JP2012022901A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】操作部を指で操作する際の操作性低下を回避する。
【解決手段】ロックアーム12は、コネクタハウジング10の外面に沿って片持ち状に延出する傾動変位部14と、傾動変位部14の延出端部に形成され、傾動変位部14をコネクタハウジング10の外面に接近するように斜めに傾けながらロック解除方向へ変位させるための操作部15とを備える。ロックアーム12を挟む一対の保護壁部17のうちの操作部15と対応する端縁部は、操作部15がロック解除方向へ変位するときの操作部15の後端縁15Rの変位軌跡に概ね沿うようにオーバーハング状に切欠した形態である。
【選択図】図16

Description

本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、端子金具が収容されるコネクタハウジングに、ロックアームと、ロックアームを挟むように配された一対の保護壁部とを備えたコネクタが開示されている。ロックアームは、コネクタハウジングの外面から立ち上がる支持部と、支持部の立ち上がり端からコネクタハウジングの外面に沿って片持ち状に延出した傾動変位部と、傾動変位部の延出端部に形成され、傾動変位部を斜めに傾けながらロックアームをロック解除方向へ弾性変形させるための操作部とを備えている。一対の保護壁部は、コネクタハウジングの外面から立ち上がり、傾動変位部のうち少なくとも操作部を含む領域に沿うように配されている。
特開2006−147291号公報
コネクタが小型化されて操作部と保護壁部が接近した位置関係となっている場合、操作部を指で押し操作したときに、その指が保護壁部と干渉し、ロック解除操作に支障を来すことが懸念される。尚、指と保護壁部の干渉を回避する手段としては、保護壁部のうち操作部と対応する部分を除去する方法もあるが、このようにすると、保護壁部の外面側から見たときに操作部が露出した状態となり、操作部に対して電線等の他部材が引っ掛かり易くなる等の不具合が生じることになるので、解決方法としては望ましくない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、操作部を指で操作する際の操作性低下を回避することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、端子金具が収容されるコネクタハウジングと、前記コネクタハウジングを相手側ハウジングとの嵌合状態にロックするためのロックアームと、前記ロックアームを挟むように配された一対の保護壁部とを備え、前記ロックアームは、前記コネクタハウジングの外面に沿って片持ち状に延出した形態の傾動変位部と、前記傾動変位部の延出端部に形成され、前記傾動変位部を前記コネクタハウジングの外面に接近するように斜めに傾けながらロック解除方向へ変位させるための操作部とを備えて構成され、前記一対の保護壁部は、前記コネクタハウジングの外面から立ち上がり、前記傾動変位部のうちの少なくとも前記操作部を含む領域に沿うように配されているコネクタにおいて、前記保護壁部のうち前記操作部と対応する端縁部は、前記操作部がロック解除方向へ変位するときの前記操作部の端縁の変位軌跡に概ね沿うようにオーバーハング状に切欠した形態とされているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記コネクタハウジングの外面には、前記傾動変位部の延出方向において前記操作部よりも前方の位置で前記操作部と対向するように配された指受け部が形成されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、 前記指受け部は、前記傾動変位部の延出方向と交差する幅方向において、前記一対の保護壁部で挟まれた領域内に配されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記指受け部は、前記傾動変位部の延出方向と交差する幅方向において、前記ロックアームと前記保護壁部の隙間と対応する領域に配されているところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記指受け部は、前記傾動変位部の延出方向において前記操作部に向かうほど前記コネクタハウジングの上面からの突出高さが減少するように傾斜した傾斜部を有しているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
