JP2012047794A - レンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被写体が位置する側から埃等の異物が内部に侵入しても撮像素子まで到達することを防止することのできるレンズ駆動装置を提供すること。
【解決手段】レンズ駆動装置10において、コイル51は、フランジ部23のコイル保持面24上に保持されてコイル保持面24から光軸方向前側に向けて突出している。このため、コイル51の内周面、フランジ部23および筒状部21の外周面によって、光軸方向前側に向けて開口する凹部29が形成されている。このため、光軸方向前側からヨーク11の穴110を通って埃等の異物が侵入したときでも、異物は凹部29内に入る。この状態で、コイル51は異物が凹部29から脱出する際の障壁となるため、異物は、凹部29から容易に出ることが困難である。
【選択図】図2

Description

本発明は、レンズを備えた移動体を光軸方向に駆動するレンズ駆動装置に関するものである。
カメラ付き携帯電話機やデジタルカメラ等に搭載されるレンズ駆動装置は、レンズを備えた移動体と、この移動体の外側に配置された支持体と、移動体をレンズ光軸方向に磁気駆動するコイルおよび磁石を備えた磁気駆動機構とを有している。支持体は、移動体に対して被写体側とは反対側(光軸方向後側)で撮像素子を保持する部分(底板部分)と、移動体に対して被写体側(光軸方向前側)に位置する部分(前板部分)とを備えており、前板部分には、光をレンズに向けて透過させる穴が形成されている(特許文献1参照)。
特開2008−58659号公報
しかしながら、特許文献1に記載のレンズ駆動装置等においては、移動体やコイルを支持体や磁石に対して光軸方向に直線的に移動可能に構成する必要があるため、移動体やコイルの周りには光軸方向に直線的に延在する隙間が存在する。それ故、支持体の前板部分に形成されている穴から埃等の異物が侵入すると、異物が移動体やコイルと支持体や磁石との間を通って撮像素子側に移動しやすいため、異物が撮像素子に付着して良好な画像の取得を妨げるという事態が発生しやすいという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、被写体が位置する側から埃等の異物が内部に侵入しても撮像素子まで到達することを防止することのできるレンズ駆動装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、レンズを備えた移動体と、該移動体の周りを囲む筒状胴部を備えた支持体と、前記移動体に対して被写体側とは反対側に配置された撮像素子と、前記移動体に保持されたコイルおよび前記支持体に保持された磁石部を備え、前記移動体を前記支持体に対して光軸方向に駆動する磁気駆動機構と、を有するレンズ駆動装置において、前記移動体は、内側に前記レンズを保持する筒状部と、該筒状部から外周側に張り出したフランジ部と、を備え、前記コイルは、前記筒状部の全周を囲む筒形状をもって前記フランジ部において被写体側に向くコイル保持面上に保持されて当該コイル保持面から被写体側に向けて突出し、前記コイルの内周面、前記フランジ部および前記筒状部の外周面は、被写体側に向けて開口する凹部を形成していることを特徴とする。
本発明において、移動体は、内側にレンズを保持する筒状部と、筒状部から外周側に張り出したフランジ部とを備えており、コイルは、筒状部の全周を囲む筒形状をもってフランジ部において被写体側に向くコイル保持面上に保持されている。このため、コイルは、コイル保持面から被写体側に向けて突出し、コイルの内周面、フランジ部および筒状部の外周面は、被写体側に向けて開口する凹部を形成している。従って、被写体が位置する側から内部に埃等の異物が侵入したとき、異物は凹部内に入る。この状態で、コイルは障壁となるため、異物は、凹部から容易に出ることが困難である。それ故、撮像素子が位置する側に向けて異物が移動することを防止することができるので、異物が撮像素子まで到達することを防止することができる。
本発明において、前記フランジ部の外周端面と前記筒状胴部の内周面との間には、全周にわたって延在する隙間が形成されていることが好ましい。かかる構成によれば、被写体が位置する側から移動体より外周側に埃等の異物が侵入した際、凹部内に入らなかった異物や凹部内から抜け出た異物は、撮像素子が位置する側まで移動しようにも、フランジ部の外周端面と筒状胴部の内周面との間を通り抜けることが困難である。従って、撮像素子が位置する側まで異物が移動することをより確実に防止することができる。
