JP2012023057A - 誘導加熱調理器及びコイルユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】誘導加熱コイル21、誘導加熱コイル21を支持する支持体23、及び支持体23の下方に設けられたフェライト22を備えたコイルユニット20と、コイルユニット20に空気を供給するファン装置11とを有する誘導加熱調理器1であって、フェライト22の誘導加熱コイル21と対向する面には、ファン装置11から供給された空気が流通する溝部22aが形成されている。
【選択図】図4
Description
図1は、本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の組立斜視図である。図2は、この誘導加熱調理器の分解斜視図である。また、図3は、図1のA−A断面模式図である。以下、図1〜図3を用いて本実施の形態1における誘導加熱調理器について説明する。
図4は、図3のQ部詳細図である。コイルユニット20は、誘導加熱コイル21、フェライト22、及び支持体23から構成されている。誘導加熱コイル21は、略中央部を開口して、導線が略円形状に巻かれて形成されている。この誘導加熱コイル21は、導線が下方に垂れることを防止するため、つまり、誘導加熱コイル21とトッププレート3の下面との距離を一定に保つため、支持体23によって支持されている。この支持体23は、例えば略中央部が開口した円形状の板材であり、誘導加熱コイル21と対応した形状となっている。支持体23の内周縁部及び外周縁部には、誘導加熱コイル21のずれを防止するため、側壁が突設されている。なお、支持体23は誘導加熱コイル21の下面全域を支持する必要はなく、誘導加熱コイル21の下面が冷却空気を接触できるように所望の位置に開口部を設けてもよい。また、誘導加熱コイル21がずれないように支持可能であれば、支持体23の側壁は無くてもよい。
続いて、図3及び図4を用いて、このように構成された誘導加熱調理器1内の空気流れについて説明する。なお、図3及び図4に、空気の流れ方向を矢印で示す。
図3に示すように、ファン装置11によって吸気口12から筐体2の下部空間に吸引された空気は、制御基板9に供給され、制御基板9を冷却する。制御基板9を冷却した空気は、仕切板2aに形成された開口部2bを通って、筐体2の上部空間に流入する。この開口部2bは各コイルユニット20の下方中央部付近に形成されている。
なお、本実施の形態1ではファン装置11には回転検知手段11aが設けられており、この回転検知手段11aは制御基板9と接続されている。そして、回転検知手段11aがファン装置11の回転を検知しない場合、抵抗コイル4や誘導加熱コイル21へ出力を行わないようになっている。つまり、回転検知手段11aがファン装置11の回転を検知しない場合、抵抗コイル4や誘導加熱コイル21は加熱できないようになっており、誘導加熱調理器1やコイルユニット20等の安全性を向上させている。
例えば、フェライト22を図6に示すような形状としてもよい。図6(a)に示すように、溝部22aの両側に形成された突条の先端部を、短手方向の縦断面略三角形状に形成してもよい。また、図6(b)に示すように、フェライト22の誘導加熱コイル21と対向する面に短手方向の溝部22bを形成し、溝部22aと連通させてもよい。ここで、溝部22bも本発明の第1の溝部に相当する。このように構成することにより、誘導加熱コイル21のフェライト22と対向する範囲において、誘導加熱コイル21の露出範囲が拡大し、溝部22aを流れる空気の流量も増加する。したがって、誘導加熱コイル21の冷却性能がさらに向上する。
なお、溝部22bのみでも本発明を実施することは可能であり、溝部22a及び溝部22bの本数や形成方向も任意に設定可能である。
実施の形態1では、誘導加熱コイル21の導線が下方に垂れることを防止するため、つまり、誘導加熱コイル21とトッププレート3の下面との距離を一定に保つため、誘導加熱コイル21の下面を支持体23によって支持していた。しかし、誘導加熱コイル21とトッププレート3の下面との距離を一定に保つことが可能であれば、支持体23を設けずにコイルユニット20を構成してもよい。なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
筐体2に形成された上部空間には、コイルユニット20の前方に、操作基板8及び液晶部10が設けられている。コイルユニット20を冷却した後の高温空気を操作基板8及び液晶部10の設置範囲に流れ込みにくくすることにより、操作基板8及び液晶部10の熱による破損等を防止し、信頼性の高い誘導加熱調理器1を得ることができる。なお、本実施の形態3において、特に記述しない項目については実施の形態1又は実施の形態2と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
Claims (10)
- 誘導加熱コイル、該誘導加熱コイルを支持する支持体、及び該支持体の下方に設けられたフェライトを備えたコイルユニットと、
前記コイルユニットに空気を供給するファン装置と、
を有する誘導加熱調理器であって、
前記フェライトの前記誘導加熱コイルと対向する面には、前記ファン装置から供給された空気が流通する第1の溝部が形成されていることを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記ファン装置から供給される空気は、前記コイルユニットの下方より供給され、
前記第1の溝部の風上側端部は、前記支持体の内周縁部よりも風下側に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。 - 前記支持体は、高熱伝導性材料で形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の誘導加熱調理器。
- 前記第1の溝部に、1又は複数の突条を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
- 前記第1の溝部に、複数の突起を分布して設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。
- 前記誘導加熱コイルを制御するための操作信号を入力する操作部を備え、
前記コイルユニット及び前記操作部は、同一の筐体に設けられ、
前記コイルユニットと前記操作部との間には、
前記第1の溝部を通過した空気が前記操作部に衝突することを防止する冷却風衝突防止突起が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。 - 前記誘導加熱コイルを制御するための操作信号を入力する操作部を備え、
前記コイルユニット及び前記操作部は、同一の筐体に設けられ、
通過した空気が前記操作部に衝突することとなる前記第1の溝部の風下側端部は、湾曲して形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。 - 前記フェライトの前記誘導加熱コイルと対向しない面には、
前記ファン装置から供給された空気が流通する第2の溝部が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。 - 前記ファン装置の回転数を検知する回転検知手段を備え、
前記ファン装置の回転が検知されない場合には、前記誘導加熱コイルによる誘導加熱を行わないことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の誘導加熱調理器。 - 誘導加熱コイルと、
該誘導加熱コイルを支持する支持体と、
該支持体の下方に設けられたフェライトと、
を備えたコイルユニットであって、
前記フェライトの前記誘導加熱コイルと対向する面には、空気が流通する溝部が形成されていることを特徴とするコイルユニット。
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