JP2012038590A - 回転灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンパクト化を図るとともに、光による演出効果を高めることができる回転灯を提供する。
【解決手段】回転軸150aを中心として略対称となる位置にそれぞれ形成される第一貫通孔150bおよび第二貫通孔150cを有して回転可能な回転板150と、回転板150を回転させるモータ142と、回転軸150aを中心とする所定の半径方向位置であって、且つ回転板150の下方に配設されるLED121・121と、回転板150の上側の板面に配置される基部170aを有し、第一貫通孔150b側へ傾斜した方向へ延出し、第一貫通孔150bに対向する面が反射面170bとなる反射部材170と、第一貫通孔150bを通過するLED121・121からの光を反射部材170へと導く透光板160と、透光性を有し、回転板150、反射部材170および透光板160を上方から被覆するランプカバー180と、を具備した。
【選択図】図3

Description

本発明は、光源からの光を回転する反射板で反射させてランプカバーに照射することで、当該ランプカバーを点灯させる回転灯の技術に関する。
従来、光源からの光を回転する反射板で反射させてランプカバーに照射することで、当該ランプカバーを点灯させる回転灯の技術が公知となっている。例えば、特許文献1から特許文献3までに記載の如くである。
特許文献1から特許文献3までに記載の回転灯は、反射板を含む回転体の回転軸の軸心上に光源を配置することなく、当該回転軸の周囲に光源を配置するものである。
これらの技術によれば、光源を避けるように回転軸等を構成する必要がない。したがって、回転体を回転駆動するための機構、より詳細には回転軸の形状、モータの配置構成、およびモータから回転体への動力伝達機構を簡素化することができ、ひいては回転灯の小型化を図ることができる。
特開2008−171573号公報 特開2008−107475号公報 登録実用新案第3117350号公報
しかしながら、特許文献1から特許文献3までに記載の回転灯を遊技機の遊技盤に設置する場合、以下に述べる問題点があった。
特許文献1および特許文献2に記載の回転灯は、反射板の回転位置にかかわらず、反射板によって、全ての光源の光を当該反射板が傾斜している方向へと反射するものである。したがって、反射板が回転している場合において、当該反射板の傾斜方向が遊技者側を向いていないときは、光源の光が遊技者側へ照射され難いため、遊技者側から見てランプカバーが点灯していないように見える場合がある。これによって、光による十分な演出効果が得られない場合があった。
特許文献3に記載の回転灯は、反射板の回転位置にかかわらず、反射板によって、一部の光源の光を当該反射板が傾斜している方向へと反射するものである。したがって、反射板により反射されない他の光源の光はそのままランプカバーに照射されるため、反射板の傾斜方向にかかわらず、常時ランプカバー全体が点灯する。これによって、光による十分な演出効果が得られない場合があった。
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、コンパクト化を図るとともに、光による演出効果を高めることができる回転灯を提供することである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、回転軸と、前記回転軸から所定距離離れた位置に形成される第一貫通孔と、前記回転軸を中心として前記第一貫通孔と略対称となる位置に形成される第二貫通孔と、を有して、前記回転軸を中心として回転可能に構成される回転板と、前記回転軸に連結され、前記回転板を回転させる駆動源と、前記回転板の一方の板面側において、前記回転軸から前記所定距離離れて配設され、前記回転板側に光を放射する光源と、前記回転板の他方の板面における前記第一貫通孔と前記第二貫通孔との間に配置される基部を有し、前記基部から前記回転軸の軸心に対して前記第一貫通孔側へ傾斜した方向へ延出し、前記第一貫通孔に対向する面が反射面となる反射部材と、前記第一貫通孔を通過する前記光源からの光を前記反射部材の前記反射面へと導く導光部材と、透光性を有し、前記回転板、前記反射部材および前記導光部材を前記回転板の前記他方の板面側から被覆するランプカバーと、を具備し、前記駆動源により前記回転板が回転されて、前記第一貫通孔が前記光源と対向する位置にあるときには、前記光源からの光は前記導光部材により前記反射部材の前記反射面へと導かれ、前記反射面により反射された後に前記ランプカバーに照射され、前記第二貫通孔が前記光源と対向する位置にあるときには、前記光源からの光は前記反射面へと導かれることなく前記ランプカバーに直接照射されるように構成されるものである。
請求項2においては、回転軸と、前記回転軸から所定距離離れた位置に形成される第一貫通孔と、前記回転軸を中心として前記第一貫通孔と略対称となる位置に形成される第二貫通孔と、を有して、前記回転軸を中心として回転可能に構成される回転板と、前記回転軸に連結され、前記回転板を回転させる駆動源と、前記回転板の一方の板面側において、前記回転軸から前記所定距離離れて配設され、前記回転板側に光を放射する光源と、前記回転板の他方の板面における前記第一貫通孔と前記第二貫通孔との間に配置される基部を有し、前記基部から前記回転軸の軸心に対して前記第一貫通孔側へ傾斜した方向へ延出し、前記第一貫通孔に対向する面が反射面となる反射部材と、前記第二貫通孔を通過する前記光源からの光を拡散させる拡散部材と、透光性を有し、前記回転板、前記反射部材および前記拡散部材を前記回転板の前記他方の板面側から被覆するランプカバーと、を具備し、前記駆動源により前記回転板が回転されて、前記第一貫通孔が前記光源と対向する位置にあるときには、前記光源からの光は前記反射部材の前記反射面により反射された後に前記ランプカバーに照射され、前記第二貫通孔が前記光源と対向する位置にあるときには、前記光源からの光は前記拡散部材により拡散された後に前記ランプカバーに照射されるように構成されるものである。
