JP2012037724A - 光源装置及びプロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】光源が発熱することを抑制して光源の劣化及び発光効率の低下を抑制することが可能な光源装置及びプロジェクターを提供する。
【解決手段】第1の光LBを射出する光源11と、第1の光LBの一部を透過し残りの一部を反射する第1ダイクロイックミラー31と、反射された第1の光LB2によって励起され、第1の光LB2とは異なる色の第2の光LYを放射する蛍光体50と、蛍光体50から放射され第1ダイクロイックミラー31を透過した第2の光LYを透過させる第2ダイクロイックミラー32と、透過した第1の光LB1を第2ダイクロイックミラー32に導くリレー光学系60と、を備え、第2ダイクロイックミラー32は、第1ダイクロイックミラー31を透過した第2の光LYを光源11とは異なる方向に透過させるとともに、リレー光学系60で第2ダイクロイックミラー32に導かれた第1の光LB1を第2の光LYの透過方向と同じ方向に反射する。
【選択図】図2

Description

本発明は、光源装置及びプロジェクターに関するものである。
プロジェクターに用いられる光源装置として、特許文献1に記載の光源装置が知られている。この光源装置は、光源から射出される第1の波長帯域を有する光を蛍光体に照射して蛍光(第1の波長帯域を含まない第2の波長帯域を有する光)を励起し、第1の波長帯域を有する光と第2の波長帯域を有する光とを合成して白色光を作り出している。
特許文献1の光源装置は、第1の波長帯域を有する光を射出する光源と、第1の波長帯域を有する光の一部を透過し残りの一部を反射する光分割合成素子と、光分割合成素子によって反射された第1の波長帯域を有する光を受けて第1の波長帯域を含まない第2の波長帯域を有する光を発する蛍光体と、光分割合成素子を透過した第1の波長帯域を有する光を光分割合成素子に向けて反射する反射体と、を備えている。光分割合成素子は、蛍光体から発した第2の波長帯域を有する光を透過させるとともに、反射体によって反射された第1の波長帯域を有する光を第2の波長帯域を有する光の透過方向と同じ方向に反射するようになっている。
特開2009−238990号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、反射体によって反射された第1の波長帯域を有する光の一部が光分割合成素子を透過して光源に入射することがある。これにより、第1の波長帯域を有する光を受けて光源が発熱し、光源の劣化や発光効率の低下を引き起こしてしまう場合がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、光源が発熱することを抑制して光源の劣化及び発光効率の低下を抑制することが可能な光源装置及びプロジェクターを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の光源装置は、第1の光を射出する光源と、前記第1の光の一部を透過し残りの一部を反射する第1ダイクロイックミラーと、前記第1ダイクロイックミラーによって反射された第1の光によって励起され、前記第1の光とは異なる色の第2の光を前記第1ダイクロイックミラーに向けて放射する蛍光体と、前記蛍光体から放射され前記第1ダイクロイックミラーを透過した第2の光を透過させる第2ダイクロイックミラーと、前記第1ダイクロイックミラーを透過した第1の光を前記第2ダイクロイックミラーに導くリレー光学系と、を備え、前記第1ダイクロイックミラーは、前記蛍光体から放射された前記第2の光を前記2ダイクロイックミラーに向けて透過させ、前記第2ダイクロイックミラーは、前記第1ダイクロイックミラーを透過した第2の光を前記光源とは異なる方向に透過させるとともに、前記第1ダイクロイックミラーを透過し前記リレー光学系で前記第2ダイクロイックミラーに導かれた第1の光を前記第2の光の透過方向と同じ方向に反射することを特徴とする。
この光源装置によれば、光源から射出された第1の光は、第1ダイクロイックミラーを透過する光(一方の光)と、第1ダイクロイックミラーによって反射される光(他方の光)と、に分離する。一方の光は、リレー光学系により迂回され、第2ダイクロイックミラーに導かれる。他方の光は、蛍光体によって励起されて第1の光とは異なる色の第2の光に変換されて放射され、第1ダイクロイックミラーを透過する。その後、第2ダイクロイックミラーにより、他方の光(第2の光)は光源とは異なる方向に透過し、一方の光(第1の光)は他方の光の透過方向と同じ方向に反射する。すなわち、一方の光及び他方の光は光源とは異なる方向に導かれる。このため、一方の光及び他方の光が第2ダイクロイックミラーによって反射されて光源に入射することはない。つまり、特許文献1のように、光を受けて光源が発熱し、光源の劣化や発光効率の低下を引き起こしてしまうことはない。したがって、光源が発熱することを抑制して光源の劣化及び発光効率の低下を抑制することが可能な光源装置を提供することができる。
前記光源装置において、前記リレー光学系は、前記第1ダイクロイックミラーを透過した第1の光を前記光源とは異なる方向に反射する第1反射ミラーと、前記第1反射ミラーによって反射された第1の光を前記第2ダイクロイックミラーに向けて反射する第2反射ミラーと、を備えていてもよい。
この光源装置によれば、第1ダイクロイックミラーを透過する光(一方の光)は、第1反射ミラーにより、光源とは異なる方向に反射する。その後、一方の光は第2反射ミラーによって反射されて第2ダイクロイックミラーに導かれる。このため、一方の光が第1反射ミラーによって反射されて光源に入射することはない。したがって、光源が発熱することを抑制して光源の劣化及び発光効率の低下を抑制することができる。
前記光源装置において、前記リレー光学系は、拡散光学系を備えていてもよい。
この光源装置によれば、第1ダイクロイックミラーを透過する光(一方の光)の光軸と直交する面内光強度分布を平行化した第2の光のそれに近づけることができる。
前記光源装置において、前記光源と前記第1ダイクロイックミラーとの間に、平行化レンズが配置されていてもよい。
この光源装置によれば、光源から射出された第1の光が第1ダイクロイックミラーに入射する前に、第1の光を平行化させることができる。このため、第1の光が第1ダイクロイックミラーを透過した後、もしくは反射した後においても、第1の光を平行化させることができる。
