JP2012028864A - 通信システムおよびノード - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成にて、スリープモードのノードを起動することなく通常モードのノード間の通信を可能とし、しかも、スリープモードのノードを速やかに起動可能な通信システムを提供する。
【解決手段】ECU10は、トランシーバ12の入出力端子T1,T2とバスLN1,LN2との接続状態を、通常モードとスリープモードとで反転させ、また、スリープモードのECU10を起動(ウェイクアップ)するための起動信号を送信するECU10は、起動信号を送信する際に、トランシーバ12の入出力端子T1,T2とバスLN1,LN2との接続状態を、通常モードとは反転させている。これにより、スリープモードのECU10では、通常モードのECU10同士が通信に使用する信号をドミナントと認識することなく、起動信号をドミナントと認識することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、 一対のバスで構成された通信路を有し、該通信路に接続されたノード間の通信に差動信号を用いる通信システムに関する。
従来、一対のバスで構成された通信路の伝送信号として差動信号を用いる通信システムの一つとして、CAN(Controller Area Network)規格の通信システムが知られている(例えば特許文献1参照)。
CAN規格(ISO11898−1)では、通信路上の信号レベルとして、ドミナント(優性)とリセッシブ(劣性)とがあり、例えば、差動信号が予め規定された閾値(例えば0.9V)以上の場合を、ドミナント、閾値未満をリセッシブと認識する。そして、いずれか一つのノードでもドミナントの信号を出力した場合には、通信路上の信号レベルはドミナントとなるようにされている。
また、CAN規格では、省電力のために通信機能を停止させる動作モードであるスリープモードについて規定されており、スリープモードにあるノードは、通信路上でドミナントを検出するとウェイクアップするように規定されている。
特開2008−131514号公報
ところで、このようなCAN規格の通信システムでは、スリープモードにあるノード(以下、休止ノードという)がある場合に、休止ノードをスリープ状態にしたまま、通常時の動作モードである通常モードにあるノード(以下、起動ノードという)同士でだけで通信を行うという使い方をすることができないという問題があった。
即ち、通信を行うということは、通信路上にドミナントが現れることを意味するため、起動ノード同士が通信を行うと、休止ノードが起動してしまうのである。
なお、休止ノードが通信路の信号レベルを無視するようにノードを構成すれば、休止ノードをスリープ状態にしたまま、起動ノード同士で通信を行うことが可能となる。
しかし、この場合、休止ノードをウェイクアップ(起動)させるためには、ノード全体を再起動するか、或いは、通信路とは別に、ウェイクアップのための信号を伝送する手段を設けなければならず、前者の場合、起動に長い時間を要することになるため、リアルタイムな処理を要求されるシステムに適用できないという問題があり、後者の場合、システム構成が複雑化するという問題があった。
本発明は、上記問題点を解決するために、簡易な構成にて、スリープモードのノードを起動することなく通常モードのノード間の通信を可能とし、しかも、スリープモードのノードを速やかに起動可能な通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた発明である請求項1に記載の通信システムは、一対のバスで構成された通信路を有し、該通信路に接続されたノード間の通信に差動信号を用いる。
そして、少なくとも一部のノードは、通信路を介した通信を実行可能な動作モードである通常モードの時に、通信を停止して低消費電力状態とするスリープモードへの移行要求が発生すると、動作モードが通常モードからスリープモードに移行し、動作モードがスリープモードの時に、通信路に、通信に用いる極性である通常極性とは逆極性の差動信号が送出されると、動作モードがスリープモードから通常モードに復帰するように構成されている。
ここで、差動信号の極性とは、通信路を構成する一対のバスのうち、一方のバスの信号レベルを基準レベルとした時に、差動信号の信号レベルが、基準レベルに対して正(正極性)となるか負(負極性)となるかを意味するものである。
このように構成された本発明の通信システムによれば、スリープモードにあるノードは、通信に用いる通常極性の差動信号では起動しないため、スリープモードにあるノードをスリープモードに保持したまま、通常モードにあるノード間で通信を行うことができる。
