JP2012051213A - 中間転写媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】被転写体との「転写性(接着性)」に優れる中間転写媒体を提供する。
【解決手段】基材(1)と、該基材の一方の面に少なくとも保護層(4)、及び受容層(5)が積層されてなる中間転写媒体であって、受容層には、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体と、数平均分子量(Mn)が20000以下の低分子ポリエステルが含有されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、中間転写媒体に関し、特には、被転写体との転写性(接着性)に優れる中間転写媒体に関する。
従来、簡便な印刷方法として熱転写方法が広く使用されるようになってきた。熱転写方法は、基材シートの一方の面に染料層が設けられた熱転写シートと、必要に応じて画像受容層が設けられた熱転写受像シートを重ね合わせ、サーマルヘッド等の加熱手段により熱転写シートの背面を画像状に加熱して、染料層に含まれる染料を選択的に移行させて、熱転写受像シート上に画像を形成する方法である。
熱転写方法は、溶融転写方式と昇華転写方式に分けられる。溶融転写方式は顔料等の色材を熱溶融性のワックスや樹脂等のバインダーに分散させた熱溶融インキ層をPETフィルム等の基材シートに担持させた熱転写シートを用い、サーマルヘッド等の加熱手段に画像情報に応じたエネルギーを印加し、紙やプラスチックシート等の熱転写受像シート上に、色材をバインダーと共に転写する画像形成方法である。溶融転写方式による画像は、高濃度で鮮鋭性に優れ、文字等の2値画像の記録に適している。
一方、昇華転写方式は主に昇華により熱移行する染料を樹脂バインダー中に溶解或いは分散させた染料層をPETフィルム等の基材シートに担持させた熱転写シートを用い、サーマルヘッド等の加熱手段に画像情報に応じたエネルギーを印加し、紙やプラスチック等の基材シート上に(必要に応じて染料受容層を設けてなる熱転写受像シート上に)、染料のみを転写移行させる画像形成方法である。昇華転写方式は、印加されるエネルギー量に応じて染料の移行量を制御できるため、サーマルヘッドのドット毎に画像濃度を制御した階調画像の形成を行なうことができる。また、使用する色材が染料であるため、形成される画像には透明性があり、異なる色の染料を重ねた場合の中間色の再現性が優れている。したがって、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック等の異なる色の熱転写シートを用い、熱転写受像シート上に各色染料を重ねて転写する際にも、中間色の再現性に優れた高画質な写真調フルカラー画像の形成が可能である。
マルチメディアに関連した様々なハード及びソフトの発達により、この熱転写方法は、コンピューターグラフィックス、衛星通信による静止画像そしてCD−ROMその他に代表されるデジタル画像及びビデオ等のアナログ画像のフルカラーハードコピーシステムとして、その市場を拡大している。この熱転写方法による熱転写受像シートの具体的な用途は、多岐にわたっている。代表的なものとしては、印刷の校正刷り、画像の出力、CAD/CAMなどの設計およびデザインなどの出力、CTスキャンや内視鏡カメラなどの各種医療用分析機器、測定機器の出力用途そしてインスタント写真の代替として、また身分証明書やIDカード、クレジットカード、その他カード類への顔写真などの出力、さらに遊園地、ゲームセンター、博物館、水族館などのアミューズメント施設における合成写真、記念写真としての用途などをあげることができる。
上記の熱転写受像シートの用途の多様化に伴い、任意の対象物に熱転写画像を形成する要求が高まっている。通常は、熱転写画像を形成する対象物として、基材上に受容層を設けた専用の熱転写受像シートを用いているが、この場合には、基材等に制約が生ずることとなる。このような状況下、特許文献1に示される受容層が基材上に剥離可能に設けられた中間転写媒体が提案されている。この中間転写媒体によれば、染料層を有する熱転写シートを用いて、受容層に熱転写シートの染料層の染料を転写して画像を形成し、画像が形成された受容層を任意の被転写体上に転写することができ、被転写体に制約を受けることがなく印画物の形成が可能となる。
このように中間転写媒体を用いて印画物を形成する場合には、画像が形成された受容層を任意の被転写体上に転写する必要があり、中間転写媒体には、熱転写受像シートに通常求められる熱転写シートと受容層とが融着を起こすことがない機能のみならず、画像が形成された後の受容層を被転写体に転写することができる機能(被転写体に受容層を接着する機能)を有しなければならない。したがって、受容層の樹脂材料の選定は、熱転写シートと受容層との「離型性」のみならず、被転写体と受容層との「転写性」も考慮に入れて検討する必要がある。現状これらの要求を完全に満たす、樹脂材料は存在していないが、一般的には、「離型性」と「転写性」の要求を適度に満たす樹脂材料として、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体からなる受容層が知られている。