本発明の光源装置は、第1の光を射出する光源と、前記第1の光をP偏光とS偏光とに分離する偏光分離素子と、前記偏光分離素子によって分離された前記第1の光の一方の偏光によって励起され、前記第1の光とは異なる色の第2の光を前記偏光分離素子に向けて放射する蛍光体と、前記偏光分離素子によって分離された前記第1の光の他方の偏光の偏光方向を前記一方の偏光の偏光方向に変換し前記偏光分離素子に入射させる偏光変換素子と、を備え、前記偏光分離素子は、前記第1の光に含まれる前記一方の偏光を前記蛍光体に向けて反射し、前記蛍光体から放射された第2の光に含まれるP偏光とS偏光の双方を前記光源とは異なる方向に透過させるとともに、前記偏光分離素子を透過し前記偏光変換素子によって偏光方向が変換され前記偏光分離素子に入射した前記他方の偏光を前記第2の光の透過方向と同じ方向に反射することを特徴とする。
この光源装置によれば、光源から射出された第1の光は、偏光分離素子によって一方の偏光(例えばS偏光)と、他方の偏光(例えばP偏光)と、に分離する。一方の偏光(S偏光)は、蛍光体によって励起されて第1の光とは異なる色の第2の光(P偏光とS偏光の双方を含む光)に変換され、偏光分離素子に向けて放射される。他方の偏光(P偏光)は、偏光変換素子によって偏光方向が一方の偏光(S偏光)の偏光方向に変換され、偏光分離素子に入射する。その後、偏光分離素子により、一方の光(第2の光)は光源とは異なる方向に透過し、他方の光(第1の光)は第2の光の透過方向と同じ方向に反射する。すなわち、第1の光及び第2の光は光源とは異なる方向に導かれる。このため、第1の光及び第2の光が偏光分離素子によって反射されて光源に入射することはない。つまり、特許文献1のように、光を受けて光源が発熱し、光源の劣化や発光効率の低下を引き起こしてしまうことはない。したがって、光源が発熱することを抑制して光源の劣化及び発光効率の低下を抑制することが可能な光源装置を提供することができる。また、光源装置がリレー光学系を備える構成に比べて、第1の光の迂回路を必要としないため装置の小型化を図ることができる。
前記光源装置において、前記偏光変換素子は、前記偏光分離素子によって分離された前記第1の光の他方の偏光を円偏光に変換する1/4波長板と、前記1/4波長板によって円偏光に変換された第1の光を反射し、前記1/4波長板を介して前記偏光分離素子に向けて入射させる反射ミラーと、を備えていてもよい。
この光源装置によれば、偏光分離素子によって分離された他方の偏光(P偏光)は、1/4波長板により円偏光に変換される。円偏光に変換された第1の光は反射ミラーによって1/4波長板に向けて反射され、1/4波長板により直線偏光に変換される。つまり、偏光分離素子によって分離された他方の偏光(P偏光)は、1/4波長板を往復して透過することにより、偏光方向が一方の偏光(S偏光)の偏光方向に変換される。一方の偏光(S偏光)に変換されて1/4波長板を透過した第1の光は、偏光分離素子により反射されて光源とは異なる方向に導かれる。このため、一方の偏光が偏光分離素子によって反射されて光源に入射することはない。したがって、光源が発熱することを抑制して光源の劣化及び発光効率の低下を抑制することができる。
前記光源装置において、前記光源と前記偏光分離素子との間に、平行化レンズが配置されていてもよい。
この光源装置によれば、光源から射出された第1の光が偏光分離素子に入射する前に、第1の光を平行化させることができる。このため、第1の光が偏光分離素子を透過した後、もしくは反射した後においても、第1の光を平行化させることができる。
前記光源装置において、前記光源は、前記第1の光として青色光を射出し、前記蛍光体は、前記第2の光として赤色光及び緑色光を含む光を放射してもよい。
この光源装置によれば、青色光、赤色光及び緑色光を用いて、光源装置から白色光を射出することが可能となる。
前記光源装置において、前記蛍光体は回転可能な円板の周方向に沿って形成されていてもよい。
この光源装置によれば、第1ダイクロイックミラーによって反射された第1の光により蛍光体において発生する熱を周方向に沿った広い領域で放散させることができる。したがって、蛍光体の過熱による蛍光体の劣化及び発光効率の低下を抑制することが可能となる。
前記光源装置において、前記円板は、金属からなっていてもよい。
この光源装置によれば、円板が例えばガラス板、水晶板等からなる場合に比べて、円板の熱伝導率を高くすることができる。このため、第1ダイクロイックミラーによって反射された第1の光により蛍光体において発生する熱を効率よく外部へ放散させることができる。したがって、蛍光体の過熱による蛍光体の劣化及び発光効率の低下を抑制することが可能となる。また、円板の入射光に対する反射係数を大きくすることができる。このため、第1ダイクロイックミラーによって反射された第1の光を受けて蛍光体によって励起された第2の光を第1ダイクロイックミラーに向けて反射することができる。つまり、光源から余分な光が射出されることを抑えることができる。したがって、光源が発熱することを抑制して光源の劣化及び発光効率の低下を抑制することができる。
前記光源装置において、前記光源は、レーザー光源であってもよい。
この光源装置によれば、光源として例えばハロゲンランプや超高圧水銀ランプ等を用いる場合に比べて集光性が高いため、小さな領域で蛍光体を発光させることが可能となり、光利用効率を高くすることが可能となる。
本発明のプロジェクターは、上述した光源装置と、前記光源装置から射出された光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、前記光変調装置からの変調光を投写画像として投写する投写光学系と、を備えることを特徴とする。
このプロジェクターによれば、上述した光源装置を備えているので、光源が発熱することを抑制して光源の劣化及び発光効率の低下を抑制することが可能なプロジェクターを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るプロジェクターの光学系を示す模式図である。 本発明の第1実施形態に係る光源装置を示す模式図である。 本発明の第1実施形態に係る光源及び蛍光体の発光特性を示すグラフである。 本発明の第1実施形態に係る円板を示す模式図である。 本発明の第2実施形態に係るプロジェクターの光学系を示す模式図である。 本発明の第2実施形態に係る光源装置を示す模式図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。かかる実施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等が異なっている。