本発明において、前記磁石部は、前記支持体において前記被写体側に位置する前板部に対して前記撮像素子側に向けて突出するように固定されて一部が前記凹部内に位置していることが好ましい。かかる構成によれば、磁石部によって凹部内には屈曲した経路が形成されるので、異物が凹部内に入った以降、凹部から出ることがより困難となる。それ故、撮像素子が位置する側まで異物が移動することをより確実に防止することができる。
本発明において、前記筒状胴部は、四角筒形状を有し、前記磁石部は、前記筒状胴部の4つの角部分の内側に配置されていることが好ましい。かかる構成によれば、筒状胴部の4つの角部分という空き領域を利用して磁石部を配置することができる。また、広い空き領域では、異物が移動しやすいが、空き領域に形成された凹部内に磁石部の一部が位置して凹部内に屈曲した経路を形成されていれば、空き領域の凹部内に入った異物であっても、異物が凹部から出ることを防止することができる。それ故、撮像素子が位置する側まで異物が移動することをより確実に防止することができる。
本発明において、前記フランジ部は、前記コイル保持面よりも被写体側に位置して前記磁石部の撮像素子側端面と光軸方向で対向するストッパ部を備えていることが好ましい。かかる構成によれば、移動体が被写体側に向けて移動した際、磁石部とストッパ部との度当たりによって移動体の被写体側への可動範囲を制限することができる。また、筒状胴部の4つの角部分という空き領域を利用して磁石部を配置したため、かかる広い空き領域にストッパ部を設ければよいので、ストッパ部を設けるのに特別な設計変更を必要としない。
本発明において、前記支持体側において前記撮像素子側に位置する底板部には、光軸方向からみたときに前記撮像素子を外周側で囲むように延在し、かつ、前記被写体側に向けて突出する突部が形成されていることが好ましい。かかる構成によれば、撮像素子が位置する側に向けて異物が移動した場合でも、かかる異物を底板部の突部で止めることができる。
本発明において、コイルは、コイル保持面から被写体側に向けて突出し、コイルの内周面、フランジ部および筒状部の外周面は、被写体側に向けて開口する凹部を形成している。このため、被写体が位置する側から内部に埃等の異物が侵入したとき、異物は凹部内に入る。この状態で、コイルは障壁となるため、異物は、凹部から容易に出ることが困難である。従って、撮像素子が位置する側に向けて異物が移動することを防止することができるので、異物が撮像素子まで到達することを防止することができる。それ故、異物が撮像素子に付着して良好な画像の取得を妨げるという事態の発生を回避することができる。
本発明を適用したレンズ駆動装置の外観を示す説明図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置の断面構成を示す説明図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置においてカバーやシール部材をヨークから外した状態の分解斜視図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置をさらに細かく分解した様子を示す分解斜視図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置の磁気駆動機構の説明図である。 本発明を適用したレンズ駆動装置をZ軸方向の略中央位置で切断して各部材の位置関係等を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明するレンズ駆動装置は、カメラ付き携帯電話機の他にも、様々な電子機器に取り付けることが可能である。例えば、薄型のデジタルカメラ、PHS、PDA、バーコードリーダ、監視カメラ、車の背後確認用カメラ、光学的認証機能を有するドア等に用いることができる。また、以下に参照する図面において、互いに直交する3方向をX方向、Y方向およびZ方向とし、Z方向を光軸Lに沿う方向として説明する。また、以下に参照する図面において、X方向、Y方向およびZ方向の一方側をX1、Y1、Z1とし、他方側をX2、Y2、Z2とする。さらに、光軸方向において、被写体側(物体が位置する側)を光軸方向前側とし、撮像素子側(像が形成される側)を光軸方向後側として説明する。
(全体構成)
図1は、本発明を適用したレンズ駆動装置の外観を示す説明図であり、図1(a)、(b)は各々、レンズ駆動装置を光軸方向前側の斜めからみた斜視図、および光軸方向後側の斜めからみた斜視図である。図2は、本発明を適用したレンズ駆動装置の断面構成を示す説明図であり、図2(a)、(b)、(c)は各々、レンズ駆動装置を対角線に沿って切断したときの断面図、レンズ駆動装置をY軸方向の略中央で切断したときの断面図、およびレンズ駆動装置をY軸方向の中央からずれた位置で切断したときの断面図である。なお、図2等では、レンズやレンズホルダ等の図示を省略してある。