しかも、スリープモードにあるノードを起動する際には、通常極性とは逆極性の差動信号を通信路に送出するだけでよいため、速やかな起動を実現することができる。
なお、通信路では、一対のバスで非対称な波形を有する信号を送信してもよいが、対称な波形を有する信号を送信することが望ましい。
具体的には、例えば、請求項2に示すように、一方のバスに、予め設定された基準電圧と、該基準電圧よりも高い電圧とからなる2値信号が送出され、他方のバスに、前記基準電圧と、該基準電圧よりも低い電圧とからなる2値信号が送出され、しかも、これら二つの2値信号は前記基準電圧に対して対称な波形を有するように構成すればよい。
次に、請求項3に記載のノードは、通信路へ送出する信号を出力するために設けられた一対の出力端子と、一対の端子と通信路を構成する一対のバスとの接続状態を、通信路上での差動信号の極性が通常極性となる接続状態から逆極性となる接続状態に反転させる第一反転手段と、第一反転手段により接続状態を反転させた状態で信号を送信することにより、他のノードを起動する他ノード起動手段とを備えている。
このように構成された本発明のノードは、請求項1又は請求項2に記載の通信システムを構成する際に、他ノードをスリープモードから通常モードに復帰させる機能を有するノードとして好適に用いることができる。
なお、他ノード起動手段は、通常モードにあるノード間の通信を妨害してしまうことがないように、請求項4に記載のように、通信システムにおいて予め規定された通信フレームの送出禁止期間中に信号を送信することが望ましい。
次に、請求項5に記載のノードは、通信路に送出された信号を入力するために設けられた一対の入力端子と、動作モードがスリープモードの時に、通信路に予め設定された閾値以上の信号レベルを有する通常極性の差動信号が一対の入力端子に印加されると、動作モードをスリープモードから通常モードに復帰させる第一復帰手段と、一対の入力端子と通信路を構成する一対のバスとの接続状態を、動作モードが通常モードの時とスリープモードの時とで反転させる第二反転手段とを備える。
このように構成された本発明のノードでは、スリープモードの時に、通信路上での極性が通常極性とは逆極性となる差動信号が、第二反転手段によって反転されることにより、一対の入力端子には、通常極性の差動信号として供給される。つまり、第一復帰手段は、通信路に逆極性の差動信号が送出された場合に作動することになる。
従って、本発明のノードは、請求項1又は請求項2に記載の通信システムを構成する際に、通常モードおよびスリープモードへの遷移が可能なノードとして好適に用いることができる。
しかも、第一復帰手段としては、通信路にドミナントが現れた時に通常モードに復帰するために設けられている従来のノードが有する既存の機能を、そのまま流用することができる。
次に、請求項6に記載のノードは、通信路の差動信号の信号レベルを検出する第一検出手段と、検出手段により逆極性の差動信号が検出されると、動作モードをスリープモードから通常モードに復帰させる第二復帰手段とを備えている。
つまり、第一検出手段により、通信路上の差動信号の極性を直接検出した結果を、スリープモードから通常モードに復帰する際のトリガとして用いている。
このように構成された本発明のノードは、請求項1又は請求項2に記載の通信システムを構成する際に、通常モードおよびスリープモードへの遷移が可能なノードとして好適に用いることができる。
ところで、一方のバスに、予め設定された基準電圧と、該基準電圧よりも高い電圧とからなる2値信号が送出され、他方のバスに、基準電圧と、該基準電圧よりも低い電圧とからなる2値信号が送出されるように構成されている場合、差動信号の極性を反転させた場合に、個々のバスに送出される2値信号も、それぞれ極性が反転する。
請求項7に記載のノードは、このような信号を前提とするものであり、一対のバスのうち一方のバスの信号レベルを検出する第二検出手段と、検出手段により基準電圧に対する極性が通常時とは逆極性である信号が検出されると、動作モードをスリープモードから通常モードに復帰させる第三復帰手段とを備えている。
このように構成された本発明のノードは、請求項2に記載の通信システムを構成する際に、通常モードおよびスリープモードへの遷移が可能なノードとして好適に用いることができる。