以下の説明においては、図1中に示されたXYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材について説明する。XYZ直交座標系は、X軸が光源から射出される光の光軸に設定され、Y軸が光源装置から射出される光の光軸に設定され、Z軸が前記2つの光軸に対して直交する方向に設定されている。なお、光軸とは、光学系において、系全体を透過する光束の代表となる仮想的な光線を指すものとする。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るプロジェクター1000の光学系を示す模式図である。なお、図1において、符号100axは照明光軸(光源装置1から色分離導光光学系200に向けて射出される光の光軸)である。
図2は、本発明の第1実施形態に係る光源装置1を示す模式図である。なお、図2において、符号LBは光源11から射出された第1の光(青色光)、符号LB1は第1の光の一部(第1ダイクロイックミラー31を透過した第1の光)、符号LB2は第1の光の残りの一部(第1ダイクロイックミラー31によって反射された第1の光)、符号LYは蛍光体50によって励起された第2の光(黄色光)である。
図3は、本発明の第1実施形態に係る光源11及び蛍光体50の発光特性を示すグラフである。図3(a)は光源11の発光特性を示すグラフであり、図3(b)は蛍光体50の発光特性を示すグラフである。なお、発光特性とは、光源であれば電圧を印加したときに、蛍光体であれば第1の光が入射したときに、どのような波長の光をどの位の強度で射出するのかという特性のことをいう。図3において、グラフの縦軸は相対発光強度を表し、発光強度が最も強い波長における発光強度を1としている。グラフの横軸は、波長を表す。図3(a)において、符号Bは、光源が第1の光として青色光を射出する色光成分である。図3(b)において、符号Rは、蛍光体が発する光のうち赤色光として利用可能な色光成分である。符号Gは、蛍光体が発する光のうち緑色光として利用可能な色光成分である。
図1に示すように、プロジェクター1000は、光源装置1と、照明光学系100と、色分離導光光学系200と、光変調装置としての3つの液晶光変調装置400R,400G,400Bと、クロスダイクロイックプリズム500及び投写光学系600と、を具備して構成されている。
光源装置1は、光源ユニット10と、電源ユニット12と、ヒートパイプ13と、冷却ユニット14と、集光光学系20と、第1ダイクロイックミラー31と、コリメート集光光学系40と、蛍光体50と、円板51と、リレー光学系60と、第2ダイクロイックミラー32と、を具備して構成されている。
光源ユニット10は、表面(−X方向側の面)に複数の光源11を備えている。光源11は、第1の光LBを射出するものである。光源11は、レーザー光源及び発光ダイオード(LED)等の固体光源からなる。本実施形態では、光源11として、レーザー光からなる青色光(発光強度のピーク:約445nm、図3(a)参照)を射出するレーザー光源を用いる。なお、光源11として、445nm以外の波長(例えば460nm)の青色光を射出する光源を用いることもできる。
電源ユニット12は不図示の配線を介して光源ユニット10に電気的に接続されている。電源ユニット12は、光源ユニット10に電流を供給する。光源ユニット10に供給された電流は光源11の発光に用いられる。
ヒートパイプ13は、光源ユニット10と冷却ユニット14との間に複数本(図では2本)配置されている。具体的には、複数本のヒートパイプ13はそれぞれの一端が光源ユニット10内に接続され、それぞれの他端が冷却ユニット14内に接続されている。例えば、ヒートパイプ13は、熱伝導性が高い材質からなるパイプ中に揮発性の液体(作動液)が封入されて構成されている。ヒートパイプ13の一端が電源ユニット12の発熱により加熱され、他端が冷却ユニット14により冷却されると、作動液の蒸発(潜熱の吸収)と作動液の凝縮(潜熱の放出)のサイクルが発生する。これにより、電源ユニット12が冷却される。
集光光学系20は、光源11から第1ダイクロイックミラー31までの光路中に配置されている。集光光学系20は、集光レンズ21及び平行化レンズ22を備えている。なお、光源ユニット10の各レーザーダイオードには、それぞれ平行光を出射するようにコリメートレンズ(図示せず)が装着されている。集光レンズ21は凸レンズからなっており、平行化レンズ22は凹レンズからなっている。集光レンズ21は、青色光LBを略集光した状態で平行化レンズ22に入射させる。平行化レンズ22は、青色光LBを略平行化した状態で第1ダイクロイックミラー31に入射させる。
第1ダイクロイックミラー31は、集光光学系20(平行化レンズ22)とリレー光学系60(第1反射ミラー61)との間に配置されている。第1ダイクロイックミラー31は、光源11から射出された第1の光の一部LB1を透過し残りの一部LB2を反射する。
具体的には、第1ダイクロイックミラー31は、光源11から射出されて集光光学系20を透過した青色光LB(−X方向に進む光)を入射し、入射した青色光を2つに分割する。より詳しくは、第1ダイクロイックミラー31は、入射した青色光の一部LB1(青色光の光量の約20%程度)をリレー光学系60(第1反射ミラー61)に向けて(−X方向に)透過し、残りの一部LB2(青色光の光量の例えば、約80%程度)を蛍光体50に向けて(−Y方向に)反射する。
第1ダイクロイックミラー31は、青色光LB2を受けて蛍光体50から放射された黄色光LYの全てを第2ダイクロイックミラー32に向けて(+Y方向に)透過させる。このため、蛍光体50から放射された黄色光LYが光源11や蛍光体50に向けて反射することはない。
コリメート集光光学系40は、第1ダイクロイックミラー31から蛍光体50までの光路中に配置されている。コリメート集光光学系40は、第1レンズ41及び第2レンズ42を備えている。第1レンズ41及び第2レンズ42は凸レンズからなっている。コリメート集光光学系40は、第1ダイクロイックミラー31によって反射された青色光LB2を略集光した状態で蛍光体50に入射させるとともに、蛍光体50から射出される蛍光(黄色光)LYを略平行化する。
蛍光体50は、円板51上に形成されている。蛍光体50は、第1ダイクロイックミラー31によって反射された第1の光LB2によって励起され、第1の光(青色光)とは異なる色の第2の光(黄色光)に変換されて第1ダイクロイックミラー31に向けて放射する。
具体的には、蛍光体50は、光源11からの青色光の一部LB2(光源11から射出されて第1ダイクロイックミラー31で反射された青色光)を赤色光及び緑色光を含む光に変換して射出する。蛍光体50は、波長が約445nmの青色光によって効率的に励起され、図3(b)に示すように、赤色光及び緑色光を含む黄色光(蛍光)に変換して射出する。蛍光体50は、例えば、YAG系蛍光体である(Y,Gd)(Al,Ga)12:Ceを含有する層からなる。なお、蛍光体として、赤色光及び緑色光を含む蛍光を射出する他の蛍光体を含有する層を用いてもよい。また、蛍光体として、第1の光を赤色光に変換する蛍光体と、第1の光を緑色光に変換する蛍光体との混合物を含有する層を用いてもよい。
