JP2012043326A - 直接雇用支援システムおよびサーバ - Google Patents

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Abstract

【課題】登録型派遣のような、必要なときに必要な人材を集めて業務に従事させるというサービスを外部の企業に提供する。
【解決手段】直接雇用支援システム1は、人材管理会社に設けられたサーバ10と、企業Aに設けられる端末20と、を含み、各々はインターネット2で接続され、相互に種々のデータの送受信が可能である。サーバ10は、企業Aの端末20から送信された業務情報および企業Aの規程を受信して記憶し、記憶した業務情報および企業Aの規程に基づく人材の募集をすることにより人材の確保をするための支援をし、記憶される企業Aの規程に基づいて確保した人材の給与の額の計算することにより、企業Aに人材を直接雇用させるための支援をする。
【選択図】図1

Description

この発明は、企業の従業員の雇用を支援する直接雇用支援システムおよびそれに用いるサーバに関する。
人材派遣会社は、外部の企業からの人材に関する要請に基づいて、外部の企業に派遣社員を派遣する。人材の派遣においては、たとえば、外部の企業において人材を要する業務が発生した場合、人材派遣会社が自社に登録している派遣社員を派遣するという形態(いわゆる「登録型派遣」)で対応され、外部の企業の業務は対処される。このような登録型派遣を含む形態で派遣される派遣社員は、人材派遣会社と雇用の関係にあるため、人材派遣会社が派遣社員の管理をする。
ここで、人材派遣会社が派遣社員を管理するシステムについて、たとえば、下記特許文献1に開示されている。特許文献1が開示する就業管理システムは、派遣社員を含む各従業員が使用可能な端末と、各種データを記憶するデータベースを有するサーバ装置とが、ネットワークで接続されている。また、データベースには、各従業員の識別番号(就業者番号)、適用される期間、勤務の形態、勤務の形態に基づく勤務スケジュールなどが予め記憶されている。この就業管理システムによって、外部の企業に派遣した派遣社員の勤怠を人材派遣会社は管理することが可能となる。
特許3386451号
上記したように、従来から、人材派遣会社が派遣社員の勤怠を管理するシステムは存在する。しかしながら、特許文献1のシステムでは、派遣社員の勤怠を管理することしかできない。
また、一方で、上記した登録型派遣という派遣の形態は、近年、禁止が予定されている。従って、人材派遣会社は登録型派遣という形態で派遣社員を派遣することができなくなる。すなわち、人材派遣会社は登録型派遣という形態で外部の企業に人材の提供をすることができなくなるため、結果として、外部の企業は登録型派遣で対応していたような業務などに対処することができなくなる。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであり、登録型派遣のような、必要なときに必要な人材を集めて業務に従事させるというサービスを外部の企業に提供することができる直接雇用支援システムおよびそれに用いるサーバの提供を目的とする。
この発明に係る直接雇用支援システムは、第1の企業に設けられた端末と、第1の企業とは異なる第2の企業に設けられたサーバと、端末およびサーバにおいて相互にデータの送受信を可能にするネットワークと、を含む。この直接雇用支援システムにおいて、端末は、サーバに第1の企業の業務に関する業務情報および第1の企業の規程を送信する送信手段を含み、サーバは、端末から送信された業務情報および第1の企業の規程を受信する受信手段と、受信手段により受信した業務情報および第1の企業の規程を記憶するデータベースと、データベースに記憶される業務情報および第1の企業の規程に基づく人材の募集を含む、人材の確保をするための支援をする確保支援手段と、データベースに記憶される第1の企業の規程に基づいて確保支援手段により確保した人材の給与の額の計算を含む、第1の企業に人材を直接雇用させるための支援をする直接雇用支援手段と、を含む。
好ましくは、データベースは、過去に人材を募集したときの過去の募集の記録を記憶し、過去の募集の記録は、募集するときに用いられた媒体名を含み、確保支援手段は、人材の募集において、端末から送信された業務情報に含まれる所定の情報と一致する情報が過去の募集の記録に含まれている場合、媒体名を出力する。
さらに好ましくは、第1の企業に所属する人材の要求に応じて計算された給与の額に基づく金銭を出金する出金装置を含み、直接雇用支援手段は、給与の額に関する情報を出金装置に送信する給与情報送信手段を含む。
さらに好ましくは、第1の企業は複数存在し、データベースは複数ある第1の企業に所属する人材の人材情報を個別に記憶し、サーバは、受信手段により受信する第1の企業のうちの1つから送信された業務情報に基づいて、第1の企業のうちの1つとは異なる他の第1の企業に所属する人材情報をデータベースから抽出する抽出手段を含む。
この発明の他の局面において、サーバは、第1の企業に設けられた端末とネットワークを介して相互にデータの送受信が可能であり、第1の企業と異なる第2の企業に設けられ、端末から第1の企業の業務に関する業務情報および第1の企業の規程が送信される。このサーバは、端末から送信された業務情報および第1の企業の規程を受信する受信手段と、受信手段により受信した業務情報および第1の企業の規程を記憶するデータベースと、データベースに記憶される業務情報および第1の企業の規程に基づく人材の募集を含む、人材の確保をするための支援をする確保支援手段と、データベースに記憶される第1の企業の規程に基づいて確保支援手段により確保した人材の給与の額の計算を含む、第1の企業に人材を直接雇用させるための支援をする直接雇用支援手段と、を含む。
