JP2012020592A - 鉄道車両の構体構造 - Google Patents

鉄道車両の構体構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2012020592A
JP2012020592A JP2010157607A JP2010157607A JP2012020592A JP 2012020592 A JP2012020592 A JP 2012020592A JP 2010157607 A JP2010157607 A JP 2010157607A JP 2010157607 A JP2010157607 A JP 2010157607A JP 2012020592 A JP2012020592 A JP 2012020592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window opening
vehicle
plate portion
railway vehicle
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010157607A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Ishizuka
理 石塚
淳 佐野
Makoto Taguchi
真 田口
Toshiyuki Yamada
敏之 山田
Hideki Kumamoto
秀喜 熊本
Seiichiro Yagi
誠一郎 矢木
Masayuki Tomizawa
雅幸 冨澤
Atsushi Sano
敦司 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP2010157607A priority Critical patent/JP2012020592A/ja
Priority to US13/810,103 priority patent/US8656841B2/en
Priority to PCT/JP2011/003983 priority patent/WO2012008146A1/ja
Priority to CN2011800329653A priority patent/CN102958777A/zh
Priority to EP11806480.7A priority patent/EP2594448A4/en
Publication of JP2012020592A publication Critical patent/JP2012020592A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61DBODY DETAILS OR KINDS OF RAILWAY VEHICLES
    • B61D17/00Construction details of vehicle bodies
    • B61D17/04Construction details of vehicle bodies with bodies of metal; with composite, e.g. metal and wood body structures
    • B61D17/08Sides
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61DBODY DETAILS OR KINDS OF RAILWAY VEHICLES
    • B61D25/00Window arrangements peculiar to rail vehicles