本発明は、光源を回転軸の軸心上(回転板の回転中心)に配置しないため、回転板を回転させるための機構(回転軸、駆動源からの動力伝達機構等)のコンパクト化を図ることができる、という効果を奏する。また本発明は、回転板を回転させることで、光源からの光を所定の方向へと反射してランプカバーに照射する状態、および光源からの光を反射せずランプカバーに照射する状態を順に切り替えることができ、光による演出効果を高めることができる、という効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る回転灯を備える遊技機の全体的な構成を示す正面図。 遊技盤および回転灯を示す正面図。 本発明の第一実施形態に係る回転灯を示す分解斜視図。 同じく、回転灯を示す正面図。 同じく、回転灯の図4におけるA−A断面を示す側面断面図。 台座およびLED基板を示す平面図。 (a)回転板を示す平面図。(b)同じく、正面図。(c)透光板を示す平面図。(d)同じく、正面図。(e)同じく、側面図。 (a)反射部材を示す正面図。(b)同じく、側面図。(c)同じく、底面図。 (a)回転板、透光板、および反射部材の基部を示す平面図。(b)回転板、透光板、および反射部材を示す平面図。 (a)第一実施形態に係る回転灯の、第一貫通孔がLEDと対向する位置にある場合を示す側面断面図。(b)同じく、第二貫通孔がLEDと対向する位置にある場合を示す側面断面図。 (a)第一貫通孔がLEDと対向する位置にある場合の回転灯を示す平面図。(b)回転板の板面がLEDと対向する位置にある場合の回転灯を示す平面図。(c)第二貫通孔がLEDと対向する位置にある場合の回転灯を示す平面図。(d)回転板の板面がLEDと対向する位置にある場合の回転灯を示す平面図。 (a)第二実施形態に係る透光板を示す平面図。(b)同じく、正面図。(c)同じく、側面図。 (a)第二実施形態に係る回転灯の、第一貫通孔がLEDと対向する位置にある場合を示す側面断面図。(b)同じく、第二貫通孔がLEDと対向する位置にある場合を示す側面断面図。 (a)第三実施形態に係る透光板を示す平面図。(b)同じく、正面図。(c)同じく、側面図。 (a)第三実施形態に係る回転灯の、第一貫通孔がLEDと対向する位置にある場合を示す側面断面図。(b)同じく、第二貫通孔がLEDと対向する位置にある場合を示す側面断面図。 (a)第四実施形態に係る回転灯の、第一貫通孔がLEDと対向する位置にある場合を示す側面断面図。(b)同じく、第二貫通孔がLEDと対向する位置にある場合を示す側面断面図。
まず、本発明の一実施形態に係る回転灯100を備える遊技機1の全体構成について、図1を用いて説明する。
なお、以下の説明において、遊技機1を遊技者から見て、手前側を遊技機1の前側とし、奥側を遊技機1の後側として、遊技機1の前後方向を規定する。また、遊技機1を遊技者から見て、左手側を遊技機1の左側とし、右手側を遊技機1の右側として、遊技機1の左右方向を規定する。
遊技機1には、機体の外郭を成す外枠10が設けられる。外枠10は、前後面が開口される略四角筒状の枠体である。外枠10は、パチンコホール等の遊技場に設けられる台島に設置される。外枠10の前側の開口部には、略四角形状の枠体である中枠20が、ヒンジ等の軸支部材を介して回動可能に支持される。中枠20には、遊技領域58が形成される遊技盤50が着脱自在に取り付けられる(図2参照)。また、中枠20には、略平板状の枠体である窓枠30と、下皿ユニット40とが、ヒンジ等の軸支部材を介してそれぞれ回動可能に支持される。
窓枠30の略中央には、正面視で略円形状の窓枠開口部31が開口される。窓枠開口部31には、透明板34が被覆されて、中枠20に支持された遊技盤50の遊技領域58を前方から視認することができる。また、窓枠30の窓枠開口部31の下方には、発射前の遊技球が貯溜される上皿32が配設される。また、窓枠30の窓枠開口部31の左右上方には、スピーカ33がそれぞれ配設される。
下皿ユニット40は、窓枠30の下方に配置される。下皿ユニット40の略中央には、上皿32から溢れた遊技球が貯溜される下皿41が配設される。また、下皿ユニット40の右側部には、図示せぬ遊技球発射装置に連結され、上皿32に貯溜された遊技球を遊技領域58へ向けて発射可能に構成される発射ハンドル42が配設される。
次に、遊技盤50の構成について、図2を用いてさらに詳細に説明する。
遊技盤50は、基体51と、図柄表示手段52と、ガイドレール53と、一般入賞口54と、大入賞装置55と、可変入賞装置56と、アウト口57と、回転灯100とを備える。
基体51は、遊技盤50の主たる構造体を成す部材である。基体51は、略平板状の部材であり、遊技盤50の各構成部材が取り付けられる。基体51の略中央には、図柄表示手段52を取り付けるための図柄表示開口部61が正面視で略矩形状に開口される。
