JP2012008502A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着後の現像剤像の光沢むらを低減できる定着装置及び画像形成装置を得る。
【解決手段】定着装置100は、記録用紙P上のトナー画像を加熱して定着させる定着ロール102と、定着ロール102とで記録用紙Pを挟んで加圧する加圧ロール104と、定着ロール102の外周面への接触又は該外周面からの退避が可能とされ定着ロール102の外周面に接触して加熱する外部加熱ロール108と、定着ロール102の外周面で記録用紙Pの先端が接触した位置に外部加熱ロール108を接触させるリトラクト機構部140と、を有している。ここで、外部加熱ロール108の定着ロール102への接触位置を記録用紙Pの先端位置に合わせたことにより、記録用紙Pへの過剰な熱量の供給又は熱量の供給不足が抑えられるので、記録用紙Pのトナー画像の部分的な光沢度の変化が小さくなり、光沢むらが抑制される。
【選択図】図5

Description

本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1の定着装置は、定着ローラ、加圧ローラ、及び外部加熱ローラを有しており、外部加熱ローラが定着ローラに対して接触し又は定着ローラから退避するように構成されている。そして、外部加熱ローラの定着ローラに対する接触又は退避動作が、記録材が定着ローラと加圧ローラとのニップ部に進入するタイミングに対応して行われている。
特許文献2の定着装置は、連続プリント中に定着速度を変更可能とする制御手段を有している。この制御手段は、連続プリント枚数ごとに決められた定着速度となるように、定着速度を低下する方向に段階的に変更させる。
特開平10−149044号 特開2006−243377号
本発明は、定着後の現像剤像の光沢むらを低減できる定着装置及び画像形成装置を得ることを目的とする。
本発明の請求項1に係る定着装置は、回転しながら記録媒体上の現像剤像を加熱して定着させる定着部材と、前記定着部材とで記録媒体を挟んで加圧する加圧部材と、前記定着部材の外周面への接触及び該外周面からの退避が可能とされ前記定着部材の外周面に接触して前記定着部材を加熱する外部加熱部材と、前記定着部材の外周面と記録媒体の先端との接触位置を算出し、当該算出した位置から前記定着部材の外周面に前記外部加熱部材が接触するように前記外部加熱部材を移動する移動手段と、を有する。
本発明の請求項2に係る定着装置は、回転しながら記録媒体上の現像剤像を加熱して定着させる定着部材と、前記定着部材とで記録媒体を挟んで加圧する加圧部材と、前記定着部材の外周面への接触及び該外周面からの退避が可能とされ前記定着部材の外周面に接触して前記定着部材を加熱する外部加熱部材と、記録媒体の搬送経路に設けられ記録媒体を検知する検知手段と、前記検知手段の検知結果に応じて求められる記録媒体の先端位置に対応した位置から前記定着部材の外周面に前記外部加熱部材が接触するように前記外部加熱部材を移動する移動手段と、を有する。
本発明の請求項3に係る画像形成装置は、現像剤像を形成する現像剤像形成手段と、前記現像剤像形成手段で形成された現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、前記転写手段で転写された現像剤像を記録媒体上に定着する請求項2に記載の定着装置と、前記検知手段で検知された後に記録媒体の速度を変更する速度変更手段と、を有し、前記検知手段が、記録媒体の後端が前記転写手段を抜けたことを検知する。
請求項1の発明は、算出した定着部材の外周面と記録媒体の先端との接触位置とは異なる位置から外部加熱部材を接触させる構成に比べて、定着後の現像剤像の光沢むらを低減できる。
請求項2の発明は、定着部材の外周面で、検知手段の検知結果に応じて求められる記録媒体の先端位置に対応した位置とは異なる位置から外部加熱部材を接触させる構成に比べて、定着後の現像剤像の光沢むらを低減できる。
請求項3の発明は、記録媒体の後端が転写手段を通過しているときに記録媒体の速度を変更する構成に比べて、記録媒体の撓みを低減できる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成図である。 本発明の実施形態に係る画像形成ユニットの構成図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の構成図である。 本発明の実施形態に係る外部加熱ロールのリトラクト機構を示す説明図である。 (A)、(B)本発明の実施形態に係る外部加熱ロールが定着ロールに接触する状態を示す説明図である。 (A)、(B)本発明の実施形態に係る定着装置における記録用紙の搬送速度を変更する状態を示す説明図である。 本発明の実施形態に係る定着装置を用いてA4サイズの記録用紙を2枚連続で定着したときの光沢度の改善状態を示す模式図である。 本発明の実施形態に係る定着装置を用いてA3サイズの記録用紙を1枚定着したときの光沢度の改善状態を示す模式図である。
本発明の実施形態に係る定着装置及び画像形成装置の一例について説明する。
図1には、実施形態の一例としての画像形成装置10が示されている。画像形成装置10は、上下方向(矢印V方向)の下側から上側へ向けて、記録用紙Pが収容される用紙収容部12と、用紙収容部12の上に設けられ用紙収容部12から供給される記録媒体の一例としての記録用紙Pに画像形成を行う画像形成部14と、画像形成部14の上に設けられ読取原稿Gを読み取る原稿読取部16と、画像形成部14内に設けられ画像形成装置10の各部の動作を制御すると共に後述する記録用紙Pの移動速度(搬送速度)変更を行う速度変更手段の一例としての制御部20と、を含んで構成されている。なお、以後の説明では、画像形成装置10の装置本体10Aの上下方向を矢印V方向、水平方向を矢印H方向と記載する。