この発明によれば、第2の企業に設けられたサーバは、第1の企業に設けられた端末から送信された業務情報および第1の企業の規程を受信して記憶し、記憶した業務情報および第1の企業の規程に基づき人材の募集をすることにより人材の確保をするための支援をし、第1の企業の規程に基づいて確保した人材の給与の額の計算することにより第1の企業に人材を直接雇用させるための支援をするため、登録型派遣のような、必要なときに必要な人材を集めて業務に従事させるというサービスを第1の企業に提供することのできる直接雇用支援システムおよびそれに用いるサーバを提供することができる。
直接雇用支援システムの構成を示すブロック図である。 従業員情報の内容の一例を示す図である。 直接雇用支援システムにおける端末制御部およびサーバ制御部の動作を示すフローチャートである。 「人材の募集」機能実行部を実行するサーバ制御部の動作を示すフローチャートである。 サーバ制御部の「媒体の提案」における動作の一例を示すフローチャートである。 「勤怠管理・欠勤対応」機能実行部を実行するサーバ制御部の動作を示すフローチャートである。 「給与計算」機能実行部を実行するサーバ制御部の動作を示すフローチャートである。 他の実施形態における直接雇用支援システムのサーバ制御部の動作を示すフローチャートである。
(1)第1の実施形態
以下、この発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1は、直接雇用支援システム1の構成を示すブロック図である。図1を参照して、直接雇用支援システム1は、人材管理会社(「第2の企業」に該当する)に設けられたサーバ10と、人材管理会社とは異なる外部の企業A(「第1の企業」に該当する)に設けられる端末20と、企業Aに設けられ、就業した従業員に給与の支払いを行う出金装置30と、後述する企業Aの求人に対して応募をする応募者が利用可能な端末40と、企業Aに所属する従業員が利用可能な端末50と、を含み、各々はネットワークとしてのインターネット2を介して接続されており、相互に種々のデータの送受信が可能である。具体的に、たとえば、端末20は企業Aの業務情報をサーバ10に送信可能であり、出金装置30は従業員により出金が行われた旨の情報をサーバ10に送信可能である。また、端末40および端末50は、サーバ10の開示する情報にアクセス可能である。
まず、サーバ10について説明する。サーバ10は、サーバ10内の以下に示す各構成要素の動作を制御するサーバ制御部11と、種々のデータを記憶するデータベース(以下、単に「DB」という)12と、インターネット2を介して接続された端末20、出金装置30、端末40および端末50の各々との通信を可能にするサーバ通信部13と、企業Aから受けた業務に対する人材の管理(以下、単に「人材管理」という)を行うために必要な複数の機能を実行する人材管理機能実行部14と、を含む。また、サーバ10は、図示しないが、サーバ10に情報を入力させるサーバ入力部と、サーバ10内の情報を出力するサーバ出力部とを有し、サーバ出力部はサーバ表示部を有する。
DB12は、従業員についての情報を格納している。図2は、DB12の具体的構成の一例を示す図であり、ここでは、企業Aの従業員に関する従業員情報の内容が示されている。図2を参照して、従業員情報は、各従業員に割り当てられた「識別番号」、識別番号に対応する従業員の「氏名」、得意な事項または経験のある事項などを示す「技術・経験」、および従業員が所属する「企業名」などを含む。なお、これに限ることなく、適宜必要な情報を含むようにしてもよい。この従業員情報は、サーバ10の管理者(以下、単に「管理者」という)によりサーバ入力部から入力される。また、企業Aの人材管理を行う担当者(以下、単に「担当者」という)などが、インターネット2を介して、端末20を用いて入力してもよい。また、端末50を用いて従業員が入力するようにしてもよい。なお、この場合には、たとえば、予め定められたパスワードを用いて、パスワードの照合を行わせることで入力できるようにしてもよい。
再び図1を参照して、サーバ通信部13は、インターネット2を介して送信された情報を受信するサーバ受信部13a、および、インターネット2を介して情報を送信するサーバ送信部13bを含む。
人材管理機能実行部14は、従来人材派遣会社が行っていた業務の内容を実行する各機能を含む。人材管理機能実行部14は、企業Aから送信される業務情報に基づいて、新たに人材を募集する業務の支援を行うための「人材の募集」機能実行部14aと、人材の募集機能実行部14aにより応募があった新たな人材(「応募者」ともいう)の情報の受け付け、受け付けた応募者の評価、応募者へのテストの実施、および、応募者との面談に関する業務の支援を行うための「受付・面談」機能実行部14bと、応募者からの人選および応募者の合格・不合格の結果の通知などに関する業務の支援を行うための「人選・合否」機能実行部14cと、採用された人材の勤務の日程の特定(勤務日程表の作成)および調整に関する業務の支援を行うための「シフト・勤怠調整」機能実行部14dと、従業員の勤怠の状況(以下、単に「勤怠管理」という)の管理や従業員の欠勤の対応に関する業務の支援を行うための「勤怠管理・欠勤対応」機能実行部14eと、従業員の勤怠状況に応じて給与の額の計算に関する業務の支援を行うための「給与計算」機能実行部14fと、を含む。なお、人材管理機能実行部14における各機能実行部の詳細については後で述べる。
端末20は、端末20内の各構成要素の動作を制御する端末制御部21と、種々のデータを記憶する端末記憶部22と、インターネット2を介してサーバ10および出金装置30との通信を可能にする端末通信部23と、人材管理を端末制御部21により実行させる端末機能実行部24と、を含み、端末機能実行部24は、人材を雇用するための契約に関する業務の支援を行うための「雇用契約」機能実行部24aを含む。また、端末20は、図示しないが、端末20に情報を入力させる端末入力部と、端末20内の情報を出力する端末出力部とを有し、端末出力部は端末表示部を有する。いわゆる、パーソナルコンピュータ(以下、単に「パソコン」という)を含む。なお、端末通信部23は送信手段として作動する。
