JP2012050563A - フライヤ用油浄化装置及びそれを用いたフライヤ - Google Patents

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正明 仲矢
Tomoyuki Yamada
智之 山田
Kohei Tokuda
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Abstract

【目的】複数種の油浄化材による油再生処理を簡易な構造によって一度に行えて、使用済み食用油の再生処理作業を自動化でき、作業コストの低下を図ることのできるフライヤ用油浄化装置及びそれを用いたフライヤを提供することである。
【構成】油浄化用カートリッジ1は単一のカートリッジ容器からなり、油流入管部17を設けた蓋部16とカートリッジ本体15を有する。カートリッジ本体15の下部には油流出管部4aが形成されている。カートリッジ本体15には、3種類の油浄化材として、使用済み食用油に含有される揚げかす等の粗ゴミを除去する不織材19と、使用済み食用油を脱臭・脱色する活性炭23と、使用済み食用油の酸価低減を行う還元剤27が3層状に充填されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レストラン、飲食店、食料品店舗、ファーストフードショップ等において、揚げ物調理などに使用されるフライヤの油を浄化するためのフライヤ用油浄化装置及びそれを用いたフライヤに関するものである。
フライヤの調理に用いる食用油は、調理を重ねていくうちに揚げかすが溜まっていき、また酸化による変色も進行する。特に、油脂中の遊離脂肪酸量を示す酸価値も高くなって油の風味が劣化する。このため、調理作業者は使用済み食用油を回収して、揚げかすや油脂等の不純物を濾過して再生する必要があった。
図8は従来の使用済み食用油の再生作業を説明するための図である。
フライヤはフライヤ枠部103に設置されたフライヤタンク100からなる。フライヤタンク100はフライヤ枠部103に設置されたガスヒータ等の加熱器具(図示せず)により加熱される。フライヤタンク100は船底形状を有し、その底部に排油口101が設けられている。フライヤタンク100内の使用済み食用油106を回収して再生する場合には、排油口101の下方に回収槽104を設置し、排油口101の開閉バルブ102を開いて使用済み食用油106を回収槽104に排出する。
回収槽104の開放面には、揚げかすや油脂等の不純物を取り除くためのSUS網105が設置されている。使用済み食用油106を回収槽104に排出するときにSUS網105により揚げかすなどは除去される。SUS網105に濾紙シートを載置して揚げかすなどの不純物の除去も行われる。次に、回収槽104に回収した油の酸価を低減させるために、還元剤を投入し、更に、脱臭・脱色のための活性炭層を通過させる作業を行っていた。以上の油再生作業は揚げ物調理後の高温状態で行ったり、あるいは油を常温まで冷ました状態で行われる。
実用新案登録第3086780号公報
従来の使用済み食用油の再生作業では、図8に示したように、回収槽104への回収による揚げかす等の不純物除去、還元剤による酸価低減処理及び活性炭による脱臭・脱色を人手作業で行っているため、作業負担が大きく、作業能率が向上しないという問題があった。
また、特許文献1などでは、ロール状の濾紙フィルタにより揚げかすなどを除去しながら使用済み食用油を循環使用する装置も提案されているが、上記のように、揚げかす除去、還元剤による酸価改善及び活性炭の脱臭・脱色を一度に行うことができないといった問題があった。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、複数種の油浄化材による油再生処理を簡易な構造により一度に行えて、使用済み食用油の再生処理作業を自動化でき、作業コストの低下を図ることのできるフライヤ用油浄化装置及びそれを用いたフライヤを提供することである。