図1において、本形態のレンズ駆動装置10は、カメラ付き携帯電話機等に用いられる薄型カメラにおいてレンズ121を光軸方向に沿って被写体(物体側)に近づくA方向(光軸方向前側)、および被写体とは反対側(撮像素子60が配置されている側)に近づくB方向(光軸方向後側)の双方向に移動させるためのものである。本形態において、レンズ駆動装置10は、略直方体形状を有しており、4つの角部分10a、10b、10c、10dを有している。
かかる動作を行うために、レンズ駆動装置10は、詳しくは後述するが、図2に示すように、レンズ121を備えた移動体3と、移動体3の周りを囲む筒状胴部117を備えた支持体2と、磁気駆動機構5とを有している。また、撮像素子60は、基板(図示せず)に実装された状態で、支持体2において光軸方向後側の底板部を構成するベース19に支持されており、移動体3に対して光軸方向後側に位置する。
(支持体2の詳細構成)
図3は、本発明を適用したレンズ駆動装置においてカバーやシール部材をヨークから外した状態の分解斜視図である。図4は、本発明を適用したレンズ駆動装置をさらに細かく分解した様子を示す分解斜視図である。図5は、本発明を適用したレンズ駆動装置の磁気駆動機構の説明図であり、図5(a)、(b)は、磁気駆動機構を磁石部とコイルとの分解した様子を示す分解斜視図、およびコイルを移動体から外した様子を示す分解斜視図である。
図1、図2、図3および図4に示すように、本形態のレンズ駆動装置10において、支持体2は、光軸方向後側で撮像素子60やIRフィルタを保持するためのベース19と、ベース19に対して光軸方向前側に配置されたヨーク11と、ヨーク11の前板部111を光軸方向前側で覆うカバー16と、カバー16とヨーク11との間に介在する四角枠状のシール部材18とを備えている。ベース19の中央には、撮像素子60に対する光路を確保する矩形の開口部190が形成されており、かかる開口部190は、ベース19を光軸方向で貫通している。カバー16の前板部161には穴160が形成され、ヨーク11の前板部111にも穴110が形成されている。従って、撮像素子60は、レンズ121を介して入射した光を受光することができる。撮像素子60は、ベース19よりもさらに後側で開口部190から外れた位置に配置される場合がある他、開口部190の内側に配置されることもある。
レンズ駆動装置10において、ヨーク11は、前板部111と、前板部111の外周縁から光軸方向後側に向けて延在する筒状胴部117を備えており、本形態において、前板部111は四角形である。従って、筒状胴部117は四角筒状を有しており、4つの側板部112、113、114、115を備えている。
カバー16において、前板部161は四角形であり、前板部161の外縁から光軸方向後側に向けて突出した4つの側板部162、163、164、165を備えている。カバー16は、角部分で側板部162、163、164、165同士が繋がる部分に、ヨーク11の前板部111と重なる三角形の連結板部166を備えている。連結板部166には半円形の切欠き166aが形成されており、かかる切欠き166aを利用した接着や溶着によって、カバー16とヨーク11とが連結される。その際、カバー16の前板部161とヨーク11の前板部111との間には四角枠状のシール部材18が配置される。本形態において、シール部材18はゴム製である。
カバー16とヨーク11とを連結した状態でカバー16の前板部161とヨーク11の前板部111との間には空間が形成され、かかる空間には、後述する第2バネ部材32が配置される。
ベース19は、矩形枠状に形成されており、互いに平行にX軸方向に延在する2つの枠部192、194と、互いに平行にY軸方向に延在する2つの枠部193、195とを備えている。ベース19の辺部分には、枠部192、193、194、195の各々の上面に、幅方向のやや外側位置から光軸方向前側に向けて突出した板状部196が形成されている。板状部196は、ベース19の角部分(レンズ駆動装置10の角部分10a、10b、10c、10d)で途切れている。但し、ベース19において、4つの枠部196同士が繋がる4つの角部分において、光軸方向前側に向けて突出する円柱状の小突起199が形成されている部分の外側は、光軸方向後側に凹んで段部が形成されている。このため、ベース19の外周側には、略全周に沿って段部が形成されており、かかる段部にヨーク11の筒状胴部117が嵌るようにして、ヨーク11は、ベース19に位置決めされ、この状態で、接着や溶着等の方法でヨーク11とベース19とが連結されている。