通信システムの全体構成を示すブロック図。 第1実施形態における電子制御ユニットの構成を示すブロック図。 起動信号を出力する電子制御ユニットの各部の波形を示す説明図。 他の電子制御ユニットを起動する際に実行する他ノード起動処理の内容を示すフローチャート。 スリープモードに遷移する際に実行するスリープ処理、および通常モードに遷移する際に実行するウェイクアップ処理の内容を示すフローチャート。 第2実施形態における電子制御ユニットの構成を示すブロック図。 第3実施形態における電子制御ユニットの構成を示すブロック図。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
<全体構成>
図1は、通信プロトコルとしてCAN(Controller Area Network)が用いられた車載用の通信システム1の構成を表すブロック図である。
図1に示すように、通信システム1は、車両に搭載された複数の電子制御ユニット10a,10b,10c,…を、共通の通信路LNを介して相互に通信可能となるように接続することで構成され、これら電子制御ユニット10a,10b,10c,…のそれぞれがノードとして機能するようにされている。以下では、電子制御ユニットをECUとよび、また、ECU10a,10b,10c…を、特に区別しなでいずれか一つを指す場合はECU10と表記する。
このうち、通信路LNは一対のバスLN1,LN2で構成され、その両端は、終端抵抗R,Rによってそれぞれ終端されている。そして、通信路LNでは、両バスLN1,LN2間の電位差によって、ドミナント(例えば0)又はリセッシブ(例えば1)の信号レベルを表現した差動信号が伝送される。
ECU10a,10b,10c…としては、具体的には、エンジン制御を司るエンジンECU、ブレーキ制御を司るブレーキECU、ステアリング制御を司るステアリングECU、サスペンション制御を司るサスペンションECU、ライトのオン/オフを制御するECU等、種々の電子制御装置を挙げることができる。なお、図1では、ECU10を、3つのみ図示しているが、通信システム1を構成するECU10の数がこれに限定されないことは言うまでもない。
また、ECU10の一つ(ここではECU10a)には、通信システム1全体を起動するトリガとなる外部イベントが図示しない車載装置から入力されるように構成されている。
なお、外部イベントは、例えば、車両のドアが開閉操作された時に発生させてもよいし、通信システム1の起動のために設けられたスイッチが操作された時に発生させてもよい。
更に、ECU10は、制御対象を制御する際の通常の動作モードである通常モードと、消費電力を抑えるために設けられた動作モードであるスリープモードとで遷移するように構成されている。
<ECU>
図2は、ECU10の構成の一部、具体的には、通信路LNを介した通信に関わる構成を示したブロック図であり、いずれのECU10も共通の構成を有している。
図2に示すように、ECU10は、自動車の各部を制御するための制御処理や他のECUと通信を行うための処理を実行するマイクロコンピュータ(以下「マイコン」という)11と、通信路LNに接続されて、マイコン11から与えられるデータ(送信フレーム)を通信路LNに出力すると共に、通信路LN上のデータ(受信フレーム)をマイコン11に入力するトランシーバ12と、トランシーバ12が有する入出力端子T1,T2と通信路LNを構成する各バスLN1,LN2との接続状態を、マイコン11からの接続切替信号CHに従って切り替える切替スイッチ13とを備えている。
<トランシーバ>
トランシーバ12は、送信端子TXから入力された送信信号を差動信号に変換して入出力端子T1,T2から出力すると共に、入出力端子T1,T2から入力された差動信号を受信信号に変換して受信端子RXから出力する信号変換機能や、入出力端子T1,T2に入力される差動信号においてリセッシブが一定期間以上継続した後に、ドミナントを検出すると、マイコン11に対してフレーム検出信号FRを出力するフレーム検出機能を有する。
更に、トランシーバ12は、マイコン11からのスタンバイ信号STに従い、スタンバイ信号STが非アクティブレベルである場合、通信路LNを介したフレームの送受信を行うための回路をすべて機能させ、スタンバイ信号STがアクティブレベルである場合、通信路LNのドミナントを検出するために必要な最低限の回路(少なくとも受信回路を含む)のみを機能させ、その他の回路については、電源供給を遮断する等して機能を停止させるスリープ機能を有する。
このうち、信号変換機能について説明する。まず、トランシーバ12は、送信端子TXへの入力(送信信号)が「1」の時には、入出力端子T1,T2の電圧VT1,VT2をいずれも基準電圧VM(例えば、2.5V)にし、送信端子TXへの入力が「0」の時には、入出力端子T1の電圧VT1を基準電圧VMより高電圧に設定されたハイレベルVH(例えば3.5V)にすると共に、入出力端子T2の電圧VT2を基準電圧VMより低電圧に設定されたローレベルVL(例えば1.5V)にする。