保護壁部の端縁部を、操作部の端縁の変位軌跡に概ね沿うようにオーバーハング状に切欠した形態としたので、保護壁部の外面側から見たときに操作部が露出するのを防止することができるとともに、操作部を押し操作する指が保護壁部と干渉し難くなる。したがって、保護壁部の保護機能を損なうことなく、操作部を押し操作する際の操作性低下を回避することができる。
<請求項2の発明>
操作部が小さくて、指の先端部分を操作部に引っ掛けるようにして押し操作する場合には、操作の途中で指が操作部から滑って外れてしまうことが懸念される。そこで、コネクタハウジングの外面に、傾動変位部の延出方向において操作部よりも前方の位置で操作部と対向するように配された指受け部を形成した。これにより、操作の途中で指が操作部から外れかかっても、その指は、指受け部に当接することによって操作部に引っ掛かった状態に保持される。
<請求項3の発明>
指受け部を、傾動変位部の延出方向と交差する幅方向において、一対の保護壁部で挟まれた領域内に配したので、操作部を押し操作している指は、確実に指受け部に当接する。
<請求項4の発明>
指受け部は、ロックアームと保護壁部の隙間と対応するように配したので、傾動変位部の延出方向と平行な方向に型開きされる金型によって成形することができる。
<請求項5の発明>
操作部を押し操作する指が指受け部の傾斜部に押し付けられると、その指は、傾斜部の傾斜によって操作部側へ誘い込まれるので、指が操作部から外れる虞がない。
実施形態1のコネクタの正面図 コネクタの背面図 コネクタハウジングの側面図 コネクタの平面図 コネクタハウジングの底面図 リテーナが仮係止位置にある状態のコネクタの側面図 リテーナが本係止位置にある状態のコネクタの側面図 リテーナの側面図 リテーナの背面図 コネクタを相手側ハウジングに嵌合した状態の側面図 コネクタを相手側ハウジングに嵌合した状態の断面図 図5の部分拡大図 2本の指でロック解除操作と離脱操作を行っている様子をあらわす側面図 ロック解除操作を開始した状態をあらわす部分拡大断面図 ロック解除操作の途中の状態をあらわす部分拡大断面図 ロック解除操作が完了した状態をあらわす部分拡大断面図 3本の指でロック解除操作と離脱操作を行っている様子をあらわす正面図 3本の指でロック解除操作と離脱操作を行っている様子をあらわす側面図
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図18を参照して説明する。まず、本実施形態のコネクタFの嵌合対象である相手側ハウジングMについて説明する。相手側ハウジングMは、端子保持部60から前方(図10,11における右方)へ略角筒状のフード部61を突出させた周知形態の雄形ハウジングである。端子保持部60に保持された複数の雄端子金具(図示省略)の先端のタブは、端子保持部60の前端面から突出してフード部61により包囲されている。フード部61を構成する上壁部には、その前端縁からフード部61の内側(下側)へ突出した形態のロック用受け部62が形成されている。
本実施形態のコネクタFは、合成樹脂製であってブロック状をなす雌形のコネクタハウジング10と、コネクタハウジング10内に収容される複数の端子金具40と、コネクタハウジング10に組み付けられることで端子金具40を抜止めする合成樹脂製のリテーナ50とを備えて構成されている。
図2,11に示すように、コネクタハウジング10内には、前後方向に貫通する複数のキャビティ11が上下左右方向に整列して形成されている。キャビティ11の後端(図11における右端)は、端子挿入口としてコネクタハウジング10の後端面に開口され、キャビティ11の前端は、コネクタハウジング10の前端面において相手側ハウジングMのタブをキャビティ11内に進入させるための受入口として小さく開口されている。端子金具40は、前後方向に細長く、前端部に角筒状の端子接続部41が形成された雌形の端子である。端子金具40の後端部に形成された電線圧着部42には、電線43の前端部が圧着により接続されている。端子金具40は、後方からキャビティ11内に挿入されるようになっている。