また、ベース19の辺部分において、4つの枠部192、193、194、195の各々の上面には、内縁から光軸方向前側に向けて突出した突部197が形成されており、ベース19の辺部分では、突部197と板状部196との間に、光軸方向前側に向けて開口する溝状の凹部198が形成されている。
ここで、枠部193の両端部に相当する角部分では、板状部196が途切れているが、突部197は繋がっている。また、枠部193の両端部に相当する角部分において、小突起199が形成されている部分は、光軸方向前側に向けて突出した高所部になっている。このため、レンズ駆動装置10の角部分10a、10bに相当する部分でも、突部197と、小突起199が形成されている高所部との間で凹部198が連続している構造になっている。
なお、レンズ駆動装置10の角部分10c、10dに相当する部分では、突部197が途切れているため、凹部198は形成されていない。但し、かかる途切れ部分は、全周のごく一部であるため、本形態において、ベース19には、開口部190(撮像素子60が配置される部分)の略全周を囲むように突部197が形成され、かかる突部197によって、開口部190(撮像素子60が配置される部分)の略全周を囲むように凹部198が形成されている状態にある。なお、開口部190(撮像素子60が配置される部分)の全周を囲むように凹部198が形成されている構成を採用してもよい。
かかる構成のベース19において、小突起199は、後述する第1バネ部材31の支持体側連結部311をベース19に固定するのに利用される。また、枠部192の両端付近には、切欠き192e、192fが形成されており、かかる切欠き192e、192fは、第1バネ部材31に形成された端子31e、31fを外部に引き出すのに利用される。また、ベース19の4つの角部分には三角柱状の突起19sが形成されており、かかる突起19sは、移動体3が光軸方向後側に移動した際に移動体3が当接するストッパ部として利用される。
(移動体3の構成)
図6は、本発明を適用したレンズ駆動装置をZ軸方向の略中央位置で切断して各部材の位置関係等を示す説明図である。
図2、図4および図5において、移動体3は、内側にレンズ121等を保持するスリーブ20を有しており、スリーブ20は、内側にレンズ121等を保持する筒状部21と、筒状部21において光軸方向後側端部から外側に広がるフランジ部23とを備えている。本形態において、筒状部21は略円筒状であり、フランジ部23は四角形である。ここで、筒状部21の光軸方向前側の端部には、周方向の複数個所に切欠きが形成されているが、レンズ121を保持した筒状のレンズホルダ(図示せず)を筒状部21の内側に装着した際、切欠きは、レンズホルダによって塞がれる。
図5に示すように、フランジ部23の光軸方向前側の面には、後述するコイル51を保持するコイル保持面24が形成されており、かかるコイル保持面24は、光軸方向に直交する平坦面として全周にわたって連続して形成されている。また、フランジ部23の光軸方向前側の面において、フランジ部23の角部に相当する部分には、コイル保持面24よりも光軸方向前側に位置する台形形状の段部が形成されており、かかる段部は、移動体3が光軸方向前側に移動した際に、後述する磁石部55が当接するストッパ部25として利用される。
また、スリーブ20において、フランジ部23の4つの辺に相当する各々の部分には、フランジ部23と筒状部21とに跨るようにコイル受け部26が形成されている。本形態において、コイル受け部26は、筒状部21の外周面から外側に張り出した2枚の板状部261、262と、板状部261、262の間で外側に向く接着壁263とを備えており、接着壁263の光軸方向前側端部は斜め上向きのテーパ面263aになっている。
このような構成のスリーブ20に対してコイル51を搭載するにあたって、コイル51は、光軸方向の幅寸法が光軸方向に直交する方向の厚さ寸法に比して大の筒状コイルとして構成されている。本形態において、コイル51は四角筒形状を有しており、光軸方向からみたとき、コイル51は正方形である。かかるコイル51は、図4に示すように、フランジ部23の光軸方向前側の面において全周に延在するコイル保持面24上において、フランジ部23の外側端部231より僅かに内側位置に配置される。この状態で、コイル受け部26では、コイル51の内周面511に板状部261、262の外側端部が当接し、コイル51の内周面511と接着壁263との間には隙間が形成される。従って、テーパ面263aを利用してコイル51の内周面511と接着壁263との間に接着剤を注入した後、接着剤を硬化させれば、コイル51をスリーブ20上に固定することができる。