本発明の第1の形態は、使用済み食用油を貯留するフライヤタンクと排油管により連結されて前記使用済み食用油を流通可能とし、複数種の油浄化材を充填した油浄化用カートリッジと、前記油浄化用カートリッジの排油口と送油管を介して連結されたポンプと、前記ポンプの送油側に連結され、前記油浄化用カートリッジにより浄化された油を前記フライヤタンクに帰還させる帰還管とから少なくとも構成され、前記ポンプにより前記フライヤタンクと前記油浄化用カートリッジの間を循環させることにより前記使用済み食用油を再使用可能な状態まで浄化するフライヤ用油浄化装置である。
本発明の第2の形態は、第1の形態において、前記複数種の油浄化材として、前記使用済み食用油に含有される粗ゴミを除去する不織材と、前記使用済み食用油を脱臭・脱色する活性炭と、前記使用済み食用油の酸価低減を行う還元剤とから少なくとも構成されるフライヤ用油浄化装置である。
本発明の第3の形態は、第2の形態において、前記油浄化用カートリッジは、前記不織材、前記活性炭及び前記還元剤を3層状に収容した単一のカートリッジ容器からなるフライヤ用油浄化装置である。
本発明の第4の形態は、第2の形態において、前記油浄化用カートリッジは、前記活性炭及び前記還元剤の混合層と前記不織材層を収容した単一のカートリッジ容器からなるフライヤ用油浄化装置である。
本発明の第5の形態は、第2の形態において、前記油浄化用カートリッジは、前記不織材、前記活性炭及び前記還元剤を夫々、収容した3個の収容体からなり、これらの収容体を前記使用済み食用油が流通可能に直列に接続したフライヤ用油浄化装置ある。
本発明の第6の形態は、第1〜第5のいずれかの形態において、前記油浄化用カートリッジを前記フライヤタンクの排油口の直下に縦状に配置し、前記排油口から排出される前記使用済み食用油が前記油浄化用カートリッジの鉛直方向に流通するようにしたフライヤ用油浄化装置である。
本発明の第7の形態は、第1〜第6のいずれかの形態において、タイマ設定により設定された循環時間を経過したとき、前記ポンプの駆動を停止するポンプ駆動制御装置を具備したフライヤ用油浄化装置である。
本発明の第8の形態は、前記第7の形態において、前記排油管を開閉する電磁弁を設け、前記ポンプ駆動制御装置は前記ポンプの駆動を停止するとき、前記電磁弁に閉成信号を送出して、前記電磁弁の閉成を行うフライヤ用油浄化装置である。
本発明の第9の形態は、第1〜第8のいずれかの形態に係るフライヤ用油浄化装置を具備し、前記油浄化用カートリッジ内を流通した油を前記帰還管を介して注油されるフライヤタンクを有し、前記フライヤタンクに設けた排出口に前記排油管を接続して、前記フライヤタンク内の使用済み食用油を、前記油浄化用カートリッジを流通させながら前記ポンプの油送出作用により前記帰還管に送出して前記フライヤタンクに帰還させ、前記使用済み食用油を循環しながら浄化するフライヤである。
本発明の第1の形態によれば、前記フライヤタンクの使用済み食用油を複数種の油浄化材を充填した前記油浄化用カートリッジを流通させ、前記ポンプにより循環させるので、各油浄化材による再生作業を分けて行うことなく、前記複数種の油浄化材による油再生処理を簡易な構造により一度に行うことができる。従って、本形態に係るフライヤ用油浄化装置を使用することにより、前記使用済み食用油の再生に有効な複数の再生処理を自動化でき、再生作業の省人化及び低コスト化を実現することができる。殊に、既存のフライヤの排油口に前記排油管を連結し、前記帰還管の注油口を前記フライヤタンク内に配置するだけで、複数種の油浄化材を充填した前記油浄化用カートリッジによる油循環浄化機構を構成することができるので、既存のフライヤにも適用して自動油浄化機能を省スペースで簡易且つ安価に具備させることができる。
本発明の第2の形態によれば、前記複数種の油浄化材として、前記使用済み食用油に含有される粗ゴミを除去する不織材と、前記使用済み食用油を脱臭・脱色する活性炭と、前記使用済み食用油の酸価低減を行う還元剤とから少なくとも構成されるので、前記不織材による揚げかすなどの粗ゴミ除去処理、前記活性炭の脱臭脱色処理及び前記還元剤による酸価低減処理を一度に行えて前記使用済み食用油の再生に有効な3種の再生処理を自動化でき、再生作業の省人化及び低コスト化を実現することができる。