図2,4,11に示すように、コネクタハウジング10には、コネクタFと相手側ハウジングMとを嵌合状態にロックするためのロックアーム12が一体に形成されている。図2,4に示すように、ロックアーム12は、コネクタFと相手側ハウジングMの嵌合・離脱方向(前後方向と同じ方向であり、以下、単に、嵌合・離脱方向という)と直交する幅方向(左右方向)において、コネクタハウジング10の中央に配置されている。尚、幅方向は、後述する傾動変位部14の延出方向と直角に交差する方向でもある。
図11,14〜16に示すように、ロックアーム12は、コネクタハウジング10の上面(外面)における前端部から上方へ立ち上がる支持部13と、支持部13の立ち上がり端部(上端部)から後方(嵌合・離脱方向と平行な方向)へ片持ち状に延出した板状の傾動変位部14と、傾動変位部14の延出端部(後端部)に形成された平板状をなす操作部15とを備えて構成されている。傾動変位部14の上面における操作部15よりも前方の位置には、ロック突起16が形成されている。
ロックアーム12は、常には、図11,14に示すロック位置に保持されている。ロック位置にある状態では、傾動変位部14が概ね嵌合・離脱方向と平行な方向(前後方向)に延びた状態となり、操作部15の上面も、嵌合・離脱方向及びコネクタハウジング10の上面と平行をなす。また、操作部15は、上下方向においては、傾動変位部14及び支持部13の上端部(傾動変位部14の変位の支点)よりも上方の位置(コネクタハウジング10の上面から遠い位置)にあり、前後方向においては、コネクタハウジング10の後端面に近い位置にある。
ロックアーム12は、支持部13の上端部を支点として、ロック位置から図16に示すロック解除位置へ弾性変位し得るようになっている。ロック解除位置にある状態では、傾動変位部14が、全体として後端側(操作部15側)を下方(コネクタハウジング10の上面に接近する方向)へ変位させながら、嵌合・離脱方向に対して斜めの姿勢をとる。ロック位置とロック解除位置との間で弾性変形する際には、操作部15の後端縁15Rの変位量が最も大きい。
この支持部13の上端部を支点とする傾動変位部14の変位に伴う操作部15の後端縁15Rの変位軌跡は、図14〜16に示すように、側方(操作部15の変位方向と傾動変位部14の長さ方向と両方向と略直交する方向)から見て略円弧形をなす。つまり、ロック位置からロック解除位置への傾動変位部14及び操作部15の下方変位の前半には、操作部15の後端縁15Rは次第に後方へ変位していく。そして、図15に示すように、操作部15の後端縁15Rが支点とほぼ同じ高さになった時点で、操作部15の後端縁15Rは最も後方に位置する。そして、これ以降の後半の変位過程では、下方変位が進むのに伴い、操作部15の後端縁15Rは次第に前方へ変位していく。
図2に示すように、コネクタハウジング10には、その上面から立ち上がる左右対称な一対の保護壁部17が形成されている。図4,11に示すように、保護壁部17は、コネクタハウジング10の前端から、操作部15の後端縁15Rよりも少し後方の位置(即ち、コネクタハウジング10の後端よりも少し前方の位置)に亘り、前後方向に延びている。保護壁部17のうち後端部を除いた大部分の領域は、コネクタハウジング10の上面からほぼ直角に立ち上がるとともに、幅寸法が長さ方向及び高さ方向においてほぼ一定とされた側壁部18となっている。
図2〜4に示すように、保護壁部17の後端部は、上方に向かって次第に内側(ロックアーム12側)へ倒れ込むように湾曲した湾曲部19となっている。前後方向における湾曲部19の形成範囲は、操作部15の前端位置から、操作部15の後端縁15Rよりも少し後方の位置に亘っている。つまり、前後方向における保護壁部17の形成範囲は、ロックアーム12のうち少なくとも操作部15と傾動変位部14を含む領域に亘っている。湾曲部19の上端の高さは、ロック位置にある操作部15の上面とほぼ同じ高さである。
図4に示すように、上方(傾動変位部14と操作部15の変位方向と概ね平行な方向)から見たときの湾曲部19の後端縁は、湾曲部19の外側面に連なる外側テーパ面21と、湾曲部19の内面(ロックアーム12との対向面)に連なる内側テーパ面22とから構成され、後方に向かって尖った形状をなす。前後方向において、左右両内側テーパ面22は、操作部15の後端縁15Rとほぼ同じ位置から斜め後方へ延び、両内側テーパ面22の幅方向の間隔は、後方に向かって次第拡大している。したがって、操作部15の方向には、保護壁部17(湾曲部19)で挟まれた幅広のスペースが確保されている。
