JP2012035563A - ラインヘッドのワイピング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレードによるラインヘッドのワイピング方法において、ブレードの早期摩耗や欠けの発生と、ブレードの弾性変形による周囲の汚れを防止できるようにする。
【解決手段】多数のインクノズルを開口してなるノズル面Aをヘッド底面の印字幅方向の中央部分で、かつヘッド底面と同一平面状にして設けたノズルヘッド3a,3b,3c,3d,3eを、印字幅方向に複数並べてキャリッジに支持してなるラインヘッド3で、このラインヘッドの上記各ノズルヘッドのヘッド底面の印字幅方向に沿って相対移動するブレード11にてワイピングするようにしたラインヘッドのワイピング方法において、ノズルヘッドの印字幅方向の一方側端とノズル面の上記一方側との間の位置から、ノズルヘッドの印字幅方向の他方側端とノズル面の上記他方側との間の位置にわたってブレードの先端を接触させてワイピングするようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、インクジェット記録装置の印字ヘッドに用いられるラインヘッドのノズル面をワイピング(払拭)するラインヘッドのワイピング方法に関するものである。
この種のワイピング方法としては、図1に示すように、複数のノズルヘッドa,b,c,dのノズル面を有する先端部を下面(ヘッド底面)に突出させて設けたキャリッジeを、印字領域からワイピング領域にわたってガイドレールfに沿って移動させる際に、このキャリッジeの下側から、上記ノズルヘッドa〜dの突出部に先端部が干渉する位置までブレードgを突出させ、上記キャリッジeの移動に従ってブレードgの先端部にてキャリッジeの下面に沿って各ノズルヘッドa〜dの突出部の端面であるノズル面を摺擦してワイピングするようにしたものが知られている(特許文献1)
特開平4−371851号公報 特開2008−119836号公報
上記した従来技術のワイピング方法にあっては、ワイピング時におけるブレードgの先端はノズルヘッドa〜dが移動してくる前に、移動方向最下流側のノズルヘッドaの手前側のキャリッジeの下面にたわみ当接する位置まで上昇し、このブレードgの先端部に各ノズルヘッドa〜dの先端部が順次干渉する状態でワイピングされるようになっている。
このためワイピング作動時のブレードgの先端部は、各ノズルヘッドa〜dの先端部を弾性変形して乗り越えながらノズル面をワイピングすることになり、ブレードgの先端部には、このノズルヘッドa〜dの先端部の乗り越え時に大きな剪断力が作用し、この部分の早期摩耗や欠けを発生しやすいという問題があった。
また、ワイピング開始時において、ブレード先端に付着している異物が最下流側のノズルヘッドaの先端部の角に付着しやすかった。また、ワイピング終了時には、ブレードgの先端部が最上流側のノズルヘッドdの先端部から外れる際に、このブレードgの先端部は弾性変形状態から瞬時に開放されるため、ブレードgに付着している異物が周囲に飛散し、周囲の部材や記録体を汚してしまうという問題があった。
また、上記印字ヘッドにあっては、これに用いるラインヘッドのノズル面を有する先端であるヘッド底面が印字ヘッドのキャリッジの下面と同一面になっているものもあるが、この場合のブレードによるワイピングは、上記ラインヘッドのヘッド底面より広い幅のブレードが用いられ、キャリッジの下面にこれの先端をたわみ当接させた状態でラインヘッドの印字幅方向全長にわたってワイピングするようにしている。
ラインヘッドのノズルヘッドを、ヘッド底面がキャリッジの下面と同一に装着する場合、上記ノズルヘッドの先端周囲に面取り加工が施されていることにより、ヘッド底面の外周にキャリッジ下面に対して溝ができてしまう。