図4は、本発明の第1実施形態に係る円板51を示す模式図である。図4(a)は円板51の正面図であり、図4(b)は図4(a)のA1−A1断面図である。
円板51は、蛍光体50の第1の光LB2が入射する側と反対の側に配置されている。円板51は、例えばアルミニウム(熱伝導率:236W・m−1・K−1)や銅(熱伝導率:398W・m−1・K−1)等の熱伝導率の高い金属から形成されている。円板51は、光源11からの青色光の一部LB2が蛍光体50に入射したときに、蛍光体50に蓄積される熱を放熱する。このため、第1の光LB2の入射により蛍光体50が発熱することを抑制することができる。なお、円板51の放熱性能を向上させるために円板51の裏面に複数の突起を設ける等、円板51を表面積が大きくなるような形状に形成してもよい。
円板51の一部には、単一の蛍光体50が円板51の周方向に沿って連続して形成されている。円板51は、駆動装置に接続されており、移動可能になっている。具体的には、円板51は、中心にモーター52の軸が固定されており、モーター52により回転可能になっている。このため、第1ダイクロイックミラー31によって反射された第1の光LB2の蛍光体50(円板51)に対する照射点が一点に固定されない。よって、第1の光LB2の入射により蛍光体50において発生する熱を周方向に沿った広い領域において放散させることができる。
例えば、円板51は、使用時において約7500rpmで回転する。円板51の直径は約50mmであり、蛍光体50に入射する青色光LB2の光軸が円板51の中心から約22.5mm離れた位置に重なるように構成されている。つまり、円板51は、青色光の集光スポットが約18m/秒で蛍光体50上を移動するような回転速度で回転する。
円板51は、表面が研磨されて金属光沢を有しており、入射光に対する反射係数が大きくなっている。さらに、透光性材料(SiO、NbO、TiO等)を薄膜で円板51の表面に付加して増反射膜を構成してもよい。円板51は、第1の光LB2の入射により蛍光体50によって励起された黄色光LYを略90%以上反射する。
リレー光学系60は、第1ダイクロイックミラー31から第2ダイクロイックミラー32までの光路に配置されている。リレー光学系60は、第1反射ミラー61と、第2反射ミラー62と、拡散光学系63と、を備えている。リレー光学系60は、第1ダイクロイックミラー31を透過した第1の光LB1を第2ダイクロイックミラー32に導く。
第1反射ミラー61は、第1ダイクロイックミラー31を透過した第1の光LB1を光源11とは異なる方向に反射する。具体的には、第1反射ミラー61は、第1ダイクロイックミラー31を−X方向に透過した青色光の一部LB1(青色光の光量の約20%程度)を、第2反射ミラーに向けて(+Y方向に)反射する。第1反射ミラー61は、第1ダイクロイックミラー31を透過した青色光LB1を略100%反射する。このため、光源11から射出された青色光(第1の光LB1)が光源11に向けて導かれることはない。
第2反射ミラー62は、第1反射ミラー61によって+Y方向に向けて反射された青色光LB1を、第2ダイクロイックミラー32に向けて(+X方向に)反射する。
拡散光学系63は、第2反射ミラー62と第2ダイクロイックミラー32との間に配置されている。拡散光学系63は、照明光軸100axと直交する面内に配置されている。拡散光学系63としては、例えば屈折率の高いTiO2等をフィラーとしてシリコーン樹脂等に分散混合させてガラス基板等に塗布することにより構成することができる。拡散光学系63は、第2反射ミラー62によって+X方向に向けて反射された青色光LB1の光軸と直交する面内光強度分布を平行化した第2の光のそれに近づけることができる。
拡散光学系63を透過した青色光LB1は第2ダイクロイックミラー32に向けて導かれる。
第2ダイクロイックミラー32は、第1ダイクロイックミラー31から第2の光LYが透過する方向(第1ダイクロイックミラー31に対して+Y方向側)に配置されるとともに、拡散光学系63から第1の光LB1が透過する方向(拡散光学系63に対して+X方向側)に配置されている。第2ダイクロイックミラー32は、第1ダイクロイックミラー31を透過した第2の光LYを光源11とは異なる方向に透過させるとともに、リレー光学系60によって第2ダイクロイックミラー32に導かれた第1の光LB1を第2の光LYの透過方向と同じ方向に反射する。
具体的には、第2ダイクロイックミラー32は、拡散光学系63で面内光強度分布が平均化された青色光LB1を、+Y方向に向けて反射するとともに、第1ダイクロイックミラー31を+Y方向に透過した黄色光LYを+Y方向に向けて透過する。なお、第2ダイクロイックミラー32は、拡散光学系63を透過した青色光LBを略100%反射するとともに、第1ダイクロイックミラー31を透過した黄色光LYを略100%透過する。これにより、拡散光学系63で前記黄色光LYと略同一な光強度の分布した青色光LB1と、第1ダイクロイックミラー31を透過した黄色光LYとが共に+Y方向に射出される。
このため、特許文献1のように蛍光体50から放射された蛍光(第2の光LY)が光源11に向けて導かれることはない。したがって、光源11に蛍光が導かれることにより生じる光源11の発熱を抑制することができる。
照明光学系100は、光源装置1と色分離導光光学系200との間に配置されている。照明光学系100は、インテグレータ光学系を構成する第1フライアイレンズ111及び第2フライアイレンズ112と、偏光変換素子120と、重畳レンズ130とを備えている。
第1フライアイレンズ111及び第2フライアイレンズ112は、それぞれマトリクス状に配置された複数の要素レンズからなる。第1フライアイレンズ111は、第1フライアイレンズ111を構成する複数の要素レンズによって光源装置1からの光(第1の光LB1及び第2の光LY)を分割して個別に集光する機能を有する。第2フライアイレンズ112は、第2フライアイレンズ112を構成する複数の要素レンズによって第1フライアイレンズ111からの分割光束を適当な発散角にして射出する機能を有する。
偏光変換素子120は、PBS、ミラー、位相差板等を一組の要素とするアレイで形成されている。偏光変換素子120は、第1フライアイレンズ111により分割された各部分光束の偏光方向を一方向の直線偏光に揃える機能を有する。
重畳レンズ130は、偏光変換素子120を経た照明光を全体として適宜収束させて、液晶光変調装置400R,400G,400Bの被照明領域に対する重畳照明を可能にする。