図3,11,14〜16に示すように、湾曲部19の後端面は、側方から見たときにコネクタハウジング10の上面に対して直角よりも少し小さい角度(直角に近い鋭角)をなすオーバーハング面20となっている。つまり、前後方向において保護壁部17の操作部15側の後端部は、オーバーハング状に形成されている。オーバーハング面20は、後方から見ると図2に示すように縦長の三角形をなしており、側方から見ると図3,11に示すように操作部15の後端縁15R(操作部15のロック位置からロック解除位置に至る変位軌跡)よりも後方に位置している。
オーバーハング形状の技術的意義は、次の通りである。上述のように、操作部15の後端縁15Rは、ロック位置からロック解除位置への変位に伴って略円弧形の軌跡を描くのであるが、オーバーハング面20は、操作部15の後端縁15Rの変位軌跡のうち、操作部15の後端縁15Rが支点と同じ高さとなって最も後端に変位した状態から、ロック解除位置に至る後半の変位軌跡(図15から図16に至る変位の軌跡)に対しその少し後方で対応する形状、換言すると、操作部15の後端縁15Rの後半の変位軌跡に概ね沿った形状となっている。
図2,4,11に示すように、コネクタハウジング10の上面には、操作部15よりも後方の位置(傾動変位部14の延出方向においては、操作部15よりも前方の位置)において突出する左右対称な一対の指受け部23が形成されている。指受け部23は、幅方向においては一対の保護壁部17で挟まれた領域に配されている。詳しくは、幅方向において、指受け部23は、ロックアーム12の外側縁と保護壁部17の側壁部18の内側面との間の隙間と対応するように配置されている。指受け部23は、側方から見て三角形をなし、指受け部23の前縁部は、前方に向かうほど(即ち、傾動変位部14の延出方向において操作部15に向かうほど)コネクタハウジング10の上面からの突出高さが減少するように傾斜した傾斜部24となっている。指受け部23の後端は、コネクタハウジング10の後端面に連なっている。また、指受け部23の上端の高さは、保護壁部17及びロック位置の操作部15よりも低い。
図3,5に示すように、コネクタハウジング10の左右両側面(つまり、ロックアーム12の形成されている上面に対して直角をなす面)には、左右対称な一対の指当て部25と、左右対称な一対の指掛け部28とが形成されている。指当て部25と指掛け部28は、コネクタハウジング10の左右両側面から突出した形態である。前後方向において、指当て部25と指掛け部28はコネクタハウジング10の後端部に配置されている。また、上下方向において、指当て部25と指掛け部28は、下端部(側面の全高さ領域のうちの一部のみ)に配置されている。各対の指当て部25と指掛け部28は、前後に隣接して並ぶような配置、即ち、指当て部25が前側で、指掛け部28が後側となるような位置関係となっている。
図12に示すように、指当て部25は、起立面26と指当て面25Sとを有している。起立面26は、コネクタハウジング10の側面から嵌合・離脱方向と略直角に立ち上がり、相手側ハウジングMへの嵌合方向後方(コネクタハウジング10の後方)に面している。指当て面25Sは、起立面26の立ち上がり端縁に連なっていて、コネクタハウジング10の側面を基準としたときに、嵌合・離脱方向(前後方向)に対し相手側ハウジングMへの嵌合方向前方(コネクタハウジング10の前方)に向かって上り勾配となるように傾いている。また、指当て部25のうち起立面26及び指当て面25Sとは反対側の前面は、嵌合・離脱方向と直角であって、後述するリテーナ50が仮係止位置と本係止位置との間で移動するときの案内機能を発揮するガイド面27となっている。このガイド面27によるガイド方向は、嵌合・離脱方向と直交する上下方向である。