出金装置30は、出金装置30内の各構成要素の動作を制御する出金装置制御部31と、インターネット2に接続され、サーバ10および端末20との通信を可能にする出金装置通信部32と、出金装置30と出金装置30の利用者とのインターフェースとなる操作部33と、出金装置30内の情報を出力する出力部34と、操作部33からの入力に応じて出金装置30に含まれる金銭を出金する出金部35と、出金装置30に金銭を入れる入金部36とを含む。操作部33はキーボードを含み、出力部34は表示部を含む。なお、出力部34における表示部は、操作部33を含むタッチパネル式でもよい。出金装置30は、いわゆる、ATM(Automated Teller Machine)のような現金自動預け払い機を含む。
端末40は、インターネット2を介してサーバ10と接続されている。端末40は、求職している個人がインターネット2を介してサーバ10が開示する情報にアクセス可能である。また、端末50もインターネット2を介してサーバ10と接続されている。端末50は、企業Aに所属する従業員がインターネット2を介してサーバ10が開示する情報にアクセス可能である。また、端末40および端末50はともにサーバ10へ任意の情報を送信可能である。端末40および端末50は、いわゆるパソコンまたは携帯電話を含む。
次に、直接人材雇用支援システム1の動作について説明する。ここでは、企業Aから送信される業務情報に基づいて業務に従事させる人材(従業員)が企業Aにいない場合、すなわち、新たに人材を募集する場合について説明する。図3は、直接雇用支援システム1における端末20の端末制御部21およびサーバ10のサーバ制御部11の処理動作を示すフローチャートである。図3中においては、端末制御部21が実行する処理動作を左側に示し、サーバ制御部11が実行する処理動作を右側に示す。なお、基本的に、直接雇用支援システム1は、サーバ制御部11および端末制御部21が処理動作を行うが、サーバ制御部11の処理動作をサーバ管理者が、また、端末20の処理動作を人材管理の担当者が行ってもよい。
図3を参照して、まず、企業Aにおける人材管理の担当者は、企業Aにおける業務情報を、端末20を用いてサーバ10に送信する(ステップS11。以下「ステップ」省略)。ここにおける業務情報は、企業Aにおいて人材を必要とする業務の内容(以下、「業務内容」という)、必要な人材の条件、および必要な人材の数を含み、人材の条件は業務において必要な技能または経験の年数についての情報を含んでもよい。次に、送信された業務情報をサーバ10が受信して、DB12に記憶する(S21)。次に、サーバ10の管理者はDB12に記憶した業務情報に含まれる人材の条件に基づいて、「人材の募集」機能実行部14aをサーバ10に実行させる(S22)。次に、人材の募集に対する応募をサーバ10が自動で受け付け、サーバ10は「受付・面談」機能実行部14bを実行する(S23)。ここにおいて、たとえば、S21においてDB12に記憶された業務情報には面談を行う候補の日時が含まれており、サーバ10は業務情報に含まれた面談を行う候補の日時の情報に基づいて任意で面談の日時を選び、選んだ日時に面談をすることが可能か否かを応募者の端末40に打診のE(Electronic)メール(以下、単に「メール」という)を送信する。また、一度に面談を行う人数が予めサーバ管理者によりDB12に記憶されており、サーバ10が応募者に面談の日程の打診を行う場合、サーバ10は、業務情報に含まれた面談の候補の日時の情報に基づいて日時を選び、サーバ管理者により予め記憶させられている人数(たとえば、20名程度)で面談を行うために、応募が早かった順から予め記憶された人数の1.2倍程度の応募者に、面談の打診のメールを送るようにしてもよい。次に、「受付・面談」機能実行部14bの結果に基づいて、管理者は「人選・合否」機能実行部14cをサーバ10に実行させる(S24)。次に、管理者は、合格者を企業Aで直接雇用してもらう旨とともに、合格者における人材の情報を、サーバ10を用いて端末20に送信する(S25)。
次に、サーバ10により送信された合格者における人材の情報を端末20が受信する(S12)。受信した合格者における人材の情報に基づいて、「雇用契約」機能実行部24aを端末20が実行する(S13)。たとえば、端末20は、合格者を従業員として雇用するために必要となる書類(たとえば、雇用契約書など)を準備する旨を、端末表示部に表示して企業Aの担当者に通知する。なお、企業Aの担当者は受信した合格者の雇用を見送ってもよい。雇用契約の手続きが済んだ後、担当者は企業Aにおいて定められた規程(以下、単に「企業Aの規程」という)を、雇用することを決定した人材の情報とともに、端末20を用いてサーバ10に送信する(S14)。企業Aの規程の詳細は後述する。次に、端末20から送信された雇用することを決定した人材の情報および企業Aの規程をサーバ10が受信する(S26)。企業Aの規程に基づいて、サーバ10は、雇用することが決定された人材の情報を、企業Aにおける従業員の従業員情報としてDB12に記憶する。そして、サーバ10は従業員情報を用い、業務情報に含まれる業務内容および人材の数に基づいて、勤務日程表の作成(従業員の勤怠に関する調整を含む)を含む「シフト・勤怠調整」機能実行部14dを実行する(S27)。勤務日程表により勤務が予定された各従業員における勤怠の状況の管理(以下、単に「勤怠管理」という)および従業員の欠勤に対する対応を含む「勤怠管理・欠勤対応」機能実行部14eをサーバ10は実行する(S28)。次に、サーバ10は、企業Aの規程および従業員の勤怠管理の結果に基づいて、各従業員における給与の額を計算する「給与計算」機能実行部14fを実行する(S29)。サーバ10またはサーバ10の管理者は、計算した給与の額に基づいて、従業員に支払うべき給与の額に関する情報(給与の明細書でもよい)および勤怠管理の結果を端末20に送信する(S30)。なお、このとき、出金装置30にも、従業員に支払うべき給与の額に関する情報を送信してもよい。