Abstract

【課題】曲げ剛性を高めて乗り心地を向上させ、かつ軽量化された鉄道車両の構体構造を提供する。
【解決手段】側構体14Aは、外側板部14Aaと内側板部14Abとウエブ部14Acとを有し、外側板部14Aaと内側板部14Abがウエブ部14Acにより結合される、アルミニウム合金製のダブルスキン構造である。側窓開口部13は外側板部14Aa側に形成される外側窓開口13aと、内側板部14Ab側に形成される内側窓開口13bを含み、いずれも長円形状の長穴である。内側窓開口13bは、内側板部14Ab及びウエブ部14Acを切除して形成され、開口面積は外側窓開口13aよりも大きい。側窓開口部13はシングルスキンの構造となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鉄道車両の構体構造、特に乗り心地を向上させ、軽量化された構体構造に関する。
近年、鉄道車両の高速化に伴い車両の軽量化が求められるとともに、乗り心地等の乗客に対する快適性を向上させた鉄道車両が強く要望されている。これに対して、側窓の大きさを小さくして、構体の曲げ剛性を高めることにより乗り心地を向上させた車両構体が知られている。
ところで、鉄道車両の側構体の構造の一つとして、2枚の面板と,この両面板同士を結合するリブとから構成されたアルミニウム合金製の中空の押し出し形材を用いたダブルスキン構造が知られている。これらの構造を有する車両においても、同様に,軽量化と乗り心地の向上が要望されている。これに対して、特許文献1には、側構体を設けた窓と窓の間の部分である吹き寄せを構成する中空形材の面板の板厚のみを、側構体を構成する他の中空形材の面板の板厚と比べて車体長手方向に一様に厚くした鉄道車両構体が提案されている。特許文献1は、上記構成により曲げ剛性が高く質量の軽い車両構体を提供できるとしている。
特開平10−194117号公報
しかし、側窓を小さくすると、車内からの乗客の視野が制限され、開放感が損なわれる。また、特許文献1に記載の車両構体は、吹き寄せを構成する中空形材の面板の板厚を車両長手方向に厚くしているため、曲げ剛性を高くすることができても、車両質量の増加を伴うという問題があった。
そこで、本発明の目的は、曲げ剛性を高めて乗り心地を向上させ、かつ軽量化された鉄道車両の構体構造を提供することである。
請求項1の発明は、外側板部と、内側板部と、前記外側板部と前記内側板部とを接合する接合部とを有する側構体を備えた鉄道車両の構体構造であって、前記内側板部に形成され、前記鉄道車両の車内側に配置される内側窓開口と、前記外側板部に形成され、前記内側窓開口よりも開口面積が小さな外側窓開口とを備え、前記内側窓開口及び前記外側窓開口は、車両長手方向に延びる長円形状である、ことを特徴とする。ここで、「長円形状」とは、図13に示すように、2つの平行な直線部101a,101bと2つの略半円部101c,101d(半径R)から形成される形状である。また、長円形状の一部に溶接継手が位置する場合などにおいては、その部分に応力集中が生じるのを回避する工夫がなされている場合も含む。
このようにすれば、乗客等の視界に対して大きく影響を与えない吹き寄せ部の上下端付近の面積を大きくすることにより曲げ剛性を高めることができる。従来のように吹き寄せ部の板厚のみを厚くすることなく剛性を高めることができるので、乗り心地を向上させ、かつ軽量化することができる。
請求項4の発明は、外側板部と、内側板部と、前記外側板部と前記内側板部とを接合する接合部とを有する側構体を備えた鉄道車両の構体構造であって、前記内側板部に形成され、前記鉄道車両の車内側に配置される内側窓開口と、前記外側板部に形成され、前記内側窓開口よりも開口面積が小さな外側窓開口とを備え、前記内側窓開口及び前記外側窓開口は、円形状である、ことを特徴とする。
このようにすれば、内側窓開口及び外側窓開口は円形状で、内側板部に形成される内側窓開口は、外側板部に形成される外側窓開口よりも開口面積が小さいので、従来の側窓開口部と比較して、吹き寄せ部の面積を大きくすることができる。よって、曲げ剛性を高め、乗り心地を向上させることができる。
本発明により、曲げ剛性を高めて乗り心地を向上させ、かつ軽量化された鉄道車両の構体構造を提供することができる。
第1の実施の形態に含まれる車体の構成の概略を示し、(a)は側面図、(b)は車外側から見た車体の一部を示す斜視図、(c)は車内側から見た車体の一部を示す斜視図、(d)は車内側から見た側窓開口部間の部分拡大図である。 従来の車体の構成の概略を示し、(a)は側面図、(b)は車外側から見た車体の一部を示す斜視図、(c)は車内側から見た車体の一部を示す斜視図、(d)は車内側から見た側窓開口部間の部分拡大図である。 側窓開口部の部分拡大図であり、(a)は第1の実施の形態の側窓開口部、(b)は従来の側窓開口部を示す。 第1の実施の形態に含まれる側窓開口部を、車内側から見た部分拡大図である。 第1の実施の形態の変形例について、車内側から見た側窓開口部間の部分拡大図である。 板厚分布の最適化結果を示す図であり、(a)は第1の実施の形態に係る構体構造、(b)は、第1の実施の形態の変形例に係る構体構造、図6(c)は従来の構体構造における最適化結果を示す。 