図12に示すように、指掛け部28は、嵌合・離脱方向と平行な複数の平行面29と、嵌合・離脱方向と直交していて相手側ハウジングMとの嵌合方向前方(コネクタハウジング10の前方)に面する複数の直交面30とを階段状に交互に連ねた形態の指掛け面28Sを有している。指掛け面28Sは、コネクタハウジング10の側面を基準としたときに、全体として嵌合・離脱方向(前後方向)に対し相手側ハウジングMからの離脱方向前方(コネクタハウジング10の後方)に向かって上り勾配となるように傾いている。具体的には、平行面29と直交面30とが直角に連なる角縁同士を結んだ仮想勾配面31は、前後方向に対しコネクタハウジング10の後方に向かって上り勾配となるように傾斜している。
前後方向に対する指掛け面28S(仮想勾配面31)の傾斜角度αは、上記の指当て面25Sの傾斜角度βよりも小さい角度となっている。嵌合・離脱方向と直交する幅方向において、コネクタハウジング10の側面を基準とする指当て部25と指掛け部28の突出寸法(高さ寸法)は、互いにほぼ同じ寸法とされている。また、前後方向において、指当て部25の勾配領域である指当て面25Sの後端と、指掛け部28の勾配領域である指掛け面28S(仮想勾配面31)の前端とは、隣接するように(直接連なるように)配置されている。このように指当て部25(指当て面25S)と指掛け部28(指掛け面28S)とが前後に並ぶように配置されることにより、谷状に凹んだ形体の指置き部32が形成されている。前後方向における指当て部25の形成領域は、指当て部25の前端から指掛け部28の後端に亘る範囲である。
また、コネクタハウジング10内に形成した複数のキャビティ11のうち左右両端部に配されたキャビティ11は、コネクタハウジング10の外側面に隣接するように配置されている。つまり、この左右両端部のキャビティ11とコネクタハウジング10の外側面とを区画する外壁部の厚さは薄くなっており、そのために、強度低下が懸念される。この点に鑑み、指当て部25と指掛け部28は、この薄い外壁部の外面から突出するように(つまり、外壁部の薄いキャビティ11と対応する位置に)配置されている。これにより、外壁部が、指当て部25と指掛け部28によって見かけ上肉厚となり、その分、強度が高められる。
図11に示すように、コネクタハウジング10の底面(即ち、ロックアーム12の形成されている上面とは上下反対側の外面)には、その後端縁に沿って幅方向(嵌合・離脱方向と直交する方向)に延びる引掛け部33が、コネクタハウジング10の全幅に亘って連続して形成されている。引掛け部33は、上記指掛け部28と同様に、嵌合・離脱方向と平行な複数の面と、嵌合・離脱方向と直交していて相手側ハウジングMとの嵌合方向前方(コネクタハウジング10の前方)に面する複数の面とを階段状に交互に連ねた形態の引っ掛け面33Sを有している。この引っ掛け面33Sは、コネクタハウジング10の側面を基準としたときに、全体として嵌合・離脱方向(前後方向)に対し相手側ハウジングMからの離脱方向前方(コネクタハウジング10の後方)に向かって上り勾配となるように傾いている。
リテーナ50は、キャビティ11に挿入されている複数の端子金具40に係止することで、それらの端子金具40を抜止めするためのものであり、コネクタハウジング10に対し仮係止位置(図6を参照)と、仮係止位置よりも上方の本係止位置(図7を参照)との間で上下方向に変位し得るように取り付けられている。図8,9に示すように、リテーナ50は、本体部51と、本体部51の左右両側縁から後方へ張り出した左右対称な一対の側板部52と、側板部52の上端縁から上方へ面一状に延出させた形態の左右対称な一対の係止アーム53とを備えた周知の形態のものである。本体部51には、キャビティ11と対応するように前後に貫通する複数の貫通孔54が形成されている。また、各貫通孔54の開口縁のうち下側の開口縁部は、端子金具40の端子接続部41の後端縁に係止される係止部55となっている。
リテーナ50は、本体部51をコネクタハウジング10の底面に開口する収容空間34内に収容するとともに、側板部52をコネクタハウジング10の側面に重ねた状態でコネクタハウジング10に組み付けられる。組み付けられたリテーナ50は、係止アーム53の上端の爪部を、コネクタハウジング10の仮係止突起35と本係止突起36との間に係止させることによって仮係止位置に保持され、係止アーム53の爪部を本係止突起36に対して上から係止させることによって本係止位置に保持される。