前記不織材としては濾紙や不織繊維材等を使用することができる。前記還元剤には使用済み食用油に適用して酸価を2.5以下に低減する素材を使用するのが好ましく、例えば、主な成分として酸化マグネシウムや酸化カルシウムを含むものなどを使用することができる。前記還元剤は、還元促進材としての多孔質シリカと混合して使用するのが好ましく、多孔質シリカに油成分を吸着させて還元剤の還元効率を高めることができる。使用済み食用油は酸化により変色しているとき、前記活性炭によって脱色されるが、前記多孔質シリカによっても変色成分が吸着され、より効果的な脱色を行える。
なお、前記使用済み食用油の流通順序としては、少なくとも最初に前記不織材を通過させて粗ゴミを除去するのが好ましい。
本発明の第3の形態によれば、前記不織材、前記活性炭及び前記還元剤を3層状に収容した単一のカートリッジ容器からなる前記油浄化用カートリッジにより、前記粗ゴミ除去処理、前記脱臭脱色処理及び前記酸価低減処理を一度に行え、前記使用済み食用油の自動再生処理機能を具備したフライヤ用油浄化装置を提供することができる。
第3の形態においては、前記活性炭及び前記還元剤を分離して収容するが、これらの油浄化材を混合して使用することも可能である。即ち、本発明の第4の形態によれば、前記活性炭及び前記還元剤の混合層と前記不織材層を収容した単一のカートリッジ容器からなる前記油浄化用カートリッジにより、前記粗ゴミ除去処理、前記脱臭脱色処理及び前記酸価低減処理を一度に行え、前記使用済み食用油の自動再生処理機能を具備したフライヤ用油浄化装置を提供することができる。
本発明に係る油浄化用カートリッジは単一容器で構成されるものに限らず、油浄化材を個別収容するようにしたものでもよい。即ち、本発明の第5の形態によれば、前記油浄化用カートリッジは、前記不織材、前記活性炭及び前記還元剤を夫々、収容した3個の収容体からなり、これらの収容体を前記使用済み食用油が流通可能に直列に接続したので、前記使用済み食用油を各収容体を順次流通させることにより、前記粗ゴミ除去処理、前記脱臭脱色処理及び前記酸価低減処理を一度に行え、前記使用済み食用油の自動再生処理機能を具備したフライヤ用油浄化装置を提供することができる。
本発明の第6の形態によれば、前記油浄化用カートリッジを前記フライヤタンクの排油口の直下に縦状に配置し、前記排油口から排出される前記使用済み食用油が前記油浄化用カートリッジの鉛直方向に流通するようにしたので、前記フライヤタンク内の前記使用済み食用油の自重による流速を利用して勢いよくカートリッジ内部を流通させることができ、浄化処理効率を高めることができる。
本発明の第7の形態によれば、前記ポンプ駆動制御装置により前記循環時間を経過したとき前記ポンプの駆動を停止するので、前記使用済み食用油の使用状況や使用量などに応じて、その循環時間をタイマ設定して循環停止させることができ、油再生処理自動化の適応自由度を向上させることができる。
本発明の第8の形態によれば、前記ポンプ駆動制御装置により前記ポンプの駆動を停止するとき、前記電磁弁に閉成信号を送出して前記電磁弁の閉成を行うで、確実に循環停止を行って食用油の漏出事故をなくし、火器のある調理場等における無人油再生処理を可能にすることができる。
本発明の第9の形態によれば、本発明に係るフライヤ用油浄化装置を具備することにより、前記使用済み食用油の再生に有効な複数の再生処理を自動化でき、再生作業の省人化及び低コスト化を実現することができるフライヤを提供することができる。
本発明の一実施形態であるフライヤ用油浄化装置の概略構成図である。 前記実施形態に用いる油浄化用カートリッジ1の概略断面構成図である。 本発明の油浄化用カートリッジの一変形例の概略断面構成図である。 別の変形例である油浄化用カートリッジの概略断面構成図である。 更に別の変形例である油浄化用カートリッジの概略断面構成図である。 前記実施形態であるフライヤ用油浄化装置の油循環制御部の概略ブロック図である。 前記油循環制御部による油浄化循環制御フローチャートである。 従来の使用済み食用油の再生作業を説明するための図である。
本発明の実施形態に係るフライヤ用油浄化装置を図面を参照して以下に説明する。本実施形態は本発明に係るフライヤ用油浄化装置を既存のフライヤに設置した場合である。
図1は本実施形態であるフライヤ用油浄化装置の概略構成を示す。
