JP6828268B2 - 光源装置及びプロジェクター - Google Patents

光源装置及びプロジェクター Download PDF

Info

Publication number
JP6828268B2
JP6828268B2 JP2016094521A JP2016094521A JP6828268B2 JP 6828268 B2 JP6828268 B2 JP 6828268B2 JP 2016094521 A JP2016094521 A JP 2016094521A JP 2016094521 A JP2016094521 A JP 2016094521A JP 6828268 B2 JP6828268 B2 JP 6828268B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
wavelength
light source
optical system
bundle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016094521A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017204357A (ja
Inventor
秋山 光一
光一 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2016094521A priority Critical patent/JP6828268B2/ja
Priority to US15/494,677 priority patent/US10108076B2/en
Priority to CN201710294227.5A priority patent/CN107357122B/zh
Publication of JP2017204357A publication Critical patent/JP2017204357A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6828268B2 publication Critical patent/JP6828268B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/2006Lamp housings characterised by the light source
    • G03B21/2033LED or laser light sources
    • G03B21/204LED or laser light sources using secondary light emission, e.g. luminescence or fluorescence
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/005Projectors using an electronic spatial light modulator but not peculiar thereto
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/2006Lamp housings characterised by the light source
    • G03B21/2013Plural light sources
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/2066Reflectors in illumination beam
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/2073Polarisers in the lamp house
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B21/00Projectors or projection-type viewers; Accessories therefor
    • G03B21/14Details
    • G03B21/20Lamp housings
    • G03B21/208Homogenising, shaping of the illumination light
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B33/00Colour photography, other than mere exposure or projection of a colour film
    • G03B33/10Simultaneous recording or projection
    • G03B33/12Simultaneous recording or projection using beam-splitting or beam-combining systems, e.g. dichroic mirrors