次に、端末20は、サーバ10からの給与の額に関する情報および勤怠管理の結果を受信して(S15)、受信した給与の額に関する情報および勤怠管理の結果を端末表示部に表示するなどして担当者に通知する(S16)。
なお、S23においては、サーバ10が応募者の面談の日程についての選択および打診のメールを自動で行う場合について説明したが、サーバ10の管理者がサーバ10を用いて行ってもよい。またS30において、サーバ10から出金装置30にも給与の額に関する情報を送信する場合、たとえば、端末20を用いて企業Aの担当者がサーバ10に送信を許可した場合にのみ、給与の額に関する情報が出金装置30に送信されるようにしてもよい。
なお、S14における「企業Aの規程の送信」については、S13の雇用契約の後に限ることなく、担当者は端末20を用いて企業Aの規程を予めサーバ10に送信しておき、DB12に記憶しておいてもよい。たとえば、企業Aが複数回、直接人材雇用システム1を利用して人材を雇用する場合、企業Aからの業務情報に応じてサーバ10はDB12に予め記憶しておいた企業Aの規程を読み出す。こうすることにより、担当者は企業Aの業務が発生する度に企業Aの規程を送信する必要がなく、手間が簡略化される。
なお、S21において、サーバ受信部14aは受信手段として作動する。また、S22〜S24の各々において、サーバ制御部11は確保支援手段として作動する。さらに、S26〜S30の各々において、サーバ制御部11は直接雇用支援手段として作動する。
上記した、企業Aの規程について説明する。企業Aの規程は企業Aに所属する従業員の就業規則を含む。就業規則は、従業員の給与の額の計算方法、勤務時間の算出方法を含む勤務(時間外の勤務を含む)についての規則、休暇についての規則など、企業Aに所属する従業員の勤務に関する内容を含む。また、企業の規程は各企業で異なるため、サーバ10は、各企業の規程に基づいて所属する各従業員を管理する。
次に、直接人材雇用支援システム1におけるサーバ10の各機能実行部の具体的な処理の例について幾つか説明する。
まず、図3のS22における「人材の募集」機能実行部14aで行われる処理の詳細内容について説明する。図4は、「人材の募集」機能実行部14aを実行するサーバ制御部11の処理動作を示すフローチャートである。なお、ここにおいて、企業Aの規程は予めDB12に記憶されているものとする。
図4を参照して、まず、サーバ制御部11は、DB12に記憶される企業Aの規程に基づいて、人材の募集における機能を行うための準備をする(S31)。ここでいう準備とは、たとえば、予め定められた人材の募集のための求人票のフォーマットがDB12に記憶されており、サーバ制御部11は端末20から送信された業務情報における業務内容、必要な人材の条件、および必要な人材の数などを求人票のフォーマットの所定の箇所(業務内容、人材の条件、および必要な人材の数などを入力する欄)に自動で入力することを含む。次に、サーバ制御部11は費用の割に高い効果の得られる媒体の提案をする(S32)。S32の詳細は後述する。次に、サーバ制御部11は、管理者に高い効果の求人の内容(求人票)を提案する(S33)。たとえば、DB12には過去の募集の記録が記憶されており、この過去の募集の記録に基づいて、サーバ制御部11は応募してきた人数(以下、単に「応募人数」という)が多かった求人票に含まれる文言上の表現やデザイン上の表現などをサーバ表示部に表示して管理者に提案する。また、応募人数の多かった過去の募集に用いられた求人票における文言上の表現やデザイン上の表現などを、管理者または担当者が選び出してDB12に記憶させておき、管理者または担当者により選び出されてDB12に記憶された文言上の表現やデザイン上の表現などに基づいて、新たな人材の募集を行う際にサーバ制御部11がサーバ表示部に表示するなどして出力し、管理者に提案するようにしてもよい。
ここで、S32における媒体の提案の一例について説明する。図5は、媒体の提案におけるサーバ制御部11の動作の一例を示すフローチャートである。ここでは、過去に人材を募集したときの複数の記録がDB12に記憶されており、それら過去の募集の記録には、各々が用いられて人材を募集したときの業務内容と、応募人数と、その募集のときに用いられたWEB、テレビ、雑誌、新聞などの媒体名とが含まれる。また、過去の募集の記録に含まれる業務内容、応募人数、媒体名はマトリックス状に記憶されている。図5を参照して、まず、サーバ制御部11は、図3のS21で受信した業務情報に含まれる所定の情報(ここでは、業務内容)と一致する情報を有する過去の募集の記録をDB12から抽出する(S71)。次に、抽出された過去の募集の記録のうち、応募人数の多かった順にならべて(S72)、過去の募集の記録の内容を出力部に出力する(S73)。具体的に、たとえば、S71で抽出された過去の募集の記録のうち、応募人数が多かった過去の募集の記録の媒体名が、WEB、テレビ、雑誌、新聞という順である場合、上から順に「WEB」、「テレビ」、「雑誌」、「新聞」を含む過去の募集の記録をならべて、媒体名と応募人数とを含む過去の募集の記録の内容がわかるようにサーバ表示部に一覧にして表示する。
一方、S71において、図3のS21で受信した業務情報に含まれる所定の情報に一致する情報で人材を募集した記録がない場合、その旨をサーバ表示部に表示するようにしてもよい。
なお、サーバ10によりまたはサーバ10を用いて管理者により、求人票がWEBにアップロードされる場合、アップロードされた求人票は、管理者により随時更新されるようにしてもよい。これにより、求職中の人材は最新の求人票を閲覧することができる。また、求人票の入力は、サーバ10またはサーバ10を用いて管理者により行われることに限らず、端末20を用いて担当者により行われるようにしてもよい。