第2の実施の形態に含まれる車体の構成の概略を示し、(a)は側面図、(b)は車外側から見た車体の一部を示す斜視図、(c)は車内側から見た車体の一部を示す斜視図、(d)は車内側から見た側窓開口部間の部分拡大図である。 従来の車体の構成を示す図であり、(a)(b)はそれぞれ図1(a)(d)と同様のに相当する図である。 側窓開口部の部分拡大図であり、(a)は第2の実施の形態の側窓開口部、(b)は従来の側窓開口部を示す。 第2の実施の形態の変形例についての図7(d)に相当する図である。 板厚分布の最適化結果を示す説明図であり、(a)は第2の実施の形態に係る構体構造、(b)は第2の実施の形態の変形例に係る構体構造、(c)は従来の構体構造における最適化結果を示す。 窓開口部と腰掛けの関係を示し、(a)は大窓開口部と腰掛けの関係を、(b)は小窓開口部と腰掛けの関係を示す。 窓開口部の形状の説明図である。
以下、本発明の実施の形態に係る鉄道車両の構体構造を図面に沿って説明する。なお、第1の実施の形態としては、側窓開口部を大窓開口部としたものを、第2の実施の形態としては側窓開口部を小窓開口部としたものを用いている。ここで、大窓開口部とは、図12(a)に示すように、横型腰掛け(いわゆるクロスシート)101の2列の腰掛けピッチSP1より、車両長手方向の長さL1が大きな窓部である。つまり、大窓開口部16Aの車両長手方向の長さL1は、シートピッチSP1×2−吹き寄せ部16Bの寸法L2となる。小窓開口部とは、図12(b)に示すように、横形腰掛け101の1列ごとに、それぞれの小窓開口部17Aが対応する配置とされるものをいう。つまり、小窓開口部17AのピッチがシートピッチSP2と等しくなる。なお、小窓開口部の形状は,矩形状のほか、丸形状も含む。
(第1の実施の形態)
図1は第1の実施の形態に含まれる車体の構成の概略を示し、図1(a)は側面図、図1(b)は車外側から見た車体の一部を示す斜視図、図1(c)は車内側から見た車体の一部を示す斜視図、図1(d)は車内側から見た側窓開口部間の部分拡大図である。なお、図中の参照符号P1,P2は、車体11を支持する支点で、前後2つの台車枠の枕はりの部位に対応する。
図1(a)〜(d)に示すように、鉄道車両の車体11は、側構体14Aを有する。この側構体14Aの上部に屋根構体14Bが結合され、下部に台枠14Cが接続されている。そして、側構体14Aは、出入り口開口部12A,12Bと、複数の側窓開口部13とを備える。側構体14Aは、外側板部14Aaと内側板部14Abとウエブ部(接合部)14Acとを有し、外側板部14Aaと内側板部14Abがウエブ部14Acにより結合される、アルミニウム合金製のダブルスキン構造である。
出入り口開口部12A,12Bは、側構体14Aの側部前後に形成され、出入り口開口部12Aと12Bとの間には、車両長手方向に沿って一定の間隔で側窓開口部13が形成されている。以下、側窓開口部13の詳細について説明する。
図1(b)〜(d)に示すように、側窓開口部13は、外側板部14Aaに形成される外側窓開口13aと、内側板部14Abに形成される内側窓開口13bとを含む。外側窓開口13a及び内側窓開口13bは、いずれも車両長手方向に長い長円形状の長穴である。ここで、内側窓開口13bは、内側板部14Ab及びウエブ部14Acを切除して形成されている。この内側窓開口13bの開口面積は外側窓開口13aの開口面積よりも大きい。これは、車内側から、窓ガラス及び窓枠からなる窓ユニットを取り付けるためである。このように、車内側から見ると、側窓開口部13は、外側板部14Aaのみが残るシングルスキンの構造となる。
次に、従来の側窓開口部と本実施の形態の側窓開口部との相違点について説明する。図2は、従来の車体の構成の概略を示し、図2(a)は側面図、図2(b)は車外側から見た車体の一部を示す斜視図、図2(c)は車内側から見た車体の一部を示す斜視図、図2(d)は車内側から見た側窓開口部間の部分拡大図である。
この従来の車体21も、側構体24Aの側部前後に出入り口開口部22A,22Bを備える。出入り口開口部22Aと22Bとの間には、車両長手方向に沿って一定の間隔で側窓開口部23が形成されている。側構体24Aが、外側板部と内側板部とウエブ部(接合部)とを有する、アルミニウム合金製のダブルスキン構造である点は、前記実施の形態と同じである。なお、24Bは側構体24Aの上部に結合される屋根構体、24Cは側構体24Aの下部に接続される台枠24Cである。図2(b)〜(d)に示すように、側窓開口部23は、側構体24Aの外側板部に形成される外側窓開口23aと、内側板部に形成される内側窓開口23bとを含む。外側窓開口23a及び内側窓開口23bは、いずれも車両長手方向に長い矩形状の長穴である。
また、図3は側窓開口部の部分拡大図であり、(a)は第1の実施の形態の側窓開口部、(b)は従来の側窓開口部を示す。なお、図3(b)の二点鎖線は、比較のために本実施の形態の外側窓開口13aを示す。
図3(a)において、本実施の形態の外側窓開口13aは、隣り合う外側窓開口13aの間隔L11が400mm、外側窓開口13aの車両長手方向の長さL12が1560mm、車両上下方向の長さL13が560mm、外側窓開口13aの各隅の湾曲部の半径R11が280mmである。さらに、外側窓開口13aと内側窓開口13bとの上下の間隔L14,L15はそれぞれ109mm,47mm、左右の間隔L16が42mmである。