本実施形態のフライヤ用油浄化装置は、既設のフライヤに設置可能に構成され、油浄化用カートリッジ1と、油浄化用カートリッジ1の排油口と送油管4を介して連結されたポンプ2と、ポンプ2の送油側に連結され、油浄化用カートリッジ1により浄化された油をフライヤに帰還させる帰還管5とからなる。
フライヤ用油浄化装置が設置されるフライヤは、フライヤ枠部14に設置された、調理用の食用油を貯留するためのフライヤタンク6を備え、フライヤタンク6を加熱するためのガスヒータ等の加熱器具(図示せず)がフライヤ枠部14に内設されている。フライヤタンク6は船底形状の槽構造からなり、その底部に排油口7が設けられている。再生処理時には、フライヤタンク6内の使用済み食用油13は排油口7に設けた開閉バルブ8を開成することにより下方に流下、放出される。
油浄化用カートリッジ1の油流入管部17は、フライヤタンク6の排油口7の配管に、排油管3により連結されている。排油管3の両端は、フライヤタンク6の配管及び油流入管部17に夫々、管連結部材9a、9bにより連結されている。排油管3の中間には電磁弁10が設置されている。
油浄化用カートリッジ1は、開閉バルブ8及び電磁弁10を開成したとき、排油口7の配管及び排油管3を通じて鉛直下方に、フライヤタンク6内の使用済み食用油13が流出してカートリッジ内部を流通可能とする縦向きに配置されている。即ち、油浄化用カートリッジ1を縦向きに鉛直配置することにより、フライヤタンク6内の使用済み食用油13の自重による流速を利用して勢いよくカートリッジ内部を流通させて、浄化処理効率を高めることができる。帰還管5の開放端部12はフライヤタンク6内に臨む位置に設置されている。帰還管5の中間には開閉バルブ11が設けられている。開放端部12は任意の向きにセットできるように蛇腹状のフレキシブル管で形成してもよい。
図2は油浄化用カートリッジ1の構成を示す。
油浄化用カートリッジ1は単一のカートリッジ容器からなり、油流入管部17を設けた蓋部16とカートリッジ本体15を有する。カートリッジ本体15の下部には油流出管部4aが形成されている。油流出管部4aは送油管4と管連結部材(図示せず)により連結されている。蓋部16はカートリッジ本体15にシール部材16aを介して螺合されている。カートリッジ本体15には、3種類の油浄化材として、使用済み食用油に含有される揚げかす等の粗ゴミを除去する不織材19と、使用済み食用油を脱臭・脱色する活性炭23と、使用済み食用油の酸価低減を行う還元剤27が3層状に充填されている。不織材19は濾紙からなり、不織材容器18に濾紙を積層して充填されている。活性炭23は活性炭粒材からなり、活性炭容器22に充填されている。還元剤27は主成分が酸化マグネシウムからなり、還元剤容器26に充填されている。酸化マグネシウムに替えて酸化カルシウムを使用してもよい。還元剤容器26には、還元剤27と共に、還元促進材として多孔質シリカが充填されており、油成分を多孔質シリカに吸着させて還元剤27の還元効率が高められる。
不織材容器18、活性炭容器22及び還元剤容器26の順で、油流入管部17と油流出管部4aの間に積層配置されている。不織材容器18、活性炭容器22及び還元剤容器26の各容器の上下部分には流体の流通が可能な開口が形成され、夫々の開口には、油流下を妨げない程度の網目からなるSUS網20、21、24、25、28、29が配置され、充填材の流出を防止している。清掃時や浄化材の交換時には、蓋部16をカートリッジ本体15から取り外すことにより、不織材容器18、活性炭容器22及び還元剤容器26を蓋側から取り出すことができる。図2に示す矢印は、油流入管部17から流入し、油浄化用カートリッジ1を通過して流出する使用済み食用油13の流れ方向を示す。