色分離導光光学系200は、ダイクロイックミラー210,220、反射ミラー230,240,250及びリレーレンズ260,270を備えている。色分離導光光学系200は、光源装置1(照明光学系100)からの光(第1の光LB1及び第2の光LY)を赤色光、緑色光及び青色光に分離し、赤色光、緑色光及び青色光のそれぞれの色光を照明対象となる液晶光変調装置400R,400G,400Bに導光する機能を有する。色分離導光光学系200と、液晶光変調装置400R,400G,400Bとの間には、集光レンズ300R,300G,300Bが配置されている。なお、集光レンズ300R,300G,300B及びリレーレンズ260,270は、プロジェクター1000を構成するインテグレタ光学系の一部となる。
ダイクロイックミラー210,220は、基板上に、所定の波長領域の光を反射して、他の波長領域の光を透過させる波長選択透過膜が形成されたミラーである。具体的には、ダイクロイックミラー210は、赤色光成分を透過させ、緑色光成分及び青色光成分を反射する。ダイクロイックミラー220は、緑色光成分を反射して、青色光成分を透過させる。
反射ミラー230,240,250は、入射した光を反射するミラーである。具体的には、反射ミラー230は、ダイクロイックミラー210を透過した赤色光成分を反射する。反射ミラー240,250は、ダイクロイックミラー220を透過した青色光成分を反射する。
ダイクロイックミラー210を透過した赤色光は、反射ミラー230で反射され、集光レンズ300Rを透過して赤色光用の液晶光変調装置400Rの画像形成領域に入射する。ダイクロイックミラー210で反射された緑色光は、ダイクロイックミラー220でさらに反射され、集光レンズ300Gを透過して緑色光用の液晶光変調装置400Gの画像形成領域に入射する。ダイクロイックミラー220を透過した青色光は、リレーレンズ260、入射側の反射ミラー240、リレーレンズ270、射出側の反射ミラー250、集光レンズ300Bを経て青色光用の液晶光変調装置400Bの画像形成領域に入射する。
リレーレンズ260,270及び反射ミラー240,250は、ダイクロイックミラー220を透過した青色光成分を液晶光変調装置400Bまで導く機能を有する。これにより、青色光の光路の長さが他の色光の光路の長さよりも長い場合であっても、青色光の発散等による青色光の利用効率の低下を抑制することができる。なお、他の色光(例えば赤色光)の光路の長さが青色光の光路の長さよりも長い場合は、リレーレンズ260,270及び反射ミラー240,250を赤色光の光路に配置する構成も考えられる。
液晶光変調装置400R,400G,400Bは、入射された色光を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成するものであり、光源装置1の照明対象となる。なお、図示を省略したが、各集光レンズ300R,300G,300Bと各液晶光変調装置400R,400G,400Bとの間には、それぞれ入射側偏光板が配置されている。また、各液晶光変調装置400R,400G,400Bとクロスダイクロイックプリズム500との間には、それぞれ射出側偏光板が配置されている。これら入射側偏光板、液晶光変調装置400R,400G,400B及び射出側偏光板によって、入射された各色光の光変調が行われる。
例えば、液晶光変調装置400R,400G,400Bは、一対の透明基板に液晶を密閉封入した透過型の液晶光変調装置であり、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として、与えられた画像信号に応じて、入射側偏光板(図示略)から射出された1種類の直線偏光の偏向方向を変調する。
クロスダイクロイックプリズム500は、射出側偏光板(図示略)から射出された色光毎に変調された光学像を合成してカラー画像を形成する光学素子である。このクロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなしている。直角プリズムを貼り合わせた略X字状の界面には、誘電体多層膜が形成されている。略X字状の一方の界面に形成された誘電体多層膜は、赤色光を反射するものであり、他方の界面に形成された誘電体多層膜は、青色光を反射するものである。これらの誘電体多層膜によって赤色光及び青色光は曲折され、緑色光の進行方向と揃えられることにより、3つの色光が合成される。
クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投写光学系600によって拡大投写され、スクリーンSCR上で画像を形成する。
本実施形態の光源装置1によれば、光源11から射出された第1の光LBは、第1ダイクロイックミラー31を透過する第1の光LB1と、第1ダイクロイックミラー31によって反射される第1の光LB2と、に分離する。透過した第1の光LB1は、リレー光学系60により迂回され、第2ダイクロイックミラー32に導かれる。反射した第1の光LB2は、蛍光体50によって励起されて第1の光LB2(青色光)とは異なる色の第2の光LY(黄色光)に変換されて放射され、第1ダイクロイックミラー31を透過する。その後、第2ダイクロイックミラー32により、第2の光LYは光源11とは異なる方向に透過し、第1の光LB1は第2の光LYの透過方向と同じ方向に反射する。すなわち、第1の光LB1及び第2の光LYは光源11とは異なる方向に導かれる。このため、第1の光LB1及び第2の光LYが第2ダイクロイックミラー32によって反射されて光源11に入射することはない。つまり、特許文献1のように、光を受けて光源が発熱し、光源の劣化や発光効率の低下を引き起こしてしまうことはない。したがって、光源11が発熱することを抑制して光源11の劣化及び発光効率の低下を抑制することが可能な光源装置1を提供することができる。
また、この構成によれば、リレー光学系60は、第1ダイクロイックミラー31を透過した第1の光LB1を光源11とは異なる方向に反射する第1反射ミラー61と、第1反射ミラー61によって反射された第1の光LB1を第2ダイクロイックミラー32に向けて反射する第2反射ミラー62と、を備えている。よって、第1ダイクロイックミラー31を透過した第1の光LB1は、第1反射ミラー61により、光源11とは異なる方向に反射する。その後、第1の光LB1は第2反射ミラー62によって反射されて第2ダイクロイックミラー32に導かれる。このため、第1の光LB1が第1反射ミラー61によって反射されて光源11に入射することはない。したがって、光源11が発熱することを抑制して光源11の劣化及び発光効率の低下を抑制することができる。
また、この構成によれば、リレー光学系60が拡散光学系63を備えているので、第1ダイクロイックミラー31を透過した第1の光LB1の光軸と直交する面内光強度分布を平行化した第2の光のそれに近づけることができる。