これにより、入出力端子T1,T2から出力される差動信号の電圧レベルΔVo(=VT1−VT2)は、入出力端子T2の電位を基準とすると、送信端子TXへの入力が「1」の時はΔVo=0[V](リセッシブ)、送信端子TXへの入力が「0」の時はΔVo=2[V](ドミナント)となる。
また、トランシーバ12は、各バスLN1,LN2の電圧レベルVLN1 ,VLN2 として、入出力端子T1,T2に入力された差動信号の電圧レベルΔVin(=VLN1 −VLN2 )が、予め規定された閾値TH(例えば0.9V)以上である時には、受信端子RXを「0」にし、入力された差動信号の電圧レベルΔVinが閾値TH未満である時には、受信端子RXを「1」にする。
なお、トランシーバ12が有するこれらの機能は、CANトランシーバにおいて周知のものである。
<切替スイッチ>
切替スイッチ13は、トランシーバ12の入出力端子T1を、一対のバスLN1,LN2のいずれかに接続する第1スイッチ131と、トランシーバ12の入出力端子T2を、一対のバスLN1,LN2のいずれかに接続する第2スイッチ132とからなり、両スイッチ131,132は、接続切替信号CHの信号レベルに応じて切り替わる。
具体的には、切替スイッチ13は、接続切替信号CHが非アクティレベルである場合、入出力端子T1をバスLN1、入出力端子T2をバスLN2に接続(以下「正常接続」ともいう)し、接続切替信号CHがアクティブレベルである場合、入出力端子T1をバスLN2、入出力端子T2をバスLN1に接続(以下「反転接続」ともいう)するように構成されている。
ここで図3は、切替スイッチ13の動作と各部の信号波形との関係を示す説明図である。
まず、トランシーバ12から信号を送信する場合について説明する。
図3に示すように、入出力端子T1から出力される2値信号は、接続切替信号CHがアクティブか非アクティブかによらず(即ち、反転接続か正常接続かによらず)、基準電圧VMに対して正極性を有し、入出力端子T2から出力される2値信号は、接続切替信号CHがアクティブか非アクティブかによらず、基準電圧VMに対して負極性を有している。
そして、接続切替信号CHが非アクティブ(正常接続)の時には、入出力端子T1から出力された信号の波形とバスLN1上の信号波形とが一致し、入出力端子T2から出力された信号の波形とバスLN2上の信号波形とが一致する。このため、通信路LN上の差動信号の波形は、バスLN2の電位を基準として正極性を有したものとなる。
一方、接続切替信号CHがアクティブ(反転接続)の時には、入出力端子T1から出力された信号の波形とバスLN2上の信号波形とが一致し、入出力端子T2から出力された信号の波形とバスLN1上の信号波形とが一致する。このため、通信路LN上の差動信号の波形は、バスLN2の電位を基準として負極性を有したものとなる。
次に、トランシーバ12で信号を受信する場合について説明する。
まず、接続切替信号CHが非アクティブ(正常接続)の時には、バスLN1上の信号波形と入出力端子T1に入力される信号の波形とが一致し、バスLN2上の信号波形と入出力端子T2に入力される信号の波形とが一致する。このため、入出力端子T1,T2に入力される差動信号の極性は、通信路LN上の差動信号の極性と一致する。
一方、接続切替信号CHがアクティブ(反転接続)の時には、バスLN1上の信号波形と入出力端子T2に入力される信号の波形とが一致し、バスLN2上の信号波形と入出力端子T1に入力される信号の波形とが一致する。このため、入出力端子T1,T2に入力される差動信号の極性は、通信路LN上の差動信号の極性から反転したものとなる。
なお、トランシーバ12では、通信に使用する通常極性に対して逆極性の差動信号は、その信号レベルに拘わらず全てリセッシブ(閾値未満)と判断されるため、結果的に無効な信号として無視される。
<マイコン>
マイコン11は、CPU,ROM,RAM,IOポート等からなるマイコンにおける周知の構成の他、CANプロトコルに従って、フレームの送受信や、どのフレームを優先的に処理するかを決定する調停制御や、通信エラー処理等を実行する通信コントローラ111を備えている。
また、マイコン11は、図示しないCPUが動作するための動作クロックを生成するクロック回路(図示せず)を備えており、クロック回路への電源供給を遮断することで、クロック回路の動作(ひいてはCPU自身の動作)を停止させることができるように構成されている。