このため、上記したようにキャリッジの下面全体をワイピングしたときに、ヘッド底面がワイピングされてブレード先端に付着したインキが上記溝に入り込んでしまい、印字ヘッドの下面のワイピングをきれいに行うことができなかった。
また、ラインヘッドのノズルヘッドを、これのヘッド底面がキャリッジの下面と同一装着する場合にあっても、寸法誤差等により、ヘッド底面がキャリッジの下面よりわずかに凹んでいることがあるが、この場合には、ブレードの先端をキャリッジの下面に撓ませて当接させたとしてもヘッド底面の周囲にインクが残ってしまい、上記と同様に印字ヘッドの下面のワイピングをきれいに行うことができない。
本発明は上記のことに鑑みなされたもので、キャリッジに複数のノズルヘッドを印字幅方向に複数配置してなるラインヘッドのヘッド底面をブレードにてワイピングするようにしたラインヘッドのワイピング方法において、ノズルヘッドのヘッド底面をキャリッジの下面より突設させて配置したラインヘッドの場合にあっても、ブレードの早期摩耗や欠けの発生を防止できると共に、ブレードの弾性変形による周囲の汚れを防止でき、また、ノズルヘッドのヘッド底面をキャリッジの下面と同一面にし、あるいはこのヘッド底面がキャリッジの下面よりわずかに凹んでいる場合にあってもラインヘッドの下面をきれいにワイピングすることができ、さらに必要最小限の面積のみをワイピングすることで、ブレードの寿命も長くすることができるようにしたラインヘッドのワイピング方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するための本発明に係るラインヘッドのワイピング方法は、多数のインクノズルを開口してなるノズル面をヘッド底面の印字幅方向の中央部分で、かつヘッド底面と同一平面状にして設けたノズルヘッドを印字幅方向に複数並べてキャリッジに支持してなるラインヘッドで、このラインヘッドの上記各ノズルヘッドのヘッド底面の印字幅方向に沿って相対移動するブレードにてワイピングするようにしたラインヘッドのワイピング方法において、ノズルヘッドの印字幅方向の一方側端とノズル面の上記一方側との間の位置から、ノズルヘッドの印字幅方向の他方側端とノズル面の上記他方側との間の位置にわたってブレードの先端を接触させてワイピングするようにした。
また、このラインヘッドのワイピング方法は、多数のインクノズルを開口してなるノズル面をヘッド底面の印字幅方向の中央部分で、かつヘッド底面と同一平面状にして設けたノズルヘッドを、これのノズル面が印字幅方向に繋がるようにして千鳥状に複数並べてキャリッジに支持してなるラインヘッドで、このラインヘッドの上記各ノズルヘッドのヘッド底面の印字幅方向に沿って相対移動するブレードにてワイピングするようにしたラインヘッドのワイピング方法において、各ノズルヘッドの印字幅方向の一方側端とノズル面の上記一方側との間の位置から、ノズルヘッドの印字幅方向の他方側端とノズル面の上記他方側との間の位置にわたってブレードの先端を接触させて順次印字幅方向にワイピングするようにした。
そして上記ワイピング方法において、ブレードによるワイピングを、印字幅方向と直交する方向のノズルヘッドの幅より狭く、ノズル面の幅より広い幅にわたって行うようにした。
さらに上記ラインヘッドのワイピング方法において、ブレードのヘッドノズルのヘッド底面に対する接触姿勢を、ブレードの移動方向と直交する角度からプラスマイナス30度の範囲内で傾いた角度にした。
本発明方法によれば、複数のノズルヘッドのヘッド底面をワイピングするブレードは、ノズルヘッドのヘッド底面の先端部がキャリッジの下面より突出しているラインヘッドであっても、このキャリッジより先端部を突出してなるノズルヘッドのヘッド底面の平面部のみをワイピングすることができることにより、このブレードにノズルヘッドの鋭角部の接触がなくなって、このブレードの早期摩耗や欠けの発生を防止できる。
