JP2014186810A - コネクタ - Google Patents

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【課題】相手側コネクタとの嵌合操作を円滑に行うことができるコネクタを提供できる。
【解決手段】雌コネクタ10は、雄ハウジングと嵌合可能な雌ハウジングと、この雌ハウジング11の上面11Aに設けられたロックアーム13とを備えている。ロックアーム13は、このロックアーム13を前記ロック解除位置へ変位させるための解除操作部16を備えている。解除操作部16は、雄ハウジング31との嵌合方向後端よりも前方に位置している。さらに、雌ハウジング11の上面11Aには、指掛けリブ21が突設されている。指掛けリブ21の形成位置は、ロックアーム13に対して雄ハウジング31との嵌合方向後方であって、雄ハウジング31との嵌合方向と交差方向についてロックアーム13と重なる位置とされている。
【選択図】図6

Description

本発明は、コネクタに関する。
コネクタ同士を嵌合状態にロックする手段として、一方のコネクタの外面に沿うようにロックアームを設けるとともに、他方のコネクタにこのロックアームと係合するロック受け部を設けた構造がある。このようなロックアームを備えたコネクタとして、例えば特許文献1に開示のものが知られている。特許文献1のコネクタでは、ロックアームは、アームを撓ませてロック解除方向へ弾性変形させるための解除操作部を備えている。
特開2006−147291号公報
上記のような構成のコネクタでは、作業者が相手側コネクタとの嵌合操作を行う際に、コネクタハウジングを摘もうとする手指が誤って解除操作部にも触れてしまい、ロックアームをロック解除方向へ弾性変形させてしまうことがあった。
このような場合、嵌合完了時にロックアームが弾性復帰してロック受け部に係合することにより発生する打撃音や操作感触が喪失または減退してしまう。すると、作業者は、コネクタ相互の嵌合操作の完了を、速やかに知覚することができない。このため、改めてロックアームとロック受け部との係合状態を確認する必要が生じ、作業の遅延を招くという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、相手側コネクタとの嵌合操作を円滑に行うことができるコネクタを提供することを目的とする。
本発明のコネクタは、相手側ハウジングと嵌合可能なハウジングと、前記ハウジングの外壁面に設けられて、前記ハウジングと前記相手側ハウジングとを嵌合状態にロックするロック位置と、前記ハウジングと前記相手側ハウジングとのロックを解除するロック解除位置との間で変位可能なロックアームと、前記ロックアームに設けられて前記ロックアームを前記ロック解除位置へ変位させるための解除操作部とを備え、前記解除操作部が、前記ハウジングの前記外壁面において前記相手側ハウジングとの嵌合方向後端よりも前方に位置しており、前記ハウジングの前記外壁面には、前記ロックアームに対して前記相手側ハウジングとの嵌合方向後方であって前記相手側ハウジングとの嵌合方向と交差方向について前記ロックアームと重なる位置に指掛け部が突設されたものである。
上記のような構成によれば、ロックアームにおける解除操作部の後端が、ハウジングの後端よりも嵌合方向前方に位置しているから、ハウジングの外壁面において、解除操作部の後端とハウジングの後端との間にスペースが生じる。そして、このスペースには、嵌合操作の際に作業者が指をかけやすいように、指掛け部が突設されている。これにより、作業者は、嵌合操作の際に、この指掛け部に指をかけながらハウジングを摘むこととなるので、解除操作部に作業者の手指が触れてしまうことが回避される。このため、作業者は、コネクタ相互の嵌合操作の完了を、ロックアームが弾性復元する際の打撃音や操作感触から速やかに知覚することができ、嵌合操作を円滑に行うことができる。
また、嵌合後、両コネクタを互いに嵌合方向前後に動かす操作を行って、両コネクタが確実に嵌合されているかどうかを確認することがある。このような際にも、この指掛け部に指をかけながらハウジングを摘むことができるので、操作を容易に行うことができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
