JP2012023305A - 半導体装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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一彦 梶谷
Akira Kotabe
晃 小田部
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佳孝 笹子
Tomonori Sekiguchi
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Abstract

【課題】上部拡散層が平面積の狭いものであっても、上部拡散層および上部拡散層上に設けられた配線とのコンタクト抵抗を大きくすることなく、上部拡散層と配線とを接続できる半導体装置を提供する。
【解決手段】柱状半導体5と、柱状半導体5上に形成された上部拡散層15と、上部拡散層15上に形成された接続プラグ24とを備え、上部拡散層15が、平面視島状の複数の島状部を有するものであり、接続プラグ24が、導電材料からなり、前記複数の島状部から選ばれる第1島状部と前記第1島状部に隣接する第2島状部との間の隙間を跨って、前記第1島状部の上面の少なくとも一部から前記第2島状部の上面の少なくとも一部まで連続して配置されている半導体装置とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置および半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置の高集積化に伴って、半導体装置に使用されるトランジスタの微細化が進められている。半導体装置の微細化に対応するトランジスタとして、縦型トランジスタがある。縦型トランジスタとしては、例えば、特許文献1および特許文献2に記載のものが挙げられる。
特許文献1には、完全空乏化が可能な太さに形成された複数の半導体の基柱と、複数の基柱の各々の外周面に設けられたゲート絶縁膜と、複数の基柱の隙間を埋めて複数の基柱の各々の外周面を覆うゲート電極と、を備えている半導体装置が記載されている。
また、特許文献2には、半導体基板と、線状半導体層が略渦巻き状に成形されてなる渦巻き体と、線状半導体層を構成する一対の側壁面部に少なくとも形成されてなるゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜を介して一対の側壁面部に隣接するゲート電極と、を具備してなり、線状半導体層に、チャネル領域を含むボディ領域と一方のソース・ドレイン領域とが設けられるとともに、線状半導体層のボディ領域の下側または線状半導体層の周囲の半導体基板に、他方のソース・ドレイン領域が設けられ、ボディ領域とゲート電極との間にゲート絶縁膜が配置されている半導体装置が記載されている。
特開2009−81389号公報 特開2009−4425号公報
従来の縦型トランジスタでは、半導体装置のさらなる微細化のために、縦型トランジスタを構成する柱状半導体および柱状半導体上に形成される上部拡散層の平面形状を、平面積の狭いものとする。
例えば、特許文献1に記載の複数の半導体の基柱は、完全空乏化が可能な太さであり、柱状半導体(基柱)及び柱状半導体上に形成される上部拡散層が、平面積の狭いものとなっている。
上部拡散層は、通常、層間絶縁膜を貫通するプラグを介して、上部拡散層上に設けられた配線と接続されている。プラグは、一般に、上部拡散層上に、上部拡散層を底面に露出させたコンタクトホールを形成し、コンタクトホール内に導電材料を充填することによって形成される。
しかしながら、上部拡散層の平面形状が平面積の狭いものである場合、プラグを形成するために、上部拡散層上の狭い領域に、上部拡散層を底面に露出させたコンタクトホールを形成することが困難になるという問題があった。また、上部拡散層が、平面積の狭いものである場合、プラグを形成するためのコンタクトホールの開口面積を十分に確保することができず、プラグと上部拡散層および配線とのコンタクト抵抗が大きくなってしまう恐れがあった。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた。その結果、接続プラグとして、導電材料からなり、少なくとも、上部拡散層を構成する平面視島状の複数の島状部から選ばれる第1島状部の上面から、第1島状部に隣接する第2島状部の上面まで、第1島状部と第2島状部との間の隙間を跨って連続して配置されているものを設けることにより、例えば、上部拡散層が平面積の狭い複数の平面視島状の島状部を含むものであっても、上部拡散層および上部拡散層上に設けられた配線とのコンタクト抵抗を大きくすることなく、上部拡散層を構成する複数の島状部と配線とを接続できる接続プラグが得られることを見出し、本発明の半導体装置および半導体装置の製造方法を想到した。