用紙収容部12は、サイズの異なる記録用紙Pが収容される第1収容部22、第2収容部24、及び第3収容部26が設けられている。第1収容部22、第2収容部24、及び第3収容部26には、収容された記録用紙Pを画像形成装置10内に設けられた搬送路28に送り出す送り出しロール32が設けられており、搬送路28における送り出しロール32よりも下流側には、記録用紙Pを一枚ずつ搬送するそれぞれ一対の搬送ロール34及び搬送ロール36が設けられている。また、搬送路28における記録用紙Pの搬送方向で搬送ロール36よりも下流側には、記録用紙Pを一旦停止させるとともに、決められたタイミングで後述する二次転写位置QB(図2参照)へ送り出す位置合せロール38が設けられている。
搬送路28の上流側部分(搬送ロール36が設けられている部位)は、画像形成装置10の正面視において、矢印V方向に向けて用紙収容部12の左側から画像形成部14の左側下部まで直線状に設けられている。また、搬送路28の下流側部分は、画像形成部14の左側下部から画像形成部14の右側面に設けられた排紙部15まで設けられている。さらに、搬送路28には、記録用紙Pの両面に画像形成を行うために記録用紙Pが搬送及び反転される両面搬送路29が接続されている。
両面搬送路29は、画像形成装置10の正面視において、搬送路28と両面搬送路29との切り替えを行う第1切替部材31と、画像形成部14の右側下部から用紙収容部12の右側まで矢印V方向(図示の下向きが−V、上向きが+V)に直線状に設けられた反転部33と、反転部33に搬送された記録用紙Pの後端が進入するとともに矢印H方向における図示の左側に搬送される搬送部37と、反転部33と搬送部37との切り替えを行う第2切替部材35と、を有している。そして、反転部33には、一対の搬送ロール42が間隔をあけて複数箇所に設けられており、搬送部37には、一対の搬送ロール44が間隔をあけて複数箇所に設けられている。
第1切替部材31は、三角柱状の部材であり、駆動手段(図示省略)によって先端部が搬送路28又は両面搬送路29のいずれか一方に移動されることで、記録用紙Pの搬送方向を切り替えるようになっている。同様に、第2切替部材35は、正面視で三角柱状の部材であり、図示しない駆動手段によって先端部が反転部33又は搬送部37のいずれか一方に移動されることで、記録用紙Pの搬送方向を切り替えるようになっている。なお、搬送部37の下流側端部は、搬送路28の上流側部分にある搬送ロール36の手前側に案内部材(図示省略)により接続されている。また、画像形成部14の左側面には折り畳み式の手差給紙部46が設けられており、手差給紙部46から送り込まれる記録用紙Pの搬送経路が、搬送路28における位置合せロール38よりも手前側(上流側)に接続されている。
原稿読取部16は、読取原稿Gを1枚ずつ自動で搬送する原稿搬送装置52と、原稿搬送装置52の下側に配置され1枚の読取原稿Gが載せられるプラテンガラス54と、原稿搬送装置52によって搬送された読取原稿G又はプラテンガラス54に載せられた読取原稿Gを読み取る原稿読取装置56とが設けられている。
原稿搬送装置52は、一対の搬送ロール53が複数配置された自動搬送路55を有しており、自動搬送路55の一部は記録用紙Pがプラテンガラス54上を通るように配置されている。また、原稿読取装置56は、プラテンガラス54の左端部に静止した状態で原稿搬送装置52によって搬送された読取原稿Gを読み取り、又は矢印H方向に移動しながらプラテンガラス54に載せられた読取原稿Gを読み取るようになっている。
一方、画像形成部14は、記録用紙P上にトナー画像(現像剤像)を形成する現像剤像形成手段の一例としての画像形成ユニット50を有している。画像形成ユニット50は、後述する感光体62、帯電部材64、露光装置66、現像装置70、中間転写ベルト68、及びクリーニング装置73を含んで構成されている。
画像形成部14における装置本体10Aの中央には、潜像保持体である円筒状の感光体62が設けられている。感光体62は、駆動手段(図示省略)によって矢印+R方向(図示の時計回り方向)に回転すると共に光照射によって形成される静電潜像を保持するようになっている。また、感光体62の上側で且つ感光体62の外周面と対向する位置には、感光体62の表面を帯電するコロトロン方式の帯電部材64が設けられている。
感光体62の回転方向における帯電部材64よりも下流側で且つ感光体62の外周面と対向する位置には、露光装置66が設けられている。露光装置66は、図示しない半導体レーザ、f−θレンズ、ポリゴンミラー、結像レンズ、及び複数のミラーを有しており、画像信号に基づき半導体レーザから出射されたレーザ光をポリゴンミラーで偏向走査し、帯電部材64により帯電された感光体62の外周面に照射(露光)して、静電潜像を形成するようになっている。なお、露光装置66は、レーザ光をポリゴンミラーで偏向走査する方式に限らず、LED(Light Emitting Diode)方式であってもよい。
感光体62の回転方向で露光装置66の露光光が照射される部位よりも下流側には、感光体62の外周面に形成された静電潜像を決められた色のトナーで現像して可視化させる回転切り替え式の現像装置70が設けられている。
図2に示すように、現像装置70は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各トナー色にそれぞれ対応する現像器72Y、72M、72C、72Kが、周方向に(図示の反時計回り方向にこの順番で)並んで配置されており、モータ(図示省略)によって中心角で90°ずつ回転することで、現像処理を行う現像器72Y、72M、72C、72Kが切り替えられ、感光体62の外周面と対向するようになっている。
なお、現像器72Y、72M、72C、72Kは同様の構成となっているため、ここでは現像器72Yについて説明し、他の現像器72M、72C、72Kについては説明を省略する。
現像器72Yは、本体となるケース部材76を有しており、ケース部材76内には、トナーカートリッジ78Y(図1参照)からトナー供給路(図示省略)を経由して供給されるトナー及びキャリアから成る現像剤(図示省略)が充填されている。また、ケース部材76には、感光体62の外周面と対向して矩形状の開口部76Aが形成されており、開口部76Aには、外周面が感光体62の外周面と対向する現像ロール74が設けられている。さらに、ケース部材76内で開口部76Aに近い部位には、現像剤の層厚を規制するための板状の規制部材79が、開口部76Aの長手方向に沿って設けられている。