端子金具40をキャビティ11に挿入する際には、予め、リテーナ50を仮係止位置に保持して係止部55を端子金具40の挿入経路よりも下方へ退避させておく。そして、全ての端子金具40が挿入されたら、リテーナ50を本係止位置へ移動させ、係止部55を端子金具40の端子接続部41に係止させて端子金具40を抜止め状態とする。リテーナ50を仮係止位置と本係止位置との間で移動させる際には、側板部52の後端縁をガイド面27に摺接させることによって、リテーナ50を正規の経路に沿って安定して確実に移動させることができる。
端子金具40を挿入し、リテーナ50を本係止位置に組み付けた後は、コネクタFを相手側ハウジングMに嵌合させることができる。嵌合の際には、作業者の親指Aと人差し指Bを指置き部32に宛がうようにしてコネクタハウジング10を摘み、その親指Aと人差し指Bを指当て部25(指当て面25S)に押し付けるようにして、コネクタFを相手側ハウジングMのフード部61内に嵌入させる。このとき、指当て面25Sは、フード部61に対する嵌合方向前方に向かって上り勾配となるように傾斜しているので、親指Aと人差し指Bが前方へ滑る虞がなく、コネクタハウジング10を確実に押し操作することができる。また、指当て面25Sは、相手側ハウジングMとの嵌合方向に対して傾いた形態なので、親指Aと人差し指Bに対して強く食い込む虞がなく、作業フィーリングがよい。
嵌合の過程では、ロックアーム12のロック突起16がフード部61のロック用受け部62と干渉することによってロックアーム12がロック解除方向(コネクタハウジング10の上面に接近する方向)へ弾性変形する。そして、コネクタFが相手側ハウジングMに対して正規嵌合されると、ロックアーム12が弾性復帰してロック突起16がロック用受け部62に係止し、その係止作用によってコネクタFと相手側ハウジングMとが嵌合状態にロックされる。そして、雄端子金具のタブがキャビティ11内の端子金具40の端子接続部41に進入して、雄端子金具と端子金具40とが導通可能に接続される。
また、図10に示すように、正規の嵌合状態では、指当て部25と指掛け部28は、いずれも、その全領域がフード部61の外部に露出した状態となっている。したがって、指当て部25を押し操作している親指Aと人差し指Bがフード部61と干渉する虞がなく、また、離脱作業において親指Aと人差し指Bを指掛け部28に引っかける際に、フード部61が邪魔になることもない。同様に、引掛け部33もフード部61の外部に露出しているので、離脱作業において人差し指B等を引掛け部33に引っかける際、フード部61は邪魔にならない。
嵌合状態のコネクタFを相手側ハウジングMから離脱する際には、図13に示すように、コネクタハウジング10の後方から親指Aをロックアーム12の操作部15の上面に宛がうとともに、曲げた人差し指Bを引掛け部33に引っ掛け、その状態で、親指Aに力を込めて、図14〜16に示すように操作部15を下方(ロック解除方向)へ押し操作する。この押し操作により、ロックアーム12が弾性撓みさせられ、の傾動変位部14が下方へ変位してロック突起16がロック用受け部62から解離し、ロックアーム12によるロックが解除される。この後は、ロックアーム12を弾性撓みさせたままで、引掛け部33に引っかけた人差し指Bに力を込めて、コネクタハウジング10を後方へ引っ張る。この離脱方法の場合、ロック解除の操作と離脱の操作を一連の作業として行うことができるので、作業性が良い。
操作部15を親指Aで押し操作するときに、親指Aの左右両側部分が操作部15からはみ出して保護壁部17と干渉することが懸念される。しかし、保護壁部17の湾曲部19の後端縁に内側テーパ面22が形成されていて、操作部15の後方に幅広のスペースが確保されているので、干渉し難くなっている。しかも、湾曲部19の後端面は、操作部15の後端縁15Rのロック解除時の変位軌跡に沿うように傾いたオーバーハング面20となっているので、親指Aの左右両側部分が湾曲部19に対して後方から干渉するという事態が生じ難くなっている。また、保護壁部17の外面側(側方)から見たときに、操作部15は、湾曲部19によって覆い隠された状態に保たれているので、露出せずに済んでいる。このように、本実施形態によれば、保護壁部17の保護機能を損なうことなく、操作部15を押し操作する際の操作性低下を回避することができる。
