、図示の省略されたストッパ構造が設けられている。
図3〜5に示すように弾性部材39は、引張りコイルバネ状に形成されている。弾性部材39の一端部は、反射鏡32に係止されている。弾性部材39の他端部は、軸受体34のうち固定ベース340により係止されている。これらの係止形態により弾性部材39は、反射鏡32と軸受体34との間にて引張り変形することで、復原力(以下、単に「復原力」という)を発生する。ここで、初期回転位置R0における復原力は、表示位置調整ユニット3の使用状態下での最小なる。また、そうした初期回転位置R0から回転軸33が正回転するに従い、反射鏡32と軸受体34との間にて弾性部材39の引張り変形が進むことで、復原力は漸次増大する。
このように発生の復原力により弾性部材39は、反射鏡32の回転軸33を単独で付勢する。その結果として復原力は、後に詳述する原理によって反射鏡32の回転ガタ及びスラストガタを抑制するように、作用する。それと共に復原力は、回転軸33のうち第一軸部331から出力軸381へと伝達されることで、減速機構38でのギア間のバックラッシを消失させるように、作用する。
図1,8に示す調整スイッチ80は、車両の運転席周辺において乗員により操作可能に、設置されている。調整スイッチ80は、レバー式又はプッシュ式等といった操作部材82,83を有している。アップ操作部材82は、表示光像5の虚像表示位置を上方に変化させたい乗員により、操作される。この操作を受けて調整スイッチ80は、アップ調整指令を与える指令信号を、出力する。一方でダウン操作部材83は、表示光像5の虚像表示位置を下方に変化させたい乗員により、操作される。この操作を受けて調整スイッチ80は、ダウン調整指令を与える指令信号を、出力する。
制御ユニット90は、ハウジング10の外部又は内部に設置されている。制御ユニット90は、表示制御回路92及びスイッチング回路93を備えている。表示制御回路92は、マイクロコンピュータを主体に構成されている。表示制御回路92は、投射ユニット20と調整スイッチ80とに電気接続されている。図8に示すようにスイッチング回路93は、スイッチング素子94としてのトランジスタを、複数有している。各スイッチング素子94のコレクタは、ステッピングモータ37のいずれかのコイル370,371と電気接続されている。各スイッチング素子94のエミッタとベースとは、それぞれ車両のアース端子と表示制御回路92とに電気接続されている。各スイッチング素子94は、調整スイッチ80からの指令信号に応じて表示制御回路92により入力されるベース信号に従って、A,B各相のコイル370,371へと印加する駆動信号をステップ変化させる。
(表示位置調整ユニットの詳細構成)
次に、表示位置調整ユニット3の詳細構成を説明する。図3〜5に示すように表示位置調整ユニット3には、互いに垂直な三次元方向として、特定X方向と特定Y方向と特定Z方向とが想定される。ここで特定X方向は、回転軸33のうち第一軸部331が反射鏡32において突出している側の水平方向に、定義される。故に、回転軸33のうち第二軸部332が反射鏡32において突出している方向は、特定X方向とは逆の水平方向となる。また、特定Z方向は、回転軸33から下方へと実質垂直に向かう鉛直方向に、定義される。また、特定Y方向は、初期回転位置R0の反射鏡32において回転軸33から外周フレーム32bの下端部に到るまでの板状部分(即ち、下側部分)320が特定Z方向に対して傾斜する側の側方へ、回転軸33から実質垂直に向かう水平方向に、定義される。尚、以上の説明における水平方向及び鉛直方向は、水平面上の車両において水平面及び鉛直面にそれぞれ沿った方向を、意味している。
表示位置調整ユニット3の軸受体34において軸受ベース342には、特定Z方向に凹むように凹部343が設けられている。この凹部343は、具体的には、軸受孔343aとスリット343bとからなる。軸受孔343aは、軸受ベース342を板厚方向に貫通する円筒孔状に、形成されている。スリット343bは、軸受ベース342を板厚方向に貫通する略矩形の長孔状に、形成されている。スリット343bは、軸受孔343aの内径よりも小さな幅をもって、軸受ベース342の上端部から軸受孔343aへ向かって特定Z方向に延伸している。かかる延伸形態によりスリット343bは、軸受ベース342において特定Z方向とは逆方向となる外方へ向かって、開口している。
表示位置調整ユニット3の回転軸33において第二軸部332には、スリット343bよりも小幅の二面幅状を呈する二面幅部333が、設けられている。この二面幅部333は、スリット343bを特定Z方向に通過することで、軸受孔343aへと挿入されている。二面幅部333は、こうして挿入された軸受孔343aの内周面によりラジアル軸受される一対の円弧面333aを、形成している。