Description

本発明は、光源装置及びプロジェクターに関するものである。
近年、プロジェクターに用いられる光源装置の光源として、高輝度且つ高出力な光が得られる半導体レーザーが注目されている。高輝度化に伴い、半導体レーザーの数を増加させると光束幅が大きくなるために集光レンズの口径が大きくなってしまう。集光レンズの大型化は、光源装置の大型化、材料のコストアップにつながってしまう。
そこで、例えば、下記特許文献1には、複数の半導体レーザーを2次元的に配列したアレイ光源と、凸レンズと凹レンズとで構成され、該アレイ光源から射出された光線束の幅を調整するアフォーカル光学系とを備えたプロジェクター用の光源装置が開示されている。
特開2012−137744号公報
ところで、半導体レーザーを実装する場合、アライメントに多少のばらつき(実装誤差)が生じるおそれがあるが、上記アフォーカル光学系は縮小倍率が大きいほど実装誤差の影響を受けやすい。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、縮小倍率の大きいアフォーカル系を用いることなく光線束の幅を縮小して集光レンズの大型化を回避できる、光源装置及びプロジェクターを提供することを目的とする。
本発明の第1態様に従えば、複数の発光素子を有し、第1の光線束を射出する第1の領域と第2の光線束を射出する第2の領域とが第1方向に並ぶ光射出領域を含む1つの光源部と、前記第1の光線束の光路上に、前記1つの光源部側から順番に設けられた、波長分離素子、第1の集光光学系、及び波長変換素子と、前記第2の光線束の光路上に、前記1つの光源部側から順番に設けられた、波長選択性偏光素子、第1の位相差素子、第2の集光光学系、及び反射素子と、前記1つの光源部と前記波長選択性偏光素子との間の前記第2の光線束の光路上に設けられた第2の位相差素子と、を備え、前記反射素子で反射した前記第2の光線束は、前記第2の集光光学系と前記第1の位相差素子とをこの順に透過して前記波長選択性偏光素子で反射され、前記波長変換素子から射出された蛍光光は、前記第1の集光光学系と前記波長分離素子と前記波長選択性偏光素子とにこの順に入射し、前記波長選択性偏光素子は、前記蛍光光を、前記蛍光光の偏光状態によらず透過させ、前記光源部は、前記第1の領域に配置された前記複数の発光素子と、前記第2の領域に配置された前記複数の発光素子とを支持する本体部を有し、前記波長分離素子は、前記1つの光源部の前記光射出領域における前記第1の領域に対向して配置され、前記波長選択性偏光素子は、前記1つの光源部の前記光射出領域における前記第2の領域に対向して配置され、前記第2の光線束は、前記波長選択性偏光素子において前記波長分離素子に向けて反射される励起用成分を含み、前記波長分離素子は、前記第1の光線束と前記第2の光線束の前記励起用成分とを合成し、前記第1集光光学系は、前記波長分離素子において合成された光を集光して前記波長変換素子に入射させ、前記1つの光源部と前記波長分離素子との間には、位相差素子が設けられない光源装置が提供される。
第1態様に係る光源装置は、光源部の光射出領域を2つの領域に分けて、一方の光(第1の光線束)を第1の集光光学系により波長変換素子に導き、他方の光(第2の光線束)を第2の集光光学系により反射素子に導くことができる。第1の集光光学系に入射する第1の光線束の幅と、第2の集光光学系に入射する第2の光線束の幅が、第1の光線束と第2の光線束とを合わせた光線束の幅よりも小さいので、第1の集光光学系及び第2の集光光学系として有効径の小さいレンズを採用できる。よって、第1の集光光学系及び第2の集光光学系を小型化できる。
上記第1態様において、前記第2の光線束は、前記波長選択性偏光素子で前記波長分離素子に向けて反射される励起用成分を含み、前記波長分離素子は、前記第1の光線束の波長帯の光に対する偏光分離機能をさらに有し、前記第1の光線束と、前記波長選択性偏光素子で反射された前記励起用成分とを合成するのが好ましい。
この構成によれば、第2の光線束の一部を、波長変換素子を励起する励起光として利用することができる。
上記第1態様において、前記光源部と前記波長選択性偏光素子との間の前記第2の光線束の光路上に設けられた第2の位相差素子をさらに備え、前記第2の位相差素子の光学軸の方向が可変であるのが好ましい。
この構成によれば、第2の位相差板の回転角度を適切に設定することにより、第2の光線束の偏光状態を変化させることができる。よって、第2の光線束における励起用成分の割合を調整することができる。反射素子で反射され、さらに波長選択性偏光素子で反射された光と、波長選択性偏光素子を透過した蛍光光と、の割合は、励起用成分の割合に依存するため、回転角度を調整することにより、光源装置から射出された光の色温度を調整することができる。
本発明の第2態様に従えば、上記第1態様に係る光源装置と、前記光源装置からの光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、前記画像光を投射する投射光学系と、を備えるプロジェクターが提供される。
第2態様に係るプロジェクターによれば小型化を図ることができる。
第1実施形態のプロジェクターの概略構成を示す図。 光源装置の概略構成を示す図。 光源部の概略構成を示す斜視図。 第2実施形態の光源装置の概略構成を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
(第1実施形態)
(プロジェクター)
まず、本実施形態に係るプロジェクターについて説明する。図1は本実施形態のプロジェクター1の概略構成を示す図である。
図1に示すように、プロジェクター1は、照明装置100、色分離導光光学系200、光変調装置400R,400G,400B、クロスダイクロイックプリズム500及び投射光学系600を備える。
本実施形態において、照明装置100は、白色の照明光WLを色分離導光光学系200に向けて射出する。照明装置100は、光源装置10と、均一化照明光学系13とを含む。