また本発明方法によれば、ブレードはキャリッジの下面から突出するノズルヘッドの角部に撓み接触することがないことにより、ワイピング開始時に、ブレード先端に付着している異物がノズルヘッドの先端部の角に付着することがなく、またワイピング終了時に、ブレード先端部の摺擦状態(弾性変形)からの解放がヘッド底面の平面部から行われることで、この撓み接触による弾性変形のはねかえりによる異物飛散がなくなり、ワイピング動作による周囲の汚れの発生を防止することができる。
さらに、本発明方法によれば、ブレードによるワイピングを、印字方向と直交する方向のノズルヘッドのヘッド底面の幅より狭く、ノズル面の幅より広い幅にわたって行うようにしたことにより、上記ブレードによるワイピングをノズルヘッドのノズル面よりわずかに広い面積のみを行うことができて、このワイピングを最小限の面積にて行うことができ、ブレードの寿命を長くすることができると共に、ノズルヘッドのヘッド底面がキャリッジの下面と同一面に、あるいは、キャリッジの下面より僅かに凹んでいる場合にあっても、ラインヘッドの下面をこのラインヘッドの下面にできている溝や凹部の角にインキが残ることなくワイピングを行うことができる。
また、ブレードのヘッドノズルのヘッド底面に対する接触姿勢を、印字幅方向と直交する角度からプラスマイナス30度の範囲内に傾けることにより、上記ヘッド底面のワイピング作用を良好に行うことができる。
従来例を示す説明図である。 本発明方法を実施するためのインクジェット記録装置を概略的に示す説明図である。 (a)はラインヘッドの要部を示す正面図における作用説明図、(b)はラインヘッドの下面図である。 (a),(b)は洗浄機能を備えたワイピング装置の構成及び作用を示す断面図である。 (a)はラインヘッドの他例の要部を示す正面図における作用説明図、(b)はこのラインヘッドの他例を示す下面図である。
図2はインクジェット記録装置を概略的に示す説明図であり、図中1は記録体(記録用紙)をこの図面に対して直角方向に搬送する搬送装置(プラテン)、2はこの搬送装置1の上側に位置して搬送装置1にて搬送される記録体の全幅にわたって印字する印字ヘッドである。この印字ヘッド2の下面には、上記連続紙の全幅にわたって対向するラインヘッド3がキャリッジ4に支持されて設けてある。
印字ヘッド2は、上記搬送装置1の上方でラインヘッド3にて記録体に所定の印字幅にて印字を行う印字領域と、この印字領域の印字幅方向の側方に設定されたメンテナンス領域にわたってガイドレール5に案内されると共に、モータ6にて回転される送りねじ7にて移動されるようになっている。そしてこの印字ヘッド2の移動量は、モータ6の回転から上記送りねじ7の回転を検知するエンコーダ8にて検出されるようになっている。
メンテナンス領域には、この位置に移動されてきた印字ヘッド2のラインヘッド3をパージするパージ装置9が設けてあり、このパージ装置9は上下動可能になっていて、パージ作動時には上昇してこれの上端を印字ヘッド2のキャリッジ4の下面に当接するようになっている。なお上記パージ装置9は、ラインヘッド3の回復手段として吸引式が用いられる場合であって、加圧式の場合はラインヘッド3から吹き出されるインクを受けるキャップとして用いられる。
上記印字領域とメンテナンス領域の間に、印字領域よりメンテナンス領域へ移動する印字ヘッド2のラインヘッド3の下面に摺擦して、これのヘッド底面をワイピングするワイピング装置10が設けてある。このワイピング装置10は、ヘッド底面に接触するブレード11と、このブレード11を支持するブレード支持筒12と、このブレード支持筒12を昇降動することにより、上記ブレード11の先端をラインヘッド3の下面に対して接離するための昇降装置13とからなっている。
また、この印字領域とメンテナンス領域の間において上記ワイピング装置10の印字領域側に、印字領域からメンテナンス領域へ移動する印字ヘッド2の、例えばキャリッジ4の移動方向先端Pを検出する印字ヘッド検出器14が設けてある。
