JP2012008254A - 撮影装置及びマイクロスコープ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で且つ操作性に優れ、部分的に深度が異なる被写体に対して鮮明な合成画像を得ることができる撮影装置及びマイクロスコープを提供する。
【解決手段】本発明の撮影装置2において、オートフォーカス部65は画像センサにおけるコントラストの高域成分領域を探知してフォーカスレンズホルダを光軸方向に移動させ、取り込み領域選択部75はフォーカスレンズが移動したときの各位置におけるコントラストの高域成分領域を取り込むべき領域として選択する。取り込み画像記録部77は選択された領域の画像情報を記録し、合成画像記録部79は取り込み画像記録部77で記録された画像情報を合成して記録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、フォーカスレンズ及び光学ズームレンズを有する撮影装置及びマイクロスコープに関する。
特許文献1には、所定の光学ズーム倍率に設定した後、手動によりレバー操作をしてフォーカスレンズホルダを光軸方向に動かして合焦点画像を得ると共にプローブ(探針)により凹凸のある被写体の各位置における深度を測定し、各合焦点位置にある画像を取り込んで、異なる深度毎に各取り込んだ画像を合成するマイクロスコープが開示されている。
特開2007−170862号公報
しかし、特許文献1に開示のマイクロスコープによれば、手動のレバー操作により合焦点を得ると共にプローブにより深度を測定するものであるから、手動によるレバー操作を必要とするので操作性に劣るという問題があった。
また、プローブにより被写体の各部位における深度を測定する必要があるので、構成が複雑になると共に機械精度が要求されるという問題があった。
そこで、本発明は、簡単な構成で且つ操作性に優れ、部分的に深度が異なる被写体に対して鮮明な合成画像を得ることができる撮影装置及びマイクロスコープの提供を目的とする。
請求項1に記載の発明は、フォーカスレンズを保持するフォーカスレンズホルダと、光学ズームレンズを保持するズームレンズホルダと、レンズの結像側に設けた画像センサと、フォーカスレンズホルダを画像センサにおける合焦点位置へ移動するオートフォーカス部と、画像センサから得た画像を合成する画像合成部とを備え、画像合成部は、光学ズームレンズを所定倍率の位置に移動したときに画像センサにおいて取り込むべき所定の領域を選択する取り込み領域選択部と、選択された領域の画像情報を記録する取り込み画像記録部と、取り込み画像記録部で記録された画像情報を合成して記録する合成画像記録部とを有し、オートフォーカス部は画像センサにおけるコントラストの高域成分領域を探知してフォーカスレンズホルダを光軸方向に移動させ、取り込み領域選択部はフォーカスレンズが移動したときの各位置におけるコントラストの高域成分領域を取り込むべき領域として選択することを特徴とする撮影装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、画像合成部は、光学ズームレンズの移動による設定倍率に応じて、フォーカスレンズが合焦点位置へ移動したときの移動量に対応する深度情報を記録した深度情報部を有し、画像合成部は深度情報に基づいて合成画像の明度を補正することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の撮影装置を本体内に収納したマイクロスコープであって、撮影装置は画像センサを設けた基板に固定したレンズ駆動装置を備え、レンズ駆動装置は、フォーカスレンズホルダと、ズームレンズホルダと、フォーカスレンズホルダに係合し且つフォーカスレンズの光軸方向に沿って設けた駆動軸と、ズームレンズホルダに係合し且つズームレンズの光軸方向に沿って設けた駆動軸と、各駆動軸の一端に固定した圧電素子とを筐体内に収納しており、圧電素子に電流を流すことにより駆動軸をその軸線方向に振動させて、駆動軸に係合しているホルダを光軸方向に移動することを特徴とするマイクロスコープである。
請求項1に記載の発明によれば、フォーカスレンズホルダが複数の合焦点位置へ移動したときの各位置において、画像センサにおけるコントラストの高域成分領域を各々取り込んで合成しているので、深度が異なる部分を有する場合でも各部が鮮明な合成画像を得ることができる。