特開昭62−238791号公報
しかしながら、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体からなる受容層では、過酷な状況で使用される印画物(例えばIDカード、クレジットカード等)に対して要求される転写性を満足させるまでには至っておらず、また、耐溶剤性に関してもまだ改善の余地があるのが現状である。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、被転写体との転写性(接着性)に優れる中間転写媒体を提供することを主たる課題とする。
上記課題を解決するための本発明は、基材と、該基材の一方の面に少なくとも保護層、及び受容層が積層されてなる中間転写媒体であって、前記受容層には、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体と、数平均分子量(Mn)が20000以下の低分子ポリエステルが含有されていることを特徴とする。
また、前記低分子ポリエステルは、前記受容層の総質量に対し10〜50質量%の割合で含有されていてもよい。
また、前記受容層に、さらに離型剤が含有されていてもよく、この離型剤がシリコーンであってもよい。また、これらの離型剤が、前記受容層の総質量に対し、1〜10質量%の割合で含有されていてもよい。
本発明によれば、被転写体との転写性(接着性)に優れる中間転写媒体を提供することができる。
本願発明の中間転写媒体の層構成を示す概略断面図である。
以下に、本発明の中間転写媒体10について図面を用いて具体的に説明する。図1に示すように本発明の中間転写媒体10は、基材1と、該基材1の一方の面(図1に示す場合にあっては基材1の上面)に形成される保護層4、及び受容層5とから構成される。また、保護層4と受容層5とは熱転写時に被転写体に転写される構成をとる。本発明において、熱転写時に被転写体に転写される層を転写層2という。
ここで、本発明は、受容層5が、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体と、数平均分子量(Mn)が20000以下の低分子ポリエステルが含有されていることを特徴とする。以下、本発明について更に具体的に説明する。なお、本発明における塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、及び低分子ポリエステルの数平均分子量(Mn)とは、GPCにより測定したポリスチレン換算による数平均分子量である。
(基材)
基材1は本発明の中間転写媒体10における必須の構成であり、保護層4(剥離層3を設ける場合にあっては剥離層3)を保持するために設けられる。基材1について特に限定はなく、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等の耐熱性の高いポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート、酢酸セルロース、ポリエチレン誘導体、ポリアミド、ポリメチルペンテン等のプラスチックの延伸または未延伸フィルムが挙げられる。また、これらの材料を2種以上積層した複合フィルムも使用することができる。基材1の厚さは、その強度および耐熱性等が適切になるように材料に応じて適宜選択することができるが、通常は1〜100μm程度のものが好ましく用いられる。
(転写層)
図1に示すように基材1上には、熱転写時に基材1から剥離可能に設けられた転写層2が形成されている。この転写層2は、少なくとも本発明の中間転写媒体10における必須の構成である保護層4と受容層5とから構成されている(図1に示す場合にあっては、剥離層3、保護層4、受容層5とから構成されている)。そして、この転写層2は熱転写時に基材1から剥離され、被転写体に転写される。
(剥離層)