上記エンコーダ8と印字ヘッド検出器14のそれぞれの検出値はコントローラ15に入力されるようになっていて、これらの検出値に基づく信号によりワイピング装置10の昇降装置13が自動シーケンスにより作動されるようになっていて、この実施の形態では、印字ヘッド検出器14が、メンテナンス領域方向へ移動する印字ヘッド2のP点を検出すると、この位置からこのP点が所定距離移動したときに、ワイピング装置10の昇降装置13が後述する工程に従って昇降動されるようになっている。
図3(a),(b)は上記ラインヘッド3の一例を示すもので、この実施の形態では5個のノズルヘッド3a,3b,3c,3d,3eを2列に千鳥状に配列した構成になっていて、このラインヘッド3にて連続紙の両側に所定幅を残した全幅にわたって1色の印字を行うことができるようになっている。
各ノズルヘッド3a〜3eは図3(a)に示すように、これの先端部であるヘッド底面がキャリッジ4よりわずかに突出されている。そして図3(b)に示すように、この各ノズルヘッド3a〜3eのヘッド底面の中央部が所定の面積で、かつヘッド底面と同一面状になっているノズル面Aとなっていて、このノズル面Aに所定の数のインクノズルが設けてあり、このノズル面Aの印字幅方向の幅が各ノズルヘッドの有効印字幅Wとなっている。この有効印字幅Wの端部は、ヘッド底面の印字幅方向の端部から所定寸法aだけ内側になっていて、有効印字幅Wはノズル底面の印字幅方向の全幅Lに対して(L−2a)になっている。なお、このノズル面Aの印字幅方向と直交する方向の幅をS1、ヘッド底面の同方向の幅をS2とする。
上記ラインヘッド3を構成する2列5個の各ノズルヘッド3a〜3eの1列目の3個のノズルヘッド3a,3b,3cの間隔は、図3に示すように各印字有効幅Wの間隔で印字幅方向に配置されており、2列目の2個のノズルヘッド3d,3eは、上記1列目のノズルヘッド相互のWの間隔の間にこれの印字有効幅Wを一致させて配置されている。したがってこのラインヘッド3にあっては、各ノズルヘッド3a〜3eの印字有効幅Wが印字幅方向に繋がり、この印字有効幅Wの5倍の印字幅にて記録体に印字されることになる。
このように構成されたラインヘッド3の各ノズルヘッド3a〜3eのヘッド底面のワイピングは、上記したように印字ヘッド2が印字領域からメンテナンス領域に移動する間において、突出動作しているワイピング装置10のブレード11の先端の摺接によって行われるが、この実施の形態におけるワイピング装置10は、図3(b)に示すように、複数のノズルヘッド3a〜3eを記録体に対する印字方向に2列にして配置してなるラインヘッド3に対して各列ごとに対向して設けられている。この両ワイピング装置10a,10bは、各列のノズルヘッド3a〜3c、3d,3eのメンテナンス位置方向への移動タイミングに応じて個々に昇降作動するようになっている。
各列、例えば3個のノズルヘッド3a〜3cを並べてなる1列目において、それぞれのノズル面Aの印字幅方向の両側で、かつ各ノズルヘッド3a〜3cの両側の端辺との距離aのそれぞれの1/2の位置を、ブレード接触点(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)、(ホ)、(ヘ)と設定する。このときの各ノズルヘッド3a,3b,3cにおいてのブレード接触点(イ)−(ロ)、(ハ)−(ニ)、(ホ)−(ヘ)のそれぞれの間隔W1は(W+a)となる。またこのときのノズルヘッドの間における上記ブレード接触点(ロ)−(ハ)、(ニ)−(ホ)の間隔W3は(W−a)となる。そしてメンテナンス領域側のノズルヘッド3aのメンテナンス領域側のブレード接触点(イ)とキャリッジ4の上記メンテナンス領域側の先端Pとの間に距離をW2と設定する。
2個のノズルヘッド3d,3eを並べてなる2列目においても1列目と同様に各ノズルヘッド3d,3eのブレード接触点(ト)、(チ)、(リ)、(ヌ)を設定する。このときのメンテナンス領域側のノズルヘッド3dのブレード接触点(ト)と上記先端Pとの間の距離をW2′と設定する。