本発明の半導体装置は、柱状半導体と、前記柱状半導体上に形成された上部拡散層と、前記上部拡散層上に形成された接続プラグとを備え、前記上部拡散層が、平面視島状の複数の島状部を有するものであり、前記接続プラグが、導電材料からなり、前記複数の島状部から選ばれる第1島状部と前記第1島状部に隣接する第2島状部との間の隙間を跨って、前記第1島状部の上面の少なくとも一部から前記第2島状部の上面の少なくとも一部まで連続して配置されていることを特徴とする。
本発明の半導体装置は、上部拡散層が、平面視島状の複数の島状部を有するものであり、接続プラグが、導電材料からなり、前記複数の島状部から選ばれる第1島状部と前記第1島状部に隣接する第2島状部との間の隙間を跨って、前記第1島状部の上面の少なくとも一部から前記第2島状部の上面の少なくとも一部まで連続して配置されているものであるので、上部拡散層が平面積の狭い複数の平面視島状の島状部を含むものであっても、上部拡散層および上部拡散層上に設けられた配線とのコンタクト抵抗を大きくすることなく、上部拡散層を構成する複数の島状部と配線とを接続できる接続プラグを備えるものとなる。
図1は、本発明の半導体装置の一例を説明するための図であり、図1(a)は本発明の半導体装置の一部を示した平面図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A’線に対応する断面図である。 図2は、図1に示す半導体装置の製造方法を説明するための図であり、製造途中の半導体装置の図1(a)のA−A’線に対応する断面図である。 図3は、図1に示す半導体装置の製造方法を説明するための図であり、製造途中の半導体装置の図1(a)のA−A’線に対応する断面図である。 図4は、図1に示す半導体装置の製造方法を説明するための図であり、製造途中の半導体装置の図1(a)のA−A’線に対応する断面図である。 図5は、図1に示す半導体装置の製造方法を説明するための図であり、製造途中の半導体装置の図1(a)のA−A’線に対応する断面図である。 図6は、図1に示す半導体装置の製造方法を説明するための図であり、製造途中の半導体装置の図1(a)のA−A’線に対応する断面図である。 図7は、図1に示す半導体装置の製造方法を説明するための図であり、製造途中の半導体装置の図1(a)のA−A’線に対応する断面図である。 図8は、図1に示す半導体装置の製造方法を説明するための図であり、製造途中の半導体装置の図1(a)のA−A’線に対応する断面図である。 図9は、図1に示す半導体装置の製造方法を説明するための図であり、製造途中の半導体装置の図1(a)のA−A’線に対応する断面図である。 図10は、図1に示す半導体装置の製造方法を説明するための図であり、製造途中の半導体装置の図1(a)のA−A’線に対応する断面図である。 図11は、図1に示す半導体装置の製造方法を説明するための図であり、製造途中の半導体装置の図1(a)のA−A’線に対応する断面図である。 図12は、図1に示す半導体装置の製造方法を説明するための図であり、製造途中の半導体装置の図1(a)のA−A’線に対応する断面図である。 図13は、図1に示す半導体装置の製造方法を説明するための図であり、製造途中の半導体装置の図1(a)のA−A’線に対応する断面図である。 図14は、図1に示す半導体装置の製造方法を説明するための図であり、製造途中の半導体装置の図1(a)のA−A’線に対応する断面図である。 図15は、図1に示す半導体装置の製造方法を説明するための図であり、製造途中の半導体装置の図1(a)のA−A’線に対応する断面図である。 図16は、本発明の半導体装置の他の例を説明するための断面図である。
本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において用いる図面は、本発明の構成を説明するためのものであり、図示される各部の大きさや寸法等は、実際の半導体装置の寸法関係とは異なっている。
「第1実施形態」
図1は、本発明の半導体装置の一例を説明するための図であり、図1(a)は本発明の半導体装置の一部を示した平面図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A’線に対応する断面図である。
図1(b)において、符号1はシリコン基板を示している。シリコン基板1上には、図1(a)および図1(b)に示すように、STI(Shallow Trench Isolation;素子分離溝)2が設けられている。STI2に囲まれた領域内には、柱状半導体5と、上部拡散層15と、下部拡散層9と、ゲート電極11とを備える1つの縦型トランジスタ3が配置されている。
縦型トランジスタ3は、図1(a)に示すように、柱状半導体5として、平面視島状の4つのシリコンピラー5a(ピラー)を有するものである。したがって、柱状半導体5は、平面視で隣接するシリコンピラー5a間に隙間5bを有するものとなっている。
本実施形態においては、図1(a)および図1(b)に示すように、シリコンピラー5aは、円柱体であり、全て同一形状とされている。