一方、図3(b)において、従来の側窓開口部23は、隣り合う外側窓開口23aの間隔L17が360mm、車両長手方向の長さL18が1600mm、車両上下方向の長さL19が650mm、外側窓開口23aの各隅の湾曲部の半径R12が125mmである。
このように、本実施の形態の側窓開口部13は、従来の側窓開口部23と比較して、側窓開口部13の間の吹き寄せ部の面積を大きくしている。これにより台車枠の枕はりの部位P1,P2を支点として車体11に作用する上下荷重に対して、剛性を高めた構体構造とすることができる。
また、本実施の形態において、乗客が着席する腰掛けが、車体11のレール方向に対して各腰掛けを直角方向に配置した腰掛け配置(いわゆるクロスシート配置)の腰掛けにおいて、側窓開口部13の車両長手方向の長さは、車両長手方向に隣接する腰掛けのピッチよりも長く、好ましくは、前記ピッチの1.5倍程度である。腰掛け間のピッチと、吹き寄せ部の長さを調節することによって、側窓開口部13は2列の腰掛けに対して配置され、車両が車両長手方向のいずれの方向に走行する場合も、腰掛けに着席している乗客に対して側窓開口部13を通じての視野が確保されるようになっている。例えば、側窓開口部13の車体長手方向の長さを1560mm〜1680mm以上とし、従来の車体よりも大窓とすることにより、車内から広い視野を確保し乗客に開放感を与え、快適性を向上させることができる。また、従来の構造と比べて、吹き寄せ部の面積を大きくすることができるので、曲げ剛性を高め、乗り心地を向上させることができる。
なお、図4に示すように、側窓開口部13(外側窓開口13a及び内側窓開口13b)の車両上下方向の中央近傍には、車両上下方向に延びる短い直線部13Aが形成されている。そして、側構体14Aは、少なくとも、車両上下方向において分割された上部側構体部14AAと下部側構体部14ABとを接合して形成されるので、両側構体部14AA,14ABの、車体水平方向に延びる溶接継手15が直線部13Aの部位に位置するようにしている。これにより、側窓開口部13において溶接継手15の部分に応力が集中するのを回避することができる。
なお、本実施の形態において、内側窓開口13bの形状は、外側窓開口13aに対応した長円形状としたが、これに限られない。例えば図5に示すように、外側窓開口13aは長円形状として、側窓開口部13’の内側窓開口13b’を矩形状としてもよい。すなわち、内側窓開口部13b’は、上下縁が互いに平行で、かつ前後縁が互いに平行である矩形状の開口としてもよい。
以上のような構成を備えた構体において、車体の固有振動数の解析を行ったところ、従来の側窓開口部23を備えた車体21(図2参照)では、固有振動数が8.3Hz(質量7.59ton)であった。それに対し、図1に示す車体11では、固有振動数9.3Hz(質量7.73ton)であり、図5に示す側窓開口部13’を有する車体では固有振動数が9.1Hz(質量7.72ton)となった。以上の結果から、本実施の形態に係る鉄道車両構体では、車体の固有振動数を大きくすることができるので、構体の曲げ剛性を高め、乗り心地を向上させることができる。
次に、設計変数をアルミニウム合金製のダブルスキン構造の押し出し形材の板厚、制約条件を車体固有振動数、目的関数を構体質量として、構体質量が最小となるようにした最適化解析を行った。鉄道車両において、良好な乗り心地を確保するためには、台車のばね系の固有振動数よりも1Hz以上大きくした方がよい。そこで、本実施の形態において、台車のばね系の固有振動数がN Hzであるとし、制約条件である車体の固有振動数をN+1.2Hzとしている。
図6は板厚分布の最適化結果を示す図であり、図6(a)は第1の実施の形態に係る構体構造、図6(b)は、図5に示す側窓開口部13’を有する構体構造、図6(c)は図2に示した従来の構体構造における最適化結果を示す。以上の結果より、従来の構体構造の車体の固有振動数をN+1.2Hzまで大きくするためには、図6(c)に示す板厚分布となり、構体質量が1.86ton増加する。それに対して、本実施の形態の構体構造では、図6(a)(b)に示す板厚分布となり、それぞれ0.38ton,0.68ton増加するだけである。なお、図6に示す最適化結果は、台車のばね系の固有振動数Nを8.5Hzと想定した場合についてのものであるが、台車のばね系の固有振動数Nが変化しても同様な結果が得られることは確認されている。
このように、本実施の形態に係る鉄道車両の構体構造は、乗り心地を改善して快適性を向上させるだけでなく、車両の軽量化を図ることができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態に係る鉄道車両の構体構造について説明する。本実施の形態では、第1の実施の形態とほぼ同様の構成を備えるが、側窓開口部を円形状とした点で異なる。以下、相違点を中心に説明する。
図7は、第2の実施の形態に含まれる車体の構成の概略を示し、図7(a)は側面図、図7(b)は車外側から見た車体の一部を示す斜視図、図7(c)は車内側から見た車体の一部を示す斜視図、図7(d)は車内側から見た側窓開口部間の部分拡大図である。
図7(a)〜(d)に示すように、側構体34Aに形成される複数の側窓開口部33は、円形状である。34B,34Cはそれぞれ屋根構体及び台枠を示す。なお、側構体34Aは、外側板部と内側板部とウエブ部(接合部)とを有する、アルミニウム合金製のダブルスキン構造である。