色分離導光光学系200は、ダイクロイックミラー210,220、反射ミラー230,240,250及びリレーレンズ260,270を備える。色分離導光光学系200は、照明装置100からの光を赤色光、緑色光及び青色光に分離し、赤色光、緑色光及び青色光をそれぞれが対応する光変調装置400R,400G,400Bに導光する。
色分離導光光学系200と、光変調装置400R,400G,400Bとの間には、集光レンズ300R,300G,300Bが配置されている。
ダイクロイックミラー210は、赤色光成分を通過させ、緑色光成分及び青色光成分を反射するダイクロイックミラーである。
ダイクロイックミラー220は、緑色光成分を反射して、青色光成分を通過させるダイクロイックミラーである。
反射ミラー230は、赤色光成分を反射する反射ミラーである。
反射ミラー240,250は青色光成分を反射する反射ミラーである。
光変調装置400R,400G,400Bは、入射された色光を画像情報に応じて変調してカラー画像を形成するものである。なお、図示を省略したが、各集光レンズ300R,300G,300Bと各光変調装置400R,400G,400Bとの間には、それぞれ入射側偏光板が配置され、各光変調装置400R,400G,400Bとクロスダイクロイックプリズム500との間には、それぞれ射出側偏光板が配置される。
クロスダイクロイックプリズム500は、各光変調装置400R,400G,400Bから射出された各画像光を合成してカラー画像を形成する。
このクロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムを貼り合わせた平面視略正方形状をなし、直角プリズム同士を貼り合わせた略X字状の界面には、誘電体多層膜が形成されている。
クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投射光学系600によってスクリーンSCR上に拡大投写される。
(光源装置)
次に、上記光源装置10の構成について説明する。
図2は光源装置10の概略構成を示す図である。
図2に示すように、光源装置10は、光源部11と、ホモジナイザー光学系12と、第1の位相差板15と、第2の位相差板16と、第3の位相差板17と、第1の偏光分離素子18と、第2の偏光分離素子19と、第1の集光光学系20と、第2の集光光学系21と、蛍光体素子22と、拡散反射素子23とを備えている。
本実施形態において、第1の偏光分離素子18は特許請求の範囲の「波長分離素子」に相当し、第2の偏光分離素子19は特許請求の範囲の「波長選択性偏光素子」に対応し、蛍光体素子22は特許請求の範囲の「波長変換素子」に相当し、拡散反射素子23は特許請求の範囲の「反射素子」に相当する。また、第1の位相差板15は特許請求の範囲の「第1の位相差素子」に相当し、第2の位相差板16は特許請求の範囲の「第2の位相差素子」に相当する。
本実施形態において、光源部11は、第1光線束K1を射出する第1の領域A1と、第2光線束K2を射出する第2の領域A2とを含む。図2において、第1の領域A1における光軸を符号ax1で示し、第2の領域A2における光軸を符号ax2で示す。光軸ax1は第1光線束K1の主光線と一致している。光軸ax2は第2光線束K2の主光線と一致している。
以下、図面においてXYZ座標系を用いて説明することがある。図2において、光源装置10における照明光軸100axと平行な方向がX方向であり、光源部11の光軸ax1,ax2と平行な方向がY方向であり、X方向及びY方向にそれぞれ直交する方向がZ方向である。
第1光線束K1の主光線の光路上に、光源部11の第1の領域A1から順番に、ホモジナイザー光学系12と、第1の偏光分離素子18と、第1の集光光学系20と、蛍光体素子22とが設けられている。
光源部11の第2の領域A2と、ホモジナイザー光学系12と、第2の位相差板16と、第2の偏光分離素子19と、第1の位相差板15と、第2の集光光学系21と、拡散反射素子23とは、第2光線束K2の主光線の光路上に順次並んで配置されている。
また、蛍光体素子22と、第1の集光光学系20と、第1の偏光分離素子18と、第3の位相差板17と、第2の偏光分離素子19とは、照明光軸100ax上に順次並んで配置されている。なお、光軸ax1,ax2と照明光軸100axとは、同一面内にある。光軸ax1,ax2は照明光軸100axと直交している。
図3は光源部11の概略構成を示す斜視図である。光源部11は、複数の発光部40を有している。発光部40は特許請求の範囲の「発光素子」に相当する。
図3に示すように、光源部11は、本体部20Aと、複数の支持部材20Bと、該支持部材20Bに支持された複数の発光部40とを備える。
複数の支持部材20Bは、本体部20Aの側面20A1に取り付けられている。各支持部材20Bは、側面20A1の上下方向において、各々の間隔を均等とするように配置されている。
本体部20Aは、支持部材20Bとともに、発光部40で生じた熱を放出させるヒートシンクとして機能する。
各支持部材20Bは板状の部材であって、上面20B1を有する。上面20B1の平面形状は略矩形状であって、X方向に長辺を有し、Y方向に短辺を有している。上面20B1はXY平面と平行である。
本実施形態において、複数の発光部40は、それぞれ半導体レーザーから構成される。
複数の発光部40は、支持部材20Bの上面20B1においてX方向に一次元的に実装されている。各発光部40は青色(発光強度のピーク:約445nm)の光ビームからなる光線BLを射出する。
光源部11は第1光線束K1と第2光線束K2とを射出する。第1光線束K1は、第1の領域A1に配置された複数の発光部40から射出された複数の光線BLからなる。第2光線束K2は、第2の領域A2に配置された複数の発光部40から射出された複数の光線BLからなる。そのため、第1光線束K1及び第2光線束K2は、互いに同じ波長帯の光となる。
また、第1光線束K1及び第2光線束K2は互いに同じ光束幅を有している。第1光線束K1の光量及び第2光線束K2の光量はそれぞれ光源部11から射出される全光量の50%ずつに相当する。