また、この構成によれば、光源11と第1ダイクロイックミラー31との間に、平行化レンズ22が配置されているので、光源11から射出された第1の光LBが第1ダイクロイックミラー31に入射する前に、第1の光LBを平行化させることができる。このため、第1の光LBが第1ダイクロイックミラーを透過した後、もしくは反射した後においても、第1の光LB1,LB2を平行化させることができる。
また、この構成によれば、光源11が第1の光LBとして青色光を射出し、蛍光体50が第2の光LYとして赤色光及び緑色光を含む光(黄色光)を放射するので、青色光、赤色光及び緑色光を用いて、光源装置1から白色光を射出することが可能となる。
また、この構成によれば、蛍光体50が回転可能な円板51の周方向に沿って配置されているので、第1ダイクロイックミラー31によって反射された第1の光LB2により蛍光体50において発生する熱を周方向に沿った広い領域で放散させることができる。したがって、蛍光体50の過熱による蛍光体50の劣化及び発光効率の低下を抑制することが可能となる。
また、この構成によれば、円板51が金属からなっているので、円板51が例えばガラス板、水晶板等からなる場合に比べて、円板51の熱伝導率を高くすることができる。このため、第1ダイクロイックミラー31によって反射された第1の光LB2により蛍光体50において発生する熱を効率よく外部へ放散させることができる。したがって、蛍光体50の過熱による蛍光体50の劣化及び発光効率の低下を抑制することが可能となる。また、金属表面を研磨する又は増反射膜を付加する等により円板51の入射光に対する反射係数を大きくすることができる。このため、第1ダイクロイックミラー31によって反射された第1の光LB2を受けて蛍光体50によって励起された第2の光LYを第1ダイクロイックミラー31に向けて反射することができる。つまり、光源11から余分な光が射出されることを抑えることができる。したがって、光源11が発熱することを抑制して光源11の劣化及び発光効率の低下を抑制することができる。
また、この構成によれば、光源11としてレーザー光源を用いているため、例えばハロゲンランプや超高圧水銀ランプ等を用いる場合に比べて集光性が高い。このため、小さな領域で蛍光体50を発光させることが可能となり、光利用効率を高くすることが可能となる。
本実施形態のプロジェクター1000によれば、上述した光源装置1を備えているので、光源11が発熱することを抑制して光源11の劣化及び発光効率の低下を抑制することが可能なプロジェクター1000を提供することができる。
なお、本実施形態の光源装置1では、青色光LBを射出する光源11と、青色光の一部LB2によって励起され、赤色光及び緑色光を含む光(黄色光)LYを第1ダイクロイックミラー31に向けて放射する蛍光体50と、を用いているが、これに限らない。例えば、紫色光又は紫外光を射出する光源と、光源から射出された紫色光又は紫外光によって励起され、赤色光、緑色光及び青色光を含む光を第1ダイクロイックミラーに向けて放射する蛍光体を用いてもよい。
また、本実施形態の光源装置1では、円板51の一部に蛍光体50が形成されているが、これに限らない。例えば、円板の全体に蛍光体が形成されていてもよい。
また、本実施形態の光源装置1では、集光光学系20における集光レンズ21として凸レンズを用い、平行化レンズ22として凹レンズを用いたが、これに限らない。要するに、集光光学系が、全体として青色光を略平行化した状態で第1ダイクロイックミラーに入射させるようになっていればよい。また、集光光学系を構成するレンズの枚数は、1枚であってもよく、3枚以上であってもよい。
また、本実施形態の光源装置1では、コリメート集光光学系40における第1レンズ41及び第2レンズ42として凸レンズを用いたが、これに限らない。要するに、コリメート集光光学系が、第1ダイクロイックミラーによって反射された青色光を略集光した状態で蛍光体に入射させるとともに、蛍光体から射出される蛍光を略平行化するようになっていればよい。また、コリメート集光光学系を構成するレンズの枚数は、1枚であってもよく、3枚以上であってもよい。
また、本実施形態の光源装置1では、リレー光学系60が、第1反射ミラー61と、第2反射ミラー62と、拡散光学系63と、を備えているが、これに限らない。要するに、リレー光学系は、第1ダイクロイックミラーを透過した第1の光を第2ダイクロイックミラーに導くようになっていればよい。また、リレー光学系を構成する反射ミラーの枚数は、1枚であってもよく、3枚以上であってもよい。
また、本実施形態のプロジェクター1000では、液晶光変調装置として3つの液晶光変調装置を用いたが、これに限らない。1つ、2つ又は4つ以上の液晶光変調装置を用いたプロジェクターにも適用可能である。
また、本実施形態のプロジェクター1000では、透過型のプロジェクターを用いたが、これに限らない。例えば、反射型のプロジェクターを用いてもよい。ここで、「透過型」とは、透過型の液晶表示装置等のように光変調手段としての光変調装置が光を透過するタイプであることを意味している。「反射型」とは、反射型の液晶表示装置等のように光変調手段としての光変調装置が光を反射するタイプであることを意味している。反射型のプロジェクターに本発明を適用した場合にも、透過型のプロジェクターと同様の効果を奏することができる。
(第2実施形態)
図5は、図1に対応した、本発明の第2実施形態に係るプロジェクター2000の光学系を示す模式図である。なお、図5において、符号100axは照明光軸(光源装置2から色分離導光光学系200に向けて射出される光の光軸)である。
図6は、図2に対応した、本発明の第2実施形態に係る光源装置2を示す模式図である。なお、図6において、符号LBは光源11から射出された第1の光(青色光)、符号LB1sは第1の光の一方の偏光(偏光分離素子70によって分離された一方の偏光)、符号LB2p,LB2sは第1の光の他方の偏光(偏光分離素子70によって分離された他方の偏光)であり、このうち符号LB2pはP偏光成分を有する第1の光、符号LB2sはS偏光成分を有する第1の光、符号LYは蛍光体50によって励起された第2の光(黄色光)である。