なお、クロック回路が動作している時の動作モードが通常モード、クロック回路が動作を停止している時の動作モードがスリープモードとなる。
また、マイコン11は、スリープモードの時に、フレーム検出信号FRの入力があると、クロック回路が起動してCPUが動作を開始して、通常モードに遷移(ウェイクアップ)するように構成されている。
<他ノード起動処理>
ここで、他のECUをウェイクアップさせる機能を有したECU10のマイコン11が実行する他ノード起動処理を、図4に示すフローチャートに沿って説明する。
本処理は、ECU10に割り当てられた車両制御を実行中に、予め定められた起動条件が成立した場合に起動する。特に、ECU10aでは、スリープモードの時に、外部イベントが入力された場合にも、後述するウェイクアップ処理の実行後に起動する。
従って、本処理の起動時には、ECU10の動作モードは通常モードとなっており、接続切替信号CHは非アクティブに設定されている。
本処理が起動すると、まず、通信路LNを介して他のECU10からフレームを受信中であるか否かを判断し(S110)、フレームを受信中であれば(S110:YES)、そのままS130に移行し、フレームを受信中でなければ(S110:NO)、ダミーフレームの送信を開始して(S120)、S130に進む。
次に、上述した受信中のフレーム又はS120にて送信を開始したダミーフレームフレームを対象フレームとして、対象フレームのACK領域を検出したか否かを判断し(S130)、ACK領域を検出するまで待機する(S130:NO)。
ACK領域を検出すると(S130:YES)、接続切替信号CHをアクティブに設定することで、入出力端子T1,T2とバスLN1,LN2との接続状態を反転接続に切り替えて(S140)、対象フレーム中のACK領域に続くEOF、更にEOFに続くいずれのノードからの送信も禁止されているインターミッションの期間に、少なくとも1ビットのドミナントを含んだ起動信号を送信する(S150)。
この時、切替スイッチ13が反転接続の状態にされていることにより、起動信号は、通信路LN上では、通常の通信に用いる差動信号の極性とは、逆極性の信号レベルを有する差動信号として送出される。
その後、インターミッションの期間が終了する前に、接続切替信号CHを非アクティブに設定することにより、入出力端子T1,T2とバスLN1,LN2との接続状態を通常接続に戻して(S160)本処理を終了する。
<スリープ処理/ウェイクアップ処理>
次に、ECU10のマイコン11が実行するスリープ処理およびウェイクアップ処理を図5に示すフローチャートに沿って説明する。
図5(a)は、ECU10の動作状態が通常モードからスリープモードに遷移する際に実行するスリープ処理の内容を示すフローチャートである。
このスリープ処理は、ECU10に割り当てられた車両制御を実行中(即ち、動作モードは通常モードの時)に、予め定められたスリープ条件が成立すると起動する。なお、通常モードの時には、上述した他ノード起動処理を実行する場合を除いて、接続切替信号CHは、非アクティブに設定されている。
本処理が起動すると、図5(a)に示すように、まず、接続切替信号CHをアクティブに設定することにより、入出力端子T1,T2とバスLN1,LN2との接続状態を反転接続の状態にする(S210)。これにより、トランシーバ12の入出力端子T1,T2には、通信路LN上とは逆極性の差動信号が供給されることになる。
その後、スタンバイ信号STをアクティブにすることにより、トランシーバ12の受信機能以外の機能を停止させる(S220)。
更に、マイコン11のクロック回路への電源供給を遮断し、マイコン11自身を停止させることにより、ECU10をスリープモードに遷移させる(S230)。
次に、図5(b)は、ECU10の動作状態がスリープモードから通常モードに遷移する際に実行するウェイクアップ処理の内容を示すフローチャートである。
このウェイクアップ処理は、トランシーバ12からのフレーム検出信号FRがマイコン11に入力されるか、外部イベントが入力される(ECU10aに限る)ことにより、クロック回路が起動されCPUが動作を開始すると、CPUが実行する初期化処理の中で起動される。なお、スリープモードのECU10では、切替スイッチ13が反転接続の状態にされているため、フレーム検出信号FRは、通常モードのECU10同士の通信に用いる通常極性の差動信号が通信路LN上に送出されても発生せず、通常極性とは逆極性の差動信号が用いられている起動信号が通信路LN上に送出されると発生する。