フォーカスレンズホルダが移動したときの各位置において、画像センサにおけるコントラストの高域成分領域を画像取り込み領域として選択しているので、従来技術のように手動によるフォーカスレンズホルダの移動が不要であるから、操作性が良い。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様な作用効果を奏すると共に、従来技術のプローブを用いることなく、異なる深度に対する画像の補正ができるので、プローブ及びプローブの操作が不要であると共に簡易な構成で立体感のある画像を合成することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏すると共に、撮影装置はレンズ駆動装置と画像センサとを一体にしたものをユニットとしてあり、この撮影装置のユニットを本体内に組み付けるだけであるから、製造が容易なマイクロスコープを提供することができる。
本発明の実施の形態に係るマイクロスコープの構成を示すブロック図である。 本実施の形態にマイクロスコープに搭載された撮影装置を図4のB−B位置で切断して示す断面である。 本実施の形態に係る撮影装置を図2に示すB−B位置で切断して示す断面図である。 本実施の形態にかかる撮影装置を前側から見た正面図である。 本実施の形態にかかる撮影装置において、被写体と画像取り込み領域との関係を示す図である。 画像センサにおける画像取り込み領域をマトリックスで示す図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係るマイクロスコープ10は、ハンディタイプのマイクロスコープであり、手で保持して先端部10aを被写体に近づけることにより被写体の拡大画像を得るものである。このマイクロスコープ10は、パソコン(パーソナルコンピュータ)の表示装置(図示せず)に接続されており画面に撮影した合成画像を表示するようになっている。
マイクロスコープ10は、本体内に収納した撮影装置2と、本体に設けた操作部6とが設けてある。操作部6には、ズームアップボタン6a、ズームダウンボタン6b、フォーカスレンズ前進ボタン6c、フォーカスレンズ後退ボタン6d、LED照度アップボタン6e、LED照度ダウンボタン6f、スチール映像ボタン6g、動画画像ボタン6hが設けてあり、それぞれのボタンの入力により、各機能が作動する。
図2に示すように、撮影装置2は、レンズ駆動装置1と、基板4に設けた画像センサ11とを備えており、レンズ駆動装置1は基板4に固定されている。
レンズ駆動装置1は、筐体13内に、ズームレンズホルダ3、フォーカスレンズホルダ5と、ズームレンズホルダ3を駆動するズームレンズホルダ駆動手段7と、フォーカスレンズホルダ5を駆動するフォーカスレンズホルダ駆動手段9とを備えている。このレンズ駆動装置1は画像センサ11が設けてある基板4に装着されている。更に、図3に示すように、筐体13内には、ズームレンズホルダ3の位置を検知するズームレンズ位置検出手段43と、フォーカスレンズホルダ5の位置を検知するフォーカスレンズ位置検出手段45とが設けてある。
画像センサ11は、本実施の形態では、CCD(Charge Coupled Device)であるが、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や他のセンサであっても良い。
図2に示すように、ズームレンズホルダ3は、光学ズームレンズ14を保持しており、フォーカスレンズホルダ5は、フォーカスレンズ16を保持しており、光学ズームレンズ14とフォーカスレンズ16とは光軸を同一にしてあり、光軸上には結象位置に画像センサ11が設けてある。更に、筐体13には被写体側レンズ18と結像側レンズ20とがズームレンズ14とフォーカスレンズ16と光軸を一致して設けてある。
ズームレンズ駆動手段7とフォーカスレンズ駆動手段9とは略同じ構成であるから、ズームレンズ駆動手段7を説明してフォーカスレンズ駆動手段9には同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することによりその部分の説明を省略する。