上記コントローラ15は、図3(a),(b)においてラインヘッド3の各列ごとのワイピング装置10a,10bのブレード11a,11bを個々に作動するよう第1・第2の制御部15a,15bを有しており、以下に各制御部による各ワイピング装置10a,10bの作動を説明する。
両ワイピング装置10a,10bは、これの不使用時には印字ヘッド2のラインヘッド3a〜3cのヘッド底面よりこれの先端が低い位置となる待機状態となっている。そして印字ヘッド2がメンテナンス領域方向へ移動して、これのP点を印字ヘッド検出器14が検出すると、この時点から印字ヘッド2がW2移動して一旦停止する。そしてこのときに1列目のワイピング装置10aが上昇する。これによりワイピング装置10aのブレード11aが第1のノズルヘッド3aのブレード接触点(イ)に接触される。このときのブレード11aの先端は、ノズルヘッド3aのヘッド底面に接触した状態に、あるいは若干撓んで接触するようにしてもよい。
この状態で印字ヘッド2がメンテナンス領域方向に移動することにより、ノズルヘッド3aの下面(ヘッド底面)はブレード11aにてワイピングされる。そして印字ヘッド2がW1移動して一旦停止する。この状態でブレード11aが第1のノズルヘッド3aのブレード接触点(ロ)に位置される。そしてこのときにワイピング装置10aは下降して待機状態となり、これのブレード11aがノズルヘッド3aのヘッド底面から離隔されて待機状態となり、その後印字ヘッド2はW3にわたって移動される。
このワイピング装置10の待機状態はW3にわたって保たれる。その後、印字ヘッド2がW3移動した状態で一旦停止するとブレード11aは再びブレード接触点(ハ)の位置で上昇される。これによりワイピング装置10aのブレード11aの先端は第2のノズルヘッド3bのブレード接触点(ハ)に接触され、その後の印字ヘッド2のW1にわたる移動によりそのまま第2のノズルヘッド3bの下面をW1にわたってワイピングし、ブレード接触点(ニ)にきて印字ヘッド2が一旦停止したときにワイピング装置10aは下降して待機状態となり、これのブレード11aがノズルヘッド3bの下面から離隔される。
上記サイクルを第3のノズルヘッド3cに対向する位置にても行われ、第3のノズルヘッド3cのブレード接触点(へ)の位置でワイピング装置10aは下降して待機状態となる。
一方、このときにおいて2列目用のワイピング装置10bは上記作動と連動して作動し、この2列目用のワイピング装置10bは、上記P点が検出されてから印字ヘッド2がW2′にわたって移動した状態で上記1列目と同様の作動を行う。
このときにおいて、1列目のワイピング作動と2列目のワイピング作動が重複して行われることになり、1列目のノズルヘッドのワイピング中に2列目のノズルヘッドのワイピング作動よる印字ヘッドの一時停止があり、また2列目のノズルヘッドのワイピング中に1列目のノズルヘッドのワイピング動作による印字ヘッドの一時停止があって、各ノズルヘッド3a〜3eのそれぞれのワイピング中に一時停止動作が介在するが、それぞれのノズルヘッド3a〜3eのヘッド面は(イ)−(ロ)、(ト)−(チ)、(ハ)−(ニ)、(リ)−(ヌ)、(ホ)−(ヘ)の範囲にわたってワイピングされる。
なお、この各列のノズルヘッド3a〜3c、3d〜3eのワイピング作動は各列ごとに、すなわち印字ヘッド2を2往復させて、1列目のワイピング作動の終了後、2列目のワイピング作動を行うようにしてもよい。この場合、各ノズルヘッドのワイピング中にブレードが停止することがなくなり、各ワイピング範囲の全長が1つの動作にてワイピングされる。
上記ワイピング作動により、各ノズルヘッド3a〜3eのヘッド底面はそれぞれブレード接触点間隔W1にわたってワイピングされ、したがって、このブレード接触点間隔W1より内側にあるノズル面の有効印字幅Aのヘッド底面がワイピングされる。