図柄表示手段52は、図柄や数字を変動表示する液晶画面62を備える装置である。図柄表示手段52は、液晶画面62を前方へ向けた状態で、基体51の後面側に取り付けられる。液晶画面62は、図柄表示開口部61を通じて前方を臨むように配置され、基体51の前方から視認可能となっている。また、液晶画面62は、基体51の前面よりも若干後方に配置されて基体51の前面との間に役物が配設される隙間が形成される。
ガイドレール53は、外ガイドレール63aと、内ガイドレール63bとを備える。
外ガイドレール63aおよび内ガイドレール63bは、正面視で略円弧状に形成される金属製の帯状の部材である。外ガイドレール63aは、基体51の左側および上側の外周を周回するように配置される。内ガイドレール63bは、外ガイドレール63aよりも基体51の内側であって、基体51の左側および下側の外周を周回するように配置される。外ガイドレール63aおよび内ガイドレール63bは、短手方向を前後方向として基体51の前面側から前方へ突出される。
なお、基体51の略中央の外ガイドレール63aと内ガイドレール63bとにより略円形状に区画形成された領域が、遊技球が転動する領域である遊技領域58とされる。また、基体51の左側部の外ガイドレール63aと内ガイドレール63bとの間に略円弧形状に区画形成された領域が、前記遊技球発射装置により発射された遊技球が通過する領域である発射通路59とされる。そして、発射ハンドル42の回動操作に応じて、遊技球が発射通路59を通過して遊技領域58へ放出されることとなる。
一般入賞口54は、上面が開口するポケット状に形成され、遊技球を入賞可能とする部材である。一般入賞口54に遊技球が入賞すると、図示せぬ賞球払出装置によって所定数の賞球(遊技球)が払い出される。一般入賞口54は、基体51における遊技領域58の下部に複数個が配置される。
大入賞装置55は、大当たり抽選により大当たりが選択されると、大入賞口65を開放して遊技球を入賞可能とする装置である。大入賞口65に遊技球が入賞すると、前記賞球払出装置によって所定数の賞球(遊技球)が払い出される。大入賞装置55は、基体51における遊技領域58の中央下部に配置される。
可変入賞装置56は、所定の作動条件を満たすと、左右一対の可動片の動作に応じて、遊技球が入賞可能な開放状態または入賞不能な閉鎖状態に切り替える装置である。可変入賞装置56に遊技球が入賞すると、前記賞球払出装置によって所定数の賞球(遊技球)が払い出されると共に、図示せぬ抽選装置によって大当たり抽選が開始される。可変入賞装置56は、基体51の遊技領域58の略中央であって、大入賞装置55の上方に配置される。
アウト口57は、発射通路59を通過して遊技領域58へ放出された遊技球が、一般入賞口54や大入賞口65等の各入賞口に入賞しなかった場合に、最終的に流入する開口部である。アウト口57に流入した遊技球は、パチンコホール等の遊技場側に回収される。アウト口57は、基体51における遊技領域58の最下部に配置される。
次に、回転灯100について、図2から図10を用いて説明する。
図2から図5に示す回転灯100は、所定の場合に遊技者に視覚的な印象(インパクト)を与えるためのものである。回転灯100は、正面視(図2)において液晶画面62の上方に配置される。具体的には、回転灯100は、台座110と、LED基板120と、LED基板支持部材130と、駆動機構140と、回転板150と、透光板160と、反射部材170と、ランプカバー180とにより構成される。
図3から図5に示す台座110は、回転灯100の主たる構造体となるものであり、飛行機の翼部分および飛行機の本体の一部を模した形状に形成される。
台座110の上面の略中央部には、当該台座110を上下方向に貫通する軸支孔110aが形成される。
台座110の上面であって軸支孔110aの前方には、当該台座110を上下方向に貫通する導入孔110bが形成される。導入孔110bは、軸支孔110aの軸心を中心とし、当該軸心から所定距離離れた位置に円弧状に形成される(図6参照)。
LED基板120は、平面視略L字状に形成される。LED基板120の上側の板面の前端部(台座110の導入孔110bと対応する位置)には、光源としての発光ダイオード(以下、単に「LED」と記す)121・121が左右に2つ並んで配設される。LED基板120には、LED121・121を点灯させるための回路が設けられる。
LED基板120は、台座110の上面の下方に配置される。LED基板120における台座110の軸支孔110aと対応する位置には、略円形の切り欠き部120aが形成される。
LED基板支持部材130は、LED基板120を台座110に固定するための板状の部材である。LED基板支持部材130における台座110の軸支孔110aと対応する位置には、当該LED基板支持部材130を上下方向に貫通する円形の貫通孔130aが形成される。
LED基板支持部材130は、LED基板120の下方から締結具により台座110に固定されることで、LED基板120を台座110に固定することができる。この場合、LED基板120のLED121・121は、台座110の導入孔110bと対向するように(平面視(図6参照)において導入孔110bと重複するように)配置される。すなわち、LED121・121も軸支孔110aの軸心から所定距離離れた位置に配設される。
駆動機構140は、後述する回転板150を回転駆動するためのものである。駆動機構140は、支持部材141と、モータ142と、伝達ギア143と、従動ギア144とにより構成される。
支持部材141は、モータ142、伝達ギア143等を支持するための板状の部材である。支持部材141には、当該支持部材141を上下方向に貫通する貫通孔141aが形成される。