前記指掛け部が、前記外壁面において前記相手側ハウジングとの嵌合方向後端に設けられたものであることが好ましい。
上記のような構成によれば、指掛け部を、ハウジングの外壁面において相手側ハウジングとの嵌合方向後端、すなわち、解除操作部からできるだけ離れた位置に設けている。これにより、嵌合操作の際に作業者の指が解除操作部に触れてしまうことを確実に回避することができ、嵌合操作をより円滑に行うことができる。
また、前記ハウジングの前記外壁面において、前記指掛け部の形成位置よりも前記相手側ハウジングとの嵌合方向前側の領域が平坦に形成されており、前記ロックアームには、前記指掛け部を形成するための型抜き孔が前記相手側コネクタとの嵌合方向に貫通して設けられたものであることが好ましい。
上記のような構成によれば、ハウジングの成形に際して、スライド金型を用いることなく、嵌合方向に型抜きされる金型だけで成形することが可能となり、コネクタを安価かつ簡易に製造することができる。
本発明によれば、相手側コネクタとの嵌合操作を円滑に行うことができるコネクタを提供できる。
実施形態のコネクタの正面図 実施形態のコネクタの上面図 実施形態のコネクタの下面図 実施形態のコネクタの側面図 実施形態のコネクタの背面図 実施形態のコネクタが相手側コネクタに嵌合された状態を示す側断面図 実施形態のコネクタを相手側コネクタから離脱させようとする状態を示す側断面図
本発明の実施形態を、図1〜図7を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態のコネクタは、雌コネクタ10であって、相手側である雄ハウジング31(相手側ハウジングに該当)と嵌合可能な雌ハウジング11(ハウジングに該当)を備えている。なお、以下の説明においては、雄ハウジング31および雌ハウジング11において、相手側との嵌合面側を前側とする。
雌ハウジング11は、合成樹脂によりブロック状に形成されている。この雌ハウジング11内には、前後方向(雄ハウジング31とのの嵌合方向に沿う方向)に貫通する複数のキャビティ12が、上下左右に整列して形成されている。このキャビティ12の内部には、雌端子金具(図示せず)が後方から挿入される。
雌ハウジング11の上面11A(外壁面に該当)には、ロックアーム13が一体に形成されている。このロックアーム13は、雌ハウジング11の上面11Aにおいて、左右方向(雄ハウジング31との嵌合方向と交差方向)の中心位置に設けられている。ロックアーム13は、図1、図2および図6に示すように、雌ハウジング11の上面11Aにおける前端部から上方へ立ち上がる脚部14と、この脚部14の上端から後方へ片持ち状に延出する板状のアーム本体15と、アーム本体15の延出端部に形成された平板状の解除操作部16とを備えている。
アーム本体15の上面11Aには、上側に突出するロック突起17が形成されている。このロック突起17の前面は、前下がりに傾斜する乗上面17Aとされ、その後面は、後述する雄ハウジング31のロック受け部35との係止面17Bとされている。
ロックアーム13は、脚部14を支点として上下方向(雌ハウジング11の上面11Aに対して接近又は離間する方向)へ弾性撓みすることが可能となっており、弾性撓みしていない自由状態では、雌ハウジング11の上面11Aとほぼ平行な姿勢をとる非撓み状態にある。そして、雌ハウジング11が雄ハウジング31に嵌合したときに、雄ハウジング31のロック受け部35(詳細には後述)に押されて非撓み位置よりも僅かに下方へ弾性撓みしたロック位置と、このロック位置よりも更に下方へ弾性撓みしてロック突起17とロック受け部35との係合が解除されるロック解除位置との間で変位可能とされている。
解除操作部16の後端は雌ハウジング11における上面11Aの後端よりもやや前方に位置しており、雌ハウジング11の上面11Aにおいて、解除操作部16の後端から雌ハウジング11の後端に至るまでの領域は、上方に開放された指乗せ面20とされている。