上記構成のフライヤ用油浄化装置において、上記3種の油浄化材を充填した油浄化用カートリッジ1内を流通させながら、ポンプ2によりフライヤタンク6と油浄化用カートリッジ1の間を循環させることにより使用済み食用油13を再使用可能な状態まで浄化することができる。即ち、各油浄化材による再生作業を分けて行うことなく、上記3種の油浄化材を充填した油浄化用カートリッジ1を設置するだけで効率的な油再生処理を簡易な構造により人手を要さずに一度に実行することが可能になる。従って、本実施形態に係るフライヤ用油浄化装置を使用することにより、不織材19による揚げかすなどの粗ゴミ除去処理、活性炭23の脱臭脱色処理及び還元剤27による酸価低減処理を一度に行えて、使用済み食用油13の再生に有効な3種の再生処理を自動化でき、再生作業の省人化及び低コスト化を図ることができる。特に、図2の油浄化用カートリッジ1の場合には、不織材容器18、活性炭容器22及び還元剤容器26の順に積層配置しているので、不織材19による粗ゴミ除去処理及び活性炭23の脱臭脱色処理を終了した油を最終段の還元剤容器26を流通させて、還元剤27による酸価低減処理をより効果的に行うことができる。また、使用済み食用油が酸化により変色しているとき、活性炭によって脱色され、更に、還元剤と共に混入させた多孔質シリカによっても変色成分が吸着され、より効果的な脱色が促進される。
なお、本実施形態は既存のフライヤに適用した場合であるが、その排油口7に排油管3を連結し、帰還管5の注油口をフライヤタンク6内に配置するだけで、3種の油浄化材を充填した油浄化用カートリッジ1による油循環浄化機構を簡易且つ省スペースに付設することができるので、既存のフライヤにも適用して自動油浄化機能を簡易且つ安価に具備させることができる。勿論、本発明は図1に示す構成と同様に、フライヤ用油浄化装置を予め組み付けたフライヤとして実現することができる。
使用済み食用油の流通順序としては、少なくとも最初に前記不織材を通過させて粗ゴミを除去しておくのが好ましい。また、本実施形態においては、活性炭容器22及び還元剤容器26を用いて活性炭23及び還元剤27を分離して収容しているが、活性炭及び還元剤を混合して使用してもよい。
図3は油浄化用カートリッジの一変形例を示す。図2と同一部材については同じ符号を付している。
この油浄化用カートリッジは、図2と同様に単一のカートリッジ本体15を有し、カートリッジ本体15には、油が流入する蓋部16側に、不織材73を充填した不織材容器72が装填され、また油が排出される油流出管部4a側に、活性炭と還元剤の混合物(混合比1:1)77を充填した混合容器76が装填されている。不織材73は図2の場合と同様に濾紙を積層して不織材容器72に充填されている。混合容器76内の活性炭は活性炭粒材からなり、また還元剤の主成分は酸化マグネシウムからなる。不織材容器72及び混合容器76の上下の開口には、夫々、油流下を妨げない程度の網目からなるSUS網74、75、78、79が配置され、充填材の流出を防止している。図3に示す矢印は、油流入管部17から流入し、2層構造の油浄化用カートリッジを通過して流出する使用済み食用油の流れ方向を示す。
図3の油浄化用カートリッジを用いれば、活性炭及び還元剤の混合層と不織材層をカートリッジ本体15に積層収容して、図2の場合と同様に、使用済み食用油の流通により粗ゴミ除去処理、脱臭脱色処理及び酸価低減処理を一度に行え、使用済み食用油の自動再生処理機能を具備したフライヤ用油浄化装置を実現することができる。
図4は油浄化用カートリッジの別の変形例を示す。
この油浄化用カートリッジは、図2及び図3とは異なり、不織材、活性炭及び還元剤を夫々、別個に収容した3個の収容体34、36、38からなる。収容体34には、濾紙の不織材35が充填、収容されている。収容体36には、活性炭37が充填、収容されている。収容体38には、主成分が酸化マグネシウムからなる還元剤39が充填、収容されている。各収容体は図2及び図3のカートリッジと同様に蓋開閉構造(図示せず)を有し、蓋開放により夫々の充填材を取り出し又は充填可能になっている。
収容体34の上部には油流入管部40が設けられ、その下部には油流出管部41が設けられている。収容体36の上部には油流入管部42が設けられ、その下部には油流出管部44が設けられている。収容体38の上部には油流入管部45が設けられ、その下部には油流出管部47が設けられている。収容体34の油流出管部41と収容体36の油流入管部42は管連結部材43により連通接続されている。収容体36の油流出管部44と収容体38の油流入管部45は管連結部材46により連通接続されている。図4に示す矢印は、油流入管部40から流入し、収容体34、36、38の油浄化用カートリッジを通過して油流出管部47から流出する使用済み食用油の流れ方向を示す。