現像ロール74は、回転可能に設けられた円筒状の現像スリーブ74Aと、現像スリーブ74Aの内側に固定された複数の磁極から成る磁性部材74Bとで構成されており、現像スリーブ74Aが回転することで現像剤(キャリア)の磁気ブラシが形成されると共に、規制部材79で層厚が規制されることで、現像スリーブ74Aの外周面に現像剤層を形成するようになっている。そして、現像スリーブ74Aの外周面の現像剤層は、現像スリーブ74Aの回転により感光体62に対向する位置に搬送され、感光体62の外周面に形成された潜像(静電潜像)に応じたトナーを付着させて現像を行う。
また、ケース部材76内には、螺旋状に形成された搬送ロール77が2本回転可能に並列配置されており、この2本の搬送ロール77が回転することで、ケース部材76内に充填された現像剤が、現像ロール74の軸方向(現像器72Yの長手方向)に循環搬送されるようになっている。なお、各現像器72Y、72M、72C、72Kに設けられた4本の現像ロール74は、隣の現像ロール74との間隔が中心角90°となるように周方向に配置されており、現像器72の切り替えにより、次の現像ロール74が感光体62の外周面と対向するようになっている。
図2に示すように、感光体62の回転方向で現像装置70よりも下流側であり且つ感光体62の下側には、感光体62の外周面に形成されたトナー画像が転写される中間転写ベルト68が設けられている。中間転写ベルト68は、無端状であり、制御部20により回転駆動される駆動ロール61、中間転写ベルト68に張力を付与するための張力付与ロール65、中間転写ベルト68の裏面に接触して従動回転する複数の搬送ロール63、及び後述する二次転写位置QBにおいて中間転写ベルト68の裏面に接触して従動回転する補助ロール69に巻き掛けられている。そして、中間転写ベルト68は、駆動ロール61が回転することにより、矢印−R方向(図示の反時計回り方向)に周回移動するようになっている。
また、中間転写ベルト68を挟んで感光体62の反対側には、感光体62の外周面に形成されたトナー画像を中間転写ベルト68に一次転写させる一次転写ロール67が設けられている。一次転写ロール67は、感光体62と中間転写ベルト68とが接触する位置(これを一次転写位置QAとする)から中間転写ベルト68の移動方向下流側に離れた位置で、中間転写ベルト68の裏面に接触している。そして、一次転写ロール67は、電源(図示省略)から通電されることにより、接地されている感光体62との電位差で感光体62のトナー画像を中間転写ベルト68に一次転写するようになっている。
さらに、中間転写ベルト68を挟んで補助ロール69の反対側には、中間転写ベルト68上に一次転写されたトナー画像を記録用紙Pに二次転写させる転写手段の一例としての二次転写ロール71が設けられており、二次転写ロール71と補助ロール69との間が記録用紙Pへトナー画像を転写する二次転写位置QBとされている。二次転写ロール71は、接地されると共に中間転写ベルト68の表面に接触しており、電源(図示省略)から通電された補助ロール69と二次転写ロール71との電位差で、中間転写ベルト68のトナー画像を記録用紙Pに二次転写するようになっている。なお、二次転写位置QBは、前述の搬送路28(図1参照)の途中に設定されている。
また、中間転写ベルト68を挟んで駆動ロール61の反対側には、中間転写ベルト68の二次転写後の残留トナーを回収するクリーニングブレード59が設けられている。クリーニングブレード59は、開口部が形成された筐体(図示省略)に取り付けられており、クリーニングブレード59の先端部で掻き取られたトナーが、筐体内に回収されるようになっている。
中間転写ベルト68の周囲で搬送ロール63と対向する位置には、中間転写ベルト68の表面に付されたマーク(図示省略)を検知することで中間転写ベルト68上の予め定めた基準位置を検出し、画像形成処理の開始タイミングの基準となる位置検出信号を出力する位置検出センサ83が設けられている。位置検出センサ83は、中間転写ベルト68に向けて光を照射すると共にマークの表面で反射された光を受光することで、中間転写ベルト68の移動位置を検出するようになっている。
一方、感光体62の回転方向で一次転写ロール67よりも下流側には、中間転写ベルト68に一次転写されずに感光体62の表面に残留した残留トナー等を清掃するクリーニング装置73が設けられている。クリーニング装置73は、感光体62表面に接触するクリーニングブレード及びブラシロールにより残留トナー等を回収する構成となっている。
また、感光体62の回転方向でクリーニング装置73の上流側(一次転写ロール67よりも下流側)には、感光体62の外周面に一次転写後に残留したトナーの除電を行うコロトロン81が設けられている。さらに、感光体62の回転方向でクリーニング装置73の下流側(帯電部材64よりも上流側)には、クリーニング後の感光体62の外周面に光を照射して除電を行う除電装置75が設けられている。
図1に示すように、記録用紙Pの搬送方向(図示の矢印A方向)における二次転写ロール71よりも下流側で且つ二次転写ロール71に近い位置には、記録用紙Pの後端が二次転写ロール71(二次転写位置QB(図2参照))を抜けたことを検知する検知手段の一例としての用紙センサ91が、搬送路28を挟んで設けられている。
用紙センサ91は、フォトセンサであり、図2に示すように、搬送路28を挟んで対向配置された発光部91Aと受光部91Bとを含んで構成されている。また、用紙センサ91は、制御部20(図1参照)に配線(図示省略)を介して接続されている。なお、発光部91Aから受光部91Bへの光の進行方向は、記録用紙Pの搬送方向と交差する方向となっている。
ここで、用紙センサ91では、発光部91Aと受光部91Bとの間に記録用紙Pが無いとき、受光部91Bが発光部91Aで出射された光を受光しており、受光量が多くなる。一方、発光部91Aと受光部91Bとの間に記録用紙Pが進入したときは、受光部91Bに向かう光が記録用紙Pによって遮断されるため、受光部91Bにおける受光量が減少する。これにより、制御部20(図1参照)では、用紙センサ91で検知された受光量の変化に基づいて、二次転写ロール71における記録用紙Pの後端の通過タイミングを検知するようになっている。