基材1からの転写層2の剥離性を向上させるために、基材1と保護層4との間に剥離層3を形成してもよい。剥離層3を形成する樹脂としては、従来公知の離型性樹脂であれば特に限定されることはなく、例えば、ワックス類、シリコーンワックス、シリコーン樹脂、シリコーン変性樹脂、フッ素樹脂、フッ素変性樹脂、ポリビニルアルコール、アクリル樹脂、熱架橋性エポキシ−アミノ樹脂及び熱架橋性アルキッド−アミノ樹脂等が挙げられる。また、剥離層3は、1種の樹脂からなるものであってもよく、2種以上の樹脂からなるものであってもよい。また剥離層3は、離型性樹脂に加えイソシアネート化合物等の架橋剤、錫系触媒、アルミニウム系触媒等の触媒を用いて形成することとしてもよい。なお、剥離層3は、転写時に被転写体側へ移行してもよく、基材1側に残ることとしてもよく、また剥離層3の厚みは0.5〜5μm程度が一般的である。剥離層3の形成方法としては、上記樹脂を適当な溶剤により、溶解または分散させて剥離層3用塗工液を調製し、これを基材1上にグラビア印刷法、スクリーン印刷法またはグラビア版を用いたリバースコーティング法等の従来公知の手段により塗布、乾燥して形成することができる。
(保護層)
保護層4を構成する樹脂材料について特に限定はなく、例えば、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、紫外線吸収性樹脂、エポキシ樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリウレタン樹脂、アクリルウレタン樹脂、これらの各樹脂をシリコーン変性させた樹脂、これらの各樹脂の混合物、電離放射線硬化性樹脂、紫外線吸収性樹脂等が使用可能である。
また、電離放射線硬化性樹脂を含有する保護層4は、耐可塑剤性や耐擦過性が特に優れている点で保護層4のバインダーとして好適に用いることができる。電離放射線硬化性樹脂としては特に限定されることはなく、従来公知の電離放射線硬化性樹脂の中から適宜選択して用いることができ、例えば、ラジカル重合性のポリマー又はオリゴマーを電離放射線照射により架橋、硬化させ、必要に応じて光重合開始剤を添加し、電子線や紫外線によって重合架橋させたものを用いることができる。紫外線吸収性樹脂を含有する保護層4は、印画物に耐光性を付与することに優れている。
紫外線吸収性樹脂としては、例えば、反応性紫外線吸収剤を熱可塑性樹脂又は上記の電離放射線硬化性樹脂に反応、結合させて得た樹脂を使用することができる。より具体的には、サリシレート系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、置換アクリロニトリル系、ニッケルキレート系、ヒンダートアミン系のような従来公知の非反応性の有機系紫外線吸収剤に、付加重合性二重結合(例えばビニル基、アクリロイル基、メタアクリロイル基など)、アルコール性水酸基、アミノ基、カルボキシル基、エポキシ基、イソシアネート基のような反応性基を導入したものが挙げられる。
また、必要に応じて、例えば、滑剤、可塑剤、充填剤、帯電防止剤、アンチブロッキング剤、架橋剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、染料、顔料等の着色剤、その他の添加剤等を添加してもよい。保護層4の形成方法としては、上記に例示される樹脂材料の1種または2種以上を適当な溶剤により、溶解または分散させて保護層用塗工液を調製し、これを基材1(必要に応じて基材1上に設けられた剥離層3)上にグラビア印刷法、スクリーン印刷法またはグラビア版を用いたリバースコーティング法等の従来公知の手段により塗布、乾燥して形成することができる。保護層4の厚さについて特に限定はないが、通常は乾燥後の厚みで0.1〜50g/m2であり、好ましくは1〜20g/m2程度である。
(受容層)
図1に示すように、保護層4上には転写層2を構成する受容層5が設けられている。この受容層上には、染料層を有する熱転写シートから熱転写方法によって画像が形成される。そして、画像が形成された受容層5(受容層5を含む転写層2)が被転写体に転写されることで印画物が形成される。
本発明の受容層5は、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体を含有する。塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体を主体として含有する本発明によれば、受容層に「離型性」と「転写性(接着性)」を付与することができる。具体的には、受容層5に熱転写シートとの「離型性」、被転写体との「転写性(接着性)」を付与することができる。
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体について特に限定はないが、好ましくは、数平均分子量(Mn)が8000〜20000程度のものであることが好ましい。数平均分子量(Mn)が当該範囲の塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体を含有させることで、被転写体へ転写層2を転写する際の「箔切れ性」を向上させることができる。