図7(d)に拡大して示すように、外側板部34Aaに形成される外側窓開口33aは、略円形状の丸穴である。これにより、外側窓開口33aの隅部の半径は、従来の外側窓開口43aの隅部半径よりも大きくなっている。
内側板部34Abに形成される内側窓開口33bは、外側窓開口33aに対応した略円形状の丸穴であるが、外側窓開口33aよりも開口面積が大きい。なお、側窓開口部33を車内側から見ると、外側板部34Aaのみが残るシングルスキンの構造となる。また、第1の実施の形態(図4参照)と同様に、側窓開口部33(外側窓開口33a及び内側窓開口33b)の車両上下方向の中央近傍には、車両上下方向に延びる短い直線部が形成され、かかる直線部に、上部側構体部と下部側構体部との溶接継手が配置されている。
次に、従来の側窓開口部43と本実施の形態の側窓開口部33との相違点について説明する。図8は従来の鉄道車両の車体の構成を示す図であり、図8(a)は側面図、図8(b)は、車内側から見た側窓開口部43の拡大図である。側窓開口部43は、側構体44Aの外側板部に形成される外側窓開口43aと、内側板部に形成される内側窓開口43bとを含む。外側窓開口43a及び内側窓開口43bは、いずれも矩形状の穴である。内側窓開口43bの開口面積は外側窓開口43aの開口面積よりも大きい。
また、図9は側窓開口部の部分拡大図であり、図9(a)は第2の実施の形態の側窓開口部、図9(b)は従来の側窓開口部を示す。なお、図9(a)の二点鎖線は、比較のために、従来の外側窓開口43aを示している。
図9(a)において、本実施の形態の側窓開口部33は、隣り合う側窓開口部33の間隔L21が270mm、外側窓開口33aの車両長手方向の長さL22が710mm、車両上下方向の長さL23が650mm、外側窓開口33aの各隅の湾曲部の半径R21が325mmである。
一方、従来の側窓開口部43は、図9(b)において、隣り合う外側窓開口43aの間隔L21が270mm、車両長手方向の長さL22が710mm、車両上下方向の長さL23が650mm、外側窓開口43aの各隅の湾曲部の半径R22が125mmである。
このように、本実施の形態では、外側窓開口33aの四隅に従来の外側窓開口部43aよりも大きな半径を有する湾曲部を設けた略円形状としている
なお、本実施の形態では、内側窓開口33bの形状を外側窓開口33aの形状と対応させているが、これに限らない。例えば図10に示すように、内側窓開口33cを矩形状としてもよい。すなわち、内側窓開口33cは、上下縁33ca,33cbが互いに平行で、かつ前後縁33cd,33ceが互いに平行である。このような構成において、内側窓開口33cの中心には外側窓開口33aが配置される。
以上のような構成を備えた構体において、車体の固有振動数の解析を行ったところ、従来の側窓開口部43を備えた車体(図8参照)では、固有振動数が8.7Hz(質量7.64ton)であるのに対し、本実施の形態の側窓開口部33を備えた車体(図7参照)では、固有振動数9.5Hz(質量7.74ton)であった。また、本実施の形態において内側窓開口33cの形状を矩形状とした場合(図10参照)の車体の固有振動数は9.3Hz(質量7.67ton)であった。以上の結果から、本実施の形態に係る鉄道車両構体では、車体の固有振動数を大きくすることができるので、構体の曲げ剛性を高め、乗り心地を向上させることができる。
このことから、第1の実施の形態の場合と同様に、側窓開口部の隅部における湾曲部の半径を大きくすることで、車体の固有振動数を大きくすることができる。
次に、設計変数をアルミニウム合金製のダブルスキン構造の押し出し形材の板厚、制約条件を車体固有振動数、目的関数を構体質量として、構体質量が最小となるようにした最適化解析を行った。鉄道車両において、良好な乗り心地を確保するためには、台車のばね系の固有振動数よりも車体の固有振動数を1Hz以上大きくした方がよい。そこで、本実施の形態では、台車のばね系の固有振動数がN Hzであるとし、制約条件である車体の固有振動数をN+1.2Hzとしている。
図11は最適化解析の結果を示し、図11(a)は図7に示した構体構造の板厚分布、図11(b)は図10に示した構体構造の板厚分布、図11(c)は図8に示した従来の構体構造の板厚分布を示す。以上の結果より、従来の構体構造の車体の固有振動数をN+1.2Hzまで大きくするためには、図11(c)に示す板厚分布となり、構体質量が1.36ton増加する。それに対して、本実施の形態の構体構造では、図11(a)(b)に示す板厚分布となり、0.19ton、0.34ton増加するだけである。このように、本実施の形態に係る鉄道車両の構体構造は、乗り心地を改善して快適性を向上させるだけでなく、車両の軽量化を図ることができる。
以上のように、本実施の形態に係る鉄道車両の構体構造は、乗り心地を改善し、快適性を向上させるだけでなく、車両の軽量化を図ることができる。
11 車体
13,13’,33 側窓開口部
13A 直線部
13a,33a 外側窓開口
13b,13c,33b,33c 内側窓開口
14A,34A 側構体
14AA 上部側構体
14AB 下部側構体
14Aa,34Aa 外側板部
14Ab,34Ab 内側板部
14Ac,34Ac ウエブ部(接合部)