また、シリコンピラー5aの大きさ(シリコン基板1に平行な面で切った断面の面積)は、シリコンピラー5aを構成する半導体(チャネル部)を完全空乏化可能な寸法とされている。具体的には、本実施形態においては、シリコンピラー5aが、直径50nm以下の円柱体とされていることにより、柱状半導体5が、完全空乏化されている。
なお、本実施形態においては、シリコンピラー5aが円柱体である場合を例に挙げて説明したが、シリコンピラー5aは円柱体でなくてもよく、例えば、三角錐状や四角錐状など多角錐状の形状であってもよい。
下部拡散層9および上部拡散層15は、不純物の拡散層である。本実施形態においては、下部拡散層9は、ドレイン拡散層とされており、上部拡散層15は、ソース拡散層とされている。そして、本実施形態においては、下部拡散層9と上部拡散層15との間に挟まれた4つのシリコンピラー5aの表面近傍部が、1つの縦型トランジスタ3のチャネル部として機能するようになっている。
下部拡散層9は、図1(b)に示すように、柱状半導体5の下部の位置におけるSTI2に囲まれた領域内の全域に形成されている。また、上部拡散層15は、図1(b)に示すように、各シリコンピラー5a上にそれぞれ設けられている。
上部拡散層15は、複数のシリコンピラー5a上にそれぞれ設けられていることにより、平面視で柱状半導体5のシリコンピラー5aと重なり合う平面視島状の4つの島状部15aを有するものとされている。
なお、本実施形態においては、上部拡散層15の島状部15a(および柱状半導体5のシリコンピラー5a)の個数が、4つである場合を例に挙げて説明するが、上部拡散層15の島状部15aの個数は4つに限定されるものではない。上部拡散層15の島状部15aの個数は、2以上の偶数であることが好ましい。上部拡散層15の島状部15aの個数を、2以上の偶数とすることで、本発明の半導体装置の製造工程を簡略化することができる。なぜなら、後述する本発明の半導体装置の製造方法においては、シリコンピラー5aの個数は2以上の偶数になるためであり、奇数個にしようとするとこのための工程が増えるからである。
また、本実施形態においては、上部拡散層15の島状部15a(および柱状半導体5のシリコンピラー5a)は、図1(a)に示すように、A−A’線方向とA−A’線に直交する方向とにそれぞれ2行2列でマトリクス状に配置されている。しかし、上部拡散層15の島状部15a(および柱状半導体5のシリコンピラー5a)の平面配置は、図1(a)に示す例に限定されるものではなく、例えば、ハニカム状に配列して最密充填構造とすることで、半導体装置の小型化、高集積化を図ってもよい。
本実施形態においては、柱状半導体5が平面視島状の複数のシリコンピラー5aを有するものであるので、柱状半導体5が例えば、線状半導体層が略渦巻き状に成形されているものである場合と比較して、半導体装置における柱状半導体5のレイアウトの自由度の高いものとなり、柱状半導体5のシリコンピラー5aおよび上部拡散層15の島状部15aを、例えば、マトリクス状やハニカム状に配置して、半導体装置の小型化、高集積化に好適なものとすることができる。
また、図1(a)および図1(b)に示すように、シリコンピラー5aの外面および下部拡散層9上には、ゲート絶縁膜10が形成されている。ゲート絶縁膜10によって、下部拡散層9とゲート電極11とが電気的に絶縁されている。
また、下部拡散層9はシリコンピラー5a同士を電気的に接続している。すなわち、下部拡散層9は、4つのシリコンピラー5aに共通のドレイン部とされている。
なお、図1(b)に示すように、STI2は、下部拡散層9よりも深い位置まで形成されている。したがって、STI2を挟んで他の縦型トランジスタが隣接して設けられている場合であっても、隣接する他の縦型トランジスタと下部拡散層9とはSTI2によって絶縁され、隣接する他の縦型トランジスタと下部拡散層9とが導通しないようになっている。
また、ゲート電極11は、図1(a)および図1(b)に示すように、シリコンピラー5a間の隙間5bを埋めて配置されており、ゲート絶縁膜10を介してシリコンピラー5aと対向している。すなわち、ゲート電極11は、シリコンピラー5a間の隙間5bにおいて互いに接触しており、4つのシリコンピラー5aに共通する1つのゲート電極11として機能するようになっている。
また、ゲート電極11は、図1(a)および図1(b)に示すように、STI2に囲まれた領域にSTI2の側壁に沿って形成されている。
また、本実施形態においては、図1(b)に示すように、ゲート電極11の上面11aの位置が、上部拡散層15の上面15bよりも下方に配置されており、ゲート電極11の上面11aは、シリコン酸化膜などからなる絶縁膜8によって覆われている。したがって、ゲート電極11は、絶縁膜8によって接続プラグ24と絶縁されている。また、ゲート電極11は、図1(a)および図1(b)に示すように、ゲート絶縁膜10および絶縁膜8によって、シリコンピラー5aの表面近傍部(チャネル部)および下部拡散層9とも、電気的に絶縁されている。