表示位置調整ユニット3の反射鏡32において弾性部材39を係止している箇所は、当該弾性部材39から復原力の作用している力点箇所Pfとして、機能する。ここで力点箇所Pfは、回転軸33から外周側に離間した箇所であって、外周フレーム32bの下端部のうち特定X方向とは逆方向へと偏る箇所に、設定されている。かかる設定により反射鏡32の板状部分320は、回転軸33から力点箇所Pfにまで到る部分として、初期回転位置R0では、特定Z方向に対して特定Y方向に傾斜することとなる。
表示位置調整ユニット3において引張りコイルバネ状を呈する弾性部材39は、初期回転位置R0では、特定X方向と特定Y方向と特定Z方向との全てに対して中心軸線Lcが傾斜するように、配置されている。かかる配置により初期回転位置R0では、弾性部材39が中心軸線Lcに沿って反射鏡32に作用させている復原力の作用線Lfも、特定X方向と特定Y方向と特定Z方向との全てに対して傾斜することとなる。
ここで特に、初期回転位置R0における復原力の作用線Lfは、特定Z方向及び特定Y方向に対して特定X方向に傾斜するようになっている。それと共に、初期回転位置R0における復原力の作用線Lfは、板状部分320の場合と同様、特定Z方向に対して特定Y方向に傾斜するようになっている。但し、初期回転位置R0において特定Z方向に対する傾斜角度については、板状部分320の角度よりも、作用線Lfの角度が小さくなっている。
こうした作用線Lfの傾斜形態が採用されることで初期回転位置R0の弾性部材39は、特定X方向と特定Y方向と特定Z方向とのそれぞれに回転軸33を付勢した状態となる。さらに本実施形態では、上限表示位置Duに対応する初期回転位置R0から、下限表示位置Dlに対応する回転位置までの回転制限範囲においても、弾性部材39が特定X方向と特定Y方向と特定Z方向とのそれぞれに回転軸33を付勢可能となっている。
(作用効果)
以上説明した第一実施形態の作用効果を、以下に説明する。
第一実施形態によると、反射鏡32に設けられた回転軸33を付勢している弾性部材39の復原力は、当該回転軸33の初期回転位置R0にて使用状態下での最小となる。ここで初期回転位置R0では、復原力の作用線Lfが特定X方向と特定Y方向と特定Z方向との全てに対して傾斜することで、回転軸が特定X方向と特定Y方向と特定Z方向とのそれぞれに付勢されることとなる。即ち、初期回転位置R0における復原力は、特定X方向と特定Y方向と特定Z方向とに分力され得る。
故に、特定Z方向への分力により回転軸33では、軸受体34の軸受ベース342において特定Z方向に凹む凹部343に対して、特定X方向とは逆方向に突出の第二軸部332が押当てられる。かかる押当て状態下、特定Y方向及び特定Z方向への各分力により回転軸33は、回転方向(即ち、本実施形態では逆回転の方向)に回転トルクを付与されてラジアルガタを抑制され得る。それと共に、特定X方向への分力により回転軸33では、軸受体34の保持ベース341に保持された駆動源36の出力軸381に対して、特定方向Xに突出の第一軸部331が連結箇所Pc(例えば図3,4を参照)にて押し当てられることで、スラストガタも抑制され得る。
こうしたラジアルガタ及びスラストガタの抑制構成下、回転軸33を単独で付勢している弾性部材39は、初期回転位置R0からの回転軸33の回転に従い、反射鏡32と軸受体34との間にて引張り変形することで復原力を増大させる。これによれば、ラジアルガタ及びスラストガタを抑えるように弾性部材39の復原力を大きくしても、回転軸33に作用する回転負荷を当該復原力に限定し得る。故に、車両での外乱振動に起因した異音を抑制して静粛性を高めつつも、駆動源36による回転出力の設計自由度を高めることが可能となる。しかも、回転軸33を付勢するための弾性部材39が単独であることによれば、製造公差や組付公差等による荷重バラツキが抑制され得る。故に、反射鏡32による表示光像5の反射方向、ひいては表示光像5の虚像表示位置に関して、安定した性能を発揮することも可能となる。
また、第一実施形態によると、反射鏡32において弾性部材39の復原力が作用している力点箇所Pfは、特定X方向とは逆方向に偏っていることで、第一軸部331と出力軸381との連結箇所Pc(例えば図3,4を参照)からは離間することとなる。これによれば、駆動源36と第一軸部331との連結箇所Pcを支点とし、軸受ベース342の凹部343に対する第二軸部332の押当て箇所Pp(例えば図5を参照)を作用点としたときに、当該押当てを維持するために反射鏡32の力点箇所Pfにて作用させることの必要な復原力は低減され得る。即ち、回転負荷として回転軸33に作用する復原力が低減され得るので、駆動源36による回転出力の設計自由度を格段に高めることが可能となる。