図1に示すように、記録用紙Pの搬送方向における用紙センサ91よりも下流側には、二次転写ロール71によってトナー画像が転写された記録用紙Pにトナー画像を定着させる定着装置100が設けられている。なお、定着装置100の詳細は後述する。また、記録用紙Pの搬送方向で定着装置100よりも下流側には、排紙部15又は反転部33へ向けて記録用紙Pを搬送する搬送ロール39が設けられている。
一方、原稿読取装置56の下側で現像装置70よりも上側には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各トナーを収容するトナーカートリッジ78Y、78M、78C、78Kが矢印H方向に並んで交換可能に設けられている。
次に、定着装置100について説明する。
図3に示すように、定着装置100は、記録用紙Pが進入する開口部106Aと、記録用紙Pが排出される開口部106Bとが形成された筐体106を有している。筐体106内には、主要部として、トナー画像(現像剤像)を加熱して記録用紙Pに定着させる定着部材の一例としての定着ロール102と、定着ロール102とで記録用紙Pを挟んで加圧する加圧部材の一例としての加圧ロール104と、定着ロール102の外周面に接触して加熱する外部加熱部材の一例としての外部加熱ロール108と、外部加熱ロール108を定着ロール102の外周面に移動する移動手段の一例としてのリトラクト機構部140と、が設けられている。
定着ロール102は、記録用紙Pの搬送経路上でトナー画像面側(上側)に配置されている。一例として、定着ロール102は、円筒状のアルミニウムからなる芯金102Bの外周にシリコンゴムからなる弾性部材102Aが被覆された構成となっており、弾性部材102Aの外周面には、フッ素系樹脂からなる離型層(図示省略)が形成されている。そして、芯金102Bの内側には、芯金102Bの内周面とは非接触状態で熱源となるハロゲンヒータ114が設けられている。ハロゲンヒータ114は、電源(図示省略)からの通電により発熱し、芯金102Bを加熱することで、定着ロール102全体を加熱するようになっている。
定着ロール102の外周面と対向する位置で開口部106Aに近い側には、定着ロール102の温度を検知する第1温度センサ120と、定着ロール102の外周面を均すリフレッシュロール132とが設けられている。第1温度センサ120は、非接触式の温度センサであり、定着ロール102からの熱放射を赤外フィルムで受け、このフィルムの温度上昇をサーミスタで検知することによって、定着ロール102の温度を検知するようになっている。
外部加熱ロール108は、一例として、円筒状のアルミニウムで構成されており、長手方向両端部には円筒状の軸部108Aが設けられている。また、外部加熱ロール108の内側には、内周面とは非接触状態で熱源となるハロゲンヒータ118が設けられている。ハロゲンヒータ118は、電源(図示省略)からの通電により発熱し、一例として、外部加熱ロール108が定着ロール102の温度に対して50℃から70℃高い温度となるように加熱を行う。
また、外部加熱ロール108は、定着ロール102の外周面と対向して設けられており、後述するリトラクト機構部140(図4参照)の作動によって移動し、定着ロール102の外周面への接触又は外周面からの退避が可能となっている。さらに、外部加熱ロール108の外周面には、外部加熱ロール108の温度を検知する接触式の第2温度センサ126と、外部加熱ロール108の外周面に油を供給するウェブ112とが接触して設けられている。
ウェブ112は、外部加熱ロール108の外周面を清掃するための繊維体であり、外部加熱ロール108との接触による摩擦力を低下させるための潤滑剤となる油が予め含浸されると共に、矢印+R方向に回転可能に設けられた軸部134Aの周囲に巻き取られている。そして、軸部134Aの下側には中間ロール134Bが回転可能に配置されており、中間ロール134Bの左側には、矢印+R方向に回転可能とされた軸部134Cが中間ロール134Bと間隔をあけて配置されている。
ここで、ウェブ112は、軸部134Aから巻き出されつつ中間ロール134Bの外周面に巻き掛けられると共に、先端が軸部134Cに固定されることで、軸部134Cに巻き取られている。そして、ウェブ112は、軸部134Cがモータ(図示省略)で矢印+R方向に回転駆動されることで、矢印B方向に移動して外部加熱ロール108の外周面に接触すると共に軸部134Cに巻き取られるようになっている。なお、ウェブ112は、定着装置100の定着動作時に必要に応じて巻き取られるようになっている。
一方、加圧ロール104は、記録用紙Pの搬送経路上で定着ロール102の下側に配置されている。一例として、加圧ロール104は、円筒状のアルミニウムからなる芯金104Bの外周にシリコンゴムからなる弾性部材104Aが被覆された構成となっており、弾性部材104Aの外周面には、フッ素系樹脂からなる離型層(図示省略)が形成されている。そして、芯金104Bの内側には、芯金104Bの内周面とは非接触状態で熱源となるハロゲンヒータ116が設けられている。ハロゲンヒータ116は、電源(図示省略)からの通電により発熱し、芯金104Bを加熱することで、加圧ロール104全体を加熱するようになっている。
また、加圧ロール104の外周面と対向する位置で開口部106Aに近い側には、加圧ロール104の温度を検知する第3温度センサ128が加圧ロール104と非接触状態で設けられている。第3温度センサ128は、第1温度センサ120と同様の構成となっている。ここで、第1温度センサ120、第2温度センサ126、及び第3温度センサ128は、前述の制御部20(図1参照)に接続されており、制御部20では、第1温度センサ120、第2温度センサ126、及び第3温度センサ128からの入力に基づいて、ハロゲンヒータ114、118、116へ出力を行うようになっている。