本実施形態において、第1光線束K1は特許請求の範囲の「第1の光線束」に対応し、第2光線束K2は特許請求の範囲の「第2の光線束」に対応する。
なお、発光部40としては、445nm以外の波長(例えば、460nm)の青色光を射出する半導体レーザーを用いることもできる。図3では、便宜上、最下段の支持部材20B上に配置された発光部40から射出された光線BLのみを図示する。
本実施形態において、複数の発光部40は、各発光部40から射出される光線BLの主光線BLaがY方向と平行となるように、上面20B1に実装されている。また、各発光部40の遅軸方向はX方向と平行であり、速軸方向はZ方向と平行である。
一つの発光部40から射出された光線BLは、図示しない一対のシリンドリカルレンズによって平行化される。光線BLはまず、一対のシリンドリカルレンズのうち前段のシリンドリカルレンズによって速軸方向において平行化され、次に、後段のシリンドリカルレンズによって遅軸方向において平行化される。これにより、光線BLの断面形状は、略円形状となる。一対のシリンドリカルレンズはコリメート光学系を構成している。
第1光線束K1及び第2光線束K2は、ホモジナイザー光学系12に入射する。ホモジナイザー光学系12は、フライアイレンズ12aとフライアイレンズ12bとを含む。
ホモジナイザー光学系12を透過した第1光線束K1は、第1の偏光分離素子18に入射する。第1の偏光分離素子18は波長選択性を有する偏光分離素子から構成される。具体的に、第1の偏光分離素子18は、第1光線束K1の波長帯の光(青色光)に対する偏光分離機能を有するとともに、第1光線束K1とは波長帯が異なる蛍光光YLを、その偏光状態にかかわらず透過させる色分離機能を有している。
本実施形態において、第1光線束K1を構成する各光線BLは直線偏光(第1の偏光分離素子18に対するS偏光成分)である。そのため、第1光線束K1は第1の偏光分離素子18で反射して蛍光体素子22へと向かう。第1の偏光分離素子18は、後述するように第2の偏光分離素子19で反射された後に第3の位相差板17を透過したP偏光成分の光線束BLp´を透過させる。第1の偏光分離素子18を透過した光線束BLp´は、第1の偏光分離素子18で反射された第1光線束K1と合成されて励起光Eとなる。
励起光Eは第1の集光光学系20に入射する。第1の集光光学系20は、励起光Eを蛍光体素子22の蛍光体層33に向けて集光させる。本実施形態では、第1の集光光学系20の焦点位置に蛍光体素子22の蛍光体層33が配置されている。
第1の集光光学系20はホモジナイザー光学系12と協働して、蛍光体層33上での励起光Eによる照度分布を均一化する。第1の集光光学系20は、例えばピックアップレンズ20a,20bから構成される。
蛍光体素子22は、蛍光体層33と、蛍光体層33を支持する基板35と、蛍光体層33を基板35に固定する固定部材36とを含む。
蛍光体層33は、励起光Eを吸収して黄色の蛍光光YLに変換して射出する蛍光体粒子を含む。蛍光体粒子としては、例えばYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光体を用いることができる。なお、蛍光体粒子の形成材料は、1種であってもよく、2種以上の材料を用いて形成されている粒子を混合したものを蛍光体粒子として用いてもよい。
基板35の蛍光体層33を支持する面とは反対側の面には、ヒートシンク38が配置されている。
蛍光体層33と基板35との間には、反射部37が設けられている。蛍光体層33で生成された蛍光光YLのうち、一部の蛍光光YLは、反射部37によって第1の集光光学系20に向けて反射され、蛍光体層33の外部へと射出される。また、蛍光体層33で生成された蛍光光YLのうち、他の一部の蛍光光YLは、反射部37を介さずに蛍光体層33の外部へと直接射出される。このようにして、第1の集光光学系20に向かって蛍光体層33から蛍光光YLが射出される。
蛍光体層33から射出された蛍光光YLは、第1の集光光学系20、第1の偏光分離素子18、第3の位相差板17を透過する。
一方、ホモジナイザー光学系12を透過した第2光線束K2は、第2の位相差板16に入射する。
第2の位相差板16は、例えば、Y軸の周りに回転可能とされた1/2波長板である。第2の位相差板16の回転角度を変化させることで該第2の位相差板16の光学軸の方向が変化する。
本実施形態において、第2光線束K2を構成する各光線BLは直線偏光である。そのため、第2の位相差板16を透過した第2光線束K2は、第2の偏光分離素子19に対するS偏光成分(以下、光線束BLsと称す)とP偏光成分(以下、光線束BLpと称す)とを所定の比率で含む光となる。したがって、第2の位相差板16の回転角度を適切に設定することにより、第2光線束K2におけるS偏光成分とP偏光成分との比率を変化させることができる。
第2の偏光分離素子19は波長選択性を有する偏光分離素子から構成される。具体的に、第2の偏光分離素子19は、第2光線束K2の波長帯の光(青色光)に対する偏光分離機能を有するとともに、第2光線束K2とは波長帯が異なる蛍光光YLを、その偏光状態にかかわらず透過させる色分離機能を有する。
光線束BLpは、第2の偏光分離素子19を透過して拡散反射素子23に向かう。光線束BLsは、第2の偏光分離素子19で反射して蛍光体素子22に向かう。つまり、光線束BLsは、蛍光体層33の励起に用いられる。
第2の偏光分離素子19で反射した光線束BLsは、第3の位相差板17に入射する。第3の位相差板17は、第2の偏光分離素子19と第1の偏光分離素子18との間の光路中に配置された1/2波長板(λ/2板)から構成される。光線束BLsは、第3の位相差板17を透過することによって、第1の偏光分離素子18にP偏光として入射する光線束BLp´に変換される。
P偏光成分の光線束BLp´は第1の偏光分離素子18を透過し、該第1の偏光分離素子18で反射されたS偏光成分の第1光線束K1と合成されることで上記励起光Eを生成する。励起光Eは上述のように第1の集光光学系20を介して蛍光体素子22に入射する。