また、図1(a)および図1(b)に示すように、上部拡散層15上には、上部拡散層15の上面15bに接して導電材料からなる接続プラグ24が形成されている。本実施形態においては、平面視で接続プラグ24の輪郭の内側に、上部拡散層15を構成する4つの島状部15aの全てが配置されている。したがって、接続プラグ24は、上部拡散層15を構成する4つの島状部15aの上面15bおよび4つの島状部15a間の隙間全面に連続して配置されている。
なお、接続プラグ24は、図1(a)および図1(b)に示すように、接続プラグ24の輪郭の内側に、上部拡散層15の全てが配置されていてもよいが、複数の島状部15aから選ばれる第1島状部と、第1島状部に隣接する第2島状部との間の隙間を跨って、第1島状部の上面の少なくとも一部から第2島状部の上面の少なくとも一部まで連続して配置されていればよい。したがって、例えば、図1に示す上部拡散層15を構成する4つの島状部15aのうち、隣接する2つまたは3つの島状部15aの上面と、その間の隙間とを覆うように連続して配置されていてもよい。
また、図1(b)に示すように、STI2の側壁に沿って形成されているゲート電極11と重なる位置には、金属などの導電材料からなるゲートコンタクトプラグ23が設けられている。このことにより、図1(b)に示すように、ゲート電極11が、ゲート線26と、ゲートコンタクトプラグ23を介して電気的に接続されている。
また、図1(a)および図1(b)に示すように、STI2に囲まれた領域内におけるシリコンピラー5aの配置されている領域と、STI2の内壁面との間の位置には、金属などの導電材料からなる下部拡散層接続プラグ25が設けられている。このことにより、図1(b)に示すように、下部拡散層9が、下部拡散層接続配線28と、下部拡散層接続プラグ25を介して電気的に接続されている。
本実施形態においては、図1(a)および図1(b)に示すように、接続プラグ24、下部拡散層接続配線28、ゲート線26は、1つの縦型トランジスタ3に対して1つずつ形成されている。また、本実施形態においては、柱状半導体5が平面視島状の複数のシリコンピラー5aを有するものであり、複数のシリコンピラー5a上にそれぞれ上部拡散層15が設けられ、上部拡散層15を構成する4つの島状部15aの上面15bおよび4つの島状部15a間の隙間全面に連続して接続プラグ24が配置されている。そして、接続プラグ24が、縦型トランジスタ3の外部に接続された配線として機能するものとされており、4つのシリコンピラー5aに共通のソース部とされている。また、下部拡散層接続配線28に接続された下部拡散層9は、4つのシリコンピラー5aに共通のドレイン部とされている。さらに、ゲート線26に接続されたゲート電極11は、シリコンピラー5aの間の隙間5bにおいて互いに接触しており、4つのシリコンピラー5aに共通する1つのゲート電極11として機能する。したがって、本実施形態においては、完全空乏化された4つのシリコンピラー5aが縦型トランジスタ3を構成する1つの柱状半導体5として機能するようになっている。
[半導体装置の製造方法]
次に、本発明の半導体装置の製造方法の一例として、図2〜図15を参照して、図1に示す半導体装置の製造方法を説明する。図2〜図15は、図1に示す半導体装置の製造方法を説明するための図であり、製造途中の半導体装置の図1(a)のA−A’線に対応する断面図である。
本実施形態において、図1に示す半導体装置を製造するには、初めに、柱状半導体5を形成する。柱状半導体5を形成するには、まず、シリコン基板1を柱状半導体5として機能するものとするために、シリコン基板1上に不純物をイオン注入する。
次いで、図2に示すように、シリコン基板1上に素子分離となるSTI2を形成する。続いて、図2に示すように、SiO膜31、SiN膜32、ポリシリコン膜33を順次形成する。その後、シリコン基板1上の全面にレジストを形成し、公知のフォトリソグラフィ技術を用いてパターニングし、所定の形状のレジストパターン34を形成する。
次いで、図3に示すように、公知の方法を用いて、レジストパターン34をスリミングする。
次に、レジストパターン34をマスクとしてポリシリコン膜33をエッチングし、レジストパターン34を除去する。このことにより、図4に示すように、所定の形状のポリシリコン膜33が得られる。
次に、シリコン基板1上の全面にSiO膜を形成してエッチングし、図5に示すように、平面視島状の4つのシリコンピラー5aに対応する所定の平面形状を有するSiOパターン35を形成する。
次に、図6に示すように、ポリシリコン膜33を除去する。続いて公知のフォトリソグラフィ技術を用いてSiOパターン35のうち不要な部分を除去し平面視島状の4つのシリコンピラー5aに対応する所定の平面形状を有するSiOパターン35を形成する。
次に、SiOパターン35をマスクとして、SiN膜32およびSiO膜31をエッチングし、SiOパターン35を除去する。このことにより、図7に示すように、SiN膜32およびSiO膜31が、平面視島状の4つのシリコンピラー5aに対応する所定の平面形状となる。