Claims (5)

  1. 外側板部と、内側板部と、前記外側板部と前記内側板部とを接合する接合部とを有する側構体を備えた鉄道車両の構体構造であって、
    前記内側板部に形成され、前記鉄道車両の車内側に配置される内側窓開口と、
    前記外側板部に形成され、前記内側窓開口よりも開口面積が小さな外側窓開口とを備え、
    前記内側窓開口及び前記外側窓開口は、車両長手方向に延びる長円形状である、
    ことを特徴とする鉄道車両の構体構造。
  2. 前記内側窓開口は、前記内側板部及び接合部を切除して形成される、請求項1に記載の鉄道車両の構体構造。
  3. 前記側窓開口部の車両長手方向の長さは、前記車両長手方向に隣接する座席の間隔よりも長い、請求項1記載の鉄道車両の構体構造。
  4. 外側板部と、内側板部と、前記外側板部と前記内側板部とを接合する接合部とを有する側構体を備えた鉄道車両の構体構造であって、
    前記内側板部に形成され、前記鉄道車両の車内側に配置される内側窓開口と、
    前記外側板部に形成され、前記内側窓開口よりも開口面積が小さな外側窓開口とを備え、
    前記内側窓開口及び前記外側窓開口は、円形状である、
    ことを特徴とする鉄道車両の構体構造。
  5. 前記側構体は、少なくとも、車両上下方向において分割された上部側構体と下部側構体とを接合して形成され、
    前記上部側構体と前記下部側構体との溶接継手は、前記外側窓開口及び内側窓開口の車両上下方向に形成された直線部に設けられる、請求項1または4に記載の鉄道車両の構体構造。
JP2010157607A 2010-07-12 2010-07-12 鉄道車両の構体構造 Pending JP2012020592A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010157607A JP2012020592A (ja) 2010-07-12 2010-07-12 鉄道車両の構体構造
US13/810,103 US8656841B2 (en) 2010-07-12 2011-07-12 Bodyshell structure of railcar
PCT/JP2011/003983 WO2012008146A1 (ja) 2010-07-12 2011-07-12 鉄道車両の構体構造
CN2011800329653A CN102958777A (zh) 2010-07-12 2011-07-12 铁道车辆结构体的构造
EP11806480.7A EP2594448A4 (en) 2010-07-12 2011-07-12 BODY STRUCTURE FOR RAILWAY VEHICLE