本処理が起動すると、まず、接続切替信号CHを非アクティブに設定することにより、入出力端子T1,T2とバスLN1,LN2との接続状態を正常接続の状態にする(S310)。これにより、トランシーバ12の入出力端子T1,T2には、通信路LN上の差動信号が、通信路LN上と同じ極性の差動信号として供給されることになる。
その後、スタンバイ信号STを非アクティブにすることにより、トランシーバ12の全機能を機能させて(S320)、本処理を終了する。
これにより、ECU10の動作モードは、通常モードになる。
<動作>
このように構成された、通信システム1では、通常モードのECU10同士は、トランシーバ12の入出力端子T1,T2とバスLN1,LN2との接続状態を正常接続にした状態で、相互間の通信を実行する。
スリープ条件が成立したECU10は、トランシーバ12の入出力端子T1,T2とバスLN1,LN2との接続状態を反転接続にして、スリープモードに遷移する。
スリープモードのECU10は、差動信号を、通信路LN上とは逆極性で認識するため、動作モードのECU10同士の通信に使用される差動信号を受信しても、これをドミナントとして認識することはなく(即ち、フレーム検出信号FRが発生することがなく)、スリープモードの状態が保持される。
起動条件が成立したECU10、又は外部イベントが入力されることでウェイクアップしたECU10aは、トランシーバ12の入出力端子T1,T2とバスLN1,LN2との接続状態を一時的に反転接続に切り替えて、通信路LNを介して他のECU10へ起動信号を送信する。つまり、起動信号は、通信路LN上では差動信号の極性が正常極性とは逆極性となる。
スリープモードのECU100は、差動信号を通信路LN上とは逆極性で認識するため、起動信号を正常極性の差動信号、即ち、ドミナントとして認識し、フレーム検出信号FRを発生させる。これにより、ECU10は、トランシーバ12の入出力端子T1,T2とバスLN1,LN2との接続状態を正常接続に戻して、通常モードに遷移する。
<効果>
以上説明したように、通信システム1において、スリープモードのECU10は、トランシーバ12の入出力端子T1,T2とバスLN1,LN2との接続状態を、通常モードの時とは反転させている。
これにより、スリープモードのECU10では、通常モードのECU10同士が通信に使用する差動信号を、ドミナントとして認識することがないため、スリープモードのECU10を起動させることなく、通常モードのECU10同士の通信を実現することができる。
また、スリープモードのECU10を起動(ウェイクアップ)するための起動信号を送信するECU10は、起動信号を送信する際に、トランシーバ12の入出力端子T1,T2とバスLN1,LN2との接続状態を、通常モードとは反転させるようにされている。
このため、スリープモードのECU10では、起動信号に使用する差動信号を、ドミナントとして認識する(フレーム検出信号FRを発生させる)ことができ、既存のウェイクアップ機能を用いて、スリープモードから通常モードに復帰することができる。
しかも、起動信号は、どのノードも送信が禁止される期間を利用して送信されるため、通常モードのECU10同士の通信を邪魔することなく、スリープモードのECU10をウェイクアップさせることができる。
<発明との対応>
本実施形態において、起動信号を送出可能なECU10のトランシーバ12の入出力端子T1,T2が一対の出力端子、切替スイッチ13が第一反転手段、他ノード起動処理(S110〜S160)が他ノード起動手段に相当する。また、通常モードとスリープモードとで遷移可能なECU10のトランシーバ12の入出力端子T1,T2が一対の入力端子、切替スイッチ13が第二反転手段、スリープモードの時にフレーム検出信号FRが入力されるとマイコン11が実行するウェイクアップ処理(処理を起動する前に実行するクロック回路に電源供給を再開する制御も含む)が第一復帰手段に相当する。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
<全体構成>
図6は、本実施形態の通信システム2を構成するECU10,20の構成を示すブロック図である。
ECU10は、他のECU10をウェイクアップするための起動信号を送信する機能を備えたものであり、第1実施形態のECU10と同様に構成されている。
ECU20は、起動信号を送信する機能は持たないが、自身で通常モードからスリープモードに遷移し、通信路LNを介して起動信号を受信すると、スリープモードから通常モードに遷移する機能を有するものである。
なお、ECU20は、ECU10とは、一部構成が異なるだけであるため、以下では、この構成が異なる部分について詳述する。