次に、SiN膜32およびSiO膜31をマスクとして、シリコンピラー5aとなる領域を除く領域のシリコン基板1を、STI2よりも浅い深さであるシリコンピラー5aの高さに対応する深さでエッチング除去する。このことにより、図8に示すように、平面視島状の4つのシリコンピラー5aを有し、平面視で隣接するシリコンピラー5aの間に隙間5bを有する柱状半導体5(図1(a)参照)が形成されるとともに、STI2に囲まれた領域内が凹部となる。
なお、本実施形態においては、柱状半導体5が平面視島状の複数のシリコンピラー5aを有するものであるので、柱状半導体5が例えば、線状半導体層が略渦巻き状に成形されているものである場合と比較して、シリコン基板1をエッチング除去することにより、完全空乏化可能な寸法のシリコンピラー5aを有する柱状半導体5を、容易に高精度で形成できる。
次に、シリコン基板1の上面およびシリコンピラー5aの表面を酸化して、図9に示すように、ゲート絶縁膜10を形成する。次に、不純物として、例えばN型トランジスタの場合はヒ素などをイオン注入し、柱状半導体5の下部を含むSTI2に囲まれた領域内の全域に下部拡散層9を形成する。ここで柱状半導体5の下部にはシリコンピラー5aの周囲にイオン注入された不純物が拡散することで下部拡散層9が形成される。
次に、シリコン基板1上の全面に、ゲート電極11となる導電材料からなる導電膜を形成する。その後、導電膜をエッチングすることにより、図10に示すように、4つのシリコンピラー5a間の隙間5bを埋め、ゲート絶縁膜10を介してシリコンピラー5aと対向するゲート電極11を形成する。
なお、本実施形態において、ゲート電極11となる導電膜をエッチングする際には、図10に示すように、4つのシリコンピラー5a間の隙間5bを埋める領域のみでなく、STI2に囲まれた領域からなる凹部の側壁に沿う領域にもゲート電極11を配置する(図1(a)参照)。このことにより、ゲート電極11を形成した後、ゲートコンタクトプラグ23を形成する際に、STI2に囲まれた領域からなる凹部の側壁に沿う領域に配置されたゲート電極11を引き出し線として用いて、ゲート電極11とゲートコンタクトプラグ23とを電気的に接続することができる。したがって、半導体装置におけるゲートコンタクトプラグ23のレイアウトの自由度を向上させることができる。
また、本実施形態において、ゲート電極11となる導電膜をエッチングする際には、ゲート電極11の上面11aの位置が、シリコンピラー5aの上面51aよりも下方となるようにする。このことにより、ゲート電極11を形成した後の工程において、シリコンピラー5aの上部に上部拡散層15を形成した段階で、ゲート電極11の上面11aの位置が上部拡散層15の上面15bよりも下方となる(図1(b)参照)。
次に、図11に示すように、シリコン基板1上の全面に、SiO膜などからなる絶縁膜8を形成し、ゲート絶縁膜10およびゲート電極11の形成されているSTI2に囲まれた領域からなる凹部内に絶縁膜8を埋め込む。
その後、図12に示すように、各シリコンピラー5a上に配置されているSiN膜32を除去して、SiO膜31を露出させる。このことにより、各シリコンピラー5aの上面部に開口部が形成される。
次いで、各シリコンピラー5aの上面部の開口部より、各シリコンピラー5aの上部51aにそれぞれ不純物として、例えばN型トランジスタの場合は燐やヒ素などをイオン注入し、不純物の拡散層を形成する。このことにより、各シリコンピラー5a上に上部拡散層15が形成され、平面視で4つの島状部15aを有する上部拡散層15(図1(a)参照)が得られる。
次に、絶縁膜8を公知のCMP技術を用いて、図13に示すように、上部拡散層15が露出するまで平坦化する。
その後、図14に示すように、公知のフォトリソグラフィ技術を用いて絶縁膜8を部分的にエッチング除去し、絶縁膜8およびゲート絶縁膜10を貫通して底面に下部拡散層9が露出された下部拡散層接続プラグ25を形成するための下部拡散層用コンタクトホール25aを設けるとともに、絶縁膜8を貫通して底面にゲート電極11が露出されたゲートコンタクトプラグ23を形成するためのゲートコンタクトホール23aを設ける。
次に、図15に示すように、シリコン基板1上の全面に、タングステンなどの金属からなる導電膜からなる導電材料層37を形成し、下部拡散層用コンタクトホール25a内およびゲートコンタクトホール23a内を充填する。このことにより、下部拡散層9に電気的に接続された下部拡散層接続プラグ25と、ゲート電極11に電気的に接続されたゲートコンタクトプラグ23が形成されるとともに、上部拡散層15上に接して導電材料層37が設けられる。