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010157607A JP2012020592A (ja) 2010-07-12 2010-07-12 鉄道車両の構体構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012020592A true JP2012020592A (ja) 2012-02-02

Family

ID=45469162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010157607A Pending JP2012020592A (ja) 2010-07-12 2010-07-12 鉄道車両の構体構造

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8656841B2 (ja)
EP (1) EP2594448A4 (ja)
JP (1) JP2012020592A (ja)
CN (1) CN102958777A (ja)
WO (1) WO2012008146A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110667619A (zh) * 2019-10-22 2020-01-10 中铁轨道交通装备有限公司 一种铰接式高地板有轨电车侧墙结构

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012020592A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鉄道車両の構体構造
DE102012214166A1 (de) * 2012-08-09 2014-03-06 Siemens Aktiengesellschaft Fensterprofil für ein Schienenfahrzeug
US9387890B2 (en) * 2013-07-01 2016-07-12 Composite Solutions, Inc. Wall panel for recreational vehicle
FR3027273B1 (fr) * 2014-10-17 2018-04-27 Arianegroup Sas Architecture de paroi de face de voiture telle qu'une voiture de train en composite sandwich
EP3061663B1 (de) * 2015-02-25 2019-07-03 EDAG Engineering GmbH Fahrzeugwand mit Versteifungsspant
TWD172383S (zh) * 2015-03-17 2015-12-11 溫芫鋐 來令片散熱結構之部分
TWD174067S (zh) * 2015-07-07 2016-03-01 溫芫鋐 來令片散熱結構之部分

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61153666U (ja) * 1985-03-15 1986-09-24
JPH04237667A (ja) * 1991-01-19 1992-08-26 Hitachi Ltd ろう付アルミニウム・ハニカムパネルを用いた構造体の継手構造
JPH0538539A (ja) * 1991-01-14 1993-02-19 Hitachi Ltd ハニカムパネルおよびその製造方法
JPH0573571A (ja) * 1991-09-13 1993-03-26 Omron Corp 座席検札装置
JPH05139296A (ja) * 1991-11-25 1993-06-08 Hitachi Ltd 車 両
JPH06183340A (ja) * 1992-12-18 1994-07-05 Hitachi Ltd 鉄道車両構体
JPH0650921U (ja) * 1992-12-18 1994-07-12 日本車輌製造株式会社 車両用窓ガラスの取付け構造
JPH06344902A (ja) * 1993-04-12 1994-12-20 Kawasaki Heavy Ind Ltd 二階建て車両の構造
JP2000247226A (ja) * 1999-02-26 2000-09-12 Central Japan Railway Co 鉄道車両の構体
JP2000335409A (ja) * 1999-05-27 2000-12-05 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 鉄道車両の床構造
JP2004338601A (ja) * 2003-05-16 2004-12-02 Kawasaki Heavy Ind Ltd 高速鉄道車両の車体構造
JP2005088012A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Kawasaki Heavy Ind Ltd 継ぎ手構造
JP2009214876A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Alstom Transport Sa 移動能力の制約された乗客が出入りし易い鉄道車両客車

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3131650A (en) * 1962-04-24 1964-05-05 Budd Co Sideframe and window structure
US3323471A (en) * 1965-09-13 1967-06-06 Budd Co Window wall structure for railway cars
DE3838686C2 (de) * 1988-11-15 1993-10-21 Man Ghh Schienenverkehr Fahrzeugzelle
US5433151A (en) * 1990-09-07 1995-07-18 Hitachi, Ltd. Railway car body structures and methods of making them using welded honeycomb panels connected in an edge to edge relation
US5353502A (en) 1991-01-14 1994-10-11 Sumitomo Light Metal Industries, Ltd Method of producing a honeycomb panel insert for fixing a member in an opening
AU655250B2 (en) * 1991-04-26 1994-12-08 Hitachi Limited Vehicle and method of producing the same
DE59507553D1 (de) * 1994-06-14 2000-02-10 Inventio Ag Verfahren für die Herstellung von Fahrzeugstrukturen
US5765485A (en) * 1995-07-21 1998-06-16 Trinity Industries, Inc. Insulated composite railway boxcar and method
US6196136B1 (en) * 1996-06-19 2001-03-06 Hitachi, Ltd. Car and side structure for car and method of manufacturing the same
JP3189720B2 (ja) 1997-01-08 2001-07-16 株式会社日立製作所 車両構体
JP3494847B2 (ja) 1997-05-20 2004-02-09 株式会社日立製作所 車 体
DE29722401U1 (de) * 1997-12-18 1999-04-15 Duewag Ag Wagenkasten eines Schienenfahrzeuges
CN1359329A (zh) * 1999-06-29 2002-07-17 多法斯科公司 货运车辆壁板
US6554348B1 (en) * 2002-06-04 2003-04-29 Dan H. Gernstein Bus body
JP2004082955A (ja) 2002-08-28 2004-03-18 Tokyu Car Corp 鉄道車両用の窓構造及び窓板
US8124908B2 (en) * 2004-05-18 2012-02-28 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Laser welding method, laser-welded joint, outside sheathing panel, and body structure for rolling stock
FR2901763B1 (fr) * 2006-06-02 2014-08-08 Alstom Transport Sa Ensemble structurel d'extremite de caisse de voiture ferroviaire.
FR2901764B1 (fr) * 2006-06-02 2019-08-09 Alstom Transport Technologies Face laterale de caisse de vehicule ferroviaire.
JP2010030359A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Hitachi Ltd 車両構体
CN103465919B (zh) * 2009-03-30 2016-03-02 川崎重工业株式会社 铁道车辆结构体
EP2441640A4 (en) * 2009-06-10 2013-09-04 Kawasaki Heavy Ind Ltd METHOD FOR STRUCTURAL REINFORCEMENT FOR RAILWAY ROLLING EQUIPMENT AND STRUCTURE FOR RAILWAY ROLLING EQUIPMENT
CN201457387U (zh) * 2009-07-24 2010-05-12 长春轨道客车股份有限公司 不锈钢车侧墙模块骨架
JP2012020592A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Kawasaki Heavy Ind Ltd 鉄道車両の構体構造