この状態で、コイル51の内周面と筒状部21の外周面との間には隙間が存在する。従って、図2(a)に示すように、移動体3において、フランジ部23の角部分には、コイル51の内周面511、フランジ部23の光軸方向前側の面、および筒状部21の外周面によって、光軸方向前側に向けて開口する凹部29が形成されている。
また、図2(b)に示すように、フランジ部23の辺部分において、コイル受け部26が形成されている部分では、コイル51が受け部26より光軸方向前側に突出し、かつ、コイル51の内周面511と筒状部21の外周面との間には隙間が存在する。従って、フランジ部23の辺部分においても、コイル51の内周面511、フランジ部23においてコイル受け部26が形成されている部分、および筒状部21の外周面によって、光軸方向前側に向けて開口する凹部29が形成されている。
このように、凹部29は、フランジ部23の角部分および辺部分に形成され、その結果、凹部29は、筒状部21の周りを全周で囲むように形成されている。
さらに、図6に示すように、フランジ部23の外側端部231は、ヨーク11の筒状胴部117の内周面との間に微小な隙間G1を介して対向し、かかる微小な隙間G1は、周方向の全体にわたって略同一の隙間幅になっている。なお、フランジ部23の外周端部231では、周方向の複数個所に、コイル51の端部を通す切欠きや、受け部26の接着壁263に起因する切欠きが存在しており、かかる切欠きが存在する部分では、フランジ部23の外側端部231とヨーク11の筒状胴部117の内周面との隙間G1が広くなっているが、かかる部分は周方向のごく一部である。従って、微小な隙間G1は、周方向の略全体にわたって同一の隙間幅になっているといえる。なお、フランジ部23に切欠きが形成されていない構成を採用してもよく、かかる構成によれば、微小な隙間G1は、周方向の全体にわたって同一の隙間幅になる。
(磁気駆動機構5の構成)
本形態では、図2〜図6を参照して以下に説明するように、移動体3側に保持されたコイル51と、支持体2側に保持された磁石部55とによって、移動体3を光軸方向に駆動する磁気駆動機構5が構成されている。
本形態において、磁石部55は、ヨーク11の前板部111の光軸方向後側の面において、筒状胴部117から所定の寸法隔てた位置で光軸方向後側に突出するように構成されている。より詳しくは、磁石部55は、ヨーク11の前板部111の光軸方向後側の面において、筒状胴部117から所定の寸法隔てた位置に固着された永久磁石56と、永久磁石56の光軸方向後側の面に固着された磁性板57とからなる。本形態において、磁石部55は、ヨーク11の4つの角部分の各々に配置されている。このため、磁石部55は、ヨーク11の角部分の形状に対応して三角柱形状を有している。より具体的には、磁石部55は、三角柱状の永久磁石56と、永久磁石56の底部と重なる三角形の磁性板57とから構成されており、永久磁石56および磁性板57は、光軸方向からみたとき、略直角二等辺三角形になっている。ここで、永久磁石56は、上端面の磁極と下端面の磁極とが異なるように光軸方向で2極に着磁されている。例えば、永久磁石56の光軸方向前側部がS極であり、光軸方向後側端部はN極である。
かかる磁石部55は、ヨーク11の前板部111の光軸方向後側の面から光軸方向後側に突出し、磁石部55の光軸方向後側端部は、移動体3においてスリーブ20のフランジ部23の角部分に構成された凹部29の内側に位置している。このため、磁石部55の光軸方向後側端部は、略直角二等辺三角形において直交する2辺に相当する面が各々、コイル51の内周面511と対向している。このため、磁石部55において磁性板57と、ヨーク11の筒状胴部117との間に生成された磁界は、コイル51に鎖交することになる。従って、コイル51に通電すると、移動体3は光軸方向への推力を受けることになる。
また、磁石部55の光軸方向後側端部は、移動体3においてスリーブ20のフランジ部23の角部分に構成された凹部29の内側に位置するため、凹部29の内部は、磁石部55の光軸方向後側端部によって、スリーブ20の筒状部21の外周面と磁石部55との間において光軸方向に延在する隙間と、磁石部55の光軸方向後側端部とフランジ部23との間において光軸方向に直交する隙間と、コイル51と磁石部55との間において光軸方向に延在する隙間とからなる屈曲した隙間(経路)となる。