ECU20は、マイコン21、トランシーバ22を備えると共に、切替スイッチ13の代わりに、通信路LNから分岐した支線に両端が接続された抵抗23と、抵抗23の両端電圧を比較し、バスLN2側の電圧が、バスLN1側の電圧より予め規定された閾値(例えば0.9V)以上である場合に、アクティブレベルとなる起動検出信号WKを、マイコン21に供給する比較回路24とを備えている。
つまり、切替スイッチ13が存在しなECU20では、スリープモードの時に、通常極性とは逆極性の始動信号を、ドミナントとして認識することができないため、抵抗23および比較回路24によって、入出力端子T1,T2に印加される差動信号の信号レベル(極性)を直接検出している。
トランシーバ22は、スタンバイ信号STがアクティブの場合、送信回路だけでなく受信回路の機能も停止すること以外は、第1実施形態におけるトランシーバ12と同様に構成されている。
マイコン21は、スリープモードの時には、フレーム検出信号FRの入力を無効とし、代わりに、起動検出信号WKが入力されると、第1実施形態においてフレーム検出信号FRが入力された時に行っていた処理を実行する。
また、マイコン21は、通常モードからスリープモードに遷移する際に実行するスリープ処理では、図5(a)に示したフローチャートからS210を省略した処理を実行し、また、スリープモードから通常モードに復帰する際に実行するウェイクアップ処理では、図5(b)に示したフローチャートからS310を省略した処理を実行する。
そして、マイコン21は、上記の点以外は、第1実施形態におけるECU10a以外のECU10のマイコン11と同様に構成されている。
<効果>
以上説明したように、通信システム2によれば、通信システム1の場合と同様に、スリープモードのECU20を起動させることなく、通常モードのECU10,20同士の通信を実現することができると共に、起動信号を用いることによって、スリープモードのECU20を簡単に起動させることができる。
また、ECU20は、スリープモードの時に、トランシーバ12全体の機能を停止させることができるため、ECU10と比較して、よりスリープモードでの省電力化を図ることができる。
更に、ECU20は、切替スイッチ13を切り替えるための処理が不要となるため、動作モードを遷移させる時の処理を簡略化することができる。
<発明との対応>
本実施形態において、抵抗23,比較回路24が第一検出手段、比較回路24の出力である起動検出信号WKの入力によりマイコン21が実行するウェイクアップ処理(処理を起動する前に実行するクロック回路に電源供給を再開する制御も含む)が第二復帰手段に相当する。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。
<全体構成>
図7は、本実施形態の通信システム3を構成するECU10,30の構成を示すブロック図である。
ECU10は、他のECU10をウェイクアップするための起動信号を送信する機能を備えたものであり、第1実施形態のECU10と同様に構成されている。
ECU30は、起動信号を送信する機能は持たないが、自身で通常モードからスリープモードに遷移し、通信路LNを介して起動信号を受信すると、スリープモードから通常モードに遷移する機能を有するものである。
なお、ECU30は、ECU20とは、一部構成が異なるだけであるため、以下では、この構成が異なる部分について詳述する。
ECU30は、マイコン31,トランシーバ32を備えると共に、抵抗23,比較回路24の代わりに、通信路LNを構成する一対のバスLN1,LN2の一方(ここではバスLN2)の電圧レベルを検出するレベル検出回路33を備えている。
レベル検出回路33は、AD変換器と、一端がAD変換器の入力に接続された他端が設地されたコンデンサとからなり、AD変換器により数値化された電圧レベルLVがマイコン31に供給されるように構成されている。
トランシーバ32は、第2実施形態におけるトランシーバ22と同様に、スタンバイ信号STがアクティブの場合、送信回路だけでなく受信回路も機能を停止するように構成されている。
マイコン31は、電圧レベルLVが基準電圧VMより予め設定された閾値(例えば0.45V)以上大きい場合に、起動検出信号WKが入力された時と同様の処理を実行すること以外は、第2実施形態におけるマイコン21と同様に構成されている。
<効果>
このように構成された通信システム3では、第2実施形態の通信システム2と同様の効果を得ることができる。
<発明との対応>