ズームレンズ駆動手段7(フォーカスレンズ駆動手段9)は、振動部材17と、光軸方向に配置した駆動軸21(22)とから構成されており、駆動軸21(22)の基端21a(22a)は振動部材17に固定されている。駆動軸21(22)の先端部21b(22b)は、駆動軸21(22)を摺動自在に保持する軸受け部材12により、筺体13に保持されている。軸受け部材12は、弾性変形可能な部材でできており、本実施の形態では、シリコンゴム製である。尚、駆動軸21(22)の基端21a側にも駆動軸21(22)を摺動自在に保持する軸受け部材12が筐体13に取付けられている。
振動部材17は、圧電素子23と、圧電素子23の表面に接着固定された弾性を有する振動子19とから構成されており、振動子19の表面には、駆動軸21の基端21aが接着固定されている。
振動部材17は、駆動軸21(22)のみに固定してあり、筺体13の壁との間には隙間を空けて配置されている。
一方、図2及び図3に示すように、ズームレンズホルダ3(フォーカスレンズホルダ5)の一端部には駆動軸21(22)と圧接する圧接部31が設けてあり、図3に示すように、圧接部31は、スプリング32により駆動軸21(22)の側面に圧接されている。
ズームレンズホルダ3の他端部は、フォーカスレンズホルダ5の駆動軸22との係合部33が設けてあり、係合部33はフォーカスレンズホルダ5の駆動軸22に係合して支持されており、ズームレンズホルダ3の移動を案内している。係合部33は横断面がズームレンズホルダ3の中心側を底とする略U字であり、U字内にフォーカスレンズホルダ5の駆動軸22が挿通されている。
フォーカスレンズホルダ5の他端部は、ズームレンズホルダ3の駆動軸21との係合部33が設けられてあり、係合部33はズームレンズホルダ3の駆動軸21に係合して支持されており、フォーカスレンズホルダ5の移動を案内している。係合部33は横断面がフォーカスレンホルダ5の中心側を底とする略U字形状であり、U字内にズームレンズホルダ3の駆動軸21が挿入されている。
フォーカスレンズホルダ5の構成はズームレンズホルダ3と略同じ構成であり、フォーカスレンズホルダ5の駆動軸22はズームレンズホルダ3の駆動軸21と同様に基端を振動部材17に取付けてある。
次に、図3に示すズームレンズホルダ3の位置を検知するズームレンズ位置検出手段43と、フォーカスレンズホルダ5の位置を検知するフォーカスレンズ位置検出手段45とについて説明する。ズームレンズ位置検出手段43とフォーカスレンズ位置検出手段45とは同じ構成であり、各々、レンズの光軸方向に沿って異なる磁極(S極とN極)を交互に配置した磁極部材57と、磁界強度を検知するMRセンサ59とから構成されている。磁極部材57は駆動軸21、22に沿って筺体13の内面に固定されており、MRセンサ59は各ホルダ3、5に固定されており、磁極部材57に対面した状態で各ホルダ3、5と共に移動して、各ホルダの基準位置(又は初期位置)からの移動量及び移動方向を検知可能になっている。
筺体13は、図4に示すように、光軸方向の前側から見て前側壁15が正方形を成しており、全体として直方体である。図2に示すように、筐体13には、前側から見て正方形の中央部に、被写体側レンズ18、ズームレンズ14、フォーカスレンズ16及び結像側レンズ20が光軸を同じにして位置している。図3に示すように、ズームレンズ14及びフォーカスレンズ16を挟む両側には、ズームレンズホルダ駆動手段7とフォーカスレンズホルダ駆動手段9とが配置してある。
図3に示すように、駆動軸21、22は前側から見た正方形の対角線E上に位置しており、この対角線Eと直交する対角線F上にはズームレンズ位置検出手段43とフォーカスレンズ位置検出手段45とが設けてある。
図2及び図4に示すように、筐体13の前側壁15には、正方形の中央部に被写体側レンズ18を保持する被写体側レンズ保持開口25が形成されている。対角線E上において、被写体側レンズ保持開口25を挟む位置には駆動軸21及び22が位置しており、各駆動軸21、22の軸受け部材12を嵌合する嵌合凹部27が形成されている。
次に、レンズ駆動装置1の制御部61及び画像合成部71の構成を説明する。図1に示すように、制御部61には、倍率設定部63、オートフォーカス部65、深度情報部67が設けてあり、倍率設定部63は、ズームアップボタン6a又はズームダウンボタン6bの操作によりズームレンズホルダ3を所定の倍率位置へ移動させる。