また、操作部15を押し操作する際には、操作部15の上面に当接するのは親指Aの先端部分だけであるため、押し操作の途中でロックアーム12の弾性復元力による反力が大きくなったときに、親指Aが後方へ滑って操作部15から外れることが懸念される。そこで本実施形態では、コネクタハウジング10の外面に、傾動変位部14の延出方向において操作部15よりも前方(コネクタハウジング10における後方)の位置で操作部15と対向するように指受け部23を形成した。これにより、押し操作の途中で親指Aが操作部15から後方へ外れかかっても、その親指Aは、指受け部23に当接することによって後方への滑りを規制され、操作部15に引っ掛かった状態に保持される。これにより、操作部15の押し操作を安定して確実に行うことができる。
しかも、指受け部23は、傾動変位部14の延出方向において操作部15に向かうほど(つまり、前方に向かって)コネクタハウジング10の上面からの突出高さが減少するように傾斜した傾斜部24を有しているので、操作部15を押し操作する親指Aは、傾斜部24に押し付けられて、その傾斜により操作部15側(前方)へ誘い込まれるようになっている。したがって、この指受け部23も、親指Aが操作部15から外れるのを防止する機能を発揮する。
また、指受け部23は、傾動変位部14の延出方向と交差する幅方向において、一対の保護壁部17で挟まれた領域内に配されているので、操作部15を押し操作している親指Aは、確実に指受け部23に当接する。また、コネクタハウジング10は、キャビティ11、ロックアーム12等を含めて前後方向に型開きされる金型(図示省略)によって成形されるのであるが、この点に鑑みて、本実施形態では、指受け部23を、傾動変位部14の延出方向と交差する幅方向において、ロックアーム12と保護壁部17の隙間と対応する領域に配した。これにより、指受け部23も、ロックアーム12やキャビティ11と同様に、前後方向(傾動変位部14の延出方向と平行な方向)に型開きされる金型によって成形することができる。
さて、コネクタFを相手側ハウジングMから離脱する方法としては、上記のように親指Aと人差し指Bの2本だけを使ってコネクタハウジング10を持ち替えずに離脱させる方法の他に、3本の指を使い、コネクタハウジング10を持ち替えずに離脱させる方法と、2本の指を使い、途中でコネクタハウジング10を持ち替える方法とが可能である。
前者の方法では、図17,18に示すように、人差し指Bをロックアーム12の操作部15に宛がい、親指Aと中指Cを指置き部32に宛がう。つまり、人差し指Bでロック解除を行うとともに、親指Aと人差し指Bで、コネクタハウジング10を摘んで引張り操作を行うのである。引張り操作の際には、指置き部32に宛がった親指Aと中指Cを、指掛け部28の指掛け面28Sに押し避けるようにして、コネクタハウジング10を後方へ引っ張る。このとき、指掛け面28Sは、相手側ハウジングMからの離脱方向に対して傾いた形態なので、親指Aと中指Cに対して強く食い込む虞がなく、作業フィーリングがよい。
また、後者の離脱方法では、図13に示すように、親指Aを操作部15に宛がうとともに人差し指Bを引掛け部33に引っかけて、ロック解除操作を行い、そのまま、ロック突起16がロック用受け部62を乗り越える位置までコネクタハウジング10を後方へ引っ張る。この後、一旦親指Aと人差し指Bをコネクタハウジング10から外し、その親指Aと人差し指Bを、指置き部32に宛がって指掛け部28に引っ掛け、コネクタハウジング10を相手側ハウジングMから完全に離脱するまで引っ張ればよい。
上述のように本実施形態においては、指当て部25と指掛け部28は、谷状に凹んだ形態の指置き部32を形成するように前後に並んで配置されているのであるが、この谷状に凹んで指置き部32は、指当て部25の操作と指掛け部28の操作の両操作の際に指が宛がわれる共通の指置き領域となる。これにより、嵌合・離脱のいずれの操作においても、指を置く位置が一定となるので、作業性が良い。
また、指当て部25と指掛け部28は、その勾配領域同士(指当て面25Sと指掛け面28S)が隣接するように配されているので、指置き部32に置いた指を指当て部25又は指掛け部28に押し付ける際に、その指が嵌合・離脱方向に滑る虞がなく、安定した操作を行うことができる。