一方、第2の偏光分離素子19を透過した光線束BLpは、第1の位相差板15に入射する。第1の位相差板15は、第2の偏光分離素子19と拡散反射素子23との間の光路中に配置された1/4波長板(λ/4板)から構成される。光線束BLpは、第1の位相差板15を透過することによって円偏光の光線束BLcに変換される。第1の位相差板15を透過した光線束BLcは、第2の集光光学系21に入射する。
第2の集光光学系21は、光線束BLcを拡散反射素子23に向けて集光させる。第2の集光光学系21は、例えばピックアップレンズ21a,21bから構成されている。また、第2の集光光学系21はホモジナイザー光学系12と協働して、拡散反射素子23上での光線束BLcによる照度分布を均一化する。本実施形態では、第2の集光光学系21の焦点位置に拡散反射素子23が配置されている。
拡散反射素子23は、第2の集光光学系21から射出された光線束BLcを第2の偏光分離素子19に向けて拡散反射させる。拡散反射素子23で反射した光を光線束BLc´と称する。拡散反射素子23としては、拡散反射素子23に入射した光線束BLcをランバート反射させるものを用いることが好ましい。
拡散反射素子23は、例えば光反射性を持つ部材の表面に凹凸を形成した拡散反射板からなる。拡散反射素子23によって反射され、第2の集光光学系21を再び透過した円偏光の光線束BLc´は、再び第1の位相差板15を透過して、S偏光の光線束BLs´となる。S偏光の光線束BLs´(青色光)は、第2の偏光分離素子19で反射され、該第2の偏光分離素子19を透過した蛍光光YLと合成されることで、白色の照明光WLを生成する。
このようにして生成された白色の照明光WLは均一化照明光学系13に入射する。
ところで、本実施形態では、例えば光源部11から射出される全光量のうちの20%を拡散反射素子23に入射させるとともに80%を蛍光体素子22に入射させることで、白色の照明光WLを生成している。しかし、上述のように第2光線束K2は光源部11から射出される全光量のうちの50%に相当する。そこで、第2の位相差板16を通過した第2光線束K2における光線束BLsと光線束BLpとの割合が6:4となるように、第2の位相差板16の回転角度が設定されている。これにより、白色の照明光WLを良好に生成することができる。
第2の偏光分離素子19で反射された光BLs´と、第2の偏光分離素子19を透過した蛍光光YLと、の割合は、光線束BLsと光線束BLpとの割合に依存するため、第2の位相差板16の回転角度を調整することにより、照明光WLの色温度を調整することができる。
本実施形態の光源装置10においては、光源部11の光射出領域を2つの同じ大きさの領域(第1の領域A1及び第2の領域A2)に分けて、一方の光(第1光線束K1)を第1の集光光学系20により蛍光体素子22に導き、他方の光(第2光線束K2)を第2の集光光学系21により拡散反射素子23に導くようにしている。
この構成によれば、第1の集光光学系20に入射する第1光線束K1の幅と、第2の集光光学系21に入射する第2光線束K2の幅が、第1光線束K1と第2光線束K2とを合わせた光線束の幅よりも小さいので、第1の集光光学系20及び第2の集光光学系21として有効径の小さいレンズを採用できる。よって、第1の集光光学系20及び第2の集光光学系21を小型化できる。また、第1の集光光学系20及び第2の集光光学系21を備えた光源装置10の小型化が可能である。
また、本実施形態において、第1光線束K1及び第2光線束K2が互いに同じ光束幅を有するため、第1の集光光学系20及び第2の集光光学系21として同じサイズの光学系を使用することができる。よって、第1の集光光学系20及び第2の集光光学系21として別々のサイズの光学系を用いる場合と比べて、コストを低減することができる。
また、光源部11において、複数の発光部40(半導体レーザー)を実装する場合、アライメントに多少のばらつき(実装誤差)が生じるおそれがある。本実施形態によれば、アフォーカル光学系を用いていないので、複数の発光部40に生じる実装誤差の影響を受けにくい。
図1に戻って、均一化照明光学系13は、フライアイレンズ125、フライアイレンズ130、偏光変換素子140及び重畳レンズ150を含む。
偏光変換素子140は、照明光WLの偏光方向を揃える。偏光変換素子140は、例えば、偏光分離膜と位相差板とミラーとから構成されている。
重畳レンズ150は、偏光変換素子140からの各部分光束を集光して光変調装置400R,400G,400Bの画像形成領域近傍で互いに重畳させる。フライアイレンズ125、フライアイレンズ130、及び重畳レンズ150は、照明光WLの面内光強度分布を均一にするインテグレーター光学系を構成する。
以上述べたように、本実施形態のプロジェクター1によれば、集光光学系の大型化を回避した光源装置10を備えるので、該プロジェクター1の小型化が可能である。
(第2実施形態)
続いて、第2実施形態に係る光源装置について説明する。以下、第1実施形態と共通の構成及び部材については同じ符号を付し、その詳細の説明については省略若しくは簡略化する。
図4は本実施形態の光源装置110の概略構成を示す図である。
図4に示すように、光源装置110は、光源部11と、ホモジナイザー光学系12と、第1の位相差板15と、第2の位相差板16と、第1の偏光分離素子118と、第2の偏光分離素子19と、第1の集光光学系20と、第2の集光光学系21と、回転ホイール119とを備えている。本実施形態において、回転ホイール119は、蛍光体素子122と、拡散反射素子123とを含む。本実施形態において、第1の偏光分離素子118は特許請求の範囲の「波長分離素子」に対応し、蛍光体素子122は特許請求の範囲の「波長変換素子」に対応し、拡散反射素子123は特許請求の範囲の「反射素子」に対応する。
本実施形態において、光源部11の第1の領域A1と、ホモジナイザー光学系12と、第1の偏光分離素子118と、第1の集光光学系20と、蛍光体素子122とは、光軸ax1上に順次並んで配置されている。
光源部11の第2の領域A2と、ホモジナイザー光学系12と、第2の位相差板16と、第2の偏光分離素子19と、第1の位相差板15と、第2の集光光学系21と、拡散反射素子123とは、光軸ax2上に順次並んで配置されている。