駆動源としてのモータ142は、支持部材141の下側に設けられる。モータ142から上方に向かって突設される出力軸には、図示せぬ駆動ギアが固設される。
伝達ギア143は、支持部材141の貫通孔141aに挿通された状態で配置される。伝達ギア143は、その下端部において前記駆動ギアと歯合される。
従動ギア144は、支持部材141の上側に設けられる。従動ギア144は、伝達ギア143の上端部と歯合される。
このようにして、モータ142は、前記駆動ギアおよび伝達ギア143を介して従動ギア144と連結される。また、支持部材141がLED基板支持部材130の下方から締結具により台座110に固定されることで、駆動機構140が台座110に固定される。
図3、図5、および図7(a)、(b)に示す回転板150は、モータ142の動力により回転駆動される略円形板状の部材である。回転板150は、光を透過させないプラスチック等の材料により形成される。なお、以下の説明において、回転板150の下側を「回転板150の一方の板面側」と、回転板150の上側を「回転板150の他方の板面側」と、それぞれ規定する。
回転板150の中心部には、当該回転板150の一方の板面(下側の板面)から垂直下方に向かって回転軸150aが延設される。
回転板150には、当該回転板150を上下方向に貫通する第一貫通孔150bおよび第二貫通孔150cが形成される。第一貫通孔150bおよび第二貫通孔150cは、回転板150において、それぞれ円弧状に形成され、回転軸150aを中心として略対称となる位置に形成される。第一貫通孔150bおよび第二貫通孔150cは、回転軸150aの軸心から所定距離離れた位置にそれぞれ形成される。
回転軸150aが軸受151・151を介して台座110の軸支孔110aに挿通されることにより、回転板150は台座110に回転可能に支持される。また、回転軸150aの下端は、LED基板120の切り欠き部120a及びLED基板支持部材130の貫通孔130aに挿通され、従動ギア144に固定される。またこの場合、回転軸150aの軸心と軸支孔110aの軸心は一致し、導入孔110b、LED121・121、第一貫通孔150b、および第二貫通孔150cは、当該軸心から同一距離(所定距離)離れた位置に配設されることになる。
図3、図5、および図7(c)、(d)、(e)に示す導光部材としての透光板160は、略円形板状の部材である。透光板160は、透明なガラスやプラスチック等の材料により形成される。透光板160の上側の板面には、導光レンズ部160aが形成される。導光レンズ部160aは、透光板160の中心から所定距離の位置にあり、透光板160の外側から内側に向けて高くなる斜辺を有する直角三角形を、透光板160の軸心を中心として所定角度だけ回転して得られる回転体形状に形成される。本実施形態においては、導光レンズ部160aは回転板150の第一貫通孔150bと平面視において重複するように形成される(図9(a)参照)。
図3、図5、および図8に示す反射部材170は、鏡面加工された板状の部材である。反射部材170の基部(下端部)170aは、締結具により回転板150の他方の板面(上側の板面)に固定される。この際、反射部材170と回転板150との間に透光板160が挟み込まれることで、回転板150、透光板160、および反射部材170が一体的に構成される。
図9に示すように、反射部材170の基部170aは、回転板150の第一貫通孔150bと第二貫通孔150cとの間に配置される。ここで、「第一貫通孔150bと第二貫通孔150cとの間」には、反射部材170の基部170aが平面視において第一貫通孔150bまたは第二貫通孔150cの一部と重複する場合も含むものとする。本実施形態においては、反射部材170の基部170aは、回転軸150aの軸心よりも第二貫通孔150c側に偏った位置に配置される。
反射部材170は、前面(第一貫通孔150b側の面)を凹状の曲面に形成され、当該前面が反射面170bとされる。また、反射部材170の上部は、第一貫通孔150bを上方から概ね覆うように、基部170aから回転軸150aの軸心方向に対して第一貫通孔150b側へ傾斜した方向へ延出される。このようにして、反射部材170の反射面170bが第一貫通孔150bと対向するように形成される。
図3から図5に示すランプカバー180は、回転板150、透光板160、および反射部材170を上方から被覆する部材である。ランプカバー180は、有色透明なプラスチック等の材料により形成される。ランプカバー180は、下方が開口された略ドーム状に形成される。ランプカバー180は、下端部に設けられる係止部を台座110に係止させることにより、回転板150、透光板160、および反射部材170を上方から被覆した状態で台座110の上部に固定される。
次に、上述の如く構成された回転灯100の動作態様について、図3を用いて説明する。
モータ142が駆動されると、当該モータ142の駆動力は、モータ142に固設される駆動ギアおよび伝達ギア143により減速されて従動ギア144に伝達される。モータ142からの駆動力により従動ギア144が回転すると、当該従動ギア144に固定された回転板150、ならびに当該回転板150に固定された透光板160および反射部材170が一体的に回転する。
また、LED121・121が点灯されると、当該LED121・121から発せられた光は上側(回転板150側)に放射され、台座110の導入孔110b、および回転する回転板150の第一貫通孔150bまたは第二貫通孔150cを介して回転板150の上方へと照射される。