このように、ワイピング装置10a,10bのブレード11a,11bは、各ノズルヘッドのメンテナンス領域側端からノズル面Aまでの間においてノズルヘッドのヘッド底面に接触し、ノズル面Aのワイピング作動後は、ノズル面Aの端からノズルヘッドの印字領域側端までの間においてノズルヘッド面より離隔され、ワイピング装置10a,10bのブレード11a,11bの先端は、各ノズルヘッド3a〜3eのヘッド底面の平面状部分のみに接触してワイピング作動が行われる。
上記したワイピング装置10a,10bのブレード11a,11bは、各ノズル列の各ノズルヘッドをワイピングすることにより、各ノズル面に付着していたインクがブレードに転移してしまう。この状態のままで次のノズルヘッドのワイピングを行うと、このブレード上に転移している上記インクが次のノズルヘッドに転移してしまう恐れがある。
これを解決するために、上記ワイピングサイクルの間に、各ノズルヘッドのワイピングが終了するごとに、あるいは各列の複数のノズルヘッドのワイピングの終了時にブレード11a,11bを洗浄するようにしている(特許文献2参照)。図4(a),(b)は、自己洗浄機能を備えたワイピング装置の一例を示す断面作用図である。
このワイピング装置を1列目のノズルヘッド3a〜3cをワイピングする第1のワイピング装置10aについて説明する。なお、この実施の形態の説明では、ブレード支持筒12を昇降する昇降装置は省略して説明する。
ブレード支持筒12は上方が開放された有底で平面四角形の筒状になっていて、これの上部に、印字ヘッド2の移動方向と直角方向に向けた回転軸16が軸架されている。この回転軸16にブレード支持体17が固着してあり、このブレード支持体17にブレード11aが印字ヘッド2の移動方向で、かつ上側部がメンテナンス領域側へ向くように傾斜させて固着されている。このブレード11aは硬質ゴム等、適宜の弾性を有する板材からなっている。
ブレード支持体17は、これの両端面がブレード支持筒12の内側面に当接する長さになっている。このブレード支持体17には、図4(a)に示すようにこれの回転軸心の両側に支持片17a,17bが突設されており、この各支持片17a,17bに四角形状にした漏れ止め板18a,18bが固着されている。
上記ブレード支持体17は、回転軸16の回転により図4(a)に示すように、ブレード11aが上方へ突出するワイピング状態から図4(b)に示すように、ブレード11aが下方へ向く格納状態にわたって略180度回転するようになっている。上記漏れ止め板18a,18bは、上記ブレード支持体17が少なくとも格納状態にあるときに水平状態となり、これらの先端と両側端とがブレード支持筒12の内面に隙間なく接触するようになっている。なお、この漏れ止め板18a,18bはゴム板等の弾性材にて構成し、これの先端及び両側端がブレード支持筒12の内面に隙間なく接触させるようにしてもよい。
ブレード支持筒12内の下部には、格納状態にあるブレード11aの先端に向けて洗浄液ノズル19が設けてある。また、ブレード支持筒12の側壁には、上記のような格納状態にあるブレード11aの先端部に側方から対向するようにして空気ノズル20が設けてある。ブレード支持筒12の底板にはドレーン孔21が設けられている。
このワイピング装置10aのワイピング作動時には、図示しないロータリアクチュエータにて回転軸16を駆動して、ブレード11aが上方へ向いたワイピング位置とすると共に、昇降装置13を上昇駆動してブレード支持筒12を図示しないストッパにて規制される位置まで上昇させる。
この状態で印字ヘッド2をメンテナンス領域側へ移動することにより、印字ヘッド2のノズルヘッドのノズル底面がブレード11aにてワイピングされ、ノズル面に付着しているインクが掻き落とされてワイピングされる。このワイピング作動後のブレード11aには、ノズル面から掻き落としたインクが付着されているので、これを洗浄作動にて洗浄する。