さらに、加圧ロール104の両端部にはベアリング(図示省略)が設けられており、このベアリングは、V字状のブラケット124の中央部分に取り付けられている。そして、ブラケット124は、筐体106に取り付けられた軸部122を中心として、偏心カム(図示省略)の動作により矢印+R方向又は矢印−R方向に揺動可能に設けられている。これにより、加圧ロール104は、ブラケット124が矢印+R方向に移動することで定着ロール102と接触し、ブラケット124が矢印−R方向に移動することで定着ロール102から離れるようになっている。
次に、外部加熱ロール108のリトラクト機構部140について説明する。
図4に示すように、リトラクト機構部140は、偏心カム142と、偏心カム142を挟むように対向配置された上ブラケット144及び下ブラケット146と、下ブラケット146と対向配置されるフランジ148を有すると共に外部加熱ロール108の軸方向両端部を支持する支持ブラケット150と、下ブラケット146に一端が取り付けられ他端がフランジ148に取り付けられた複数のバネ152とを含んで構成されている。なお、以後の説明では、外部加熱ロール108が定着ロール102に近づく方向を+X方向、外部加熱ロール108が定着ロール102から離れる方向を−X方向と記載する。+X方向、−X方向は、図示の右斜め方向となっている。
偏心カム142は、外部加熱ロール108の軸方向と同じ軸方向とされた回転軸142Aを有しており、制御部20(図1参照)によって駆動されるモータ(図示省略)により、矢印+R方向(図示の時計回り方向)又は矢印−R方向(図示の反時計回り方向)に回転駆動されるようになっている。なお、偏心カム142の回転は、一方向に連続して回転させる連続駆動と、一方向に回転させた後で他方向に逆回転させる切り替え駆動のいずれであってもよい。
上ブラケット144は、外部加熱ロール108の軸方向に見て中央が断面コ字状の凹部144Aとされており、凹部144Aの周縁部から外側(矢印X方向と交差する方向の外側)へ向けて平坦部144Bが形成されている。また、上ブラケット144は、偏心カム142よりも−X方向側に配置されており、凹部144Aの開口側が偏心カム142と対向配置されている。さらに、上ブラケット144は、凹部144Aに回転可能に設けられ偏心カム142の外周面と接触することで回転する上フォロワ143が設けられている。
下ブラケット146は、外部加熱ロール108の軸方向に見て中央が断面コ字状の凹部146Aとされており、凹部146Aの周縁部から外側(矢印X方向と交差する方向の外側)へ向けて平坦部146Bが形成されている。また、下ブラケット146は、偏心カム142よりも+X方向側に配置されており、凹部146Aの開口側が偏心カム142と対向配置されている。さらに、下ブラケット146は、凹部146Aに回転可能に設けられ偏心カム142の外周面と接触することで回転する下フォロワ145が設けられている。
ここで、上ブラケット144及び下ブラケット146は、凹部144Aと凹部146Aとで偏心カム142を挟むようにして、平坦部144Bと平坦部146Bが接触した状態でボルト及びナット(図示省略)で締結されている。そして、偏心カム142の回転中心、上フォロワ143の回転中心、及び下フォロワ145の回転中心が矢印X方向で同一線上となるように配置されている。なお、上ブラケット144及び下ブラケット146は、ガイド部材(図示省略)によって移動方向が+X方向、−X方向のみに規制されている。
一方、支持ブラケット150は、ベアリング(図示省略)が取り付けられており、このベアリングによって外部加熱ロール108が回転可能に支持されている。なお、支持ブラケット150は、外部加熱ロール108の両端で一対設けられているが、ここでは一方のみを図示して説明する。また、支持ブラケット150は、ガイド部材(図示省略)によって移動方向が+X方向、−X方向のみに規制されている。さらに、支持ブラケット150のフランジ148は、支持ブラケット150から外部加熱ロール108の軸方向に突出形成されており、外部加熱ロール108の軸方向に見て断面コ字状となっている。また、フランジ148は、開口側が下ブラケット146に向くように配置されている。なお、バネ152は、矢印X方向を伸縮方向として、下ブラケット146の平坦部146Bに一端が固定され、他端がフランジ148の平坦部148Aに固定されている。
ここで、リトラクト機構部140では、偏心カム142と下フォロワ145とが接触して、上ブラケット144及び下ブラケット146が+X方向に移動するとき、バネ152がフランジ148を+X方向に付勢する。これにより、支持ブラケット150が+X方向に移動して、外部加熱ロール108が定着ロール102の外周面と接触する。一方、偏心カム142と上フォロワ143とが接触して、上ブラケット144及び下ブラケット146が−X方向に移動するとき、バネ152が縮む方向に力が作用し、フランジ148が−X方向に引っ張られる。これにより、支持ブラケット150が−X方向に移動して、外部加熱ロール108が定着ロール102の外周面から離れる(退避する)。即ち、リトラクト機構部140が、定着ロール102への外部加熱ロール108の接触又は非接触状態を切り換えるようになっている。
次に、外部加熱ロール108が定着ロール102に接触する時点の設定について説明する。
図5(A)に示すように、一例として、定着ロール102と加圧ロール104が周速度V1で回転しており、定着ロール102と加圧ロール104が接触する接触部N(ニップ部)に記録用紙Pが移動速度V1で進入するものとする。そして、定着ロール102の外周で記録用紙Pの先端が接触した位置として算出された接触位置をR0とする。このとき、外部加熱ロール108は、リトラクト機構部140(図4参照)によって、定着ロール102の外周面と非接触状態(退避状態)となっている。
続いて、図5(B)に示すように、外部加熱ロール108は、制御部20(図1参照)によってリトラクト機構部140(図4参照)が駆動されることにより、定着ロール102の外周の接触位置R0に接触するようになっている。即ち、接触位置R0は、外部加熱ロール108の接触開始位置となり、外部加熱ロール108は、この接触開始位置(R0)以降の定着ロール102の外周面と接触することになる。