この指乗せ面20の後端には、指掛けリブ21(指掛け部に該当)が上方に向かって突設されている。指掛けリブ21は、図2に示すように、左右方向に細長く形成され、その左右方向の長さは、ロックアーム13における脚部14の幅よりもやや小さくされている。この指掛けリブ21は、左右方向についてロックアーム13と重なる位置に配されている。この指掛けリブ21は、雌ハウジング11を金型(図示せず)によって成型する際に、同時に形成されるが、その際に、指掛けリブ21を形成するための金型の一部が前方へ型抜きされるため、その型抜きによって、ロックアーム13の脚部14には、その前後方向に貫通する型抜き孔18が形成されている。この型抜きを行うため、雌ハウジング11の上面11Aにおいて、ロックアーム13の脚部14が立ち上がる位置から指掛けリブ21の形成位置に至るまでの領域は、平坦に形成されている。
雌ハウジング11の上面11Aには、ロックアーム13の左右方向外側に、ロックアーム13と平行に延びる一対の保護壁22が立設されている。保護壁22の前後長はロックアーム13の前後長とほぼ同じである。この保護壁22は、図1に示すように、その高さがロックアーム13のロック突起17の頂点の高さとほぼ同じ高さをもって形成されるとともに、図2、図6に示すように、ロックアーム13の両側縁に近接して配されており、ロックアーム13のアーム本体15と雌ハウジング11の上面11Aとの間に存在する撓み空間の側方を塞ぐ構成となっている。これにより、撓み空間に異物が侵入することを防止している。
また、雌ハウジング11の上面11Aにおける左右両側縁には、図2、図4に示すように、雄ハウジング31に対する雌ハウジング11の嵌合動作を案内するための一対のガイドリブ23が、雌ハウジング11の前後方向の全長にわたって形成されている。
雌ハウジング11における上面11Aの後部には、左右の保護壁22とガイドリブ23とをつなぐ連結リブ24が左右対に形成されている。連結リブ24は、一対の保護壁22の後端から、やや左右に広がりつつ後方に延びて雌ハウジング11の後端縁に達し、そこから雌ハウジング11の後端縁に沿ってガイドリブ23まで延びている。
各連結リブ24において、保護壁22と連結される側の端部には、図1、図2に示すように、上端から、内側方向(ロックアーム13側)に突出する変形防止受部25が設けられている。一方、ロックアーム13における解除操作部16の両側縁には、その下端から、外側方向に突出する変形防止突起19が設けられている。この変形防止突起19が変形防止受部25に下側から当接することにより、ロックアーム13が雌ハウジング11の外側へ変形することが防止される。
さらに、雌ハウジング11の下面における後端縁には、下方に突出する指掛け壁26が、ほぼ左右全幅にわたって形成されている。
次に、この雌コネクタ10と嵌合される雄コネクタ30について説明する。雄コネクタ30は、合成樹脂製の雄ハウジング31を備えている。雄ハウジング31は、ブロック状に形成された端子収容部32と、この端子収容部32の外周縁から前方に突出して、内部に雌ハウジング11を受け入れ可能なフード部33とを備えている。端子収容部32の内部には、詳細には図示しないが、前後方向に貫通する複数のキャビティが、上下左右に整列して形成されて設けられている。このキャビティの内部には、雌コネクタ10の雌端子金具と接続される雄端子金具(図示せず)が、雄ハウジング31の後方から挿入される。
図6に示すように、フード部33の天井面33Aには、左右方向の中央位置に、前後方向に延びるロックアーム収容溝34が凹み形成されている。このロックアーム収容溝34は雌ハウジング11のロックアーム13を収容可能な幅寸法をもって形成されており、その後端はフード部33の後面壁を貫通している。また、ロックアーム収容溝34の前端位置には、フード部33の内側に突出するロック受け部35が形成されている。このロック受け部35の後面は、フード部33の天井面33Aとほぼ直交するように切り立つ係合面35Aとされおり、ここにロックアーム13係止面17Bが係止するようになっている。
さらに、詳細に図示はしないが、フード部33における天井面33Aには、ガイドリブ23を受け入れ可能な案内溝、および、保護壁22を受け入れ可能な保護壁挿通溝が形成されている。
