JP2012008549A5 - 画像表示装置 - Google Patents

Description

本発明は、青色レーザーを用いた光源装置を備える画像表示装置に関するものである。

本発明は上記のような事情を鑑みたものであり、レーザー光の特徴を生かした高効率の照明光を得るとともに、青色の演色性を改善し、さらにはスペックルノイズを低減した照明装置を得ることのできる画像表示装置を提供することを目的とする。

Claims (10)

1. 画像表示装置であって、
   緑色光を発する緑色光源と、青色光を発する半導体レーザーとを有する光源装置と、
   前記緑色光源から発せられた緑色光から、前記青色光よりも主波長が長い緑色光の短波長成分を分離する色分離部材と、
   前記色分離部材により前記短波長成分が除かれた緑色光を変調して緑色の変調信号光を形成し、前記半導体レーザーより発せられた青色光と前記色分離部材により分離された前記緑色光の短波長成分とを変調して青色の変調信号光を形成する空間光変調素子と、
   前記空間光変調素子からの前記緑色の変調信号光、及び前記青色の変調信号光をスクリーンに投射する投射光学系とを備えることを特徴とする画像表示装置。
2. 前記緑色光源は、前記半導体レーザーからの青色光を励起光として用いて緑色光を発する蛍光体であり、
   前記空間光変調素子は、前記半導体レーザーより発せられて前記蛍光体において緑色光に変換されなかった青色光と、前記色分離部材により分離された前記緑色光の短波長成分とを変調して前記青色の変調信号光を形成することを特徴とする請求項１記載の画像表示装置。
3. 前記青色光の主波長が、４３５ｎｍ以上４５５ｎｍ以下であることを特徴とする請求項１記載の画像表示装置。
4. 前記緑色光の前記短波長成分の主波長が、４５５ｎｍ以上５１０ｎｍ以下であることを特徴とする請求項１記載の画像表示装置。
5. 前記緑色光源は、緑色光を発する発光ダイオードであることを特徴とする請求項１記載の画像表示装置。
6. 前記緑色光源は、前記半導体レーザーからの青色光を励起光として用いて緑色光を発する蛍光体であることを特徴とする請求項１記載の画像表示装置。
7. 前記空間光変調素子は、
   前記色分離部材により前記短波長成分が除かれた緑色光を変調して緑色の変調信号光を形成する緑色用の液晶表示素子と、
   前記半導体レーザーより発せられた青色光と前記色分離部材により分離された前記緑色光の短波長成分を変調して青色の変調信号光を形成する青色用の液晶表示素子とを有することを特徴とする請求項１記載の画像表示装置。
8. 前記空間光変調素子は、前記色分離部材により前記短波長成分が除かれた緑色光を変調して緑色の変調信号光を形成し、前記半導体レーザーより発せられた青色光と前記色分離部材により分離された前記緑色光の短波長成分とを変調して青色の変調信号光を形成するマイクロミラー・デバイスであることを特徴とする請求項１記載の画像表示装置。
9. 前記色分離部材が、前記緑色光のうち前記短波長成分だけを反射又は透過するダイクロイックミラーであることを特徴とする請求項１記載の画像表示装置。
10. 前記青色光と、前記緑色光の短波長成分とは、時間的に異なる期間に前記光源装置から出射されることを特徴とする請求項８記載の画像表示装置。