次いで、公知のフォトリソグラフィ技術を用いて導電材料層37を部分的にエッチング除去して、所定の形状を有する接続プラグ24を形成すると同時に、下部拡散層接続プラグ25と一体化されて下部拡散層9に接続された下部拡散層接続配線28と、ゲートコンタクトプラグ23と一体化されてゲート電極11と接続されたゲート線26とを形成する。このことにより、上部拡散層15上に、上部拡散層15を構成する4つの島状部15aの上面15bおよび4つの島状部15a間の隙間全面に連続して配置されている(図1(a)参照)接続プラグ24が形成される。
なお、本実施形態においては、接続プラグ24を形成すると同時に、下部拡散層接続プラグ25と一体化された下部拡散層接続配線28、ゲートコンタクトプラグ23と一体化されたゲート線26を形成することにより、効率よく製造する場合を例に挙げて説明したが、例えば、接続プラグ24を形成すると同時に、下部拡散層接続配線28と、ゲート線26とから選ばれるいずれか一方のみを形成し、他方を接続プラグ24を形成した後に形成してもよい。
以上の工程により、柱状半導体5と、上部拡散層15と、下部拡散層9と、ゲート電極11とを備える縦型トランジスタ3を有する図1に示す半導体装置が得られる。
本実施形態の半導体装置は、柱状半導体5と、柱状半導体5上に形成された上部拡散層15と、上部拡散層15上に形成された接続プラグ24とを備え、上部拡散層15が、平面視で4つの島状部15aを有するものであり、接続プラグ24が、導電材料からなり、上部拡散層15を構成する4つの島状部15aの上面15bおよび4つの島状部15a間の隙間全面に連続して配置されているものであるので、上部拡散層15の平面形状が、柱状半導体5を構成する4つのシリコンピラー5a上にそれぞれ設けられた平面積の狭い複数の平面視島状のものであっても、接続プラグ24を形成するためのコンタクトホールを設けることなく、上部拡散層15と接続プラグ24とを小さいコンタクト抵抗で接続できる。
また、本実施形態の半導体装置は、柱状半導体5が、平面視島状の複数のシリコンピラー5aを有するものであり、上部拡散層15が、複数のシリコンピラー5a上にそれぞれ設けられたものであるので、各シリコンピラー5aの表面近傍部をチャネル部として用いるものとすることができる。
また、本実施形態の半導体装置では、接続プラグ24が縦型トランジスタ3の外部に接続された配線として機能するものであるので、接続プラグ24を、柱状半導体5のソース部として用いることができる。
さらに、本実施形態の半導体装置は、平面視で接続プラグ24の輪郭の内側に、上部拡散層15が配置されているので、柱状半導体5を構成する4つのシリコンピラー5a上に形成されている上部拡散層15を構成する全ての島状部15aを、接続プラグ24によって電気的に接続できる。したがって、接続プラグ24を、柱状半導体5を構成する4つのシリコンピラー5aに共通のソース部として用いることができる。
さらに、本実施形態の半導体装置は、複数のシリコンピラー5aと、複数のシリコンピラー5a間の隙間5bを埋めて配置され、ゲート絶縁膜10を介してシリコンピラー5aと対向するゲート電極11とを備えているので、シリコンピラー5aを構成する半導体をドレイン電流に関わらず、完全空乏化可能な寸法とすることができる。
そして、本実施形態の半導体装置では、シリコンピラー5aを構成する半導体が完全空乏化可能な寸法とされているので、柱状半導体5が、完全空乏化されているものとなり、良好なS値(サブスレッショルドスイング値(subthreshold swing value))と大きなドレイン電流が得られる完全空乏化型の縦型トランジスタ3となる。
また、本実施形態の半導体装置は、柱状半導体5と、上部拡散層15と、柱状半導体の下部に形成された下部拡散層9と、複数のシリコンピラー5a間の隙間5bを埋めて配置され、ゲート絶縁膜10を介してシリコンピラー5aと対向するゲート電極11とを備える縦型トランジスタ3を有し、ゲート電極11の上面11aの位置が上部拡散層15の上面15bよりも下方に配置されているものであるので、ゲート電極11上に、上面の位置が上部拡散層15の上面15bと同じまたは上部拡散層15の上面15bよりも下方に配置されている絶縁膜8を設けることにより、ゲート電極11と、上部拡散層15および上部拡散層15に接続された接続プラグ24とを絶縁できるとともに、プラグを形成するためのコンタクトホールを設けることなく上部拡散層15上に直接、接続プラグ24を容易に形成できるものとなる。
また、本実施形態の半導体装置の製造方法は、柱状半導体5を形成する工程と、柱状半導体5上に、導電材料からなり、上部拡散層15を構成する4つの島状部15aの上面15bおよび4つの島状部15a間の隙間全面に連続して配置されている接続プラグ24を形成する工程とを備える方法であるので、上部拡散層15と小さいコンタクト抵抗で接続できる接続プラグ24を備える半導体装置が得られる。