上記のように構成された雄コネクタ30と雌コネクタ10とを嵌合させる際には、作業者は、一方の手指で雄ハウジング31を摘み、他方の手指で雌ハウジング11を摘んで、雄ハウジング31におけるフード部33の内部に雌ハウジング11を押し込む。このとき、図6に示すように、雌ハウジング11の上面11Aにおける後端位置に指掛けリブ21が、下面における後端位置に指掛け壁26が、それぞれ形成されているので、作業者は、この指掛けリブ21および指掛け壁26に親指および人差し指を引掛けることで、容易に雌ハウジング11を摘み、雄ハウジング31に対する押し込み動作を行うことができる。これにより、作業者の手指が誤って解除操作部16に触れてしまうことが回避される。
雌ハウジング11がフード部33内に押し込まれていくと、ロックアーム13のロック突起17がフード部33のロック受け部35と干渉することによって、ロックアーム13が下方向(雌ハウジング11の上面11Aに近づく方向)へ弾性変形する。そして、正規嵌合位置まで雌ハウジング11が押し込まれると、ロック突起17がロック受け部35を乗り越えてロックアーム13が上方に弾性復帰する。このとき、ロックアーム13が非撓み位置(自由状態)に至る前、即ちロックアーム13に蓄えられている弾性復元力が消失する前に、ロックアーム13の上面がロック受け部35の下面に対して下から弾性的に勢い良く衝突し、この衝突による打撃音が発生する。また、作業者が雌ハウジング11及び雄ハウジング31を摘む手指には、ロックアーム13とロック受け部35とが衝突したという感触が伝達される。
雌ハウジング11と雄ハウジング31とが正規嵌合状態に至ると、ロックアーム13の上面がロック受け部35の下面に当接することにより、それ以上のロックアーム13の上方への弾性復帰が規制され、ロックアーム13が非撓み位置から僅かに下方に撓んだロック位置に保持される。そして、ロック受け部35の係合面35Aにロック突起17の係止面17Bが係止され、雌ハウジング11と雄ハウジング31とが離脱を規制された状態にロックされる。これとともに、雄端子金具と雌端子金具とが導通可能に接続される。このとき、解除操作部16と指掛け壁26とは、いずれも、その全領域がフード部33の外部に露出した状態となっている。
嵌合状態の雌コネクタ10を雄コネクタ30から離脱させる際には、図7に示すように、作業者は、親指をロックアーム13の解除操作部16の上面に宛がうとともに、人差し指を指掛け壁26に引っ掛け、その状態で、解除操作部16を下方へ押し操作する。この押し操作により、ロックアーム13がロック解除位置へ弾性撓みさせられ、ロック突起17のロック受け部35に対する係合が解除される。作業者は、ロックアーム13を弾性撓みさせたままで、雌ハウジング11を後方へ引っ張ることにより、雌ハウジング11を雄コネクタ30のフード部33から離脱させる。
以上のように本実施形態によれば、雌コネクタ10は、雄ハウジングと嵌合可能な雌ハウジング11と、この雌ハウジング11の上面11Aに設けられたロックアーム13とを備えている。ロックアーム13は、雌ハウジング11と雄ハウジング31とを嵌合状態にロックするロック位置と、雌ハウジング11と雄ハウジング31とのロックを解除するロック解除位置との間で変位可能とされている。また、ロックアーム13は、このロックアーム13をロック解除位置へ変位させるための解除操作部16を備えている。解除操作部16は、雌ハウジング11の上面11Aにおいて雄ハウジング31との嵌合方向後端よりも前方に位置している。さらに、雌ハウジング11の上面11Aには、指掛けリブ21が突設されている。指掛けリブ21の形成位置は、ロックアーム13に対して雄ハウジング31との嵌合方向後方であって、雄ハウジング31との嵌合方向と交差方向についてロックアーム13と重なる位置とされている。
上記のような構成によれば、ロックアーム13における解除操作部16の後端が、雌ハウジング11の後端よりも嵌合方向前方に位置しているから、雌ハウジング11の上面11Aにおいて、解除操作部16の後端と雌ハウジング11の後端との間にスペースが生じる。このスペースが、嵌合操作の際に作業者が指をかける指乗せ面20となる。そして、この指乗せ面20には、嵌合操作の際に作業者が指をかけやすいように、指掛けリブ21が突設されている。これにより、作業者は、嵌合操作の際に、この指掛けリブ21に指をかけながら雌ハウジング11を摘むこととなるので、嵌合解除のための解除操作部16に作業者の手指が触れてしまうことが回避される。このため、嵌合完了時にロックアーム13が弾性復元してロック受け部35に係合することにより発生する打撃音や操作感触が喪失または減退してしまうことが回避され、作業者は、嵌合操作の完了を、打撃音や操作感触により速やかに知覚することができる。これにより、嵌合操作を円滑に行うことができる。