図5及び図6に示すように、本実施形態に係るプロジェクター2000は、上述の光源装置1に替えて光源装置2を備えている点で、上述の第1実施形態に係るプロジェクター1000と異なっている。本実施形態に係る光源装置2は、上述の第1ダイクロイックミラー31、第2ダイクロイックミラー32及びリレー光学系60に替えて、偏光分離素子70及び偏光変換素子80を備えている点、で上述の第1実施形態に係る光源装置1と異なっている。その他の点は上述の構成と同様であるので、図1及び図2と同様の要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図5に示すように、プロジェクター2000は、光源装置2と、照明光学系100と、色分離導光光学系200と、光変調装置としての3つの液晶光変調装置400R,400G,400Bと、クロスダイクロイックプリズム500及び投写光学系600と、を具備して構成されている。
光源装置2は、光源ユニット10と、電源ユニット12と、ヒートパイプ13と、冷却ユニット14と、集光光学系20と、偏光分離素子70と、偏光変換素子80と、コリメート集光光学系40と、蛍光体50と、円板51と、を具備して構成されている。
本実施形態では、光源11として、レーザー光からなる青色光(発光強度のピーク:約445nm、図3(a)参照)を射出するレーザー光源を用いる。なお、光源11は、P偏光とS偏光とを含む光を射出する。光源11を構成する各レーザーダイオードは一般的には直線偏光を持っており、個々のレーザーダイオードの偏光性を組み合わせることにより光源11に例えばP偏光成分を約20%、S偏光成分を約80%含む光として射出することができる。ここで、「偏光」とは、電場及び磁場が特定の方向にしか振動していない光のことをいい、「P偏光」とは、電界成分が入射面に対して平行な電磁波、「S偏光」とは、電界成分が入射面に対して垂直な電磁波、を意味する。「入射面」は、青色光LBが偏光分離素子70に入射するとき、反射面に垂直で入射光LBと反射光LB1sを含む面(XY面)とする。
偏光分離素子70は、集光光学系20(平行化レンズ22)と偏光変換素子80(1/4波長板81)との間に配置されている。偏光分離素子70は、光源11から射出された第1の光LBをP偏光LB2pとS偏光LB1sとに分離する。偏光分離素子70は、光源11から射出された第1の光の一方の偏光LB1s(S偏光)を反射し、他方の偏光LB2p(P偏光)を透過する。
具体的には、偏光分離素子70は、光源11から射出されて集光光学系20を透過した青色光LB(−X方向に進む光)を入射し、入射した青色光を2つに分離する。より詳しくは、偏光分離素子70は、入射した青色光の一方の偏光LB1s(青色光の光量の約80%程度)を蛍光体50に向けて(−Y方向に)反射し、他方の偏光LB2p(青色光の光量の約20%程度)を偏光変換素子80(1/4波長板81)に向けて(−X方向に)透過する。
偏光変換素子80は、偏光分離素子70に対して−X方向側に配置されている。偏光変換素子80は、1/4波長板81と、反射ミラー82と、を備えている。偏光変換素子80は、偏光分離素子70によって分離された第1の光の他方の偏光LB2p(P偏光)を一方の偏光の偏光方向(S偏光)に変換し偏光分離素子70に入射させる。
1/4波長板81は、偏光分離素子70と反射ミラー82との間に配置されている。1/4波長板81は、偏光分離素子70によって分離された第1の光の他方の偏光LB2p(P偏光)を、回転方向が右回りもしくは左回りの円偏光(右円偏光または左円偏光)に変換する。円偏光(右円偏光または左円偏光)に変換された第1の光は反射ミラー82によって反射されるとともに回転方向が反転された円偏光(左円偏光または右円偏光)となって1/4波長板81に入射する。反射ミラー82によって反射された円偏光は、1/4波長板81によってS偏光に変換される。S偏光に変換された第1の光LB2sは、偏光分離素子70に入射する。
偏光分離素子70は、青色光LB1sを受けて蛍光体50から放射された黄色光LYを色分離導光光学系200(ダイクロイックミラー210)に向けて(+Y方向に)透過する。偏光分離素子70は、第1の光に含まれる一方の偏光LB1sを蛍光体50に向けて反射し、蛍光体50から放射された第2の光LYに含まれるP偏光とS偏光の双方を光源11とは異なる方向に透過させるとともに、偏光分離素子70を透過し偏光変換素子80によって偏光方向が変換され偏光分離素子70に入射した他方の偏光LB2sを第2の光LYの透過方向と同じ方向に反射する。
具体的には、偏光分離素子70は、蛍光体50から放射された黄色光LYを+Y方向に向けて透過するとともに、偏光変換素子80によって偏光方向がP偏光からS偏光に変換された青色光LB2sを、+Y方向に向けて反射する。なお、偏光分離素子70は、蛍光体50から放射された黄色光LYを略100%透過するとともに、偏光変換素子80によって偏光方向の変換された青色光LB2sを略100%反射する。これにより、蛍光体50から放射された黄色光LYと、偏光変換素子80によって偏光方向の変換された青色光LB2sとが共に+Y方向に射出される。
このため、特許文献1のように蛍光体50から放射された蛍光(第2の光LY)が光源11に向けて導かれることはない。したがって、光源11に蛍光が導かれることにより生じる光源11の発熱を抑制することができる。
本実施形態の光源装置2によれば、光源11から射出された第1の光LBは、偏光分離素子70によって一方の偏光(S偏光)LB1sと、他方の偏光(P偏光)LB2pと、に分離する。一方の偏光(S偏光)LB1sは、蛍光体50によって励起されて第1の光LBとは異なる色の第2の光(P偏光とS偏光の双方を含む光)LYに変換され、偏光分離素子70に向けて放射される。他方の偏光(P偏光)LB2pは、偏光変換素子80によって偏光方向が一方の偏光(S偏光)LB2sの偏光方向に変換され、偏光分離素子70に入射する。その後、偏光分離素子70により、一方の光(第2の光)LYは光源11とは異なる方向に透過し、他方の光(第1の光)LB2sは第2の光LYの透過方向と同じ方向に反射する。すなわち、第1の光LB2s及び第2の光LYは光源11とは異なる方向に導かれる。このため、第1の光LB2s及び第2の光LYが偏光分離素子70によって反射されて光源11に入射することはない。つまり、特許文献1のように、光を受けて光源が発熱し、光源の劣化や発光効率の低下を引き起こしてしまうことはない。したがって、光源11が発熱することを抑制して光源11の劣化及び発光効率の低下を抑制することが可能な光源装置2を提供することができる。また、第1実施形態のように光源装置がリレー光学系を備える構成に比べて、第1の光の迂回路を必要としないため装置の小型化を図ることができる。