このとき、記録用紙Pにおける移動方向の先端位置から接触部Nまでの距離L1と、定着ロール102の外周における接触位置R0から接触部Nまでの距離L2とは等しくなる(L1=L2)。即ち、外部加熱ロール108は、記録用紙Pの先端が接触部Nに進入した時点から時間t1=L1/V1が経過した時点で定着ロール102の外周に接触するようになっている。なお、記録用紙Pの先端位置が接触部Nに進入する時点は、前述の用紙センサ91から接触部Nまでの距離をL3(図示省略)として、記録用紙Pの先端が用紙センサ91を通過した時点から時間t2=L3/V1が経過した時点として求められる。このように、用紙センサ91によって検知された記録用紙Pの先端位置に対応した定着ロール102の外周の接触位置R0から、外部加熱ロール108が接触するようになっている。
次に、画像形成装置10における中間転写ベルト68と定着ロール102の移動速度の変更設定について説明する。
図6(A)に示すように、画像形成装置10の制御部20(図1参照)では、記録用紙Pの先端部が定着ロール102と加圧ロール104との接触部に進入し、且つ記録用紙Pの後端部が中間転写ベルト68と二次転写ロール71との接触部(二次転写位置QB(図2参照))に進入している状態において、中間転写ベルト68の移動速度と定着ロール102の周速度とが共にV1となるように、中間転写ベルト68及び定着ロール102を駆動する設定となっている。
一方、図6(B)に示すように、画像形成装置10の制御部20(図1参照)では、記録用紙Pの先端部が定着ロール102と加圧ロール104との接触部に進入し、且つ記録用紙Pの後端部が中間転写ベルト68と二次転写ロール71との接触部から離れた状態において、中間転写ベルト68の移動速度をV1のままとしているのに対し、定着ロール102の周速度をV1、V2(<V1)、及びV3(>V1)のいずれか1つとなるように設定変更可能としている。ここで、搬送されている記録用紙Pは、後端部が中間転写ベルト68と二次転写ロール71との接触部から離れているため、中間転写ベルト68の移動速度と定着ロール102の周速度とが異なっていても、撓み、引っ張りによる変形が抑制される。
なお、定着ロール102の周速度の変更は、記録用紙Pの後端が中間転写ベルト68と二次転写ロール71との接触部を抜けたことを用紙センサ91が検知したときに、必要に応じて行われるようになっている。一例として、記録用紙Pの先端が定着ロール102と加圧ロール104との接触部Nに進入した時点から、定着ロール102が3回転目に入るところで、定着ロール102の周速度をV1からV2に減速させる制御が行われる。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図7には、一例として、記録用紙PがA4サイズの記録用紙P1であり、2枚の記録用紙P1上のトナー画像(図示省略)が連続して定着されるときの各記録用紙P1上の定着後トナー画像の光沢度のグラフが模式図で示されている。実線で表示されたグラフG1は、本実施形態の画像形成装置10(図1参照)でトナー画像形成及び定着を行った結果であり、破線で表示されたグラフG2は、後述する比較例の結果である。
図7では、定着ロール102の1回転目をN=1、2回転目をN=2、3回転目をN=3として表している。また、2枚の記録用紙P1の搬送間隔をΔYで表しており、1枚目の記録用紙P1の用紙先端位置をY0、1枚目の記録用紙P1の用紙後端位置をY1、2枚目の記録用紙P1の用紙先端位置をY2、2枚目の記録用紙P1の用紙後端位置をY3で表している。なお、光沢度とは、定着後のトナー画像の光沢度(単位:%)であり、一例として、反射型の光沢度計で測定することで得られる。
まず、比較例の画像形成装置で定着を行ったときの光沢度の変化について説明する。
比較例の画像形成装置(定着装置)は、外部加熱ロール108(図3参照)を常に定着ロール102に接触させて定着を行う構成となっており、接触部Nにおける速度はV1のままで一定となっている。ここで、比較例の画像形成装置(定着装置)では、外部加熱ロール108が定着ロール102に常に接触しているため、定着ロール102単独での加熱に比べて、定着開始時に過剰な熱量供給となり、定着開始時の定着ロール102の温度が設定温度よりも高くなる。このため、記録用紙P1の用紙先端位置Y0における光沢度はK1となる。
続いて、1枚目の記録用紙P1の定着において、定着ロール102が1回転する間では、記録用紙P1によって定着ロール102の熱量が奪われると共に定着ロール102の温度が低下する。ここで、外部加熱ロール108が常に定着ロール102に接触しているため、外部加熱ロール108から定着ロール102へ熱量の補充は行われるが、既に定着開始時に外部加熱ロール108から定着ロール102に熱量が供給され外部加熱ロール108自体の温度が低下しているため、定着ロール102の温度上昇度合いは小さくなる。
続いて、比較例における定着ロール102の2回転目では、1回転目で温度が低下した定着ロール102が記録用紙P1の後端部と接触するため、記録用紙P1の後端部(用紙後端位置Y1含む)の光沢度がK1からK4(<K1)に低下する。なお、1枚目の記録用紙P1と2枚目の記録用紙P1との間では、定着ロール102が記録用紙P1と接触しないため、定着ロール102の熱が記録用紙P1に奪われない。
続いて、比較例における2枚目の記録用紙P1の定着において、用紙先端位置Y2では、定着ロール102の2回転目途中での定着となるため、トナー画像の光沢度はK4となる。そして、定着ロール102の2回転目の間に、1枚目の記録用紙P1の後端部及び2枚目の記録用紙P1の先端部によって定着ロール102の熱量が奪われ、且つ外部加熱ロール108からの熱量の補充も少ないため、定着ロール102の温度が低下し、トナー画像の光沢度がK4からK5(<K4)に低下する。なお、定着ロール102の2回転目の途中において、前述の搬送間隔ΔYにより熱を奪われず高温となった領域が存在するため、光沢度K1からK4への低下に比べると、光沢度K4からK5への低下の度合いは小さくなっている。