以下では、回転板150の回転過程において、(A)第一貫通孔150bが台座110の導入孔110bと対向する位置にある場合、および(B)第二貫通孔150cが台座110の導入孔110bと対向する位置にある場合、に分けて、LED121・121からの光がランプカバー180に照射される様子について説明する。
まず、図10(a)に示すように、(A)第一貫通孔150bが台座110の導入孔110bと対向する位置にある場合、すなわち、第一貫通孔150bがLED121・121と対向する位置にある場合について説明する。
この場合、LED121・121からの光は、台座110の導入孔110b、および回転板150の第一貫通孔150bを介して透光板160の導光レンズ部160aへと導入される。
導光レンズ部160aを上方に向かって通過した光は、導光レンズ部160aの斜面において反射部材170の反射面170bに向かって屈折する。すなわち、LED121・121からの光は、導光レンズ部160aによって反射部材170の反射面170bへと導かれる(集光される)。
導光レンズ部160aから反射部材170の反射面170bへと集められた光は、反射面170bによって前方に向かって反射され、ランプカバー180の前面の一部分に集中的に照射される。
このようにして、LED121・121からの光は集光された後にランプカバー180の前面に照射されるため、ランプカバー180の前面(特に光が照射された一部分)が明るく点灯することになる。
次に、図10(b)に示すように、(B)第二貫通孔150cが台座110の導入孔110bと対向する位置にある場合、すなわち、第二貫通孔150cがLED121・121と対向する位置にある場合について説明する。
この場合、LED121・121からの光は、台座110の導入孔110b、回転板150の第二貫通孔150c、および透光板160を介してランプカバー180の内部空間へと照射される。
ランプカバー180の内部空間へと照射された光は、反射部材170の反射面170bによって反射されることなく、直接ランプカバー180の上面から前面に亘って広く照射される。
このようにして、LED121・121からの光は集光されることなくランプカバー180の上面から前面に亘って広範囲に照射されるため、ランプカバー180の上面から前面が広く点灯することになる。また、この場合、LED121・121からの光は集光されていないため、上記(A)の場合と比較すると、ランプカバー180の上面から前面に亘る広い範囲が弱く点灯することになる。
回転板150が回転することによって、上記(A)の場合と(B)の場合とが交互に切り替えられることになる。したがって、回転灯100は、ランプカバー180の前面の一部分が明るく点灯する状態、およびランプカバー180の上面から前面が広く点灯する状態を順に切り替えることができ、光による演出効果を高めることができる。
以上の如く、本実施形態に係る回転灯100は、回転軸150aと、回転軸150aから所定距離離れた位置に形成される第一貫通孔150bと、回転軸150aを中心として第一貫通孔150bと略対称となる位置に形成される第二貫通孔150cと、を有して、回転軸150aを中心として回転可能に構成される回転板150と、回転軸150aに連結され、回転板150を回転させるモータ142(駆動源)と、回転板150の一方の板面側(下方)において、回転軸150aから前記所定距離離れて配設され、回転板150側に光を放射するLED121・121(光源)と、回転板150の他方の板面(上側の板面)における第一貫通孔150bと第二貫通孔150cとの間に配置される基部170aを有し、基部170aから回転軸150aの軸心に対して第一貫通孔150b側へ傾斜した方向へ延出し、第一貫通孔150bに対向する面が反射面170bとなる反射部材170と、第一貫通孔150bを通過するLED121・121からの光を反射部材170の反射面170bへと導く透光板160(導光部材)と、透光性を有し、回転板150、反射部材170および透光板160を回転板150の前記他方の板面側(上方)から被覆するランプカバー180と、を具備し、モータ142により回転板150が回転されて、第一貫通孔150bがLED121・121と対向する位置にあるときには、LED121・121からの光は透光板160により反射部材170の反射面170bへと導かれ、反射面170bにより反射された後にランプカバー180に照射され、第二貫通孔150cがLED121・121と対向する位置にあるときには、LED121・121からの光は反射面170bへと導かれることなくランプカバー180に直接照射されるように構成されるものである。
このように、LED121・121を回転軸150aの軸心上(回転板150の回転中心)に配置しないため、回転板150を回転させるための機構(回転軸150a、モータ142からの動力伝達機構等)のコンパクト化を図ることができる。すなわち、LED121を回転軸150aの軸心上に配置するためには、回転軸150aを円筒状に形成し、当該回転軸150a内にLED121を配置する必要がある。このため、回転軸150aの径が大きくなり、これに伴って当該回転軸150aを回転させるための機構も回転軸150aの径方向に広く配置することになる場合があり、回転灯100のコンパクト化が困難である。しかし、本実施形態に係る回転灯100においては、LED121・121を回転軸150aの軸心上に配置しないため、回転軸150aの径を大きくする必要がなく、ひいては回転灯100のコンパクト化を図ることができる。