オートフォーカス部65はズームレンズホルダ3が所定の倍率位置へ移動させた後、フォーカスレンズホルダ5を合焦点位置へ移動させる。オートフォーカス部65は、図6に示すように、画像センサ11の平面における中心部eがコントラストの高域成分領域となるように、フォーカスレンズホルダ5を移動させる。この場合、オートフォーカス部65は、画像センサ11の中心部eの現在のコントラストを過去のコントラストと比較してコントラストが最も高い位置を合焦点位置と判断してその位置へフォーカスレンズホルダを移動させる。
深度情報部67は、ズームレンズホルダ3の移動により設定した倍率におけるフォーカスレンズの移動量と被写体の深度との相関関係を記録してある。例えば、ズームレンズによる設定倍率が3倍の場合にはフォーカスレンズホルダが50μm移動した場合には被写体の深度が1mmというような一定の関係を記録してある。
画像合成部71には、図5及び図6に示すように、画像センサ11の所定のマトリックス領域で合焦点領域(コントラストの高域成分領域)を検出する合焦点検出部73と、検出した合焦点領域を画像取り込み領域として選択する取り込み領域選択部75と、各合焦点領域の画像を取り込んで記録する取り込み画像記録部77と、取り込み画像記録部77で取り込んだ画像を合成して記録する合成画像記録部79とを備えている。合成画像記録部79では、各合焦点画像を合わせて1つの画像にする。
尚、本実施の形態では、深度演算部81と明度補正部83とを備えている。深度演算部81では、深度情報部67から得た所定倍率時におけるフォーカスレンズホルダ5の移動量に基づいて深度を演算し、所定の合焦点位置から次の合焦点位置へのフォーカスレンズホルダ5の移動量から、2つの合焦点位置の深さ(距離)を演算する。そして、明度補正部83では、2つの合焦点位置の深さに応じて合成画像における対応箇所の明度をかえる。例えば、深い位置では明度を暗くし、浅い位置では明度を明るくする。
次に、第1実施の形態の作用及び効果について説明する。図3に示すように、本実施の形態では、ズームレンズホルダ3を移動して倍率を変え、フォーカスレンズホルダ5を移動して焦点をあわせるものである。
ズームレンズホルダ3を、望遠側(被写体側)に移動する場合には、振動部材17に所定パルスの電流を供給して、圧電素子23の伸縮と振動子19の弾性変形及び弾性復帰により振動部材17を駆動軸21の軸線方向に振動させる。
これにより、まず、振動子19が弾性変形により前側に振れる。すると、駆動軸21は、前側に向けて移動し、ズームレンズホルダ3は圧接部51で駆動軸21との摩擦力があるので前側に移動する。その後、振動子19が弾性変形した反力により急激に元の位置に戻ると共に圧電素子23が縮む(或いは元に戻る)ことで、駆動軸21も元の位置に戻るが、ズームレンズホルダ3は慣性のため、移動した位置にとどまる。このような振動部材17の伸縮を繰り返して、ズームレンズホルダ3は駆動軸21に沿って前進する。
尚、振動部材17に供給する電流の向きや、パルス波形、パルスのデューティ比を変えることにより、振動子19の変形を前進とは逆にして、ズームレンズホルダ3は駆動軸21に沿って後退することができる。
また、フォーカスレンズホルダ5の駆動もズームレンズホルダ3と同様に振動部材17に所定パルスの電流を供給することにより、フォーカスレンズホルダ5をその駆動軸22に沿って前進又は後退させる。
次に、画像合成について説明する。ズーム倍率設定ボタン6a、6bの操作によりズーム倍率を設定すると、内蔵されているオートフォーカス部65の作動により、画像センサ11の中心部eの合焦点位置へフォーカスレンズホルダ5が移動する。次に、中心部eの合焦点位置から深度の深い側へフォーカスレンズホルダ5が移動して、合焦点検出部73が例えば、図5及び図6に示すA部の合焦点を探知すると、取り込み領域選択部75がA部領域を指定して取り込み画像の領域を指定し、取り込み画像記録部が選択された領域の画像を取り込んで記録する。同様に、B部、C部の各部における画像を取り込む。
尚、フォーカスレンズホルダ5は、中心部eの合焦点位置から深度の浅い側へも移動して、上述した合焦点領域を探索し、合焦点領域毎に画像を取り込む。
そして、一連の画像取り込みと記録が終了した後、合成画像記録部79では各領域A、B、C毎の画像を結合して合成する。