これのブレード11aの洗浄作動は次のように行う。
ロータリアクチュエータを駆動してブレード11aが下方へ向いた格納位置にする。この状態では、上記ワイピング位置と同様に漏れ止め板18a,18bが水平状態になって、これの先端及び両側端がブレード支持筒12の内面に弾性接触されて、ブレード支持筒12の上部は、この漏れ止め板18a,18b及びブレード支持体17の両側にて液密に閉じられる。
この状態で、まず洗浄液ノズル19より洗浄液を噴射する。このときの洗浄液ノズル19からの洗浄液は直接ブレード11aの先端に向けて噴射され、ブレード11aに付着しているインクが洗浄される。このときの洗浄液は、ブレード支持筒12の上方から漏れることなくドレーン孔21より排出される。この洗浄液の噴射後、空気ノズル20より空気を噴射してブレード11aを乾燥する。
上記洗浄作動は列状に配置される各ノズルヘッド3a,3b,3cのワイピング終了ごとに、ワイピング装置10aが待機位置に下降した状態で行われる。
図5(a),(b)はワイピングしようとする印字ヘッドの他例を示すもので、この他例の印字ヘッド2′のラインヘッド3′は、多数の短冊状のノズルヘッド3a′,3b′,3c′…を傾斜させて印字幅方向に並べてなる構成のものが用いられている。このラインヘッド3′では、このラインヘッド3′の下面が上記図3(a),(b)にて示した実施例におけるノズルヘッド3a〜3eのヘッド下面に、また各ノズルヘッド3a′,3b′,3c′…の全体の下面がノズル面に相当する。そしてこの実施例の有効印字幅W1′は、両端に位置したノズルヘッドのそれぞれの1番外側のノズルN1,N2の相互間の寸法となる。
一方、このラインヘッド3′のノズル面をワイピングするワイピング装置10′のブレード11′は、ラインヘッド3′の印字方向(記録体の移動方向)の幅より少し長くなっている。そして印字ヘッド2′がメンテナンス領域方向に移動して、これのP点が印字ヘッド検出器14にて検出されてからラインヘッド3′がW2′だけ移動した(イ′)位置で印字ヘッド2′が一旦停止したときにワイピング装置10′が上昇して、これのブレード11′の先端が第1のノズルヘッド3a′のノズルよりわずか外側のヘッド面に接触し、その後の印字ヘッド2′のメンテナンス領域方向への移動により、ラインヘッド3′のヘッド底面がワイピングされる。そして印字ヘッド2′がW1′移動した(ロ′)位置でブレード11′は印字領域側端のノズルヘッドのノズルの外側に位置されたときで印字ヘッド2′が一旦停止したときにワイピング装置10′が下降され、ブレード11′は上記印字領域側端のノズルヘッドの下面の端部を通り過ぎる前にこのノズルヘッドの下面から離隔される。
この印字ヘッドの他例において、ブレード11′はラインヘッド3′のブレード11′の作動方向の最上流側のノズルヘッド3a′のヘッド底面のラインヘッド3′の上流側端からa′だけ入った位置で、かつノズル面の手前の(イ′)位置にこれの先端が接触し、この位置からラインヘッド3′の印字有効幅W1′にわたってワイピングされ、最下流側のノズルヘッドのノズル面を過ぎた位置のノズルヘッド3′の最下流端よりa′だけ上流側の(ロ′)位置にて離隔するようにしている。
上記した各実施の形態において、ワイピング装置10a,10b,10′のブレード11a,11b,11′は、図3(b)、図5(b)に示したように印字ヘッド2,2′の移動方向に直交する姿勢のほかに、各図において鎖線で示したように印字ヘッド2,2′の移動方向に対して前後方向にいずれか一方にプラスマイナス30度の範囲で、例えば15度傾斜させることによりワイピング作用を良好に行うことができる。