また、回転板150を回転させることで、LED121・121からの光を所定の方向へと反射してランプカバー180に照射する状態、およびLED121・121からの光を反射せずランプカバー180に照射する状態を順に切り替えることができ、光による演出効果を高めることができる。
なお、光源としては、LED121以外に、白熱電球、蛍光灯等の光を放射する機器を用いることが可能である。
また、駆動源としては、モータ142以外にも回転板150を回転させるための駆動力を発生することができるものを用いることが可能である。
また、第一貫通孔150bおよび第二貫通孔150cの形状は、円弧状に限るものではない。すなわち、第一貫通孔150bおよび第二貫通孔150cは、それぞれ光源たるLED121・121からの光を通過させることが可能な形状であれば良い。
また、導光部材としての透光板160は上記説明のものに限らず、第一貫通孔150bを通過する光源(LED121・121)からの光を反射部材170へと導くことが可能なものであれば、その形状および材質は問わない。
また、反射部材170は上記説明のものに限らず、光源(LED121・121)からの光を一定の方向に反射することが可能なものであれば良い。
また、ランプカバー180は上記説明のものに限らず、一定の透光性を有し、内部から照射される光によって、外部から点灯したように見える形状および材質であれば良い。
また、本発明に係る回転灯の設置方向は、本実施形態に係る回転灯100の設置方向に限らず、上下逆向きに設置すること、横向きに設置すること、斜め方向に傾けて設置すること等が可能である。
また、本実施形態に係る回転灯100においては、回転板150の第一貫通孔150bと第二貫通孔150cとが連通していないため、上記(A)の場合(図11(a)参照)と(B)の場合(図11(c)参照)とが交互に切り替えられる間に、(C)回転板150の下側の板面がLED121・121と対向する位置にあって、台座110の導入孔110bが回転板150により閉塞されている場合(図11(b)および(d)参照)が存在する。なお、説明の便宜上、図11において反射部材170およびランプカバー180の図示は省略している。
上記(C)の場合、LED121・121からの光はランプカバー180内に導入され難いため、当該光がランプカバー180に照射され難く、当該ランプカバー180は点灯しない。したがって、詳細には、本実施形態に係る回転灯100は、回転板150が回転することによって、上記(A)の場合、(C)の場合、(B)の場合、(C)の場合の順に切り替えられることになる。したがって、回転灯100は、ランプカバー180の前面の一部分が明るく点灯する状態、ランプカバー180が点灯しない状態、ランプカバー180の上面から前面が広く点灯する状態、およびランプカバー180が点灯しない状態を順に切り替えることができ、光による演出効果をより高めることができる。
次に、本発明の第二実施形態に係る回転灯200について、図12および図13を用いて説明する。
第二実施形態に係る回転灯200が第一実施形態に係る回転灯100と異なる点は、透光板160に代えて透光板260を具備している点である。よって以下では、第一実施形態に係る回転灯100と同一構成の部材には同一の符号を付し、説明を省略する。
図12に示す拡散部材としての透光板260は、略円形板状の部材である。透光板260は、透明なガラスやプラスチック等の材料により形成される。透光板260の上側の板面には、拡散レンズ部260bが形成される。拡散レンズ部260bは、透光板260の中心から所定距離の位置にあり、透光板260の内側から外側に向けて高くなる斜辺を有する直角三角形を、透光板260の軸心を中心として所定角度だけ回転して得られる回転体形状に形成される。本実施形態においては、拡散レンズ部260bは回転板150の第二貫通孔150cと平面視において重複するように形成される。
以下では、回転板150の回転過程において、(A)第一貫通孔150bが台座110の導入孔110bと対向する位置にある場合、および(B)第二貫通孔150cが台座110の導入孔110bと対向する位置にある場合、に分けて、LED121・121からの光がランプカバー180に照射される様子について説明する。
まず、図13(a)に示すように、(A)第一貫通孔150bが台座110の導入孔110bと対向する位置にある場合、すなわち、第一貫通孔150bがLED121・121と対向する位置にある場合について説明する。
この場合、LED121・121からの光は、台座110の導入孔110b、回転板150の第一貫通孔150b、および透光板260を介してランプカバー180の内部空間へと照射される。
ランプカバー180の内部空間へと照射された光は、反射部材170の反射面170bによって前方に向かって反射され、ランプカバー180の前面の一部分に集中的に照射される。
このようにして、LED121・121からの光は集光された後にランプカバー180の前面に照射されるため、ランプカバー180の前面(特に光が照射された一部分)が明るく点灯することになる。
次に、図13(b)に示すように、(B)第二貫通孔150cが台座110の導入孔110bと対向する位置にある場合、すなわち、第二貫通孔150cがLED121・121と対向する位置にある場合について説明する。
この場合、LED121・121からの光は、台座110の導入孔110b、および回転板150の第二貫通孔150cを介して透光板260の拡散レンズ部260bへと導入される。