また、本発明の受容層5には、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体に加え、低分子ポリエステルが含有されている。本発明は、この低分子ポリエステルを含有させることで、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体のみからなる受容層と比較して、受容層5と被転写体との「転写性(接着性)」を大幅に向上させ、かつ、低温(約155℃)で優れた転写性(接着性)を発揮させた点に特徴を有する。この温度での転写を可能にせしめた本発明の中間転写媒体によれば、プリンタの高速化に対応することができる。
なお、低分子ポリエステルの数平均分子量(Mn)が20000より大きい場合には、受容層5と被転写体との転写性(接着性)が低下するほか、低温(約155℃)での転写ができなくなる虞が生ずる。したがって、本発明の受容層5に含有される低分子ポリエステルの数平均分子量(Mn)は、20000以下に規定されている。
低分子ポリエステルの含有量について特に限定はないが、受容層5の総質量に対し、低分子ポリエステルの含有量が10質量%未満である場合には、低分子ポリエステルを含有させることによる効果を発揮できない虞が生じ、一方、低分子ポリエステルの含有量が50質量%より多い場合には、その分、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体の含有量が減少することなり、「箔切れ性」、「離型性」、「耐溶剤性」が低下することとなる。したがって、このような点を考慮すると、低分子ポリエステルは、受容層5の総質量に対し10質量%以上50質量%以下の範囲で含有されていることが好ましい。なお、本発明において受容層5の総質量とは、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体と、低分子ポリエステルと、後述する離型剤との合計質量をいう。
また、本発明において、受容層5は離型剤を含有していることが好ましい。離型剤を含有させることで熱転写シートとの「離型性」を向上させることができ、熱転写時に、熱転写シートの染料層との熱融着を抑制して、印画感度の低下を防止することが可能となる。離型剤としては、従来公知の離型剤、例えば、ポリエチレンワックス、アミドワックス、テフロン(登録商標)パウダー等の固形ワックス、弗素系、リン酸エステル系の界面活性剤、シリコーン等が挙げられ、これらを1種、または2種以上混合して使用することができる。本発明においては、特に変性シリコーンオイルを用いることが好ましく、側鎖型変性シリコーンオイル、両末端型変性シリコーンオイル、片末端型変性シリコーンオイル、側鎖両末端型変性シリコーンオイル、シリコーングラフトアクリル樹脂、メチルフェニルシリコーンオイル等が挙げられる。
上記の変性シリコーンオイルは、反応性シリコーンオイルと非反応性シリコーンオイルとに分けられる。反応性シリコーンオイルとしては、アミノ変性、エポキシ変性、カルボキシル変性、カルビノール変性、メタクリル変性、メルカプト変性、フェノール変性、片末端反応性、異種官能基変性したもの等が挙げられる。非反応性シリコーンオイルとしては、ポリエーテル変性、メチルスチリル変性、アルキル変性、高級脂肪酸エステル変性、親水性特殊変性、高級アルコキシ変性、高級脂肪酸変性、フッ素変性したもの等が挙げられる。
離型剤の含有量について特に限定はないが、受容層5の総質量に対し、1〜10質量%、好ましくは4〜5質量%の割合で含有されていることが好ましい。この含有量の範囲を満たさない場合には、受容層と熱転写シートとが熱融着したり、印画感度が低下する等の問題が生じる場合があるからである。
なお、本発明の受容層が離型剤を含有しなくとも、「離型性」の役割を熱転写シート側に付与することで、熱転写時に受容層と熱転写シートとが熱融着することを防止することができる。具体的には、熱転写シートの染料層に離型剤を含有させることで、上記で説明した離型剤を含有する受容層と同様の「離型性」を、染料層に付与することができる。つまり、本発明の受容層5が離型剤を含有しない場合には、この受容層5と離型剤が含有された染料層を備える熱転写シートとの組合せを好適に用いることができる。また、受容層5、および染料層の双方に離型剤を含有させることとしてもよい。
この場合、染料層に含有される離型剤としては、上記の受容層5に含有させることが可能な離型剤と同様のものを含有させることができ、その含有量も適宜設定することが可能である。
受容層5は、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体と、低分子ポリエステルと、必要に応じて上記で説明した離型剤を加え、水または有機溶剤等の適当な溶剤に溶解または分散させて受容層用塗工液を調製し、これをグラビア印刷法、スクリーン印刷法またはグラビア版を用いたリバースコーティング法等の手段により、塗布、乾燥して形成することができる。受容層5の厚さについても特に限定はないが、通常、乾燥状態で1〜10g/m2程度である。