なお、直接雇用支援システム1においては、上記で説明したように、サーバ制御部11により実行される「人材の募集」機能実行部14aに限ることなく、「受付・面談」機能実行部14bおよび「人選・合否」機能実行部14cも同様、サーバ制御部11はDB12に記憶される業務情報に基づいて実行するため、詳細な説明は省略する。
次に、図3のS28における「勤怠管理・欠勤対応」機能実行部14eで行われる処理の詳細内容について説明する。図6は、「勤怠管理・欠勤対応」機能実行部14eを実行するサーバ制御部11の処理動作を示すフローチャートである。なお、ここにおいても同様、企業Aの規程は予めDB12に記憶されているものとする。
図6を参照して、まず、サーバ制御部11は、DB12に記憶される企業Aの規程に基づいて、勤怠管理・欠勤対応における機能の実行をするための準備をする(S41)。ここでいう準備とは、たとえば、企業Aの規程に基づいて、従業員の出勤および退勤の時刻や実質的に就業した就業時間を記憶するためのタイムテーブルの作成をして、作成したタイムテーブルをDB12内に記憶することを含む。このタイムテーブルは企業Aの規程に基づいて作成されているため、たとえば、企業Aの規程において、基本的な就業時間は1日に「7時間30分」間であり、この時間を超えたときから残業として扱うと定められている場合、従業員の就業時間が8時間であれば30分間の残業をしたという情報がタイムテーブル内に記憶される。次に、サーバ10に就業する予定の従業員から欠勤の連絡がないか否かを確認する(S42)。たとえば、予め定められてフォーマットにされた欠勤を申請するための欠勤用メールが各従業員の利用可能な端末50の記憶部に記憶されている。この欠勤用メールは、欠勤する従業員(以下、単に「欠勤者」という)の識別番号および欠勤の理由を入力させる入力欄を有し、欠勤者は、識別番号とともに欠勤の理由を入力して、サーバ10に送信する。これにより、サーバ制御部11は欠勤用メールを受信することで欠勤者から欠勤の連絡があるか否かを確認する。なお、欠勤者は管理者に欠勤する旨を電話で伝え、管理者がサーバ10に入力するようにしてもよい。次に、欠勤する従業員から欠勤する旨の連絡がなければ(S42でYES)、各従業員の出勤の状況をタイムテーブルに記憶する(S43)。その後、業務を終えた各従業員の退勤の状況をタイムテーブルに記憶する(S44)。一方、サーバ制御部11は従業員から欠勤する旨の連絡があれば(S42でNO)、欠勤者の補充を行い(S45)、欠勤者の代わりに就業してもらう(S43)。S45においては、たとえば、DB12に記憶される従業員情報には各従業員の日々の勤務の予定が含まれ、サーバ制御部11はDB12における従業員情報に基づき、欠勤者の出た業務が行われる当日に就業予定のない従業員情報を抽出する。サーバ制御部11が抽出した従業員情報に該当する従業員に欠勤者の代役として業務に就けるか否かを打診するメールが、サーバ10またはサーバ10の管理者により、端末50に送信される。また、サーバ10またはサーバ10の管理者は、就業する予定の従業員の使用する端末50にメールなどで出勤できるか否かを予め確認するようにしてもよい。
なお、上記した従業員の出勤および退勤の状況の管理を行う場合、直接人材雇用支援システム1が、各従業員に所有され、各従業員に割り当てられた識別番号を記憶するIC(Integrated Circuit)カードと、従業員が業務を行う現場に設けられ、ICカードに記憶される識別番号を、時刻とともに記憶するICカードリーダと、を含み、ICカードリーダはインターネット2を介してサーバ10に出勤時刻および退勤時刻を含む情報を送信可能に接続される構成を有してもよい。この構成により、たとえば、従業員が業務を行う現場に出勤した際、ICカードをICカードリーダに読込ませると、従業員の識別番号とともに出勤時刻が記憶され、また、従業員が退勤する際も同様に、ICカードをICカードリーダに読込ませると、従業員の識別番号とともに退勤時刻が記憶される。この記憶された識別番号と出勤時刻および退勤時刻とがICカードリーダにより自動でサーバ10に送信され、DB12のタイムテーブルに記憶される。すなわち、ICカードリーダが読取った識別番号と、その従業員の出勤時刻および退勤時刻と、の管理がサーバ10で容易にかつ迅速に行われる。
あるいは、直接人材雇用支援システム1が、各従業員に所有され、各従業員に割り当てられた識別番号を含むタイムカードと、タイムカードに含まれる識別番号を、時刻とともに記憶するタイムカードリーダと、を含み、タイムカードリーダはインターネット2を介してサーバ10に識別番号と出勤時刻および退勤時刻とを含む情報を送信可能に接続される構成を有してもよい。この構成により、タイムカードリーダが読取った識別番号と、その従業員の出勤時刻および退勤時刻と、の管理が、上記と同様、サーバ10で容易にかつ迅速に行われる。
次に、図3のS29における「給与計算」機能実行部14fで行われる処理の詳細内容について説明する。図7は、「給与計算」機能実行部14fを実行するサーバ制御部11の処理動作を示すフローチャートである。なお、ここにおいて、企業Aの規程はDB12に予め記憶されているものとする。
図7を参照して、まず、サーバ制御部11は、DB12に記憶される企業Aの規程に基づいて、給与計算における機能の実行をするための準備をする(S51)。ここでいう準備とは、たとえば、企業Aの規程に基づいて作成された、各従業員の識別番号とその識別番号に関連付けられた出勤時刻および退勤時刻または実質的に就業した就業時間を記憶した勤怠管理の結果(タイムテーブルを含む)をDB12から読み出すことを含む。次に、企業Aの規程および勤怠管理の結果に基づいて、従業員における給与の額の計算をする(S52)。ここにおいて、給与の額の計算は、たとえば、DB12から読み出される企業Aの規程に基づいて計算され、DB12に記憶されるタイムテーブルに含まれた出勤時刻および退勤時刻の差分を従業員が勤務した時間として算出し、算出した時間と企業Aの規程で定められた時給との積を給与の額とする。また、計算された給与の額を日単位、週単位、または月単位で管理してもよい。