更に、本実施の形態では、深度演算部81により各領域A、B、Cの深度を演算し、明度補正部で深度に応じた明度を合成画像に付与して、合成画像を補正する。例えば、図5に示す領域Fでは、傾斜にしたがって画像の明度を深い側ほど暗くする。
本実施の形態によれば、フォーカスレンズホルダ5を複数の合焦点位置へ移動したときの各位置において、画像センサ11におけるコントラストの高域成分領域(合焦点領域)を各々取り込んで合成しているので、深度が異なる場合でも各部が鮮明な合成画像を得ることができる。
合焦点検出部73によりフォーカスレンズホルダ5を移動したときの各合焦点位置において、取り込み領域選択部75が画像センサ11におけるコントラストの高域成分領域を画像取り込み領域A、B、Cとして選択しているので、従来技術のようにレバー操作によるフォーカスレンズの移動が不要であるから、操作性が良い。
本実施の形態では、従来技術のようなプローブを用いることなく、深度演算部81及び深度情報部67により、各倍率における被写体の深度に対する画像の補正ができるので、プローブの操作が不要であると共に簡易な構成で立体感のある画像を合成することができる。
更に、本実施の形態によれば、レンズ駆動装置1と画像センサ11とを一体にしたものを組み付けるだけであるから、製造が容易なマイクロスコープ10を提供することができる。
本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、ズームレンズホルダ3及びフォーカスレンズホルダ5の駆動は、圧電素子の振動によることに限らず、マグネットの磁界を交差するコイルに通電することにより、各ホルダ3、5を駆動するものであってもよい。
また、本発明にかかる撮影装置2は、マイクロスコープに限らず、光学ズーム機能を有するカメラであってもよい。
1 レンズ駆動装置
3 ズームレンズホルダ
5 フォーカスレンズホルダ
11 画像センサ
63 倍率設定部
67 深度情報部
71 画像合成部
73 合焦点検出部
75 取り込み領域選択部
77 取り込み画像記録部
79 合成画像記録部
83 明度補正部

Claims (3)

  1. フォーカスレンズを保持するフォーカスレンズホルダと、光学ズームレンズを保持するズームレンズホルダと、レンズの結像側に設けた画像センサと、フォーカスレンズホルダを画像センサにおける合焦点位置へ移動するオートフォーカス部と、画像センサから得た画像を合成する画像合成部とを備え、
    画像合成部は、光学ズームレンズを所定倍率の位置に移動したときに画像センサにおいて取り込むべき所定の領域を選択する取り込み領域選択部と、選択された領域の画像情報を記録する取り込み画像記録部と、取り込み画像記録部で記録された画像情報を合成して記録する合成画像記録部とを有し、オートフォーカス部は画像センサにおけるコントラストの高域成分領域を探知してフォーカスレンズホルダを光軸方向に移動させ、取り込み領域選択部はフォーカスレンズが移動したときの各位置におけるコントラストの高域成分領域を取り込むべき領域として選択することを特徴とする撮影装置。
  2. 画像合成部は、光学ズームレンズの移動による設定倍率に応じて、フォーカスレンズが合焦点位置へ移動したときの移動量に対応する深度情報を記録した深度情報部を有し、画像合成部は深度情報に基づいて合成画像の明度を補正することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 請求項1に記載の撮影装置を本体内に収納したマイクロスコープであって、撮影装置は画像センサを設けた基板に固定したレンズ駆動装置を備え、レンズ駆動装置は、フォーカスレンズホルダと、ズームレンズホルダと、フォーカスレンズホルダに係合し且つフォーカスレンズの光軸方向に沿って設けた駆動軸と、ズームレンズホルダに係合し且つズームレンズの光軸方向に沿って設けた駆動軸と、各駆動軸の一端に固定した圧電素子とを筐体内に収納しており、圧電素子に電流を流すことにより駆動軸をその軸線方向に振動させて、駆動軸に係合しているホルダを光軸方向に移動することを特徴とするマイクロスコープ。
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