ここで、磁石部55の光軸方向後側端部とフランジ部23のストッパ部25との間に形成される隙間は、磁石部55の光軸方向後側端部とフランジ部23のコイル保持面24との間に形成される隙間よりも、光軸方向における寸法が狭くなっている。すなわち、ストッパ部25は、コイル保持面24よりも光軸方向前側に位置する。また、磁石部55は、光軸方向からみたとき、フランジ部23のストッパ部25と重なっている。従って、移動体3が光軸方向前側に移動した際、磁石部55の光軸方向後側端部とフランジ部23のストッパ部25とが当接し、移動体3の光軸方向前側への可動範囲が制限される。
(バネ部材の構成)
本形態では、図2〜図4を参照して以下に説明する第1バネ部材31および第2バネ部材32によって、移動体3は、光軸方向に移動可能に支持体2に支持される。第1バネ部材31および第2バネ部材32は、例えば、ベリリウム銅等からなる金属製の薄板から形成された板バネ状のジンバルバネである。
まず、第1バネ部材31は、ベース19の4つの角部分に連結される4つの支持体側連結部311と、スリーブ20の後側端縁に連結される移動体側連結部312と、支持体側連結部311と移動体側連結部312とを接続する4本のアーム部313とを備えている。また、第2バネ部材32は、ヨーク11の前板部111の4つの辺部分に連結される4つの支持体側連結部321と、スリーブ20の前側端部に連結される円環状の移動体側連結部322と、支持体側連結部321と移動体側連結部322とを接続する4本のアーム部323とを備えている。かかる第1バネ部材31および第2バネ部材32は、移動体3を光軸方向に変位可能に支持するとともに、移動体3の光軸周りの回転を阻止する機能を担っている。
本形態において、第2バネ部材32は、全体が一体として形成されている。これに対して、第1バネ部材31は、電気的に分離された4枚のバネ片31a〜31dからなり、4枚のバネ片31a〜31dのうち、2枚のバネ片31a、31dには、支持体側連結部311を折り曲げ加工してなる端子31e、31fが形成されている。また、バネ片31a、31dの移動体側連結部312には、図5(b)に示すコイル51の端部51a、51bがハンダ等により電気的に接続されている。従って、端子31e、31fに給電すれば、コイル51に給電することができる。
(動作)
本形態のレンズ駆動装置10において、まず、磁気駆動機構5が停止している待機期間中、第1バネ部材31および第2バネ部材32の付勢力によって、移動体3は、光軸方向後側に位置し、スリーブ20がベース19に弾性をもって当接している状態にある。
このような状態において、磁気駆動機構5のコイル51に所定方向の電流を流すと、コイル51は、光軸方向前側の電磁力を受けることになる。これにより、コイル51が固着されたスリーブ20(移動体3)は、光軸方向前側に移動し始めることになる。このとき、第1バネ部材31とスリーブ20の前側端部との間、および第2バネ部材32とスリーブ20の後側端部との間には、それぞれスリーブ20の移動を規制する弾性力が発生する。このため、スリーブ20を光軸方向前側に移動させようとする電磁力と、スリーブ20の移動を規制する弾性力とが釣り合ったとき、スリーブ20は停止する。その際、コイル51に流す電流量と、第1バネ部材31および第2バネ部材32によってスリーブ20に働く弾性力とを調整することで、スリーブ20(移動体3)を所望の位置に停止させることができる。
また、本形態では、弾性力(応力)と変位量(歪み量)との間に線形関係が成立する第1バネ部材31および第2バネ部材32を用いていることから、スリーブ20の移動量とコイル51に流す電流との間のリニアリティを向上させることができる。また、第1バネ部材31および第2バネ部材32という2個の弾性部材を用いていることから、スリーブ20が停止したときに光軸方向に大きな釣り合いの力が加わることになり、光軸方向に遠心力や衝撃力等の他の力が働いたとしても、より安定にスリーブ20を停止させることができる。さらに、レンズ駆動装置10では、スリーブ20を停止させるのに、衝突材(緩衝材)等に衝突させて停止させるのではなく、電磁力と弾性力との釣り合いを利用して停止させることとしているので、衝突音の発生を防ぐことも可能である。
(埃等の異物の侵入対策)
本形態のレンズ駆動装置10においては、移動体3やコイル51を支持体2や磁石部55に対して光軸方向に直線的に移動可能に構成する必要があるため、移動体3やコイル51と、支持体2や磁石部55との間には隙間が存在する。一方、ヨーク11の穴110から埃等の異物が侵入して、異物が移動体3やコイル51と、支持体2や磁石部55との間を通って撮像素子60に付着すると、良好な画像の取得を妨げてしまう。