なお、直接雇用支援システム1においては、上記で説明したように、サーバ制御部11により実行される「勤怠管理・欠勤対応」機能実行部14e、および「給与計算」機能実行部14fに限ることなく、「シフト・勤怠調整」機能実行部14dも同様、サーバ制御部11はDB12に記憶される企業Aの規程に基づいて実行する。サーバ制御部11が「シフト・勤怠調整」機能実行部14dを実行する場合、たとえば、企業Aの規程に含まれる就業規則には土曜日、日曜日、祝日が完全に休日であることが含まれており、サーバ10が従業員の勤務の予定を特定するときには、土曜日、日曜日、祝日を外して勤務日程表を作成する。
次に、出金装置30による給与の出金について説明する。図1を参照して、従業員により識別番号が出金装置30の操作部33から入力されると、従業員はサーバ10で計算された給与の額に相当する金銭を出金装置30から出金することができる。また、出金装置30は出金された旨をサーバ10に通知する。ここにおいて、サーバ10が従業員の勤怠管理の結果として必要な情報の全て(ここでは、従業員の識別番号、出勤時刻および退勤時刻)をDB12に記憶した後、サーバ10は勤怠管理の結果に基づいて給与の額を計算し、計算した給与の額をサーバ10は出金装置30に送信して、出金装置30で給与の出金の要求があった場合に出金できる状態を作るという動作の全てが自動で行われるようにしてもよい。このとき、サーバ制御部11は給与情報送信手段として作動する。これにより、従業員が就業を終えた当日であっても、従業員は出金装置30から給与を出金することができる。一方、就業を終えた従業員が出金装置30の操作部33から給与の出金を要求したことに基づいて、出金装置30はその旨をサーバ10に送信し、サーバ10は従業員の勤怠管理の結果に基づいて給与の額を計算し、計算した給与の額をサーバ10は出金装置30に送信して、出金装置30で従業員が給与を出金できるようにしてもよい。
また、出金装置30は出金装置30に入金されている金額を検出する金額検出部を含むようにして、所定の金額を下回った場合、その旨をサーバ10および/または端末20に通知するようにしてもよい。これにより、企業Aの担当者やサーバ10の管理者は、出金装置30に入金する必要があることを知ることができる。なお、出金装置30は、日単位、週単位、または月単位というように、従業者の任意の単位で出金できるようにしてもよい。また、操作部33からの従業員による入力で、労働条件通知書、給与明細書、および所得証明書の発行や、就業規則、36協定書、および商品・車輌事故の閲覧を出力できるようにしてもよい。
以上、この実施形態によれば、サーバ10が企業Aの端末20から送信された業務情報および企業Aの規程を受信して記憶し、記憶した業務情報および企業Aの規程に基づいて媒体を考慮した人材(従業員)の募集をすることにより人材を確保する支援をして、企業Aの規程に基づいて確保した人材の給与の額の計算することにより企業Aに人材を直接雇用させるための支援をするため、登録型派遣のような、必要なときに必要な人材を集めて業務に従事させるというサービスを企業Aに提供することができる。
なお、この実施形態において、出金装置30、ICカードリーダ、およびタイムカードリーダは、企業Aに設けられる場合について説明したが、これに限ることなく、従業員が業務を行う現場に設けられるようにしてもよい。
なお、この実施形態においては、サーバ10で従業員の給与の額を計算する場合について説明したが、端末20に「給与計算」機能実行部14fを備え、企業Aにおける端末20で行えるようにしてもよい。
なお、この実施形態においては、第1の企業が企業Aの1社である場合について説明したが、これに限ることなく、複数であってもよい。
なお、この実施形態においては、企業Aから送信される業務情報に基づいて業務に従事させる従業員が企業Aにいない場合、すなわち、新たに人材を募集する場合について説明したが、これに限ることなく、業務情報に基づく業務に従事させる従業員が企業Aにいる場合、サーバ10は業務情報を受信した後に、DB12に記憶される企業Aの従業員情報を用いて従業員の勤務の予定を特定し、企業Aの従業員に業務を行わせるように処理動作を変更してもよい。たとえば、DB12に記憶される従業員情報には、従業員の日々の勤務の予定が含まれており、サーバ10は、図3のS21で業務情報を受信した後、業務情報に含まれる必要な人材の数と、従業員情報に含まれる勤務予定のない従業員の数と、を比較して、就業させる従業員が足りるか否かを判断する。サーバ10は人数が足りないと判断した場合、上記の実施形態で説明したように、図3のS22(人材の募集)の処理を実行する。一方、人数が足りると判断した場合、S27(シフト・勤怠管理)に処理を移す。
(2)第2の実施形態
次に、第2の実施形態について説明する。この実施形態においては、企業A(第1の企業に含まれる1つの企業)から送信された、業務内容、必要な人材の条件、および必要な人材の数を含む業務情報をサーバが受信したとき、企業Aが必要とする人材の数が企業Aに所属する人材の数では足りない場合、新たに人材を募集するのではなく、企業Aとは異なる企業B(第1の企業に含まれ、上記の企業とは異なるもう1つの企業)に所属する従業員を用いて、企業Aの業務に足りない人数を補う場合について説明する。以下の説明においては、企業A、企業B、および企業Bに所属する従業員のいずれにおいても、上記のような人材の数の補充については、予め了承しているものとする。
この実施形態における直接雇用支援システム1の動作について説明する。図8は、第1の実施形態における図3のS21において、サーバ10が企業Aの業務情報を受信して記憶した後のサーバ制御部11の処理動作を示すフローチャートである。また、この実施形態において、DB12は企業Aおよび企業Bの従業員情報を含む。