また、第1の偏光分離素子118と第2の偏光分離素子19とは、照明光軸100ax上に順次並んで配置されている。
ホモジナイザー光学系12を透過した第1光線束K1は、第1の偏光分離素子118に入射する。第1の偏光分離素子118は、第1光線束K1の波長帯の光(青色光)に対する偏光分離機能を有するとともに、蛍光光YLを偏光状態にかかわらず反射させる色分離機能を有する。
本実施形態において、第1光線束K1を構成する各光線BLは直線偏光(第1の偏光分離素子118に対するP偏光成分)である。そのため、第1光線束K1は第1の偏光分離素子118を透過して蛍光体素子22へと向かう。第1の偏光分離素子118は、後述するように第2の偏光分離素子19で反射されたS偏光成分の光線束BLsを反射させる。
第2の偏光分離素子19で反射された光線束BLsは、第1の偏光分離素子118を透過した第1光線束K1と合成されることで励起光E´となる。
第1の集光光学系20は、励起光E´を回転ホイール119の蛍光体層33に向けて集光させる。本実施形態では、第1の集光光学系20の焦点位置に回転ホイール119の蛍光体層33が配置されている。
本実施形態において、回転ホイール119は、円板120と、円板120を回転駆動させるモーター121と、円板120上にリング状に設けられた蛍光体素子122と、円板120上にリング状に設けられた拡散反射素子123とを備える。蛍光体素子122は、拡散反射素子123に対して、円板120の径方向外側に配置されている。
円板120は、例えば、放熱性に優れた金属部材からなる。蛍光体素子122は、蛍光体層122aと、円板120と蛍光体層122aとの間に設けられた反射部122bとを備える。
このような構成に基づき、蛍光体素子122は、蛍光体層122aで生成された蛍光光YLを第1の集光光学系20に向けて射出する。
本実施形態では、モーター121により円板120を回転させることで蛍光体層122aに対する励起光E´の入射位置が変化する。これにより、同一領域に励起光E´が集中的に入射することによる蛍光体層122aの劣化を抑制できる。
蛍光体層122aから射出された蛍光光YLは、第1の集光光学系20及び第1の偏光分離素子118を経由して、第2の偏光分離素子19を透過する。
第2の偏光分離素子19に対する第2光線束K2のS偏光成分(光線束BLs)は、第一実施形態と同様、第2の偏光分離素子19により反射されることで第1の偏光分離素子118を透過して第1光線束K1とともに励起光E´を生成する。第2光線束K2のP偏光成分(光線束BLp)は、第一実施形態と同様、第2の偏光分離素子19及び第1の位相差板15を透過することで、光線束BLcとして第2の集光光学系21に入射する。光線束BLsは、特許請求の範囲の「励起用成分」に対応する。
光線束BLcは、第2の集光光学系21により拡散反射素子123上に集光される。拡散反射素子123は、第一実施形態の拡散反射素子23と同様の構成を有する。
本実施形態では、モーター121により円板120を回転させることで拡散反射素子123に対する光線束BLcの入射位置が変化する。これにより、同一領域に光線束BLcが集中的に入射することによる拡散反射素子123の劣化を抑制できる。
拡散反射素子123によって反射され、第2の集光光学系21を再び透過した円偏光の光線束BLc´は、再び第1の位相差板15を透過して、S偏光の光線束BLs´となる。S偏光の光線束BLs´(青色光)は、第2の偏光分離素子19で反射され、該第2の偏光分離素子19を透過した蛍光光YLと合成されることで、白色の照明光WLを生成する。
本実施形態の光源装置110によれば、円板120上に蛍光体素子122及び拡散反射素子123が設けられた回転ホイール119を備えるため、第1の集光光学系20及び第2の集光光学系21を照明光軸100ax(X方向)に沿って配置することができる。よって、第一実施形態の構成に比べてX方向におけるサイズを小型化できる。
なお、本発明は上記実施形態の内容に限定されることはなく、発明の主旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記実施形態では、一つの光源部11の光射出領域を2つの領域(第1の領域A1及び第2の領域A2)に分けて、各領域から第1光線束K1及び第2光線束K2を射出する場合を例に挙げたが、二つの光源部から第1光線束及び第2光線束をそれぞれ射出する構成を採用してもよい。
また、上記実施形態では、偏光分離機能及び波長選択機能を有した第1の偏光分離素子18を用いて第2光線束K2の一部を励起光Eとして利用する場合を例示した。しかし、第2光線束K2の一部を励起光Eとして利用しない場合、第1の偏光分離素子18に代えて、波長選択機能のみを有するダイクロイックミラーを用いてもよい。
また、上記実施形態では、3つの光変調装置400R,400G,400Bを備えるプロジェクター1を例示したが、1つの光変調装置でカラー映像を表示するプロジェクターに適用することも可能である。また、光変調装置として、デジタルミラーデバイスを用いてもよい。
また、上記実施形態では、本発明による光源装置をプロジェクターに応用する例を示したが、これに限られない。本発明による光源装置を自動車用ヘッドライトなどの照明器具にも適用することができる。
1…プロジェクター、10…光源装置、11…光源部、15…第1の位相差板(第1の位相差素子)、16…第2の位相差板(第2の位相差素子)、18…第1の偏光分離素子、19…第2の偏光分離素子、20…第1の集光光学系、21…第2の集光光学系、22…蛍光体素子(波長変換素子)、23…拡散反射素子(反射素子)、40…発光部(発光素子)、110…光源装置、118…第1の偏光分離素子、122…蛍光体素子(波長変換素子)、123…拡散反射素子(反射素子)、400R…光変調装置、400G…光変調装置、400B…光変調装置、600…投射光学系、A1…第1の領域、A2…第2の領域、BL…光線、K1…第1光線束(第1の光線束)、K2…第2光線束(第2の光線束)、WL…照明光、YL…蛍光光。