続いて、比較例における定着ロールの3回転目では、2回転目で温度が低下した定着ロール102が2枚目の記録用紙P1と接触するため、2枚目の記録用紙P1の後端部まで(用紙後端位置Y3含む)のトナー画像の光沢度は基本的にK5となる。ここで、2枚目の記録用紙P1の途中から後端部までにおいて、搬送間隔ΔYに対応する領域の定着ロール102の外周面が接触した部位は、温度低下していないため、一例として、トナー画像の光沢度がK2(K1>K2>K4)まで上昇することになる。
このように、比較例では、定着ロール102の1回転目から3回転目にかけて、トナー画像の光沢度がK1、K4、K5、K2、K5というように大きく変化するため、トナー画像を目視したときの光沢むらが大きくなる。
次に、本実施形態の画像形成装置10で定着を行ったときの光沢度の変化について説明する。
図7に示すように、本実施形態の画像形成装置10(定着装置100)では、定着開始時に外部加熱ロール108が定着ロール102に接触していないため、比較例に比べて定着開始時の過剰な熱量供給が抑えられ、定着ロール102の温度が予め設定した目標温度に近い値となる。このため、記録用紙P1の用紙先端位置Y0におけるトナー画像の光沢度はK3(一例として、K2<K3<K4)となっている。
続いて、記録用紙P1の定着における定着ロール102の1回転目では、外部加熱ロール108が接触していない領域で定着が行われるので、トナー画像の光沢度はK3に近い値のままとなる。そして、図5(B)に示すように、定着ロール102の1回転目において、記録用紙Pの先端が接触した接触位置R0以降の領域に対して外部加熱ロール108が接触するため、記録用紙Pによって熱量が奪われた定着ロール102の領域に外部加熱ロール108から熱量が補充される。これにより、定着ロール102の温度が、記録用紙Pに熱量が奪われる前の温度まで復帰する。そして、図7に示すように、記録用紙P1における定着ロール102の2回転目に相当する範囲(用紙後端位置Y1含む)では、トナー画像の光沢度がK3に近い値で維持される。
続いて、2枚目の記録用紙P1の定着において、用紙先端位置Y2では、定着ロール102の2回転目途中での定着となるため、トナー画像の光沢度はK3のままとなる。そして、定着ロール102の2回転目の間に、1枚目の記録用紙P1の後端部及び2枚目の記録用紙P1の先端部によって定着ロール102の熱量が奪われており、且つ外部加熱ロール108からの熱量の補充も少ないため、このままでは定着ロール102の温度が低下することになる。
しかし、本実施形態では、制御部20(図1参照)が、用紙センサ91の出力に基づいて、2枚目の記録用紙P1の用紙後端位置Y3が二次転写ロール71(図2参照)を抜けたことを検知した後、定着ロール102の3回転目において、定着ロール102の周速度を変更する。一例として、定着ロール102の3回転目における搬送間隔ΔYに対応する領域を除く領域では、1、2回転目よりも周速度を低下させて速度V2とし、トナー画像に付与する熱量を増加させる。また、定着ロール102の3回転目における搬送間隔ΔYに対応する領域では、1、2回転目よりも周速度を増加させて速度V3とし、トナー画像に過剰な熱量が付与されないようにする。これにより、2枚目の記録用紙P1の後端部(用紙後端位置Y3含む)までのトナー画像の光沢度はK3に近い値に維持される。
このように、本実施形態の画像形成装置10(定着装置100)では、外部加熱ロール108の定着ロール102への接触位置を記録用紙P1の先端位置に合わせたことにより、1枚目の記録用紙Pにおいて、比較例に比べてトナー画像の光沢度の変化が小さくなり、光沢むらが抑制される。また、定着ロール102の速度を変更したことにより、2枚目の記録用紙Pにおいて、比較例に比べてトナー画像の光沢度の変化が小さくなり、光沢むらが抑制される。
一方、図8には、他の例として、記録用紙PがA3サイズの記録用紙P2であり、1枚の記録用紙P2上のトナー画像(図示省略)が定着されるときの記録用紙P2上の定着後トナー画像の光沢度のグラフが模式図で示されている。実線で表示されたグラフG1は、本実施形態の画像形成装置10(図1参照)でトナー画像形成及び定着を行った結果であり、破線で表示されたグラフG2は、比較例の結果である。
図8では、定着ロール102の1回転目をN=1、2回転目をN=2、3回転目をN=3として表している。また、記録用紙P2の用紙先端位置をY0、用紙後端位置をY1で表している。
まず、記録用紙P2において、比較例の画像形成装置で定着を行ったときの光沢度の変化について説明する。
比較例の画像形成装置(定着装置)は、外部加熱ロール108(図3参照)を常に定着ロール102に接触させて定着を行う構成となっており、接触部Nにおける速度はV1のままで一定となっている。ここで、比較例の画像形成装置(定着装置)では、外部加熱ロール108が定着ロール102に常に接触しているため、定着ロール102単独での加熱に比べて、定着開始時に過剰な熱量供給となり、定着開始時の定着ロール102の温度が設定温度よりも高くなる。このため、記録用紙P2の先端部(用紙先端位置Y0を含む)における光沢度はK1となる。
続いて、記録用紙P2の定着において、定着ロール102が1回転する間に記録用紙P2によって定着ロール102の熱量が奪われると共に定着ロール102の温度が低下する。ここで、外部加熱ロール108が常に定着ロール102に接触しているため、外部加熱ロール108から定着ロール102へ熱量の補充は行われるが、既に定着開始時に外部加熱ロール108から定着ロール102に熱量が供給され外部加熱ロール108自体の温度が低下しているため、定着ロール102の温度上昇度合いは小さくなる。
続いて、比較例における定着ロール102の2回転目では、1回転目で温度が低下した定着ロール102が記録用紙P2の中央部と接触するため、記録用紙P2の中央部の光沢度がK1からK4(<K1)に低下する。そして、定着ロール102の2回転目の間に、記録用紙P2の中央部によって定着ロール102の熱量が奪われ、且つ外部加熱ロール108からの熱量の補充も少ないため、定着ロール102の温度が低下し、トナー画像の光沢度がK4からK5(<K4)に低下する。