図8を参照して、まず、サーバ制御部11は、企業Aの端末20より送信された業務内容、必要な人材の条件、および必要な人材の数を含む業務情報を受信してDB12に記憶し、企業Aからの業務情報であること認識して、DB12から企業Aの規程を読み出し、業務情報に基づく処理を行う準備をする(S61)。次に、必要な人材の数が、企業Aの従業員で足りるか否かをサーバ10は判別する(S62)。具体的に、たとえば、サーバ制御部11は業務情報に含まれる必要な人数とDB12に記憶される企業Aの従業員情報の数とを対比して、判別する。人数が足りている場合(S62でYES)、第1の実施形態で説明したように、サーバ制御部11は企業Aの従業員が業務を行うものとして、勤務日程表を作成するなどといった「シフト・勤怠調整」機能実行部14eの実行に処理を移す(図3のS27へ)。一方、人数が足りない場合(S62でNO)、サーバ制御部11は足りない数の人材をDB12に記憶される企業Bの従業員情報から抽出するため、所定の条件を特定する(S63)。所定の条件は、たとえば、業務内容と企業Bの従業員情報における「技術・経験」とが一致するか否かという条件である。この所定の条件は、サーバ管理者により予め特定されている。次に、特定された所定の条件に基づいて企業Bの従業員情報を抽出する(S64)。たとえば、所定の条件が、「技術・経験」において「パソコンの入力をする業務」と特定されており、企業Aからの業務内容が「パソコンの入力をする業務」である場合、所定の条件が一致した企業Bの従業員情報を抽出する。次に、サーバ制御部11は必要な人材の数が足りたか否かを判別する(S65)。人数が足りた場合は(S65でYES)、抽出した従業員に企業Aの業務に必要な人材として就業してもらうよう端末50にメールを送信するなどして連絡し、企業Aの業務に就いてもらう(図3のS27へ)。一方、人数が足りなかった場合(S65でNO)、所定の条件を変更して(S66)、再度企業Bの従業員情報から抽出を行う(S64)。なお、これらS61〜S66の処理を繰り返して、必要な人数になるまでサーバ制御部11に人材の抽出を行わせるようにしてもよい。また、S64で抽出された企業Bの従業員では人数が足りず、その後S66で所定の条件を変更して再度従業員を抽出することになった場合、S64で先に抽出された従業員を優先的に就業するようにサーバ制御部11に判断させるようにしてもよい。具体的には、たとえば、サーバ制御部11は必要な人材の数が5名足りないと判断し(S62)、所定の条件を特定して(S63)、企業Bの従業員を抽出した結果(S64)、サーバ制御部11は企業Bの従業員を3名抽出した。しかし、人数がまだ2名足りないため(S65でNO)、さらに所定の条件を変更して(S66)、サーバ制御部11は(先に抽出した3名とは異なる)企業Bの従業員を4名抽出した(S64)。この場合、業務に必要な人材の数は5名であるため、サーバ制御部11は、先に抽出した3名の従業員を優先的に就業させることを決定し、後に抽出した4名の従業員については、たとえば、無作為に選出するなどして残りの2名を決定する。
なお、上記S62〜S66の各々おいて、サーバ制御部11は抽出手段として作動する。
なお、サーバ10またはサーバ10の管理者は、S64で抽出した従業員や抽出した従業員の所属する企業Bに対して、企業Aの業務を引き受けてもらえるか否かについてメールを送信して問い合わせるようにしてもよい。
なお、勤務の予定のない企業Bの従業員は、端末50を用いてサーバ10に所望の日程について就業可能である旨の情報をメールなどで送信しておき、サーバ10はその情報をDB12に記憶しておいてもよい。こうすることにより、たとえば、企業Aの業務において人材の数が足りない場合、サーバ10はDB12に記憶している企業Bの従業員からの情報を利用して、人材の補充を行うことができる。
以上、この実施形態によれば、サーバ10が企業Aの端末20から送信された業務情報を受信して記憶し、記憶した業務情報に含まれる必要な人材の数が企業Aの従業員では足りない場合、DB12に記憶される企業Bの従業員情報に基づいて勤務予定のない従業員を抽出して、企業Aの業務に従事させることができるため、登録型派遣のような、業務に対して企業Aの従業員が足りない場合でも、必要な人材を集めて業務に従事させるというサービスを企業Aに提供することができる。また、各企業に所属する従業員にとっても、たとえば、他の企業の業務において人数が足りておらず、また、日程に空きがあれば、その従業員は他の企業の業務に就くことが可能となる。
なお、この実施形態においては、所定の条件を従業員情報の得意な事項や経験のある事項で特定する場合について説明したが、これに限ることなく、DB12に記憶される従業員情報に含まれる情報であれば任意の情報を所定の条件として特定できるようにしてもよい。また、所定の条件および所定の条件の変更は、サーバの管理者がサーバ10を用いて、または企業Aの担当者が端末20を用いて、DB12内にある従業員情報から任意で特定するようにしてもよい。さらに、サーバ10は、管理者および担当者が過去に特定した所定の条件をDB12に記憶しておき、記憶した所定の条件の多かったものを、S63やS66での所定の条件として特定するようにしてもよい。
なお、この実施形態においては、業務に必要な人材の数が企業Aの従業員の数では足りない場合、勤務予定のない企業Bの従業員に就業してもらうように人材の数の補充をする場合について説明したが、これに限ることなく、逆でもよい。すなわち、企業Aから送信された業務情報において、業務に必要な人材の数が企業Aに所属する従業員の数より少ないとサーバ制御部11が判別した場合(すなわち、企業Aの従業員に勤務予定のない従業員がいるとサーバ制御部11が判断した場合)、勤務予定のない企業Aの従業員の就業できる業務があるか否かを、それまでに受信してDB12に記憶した他の業務情報(たとえば、企業Bから送信された業務情報)から探し出して、そのような業務情報があれば、勤務予定のない企業Aの従業員に就業させるようにしてもよい。こうすることにより、各企業に所属する各従業員を、登録型派遣のように、効率的に就業させることができる。なお、ここにおいて、たとえば、サーバ制御部11は、勤務予定のない従業員の数が、上記の場合において必要な人材の数より多いと判断した場合、DB12に記憶される従業員情報およびその業務に関する業務情報に基づき、上記したような所定の条件が一致する従業員を優先して就業させるようにしてもよい。