Claims (6)

  1. 複数の発光素子を有し、第1の光線束を射出する第1の領域と第2の光線束を射出する第2の領域とが第1方向に並ぶ光射出領域を含む1つの光源部と、
    前記第1の光線束の光路上に、前記1つの光源部側から順番に設けられた、波長分離素子、第1の集光光学系、及び波長変換素子と、
    前記第2の光線束の光路上に、前記1つの光源部側から順番に設けられた、波長選択性偏光素子、第1の位相差素子、第2の集光光学系、及び反射素子と、
    前記1つの光源部と前記波長選択性偏光素子との間の前記第2の光線束の光路上に設けられた第2の位相差素子と、を備え、
    前記反射素子で反射した前記第2の光線束は、前記第2の集光光学系と前記第1の位相差素子とをこの順に透過して前記波長選択性偏光素子で反射され、
    前記波長変換素子から射出された蛍光光は、前記第1の集光光学系と前記波長分離素子と前記波長選択性偏光素子とにこの順に入射し、
    前記波長選択性偏光素子は、前記蛍光光を、前記蛍光光の偏光状態によらず透過させ、
    前記光源部は、前記第1の領域に配置された前記複数の発光素子と、前記第2の領域に配置された前記複数の発光素子とを支持する本体部を有し、
    前記波長分離素子は、前記1つの光源部の前記光射出領域における前記第1の領域に対向して配置され、
    前記波長選択性偏光素子は、前記1つの光源部の前記光射出領域における前記第2の領域に対向して配置され、
    前記第2の光線束は、前記波長選択性偏光素子において前記波長分離素子に向けて反射される励起用成分を含み、
    前記波長分離素子は、前記第1の光線束と前記第2の光線束の前記励起用成分とを合成し、
    前記第1集光光学系は、前記波長分離素子において合成された光を集光して前記波長変換素子に入射させ、
    前記1つの光源部と前記波長分離素子との間には、位相差素子が設けられない
    光源装置。
  2. 前記第1の光線束及び前記第2の光線束は互いに同じ光束幅を有する
    請求項1に記載の光源装置。
  3. 記第2の位相差素子の光学軸の方向が可変である
    請求項1または請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記第1方向において前記波長分離素子及び前記波長選択性偏光素子の間に設けられた第3の位相差素子をさらに備え、
    前記励起用成分は、前記第3の位相差素子を透過することで前記波長分離素子を透過する偏光方向の光に変換される
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光源装置。
  5. 前記波長変換素子は、前記波長分離素子に対して前記1つの光源部と反対方向に配置され、
    前記反射素子は、前記波長選択性偏光素子に対して前記1つの光源部と反対方向に配置され、
    前記波長変換素子及び前記反射素子は、回転可能な円板上にリング状にそれぞれ設けられており、
    前記波長変換素子は、前記反射素子に対して、前記円板の径方向の異なる位置に配置され、
    前記第1の集光光学系及び前記第2の集光光学系は、前記波長選択性偏光素子における前記蛍光光の射出方向に沿って配置される
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光源装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置からの光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、
    前記画像光を投射する投射光学系と、を備える
    プロジェクター。
JP2016094521A 2016-05-10 2016-05-10 光源装置及びプロジェクター Active JP6828268B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016094521A JP6828268B2 (ja) 2016-05-10 2016-05-10 光源装置及びプロジェクター
US15/494,677 US10108076B2 (en) 2016-05-10 2017-04-24 Light source apparatus and projector
CN201710294227.5A CN107357122B (zh) 2016-05-10 2017-04-28 光源装置和投影仪