また、嵌合後、雌ハウジング11と雄ハウジング31とを互いに嵌合方向前後に動かす操作を行って、両ハウジング11、31が確実に嵌合されているかどうかを確認することがある。このような際にも、この指掛けリブ21に指をかけながら雌ハウジング11を摘むことができるので、操作を容易に行うことができる。
また、指掛けリブ21が、雌ハウジング11の上面11Aにおいて雄ハウジング31との嵌合方向後端、すなわち、解除操作部16からできるだけ後方に離れた位置に設けられている。これにより、嵌合操作の際に作業者の指が解除操作部16に触れてしまうことを確実に回避することができ、嵌合操作をより円滑に行うことができる。
さらに、雌ハウジング11の上面11Aにおいて、指掛けリブ21の形成位置よりも嵌合方向前側の領域が平坦に形成されており、ロックアーム13には、指掛けリブ21を形成するための型抜き孔18が雄ハウジング31との嵌合方向に貫通して設けられている。
上記のような構成によれば、雌ハウジング11の成形に際して、雄ハウジング31との嵌合方向に対して横方向に移動させるスライド金型を用いることなく、嵌合方向に型抜きされる金型だけで成形することが可能となり、雌コネクタ10を安価かつ簡易に製造することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、雌ハウジング11にロックアーム13が設けられ、雄ハウジング31にこれと係合するロック受け部35が設けられていたが、雄ハウジングにロックアームが設けられ、雌ハウジングにこれと係合するロック受け部が設けられていても構わない。
(2)上記実施形態では、指掛けリブ21が雌ハウジング11の上面11Aにおいて雄ハウジング31との嵌合方向後端に設けられていたが、指掛け部がハウジングの後端よりも前方に設けられていても構わない。
(3)上記実施形態では、雌ハウジング11に指掛けリブ21が設けられていたが、指掛け部の形状は、作業者がハウジングを摘む際に指をひっかけることが可能なものであればよい。
10…雌コネクタ(コネクタ)
11…雌ハウジング(ハウジング)
11A…上面(外壁面)
13…ロックアーム
16…解除操作部
18…型抜き孔
21…指掛けリブ(指掛け部)
31…雄ハウジング(相手側ハウジング)

Claims (3)

  1. 相手側ハウジングと嵌合可能なハウジングと、
    前記ハウジングの外壁面に設けられて、前記ハウジングと前記相手側ハウジングとを嵌合状態にロックするロック位置と、前記ハウジングと前記相手側ハウジングとのロックを解除するロック解除位置との間で変位可能なロックアームと、
    前記ロックアームに設けられて前記ロックアームを前記ロック解除位置へ変位させるための解除操作部とを備え、
    前記解除操作部が、前記ハウジングの前記外壁面において前記相手側ハウジングとの嵌合方向後端よりも前方に位置しており、
    前記ハウジングの前記外壁面には、前記ロックアームに対して前記相手側ハウジングとの嵌合方向後方であって前記相手側ハウジングとの嵌合方向と交差方向について前記ロックアームと重なる位置に指掛け部が突設されたものである、コネクタ。
  2. 前記指掛け部が、前記外壁面において前記相手側ハウジングとの嵌合方向後端に設けられたものである、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記ハウジングの前記外壁面において、前記指掛け部の形成位置よりも前記相手側ハウジングとの嵌合方向前側の領域が平坦に形成されており、前記ロックアームには、前記指掛け部を形成するための型抜き孔が前記相手側コネクタとの嵌合方向に貫通して設けられたものである、請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
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