(プライマー層)
保護層4と受容層5との接着力を向上させるために、保護層4と受容層5との間にプライマー層(図示しない)を形成することとしてもよい。プライマー層としては、例えば、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、酸変性ポリオレフィン系樹脂、エチレンと酢酸ビニル或いはアクリル酸などとの共重合体、(メタ)アクリル系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、ポリビニルアセタール樹脂、ポリブタジエン系樹脂、ゴム系化合物などを使用することができ、好ましくは、酸素若しくは窒素を有するもの、若しくはイソシアネート化合物化合物を反応性のもの、例えばアクリル樹脂、ウレタン樹脂、アミド樹脂、エポキシ樹脂、アイオノマー樹脂、ゴム系樹脂等の従来の接着剤として既知のものである。また、プライマー層にはマイクロシリカやポリエチレンワックスなどのフィラーを含有させることが好ましい。
(被転写体)
被転写体上には、上述した中間転写媒体の熱転写画像の形成された転写層2が転写され、その結果、各種耐久性に優れた熱転写画像を有する印画物が得られる。本発明の中間転写媒体が適用される被転写体は特に限定されず、例えば、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート、天燃繊維紙、コート紙、トレーシングペーパー、ガラス、金属、セラミックス、木材、布等いずれのものでもよい。特に本発明の中間転写媒体は、「155℃」程度の温度で、これらの被転写体に転写層を転写可能であることから、「155℃」以下の温度で変形することがないあらゆる材料を選択可能である。
次に実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。以下、特に断りのない限り、部または%は質量基準である。
(実施例1)
基材として厚さ12μmのPETフィルムを用い、該基材の一方の面へ、グラビアコート法で、下記組成の剥離層形成用塗工液を、乾燥後1.0μmになるように塗布し乾燥して剥離層を形成した。次いで、この剥離層上に、グラビアコート法で、下記の保護層形成用塗工液を、乾燥後2.0μmになるように塗布し乾燥して保護層を形成した。次いで、この保護層上に、グラビアコート法で、下記のプライマー層形成用塗工液を、乾燥後1.0μmになるように塗布し乾燥してプライマー層を形成した。次いで、このプライマー層上に、グラビアコート法で、下記の受容層形成用塗工液1を、乾燥後2.5μmになるように塗布し乾燥して受容層を形成し実施例1の中間転写媒体を得た。
<剥離層形成用塗工液>
・アクリル樹脂 95部
(BR−87 三菱レイヨン(株)製)
・ポリエステル樹脂 5部
(バイロン200 東洋紡(株)製)
・トルエン 200部
・MEK 200部
<保護層形成用塗工液>
・スチレン−アクリル系樹脂 150部
(ミューティクルPP320P 三井化学(株)製)
・ポリビニルアルコール 100部
(C−318 (株)DNPファインケミカル製)
・水/エタノール(質量比1/2) 70部
<プライマー層形成用塗工液>
・ポリエステル樹脂 33部
(バイロン200、東洋紡(株)製)
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 27部
(CNL、日信化学工業(株)製)
・イソシアネート硬化剤 15部
(XEL硬化剤、(株)ザ・インクテック製)
・トルエン 50部
・MEK 50部
<受容層形成用塗工液1>
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 75部
(CNL 数平均分子量(Mn)=12000 日信化学工業(株)製)
・ポリエステル樹脂 25部
(バイロンGK−250 数平均分子量(Mn)=10000 東洋紡(株)製)
・トルエン 200部
・MEK 200部
(実施例2)
受容層形成用塗工液1に代えて、下記組成の受容層形成用塗工液2を使用した以外は、全て実施例1と同様にして、実施例2の中間転写媒体を得た。
<受容層形成用塗工液2>
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 50部
(CNL 数平均分子量(Mn)=12000 日信化学工業(株)製)
・ポリエステル樹脂 50部
(バイロンGK−250 数平均分子量(Mn)=10000 東洋紡(株)製)
・トルエン 200部
・MEK 200部
(実施例3)
受容層形成用塗工液1に代えて、下記組成の受容層形成用塗工液3を使用した以外は、全て実施例1と同様にして、実施例3の中間転写媒体を得た。