なお、この実施形態においては、第1の企業は企業Aおよび企業Bの2社の場合について説明したが、これに限ることなく、3社以上であってもよい。この場合、たとえば、S61において、サーバ10は人材の補充を受ける側の企業の規程と人材を提供する側の企業の規程とを比較して、補充を受ける側の企業の規程に近い内容(一致する内容が多いなど)の規程を有する企業から優先的に人材の提供を受けるようにしてもよい。こうすることにより、たとえば、人材の補充として他の企業の業務に就いた従業員にとっても働きやすく、就業をしてもらう企業としても雇用しやすい。
なお、企業が人材派遣会社から人材を派遣されるのではなく、必要な人材を自社で雇用することにより、企業は人材派遣会社と交わす書類のやり取りや3年に1度やってくる抵触日などといった、派遣社員を就業させることによる負担および懸念事項を一掃することができる。さらに、企業はこのようにして採用した人材の雇用および欠勤者への対応等を人材管理会社に依存できるため、これらにかかる労力、時間、波動などへの状況を一掃することができる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
1 直接雇用支援システム、2 インターネット、10 サーバ、11 サーバ制御部、12 データベース、13 サーバ通信部、13a サーバ受信部、13b サーバ送信部、14 人材管理機能実行部、14a 人材の募集機能実行部、14b 受付・面談機能実行部、14c 人選・合否機能実行部、14d シフト・勤怠調整機能実行部、14e 勤怠管理・欠勤対応機能実行部、20 端末、21 端末制御部、22 端末記憶部、23 端末通信部、24 端末機能部、24a 雇用契約機能実行部、24b 給与計算機能実行部、30 出金装置、31 出金装置制御部、32 出金装置通信部、33 操作部、34 出力部、35 出金部、36 入金部、40,50 端末。

Claims (5)

  1. 第1の企業に設けられた端末と、前記第1の企業とは異なる第2の企業に設けられたサーバと、前記端末および前記サーバにおいて相互にデータの送受信を可能にするネットワークと、を含む、直接雇用支援システムであって、
    前記端末は、前記サーバに前記第1の企業の業務に関する業務情報および前記第1の企業の規程を送信する送信手段を含み、
    前記サーバは、
    前記端末から送信された前記業務情報および前記第1の企業の規程を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記業務情報および前記第1の企業の規程を記憶するデータベースと、
    前記データベースに記憶される前記業務情報および前記第1の企業の規程に基づく人材の募集を含む、人材の確保をするための支援をする確保支援手段と、
    前記データベースに記憶される前記第1の企業の規程に基づいて前記確保支援手段により確保した人材の給与の額の計算を含む、前記第1の企業に人材を直接雇用させるための支援をする直接雇用支援手段と、を含む、
    直接雇用支援システム。
  2. 前記データベースは、過去に人材を募集したときの過去の募集の記録を記憶し、
    前記過去の募集の記録は、募集するときに用いられた媒体名を含み、
    前記確保支援手段は、前記人材の募集において、
    前記端末から送信された業務情報に含まれる前記所定の情報と一致する情報が前記過去の募集の記録に含まれている場合、前記媒体名を出力する、請求項1に記載の直接雇用支援システム。
  3. さらに、前記第1の企業に所属する人材の要求に応じて前記計算された給与の額に基づく金銭を出金する出金装置を含み、
    前記直接雇用支援手段は、前記給与の額に関する情報を前記出金装置に送信する給与情報送信手段を含む、請求項1または2に記載の直接雇用支援システム。
  4. 前記第1の企業は複数存在し、
    前記データベースは前記複数ある第1の企業に所属する人材の人材情報を個別に記憶し、
    前記サーバは、
    前記受信手段により受信する前記第1の企業のうちの1つから送信された前記業務情報に基づいて、前記第1の企業のうちの1つとは異なる他の前記第1の企業に所属する人材情報を前記データベースから抽出する抽出手段を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の直接雇用支援システム。
  5. 第1の企業に設けられた端末とネットワークを介して相互にデータの送受信が可能であり、前記第1の企業と異なる第2の企業に設けられ、前記端末から前記第1の企業の業務に関する業務情報および前記第1の企業の規程が送信される、サーバであって、
    前記端末から送信された前記業務情報および前記第1の企業の規程を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記業務情報および前記第1の企業の規程を記憶するデータベースと、
    前記データベースに記憶される前記業務情報および前記第1の企業の規程に基づく人材の募集を含む、人材の確保をするための支援をする確保支援手段と、
    前記データベースに記憶される前記第1の企業の規程に基づいて前記確保支援手段により確保した人材の給与の額の計算を含む、前記第1の企業に人材を直接雇用させるための支援をする直接雇用支援手段と、を含む、
    サーバ。
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