また、第一実施形態による初期回転位置R0では、回転軸33から力点箇所Pfに到る板状部分320も、復原力の作用線Lfも、特定Z方向に対して特定Y方向に傾斜する。これによれば、板状部分320及び作用線Lfに共通の傾斜側では、反射鏡32と軸受体34との間にて弾性部材39を組付けるスペースを広く確保し易くなるので、当該組付けを容易にして生産性を高めることが可能となる。
また、第一実施形態によると、引張りコイル状の弾性部材39は、復原力の作用線Lfが特定X方向と特定Y方向と特定Z方向とに対して傾斜する初期回転位置R0から回転軸33が回転する際、反射鏡32と軸受体34との間にて全方向に変形容易となる。これによれば、回転負荷として回転軸33に作用する復原力を可及的に小さくして、駆動源36による回転出力の設計自由度を格段に高めることが可能となる。
(第二実施形態)
図10〜12に示すように本発明の第二実施形態は、第一実施形態の変形例である。
第二実施形態の表示位置調整ユニット2003において特定Y方向は、初期回転位置R0の反射鏡32において回転軸33から外周フレーム32bの下端部に到るまでの板状部分(即ち、下側部分)320が特定Z方向に対して傾斜する側とは逆側となる側方へ、回転軸33から実質垂直に向かう水平方向に、定義される。
かかる定義の表示位置調整ユニット2003において、引張りコイルバネ状を呈する弾性部材2039についても、初期回転位置R0では、特定X方向と特定Y方向と特定Z方向との全てに対して中心軸線Lcが傾斜するように、配置されている。この配置により第二実施形態においても、初期回転位置R0にて弾性部材2039が中心軸線Lcに沿って反射鏡32に作用させている復原力の作用線Lfは、特定X方向と特定Y方向と特定Z方向との全てに対して傾斜することとなる。但し、第二実施形態では、初期回転位置R0において弾性部材2039の発生する復原力の作用線Lfが、特定Z方向に対して同位置R0における板状部分320の傾斜とは逆方向、即ち特定Z方向に対して特定Y方向に傾斜するようになっている。
こうした作用線Lfの傾斜形態が採用されることで、初期回転位置R0を含む第二実施形態の回転制限範囲でも、弾性部材2039が特定X方向と特定Y方向と特定Z方向とのそれぞれへと向かって回転軸33を付勢した状態となる。
このような第二実施形態の初期回転位置R0では、回転軸33から力点箇所Pfに到る板状部分320が特定Z方向に対して特定Y方向とは逆方向に傾斜する一方で、弾性部材2039の発生する復原力の作用線Lfが特定Z方向に対して特定Y方向へと傾斜する。これによれば、板状部分320の傾斜側に対して逆側となる作用線Lfの傾斜側では、反射鏡32と軸受体34との間に空いたデッドスペースを有効活用して弾性部材39を組付けることで、小型化を図ることが可能となる。
(他の実施形態)
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は、それらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組合わせに適用することができる。
第一及び第二実施形態に関する変形例1としては、図12に示すように、反射鏡32において特定X方向に偏った力点箇所Pfに、弾性部材39が復原力を作用させていてもよい。但し、図12は、第一実施形態に関する変形例1を示している。
第一及び第二実施形態に関する変形例2としては、反射鏡32と軸受体34との間にて引張り変形可能な限りにおいて、引張りコイルバネ状以外となるジグザグバネ状等の形状に、弾性部材39が形成されていてもよい。
第一及び第二実施形態に関する変形例3としては、表示光像5となるレーザ光を微小電気機械システムにより投射するレーザスキャナ、あるいは表示光像5となる可視光又はレーザ光をデジタルミラーデバイスにより投射する映像表示システム等が、投射ユニット20の機能を果していてもよい。
第一及び第二実施形態に関する変形例4としては、反射鏡32により反射された表示光像5が、車両内においてHUD装置1に専用に設置されるコンバイナ等へ向かって投影されてもよい。
1 HUD装置、3,2003 表示位置調整ユニット、5 表示光像、20 投射ユニット、26 駆動源、30 光学系、32 反射鏡、32a 反射面、32b 外周フレーム、33 回転軸、34 軸受体、36 駆動源、39,2039 弾性部材、320 板状部分、331 第一軸部、332 第二軸部、340 固定ベース、3341 保持ベース、42 軸受ベース、343 凹部、381 出力軸、Lc 中心軸線、Lf 作用線、Pc 連結箇所、Pf 力点箇所、Pp 押当て箇所、R0 初期回転位置

Claims (6)

  1. 車両に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置(1)において、投射ユニット(20)から投射された表示光像(5)を反射して虚像表示させる虚像表示位置を、調整する表示位置調整ユニット(3,2003)であって、