<受容層形成用塗工液3>
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 47.5部
(CNL 数平均分子量(Mn)=12000 日信化学工業(株)製)
・ポリエステル樹脂 47.5部
(バイロンGK−250 数平均分子量(Mn)=10000 東洋紡(株)製)
・エポキシ変性シリコーン 5部
(KP−1800U 信越化学工業(株)製)
・トルエン 200部
・MEK 200部
(実施例4)
受容層形成用塗工液1に代えて、下記組成の受容層形成用塗工液4を使用した以外は、全て実施例1と同様にして、実施例4の中間転写媒体を得た。
<受容層形成用塗工液4>
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 47.5部
(CNL 数平均分子量(Mn)=12000 日信化学工業(株)製)
・ポリエステル樹脂 47.5部
(バイロンGK−110 数平均分子量(Mn)=16000 (東洋紡(株)製)
・エポキシ変性シリコーン 5部
(KP−1800U 信越化学工業(株)製)
・トルエン 200部
・MEK 200部
(実施例5)
受容層形成用塗工液1に代えて、下記組成の受容層形成用塗工液5を使用した以外は、全て実施例1と同様にして、実施例5の中間転写媒体を得た。
<受容層形成用塗工液5>
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 45部
(CNL 数平均分子量(Mn)=12000 日信化学工業(株)製)
・ポリエステル樹脂 45部
(バイロンGK−250 数平均分子量(Mn)=10000 (東洋紡(株)製)
・エポキシ変性シリコーン 10部
(KP−1800U 信越化学工業(株)製)
・トルエン 200部
・MEK 200部
(比較例1)
受容層形成用塗工液1に代えて、下記組成の受容層形成用塗工液6を使用した以外は、全て実施例1と同様にして、比較例1の中間転写媒体を得た。
<受容層形成用塗工液6>
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 100部
(CNL 数平均分子量(Mn)=12000 日信化学工業(株)製)
・トルエン 200部
・MEK 200部
(比較例2)
受容層形成用塗工液1に代えて、下記組成の受容層形成用塗工液7を使用した以外は、全て実施例1と同様にして、比較例2の中間転写媒体を得た。
<受容層形成用塗工液7>
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 95部
(CNL 数平均分子量(Mn)=12000 日信化学工業(株)製)
・エポキシ変性シリコーン 5部
(KP−1800U 信越化学工業(株)製)
・トルエン 200部
・MEK 200部
(比較例3)
受容層形成用塗工液1に代えて、下記組成の受容層形成用塗工液8を使用した以外は、全て実施例1と同様にして、比較例3の中間転写媒体を得た。
<受容層形成用塗工液8>
・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 47.5部
(CNL 数平均分子量(Mn)=12000 日信化学工業(株)製)
・ポリエステル樹脂 47.5部
(バイロン103 数平均分子量(Mn)=23000 (東洋紡(株)製)
・エポキシ変性シリコーン 5部
(KP−1800U 信越化学工業(株)製)
・トルエン 200部
・MEK 200部
(染料リボンAの作製)
厚さ5μmのPETフィルムにグラビアコーティング法により、下記背面層用塗工液を1.0g/m2になるように塗布した後、下記組成の染料層Aをそれぞれ0.6g/m2になるように塗布し、染料リボンA(染料層組成A)の作製を行った。
(染料リボンBの作製)
染料層Aを染料層Bに変更した以外は、染料リボンAの作製と同様にして染料リボンB(染料層組成B)の作製を行った。
<背面層用塗工液>
・ポリビニルブチラール樹脂 BX−1(積水化学工業(株)製) 2.0部
・リン酸エステル系界面活性剤 A208N (第一工業製薬(株)製) 1.3部
・タルク P−3 (日本タルク(株)製) 0.3部
・ポリイソシアネート バーノックD750−45(DIC(株)製) 9.2部
・MEK 43.6部
・トルエン 43.6部
<染料層A>
(Ye染料)
・ディスパースイエロー231 5部
・ポリビニルアセタール樹脂 KS−5(積水化学(株)製) 4.5部
・エポキシ変性シリコーンオイル KF−101(信越化学工業(株)製) 0.02部
・MEK 45.25部
・トルエン 45.25部
(Mg染料)
・MSレッドG 1.5部
・マクロレックスレッドバイオレットR 2.0部