続いて、定着ロールの3回転目では、2回転目で温度が低下した定着ロール102が記録用紙P2の後端部と接触するため、記録用紙P2の後端部(用紙後端位置Y1含む)のトナー画像の光沢度はK5となる。このように、比較例では、定着ロール102の1回転目から3回転目にかけて、トナー画像の光沢度がK1、K4、K5というように段階的に低下するため、トナー画像を目視したときの光沢むらが大きくなる。
次に、記録用紙P2において、本実施形態の画像形成装置10で定着を行ったときの光沢度の変化について説明する。
図8に示すように、本実施形態の画像形成装置10(定着装置100)では、定着開始時に外部加熱ロール108が定着ロール102に接触していないため、比較例に比べて定着開始時の過剰な熱量供給が抑えられ、定着ロール102の温度が予め設定した目標温度に近い値となる。このため、記録用紙P2の用紙先端位置Y0におけるトナー画像の光沢度はK3(一例として、K2<K3<K4)となっている。
続いて、記録用紙P2の定着における定着ロール102の1回転目では、外部加熱ロール108が接触していない領域で定着が行われるので、トナー画像の光沢度はK3に近い値のままとなる。そして、図5(B)に示すように、定着ロール102の1回転目において、記録用紙Pの先端が接触した接触位置R0以降の領域に対して外部加熱ロール108が接触するため、記録用紙Pによって熱量が奪われた定着ロール102の領域に外部加熱ロール108から熱量が補充される。これにより、定着ロール102の温度が、記録用紙Pに熱量が奪われる前の温度まで復帰する。そして、図8に示すように、記録用紙P2における定着ロール102の2回転目に相当する範囲では、トナー画像の光沢度がK3に近い値で維持される。
続いて、記録用紙P2の定着における定着ロール102の3回転目では、定着ロール102の2回転目の間に、記録用紙P2の中央部によって定着ロール102の熱量が奪われており、且つ外部加熱ロール108からの熱量の補充も少ないため、このままでは定着ロール102の温度が低下することになる。
しかし、本実施形態では、制御部20(図1参照)が、用紙センサ91(図1参照)の出力に基づいて、記録用紙P2の用紙後端位置Y1が二次転写ロール71(図2参照)を抜けたことを検知した後、定着ロール102の3回転目において、定着ロール102の周速度を変更する。一例として、定着ロール102の3回転目では、1、2回転目よりも周速度を低下させて速度V2とし、トナー画像に付与する熱量を増加させる。これにより、記録用紙P2の後端部(用紙後端位置Y1含む)のトナー画像の光沢度はK3に近い値に維持される。
このように、本実施形態の画像形成装置10(定着装置100)では、外部加熱ロール108の定着ロール102への接触位置を記録用紙P2の先端位置に合わせたことにより、記録用紙P2の先端部から中央部において、比較例に比べてトナー画像の光沢度の変化が小さくなり、光沢むらが抑制される。また、定着ロール102の速度を変更したことにより、記録用紙P2の後端部において、比較例に比べてトナー画像の光沢度の変化が小さくなり、光沢むらが抑制される。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
定着ロール102は、電磁誘導方式により加熱される定着ベルトであってもよい。また、記録用紙Pの種類は、A4、A3サイズに限らず他のサイズであってもよい。さらに、定着ロール102の速度変更設定は、使用するトナーの材質や記録用紙Pの厚さが切り換わる時点に応じて変更するようにしてもよい。また、用紙センサ91を定着装置100内部に設けて、記録用紙Pの先端位置を検出するようにしてもよい。
10 画像形成装置
20 制御部(速度変更手段)
50 画像形成ユニット(現像剤像形成手段)
71 二次転写ロール(転写手段)
91 用紙センサ(検知手段)
100 定着装置
102 定着ロール(定着部材)
104 加圧ロール(加圧部材)
108 外部加熱ロール(外部加熱部材)
140 リトラクト機構部(移動手段)

Claims (3)

  1. 回転しながら記録媒体上の現像剤像を加熱して定着させる定着部材と、
    前記定着部材とで記録媒体を挟んで加圧する加圧部材と、
    前記定着部材の外周面への接触及び該外周面からの退避が可能とされ前記定着部材の外周面に接触して前記定着部材を加熱する外部加熱部材と、
    前記定着部材の外周面と記録媒体の先端との接触位置を算出し、当該算出した位置から前記定着部材の外周面に前記外部加熱部材が接触するように前記外部加熱部材を移動する移動手段と、
    を有する定着装置。
  2. 回転しながら記録媒体上の現像剤像を加熱して定着させる定着部材と、
    前記定着部材とで記録媒体を挟んで加圧する加圧部材と、
    前記定着部材の外周面への接触及び該外周面からの退避が可能とされ前記定着部材の外周面に接触して前記定着部材を加熱する外部加熱部材と、
    記録媒体の搬送経路に設けられ記録媒体を検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知結果に応じて求められる記録媒体の先端位置に対応した位置から前記定着部材の外周面に前記外部加熱部材が接触するように前記外部加熱部材を移動する移動手段と、
    を有する定着装置。
  3. 現像剤像を形成する現像剤像形成手段と、
    前記現像剤像形成手段で形成された現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、
    前記転写手段で転写された現像剤像を記録媒体上に定着する請求項2に記載の定着装置と、
    前記検知手段で検知された後に記録媒体の速度を変更する速度変更手段と、
    を有し、
    前記検知手段が、記録媒体の後端が前記転写手段を抜けたことを検知する画像形成装置。
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