そこで、本形態では、上記の移動体3への凹部29の形成、移動体3と支持体2との間への微小な隙間G1の形成、およびベース19への凹部198の形成によって、ヨーク11の内側に侵入した異物の移動を阻止する。すなわち、ヨーク11の穴110から撮像素子60に異物が到達するには、光軸方向前側に向けて開口する凹部29を通過した後、凹部29より外周側に位置する隙間G1を通過し、しかる後に凹部198を通過する必要があるが、かかる経路は、複数個所で屈曲したラビリンス構造になっている。従って、異物がカバー16の穴、およびヨーク11の穴110を通ってヨーク11の内側に侵入しても、かかる異物は、撮像素子60に到達することがない。なお、スリーブ20において、筒状部21の光軸方向前側の端部は複数個所に切欠きが形成されているが、かかる切欠きは、レンズ121を保持したレンズホルダ(図示せず)によって塞がれるため、異物がスリーブ20の内側を通って撮像素子60に到達することはない。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態のレンズ駆動装置10において、移動体3(スリーブ20)は、内側にレンズ121を保持する筒状部21と、筒状部21から外周側に張り出したフランジ部23とを備え、コイル51は、筒状部21の全周を囲む筒形状をもってフランジ部23において光軸方向前側に向くコイル保持面24上に保持されてコイル保持面24から光軸方向前側に向けて突出している。このため、本形態のレンズ駆動装置10では、コイル51の内周面、フランジ部23および筒状部21の外周面によって、光軸方向前側に向けて開口する凹部29が形成されている。従って、光軸方向前側からヨーク11の穴110を通って埃等の異物が侵入したときでも、異物は凹部29内に入る。この状態で、コイル51は異物が凹部29から脱出する際の障壁となるため、異物は、凹部29から容易に出ることが困難である。
しかも、フランジ部23の角部分では、磁石部55は、ヨーク11の前板部111に対して光軸方向後側に向けて突出して一部が凹部29内に位置している。このため、フランジ部23の角部分に形成された凹部29の内部は、磁石部55の光軸方向後側端部によって、スリーブ20の筒状部21の外周面と磁石部55との間において光軸方向に延在する隙間と、磁石部55の光軸方向後側端部とフランジ部23との間において光軸方向に直交する隙間と、コイル51と磁石部55との間において光軸方向に延在する隙間とからなる屈曲した隙間(経路)となっている。従って、異物が凹部29内に入ると、磁石部55およびコイル51の双方が凹部29から異物が凹部29から脱出する際の障壁となるため、異物は、凹部29から容易に出ることが困難である。
また、フランジ部23の辺部分においても、コイル受け部26が形成されている部分では、コイル51が受け部26より光軸方向前側に突出し、かつ、コイル51の内周面511と筒状部21の外周面との間には隙間が存在する。従って、フランジ部23の辺部分においても、コイル51の内周面、フランジ部23においてコイル受け部26が形成されている部分、および筒状部21の外周面は、光軸方向前側に向けて開口する凹部29が形成されているため、異物が凹部29から容易に出ることは困難である。
また、凹部29より外周側において、フランジ部23の外側端部231と、ヨーク11の筒状胴部117の内周面との間は、全周にわたって微小な隙間G1になっている。このため、凹部29内に入らなかった異物や凹部29内から抜け出た異物が存在する場合でも、撮像素子60が位置する側まで異物が移動するのは困難である。
さらに、支持体2において撮像素子60側に位置する底板部を構成するベース19には、光軸方向からみたときに撮像素子60を外周側で囲むように突部197が形成され、かかる突部197は、光軸方向前側に向けて突出した段部を形成している。このため、光軸方向からみたときに、撮像素子60を外周側で囲むように凹部198が形成されているので、隙間G1を通り抜けた異物が存在しても、かかる異物は凹部198に入り込んで保持され、撮像素子60側への移動を止められる。
それ故、本形態のレンズ駆動装置10によれば、ヨーク11の穴110を通って埃等の異物が侵入したときでも、異物は撮像素子60まで到達しない。それ故、異物が撮像素子60に付着して良好な画像の取得を妨げるという事態の発生を回避することができる。なお、フランジ部23の外側端部231と、ヨーク11の筒状胴部117の内周面との間は、全周にわたって微小な隙間G1になっているため、レンズ駆動装置10に外力が加わった際、移動体3が光軸と交差する方向に変位することを全方位において防止できるという利点もある。