本実施形態において、レベル検出回路33が第二検出手段、レベル検出回路33の出力である数値化された電圧レベルLVによりマイコン31が実行するウェイクアップ処理(処理を起動する前に実行する電圧レベルLVの判定やクロック回路に電源供給を再開する制御も含む)が第三復帰手段に相当する。
[他の実施形態]
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において様々な態様にて実施することが可能である。
例えば、上記第2実施形態において、始動信号を送信するECU10は、複数パターンの始動信号を送信できるように構成し、ECU20は、予め割り当てられたパターンと始動信号のパターンとが一致した場合に、ウェイクアップを実行するように構成してもよい。これに限らず、始動信号によって何等かの情報を伝達するようにしてもよい。
1,2,3…通信システム 10,20,30…電子制御ユニット(ECU) 11,21,31…マイクロコンピュータ(マイコン) 12,22,32…トランシーバ 13…切替スイッチ 23…抵抗 24…比較回路 33…レベル検出回路 111…通信コントローラ 131…第1スイッチ 132…第2スイッチ LN…通信路 LN1,LN2…バス R…終端抵抗

Claims (7)

  1. 一対のバスで構成された通信路を有し、該通信路に接続されたノード間の通信に差動信号を用いる通信システムであって、
    前記ノードは、前記通信路を介した通信を実行可能な動作モードである通常モードの時に、通信を停止して低消費電力状態とするスリープモードへの移行要求が発生すると、前記動作モードが通常モードからスリープモードに移行し、前記動作モードがスリープモードの時に、前記通信路に、前記通信に用いる極性である通常極性とは逆極性の差動信号が送出されると、前記動作モードがスリープモードから通常モードに復帰することを特徴とする通信システム。
  2. 前記通信路では、一方のバスに、予め設定された基準電圧と、該基準電圧よりも高い電圧とからなる2値信号が送出され、他方のバスに、前記基準電圧と、該基準電圧よりも低い電圧とからなる2値信号が送出され、これら二つの2値信号は前記基準電圧に対して対称な波形を有することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の通信システムを構成するノードであって、
    前記通信路へ送出する信号を出力するために設けられた一対の出力端子と、
    前記一対の端子と前記通信路を構成する一対のバスとの接続状態を、前記通信路上での前記差動信号の極性が前記通常極性となる接続状態から逆極性となる接続状態に反転させる第一反転手段と、
    前記第一反転手段により接続状態を反転させた状態で信号を送信することにより、他のノードを起動する他ノード起動手段と、
    を備えることを特徴とするノード。
  4. 前記他ノード起動手段は、前記通信システムにおいて予め規定された通信フレームの送出禁止期間中に信号を送信することを特徴とする請求項3に記載のノード。
  5. 請求項1又は請求項2に記載の通信システムを構成するノードであって、
    前記通信路に送出された信号を入力するために設けられた一対の入力端子と、
    前記動作モードがスリープモードの時に、前記通信路に予め設定された閾値以上の信号レベルを有する前記通常極性の差動信号が前記一対の入力端子に印加されると、前記動作モードをスリープモードから通常モードに復帰させる第一復帰手段と、
    前記一対の入力端子と前記通信路を構成する一対のバスとの接続状態を、前記動作モードが前記通常モードの時と前記スリープモードの時とで反転させる第二反転手段と、
    を備えることを特徴とするノード。
  6. 請求項1又は請求項2に記載の通信システムを構成するノードであって、
    前記通信路の差動信号の信号レベルを検出する第一検出手段と、
    前記検出手段により逆極性の差動信号が検出されると、前記動作モードをスリープモードから通常モードに復帰させる第二復帰手段と、
    を備えることを特徴とするノード。
  7. 請求項2に記載の通信システムを構成するノードであって、
    前記一対のバスのうち一方のバスの信号レベルを検出する第二検出手段と、
    前記検出手段により前記基準電圧に対する極性が通常時とは逆極性である信号が検出されると、前記動作モードをスリープモードから通常モードに復帰させる第三復帰手段と、
    を備えることを特徴とするノード。
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