図4の油浄化用カートリッジによれば、不織材、活性炭及び還元剤を夫々、別個に収容した3個の収容体34、36、38を使用済み食用油が流通可能に直列に接続されているので、使用済み食用油を各収容体を順次流通させることにより、粗ゴミ除去処理、脱臭脱色処理及び酸価低減処理を一度に行え、使用済み食用油の自動再生処理機能を具備したフライヤ用油浄化装置を実現することができる。
図2の油浄化用カートリッジ1はフライヤの規模等に応じて複数本を直列又は並列に接続して油浄化再生に供することが可能である。図3の油浄化用カートリッジの場合も同様にカートリッジ単位で複数連結の使用が可能である。これに対し、図4の油浄化用カートリッジにおいては、不織材、活性炭及び還元剤を夫々、別個に収容した3個の収容体34、36、38により分離構成されているので、収容体単位での連結数を可変して使用することが可能である。例えば、活性炭の量を多くしたい場合には、カートリッジの形状を大きくしなくとも収容体36の連結接続数を増加することにより対応することができる。また、別種類の還元剤を併用したい場合には、その還元剤を収容した収容体を連結することにより対処することができる。なお、図4の場合、収容体相互間を管連結部材43、44により管接続しているが、管連結部材を使用せずに収容体どうしをフランジ接続するようにしてもよい。
図5は更に別の変形例である油浄化用カートリッジを示す。
この油浄化用カートリッジは、不織材49、活性炭58及び還元剤66を夫々、別個に収容した3個の収容体48、57、65からなる。収容体48と57はフランジ連結接続部F1により接続されている。収容体57と65はフランジ連結接続部F2により接続されている。収容体48には、濾紙の不織材49が充填、収容されている。収容体57には活性炭58が充填、収容されている。収容体65には、主成分が酸化マグネシウムからなる還元剤66が充填、収容されている。
収容体48には、油流入口54から流入した油を蛇行させながら収容体57側に流出させるための隔壁50、51が互い違いに形成されている。隔壁50、51の高さは夫々、油が流通可能な間隙52、53を形成すべく設定されている。収容体48内を蛇行して流通した油は底部の開口55を通じて収容体57内に進入していく。
収容体57には、開口55から流入した油を蛇行させながら収容体65側に流出させるための隔壁59、60が互い違いに形成されている。隔壁59、60の高さは夫々、油が流通可能な間隙61、62を形成すべく設定されている。収容体57内を蛇行して流通した油は底部の開口63を通じて収容体65内に進入していく。開口55及び開口63には、夫々、充填材の流失を防ぐためのSUS網56、64が設置されている。
収容体65には、開口63から流入した油を蛇行させながら排出させるための隔壁67、68が互い違いに形成されている。隔壁67、68の高さは夫々、油が流通可能な間隙69、70を形成すべく設定されている。収容体65内を蛇行して流通した油は底部の排出口71を通じて排出されていく。排出口71付近にも充填材の流失防止用SUS網を設置してもよい。
図2〜図4の油浄化用カートリッジでは使用済み食用油を直進的に流通させている流通構造に対して、図5の油浄化用カートリッジの場合には、各収容体に形設した隔壁50、51、59、60、67、68により使用済み食用油を蛇行状に流通させる、所謂ラビリンス状の流通構造を備える。従って、図5の場合には、直進流動と比べて各収容体内での油の流動距離が長くなり、より効率的に浄化作用を及ぼさせることが可能になる。
図6は本実施形態に係るフライヤ用油浄化装置の油循環制御部の概略ブロック図である。
油循環制御部30はタイマ機能を備えたマイクロプロセッサにより構成され、油循環タイマ制御プログラムを記憶するプログラム記憶メモリを有する。油循環制御部30には、タイマ設定スイッチ(SW)32及び起動SW33による入力信号が入力される。タイマ設定SW32は時分単位で油浄化再生の循環時間が設定可能なダイヤルスイッチからなる。タイマ設定SW32の操作により、油浄化再生の循環時間を設定することができる。起動SW33の押下により油循環タイマ制御プログラムを起動させることができる。外部出力手段として、設定された循環時間の経過による再生処理終了を発音報知するブザー31が油循環制御部30に接続されている。油循環制御部30からは電磁弁10の開閉制御信号C1とポンプ2の駆動制御信号C2が出力される。