また、本実施形態の半導体装置の製造方法は、柱状半導体5と上部拡散層15と下部拡散層9とゲート電極11とを備える縦型トランジスタ3を有する半導体装置を製造する方法であり、上部拡散層15を形成する工程の前に、柱状半導体5の下部に下部拡散層9を形成する工程と、複数のシリコンピラー5a間の隙間5bを埋め、ゲート絶縁膜10を介してシリコンピラー5aとゲート電極11とが対向し、かつ、ゲート電極11の上面11aの位置がシリコンピラー5aの上面51aよりも下方となるようにゲート電極11を形成する工程とを備えている。このため、本実施形態によれば、シリコンピラー5a上に上部拡散層15を設け、ゲート電極11上に、上面の位置が上部拡散層15の上面15bと同じまたは上部拡散層15の上面15bよりも下方に配置されている絶縁膜8を設けることにより、ゲート電極11と、上部拡散層15および上部拡散層15に接続された接続プラグ24とを絶縁できるとともに、プラグを形成するためのコンタクトホールを設けることなく上部拡散層15上に直接、接続プラグ24を容易に形成できる。
また、本実施形態の半導体装置の製造方法は、接続プラグ24を形成すると同時に、ゲート電極11に接続されたゲート線26と、下部拡散層9に接続された下部拡散層接続配線28とを形成するので、接続プラグ24と、ゲート線26と、下部拡散層接続配線28とをそれぞれ別々に形成する場合と比較して、効率よく製造できる。
以上、本発明の一例として本実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されないことは言うまでもない。例えば、上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。具体的には、本実施形態では半導体基板の一例としてシリコン基板を用いたが、シリコン基板以外の基板に柱状半導体を形成することも可能である。さらに、接続プラグやゲート線、下部拡散層接続配線のレイアウトは一例であって、設計要求に応じて任意に変更することができる。
また、上述した実施形態においては、1つの縦型トランジスタを備える半導体基板を例に挙げて説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、複数の縦型トランジスタを備える半導体基板であってもよい。
図16は、本発明の半導体装置の他の例を説明するための断面図である。図16に示す半導体装置が、図1に示す半導体装置と異なる点は、2つの縦型トランジスタ3a、3bが備えられている点と、隣接する一方の縦型トランジスタ3bの接続プラグ24aが、他方の縦型トランジスタ3aのゲート線と一体化されている点のみである。したがって、図1に示す半導体装置と同じ部材については同じ符号を付し、説明を省略する。
図16に示す半導体装置を製造するには、図1に示す半導体装置の製造方法と同様にして接続プラグを形成する工程までの各工程を行い、接続プラグ24aを形成する工程において、隣接する一方の縦型トランジスタ3bの接続プラグ24aを形成すると同時に、隣接する他方の縦型トランジスタ3aのゲート線を、一方の縦型トランジスタ3bの接続プラグ24aと一体化して形成すればよい。
なお、図16に示す半導体装置においては、隣接する一方の縦型トランジスタ3bの接続プラグ24aが、他方の縦型トランジスタ3aのゲート線と一体化されている場合を例に挙げて説明したが、隣接する一方の縦型トランジスタ3bの接続プラグ24aは、他方の縦型トランジスタ3aの接続プラグ24または下部拡散層接続配線28と一体化されていてもよい。
このような半導体装置は、接続プラグ24aを形成する工程において、隣接する一方の縦型トランジスタ3bの接続プラグ24aを形成すると同時に、隣接する他方の縦型トランジスタ3aの接続プラグ24または下部拡散層接続配線28を、一方の縦型トランジスタ3bの接続プラグ24aと一体化して形成することにより製造できる。
このように、隣接する一方の縦型トランジスタ3bの接続プラグ24aが、他方の縦型トランジスタ3aの接続プラグと、ゲート電極と接続されたゲート線と、下部拡散層に接続された下部拡散層接続配線のいずれかと一体化されている場合、従来これらを接続するために用いられていた上部拡散層上に設けられた配線層を用いる必要が無くなるので、この配線層を信号線や電源配線に用いることができるようになり、半導体装置を小型化、高集積化できる。
1…シリコン基板、2…STI、3、3a、3b…縦型トランジスタ、5…柱状半導体、5a…シリコンピラー(ピラー)、5b…隙間、8…絶縁膜、9…下部拡散層、10…ゲート絶縁膜、11…ゲート電極、15…上部拡散層、23…ゲートコンタクトプラグ、23a…ゲートコンタクトホール、24、24a…接続プラグ、25…下部拡散層接続プラグ、25a…下部拡散層用コンタクトホール、26…ゲート線、28…下部拡散層接続配線、31…SiO膜、32…SiN膜、33…ポリシリコン膜、34…レジストパターン、35…SiOパターン、37…導電材料層。


Claims (14)

  1. 柱状半導体と、
    前記柱状半導体上に形成された上部拡散層と、
    前記上部拡散層上に形成された接続プラグとを備え、
    前記上部拡散層が、平面視島状の複数の島状部を有するものであり、