また、この構成によれば、偏光分離素子70によって分離された他方の偏光(P偏光)LB2pは、1/4波長板81により円偏光に変換される。円偏光に変換された第1の光は反射ミラー82によって1/4波長板81に向けて反射され、1/4波長板81により直線偏光に変換される。つまり、偏光分離素子70によって分離された他方の偏光(P偏光)LB2pは、1/4波長板81を往復して透過することにより、偏光方向が一方の偏光(S偏光)LB2sの偏光方向に変換される。一方の偏光(S偏光)に変換されて1/4波長板81を透過した第1の光LB2sは、偏光分離素子70により反射されて光源11とは異なる方向に導かれる。このため、一方の偏光LB2sが偏光分離素子70によって反射されて光源11に入射することはない。したがって、光源11が発熱することを抑制して光源11の劣化及び発光効率の低下を抑制することができる。
また、この構成によれば、光源11と偏光分離素子70との間に、平行化レンズ22が配置されているので、光源11から射出された第1の光LBが偏光分離素子70に入射する前に、第1の光LBを平行化させることができる。このため、第1の光LBが偏光分離素子70を透過した後、もしくは反射した後においても、第1の光LB1s,LB2pを平行化させることができる。
本実施形態のプロジェクター2000によれば、上述した光源装置2を備えているので、光源11が発熱することを抑制して光源11の劣化及び発光効率の低下を抑制することが可能なプロジェクター2000を提供することができる。
本発明は、投写画像を観察する側から投写するフロント投写型プロジェクターに適用する場合にも、投写画像を観察する側とは反対の側から投写するリア投写型プロジェクターに適用する場合にも、適用することができる。
上記各実施形態においては、本発明の光源装置をプロジェクターに適用した例について説明したが、これに限らない。例えば、本発明の光源装置を他の光学機器(例えば、光ディスク装置、自動車のヘッドランプ、照明機器等)に適用することも可能である。
1,2…光源装置、11…光源、31…第1ダイクロイックミラー、32…第2ダイクロイッキミラー、50…蛍光体、51…円板、60…リレー光学系、61…第1反射ミラー、62…第2反射ミラー、63…拡散光学系、70…偏光分離素子、80…偏光変換素子、81…1/4波長板、82…反射ミラー、400R,400G,400B…液晶光変調装置(光変調装置)、600…投写光学系、1000,2000…プロジェクター

Claims (12)

  1. 第1の光を射出する光源と、
    前記第1の光の一部を透過し残りの一部を反射する第1ダイクロイックミラーと、
    前記第1ダイクロイックミラーによって反射された第1の光によって励起され、前記第1の光とは異なる色の第2の光を前記第1ダイクロイックミラーに向けて放射する蛍光体と、
    前記蛍光体から放射され前記第1ダイクロイックミラーを透過した第2の光を透過させる第2ダイクロイックミラーと、
    前記第1ダイクロイックミラーを透過した第1の光を前記第2ダイクロイックミラーに導くリレー光学系と、を備え、
    前記第1ダイクロイックミラーは、前記蛍光体から放射された前記第2の光を前記2ダイクロイックミラーに向けて透過させ、
    前記第2ダイクロイックミラーは、前記第1ダイクロイックミラーを透過した第2の光を前記光源とは異なる方向に透過させるとともに、前記第1ダイクロイックミラーを透過し前記リレー光学系で前記第2ダイクロイックミラーに導かれた第1の光を前記第2の光の透過方向と同じ方向に反射することを特徴とする光源装置。
  2. 前記リレー光学系は、
    前記第1ダイクロイックミラーを透過した第1の光を前記光源とは異なる方向に反射する第1反射ミラーと、
    前記第1反射ミラーによって反射された第1の光を前記第2ダイクロイックミラーに向けて反射する第2反射ミラーと、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記リレー光学系は、拡散光学系を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 前記光源と前記第1ダイクロイックミラーとの間に、平行化レンズが配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光源装置。
  5. 第1の光を射出する光源と、
    前記第1の光をP偏光とS偏光とに分離する偏光分離素子と、
    前記偏光分離素子によって分離された前記第1の光の一方の偏光によって励起され、前記第1の光とは異なる色の第2の光を前記偏光分離素子に向けて放射する蛍光体と、
    前記偏光分離素子によって分離された前記第1の光の他方の偏光の偏光方向を前記一方の偏光の偏光方向に変換し前記偏光分離素子に入射させる偏光変換素子と、を備え、
    前記偏光分離素子は、前記第1の光に含まれる前記一方の偏光を前記蛍光体に向けて反射し、前記蛍光体から放射された第2の光に含まれるP偏光とS偏光の双方を前記光源とは異なる方向に透過させるとともに、前記偏光分離素子を透過し前記偏光変換素子によって偏光方向が変換され前記偏光分離素子に入射した前記他方の偏光を前記第2の光の透過方向と同じ方向に反射することを特徴とする光源装置。
  6. 前記偏光変換素子は、
    前記偏光分離素子によって分離された前記第1の光の他方の偏光を円偏光に変換する1/4波長板と、
    前記1/4波長板によって円偏光に変換された第1の光を反射し、前記1/4波長板を介して前記偏光分離素子に向けて入射させる反射ミラーと、
    を備えることを特徴とする請求項5に記載の光源装置。
  7. 前記光源と前記偏光分離素子との間に、平行化レンズが配置されていることを特徴とする請求項5または6に記載の光源装置。
  8. 前記光源は、前記第1の光として青色光を射出し、
    前記蛍光体は、前記第2の光として赤色光及び緑色光を含む光を放射することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の光源装置。
  9. 前記蛍光体は、回転可能な円板の周方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の光源装置。
  10. 前記円板は、金属からなることを特徴とする請求項9に記載の光源装置。
  11. 前記光源は、レーザー光源であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の光源装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の光源装置と、
    前記光源装置から射出された光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、
    前記光変調装置からの変調光を投写画像として投写する投写光学系と、
    を備えることを特徴とするプロジェクター。
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