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016094521A JP6828268B2 (ja) 2016-05-10 2016-05-10 光源装置及びプロジェクター

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017204357A JP2017204357A (ja) 2017-11-16
JP6828268B2 true JP6828268B2 (ja) 2021-02-10

Family

ID=60272147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016094521A Active JP6828268B2 (ja) 2016-05-10 2016-05-10 光源装置及びプロジェクター

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10108076B2 (ja)
JP (1) JP6828268B2 (ja)
CN (1) CN107357122B (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110476010B (zh) * 2017-04-05 2021-01-15 精工爱普生株式会社 照明装置以及投影仪
JP6863181B2 (ja) * 2017-08-30 2021-04-21 セイコーエプソン株式会社 光源装置及びプロジェクター
JP6841269B2 (ja) * 2018-06-20 2021-03-10 セイコーエプソン株式会社 光源装置及びプロジェクター
JP7288172B2 (ja) * 2018-09-26 2023-06-07 日亜化学工業株式会社 光源装置とその製造方法
CN209926257U (zh) * 2018-11-16 2020-01-10 华域视觉科技(上海)有限公司 集成LiDAR系统的照明装置及汽车
JP6939834B2 (ja) * 2019-03-26 2021-09-22 セイコーエプソン株式会社 光源装置、プロジェクター及び光源モジュール
CN209842323U (zh) * 2019-04-30 2019-12-24 中强光电股份有限公司 投影装置及其照明系统
JP7188287B2 (ja) * 2019-06-18 2022-12-13 セイコーエプソン株式会社 光源装置およびプロジェクター
JP7322691B2 (ja) * 2019-12-16 2023-08-08 セイコーエプソン株式会社 光源装置およびプロジェクター
US20230139540A1 (en) * 2020-03-16 2023-05-04 Sharp Nec Display Solutions, Ltd. Light source device and projector
US11347141B2 (en) * 2020-03-23 2022-05-31 Seiko Epson Corporation Light source device and projector
CN113467170A (zh) * 2020-03-30 2021-10-01 苏州佳世达光电有限公司 激光光学引擎模块及激光投影机
CN211956096U (zh) * 2020-05-06 2020-11-17 中强光电股份有限公司 波长转换模块及投影机
JP2022100626A (ja) 2020-12-24 2022-07-06 セイコーエプソン株式会社 光源装置およびプロジェクター
JP2022138068A (ja) * 2021-03-09 2022-09-22 株式会社リコー 導光部材、光源装置、および投射装置
CN113238442B (zh) * 2021-04-21 2022-04-26 无锡视美乐激光显示科技有限公司 一种光源装置及投影系统

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0950000A (ja) * 1995-06-02 1997-02-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 偏光方向変換照明装置および投写型画像表示装置
JP5311838B2 (ja) * 2008-02-01 2013-10-09 三菱電機株式会社 映像表示装置
JP5574458B2 (ja) 2010-10-19 2014-08-20 Necディスプレイソリューションズ株式会社 照明装置およびそれを用いた投射型表示装置
JP5874058B2 (ja) 2010-12-06 2016-03-01 パナソニックIpマネジメント株式会社 光源装置および投写型表示装置
JP6303454B2 (ja) * 2013-12-02 2018-04-04 セイコーエプソン株式会社 照明装置およびプロジェクター
US9759991B2 (en) * 2014-09-16 2017-09-12 Texas Instruments Incorporated Laser illumination on phosphor for projection display

Also Published As

Publication number Publication date
US20170329212A1 (en) 2017-11-16
CN107357122B (zh) 2020-04-24
JP2017204357A (ja) 2017-11-16
US10108076B2 (en) 2018-10-23
CN107357122A (zh) 2017-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6828268B2 (ja) 光源装置及びプロジェクター
JP6911391B2 (ja) 照明装置及びプロジェクター
JP6863181B2 (ja) 光源装置及びプロジェクター
US9860493B2 (en) Illumination device and projector
JP6536202B2 (ja) 光源装置、照明装置およびプロジェクター
JP5673247B2 (ja) 光源装置及びプロジェクター
JP6759888B2 (ja) 照明装置及びプロジェクター
JP6627364B2 (ja) 光源装置、光源ユニット及びプロジェクター
JP6413498B2 (ja) 照明装置およびプロジェクター
JP6836132B2 (ja) 光学装置、光源装置、およびプロジェクター
JP6880694B2 (ja) 照明装置及びプロジェクター
JP2017083636A (ja) 照明装置及びプロジェクター
JP2017027903A (ja) 照明装置及びプロジェクター
JP2019028333A (ja) 光源装置およびプロジェクター
JP2018021990A (ja) 光源装置、及びプロジェクター
US20170242266A1 (en) Illumination device and projector
JP2016145881A (ja) 波長変換素子、照明装置およびプロジェクター
JP6515514B2 (ja) 光源装置、照明装置およびプロジェクター
JP2019008018A (ja) 照明装置およびプロジェクター
JP2016184114A (ja) 照明装置及びプロジェクター
US11353784B2 (en) Light source device and projector
US11500136B2 (en) Light source device and projector
US11493840B2 (en) Light source device and projector
JP7257599B2 (ja) 光源装置及び投写型映像表示装置
JP2018097130A (ja) 光源装置、照明装置及びプロジェクター

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181026

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210104

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6828268

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150