また、本形態のレンズ駆動装置10において、ヨーク11の筒状胴部117は、四角筒形状を有し、磁石部55は、筒状胴部117の4つの角部分の内側に配置されている。かかる構成によれば、筒状胴部117の4つの角部分という空き領域を利用して磁石部55を配置することができる。また、角部分という広い空き領域では、異物が移動しやすいが、空き領域に形成された凹部29内に磁石部55の一部が位置して凹部29内に屈曲した経路を形成している。このため、角部分の広い空き領域の凹部29内に入った異物であっても、異物が凹部29から出ることを防止することができる。それ故、撮像素子60が位置する側まで異物が移動することをより確実に防止することができる。
また、フランジ部23は、コイル保持面24よりも光軸方向前側に位置して磁石部55の光軸方向後側端面と光軸方向で対向するストッパ部25を備えている。このため、移動体3が光軸方向前側に向けて移動した際、磁石部55とストッパ部25との度当たりによって移動体3の光軸方向前側への可動範囲を制限することができる。また、ヨーク11の筒状胴部117の4つの角部分という空き領域を利用して磁石部55を配置したため、かかる広い空き領域にストッパ部25を設ければよいので、ストッパ部25を設けるのに特別な設計変更を必要としない。
(他の実施の形態)
上記実施の形態では、レンズ駆動装置10全体、ヨーク11およびコイル51が角筒形状であったが、レンズ駆動装置10全体、ヨーク11およびコイル51が円筒形状であるレンズ駆動装置10に本発明を適用してもよい。また、上記実施の形態では、レンズ駆動装置10全体、ヨーク11およびコイル51の角筒形状に対応して三角柱形状の磁石部55を用いたが、平板状の磁石部55を用いたレンズ駆動装置10に本発明を適用してもよい。
2・・支持体
3・・移動体
5・・磁気駆動機構
10・・レンズ駆動装置
11・・ヨーク
19・・ベース
20・・スリーブ
21・・スリーブの筒状部
23・・スリーブのフランジ部
24・・フランジ部のコイル保持面
29・・凹部
31・・第1バネ部材
32・・第2バネ部材
51・・コイル
55・・磁石部
117・・ヨークの筒状胴部
197・・突部(段部)
198・・ベースの凹部
G1・・隙間

Claims (6)

  1. レンズを備えた移動体と、該移動体の周りを囲む筒状胴部を備えた支持体と、前記移動体に対して被写体側とは反対側に配置された撮像素子と、前記移動体に保持されたコイルおよび前記支持体に保持された磁石部を備え、前記移動体を前記支持体に対して光軸方向に駆動する磁気駆動機構と、を有するレンズ駆動装置において、
    前記移動体は、内側に前記レンズを保持する筒状部と、該筒状部から外周側に張り出したフランジ部と、を備え、
    前記コイルは、前記筒状部の全周を囲む筒形状をもって前記フランジ部において被写体側に向くコイル保持面上に保持されて当該コイル保持面から被写体側に向けて突出し、
    前記コイルの内周面、前記フランジ部および前記筒状部の外周面は、被写体側に向けて開口する凹部を形成していることを特徴とするレンズ駆動装置。
  2. 前記フランジ部の外周端面と前記筒状胴部の内周面との間には、全周にわたって延在する隙間が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ駆動装置。
  3. 前記磁石部は、前記支持体において前記被写体側に位置する前板部に対して前記撮像素子側に向けて突出するように固定されて一部が前記凹部内に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ駆動装置。
  4. 前記筒状胴部は、四角筒形状を有し、
    前記磁石部は、前記筒状胴部の4つの角部分の内側に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のレンズ駆動装置。
  5. 前記フランジ部は、前記コイル保持面よりも被写体側に位置して前記磁石部の撮像素子側端面と光軸方向で対向するストッパ部を備えていることを特徴とする請求項4に記載のレンズ駆動装置。
  6. 前記支持体側において前記撮像素子側に位置する底板部には、光軸方向からみたときに前記撮像素子を外周側で囲むように延在し、かつ、前記被写体側に向けて突出する突部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載のレンズ駆動装置。
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