・ポリビニルアセタール樹脂 KS−5(積水化学(株)製) 4.5部
・エポキシ変性シリコーンオイル KF−101(信越化学工業(株)製) 0.02部
・MEK 46部
・トルエン 46部
(Cy染料)
・ソルベントブルー63 2.5部
・ディスパースブルー354 2.5部
・ポリビニルアセタール樹脂 KS−5(積水化学工業(株)製) 4.5部
・エポキシ変性シリコーンオイル KF−101 (信越化学工業(株)製)0.02部
・MEK 45.25部
・トルエン 45.25部
<染料層B>
(Ye染料)
・ディスパースイエロー231 5部
・ポリビニルアセタール樹脂 KS−5(積水化学(株)製) 4.5部
・MEK 45.25部
・トルエン 45.25部
(Mg染料)
・MSレッドG 1.5部
・マクロレックスレッドバイオレットR 2.0部
・ポリビニルアセタール樹脂 KS−5(積水化学(株)製) 4.5部
・MEK 46部
・トルエン 46部
(Cy染料)
・ソルベントブルー63 2.5部
・ディスパースブルー354 2.5部
・ポリビニルアセタール樹脂 KS−5(積水化学工業(株)製) 4.5部
・MEK 45.25部
・トルエン 45.25部
<<染料離型性評価>>
HDP−5000(HID社)プリンタを用いて、実施例1〜5、比較例1〜3の中間転写媒体の受容層にグレー画像(階調200)を印画した後の染料リボンを確認し、受容層が染料層側に取られて画像不良になっていないかの評価を下記基準で行った。評価結果を表1に示す。なお、実施例1、2、比較例1の受容層には、上記の染料リボンAを使用し、実施例3〜5、比較例2、3の受容層には、上記の染料リボンBを使用して画像の形成を行った。
<染料離型性評価基準>
○・・・印画物に印画不良無し。
×・・・印画物に印画不良有り。
<<再転写性評価>>
上記染料離型性評価と同様にして、実施例1〜5、比較例1〜3の中間転写媒体の受容層にグレー画像を印画した後、下記組成の塩化ビニルカードに再転写条件155℃、2msec/inchにて再転写を行い実施例1〜5、比較例1〜3の印画物を形成した。この印画物の再転写状況(密着度合い)を下記基準で評価した。評価結果を表1に示す。
<再転写性評価基準>
◎・・・密着不良無し。
○・・・密着不良ほぼ無し。
×・・・密着不良がかなりみられる。
(塩化ビニル製カードの材料組成)
・ポリ塩化ビニルコンパウンド(重合度800) 100部
(安定化剤等の添加剤を約10%含有)
・白色顔料(酸化チタン) 10部
・可塑剤(DOP) 0.5部
<<箔切れ性評価>>
上記実施例1〜5、比較例1〜3の印画物の箔切れ性を下記基準で評価した。評価結果を表1に示す。
<箔切れ性評価基準>
○・・・尾引き発生なし(2mm以下)
×・・・尾引き発生(2mm以上)
Figure 2012051213
表1からも明らかなように、受容層に塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体と、数平均分子量(Mn)が20000以下の低分子ポリエステルを含有する実施例1〜5の中間転写媒体は、再転写時の転写性(カード密着性)、箔切れ性ともに良好な結果となった。一方、受容層に低分子ポリエチレンを含有しない比較例1、2、及び数平均分子量が20000より大きい比較例3の中間転写媒体は、再転写時の転写性(カード密着性)が悪い結果となった。
また、受容層、又は染料層の何れかに離型剤を含有させることにより、染料離型性に優れる結果となった。
1…基材
2…転写層
3…剥離層
4…保護層
5…受容層
10…中間転写媒体

Claims (5)

  1. 基材と、該基材の一方の面に少なくとも保護層、及び受容層が積層されてなる中間転写媒体であって、
    前記受容層には、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体と、数平均分子量(Mn)が20000以下の低分子ポリエステルが含有されていることを特徴とする中間転写媒体。
  2. 前記低分子ポリエステルは、前記受容層の総質量に対し10〜50質量%の割合で含有されていることを特徴とする請求項1に記載の中間転写媒体。
  3. 前記受容層に、さらに離型剤が含有されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の中間転写媒体。
  4. 前記離型剤が、シリコーンであることを特徴とする請求項3に記載の中間転写媒体。
  5. 前記離型剤が、前記受容層の総質量に対し、1〜10質量%の割合で含有されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の中間転写媒体。
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