拡散レンズ部260bを上方に向かって通過した光は、拡散レンズ部260bの斜面においてランプカバー180の上面から前面に向かって屈折する。すなわち、LED121・121からの光は、拡散レンズ部260bによってランプカバー180の上面から前面に亘る広い範囲に拡散される。
ランプカバー180の上面から前面に亘る範囲に拡散された光は、反射部材170の反射面170bによって反射されることなく、直接ランプカバー180の上面から前面に亘って広く照射される。
このようにして、LED121・121からの光は集光されることなくランプカバー180の上面から前面に亘って照射されるため、ランプカバー180の上面から前面が広く点灯することになる。また、この場合、LED121・121からの光は集光されていないため、上記(A)の場合と比較すると、ランプカバー180の上面から前面に亘る広い範囲が弱く点灯することになる。
回転板150が回転することによって、上記(A)の場合と(B)の場合とが交互に切り替えられることになる。したがって、回転灯100は、ランプカバー180の前面の一部分が明るく点灯する状態、およびランプカバー180の上面から前面が広く点灯する状態を順に切り替えることができ、光による演出効果を高めることができる。
以上の如く、本実施形態に係る回転灯200は、回転軸150aと、回転軸150aから所定距離離れた位置に形成される第一貫通孔150bと、回転軸150aを中心として第一貫通孔150bと略対称となる位置に形成される第二貫通孔150cと、を有して、回転軸150aを中心として回転可能に構成される回転板150と、回転軸150aに連結され、回転板150を回転させるモータ142(駆動源)と、回転板150の一方の板面側(下方)において、回転軸150aから前記所定距離離れて配設され、回転板150側に光を放射するLED121・121(光源)と、回転板150の他方の板面(上側の板面)における第一貫通孔150bと第二貫通孔150cとの間に配置される基部170aを有し、基部170aから回転軸150aの軸心に対して第一貫通孔150b側へ傾斜した方向へ延出し、第一貫通孔150bに対向する面が反射面170bとなる反射部材170と、第二貫通孔150cを通過するLED121・121からの光を拡散させる透光板260(拡散部材)と、透光性を有し、回転板150、反射部材170および透光板260を回転板150の前記他方の板面側(上方)から被覆するランプカバー180と、を具備し、モータ142により回転板150が回転されて、第一貫通孔150bがLED121・121と対向する位置にあるときには、LED121・121からの光は反射部材170の反射面170bにより反射された後にランプカバー180に照射され、第二貫通孔150cがLED121・121と対向する位置にあるときには、LED121・121からの光は透光板260により拡散された後にランプカバー180に照射されるように構成されるものである。
このように、LED121・121を回転軸150aの軸心上(回転板150の回転中心)に配置しないため、回転板150を回転させるための機構(回転軸150a、モータ142からの動力伝達機構等)のコンパクト化を図ることができる。また、回転板150を回転させることで、LED121・121からの光を所定の方向へと反射してランプカバー180に照射する状態、およびLED121・121からの光を反射せずランプカバー180に照射する状態を順に切り替えることができ、光による演出効果を高めることができる。
なお、拡散部材としての透光板260は上記説明のものに限らず、第一貫通孔150bを通過する光源(LED121・121)からの光を拡散させてランプカバー180に照射することが可能なものであれば、その形状および材質は問わない。
次に、第三実施形態に係る回転灯300について、図14および図15を用いて説明する。
第三実施形態に係る回転灯300が第一実施形態に係る回転灯100と異なる点は、透光板160に代えて透光板360を具備している点である。よって以下では、第一実施形態に係る回転灯100と同一構成の部材には同一の符号を付し、説明を省略する。
図14に示す透光板360は、略円形板状の部材である。透光板360は、透明なガラスやプラスチック等の材料により形成される。透光板360の上側の板面には、導光レンズ部360aおよび拡散レンズ部360bが形成される。導光レンズ部360aの形状は、第一実施形態に係る透光板160の導光レンズ部160aと同一であり、拡散レンズ部360bの形状は、第二実施形態に係る透光板260の拡散レンズ部260bと同一である。本実施形態においては、導光レンズ部360aは回転板150の第一貫通孔150bと、拡散レンズ部260bは回転板150の第二貫通孔150cと、それぞれ平面視において重複するように形成される。
したがって、図15(a)に示すように、(A)第一貫通孔150bが台座110の導入孔110bと対向する位置にある場合、すなわち、第一貫通孔150bがLED121・121と対向する位置にある場合、第一実施形態に係る回転灯100と同様、LED121・121からの光は集光された後にランプカバー180の前面に照射されるため、ランプカバー180の前面(特に光が照射された一部分)が明るく点灯することになる。