図7は油循環制御部による油浄化循環制御フローチャートである。
フライヤによる揚げもの調理を終了し、使用済み食用油13の温度が調理後間もない高温のとき、あるいは常温程度まで冷ましたときにおいて、油管理者は、図1に示すフライヤ用油浄化装置の設置を実行した後、油浄化再生処理を行うために、当該食用油の使用状況、劣化具合などを考慮して、タイマ設定SW32を操作して所望の油浄化再生の循環時間をタイマ設定する。次に開閉バルブ8を開いてフライヤタンク13内の使用済み食用油13が排油管3を通じて油浄化用カートリッジ1に流下可能な状態にしておく。タイマ設定を終えると、起動SW33をONして油循環タイマ制御プログラムを起動させる。
起動SW33のONにより油循環タイマ制御プログラムが起動すると、タイマ設定済みか否か判断する(ステップS1、S2)。このときタイマ未設定の場合には、タイマ設定SW32の操作による油浄化再生の循環時間の設定を行う(ステップS10)。タイマ設定が行われていると、タイマ機能が起動される(ステップS3)。次いで、油循環制御部30から開閉制御信号C1が開成信号として電磁弁10に出力されて、電磁弁10が開成される(ステップS4)。これと同時に、駆動制御信号C2が作動信号としてポンプ2に出力される。これによりポンプ2が作動して油の吸引が開始される(ステップS5)。電磁弁10の開成とポンプ2の作動により、フライヤタンク6内の使用済み食用油13が排油管3を通じて油浄化用カートリッジ1に流通し、帰還管5側に流出していく。
使用済み食用油13が油浄化用カートリッジ1内を流通することにより、不織材19による揚げかすなどの粗ゴミ除去処理、活性炭23の脱臭脱色処理及び還元剤27による酸価低減処理が実行され、帰還管5の開放端部12よりフライヤタンク6内に戻されて、再度油浄化用カートリッジ1への流通に供されるという油浄化再生の循環処理が実行される。この循環処理の繰り返しがタイムアップまで実行されて、タイマ設定された循環時間を経過したとき(ステップS6)、油循環制御部30から開閉制御信号C1が閉成信号として電磁弁10に出力されて、電磁弁10が閉成される(ステップS7)。これと同時に、駆動制御信号C2が停止信号としてポンプ2に出力される。これによりポンプ2が停止して油の吸引が終了する(ステップS8)。電磁弁10の閉成とポンプ2停止により、ブザー31が鳴動して再生処理の終了が報知される(ステップS9)。
本発明のポンプ駆動制御装置は、循環時間を経過しタイムアップしたときポンプ2の駆動を停止すると共に、電磁弁10に閉成信号を送出して閉成する機能として、油循環制御部30の制御下におけるステップS6〜S8の制御手段に対応する。
上記油循環タイマ制御によって、油浄化再生処理の自動化をより促進することができる。即ち、使用済み食用油13の使用状況や使用量などに応じて、その循環時間をタイマ設定して循環停止させることができ、油再生処理の自動化の適応自由度を向上させることができる。また、電磁弁10の開閉制御によりポンプ2の駆動・停止を制御して、確実に循環停止を行って食用油の漏出事故をなくし、火器のある調理場等における無人油再生処理を可能にすることができる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲における種々変形例、設計変更などをその技術的範囲内に包含するものであることは云うまでもない。
本発明によれば、フライヤで使用した食用油の浄化再生を複数種の油浄化材を用いて人手を介することなく自動処理することができるフライヤを実現することができ、また、既設のフライヤに適宜セットして、係る油浄化の再生処理機能を具備させることができるフライヤ用油浄化装置を実現することができる。
1 油浄化用カートリッジ
2 ポンプ
3 排油管
4 送油管
4a 油流出管部
5 帰還管
6 フライヤタンク
7 排油口
8 開閉バルブ
9a 管連結部材
9b 管連結部材
10 電磁弁
11 開閉バルブ
12 開放端部
13 使用済み食用油
14 フライヤ枠部
15 カートリッジ本体
16 蓋部
16a シール部材