また、嵌合する際に指当て部25を押し操作する指が滑った場合、操作力が十分にコネクタハウジング10に伝わらず、コネクタハウジング10が相手側ハウジングMに対して半嵌合状態のままになってしまうことが懸念される。この点に鑑み、本実施形態では、指当て部25の勾配角度βを指掛け部28の勾配角度αよりも急角度とした。この構成によれば、指当て部25の勾配角度βが比較的大きい角度となるので、指当て部25を押す指が滑り難くなって、押し操作力を確実にコネクタハウジング10に伝えることができる。これにより、コネクタFと相手側ハウジングMとが半嵌合状態になるのを回避することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、ロックアームの支持部(即ち、傾動変位部の傾動の支点となる部分)をコネクタハウジングの外面から立ち上がる形態としたが、支持部は、保護壁部の内面に連なった形態であってもよい。
(2)上記実施形態では、指受け部をコネクタハウジングの外面から突出した突起状としたが、指受け部は、段差状であってもよい。
(3)上記実施形態では、指受け部は左右一対設けたが、指受け部の数は、1つでもよく、3つ以上でもよい。
(4)上記実施形態では、指受け部を、傾動変位部の延出方向と交差する幅方向において、ロックアームと保護壁部の隙間と対応する領域に配したが、幅方向において指受け部をロックアーム又は保護壁部と対応(ラップ)する領域に配してもよい。
(5)上記実施形態では、指受け部の後端がコネクタハウジングの後端面に連なるようにしたが、指受け部の後端がコネクタハウジングの後端面よりも前方に位置してしてもよい。
(6)上記実施形態では、指受け部の高さを保護壁部より低くしたが、指受け部は、保護壁部より高くてもよく、保護壁部と同じ高さでもよい。
(7)上記実施形態では、指受け部を形成したが、指受け部を形成しない形態であってもよい。
F…コネクタ
M…相手側ハウジング
10…コネクタハウジング
12…ロックアーム
14…傾動変位部
15…操作部
17…保護壁部
23…指受け部
24…傾斜部
40…端子金具

Claims (5)

  1. 端子金具が収容されるコネクタハウジングと、
    前記コネクタハウジングを相手側ハウジングとの嵌合状態にロックするためのロックアームと、
    前記ロックアームを挟むように配された一対の保護壁部とを備え、
    前記ロックアームは、
    前記コネクタハウジングの外面に沿って片持ち状に延出した形態の傾動変位部と、
    前記傾動変位部の延出端部に形成され、前記傾動変位部を前記コネクタハウジングの外面に接近するように斜めに傾けながらロック解除方向へ変位させるための操作部とを備えて構成され、
    前記一対の保護壁部は、前記コネクタハウジングの外面から立ち上がり、前記傾動変位部のうちの少なくとも前記操作部を含む領域に沿うように配されているコネクタにおいて、
    前記保護壁部のうち前記操作部と対応する端縁部は、前記操作部がロック解除方向へ変位するときの前記操作部の端縁の変位軌跡に概ね沿うようにオーバーハング状に切欠した形態とされていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記コネクタハウジングの外面には、前記傾動変位部の延出方向において前記操作部よりも前方の位置で前記操作部と対向するように配された指受け部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記指受け部は、前記傾動変位部の延出方向と交差する幅方向において、前記一対の保護壁部で挟まれた領域内に配されていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
  4. 前記指受け部は、前記傾動変位部の延出方向と交差する幅方向において、前記ロックアームと前記保護壁部の隙間と対応する領域に配されていることを特徴とする請求項3記載のコネクタ。
  5. 前記指受け部は、前記傾動変位部の延出方向において前記操作部に向かうほど前記コネクタハウジングの上面からの突出高さが減少するように傾斜した傾斜部を有していることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載のコネクタ。
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