また、図15(b)に示すように、(B)第二貫通孔150cが台座110の導入孔110bと対向する位置にある場合、すなわち、第二貫通孔150cがLED121・121と対向する位置にある場合、第二実施形態に係る回転灯200と同様、LED121・121からの光は集光されることなくランプカバー180の上面から前面に亘って照射されるため、ランプカバー180の上面から前面が広く点灯することになる。また、この場合、LED121・121からの光は集光されていないため、上記(A)の場合と比較すると、ランプカバー180の上面から前面に亘る広い範囲が弱く点灯することになる。
次に、第四実施形態に係る回転灯400について、図16を用いて説明する。
第四実施形態に係る回転灯400が第一実施形態に係る回転灯100と異なる点は、透光板160に代えて透光板460を具備している点である。よって以下では、第一実施形態に係る回転灯100と同一構成の部材には同一の符号を付し、説明を省略する。
図16に示す透光板460は、略円形板状の部材である。透光板460は、透明なガラスやプラスチック等の材料により形成される。透光板460の上側の板面には、第一実施形態に係る導光レンズ部160a等は形成されない。
したがって、図16(a)に示すように、(A)第一貫通孔150bが台座110の導入孔110bと対向する位置にある場合、すなわち、第一貫通孔150bがLED121・121と対向する位置にある場合、第二実施形態に係る回転灯200と同様、LED121・121からの光は集光された後にランプカバー180の前面に照射されるため、ランプカバー180の前面(特に光が照射された一部分)が明るく点灯することになる。
また、図16(b)に示すように、(B)第二貫通孔150cが台座110の導入孔110bと対向する位置にある場合、すなわち、第二貫通孔150cがLED121・121と対向する位置にある場合、第一実施形態に係る回転灯100と同様、LED121・121からの光は集光されることなくランプカバー180の上面から前面に亘って照射されるため、ランプカバー180の上面から前面が広く点灯することになる。また、この場合、LED121・121からの光は集光されていないため、上記(A)の場合と比較すると、ランプカバー180の上面から前面に亘る広い範囲が弱く点灯することになる。
1:遊技機,100:回転灯,110:台座,120:LED基板,121:発光ダイオード(LED)(光源),130:LED基板支持部材,140:駆動機構,142:モータ(駆動源),150:回転板,150a:回転軸,150b:第一貫通孔,150c:第二貫通孔,160:透光板(導光部材),170:反射部材,170a:基部,170b:反射面,180:ランプカバー,260:透光板(拡散部材)

Claims (2)

  1. 回転軸と、前記回転軸から所定距離離れた位置に形成される第一貫通孔と、前記回転軸を中心として前記第一貫通孔と略対称となる位置に形成される第二貫通孔と、を有して、前記回転軸を中心として回転可能に構成される回転板と、
    前記回転軸に連結され、前記回転板を回転させる駆動源と、
    前記回転板の一方の板面側において、前記回転軸から前記所定距離離れて配設され、前記回転板側に光を放射する光源と、
    前記回転板の他方の板面における前記第一貫通孔と前記第二貫通孔との間に配置される基部を有し、前記基部から前記回転軸の軸心に対して前記第一貫通孔側へ傾斜した方向へ延出し、前記第一貫通孔に対向する面が反射面となる反射部材と、
    前記第一貫通孔を通過する前記光源からの光を前記反射部材の前記反射面へと導く導光部材と、
    透光性を有し、前記回転板、前記反射部材および前記導光部材を前記回転板の前記他方の板面側から被覆するランプカバーと、
    を具備し、
    前記駆動源により前記回転板が回転されて、前記第一貫通孔が前記光源と対向する位置にあるときには、前記光源からの光は前記導光部材により前記反射部材の前記反射面へと導かれ、前記反射面により反射された後に前記ランプカバーに照射され、
    前記第二貫通孔が前記光源と対向する位置にあるときには、前記光源からの光は前記反射面へと導かれることなく前記ランプカバーに直接照射されるように構成される、
    回転灯。
  2. 回転軸と、前記回転軸から所定距離離れた位置に形成される第一貫通孔と、前記回転軸を中心として前記第一貫通孔と略対称となる位置に形成される第二貫通孔と、を有して、前記回転軸を中心として回転可能に構成される回転板と、
    前記回転軸に連結され、前記回転板を回転させる駆動源と、
    前記回転板の一方の板面側において、前記回転軸から前記所定距離離れて配設され、前記回転板側に光を放射する光源と、
    前記回転板の他方の板面における前記第一貫通孔と前記第二貫通孔との間に配置される基部を有し、前記基部から前記回転軸の軸心に対して前記第一貫通孔側へ傾斜した方向へ延出し、前記第一貫通孔に対向する面が反射面となる反射部材と、
    前記第二貫通孔を通過する前記光源からの光を拡散させる拡散部材と、
    透光性を有し、前記回転板、前記反射部材および前記拡散部材を前記回転板の前記他方の板面側から被覆するランプカバーと、
    を具備し、
    前記駆動源により前記回転板が回転されて、前記第一貫通孔が前記光源と対向する位置にあるときには、前記光源からの光は前記反射部材の前記反射面により反射された後に前記ランプカバーに照射され、
    前記第二貫通孔が前記光源と対向する位置にあるときには、前記光源からの光は前記拡散部材により拡散された後に前記ランプカバーに照射されるように構成される、
    回転灯。
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