17 油流入管部
18 不織材容器
19 不織材
20 SUS網
21 SUS網
22 活性炭容器
23 活性炭
24 SUS網
25 SUS網
26 還元剤容器
27 還元剤
28 SUS網
29 SUS網
30 油循環制御部
31 ブザー
32 タイマ設定SW
33 起動SW
34 収容体
35 不織材
36 収容体
37 活性炭
38 収容体
39 還元剤
40 油流入管部
41 油流出管部
42 油流入管部
43 管連結部材
44 油流出管部
45 油流入管部
46 管連結部材
47 油流出管部
48 収容体
49 不織材
50 隔壁
51 隔壁
52 間隙
53 間隙
54 油流入口
55 開口
56 SUS網
57 収容体
58 活性炭
59 隔壁
60 隔壁
61 間隙
62 間隙
63 開口
64 SUS網
65 収容体
66 還元剤
67 隔壁
68 隔壁
69 間隙
70 間隙
71 排出口
72 不織材容器
73 不織材
74 SUS網
75 SUS網
76 混合容器
77 混合物
78 SUS網
79 SUS網
F1 フランジ連結接続部
F2 フランジ連結接続部
100 フライヤタンク
101 排油口
102 開閉バルブ
103 フライヤ枠部
104 回収槽
105 SUS網
106 使用済み食用油

Claims (9)

  1. 使用済み食用油を貯留するフライヤタンクと排油管により連結されて前記使用済み食用油を流通可能とし、複数種の油浄化材を充填した油浄化用カートリッジと、前記油浄化用カートリッジの排油口と送油管を介して連結されたポンプと、前記ポンプの送油側に連結され、前記油浄化用カートリッジにより浄化された油を前記フライヤタンクに帰還させる帰還管とから少なくとも構成され、前記ポンプにより前記フライヤタンクと前記油浄化用カートリッジの間を循環させることにより前記使用済み食用油を再使用可能な状態まで浄化することを特徴とするフライヤ用油浄化装置。
  2. 前記複数種の油浄化材として、前記使用済み食用油に含有される粗ゴミを除去する不織材と、前記使用済み食用油を脱臭・脱色する活性炭と、前記使用済み食用油の酸価低減を行う還元剤とから少なくとも構成される請求項1に記載のフライヤ用油浄化装置。
  3. 前記油浄化用カートリッジは、前記不織材、前記活性炭及び前記還元剤を3層状に収容した単一のカートリッジ容器からなる請求項2に記載のフライヤ用油浄化装置。
  4. 前記油浄化用カートリッジは、前記活性炭及び前記還元剤の混合層と前記不織材層を収容した単一のカートリッジ容器からなる請求項2に記載のフライヤ用油浄化装置。
  5. 前記油浄化用カートリッジは、前記不織材、前記活性炭及び前記還元剤を夫々、収容した3個の収容体からなり、これらの収容体を前記使用済み食用油が流通可能に直列に接続した請求項2に記載のフライヤ用油浄化装置。
  6. 前記油浄化用カートリッジを前記フライヤタンクの排油口の直下に縦状に配置し、前記排油口から排出される前記使用済み食用油が前記油浄化用カートリッジの鉛直方向に流通するようにした請求項1〜5のいずれかに記載のフライヤ用油浄化装置。
  7. タイマ設定により設定された循環時間を経過したとき、前記ポンプの駆動を停止するポンプ駆動制御装置を具備した請求項1〜6のいずれかに記載のフライヤ用油浄化装置。
  8. 前記排油管を開閉する電磁弁を設け、前記ポンプ駆動制御装置は前記ポンプの駆動を停止するとき、前記電磁弁に閉成信号を送出して、前記電磁弁の閉成を行う請求項7に記載のフライヤ用油浄化装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のフライヤ用油浄化装置を具備し、前記油浄化用カートリッジ内を流通した油を前記帰還管を介して注油されるフライヤタンクを有し、前記フライヤタンクに設けた排出口に前記排油管を接続して、前記フライヤタンク内の使用済み食用油を、前記油浄化用カートリッジを流通させながら前記ポンプの油送出作用により前記帰還管に送出して前記フライヤタンクに帰還させ、前記使用済み食用油を循環しながら浄化することを特徴とするフライヤ。
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