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61153666U (ja) * 1985-03-15 1986-09-24
JPH0538539A (ja) * 1991-01-14 1993-02-19 Hitachi Ltd ハニカムパネルおよびその製造方法
JPH04237667A (ja) * 1991-01-19 1992-08-26 Hitachi Ltd ろう付アルミニウム・ハニカムパネルを用いた構造体の継手構造
JPH0573571A (ja) * 1991-09-13 1993-03-26 Omron Corp 座席検札装置
JPH05139296A (ja) * 1991-11-25 1993-06-08 Hitachi Ltd 車 両
JPH0650921U (ja) * 1992-12-18 1994-07-12 日本車輌製造株式会社 車両用窓ガラスの取付け構造
JPH06183340A (ja) * 1992-12-18 1994-07-05 Hitachi Ltd 鉄道車両構体
JPH06344902A (ja) * 1993-04-12 1994-12-20 Kawasaki Heavy Ind Ltd 二階建て車両の構造
JP2000247226A (ja) * 1999-02-26 2000-09-12 Central Japan Railway Co 鉄道車両の構体
JP2000335409A (ja) * 1999-05-27 2000-12-05 Nippon Sharyo Seizo Kaisha Ltd 鉄道車両の床構造
JP2004338601A (ja) * 2003-05-16 2004-12-02 Kawasaki Heavy Ind Ltd 高速鉄道車両の車体構造
JP2005088012A (ja) * 2003-09-12 2005-04-07 Kawasaki Heavy Ind Ltd 継ぎ手構造
JP2009214876A (ja) * 2008-03-11 2009-09-24 Alstom Transport Sa 移動能力の制約された乗客が出入りし易い鉄道車両客車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110667619A (zh) * 2019-10-22 2020-01-10 中铁轨道交通装备有限公司 一种铰接式高地板有轨电车侧墙结构

Also Published As

Publication number Publication date
WO2012008146A1 (ja) 2012-01-19
EP2594448A1 (en) 2013-05-22
CN102958777A (zh) 2013-03-06
US8656841B2 (en) 2014-02-25
EP2594448A4 (en) 2016-03-16
US20130139718A1 (en) 2013-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2012008146A1 (ja) 鉄道車両の構体構造
JP5577891B2 (ja) 車両の下部車体構造
JP5346799B2 (ja) 車体上部構造
JP5502628B2 (ja) 鉄道車両の構体構造
JP4600758B2 (ja) 車体のフロアパネル
WO2013161218A1 (ja) 鉄道車両用構体、及びそれを備える鉄道車両
JP6546809B2 (ja) 自動車の車体構造
JP4979390B2 (ja) 車両構体
JP5244503B2 (ja) 鉄道車両用車体
JP5460269B2 (ja) 鉄道車両用車体
JP2002067938A (ja) 二重構造の側梁による鉄道車両の車体フレーム
JP5577890B2 (ja) 車両の下部車体構造
JP2005161975A (ja) 車体下部構造
JP2010137599A (ja) 車体側部構造
US10471869B2 (en) Vehicle seat having a cushion frame that maintains ride quality
JP2003312471A (ja) 鉄道車両用構体
JP2000264200A (ja) 鉄道車両の構体構造
JPH09169267A (ja) 車両構体
WO2022070240A1 (ja) 軌条車両
US20230202581A1 (en) Lower vehicle-body structure
JP7456310B2 (ja) 車体側面構造
JP6801145B1 (ja) 軌条車両
JP2009196413A (ja) 車両のアンダーボデー構造
JP2004168297A (ja) 自動車のための上部構造
JP2006315626A (ja) 車体のフロアパネル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131008

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140311

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140422

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140924