上記した実施例でのワイピング装置によるワイピング作動は、印字ヘッドが間欠的に停止しながら、あるいは各列ごとに2往復するように移動する動作に連動してワイピング装置のブレードを昇降することによって行うようにした例を示したが、メンテナンス位置に移動した印字ヘッドの下面に対してワイピング装置をこれのブレードを上記印字ヘッドのノズルヘッドのヘッド底面の配置に応じて昇降させながら印字ヘッドの印字幅方向の全長にわたって移動するようにしてもよい。
また上記した実施例では、ラインヘッドの各ノズルヘッドの先端部がキャリッジの下面から突出されている例を示したが、この各ノズルヘッドの先端部(ヘッド底面)がキャリッジの下面と同一面になっている印字ヘッドにおいても同様の作用が行われる。
この場合、ワイピング装置10のブレード11のワイピング幅は、例えば図3(b)において、ノズルヘッド3a〜3eの印字幅方向と直交する幅S2より狭く、ノズル面AのS1より広くなるようにする。
このようにすることにより、各ノズルヘッドにおけるワイピングを最小限の面積にて行うことができる。この場合、ノズルヘッド3a〜3eのヘッド底面がキャリッジ4の下面に対して凹んでいたとしても支障なくワイピングすることができる。
1…搬送装置、2…印字ヘッド、3…ラインヘッド、3a,3b,3c,3d,3e…ノズルヘッド、4…キャリッジ、5…ガイドレール、6…モータ、7…送りねじ、8…エンコーダ、9…パージ装置、10,10a,10b,10′…ワイピング装置、11,11a,11b,11′…ブレード、12…ブレード支持筒、13…昇降装置、14…印字ヘッド検出器、15…コントローラ、16…回転軸、17…ブレード支持体、17a,17b…支持片、18a,18b…漏れ止め板、19…洗浄液ノズル、20…空気ノズル、21…ドレーン孔、A…ノズル面。

Claims (4)

  1. 多数のインクノズルを開口してなるノズル面をヘッド底面の印字幅方向の中央部分で、かつヘッド底面と同一平面状にして設けたノズルヘッドを、印字幅方向に複数並べてキャリッジに支持してなるラインヘッドで、このラインヘッドの上記各ノズルヘッドのヘッド底面の印字幅方向に沿って相対移動するブレードにてワイピングするようにしたラインヘッドのワイピング方法において、
    ノズルヘッドの印字幅方向の一方側端とノズル面の上記一方側との間の位置から、ノズルヘッドの印字幅方向の他方側端とノズル面の上記他方側との間の位置にわたってブレードの先端を接触させてワイピングするようにした
    ことを特徴とするラインヘッドのワイピング方法。
  2. 多数のインクノズルを開口してなるノズル面をヘッド底面の印字幅方向の中央部分で、かつヘッド底面と同一平面状にして設けたノズルヘッドを、これのノズル面が印字幅方向に繋がるようにして千鳥状に複数並べてキャリッジに支持してなるラインヘッドで、このラインヘッドの上記各ノズルヘッドのヘッド底面の印字幅方向に沿って相対移動するブレードにてワイピングするようにしたラインヘッドのワイピング方法において、
    各ノズルヘッドの印字幅方向の一方側端とノズル面の上記一方側との間の位置から、ノズルヘッドの印字幅方向の他方側端とノズル面の上記他方側との間の位置にわたってブレードの先端を接触させて順次印字幅方向にワイピングするようにした
    ことを特徴とするラインヘッドのワイピング方法。
  3. ブレードによるワイピングを、印字幅方向と直交する方向のノズルヘッドの幅より狭く、ノズル面の幅より広い幅にわたって行うようにしたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項記載のラインヘッドのワイピング方法。
  4. ブレードのヘッドノズルのヘッド底面に対する接触姿勢を、印字幅方向と直交する角度からプラスマイナス30度の範囲内に傾いた角度にしたことを特徴とする請求項1,2,3のいずれか1項記載のラインヘッドのワイピング方法。
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