    前記接続プラグが、導電材料からなり、前記複数の島状部から選ばれる第1島状部と前記第1島状部に隣接する第2島状部との間の隙間を跨って、前記第1島状部の上面の少なくとも一部から前記第2島状部の上面の少なくとも一部まで連続して配置されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記柱状半導体が、平面視島状の複数のピラーを有するものであり、
    前記上部拡散層が、前記複数のピラー上にそれぞれ設けられた平面視島状の複数の島状部を有するものであることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ピラーが、直径50nm以下の円柱体からなることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記上部拡散層の前記島状部の個数が、2以上の偶数であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記接続プラグが配線として機能するものであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 平面視で、前記接続プラグの輪郭の内側に、前記複数の島状部の全てが配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記柱状半導体が、完全空乏化されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の半導体装置。
  8. 前記柱状半導体と、前記上部拡散層と、前記柱状半導体の下部に形成された下部拡散層と、前記複数のピラー間の隙間を埋めて配置され、ゲート絶縁膜を介して前記ピラーと対向するゲート電極とを備える縦型トランジスタを有し、
    前記ゲート電極の上面の位置が、前記上部拡散層の上面よりも下方に配置されていることを特徴とする請求項2〜請求項7のいずれか一項に記載の半導体装置。
  9. 前記縦型トランジスタが複数備えられ、
    隣接する一方の前記縦型トランジスタの前記接続プラグが、他方の前記縦型トランジスタに備えられた前記接続プラグと、前記ゲート電極に接続されたゲート線と、前記下部拡散層に接続された下部拡散層接続配線から選ばれるいずれかと一体化されていることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 柱状半導体を形成する工程と、
    前記柱状半導体上に、平面視島状の複数の島状部を有する上部拡散層を形成する工程と、
    前記上部拡散層上に、導電材料からなり、前記複数の島状部から選ばれる第1島状部と前記第1島状部に隣接する第2島状部との間の隙間を跨って、前記第1島状部の上面の少なくとも一部から前記第2島状部の上面の少なくとも一部まで連続して配置された接続プラグを形成する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. 前記柱状半導体を形成する工程が、平面視島状の複数のピラーを形成する工程であり、
    前記上部拡散層を形成する工程が、前記複数のピラー上にそれぞれ拡散層を形成することにより、平面視島状の複数の島状部を有する上部拡散層を形成する工程であることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 前記柱状半導体と、前記上部拡散層と、下部拡散層と、ゲート電極とを備える縦型トランジスタを有する半導体装置を製造する方法であり、
    前記上部拡散層を形成する工程の前に、前記柱状半導体の下部に前記下部拡散層を形成する工程と、
    前記複数のピラー間の隙間を埋め、ゲート絶縁膜を介して前記ピラーと前記ゲート電極とが対向し、かつ、前記ゲート電極の上面の位置が前記ピラーの上面よりも下方となるようにゲート電極を形成する工程とを備えること特徴とする請求項11に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 前記接続プラグを形成すると同時に、前記ゲート電極に接続されたゲート線と、前記下部拡散層に接続された下部拡散層接続配線とを形成することを特徴とする請求項12に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 前記縦型トランジスタを複数同時に形成する方法であり、
    前記接続プラグを形成する工程において、隣接する一方の前記縦型トランジスタの前記接続プラグを形成すると同時に、隣接する他方の前記縦型トランジスタに備えられた前記接続プラグと前記ゲート線と前記下部拡散層接続配線から選ばれるいずれかを、前記一方の前記縦型トランジスタの前記接続プラグと一体化して形成することを特徴とする請求項13に記載の半導体装置の製造方法。
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