    回転軸(33)が設けられ、前記表示光像を反射する方向を前記回転軸の回転により変化させる反射鏡(32)と、
    前記回転軸を回転駆動する駆動源(36)と、
    前記回転軸を回転可能に軸受している軸受体(34)と、
    復原力により前記回転軸を単独で付勢している弾性部材(39,2039)とを、備え、
    互いに垂直な三次元方向として、特定X方向と特定Y方向と特定Z方向とを想定すると、
    前記駆動源は、
    前記回転軸のうち、前記特定X方向に突出している第一軸部(331)に対して、連結されている出力軸(381)を、有し、
    前記軸受体は、
    前記駆動源を保持している保持ベース(341)と、
    前記回転軸のうち、前記特定X方向とは逆方向に突出している第二軸部(332)を、前記特定Z方向に凹む凹部(343)により軸受している軸受ベース(342)とを、有し、
    前記復原力が使用状態下での最小となる初期回転位置(R0)から前記回転軸が回転するに従い、前記弾性部材が前記反射鏡と前記軸受体との間にて引張り変形することにより、前記復原力が増大し、
    前記初期回転位置において、前記復原力の作用線(Lf)が前記特定X方向と前記特定Y方向と前記特定Z方向との全てに対して傾斜することにより、前記弾性部材が前記特定X方向と前記特定Y方向と前記特定Z方向とのそれぞれに前記回転軸を付勢した状態となる表示位置調整ユニット。
  2. 前記弾性部材は、前記反射鏡において前記特定X方向とは逆方向に偏った力点箇所(Pf)に、前記復原力を作用させている請求項1に記載の表示位置調整ユニット。
  3. 前記初期回転位置の前記反射鏡において前記回転軸から、前記弾性部材が前記復原力を作用させている力点箇所(Pf)に到る板状部分(320)は、前記特定Z方向に対して前記特定Y方向に傾斜し、
    前記復原力の前記初期回転位置における前記作用線は、前記特定Z方向に対して前記特定Y方向に傾斜する請求項1又は2に記載の表示位置調整ユニット。
  4. 前記初期回転位置の前記反射鏡において前記回転軸から、前記弾性部材が前記復原力を作用させている力点箇所(Pf)に到る板状部分(320)は、前記特定Z方向に対して前記特定Y方向とは逆方向に傾斜し、
    前記復原力の前記初期回転位置における前記作用線は、前記特定Z方向に対して前記特定Y方向に傾斜する請求項1又は2に記載の表示位置調整ユニット。
  5. 前記弾性部材は、引張りコイルバネ状に形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の表示位置調整ユニット。
  6. 車両に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置(1)であって、
    表示光像(5)を投射する投射ユニット(20)と、
    前記投射ユニットから投射された前記表示光像を反射して虚像表示させる虚像表示位置を、調整する表示位置調整ユニット(3,2003)とを、含んで構成され、
    前記表示位置調整ユニットは、
    回転軸(33)が設けられ、前記表示光像を反射する方向を前記回転軸の回転により変化させる反射鏡(32)と、
    前記回転軸を回転駆動する駆動源(36)と、
    前記回転軸を回転可能に軸受している軸受体(34)と、
    復原力により前記回転軸を単独で付勢している弾性部材(39,2039)とを、備え、
    互いに垂直な三次元方向として、特定X方向と特定Y方向と特定Z方向とを想定すると、
    前記駆動源は、
    前記回転軸のうち、前記特定X方向に突出している第一軸部(331)に対して、連結されている出力軸(381)を、有し、
    前記軸受体は、
    前記駆動源を保持している保持ベース(341)と、
    前記回転軸のうち、前記特定X方向とは逆方向に突出している第二軸部(332)を、前記特定Z方向に凹む凹部(343)により軸受している軸受ベース(342)とを、有し、
    前記復原力が使用状態下での最小となる初期回転位置(R0)から前記回転軸が回転するに従い、前記弾性部材が前記反射鏡と前記軸受体との間にて引張り変形することにより、前記復原力が増大し、
    前記初期回転位置において、前記復原力の作用線(Lf)が前記特定X方向と前記特定Y方向と前記特定Z方向との全てに対して傾斜することにより、前記弾性部材が前記特定X方向と前記特定Y方向と前記特定Z方向とのそれぞれに前記回転軸を付勢した状態となるヘッドアップディスプレイ装置。
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